JP2017218312A - 枚葉紙持ち上げ装置 - Google Patents

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【課題】積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙をその下の枚葉紙から確実に分離させて持ち上げることができ、しかもコンパクトな構成でコストを低減することができる枚葉紙持ち上げ装置を提供する。【解決手段】枚葉紙持ち上げ装置10、10aは、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を吸着するための吸着部(例えば、吸着パッド14)と、上層の枚葉紙との間に負圧を生じさせることによって上層の枚葉紙を吸引する非接触吸引部(例えば、非接触吸引パッド16)とを備えており、吸着部および非接触吸引部は互いに隣り合う位置に配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を持ち上げる枚葉紙持ち上げ装置に関する。
積層状態で堆積される複数の枚葉紙から上層の枚葉紙を分離させる装置として、従来から様々なタイプのものが用いられている。ここで、積層状態で堆積される複数の枚葉紙から上層の枚葉紙を分離させるにあたり、上層の枚葉紙が静電気等によって重なった状態で複数の枚葉紙がまとめて分離されてしまうことを防止するために、従来から様々な工夫がなされている。具体的には、枚葉紙の側端縁の上部に空気を噴射することにより負圧を発生させる吸着具を設けることにより上層の枚葉紙のみを持ち上げる方法や、上層の枚葉紙の側端縁とその下の枚葉紙の側端縁との間に空気を噴射することにより上層の枚葉紙の全面を上向きに持ち上げる方法等が従来から知られている。また、特許文献1には、昇降可能なテーブル上に積層状態で堆積された枚葉紙の上方に、下面に空気を吸引する小穴を設けた箱体からなる吸着機を設け、この箱状の吸着機から空気を下向きに噴出することによって上層の枚葉紙を持ち上げ、この持ち上げられた上層の枚葉紙を箱状の吸着機によって吸着する方法が開示されている。
特開2000−062979号公報
特許文献1に開示されるような従来の枚葉紙持ち上げ装置では、枚葉紙の上面全体を覆う吸着機や空気噴射装置等の設備が必要となり、枚葉紙持ち上げ装置の設備が大型化したり高コスト化したりするという問題があった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙をその下の枚葉紙から確実に分離させて持ち上げることができ、しかもコンパクトな構成でコストを低減することができる枚葉紙持ち上げ装置を提供することを目的とする。
本発明の枚葉紙持ち上げ装置は、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を持ち上げる枚葉紙持ち上げ装置であって、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を吸着するための吸着部と、積層状態で堆積される複数の枚葉紙に対して進退可能となっており、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部に設けられ、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の上面に沿って気体を噴出することにより、上層の枚葉紙との間に負圧を生じさせることによって上層の枚葉紙を吸引する非接触吸引部と、を備え、前記吸着部および前記非接触吸引部は互いに隣り合う位置に配置されていることを特徴とする。
このような枚葉紙持ち上げ装置によれば、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を吸着するための吸着部および上層の枚葉紙との間に負圧を生じさせることによって上層の枚葉紙を吸引する非接触吸引部が互いに隣り合う位置に配置されているため、非接触吸引部によって上層の枚葉紙のある箇所を吸引することによりこの上層の枚葉紙の当該箇所をその下の枚葉紙から浮かせることができ、このことにより積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙をその下の枚葉紙から分離させることができる。また、非接触吸引部によって吸引された上層の枚葉紙のある箇所を吸着部によって吸着することによりこの上層の枚葉紙を確実に持ち上げることができるようになる。また、枚葉紙の上面全体を覆う吸着機や空気噴射装置等の設備が設けられていないためコンパクトな構成でコストを低減することができる。
本発明の枚葉紙持ち上げ装置においては、前記吸着部の下端の高さレベルと前記非接触吸引部の下端の高さレベルとが略同一となるよう前記吸着部および前記非接触吸引部が前記支持部により支持されていてもよい。
本発明の枚葉紙持ち上げ装置は、前記支持部を移動させる駆動部と、前記吸着部から気体を吸引する気体吸引部と、前記非接触吸引部に気体を供給する気体供給部と、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙に前記支持部を接近させた後に、まず前記非接触吸引部により上層の枚葉紙を吸引し、その後に前記吸着部により上層の枚葉紙を吸着するよう前記駆動部、前記気体吸引部および前記気体供給部を制御する制御部と、を更に備えていてもよい。
本発明の枚葉紙持ち上げ装置においては、前記制御部は、前記吸着部により上層の枚葉紙を吸着した後に、前記非接触吸引部による上層の枚葉紙の吸引を解除し、その後に積層状態で堆積された複数の枚葉紙から前記支持部を離間させるよう前記駆動部、前記気体吸引部および前記気体供給部を制御するようになっていてもよい。
本発明の枚葉紙持ち上げ装置においては、前記吸着部および前記非接触吸引部の組合せ体が4つ設けられており、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の四隅が前記組合せ体により持ち上げられるような位置で前記吸着部および前記非接触吸引部が前記支持部により支持されるようになっていてもよい。
あるいは、前記吸着部および前記非接触吸引部の組合せ体が2つ設けられており、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の両端部が前記組合せ体により持ち上げられるような位置で前記吸着部および前記非接触吸引部が前記支持部により支持されるようになっていてもよい。
本発明の枚葉紙持ち上げ装置によれば、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙をその下の枚葉紙から確実に分離させて持ち上げることができ、しかもコンパクトな構成でコストを低減することができる。
本発明の実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置の構成を概略的に示す斜視図である。 図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により持ち上げられた枚葉紙が薄板状製品の間に挟まれたときの状態を示す側面図である。 図1に示す枚葉紙持ち上げ装置の支持部、吸着パッドおよび非接触吸引パッドの構成を示す斜視図である。 図3に示す支持部、吸着パッドおよび非接触吸引パッドを右側から左向きに見たときの構成を示す側面図である。 図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により枚葉紙を持ち上げる動作を示す側面図である。 図5に示す状態から引き続く、図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により枚葉紙を持ち上げる動作を示す側面図である。 図6に示す状態から引き続く、図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により枚葉紙を持ち上げる動作を示す側面図である。 図7に示す状態から引き続く、図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により枚葉紙を持ち上げる動作を示す側面図である。 図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により枚葉紙を持ち上げる動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により枚葉紙を持ち上げる動作の変形例を示すフローチャートである。 変形例に係る枚葉紙持ち上げ装置の支持部、吸着パッドおよび非接触吸引パッドの構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図11は、本実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置を示す図である。このうち、図1は、本実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により持ち上げられた枚葉紙が薄板状製品の間に挟まれたときの状態を示す側面図である。また、図3は、図1に示す枚葉紙持ち上げ装置の支持部、吸着パッドおよび非接触吸引パッドの構成を示す斜視図であり、図4は、図3に示す支持部、吸着パッドおよび非接触吸引パッドを右側から左向きに見たときの構成を示す側面図であり、図5は、図4に示す非接触吸引パッドの内部構成を示す縦断面図である。また、図5乃至図8は、図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により枚葉紙を持ち上げる動作を順に示す側面図であり、図9は、図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により枚葉紙を持ち上げる動作の一例を示すフローチャートである。なお、図10は、図1に示す枚葉紙持ち上げ装置により枚葉紙を持ち上げる動作の変形例を示すフローチャートである。また、図11は、変形例に係る枚葉紙持ち上げ装置の支持部、吸着パッドおよび非接触吸引パッドの構成を示す斜視図である。なお、図1乃至図11において、本実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置により持ち上げられるべき枚葉紙を参照符合W、W´で示しており、また、梱包されるべき薄板状製品を参照符合Mで示している。
本実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置10は、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を持ち上げるものである。図1乃至図5に示すように、本実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置10は、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を吸着するための4つの吸着パッド14と、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を吸引するための4つの非接触吸引パッド16と、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体を保持する4つの保持部13と、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙に対して進退可能となっており、4つの保持部13を支持する支持部12と、支持部12を移動させる駆動部としてのロボット30とを備えている。
また、本実施の形態では、枚葉紙持ち上げ装置10により第1載置台94から持ち上げられた枚葉紙は第2載置台96に送られるようになっている。より詳細には、第2載置台96には、複数の薄板状製品が積層状態で載置される薄板状製品載置板97、および薄板状製品収容箱98がそれぞれ載置されている。そして、枚葉紙持ち上げ装置10は、第1載置台94から持ち上げた枚葉紙を第2載置台96の薄板状製品収容箱98の内部に送るとともに、薄板状製品載置板97から持ち上げた薄板状製品を薄板状製品収容箱98の内部に送るようになっている。また、枚葉紙持ち上げ装置10により薄板状製品載置板97から持ち上げられた薄板状製品と、枚葉紙持ち上げ装置10により第1載置台94から第2載置台96に送られた枚葉紙とが薄板状製品収容箱98の内部で交互に重ね合わせられるようになっている。このことにより、図2に示すように、薄板状製品の間に枚葉紙が挟まれるようになるため、ある薄板状製品が別の薄板状製品と接触してしまうことを防止することができるようになる。そして、薄板状製品収容箱98の内部で所定の数の薄板状製品および枚葉紙が交互に重ね合わせられた状態で載置された後、この薄板状製品収容箱98の上部開口が蓋部材99により閉じられることにより、複数の薄板状製品が積層状態で薄板状製品収容箱98に梱包された状態で出荷されるようになる。
このような枚葉紙持ち上げ装置10の各構成部材の詳細について以下に説明する。
図3等に示すように、支持部12は、2本の棒状部材12aと、これらの棒状部材12aを連結する1本の棒状部材12bとを有しており、これらの棒状部材12a、12bは上側から下向きに見て「H」の字の形となるよう配置されている。また、2本の棒状部材12aの各々の両端部の下面には保持部13が取り付けられている。すなわち、支持部12により合計で4つの保持部13が支持されるようになっている。各保持部13は、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体を保持するようになっている。ここで、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体が各保持部13によって保持されることにより、吸着パッド14および非接触吸引パッド16は互いに隣り合う位置に配置されるようになる。また、図4に示すように、保持部13により保持される吸着パッド14の下端の高さレベルが、保持部13により保持される非接触吸引パッド16の下端の高さレベルと略同一となっている。なお、図4に示すように、棒状部材12bの延びる方向(すなわち、図3における奥行き方向)において吸着パッド14が非接触吸引パッド16よりも外側に位置するようになっている。なぜならば、枚葉紙の有効部分であるデリケートな紙部分や製品の領域を非接触吸引パッド16でハンドリングすることができるからである。なお、枚葉紙の種類によっては、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の配置を入れ替えてもよい。例えば、図2に示すような例において、薄板状製品を吸着パッド14でハンドリングしても問題ない場合は、薄板状製品の面積は枚葉紙の面積よりも小さいため、吸着パッド14を内側にして非接触吸引パッド16を外側にしてもよい。この場合、枚葉紙は吸着パッド14および非接触吸引パッド16の両方でハンドリングし、薄板状製品は吸着パッド14でハンドリングすることができるため、横ずれ等のトラブルが生じることなく枚葉紙や薄板状製品を確実に保持できる上、1つの支持部12で効率的に薄板状製品の梱包を行うことができる。一方、薄板状製品を非接触吸引パッド16でハンドリングする必要がある場合は、図4に示すように吸着パッド14を非接触吸引パッド16よりも外側に位置させることが好ましい。このことにより、枚葉紙は吸着パッド14および非接触吸引パッド16の両方でハンドリングし、薄板状製品は非接触吸引パッド16でハンドリングすることができるため、1つの支持部12で効率的に薄板状製品の梱包を行うことができるようになる。
吸着パッド14は、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を吸着するようになっている。より詳細には、図3および図4に示すように、吸着パッド14には空気吸引管22を介して空気吸引部20が接続されており、空気吸引部20が空気吸引管22から空気の吸引を行うことにより吸着パッド14は周囲の空気を吸引するようになっている。このことにより、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の中央箇所が吸着パッド14により吸着される。
非接触吸引パッド16は、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の上面に沿って空気を噴出することにより上層の枚葉紙と非接触吸引パッド16との間に負圧を生じさせることによって上層の枚葉紙を吸引するようになっている。より詳細には、図3および図4に示すように、非接触吸引パッド16には空気供給管26を介して空気供給部24が接続されており、空気供給部24が空気供給管26に空気を供給することにより非接触吸引パッド16に空気が送られるようになっている。このような非接触吸引パッド16の内部構成について説明する。非接触吸引パッド16の内部には空気の通路が形成されており、また、非接触吸引パッド16の底部には空気噴出口が形成されている。そして、空気供給部24が空気供給管26に空気を供給することにより当該空気供給管26から非接触吸引パッド16に空気が送られると、この空気は非接触吸引パッド16の内部に形成されている通路を下向きに通って空気噴出口から横向きに噴出されるようになっている。このようにして、非接触吸引パッド16の底部に設けられた空気噴出口から空気が横向きに噴出されると、上層の枚葉紙と非接触吸引パッド16の底面との間の空間に負圧が生じるようになり、このことによって上層の枚葉紙が非接触吸引パッド16により吸引されるようになる。このような非接触吸引パッド16の原理はベルヌーイ効果として知られており、例えば実開平02−056590号公報に開示されるベルヌーイチャック、独国実用新案第202006016833U1号明細書に開示されるベルヌーイ真空グリッパー等の原理を適用することができる。
なお、本実施の形態では、吸着パッド14は枚葉紙を直接吸着するのに対し、非接触吸引パッド16は枚葉紙との間の空間に生じる負圧によって枚葉紙を吸引するようになっているため、非接触吸引パッド16により枚葉紙が吸引される力は比較的弱いのに対し、吸着パッド14により枚葉紙が吸着される力は比較的大きくなっている。このため、非接触吸引パッド16は上層の枚葉紙のみをその下の枚葉紙から分離して吸引することができるという利点があるものの、非接触吸引パッド16のみでは上層の枚葉紙を持ち上げることができない場合があるという欠点がある。また、非接触吸引パッド16は空気噴出口から空気を横向きに噴出するため、非接触吸引パッド16により吸引される枚葉紙の水平方向の位置がずれてしまう場合がある。これに対し、吸着パッド14により枚葉紙が吸着される力は比較的大きいため、当該吸着パッド14により吸着される枚葉紙の水平方向の位置がずれてしまうことを抑制することができるようになる。しかしながら、吸着パッド14を単独で用いた場合には、当該吸着パッド14により枚葉紙が吸着される力が比較的大きいため、上層の枚葉紙とその下の枚葉紙が重なった状態でまとめて持ち上げられてしまうおそれがある。そこで、非接触吸引パッド16および吸着パッド14を互いに隣り合う位置に配置したうえで吸着時間を制御することにより、上記の問題点を解決することができるようになる。
ロボット30は、支持部12を移動させる駆動部として用いられるようになっている。より詳細には、ロボット30は複数の関節が設けられたアーム32を有しており、当該アーム32の先端に支持部12の棒状部材12bの中央部分が取り付けられている。このようなロボット30のアーム32によって支持部12が第1載置台94と第2載置台96との間で移動させられることにより、第1載置台94に載置されている枚葉紙が1枚ずつ第2載置台96に送られるようになっている。
また、本実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置10には、空気吸引部20、空気供給部24およびロボット30の制御を行う制御部50が設けられている。このような制御部50は例えばロボット30に内蔵されている。このような制御部50により空気吸引部20、空気供給部24およびロボット30の制御が行われることによって、第1載置台94に載置されている枚葉紙が1枚ずつ第2載置台96に送られるようになっている。制御部50による空気吸引部20、空気供給部24およびロボット30の制御方法の詳細については後述する。
次に、このような構成からなる枚葉紙持ち上げ装置10の動作(具体的には、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を持ち上げる動作)について図5乃至図8に示す側面図および図9および図10に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図9は、枚葉紙持ち上げ装置10により枚葉紙を持ち上げる動作の一例を示すフローチャートであり、図10は、枚葉紙持ち上げ装置10により枚葉紙を持ち上げる動作の変形例を示すフローチャートである。また、以下に示すような動作は制御部50が空気吸引部20、空気供給部24およびロボット30を制御することによって行われるようになっている。
まず、フローチャートのSTEP1に示すように、ロボット30のアーム32により、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙に支持部12を接近させる(図5参照)。この際に、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の四隅の真上に各保持部13が位置するようにする。次に、ロボット30のアーム32により支持部12を下降させ、図6に示すように、各保持部13により保持されている吸着パッド14の下端および非接触吸引パッド16の下端と、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙との間隔が数ミリ程度となるようにする。
その後、フローチャートのSTEP2に示すように、制御部50により空気供給部24を作動させる。具体的には、空気供給部24が空気供給管26に空気を供給することにより当該空気供給管26から非接触吸引パッド16に空気を送り、この非接触吸引パッド16の空気噴出口から空気を上層の枚葉紙に沿って横向きに噴出させる。このようなベルヌーイ効果を用いることにより、図7に示すように上層の枚葉紙の四隅が非接触吸引パッド16により吸引されるとともに上層とその下の枚葉紙との間に空気層が発生し上層の1枚だけが浮いた状態で非接触吸引パッド16に吸引されるようになる。また、非接触吸引パッド16により枚葉紙が吸引される力が比較的弱いため、非接触吸引パッド16は上層の枚葉紙のみをその下の枚葉紙から分離して吸引することができる。
その後、フローチャートのSTEP3に示すように、制御部50により空気吸引部20を作動させる。具体的には、空気吸引部20が空気吸引管22から空気の吸引を行うことにより吸着パッド14が周囲の空気を吸引するようにする。このようにして上層の枚葉紙の四隅が吸着パッド14により吸着されるようになる。ここで、上述したように、吸着パッド14により枚葉紙が吸着される力は比較的大きいため、当該吸着パッド14により吸着される枚葉紙の水平方向の位置がずれてしまうことを抑制することができるようになる。
なお、枚葉紙持ち上げ装置10の動作の変形例として、図10に示すフローチャートのSTEP2´に示すように、上層の枚葉紙が非接触吸引パッド16に吸引された後、支持部12をわずかに上昇させ、上層の枚葉紙をその下の枚葉紙から浮かせるようにしてもよい。このことにより、枚葉紙が中心側にずれるようになり、このような状態で空気吸引部20を作動させ、上層の枚葉紙の四隅を吸着パッド14により吸着することによって、中心部が下に凸となる状態で枚葉紙を吸着パッド14により吸着することができるようになる。この場合には、薄板状製品収容箱98の内部に枚葉紙を下ろす際に、枚葉紙の中心部が最初に薄板状製品の上に接触するようになるため、薄板状製品に載置される枚葉紙の位置をより正確なものとすることができるようになる。
その後、フローチャートのSTEP4に示すように、制御部50により空気供給部24を停止させる。このことにより上層の枚葉紙の四隅が非接触吸引パッド16により吸引されなくなり、図8に示すように非接触吸引パッド16の下端から上層の枚葉紙が離間するようになる。ここで、制御部50により空気供給部24が停止させられると、非接触吸引パッド16は空気噴出口から空気を横向きに噴出しなくなる。このことにより、吸着パッド14により吸着される枚葉紙の水平方向の位置がずれてしまうことをより一層確実に抑制することができるようになる。
その後、フローチャートのSTEP5に示すように、ロボット30のアーム32により機械的に支持部12を上昇させ、各吸着パッド14により上層の枚葉紙の四隅が吸着されている状態で第1載置台94に積層状態で堆積されている残りの枚葉紙から当該支持部12を離間させる。このことにより、1枚の枚葉紙のみが持ち上げられるようになる。ここで、上述したように、吸着パッド14により枚葉紙が吸着される力は比較的大きいため、当該吸着パッド14により枚葉紙を確実に持ち上げることができるようになる。
そして、フローチャートのSTEP6に示すように、各吸着パッド14により上層の枚葉紙の四隅が吸着されている状態でロボット30のアーム32により支持部12を第1載置台94から第2載置台96に移動させる。最後に、第2載置台96において薄板状製品収容箱98の内部で薄板状製品の真上に支持部12が位置している状態で、フローチャートのSTEP7に示すように、制御部50により空気吸引部20を停止させる。このことにより枚葉紙が各吸着パッド14により吸着されなくなり、当該枚葉紙は薄板状製品の上に重ね合わせられるようになる。
なお、本実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置は、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体が4つ設けられているような構成のものに限定されることはない。変形例に係る枚葉紙持ち上げ装置として、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体が2つ設けられており、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の両端部がこれらの組合せ体により持ち上げられるような位置で吸着パッド14および非接触吸引パッド16が支持部12により支持されるような構成のものが用いられてもよい。このような枚葉紙持ち上げ装置の構成について図11を用いて説明する。
図11に示すような変形例に係る枚葉紙持ち上げ装置10aは、図1乃至図8に示すような構成の枚葉紙持ち上げ装置10と比較して吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体が4つではなく2つ設けられた点が異なるのみであり、他の構成は図1乃至図8に示すような枚葉紙持ち上げ装置10と略同一となっている。図11に示すような変形例に係る枚葉紙持ち上げ装置10aを説明するにあたり、図1乃至図8に示すような枚葉紙持ち上げ装置10と同一の構成部材については同一の参照符合を付してその説明を省略する。
図11に示すように、変形例に係る枚葉紙持ち上げ装置10aは細長い板状の支持部12pを有しており、この支持部12pの両端部に、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体が設けられている。ここで、支持部12pの両端部に設けられる吸着パッド14および非接触吸引パッド16は互いに隣り合う位置に配置されるようになる。また、支持部12pの各端部に設けられる吸着パッド14の下端の高さレベルが、支持部12pの各端部に設けられる非接触吸引パッド16の下端の高さレベルと略同一となっている。また、図11に示すように、支持部12pの延びる方向(すなわち、図11における奥行き方向)において吸着パッド14が非接触吸引パッド16よりも外側に位置するようになっている。このような構成の枚葉紙持ち上げ装置10aによれば、図11において参照符合W´で示すような比較的細長い枚葉紙を持ち上げることができるようになる。
図11に示すような変形例に係る枚葉紙持ち上げ装置10aでも、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を持ち上げる際に、図9や図10に示すフローチャートと同様の動作が行われるようになる。具体的には、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙に支持部12pを接近させた後に、まず非接触吸引パッド16により上層の枚葉紙を吸引し、その後に吸着パッド14により上層の枚葉紙を吸着させるようにする。そして、吸着パッド14により上層の枚葉紙を吸着した後に、非接触吸引パッド16による上層の枚葉紙の吸引を解除し、その後に第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙から支持部12pを離間させる。このようにして変形例に係る枚葉紙持ち上げ装置10aにより上層の枚葉紙のみを持ち上げることができるようになる。
また、変形例に係る枚葉紙持ち上げ装置10aにより比較的細長い枚葉紙を持ち上げる際に、上層の枚葉紙が非接触吸引パッド16に吸引された後、支持部12をわずかに上昇させ、上層の枚葉紙をその下の枚葉紙から浮かせるようにしてもよい。このことにより、枚葉紙が中心側にずれるようになり、このような状態で空気吸引部20を作動させ、上層の枚葉紙の両端部を吸着パッド14により吸着することによって、中心部が下に凸となる状態で枚葉紙を吸着パッド14により吸着することができるようになる。この場合には、薄板状製品収容箱98の内部に枚葉紙を下ろす際に、枚葉紙の中心部が最初に薄板状製品の上に接触するようになるため、薄板状製品に載置される枚葉紙の位置をより正確なものとすることができるようになる。
以上のような構成からなる本実施の形態の枚葉紙持ち上げ装置10、10aによれば、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を吸着するための吸着パッド14(吸着部)および上層の枚葉紙との間に負圧を生じさせることによって上層の枚葉紙を吸引する非接触吸引パッド16(非接触吸引部)が互いに隣り合う位置に配置されているため、非接触吸引パッド16によって上層の枚葉紙のある箇所を吸引することによりこの上層の枚葉紙の当該箇所をその下の枚葉紙から浮かせることができ、このことにより積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙をその下の枚葉紙から分離させることができる。また、非接触吸引パッド16によって吸引された上層の枚葉紙のある箇所を吸着パッド14によって吸着することによりこの上層の枚葉紙を確実に持ち上げることができるようになる。また、枚葉紙の上面全体を覆う吸着機や空気噴射装置等の設備が設けられていないためコンパクトな構成でコストを低減することができる。
また、本実施の形態の枚葉紙持ち上げ装置10、10aにおいては、上述したように、吸着パッド14の下端の高さレベルと非接触吸引パッド16の下端の高さレベルとが略同一となるよう吸着パッド14および非接触吸引パッド16が支持部12により支持されている。この場合には、非接触吸引パッド16によって吸引された上層の枚葉紙のある箇所を吸着パッド14によって確実に吸着することができるようになる。
また、本実施の形態の枚葉紙持ち上げ装置10、10aにおいては、上述したように、支持部12を移動させる駆動部としてロボット30が設けられており、また、吸着パッド14から空気を吸引する空気吸引部20および非接触吸引パッド16に空気を供給する空気供給部24がそれぞれ設けられている。そして、制御部50は、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙に支持部12を接近させた後に、まず非接触吸引パッド16により上層の枚葉紙を吸引し、その後に吸着パッド14により上層の枚葉紙を吸着するようロボット30、空気吸引部20および空気供給部24を制御するようになっている。この場合には、上層の枚葉紙のある箇所を非接触吸引パッド16によってその下の枚葉紙から浮かせた後に、上層の枚葉紙の当該箇所を吸着パッド14によって吸着することにより上層の枚葉紙を確実に持ち上げることができるようになる。
また、本実施の形態の枚葉紙持ち上げ装置10、10aにおいては、上述したように、制御部50は、吸着パッド14により上層の枚葉紙を吸着した後に、非接触吸引パッド16による上層の枚葉紙の吸引を解除し、その後に積層状態で堆積される複数の枚葉紙から支持部12を離間させるようロボット30、空気吸引部20および空気供給部24を制御するようになっている。このように、積層状態で堆積される複数の枚葉紙から支持部12を離間させる前に非接触吸引パッド16による上層の枚葉紙の吸引を解除することによって、この非接触吸引パッド16から横向きに空気が噴出されなくなるため、上層の枚葉紙が水平方向に位置ずれしてしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態の枚葉紙持ち上げ装置10においては、上述したように、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体が4つ設けられており、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の四隅が組合せ体により持ち上げられるような位置で吸着パッド14および非接触吸引パッド16が支持部12により支持されるようになっている。この場合には、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体によって上層の枚葉紙の四隅を持ち上げることにより、略長方形形状の枚葉紙をバランス良く持ち上げることができるようになる。
また、本実施の形態の枚葉紙持ち上げ装置10aにおいては、上述したように、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体が2つ設けられており、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の両端部が組合せ体により持ち上げられるような位置で吸着パッド14および非接触吸引パッド16が支持部12により支持されるようになっている。この場合には、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体によって上層の枚葉紙の両端部を持ち上げることにより、比較的細長い枚葉紙をバランス良く持ち上げることができるようになる。
なお、本実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置は、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、図3に示す枚葉紙持ち上げ装置10の支持部12において、棒状部材12bの中央位置の下面にも吸着パッド14と同様の構成の吸着パッドが設けられていてもよい。この場合には、枚葉紙持ち上げ装置10により持ち上げられるべき上層の枚葉紙の上面の中央箇所も棒状部材12bの中央位置の下面に設けられた吸着パッドにより吸着することによって、略長方形形状の枚葉紙をバランス良く持ち上げることができるようになる。
また、第1載置台94において、積層状態で堆積される複数の枚葉紙の側端縁の位置決めを行う位置決め部として複数(具体的には、例えば8つ)の位置決めピンが設けられていてもよい。このように、位置決めピンが第1載置台94に設けられている場合には、第1載置台94に積層状態で堆積される複数の枚葉紙の位置決めを行うことができ、しかも、上層の枚葉紙を持ち上げる際にその下の枚葉紙の水平方向における位置ずれを防止できるようになる。
また、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体の数は2つまたは4つに限定されることはない。3つまたは5つ以上の組合せ体が支持部12により支持されるようになっていてもよい。また、更に別の例では、吸着パッド14および非接触吸引パッド16の組合せ体の数が1つでもよい。この場合にも、非接触吸引パッド16によって吸引された上層の枚葉紙の上面の例えば中央箇所を吸着パッド14によって吸着することによりこの上層の枚葉紙を持ち上げることができるようになる。
また、本実施の形態による枚葉紙持ち上げ装置10、10aにおいて、空気吸引部20および空気供給部24がそれぞれ設けられる代わりに、空気吸引部20および空気供給部24が一体化された機構(すなわち、空気の吸引および供給を行うことができるような機構)が用いられるようになっていてもよい。
また、吸着パッド14から吸着される気体や非接触吸引パッド16から噴出される気体は空気に限定されることはない。例えば、吸着パッド14から吸着される気体や非接触吸引パッド16から噴出される気体として、ヘリウム等の空気以外の気体が用いられてもよい。
10、10a 枚葉紙持ち上げ装置
12 支持部
12a、12b 棒状部材
12p 支持部
13 保持部
14 吸着パッド
16 非接触吸引パッド
20 空気吸引部
22 空気吸引管
24 空気供給部
26 空気供給管
30 ロボット
32 アーム
50 制御部
94 第1載置台
96 第2載置台
97 薄板状製品載置板
98 薄板状製品収容箱
99 蓋部材

Claims (6)

  1. 積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を持ち上げる枚葉紙持ち上げ装置であって、
    積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙を吸着するための吸着部と、
    積層状態で堆積される複数の枚葉紙に対して進退可能となっており、前記吸着部を支持する支持部と、
    前記支持部に設けられ、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の上面に沿って気体を噴出することにより、上層の枚葉紙との間に負圧を生じさせることによって上層の枚葉紙を吸引する非接触吸引部と、
    を備え、
    前記吸着部および前記非接触吸引部は互いに隣り合う位置に配置されている、枚葉紙持ち上げ装置。
  2. 前記吸着部の下端の高さレベルと前記非接触吸引部の下端の高さレベルとが略同一となるよう前記吸着部および前記非接触吸引部が前記支持部により支持されている、請求項1記載の枚葉紙持ち上げ装置。
  3. 前記支持部を移動させる駆動部と、
    前記吸着部から気体を吸引する気体吸引部と、
    前記非接触吸引部に気体を供給する気体供給部と、
    積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙に前記支持部を接近させた後に、まず前記非接触吸引部により上層の枚葉紙を吸引し、その後に前記吸着部により上層の枚葉紙を吸着するよう前記駆動部、前記気体吸引部および前記気体供給部を制御する制御部と、
    を更に備えた、請求項1または2記載の枚葉紙持ち上げ装置。
  4. 前記制御部は、前記吸着部により上層の枚葉紙を吸着した後に、前記非接触吸引部による上層の枚葉紙の吸引を解除し、その後に積層状態で堆積された複数の枚葉紙から前記支持部を離間させるよう前記駆動部、前記気体吸引部および前記気体供給部を制御する、請求項3記載の枚葉紙持ち上げ装置。
  5. 前記吸着部および前記非接触吸引部の組合せ体が4つ設けられており、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の四隅が前記組合せ体により持ち上げられるような位置で前記吸着部および前記非接触吸引部が前記支持部により支持されるようになっている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の枚葉紙持ち上げ装置。
  6. 前記吸着部および前記非接触吸引部の組合せ体が2つ設けられており、積層状態で堆積される複数の枚葉紙のうち上層の枚葉紙の両端部が前記組合せ体により持ち上げられるような位置で前記吸着部および前記非接触吸引部が前記支持部により支持されるようになっている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の枚葉紙持ち上げ装置。
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