JP2005289522A - 合紙排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 刷版の間に挟み込まれた合紙にしわが生じていると、装置外部に向けて排出する際に紙詰まりを起こすことがあった。
【解決手段】 カセット9の中には刷版P1、P2と合紙S1、S2が収納されており、カセット9中の最も上の合紙S1を上下動する支持体83に付設された吸着パッド77に付着させて取り出す。カセット9中の合紙S1がニップローラ93、98に対向する位置まで上昇すると、可動吸着パッド77dと77fとが合紙S1を伸張させる方向に水平移動して合紙S1のしわを除去する。その後、ニップローラにより合紙S1の先端を挟持し排出する。
【選択図】 図17

Description

この発明は、複数の刷版が積み重ねられた収納部から、刷版表面を保護するためにこれら複数の刷版の間に挟まれた合紙(スリップシートとも言う)を排出する合紙排出装置に関する。
刷版供給装置は、刷版にレーザ光などの光ビームを照射してこの刷版に画像記録する画像記録装置などに対して、刷版を自動的に供給する装置であり、合紙排出装置はこのような刷版供給装置において使用される。
刷版供給装置内のカセットの中では複数の刷版と合紙とが交互に積載されている。
合紙排出装置は、可動アームなどによって刷版がカセットから取り出されるたびにその刷版の下の合紙を刷版供給装置外に排出する装置である。
しかし、合紙には静電気等によって刷版が付着することが多く、このような場合には、取りだそうとする合紙を刷版からはぎ取るための機構が必要になる。
例えば、特許文献1には、吸着パッドによって合紙を持ち上げる際、この吸着パッドを水平移動させて上昇中の合紙に振動を与える機構を備えた装置が開示されている。この装置によれば、合紙の裏面に付着した刷版等を振動により落下させることが可能になる。
特開2004−18180号公報
合紙は通常、しわがない状態でカセット9に収納されている。したがって、吸着パッドによって持ち上げられた合紙の先端部は、ほぼ水平な状態で装置の外部に送り出される。ところがまれに、カセットに収納された合紙にしわが生じていたり、本来の位置からずれたりすることがある。たとえばカセットから取り出される刷版が、その下の合紙を引きずり、その結果合紙にしわが生じることがある。
合紙にしわが生じていると、取り出された合紙を合紙排出装置の外部に排出する際に紙詰まりが発生する恐れがある。
本発明は上記のように取り出される前の合紙にしわが生じていたとしてもこれを良好に排出することが可能な技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、交互に積載された刷版と合紙とを収納する収納部と、支持体と、前記支持体を前記収納部に対して上下動作させる上下動手段と、前記支持体に配設された合紙吸着固定用の複数の吸盤と、前記吸盤を吸引作動させる吸引手段と、開放状態とニップ状態とが切換可能であって、前記収納部から取り出された合紙を外部に排出する一対のローラからなるニップローラと、を備え、前記吸盤によって前記収納部の合紙を吸着後、前記上下動手段によって支持体を前記ニップローラに向けて移動させ、次いで前記複数の吸盤を、互いに離隔する方向であって前記合紙を伸張させる方向に移動させ、次いで、前記複数の吸盤の配置位置を保ったままで、前記ニップローラを開放状態からニップ状態に変更することで前記合紙を挟持し、次いで、前記複数の吸盤による前記合紙の吸着を解除した後、前記ニップローラの回転によって合紙を外部に排出することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、交互に積載された刷版と合紙とを収納する収納部と、支持体と、前記支持体を前記収納部に対して上下動作させる上下動手段と、前記支持体に配設された合紙吸着固定用の複数の吸盤と、前記吸盤を吸引作動させる吸引手段と、前記収納部から取り出された合紙を外部に排出する一対のローラからなるニップローラと、を備え、前記吸盤によって前記収納部の合紙を吸着後、前記上下動手段によって支持体を前記ニップローラに向けて移動させ、次いで前記複数の吸盤を、互いに離隔する方向であって前記合紙を伸張させる方向に移動させ、次いで、前記複数の吸盤の配置位置を保ったままで、前記ニップローラに前記合紙を挟持させ、次いで、前記複数の吸盤による前記合紙の吸着を解除した後、前記ニップローラの回転によって合紙を外部に排出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の発明において、前記複数の吸盤の移動方向は、前記ニップローラの回転軸方向と一致する。
請求項1および請求項2に記載の発明によれば、収納部に収納された合紙にしわが生じていても紙詰まりを起こすことなく確実に合紙排出装置の外部に排出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、合紙のしわが解消される方向とニップローラの回転軸方向とが一致することになるので、ニップローラにおける紙詰まりをより効果的に防止することができるようになる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る刷版供給装置を備えた画像記録システムの斜視図であり、図2はその側面概要図、また、図3はその平面概要図である。
(画像記録システム) この画像記録システムは、各カセット9内に刷版Pを収納する際に使用する刷版供給部2と、上下方向に互いに積層された複数のカセット9を有するマルチカセット部3と、刷版の供給位置に移動したカセット9内から刷版Pを取り出して搬送するオートローダ部4と、給版トレー131と排版トレー132とを有する給排トレー部5と、コンベアー部8と、画像が記録される刷版Pが装着される記録ドラム101を有する画像記録部6と、画像記録部6において画像の記録を行った刷版Pを後段の自動現像装置に搬送するための搬送機構7とを備える。なお、上記コンベアー部8は、オートローダ部4から給排トレー部5に刷版Pを搬送するためのものである。このコンベアー部8は、装置全体のメンテナンス性を向上させるため、図2において二点鎖線で示すように、その一端を中心として跳ね上げ可能に構成されている。
この画像記録システムにおいては、マルチカセット部3に5個のカセット9が積層した状態で収納されている。このカセット9内の刷版Pを画像記録部6に搬送する際には、後述するスライド機構によりマルチカセット部3に収納されたカセット9をオートローダ部4に移動させる。そして、このカセット9を、後述する昇降機構により図2に示す刷版の供給位置まで昇降させる。
また、カセット9内に新しい刷版Pを収納させる際には、後述するスライド機構によりマルチカセット部3に収納されたカセット9をオートローダ部4に移動させる。そして、このカセット9を、後述する昇降機構により図2において実線で示す水平姿勢のカセット受け11と同一高さのカセット取り出し位置まで昇降させる。しかる後、図3に示すモータ18、19の駆動によりオートローダ部4内のカセット9を図示しない案内部材に沿って移動させ、このカセット9を刷版供給部2におけるカセット受け11内に移動させる。
(カセット受け11) 図4に示すように、このカセット受け11は、刷版供給部2において軸12を中心に回動可能に配設されており、この軸12の外周部には軸12を中心とする平歯車13が配設されている。一方、刷版供給部2には、ウォームギヤ14を備えたモータ15が配設されている。このウォームギヤ14は、平歯車13と噛合する平歯車16と同軸上に配設されたウォームホイール17と噛合している。このため、このカセット受け11は、モータ15の駆動により、図2において実線で示す水平姿勢と、図2において仮想線で示す傾斜姿勢との間を揺動する構成となっている。オートローダ部4とカセット受け11との間でカセット9を移動させる際には、カセット受け11は水平姿勢となっている。比較的小さな刷版Pをカセット受け11内に移動したカセット9に収納する際にも、カセット受け11は水平姿勢のままでよい。しかしながら、比較的大きな刷版Pをカセット9内に収納する場合においては、カセット受け11を傾斜姿勢とする。これにより、比較的大きな刷版Pを折り曲げたりすることなく、容易にカセット9内に収納することが可能となる。
(スライド機構と昇降機構) 次に、カセット9をマルチカセット部3とオートローダ部4との間で移動させるスライド機構と、カセット9をオートローダ部4で昇降させる昇降機構の構成について説明する。図5はマルチカセット部3からオートローダ部4に亘って配設されたスライド機構とオートローダ部4に配設された昇降機構の構成を示す側面図であり、図6はオートローダ部3に配設された昇降機構の構成を示す平面図である。また、図7および図8はカセット9とスライド機構および昇降機構との関係を示す要部拡大図である。なお、図7においてはマルチカセット部3におけるカセット9とスライド機構および昇降機構との関係を、また、図8においてはオートローダ部4におけるカセット9とスライド機構および昇降機構との関係を示している。
上述したカセット9は、図5に示すように、マルチカセット部3において5段設置されている。そして、5段のカセット9は、図7に示すように、各々、外部トレー21と、この外部トレー21内に配設された内部トレー22とを備える。刷版Pは、内部トレー22内において、合紙Sを介して、重畳した状態で収納される。また、図7に示すように、各カセット9における外部トレー21の一方の側面の外側部分には、ラック33が付設されている。このラック33は、マルチカセット部3に固定されたモータ34の駆動により回転するピニオン35と噛合している。
また、図7に示すように、各カセット9における外部トレー21の一方の側面の外側部分には、各カセット9の配置位置に対応してマルチカセット部3に配設された5本の案内部材37と係合するローラ36が配設されている。さらに、各カセット9における外部トレー21の他方の側面の外側部分には、各カセット9の配置位置に対応してマルチカセット部3に配設された5本の支持レール38により支持されるローラ39が配設されている。
このため、モータ34の駆動によりピニオン35が回転した場合においては、外部トレー21に配設されたラック33が側方に押圧されることになり、各カセット9全体が図5および図6に示す左右方向(図7における紙面に垂直な方向)に移動する。これにより、各カセット9は、マルチカセット部3からオートローダ部4に向けて水平移動することになる。
一方、図8に示すように、オートローダ部4には、マルチカセット部3における5本の案内部材37と同様の案内部材47が1本、また、マルチカセット部3における5本の支持レール38と同様の支持レール48が1本配設されている。これらの案内部材47および支持レール48は、案内部材ブラケット41と支持レールブラケット42とを介して、ボールネジ51と螺合している。さらに、オートローダ部4には、マルチカセット部3におけるモータ34と同様のモータ44およびピニオン45が配設されている。モータ44は図示しない連結部材を介して案内部材ブラケット41に連結されており、当該案内部材ブラケット41とともに上下動可能とされている。
図5および図6に示すように、オートローダ部4の下方中央部には、その回転軸にマイタギヤ53を備えた昇降モータ52が配設されている。そして、このマイタギヤ53は、複数のマイタギヤ54および軸55を介して、上述した案内部材47および支持レール48と螺合するボールネジ51と連結されている。このため、上述した案内部材47と案内部材ブラケット41および支持レール48と支持レールブラケット42とは、昇降モータ52の駆動により昇降動作を実行することになる。
図5においては、中央のカセット9がマルチカセット部3からオートローダ部4に移動した状態を示している。この状態においては、マルチカセット部3における案内部材37および支持レール38とオートローダ部4における案内部材47および支持レール48とは、同一直線上に配置される。また、マルチカセット部3におけるピニオン35とオートローダ部4におけるピニオン45とは、同一高さ位置に配置されている。そして、ピニオン35とピニオン45との距離は、カセット9に付設されたラック33の長さより小さくなっている。
このような状態において、マルチカセット部3におけるモータ34の駆動によりピニオン35が回転すると共にオートローダ部4におけるモータ44の駆動によりピニオン45が回転した場合においては、カセット9は、当初はそのラック33によりピニオン35から駆動を受けると共に、マルチカセット部3における案内部材37および支持レール38に案内されて、マルチカセット部3からオートローダ部4への移動を開始する。
カセット9の先端部がオートローダ部4へ進入すれば、カセット9はオートローダ部4における案内部材47および支持レール48に案内される。そして、カセット9におけるラック33がオートローダ部4におけるピニオン45と噛合し、このピニオン45により駆動を受ける状態となった後、ラック33とマルチカセット部3におけるピニオン35との係合状態が解除される。
ラック33とマルチカセット部3におけるピニオン35との係合状態が解除された後は、カセット9はオートローダ部4におけるピニオン45から駆動を受け、図5に示す位置まで移動する。しかる後、昇降モータ52の駆動によりカセット9を、カセット9内から画像記録装置3に向けて刷版Pを搬送するため刷版の供給位置、または、カセット9を刷版供給部2に移動させるためのカセット取り出し位置まで昇降させる。なお、カセット9内には、各種のサイズの刷版Pを複数枚並べて収納することが可能となっている。このため、図6に示すように、カセット9の底部には、各種のサイズの刷版P位置決めする位置決め部材を装着するための溝56が形成されている。
(カセット9) 図9は、カセット9内に各種のサイズ刷版Pを収納した状態を示す説明図である。なお、図9(a)はカセット9内に比較的大型の単一のサイズの刷版Pを収納した状態を示しており、図9(b)はカセット9内に同一サイズの2組の刷版Pを収納した状態を示しており、図9(c)はカセット9内に互いに異なるサイズの2組の刷版Pを収納した状態を示している。この図に示すように、カセット9内に収納された刷版Pは、いずれの状態においてもその一辺をカセット9の前壁に当接させ、他の3辺を溝56に装着された位置決め部材57に当接させた状態で位置決めされる。
(刷版搬送機構) 次に、刷版の供給位置に配置されたカセット9内からコンベアー部8に向けて刷版Pを搬送する刷版搬送機構およびカセット9内の刷版Pの間に配置された合紙Sを排出する合紙排出機構80の構成について説明する。図10は、刷版搬送機構を説明するためにオートローダ部4をコンベアー部8とともに示す平面図であり、図11、図15、図16は、オートローダ部4における刷版搬送機構および合紙排出機構80の動作を示す説明図である。
刷版の供給位置に移動したカセット9からコンベアー部8に向けて刷版Pを搬送するための刷版搬送機構は、モータ60の駆動により回動する無端状の同期ベルト61の駆動を受け、ガイドレール62に沿って走行する走行部材63を備える。この走行部材63には、ガイドレール62と平行に配設されたラック64に噛合する図示しないピニオンが配設されており、このピニオンにはアーム66が固設されている。また、このアーム66の先端部には、後述する一対の支持板82が配設されており、この支持板82には刷版Pを吸着保持するための複数個の吸着パッド67が付設されている。
また、アーム66の先端部には、刷版Pの搬送時にこの刷版Pの先端部分をその下面から支持するためのサポートローラ69が配設されている。さらに、アーム66は、刷版Pの中央部をその下面から支持するためのサポートローラ71をその先端に有するアーム65に連結されている。
図10に示すように、上述した吸着パッド67は、カセット9内に並べて収納された2組の刷版Pに対応するように配置された一対の支持板82に付設されている。これらの支持板82に付設された吸着パッド67は、そこに吸着保持すべき刷版Pのサイズに応じて、使用されるものが選択される。なお、これらの吸着パッド67を、そこに吸着保持すべき刷版Pのサイズに応じてその列設方向(図10における左右方向)に移動させるようにしてもよい。
このような構成を有する搬送機構においては、モータ60の駆動により走行部材63が図11に示す状態から右方向に移動した場合に、図15および図16に示すように、アーム66がピニオンの軸芯を中心として回動する。このため、図11に示すように、吸着パッド67により二枚の刷版Pを吸着保持した状態で、走行部材63をモータ60の駆動により右方向に移動させた場合においては、図15に示すように、吸着パッド67により吸着保持された二枚の刷版Pはその表裏を反転された後、図16に示すように、その先端部を刷版Pをコンベアー部8に向けて搬送するための一対の搬送ローラ72、73間に挟持されることになる。
(合紙排出機構80) 次に、各刷版Pの間に配設された合紙Sを排出するための合紙排出機構80について説明する。
図11に示すように、合紙排出機構80は合紙Sを吸着するための複数の吸着パッド(吸盤)77等が取り付けられた支持体83と、この支持体83を上下動させるモータ68と、吸着パッド77によってカセット9から取り出された合紙Sをオートローダ4の外部に排出する合紙搬出部81とを備える。
合紙排出機構80はさらに、一対のマイタギヤ74を介してモータ68の駆動を受けることにより回転するボールネジ75と、このボールネジ75に沿って昇降する昇降部材76とを有する。前述の支持体83はこの昇降部材76の先端に取り付けられている。
支持体83はその底面に合紙Sを吸着固定するための吸着パッド77が配された板状の部材である。図12は支持体83を図11における右方向から見た、支持体83に対する各部材の配置を説明する説明図である。この図に示すように支持体83の底面にはガイドレール84が固定される。ガイドレール84には2個の吸着パッド保持体(第1の吸着パッド保持体85および第2の吸着パッド保持体86)が図12における左右方向に摺動可能に取り付けられている。
支持体83底面にはさらに2個の吸着パッド保持体85および86を互いに接近する方向および互いに離反する方向に水平移動させるためのモータ87が取り付けられている。支持体83にはさらに、モータ87の駆動軸に連結されたプーリ88と支持体83の他端側に配置されたプーリ89とがさらに配されている。これらのプーリ88と89とには駆動ベルト90が巻き掛けられており、モータ87の正逆方向の回転によって回転駆動される。
図13は支持体83の下面図である。この図13に示すように、第1の吸着パッド保持体85は、連結部材91によって駆動用ベルト90の図13における上側の直線部分と連結されている。また、第2の吸着パッド保持体86は連結部材92によって駆動用ベルト90の図13における下側の直線部分と連結されている。このため、モータ87によって駆動用ベルト90を図13における時計方向に回転させると、第1および第2の吸着パッド保持体85および86を互いに接近する方向に移動させることができ、反対方向に回転させるとこれらを互いに離反する方向に移動させることができる。
支持体83の両端部には吸着パッド77aと77iが配設され、長手方向中央位置には吸着パッド77eが配設されている。これらの吸着パッド77a、77e、および77iを固定吸着パッド77と言うことがある。
第1の吸着パッド保持体85の底面には3個の吸着パッド77b、77c、77dが固定されている。同様に、第2の吸着パッド保持体86の底面にも3個の吸着パッド77f、77g、77hが固定されている。これら6個の吸着パッド77b、77c、77d、77f、77g、77hを可動吸着パッド77と言うことがある。
吸着パッド77a乃至77iは、図示しない吸引ホースによって同一の真空ポンプに連結されている。このため、吸着パッド77a乃至77iは同時に吸着動作を開始することができる。吸引ホースの中途には真空度検出センサが取り付けられている。この真空度検出センサの出力によって、吸着パッド77に何も吸着固定されていない状態・合紙Sのみが吸着されている状態・刷版Pのみが吸着されている状態・合紙Sの裏面に刷版Pが付着した状態・複数枚の合紙Sを吸着した状態などを判別することができる。
また、吸引ホースの途中に切換弁等を介在させているので、吸着パッド77a乃至77iは個別制御が可能である。
先に図9を用いて説明したように、カセット9内には比較的大型の単一のサイズの刷版Pおよび合紙を収納したり、同一又は異なるサイズの2組の刷版Pおよび合紙Sを収納可能である。本装置の合紙排出機構80には刷版Pの幅方向に移動可能な3個ずつ2組の可動吸着吸着パッド77b、77c、77d、77f、77g、77hが配設されているので刷版Pの種類やサイズの変更が行われた際にも迅速に対応することができる。
たとえば、図9(a)に示すように、カセット9に1組の刷版Pおよび合紙Sが収納されている場合で、比較的小型の刷版Pが収納されているときには、その刷版Pおよび合紙Sのサイズに応じてモータ87を図13における時計方向に回転させて、第1および第2の吸着パッド支持体85および86を支持体83の中央位置に向けて移動させる。また、カセット9に比較的大型の刷版Pが収納されているときには、第1および第2の吸着パッド支持体85および86を支持体83の両端位置に向けて移動させる。
また、図9(b)または(c)に示すように、2組の刷版Pおよび合紙Sがカセット9内に並べて収納されている場合には、各吸着パッド支持体85および86の中央に位置する吸着パッド77、すなわち吸着パッド77cおよび77gが、刷版Pの各組の中央位置に位置するように、第1および第2吸着パッド支持体85および86を移動させる。
この合紙排出機構80においては、刷版搬送機構の上述した吸着パッド67が刷版Pの吸着保持を開始する際には、図11に示すように、昇降部材76はボールネジ75の昇降ストロークの上端で待機している。そして、この昇降部材76は、刷版Pが吸着パッド67によって一対の搬送ローラ72、73に向けて搬送され始めると、搬送中の刷版Pのすぐ下に位置する合紙Sに向けて下降を開始する。
(合紙搬出部81) 図18は、合紙搬出部81を拡大して示す側面図である。この図18に示すように、合紙搬出部81は、第1ローラ93と、当該第1ローラ93を駆動ベルト94を介して回転させる排出モータ95と、支点96を中心に矢印A方向に回動するアーム97と、当該アーム97の先端に配設され、第1ローラ93とでニップローラを構成する第2ローラ98と、アーム97を駆動ベルト99を介して回動させるニップモータ100と、第1ローラ93および第2ローラ98の回転によって搬送される合紙Sをオートローダ部4外部の合紙入れ10(図2参照)に向けて案内するガイド板103と、第1ローラ93の近傍位置において合紙Sを光学的に検出するセンサ102とを有している。なお、第1ローラ93と第2ローラ98の回転軸は複数の吸着パッド77a乃至77iの列設方向と一致し、また、第1および第2吸着パッド支持体85および86の移動方向とも一致している。
当初、第2ローラ98は図18中一点鎖線で示す退避状態(第1ローラ93から離隔し、当該第1ローラ93と接触不能な状態)にある。しかし、合紙Sの先端部分が吸着パッド77によって第1ローラ93に対向する位置まで持ち上げられると、アーム97が支点96を中心に回動して第2ローラ98が図18中実線で示すニップ状態(第1ローラ93に近接し、当該第1ローラ93と接触可能な位置)となるまで移動して合紙Sの先端部分を第1ローラ93との間に挟み込む。その後、排出モータ95が回転すると、第1ローラ93が回転するとともに第2ローラ98が従動的に回転して合紙Sがガイド板103に向けて順次搬送される。このように、ニップローラを構成する第1ローラ93と第2ローラ98とは、開放状態とニップ状態とが切換可能になっている。
図14は、本発明の作用を説明するためのカセット9内に収納された刷版Pおよび合紙Sの状態を示す模式的斜視図である。図14におけるX方向は、複数の吸着パッド77a乃至77iの列設方向であり、Y方向はX方向に直交する方向である。図14に示すように、カセット9の最も上のシートは合紙S1であり、この合紙S1の下に3枚のシート、すなわち、刷版P1・合紙S2・刷版P2が収納されている。なお、図中鎖線で示す矩形領域S11は、合紙搬出部81のニップローラを構成する第1ローラ93と第2ローラ98とによって挟持される合紙先端部分である。
次に、このようなカセット9内の刷版・合紙積層体から合紙排出機構80によって合紙を1枚ずつ取り出す作業について説明する。図17は、合紙排出機構80の要部と必要に応じて刷版合紙積層体とを示すための、図11における右方向(図14における矢印y1の方向)から見た側面図である。なお、便宜上、図14および図17(a)、図17(b)では合紙Sと刷版Pとを互いに分離させて図示しているが実際には密着している。
図17(a)は、カセット9中の最も上に位置する合紙S1が、しわを有さない通常の状態にある様子を示している。この場合には、まず、合紙S1のX方向のサイズに応じて第1の吸着パッド保持体85および第2の吸着パッド保持体86を水平移動させる。次に、同じく合紙S1のX方向のサイズに応じて吸着パッド77a乃至77iを選択的に能動化させることにより合紙S1を吸着パッド77に吸着させる。そして、第1の吸着パッド保持体85および第2の吸着パッド86のX方向に関する位置を保ったまま、支持体83を、吸着された合紙S1の先端が合紙搬出部81の第1ローラ93(図18参照)に対向する高さに達するまで持ち上げる。前述のようにこの合紙S1にはしわがないので、第2ローラ98を支点96中心に回動させると合紙S1の先端部分S11が1ローラ93と第2ローラ98との間に正常に挟持される。
ところが、図17(b)に示すようにカセット9内の最も上に位置する合紙S1にしわがついていることがある。図17(b)に示す場合では、特に吸着パッド77dと77eの間、吸着パッド77eと吸着パッド77fの間に大きなしわが形成されている。このような場合には、吸着パッド77a乃至77iに合紙S1を吸着させて、支持体83を上昇させるだけでは、合紙搬出部81の第1ローラ93と第2ローラ98とによって挟持される合紙S1が紙詰まりを起こす恐れがある。
したがって、カセット9内の内の最も上に位置する合紙S1にしわがついている場合には、以下で述べるような処理を行う。なお、以下の説明では、合紙S1のサイズに応じた吸着パッド77a乃至77iの配置、すなわち、カセット9内に収納された合紙Sの把持に適した間隔に配置された吸着パッド77a乃至77iの配置を吸着パッドの原点配置という。合紙Sが図17に示されるサイズの場合には、図17(a)に示す吸着パッド77の配置が吸着パッドの原点配置である。
まず、昇降部材76をボールネジ75の昇降ストロークの上端の待機位置から下方に移動させて、吸着パッド77a乃至77iが合紙S1に密着するまで支持板83を下降させる(図17(b))。吸着パッド77a乃至77iは合紙S1表面の凹凸に応じて適宜変形する。次に、合紙S1に対向する吸着パッド77を選んで吸引を開始して、合紙S1を各吸着パッド77に吸着させる。
次に、昇降部材76を上方に移動させて、合紙S1の合紙先端部分S11が合紙搬出部81の第1ローラ93の直下に至るまで支持体83を上昇させる。次に、第1の吸着パッド保持体85をx1方向に、第2の吸着パッド保持体86をx2方向に、これらを互いに離隔する方向に水平移動させる。このようにすると、図17(c)に示すように、合紙S1のしわが無くなる。すなわち、合紙S1の吸着パッド77b、c、dに吸着された部分と吸着パッド77f、g、hに吸着された部分とが互いに離隔する方向に水平移動して合紙S1が伸張される。そして、合紙S1の先端部分S11を略水平状態にするとともに、合紙S1の先端部分S11を第1ローラ93と第2ローラ98の回転軸と略平行な状態にすることができる。
次に、合紙搬出部81のニップモータ100を回転させてアーム97を支点96中心に回動させる。これによって第2ローラ98が図17(d)の二点鎖線で示す退避位置から同実線で示すニップ位置まで移動して合紙S1の合紙先端部分S11が第2ローラ98と第1ローラ93との間に挟持される(なお、第2ローラ98に対向する第1ローラ93は図示を省略した)。
カセット9内で発生していた合紙S1のしわは図17(c)に示す吸着パッド77の水平移動による合紙S1の伸張のために除去されているので、第2ローラ98と第1ローラ93とによる合紙先端部分S11の挟持は正常に行われる。
その後、吸着パッド77a乃至77iの吸引が停止され、複数の吸着パッド77による合紙S1の吸着が停止される。次に、昇降部材76をボールネジ75の昇降ストローク上端の待機位置まで上昇させて吸着パッド77を合紙S1から完全に分離させる。次に、排出モータ95によって第1ローラ93を回転させて第1ローラ93と第2ローラ98とによって挟持された合紙S1を順次ガイド板103に向けて搬送する。センサ102は上記搬送中の合紙S1の紙詰まりを検知し、紙詰まりを検知した場合には合紙排出動作の停止などの適宜のエラー処理を行う。
上記合紙S1の搬送と並行して、第1の吸着パッド保持体85および第2の吸着パッド保持体86を水平方向に移動させ、複数の吸着パッド77が、次に取り出す合紙S2のサイズに応じた原点配置になるようにする。
なお、上記では、吸着パッド77b、c、dと吸着パッドf、g、hの移動方向が、第1ローラ93と第2ローラ98の回転軸方向とほぼ一致していた。このため、合紙S1のしわを解消する方向がニップローラ(第1ローラ93と第2ローラ98)の回転軸方向と一致することになる。このため、第1ローラ93と第2ローラ98における紙詰まりをより効果的に防止することができる。
なお、上述の実施形態では、持ち上げようとする合紙S1をカセット9から取り出した後に合紙S1のしわを取る動作を行ったが、このしわとり動作は合紙S1がカセット9内にある状態で行ってもよい。すなわち、図17(b)に示すように、吸着パッド77が合紙S1を吸着した直後に第1および第2の吸着パッド保持体85および86を互いに離隔する方向に水平方向に移動させて合紙S1のしわを取ってもよい。但し、この状態での合紙S1はその下の刷版P1と静電気等によって密着していることがある。したがって、この状態での合紙S1のしわ取り動作は合紙S1の吸着パッド77からの離脱を引き起こす恐れがある。
一方、上述の実施形態では、支持体83を十分に上昇させた後、合紙S1のしわ取り動作を行っている。合紙S1の裏面に刷版P1が付着していたとしても支持体83の上昇中にその自重によって合紙S1から離脱して落下すると考えられる。このため、上述の実施形態では合紙S1の裏面に刷版P1が付着していない状態で合紙S1のしわ取り動作を行うことができる。したがって、合紙S1のしわ取り動作に伴って合紙S1が吸着パッド77から離脱する恐れが小さい。
また、第1ローラ93と第2ローラ98とによる合紙S1のニップ動作は合紙S1のしわ取り動作の直後に行われることが作業効率の観点から望ましい。
なお、上述の実施形態では、合紙S1のしわの発生状態に応じてしわとり動作を行うかどうか判断したが、発生状態にかかわらず常にしわ取り動作を行うようにしてもよい。
また、上述の実施形態では合紙S1に剛性がないためにその先端部分S11が垂れる傾向が強く、そのために第1ローラ93と第2ローラ98とで構成されるニップローラの片方の第2ローラ98を前記合紙S1の先端部分S11を挟み込むように回動させた。しかし、合紙S1に剛性がある場合には必ずしも第2ローラ98は回動自在である必要はない。すなわち、第2ローラ98は固定であってもよい。
本発明にかかる合紙排出機構を備えた画像記録システムの斜視図である。 本発明にかかる合紙排出機構を備えた画像記録システムの側面概要図である。 本発明にかかる合紙排出機構を備えた画像記録システムの平面概要図である。 カセット受け11の回動機構を示した斜視図である。 マルチカセット部3からオートローダ部4に亘って配設されたスライド機構とオートローダ部4に配設された昇降機光の構成を示す側面図である。 オートローダ部3に配設された昇降機構の構成を示す平面図である。 カセット9とスライド機構との関係を示す要部拡大図である。 カセット9とスライド機構との関係を示す要部拡大図である。 カセット9内に各種のサイズの刷版Pを収納した状態を示す説明図である。 刷版搬送機構を説明するためにオートローダ部4をコンベアー部8とともに示す平面図である。 オートローダ部4における刷版搬送機構と合紙排出機構80の動作を示す説明図である。 合紙排出機構80の支持体83の内部構造を示す説明図である。 支持体83の底面図である。 カセット9内における刷版Pと合紙Sの積層状態を説明するための説明図である。 オートローダ部4における刷版搬送機構と合紙排出機構80の動作を示す説明図である。 オートローダ部4における刷版搬送機構と合紙排出機構80の動作を示す説明図である。 合紙排出機構80の動作を示す説明図である。 合紙排出機構80の合紙搬出部81の側面図である。
符号の説明
2 刷版供給部
3 マルチカセット部
4 オートローダ部
5 給排トレー部
6 画像記録部
7 搬送機構
8 コンベアー部
9 カセット
11 カセット受け
12 軸
13 平歯車
14 ウォームギヤ
15 モータ
16 平歯車
17 ウォームホイール
18 モータ
19 モータ
21 外部トレー
22 内部トレー
33 ラック
34 モータ
35 ピニオン
36 ローラ
37 案内部材
38 支持レール
39 ローラ
41 案内部材ブラケット
42 支持レールブラケット
44 モータ
45 ピニオン
47 案内部材
48 支持レール
51 ボールネジ
52 昇降モータ
53 マイタギヤ
54 マイタギヤ
55 軸
56 溝
57 位置決め部材
60 モータ
61 同期ベルト
62 ガイドレール
63 走行部材
64 ラック
65 アーム
66 アーム
67 吸着パッド
68 モータ
69 サポートローラ
71 サポートローラ
72 搬送ローラ
73 搬送ローラ
74 マイタギヤ
75 ボールネジ
76 昇降部材
77 吸着パッド
80 合紙排出機構
81 合紙搬出部
82 支持板
83 支持体
84 ガイドレール
85 第1吸着パッド保持体
86 第2吸着パッド保持体
87 モータ
88 プーリ
89 プーリ
90 駆動ベルト
91 連結部材
93 第1ローラ
94 駆動ベルト
95 排出モータ
96 支点
97 アーム
98 第2ローラ
99 駆動ベルト
100 ニップモータ
101 記録ドラム
102 センサ
103 ガイド板

Claims (3)

  1. 交互に積載された刷版と合紙とを収納する収納部と、
    支持体と、
    前記支持体を前記収納部に対して上下動作させる上下動手段と、
    前記支持体に配設された合紙吸着固定用の複数の吸盤と、
    前記吸盤を吸引作動させる吸引手段と、
    開放状態とニップ状態とが切換可能であって、前記収納部から取り出された合紙を外部に排出する一対のローラからなるニップローラと、を備え、
    前記吸盤によって前記収納部の合紙を吸着後、前記上下動手段によって支持体を前記ニップローラに向けて移動させ、
    次いで前記複数の吸盤を、互いに離隔する方向であって前記合紙を伸張させる方向に移動させ、
    次いで、前記複数の吸盤の配置位置を保ったままで、前記ニップローラを開放状態からニップ状態に変更することで前記合紙を挟持し、
    次いで、前記複数の吸盤による前記合紙の吸着を解除した後、前記ニップローラの回転によって合紙を外部に排出する合紙排出装置。
  2. 交互に積載された刷版と合紙とを収納する収納部と、
    支持体と、
    前記支持体を前記収納部に対して上下動作させる上下動手段と、
    前記支持体に配設された合紙吸着固定用の複数の吸盤と、
    前記吸盤を吸引作動させる吸引手段と、
    前記収納部から取り出された合紙を外部に排出する一対のローラからなるニップローラと、を備え、
    前記吸盤によって前記収納部の合紙を吸着後、前記上下動手段によって支持体を前記ニップローラに向けて移動させ、
    次いで前記複数の吸盤を、互いに離隔する方向であって前記合紙を伸張させる方向に移動させ、
    次いで、前記複数の吸盤の配置位置を保ったままで、前記ニップローラに前記合紙を挟持させ、
    次いで、前記複数の吸盤による前記合紙の吸着を解除した後、前記ニップローラの回転によって合紙を外部に排出する合紙排出装置。
  3. 前記複数の吸盤の移動方向は、前記ニップローラの回転軸方向と一致することを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の合紙排出装置。
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