JPWO2007037005A1 - ワーク収納装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の目的は、ワークをエアにより浮遊状態とする際、ワークをより安定して浮遊させることにある。本発明のワーク収納装置は、昇降手段による昇降動作によってエア噴出手段を収納カセット内に進入させ、収納カセットから外部へ搬出するワークをエア噴出手段により浮遊させるものにおいて、エア噴出手段の上面から突出して、浮遊状態にあるワークの下面に当接するパッドを設けたことを特徴とする。

Description

本発明は、ガラス基板等のワークを収納カセットに収納するワーク収納装置に関するものである。
薄型ディスプレイの製造に使用されるガラス基板等の方形板状のワークは、収納カセット内に多段に収納される。そして、ワークの処理時には収納カセットから移載装置によりワークが一枚ずつ取り出されて処理装置等へ搬送され、また、処理済みのワークは移載装置により再び収納カセットへ搬入される。このような設備では、収納カセットと移載装置間でワークの受渡しを行なう装置が必要となる。
この種の装置として、例えば、特開2005−75643号公報には収納カセットの下方にエア噴出装置とローラコンベアとを配設し、収納カセットの下段側から順次ワークを収納カセット外へ搬出する装置が開示されている。この装置では収納カセットを降下し、エア噴出装置からエアを噴出することで、収納カセット内のワークを各段の載置部から浮遊させ、ワークの端縁を押圧してその位置決めが行なわれる。ワークの位置決めの後、エア噴出装置が降下することでワークがローラコンベア上に載置され、ローラコンベアによりワークが収納カセット外へ搬出される。
しかし、浮遊状態のワークは不安定な状態であるため、ワークに外力が作用するとワークが滑るようにして周囲の部材に衝突し、ワークを損傷する虞がある。例えば、特開2005−75643号公報に記載の装置のようにワークが浮遊状態でその位置決めを行なおうとすると、位置決め装置によりワークの端縁が押圧された時にワークが滑るようにして周囲の部材に衝突し、ワークを損傷する虞がある。また、特開2005−75643号公報には記載されていないが、浮遊状態にあるワークの端部を移載装置が保持して収納カセット外へ排出する構成を採用した場合においても、移載装置がワークの端部を保持する際に、ワークの滑りが生じる虞がある。
そこで、本発明の目的は、ワークをエアにより浮遊状態とする際、ワークをより安定して浮遊させることにある。
本発明によれば、エアの噴出口が複数形成された略水平の上面を有し、前記噴出口からのエアの噴出により、方形板状のワークを略水平姿勢で前記上面上で浮遊させるエア噴出手段と、上下方向に多段に形成され、前記エア噴出手段が通過可能な開口部を有すると共に前記ワークが略水平姿勢で載置される複数の載置部と、前記ワークの搬出口を形成する側部と、前記エア噴出手段が通過可能な進入口を形成する底部と、を備え、前記エア噴出手段の上方に配設される収納カセットと、前記収納カセットと前記エア噴出手段とを相対的に上下に昇降させる昇降手段と、を備え、前記昇降手段による昇降動作によって前記エア噴出手段を前記収納カセット内に進入させ、前記収納カセットから外部へ搬出する前記ワークを前記エア噴出手段により前記載置部から浮遊させるワーク収納装置において、前記エア噴出手段の前記上面から突出して、浮遊状態にある前記ワークの下面に当接するパッドを設けたことを特徴とするワーク収納装置が提供される。
このワーク収納装置では前記パッドが浮遊状態にあるワークの急激な移動に抵抗する。従って、浮遊状態にあるワークに対して外力が作用しても、ワークの滑りを低減し、ワークをより安定して浮遊させることができる。
本発明においては、前記パッドを前記エア噴出手段の前記上面から突出する突出位置と、非突出位置との間で昇降するパッド昇降手段を更に設けることもできる。ワークが搬出される際、前記パッドを降下させることでワークの下面にパッドが擦れてワークを傷付けることを防止できる。
また、本発明においては、前記パッドが、エアの吸引により浮遊状態にある前記ワークの下面に吸着する吸着パッドであることが望ましい。前記吸着パッドによりワークが支持されるので、ワークの滑りをより一層低減し、ワークをより安定して浮遊させることができる。
また、本発明においては、前記吸着パッドを前記ワークの搬出方向に移動させる移動手段を更に設けることが望ましい。前記移動手段による前記吸着パッドの移動により、ワークを前記収納カセットから一定量搬出することができ、移載装置へのワークの受渡しが円滑に行なえる。
また、本発明においては、前記エア噴出手段の前記上面から突出して、前記移動手段による前記吸着パッドの移動に伴い移動する前記ワークの下面に当接する補助ローラを更に設けることもできる。ワークをより安定して一定量搬出することができる。
また、本発明においては、前記吸着パッドと前記補助ローラとは前記ワークの搬出方向に離間して設けられ、更に、前記吸着パッドを、前記エア噴出手段の前記上面から突出する突出位置と、非突出位置との間で昇降する吸着パッド昇降手段と、前記補助ローラを、前記エア噴出手段の前記上面から突出する突出位置と、非突出位置との間で昇降する補助ローラ昇降手段と、を備え、前記吸着パッドと前記補助ローラとは同期的に昇降することもできる。前記吸着パッドと前記補助ローラとがワークの搬出方向に離間して設けられることで、ワークを更に安定して一定量搬出することができる。また、前記吸着パッドと前記補助ローラとを同期的に昇降することで、前記補助ローラを必要な時にのみ、前記突出位置へ位置させることができる。
また、本発明においては、浮遊状態にある前記ワークの端縁を略水平方向に押圧して前記ワークを位置決めする位置決め手段を備えることが望ましい。本発明では前記パッドを設けたことにより、ワークの端縁を押圧してもワークの滑りを低減し、ワークを損傷することなくその位置決めが行なえる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の一実施形態に係るワーク収納装置Aを用いた、ワーク処理設備100のレイアイトを示す平面図である。 移載装置Cの外観斜視図である。 ワーク収納装置Aの外観斜視図である。 収納カセット20の外観斜視図である。 1段分の載置部を示す図である。 昇降装置30の外観斜視図である。 昇降ユニット31の分解斜視図である。 エア噴出装置10の外観斜視図である。 図9は位置決め装置40の外観斜視図である。 ワーク収納装置Aの制御部50の構成を示すブロック図である。 ワーク収納装置Aの動作説明図である。 ワーク収納装置Aの動作説明図である。 ワーク収納装置Aの動作説明図である。 ワーク収納装置Aの動作説明図である。 ワーク収納装置Aの動作説明図である。 ワーク収納装置Aの動作説明図である。 ワーク収納装置Aの動作説明図である。 ワーク収納装置Aの動作説明図である。 ワーク収納装置Aの動作説明図である。 収納カセット20’の外観斜視図である。 搬入出口24側の櫛歯26a近傍の拡大断面図である。 搬入出口24側の櫛歯26a近傍の拡大断面図である。
以下、本発明を適用した基板搬出入装置の実施の形態を図を参照して説明する。
<設備の全体構成>
図1は本発明の一実施形態に係るワーク収納装置Aを用いた、ワーク処理設備100のレイアイトを示す平面図である。なお、各図においてX、Yは相互に直交する水平方向、Zは鉛直方向を示す。ワーク処理設備100はワークとして方形板状のガラス基板を処理する設備であって、ワーク収納装置Aと、処理装置Bと、移載装置Cと、を備える。
移載装置CはY方向に延びるレール1上を移動可能である。また、移載装置Cは、図1において矢印で示すように、ワーク収納装置A及び処理装置Bに対してX方向にガラス基板を搬入出可能である。図1では複数の処理装置Bが図示されているが、各処理装置Bの処理内容は異なる内容としてもよいし、同じ内容であってもよい。係る構成からなるワーク処理設備100では、未処理のガラス基板がワーク収納装置Aから移載装置Cを介して処理装置Bへ搬送され、また、処理済のガラス基板が処理装置Bから移載装置Cを介してワーク収納装置Aへ戻されることになる。
<移載装置Cの構成>
図2は本実施形態における移載装置Cの外観斜視図である。図2に示す移載装置Cは一例であり、ワーク収納装置Aと共に用いられる移載装置Cとしては種々のものが採用可能である。移載装置Cは、支持テーブル2と、支持テーブル2の左右の側部にそれぞれ設けられた一対のリニアガイド3と、リニアガイド3に沿って移動する一対のハンドユニット4と、支持テーブル2を支持すると共に移載装置C全体をレール1に沿ってY方向に往復移動させる走行ユニット5と、を備える。
支持テーブル2の上面には、エアの噴出を行なう複数の噴出口2aが形成されており、不図示のエア供給装置(例えばコンプレッサ)から供給されるエアーを噴出する。リニアガイド3はリニアモータ形式でハンドユニット4をX方向に往復移動させる。ハンドユニット4は、その先端部の上面にエアの吸引口4aが形成されており、不図示のエア吸引装置(例えばコンプレッサ)によりエアを吸引する。走行ユニット5は移載装置C全体をレール1に沿って移動させる駆動輪5a並びに当該駆動輪を回転させるモータ等の駆動手段を備える。
係る構成からなる移載装置Cの動作について説明する。まず、ワーク収納装置Aからガラス基板を受け取り、処理装置Bへ搬送する場合には、走行ユニット5により移載装置Cをワーク収納装置Aと向かい合う位置に移動する。続いてハンドユニット4を+X方向の端部に移動させ、吸引口4aからエアを吸引し、ワーク収納装置Aに収納されたガラス基板の端部を保持する。次に噴出口2aからエアを噴出させ、ガラス基板を保持したハンドユニット4を−X方向に移動し、支持テーブル2上にガラス基板を移動させる。噴出口2aからのエアの噴出により、ガラス基板は支持テーブル2上で浮遊状態にある。
次に、走行ユニット5により移載装置Cをガラス基板の搬送先の処理装置Bと向かい合う位置に移動する。続いてハンドユニット4を+X方向の端部に再び移動させ、ガラス基板を処理装置Bへ受け渡す。そして、噴出口2aからのエアの噴出、吸引口4aからのエアの吸引を停止し、一単位の処理が終了する。処理装置Bからガラス基板を受け取り、ワーク収納装置Aへ搬送する場合にはこの逆の手順となる。
<ワーク収納装置Aの構成>
図3はワーク収納装置Aの外観斜視図である。ワーク収納装置Aは、エア噴出装置10と、エア噴出装置10の上方に配設される収納カセット20と、昇降装置30と、位置決め装置40と、を備える。
<収納カセット>
図4は収納カセット20の外観斜視図である。収納カセット20はガラス基板を上下方向(Z方向)に多段に収納可能なカセットである。なお、図3及び図4はガラス基板が未収納の状態を示している。本実施形態の場合、収納カセット20は複数の柱部材21a、21bと、梁部材22a乃至22gと、により略直方体形状のフレーム体をなしている。
柱部材21bは、X方向に複数配設されると共に、Y方向に離間して同数配設され、Y方向の各柱部材21b間及び各柱部材21a間には上下方向(Z方向)に所定のピッチで複数のワイヤ23が張設されている。このワイヤ23によりガラス基板が略水平姿勢で載置される載置部が上下方向に複数段形成される。図5は1段分の載置部を示す図である。各段の載置部は、同じ高さにてX方向に離間して複数配設されたワイヤ23により形成され、ガラス基板Wはワイヤ23上に載置される。各ワイヤ23間と、X方向両端のワイヤ23の外方とは、それぞれ後述するエア噴出装置10が通過可能な開口部23aを形成する。本実施形態では載置部をワイヤにより形成したが、他の方式ももちろん採用可能である。但し、ワイヤの使用により、収納される基板間の間隔を小さくすることができ、収納カセット200の収納効率を高めることができる。
図4に戻り、収納カセット20の互いに対向するX方向の両側部は、それぞれ張り部材22aと柱部材21aとにより門型に開放しており、−X方向の側部はガラス基板の搬入出口24を形成している。収納カセット20の底部は、一対の梁部材22d、複数の梁部材22b及び一つの梁部材22fにより構成されており、これらの間や梁部材22dの両端部近傍が後述するエア噴出装置10が通過可能な進入口25を形成している。
<昇降装置>
図6は昇降装置30の外観斜視図、図7は昇降ユニット31の分解斜視図である。昇降装置30は収納カセット20とエア噴出装置10とを相対的に上下に昇降させる装置である。本実施形態ではエア噴出装置10を固定とし、収納カセット20を昇降させるが、収納カセット20を固定とし、エア噴出装置10を昇降させる構成も採用できる。
本実施形態の場合、昇降装置30は収納カセット20を挟むように収納カセット20の互いに対向するY方向の両側部にそれぞれ配設され、収納カセット20を片持ち支持する一対の昇降ユニット31から構成される。この構成によれば、昇降ユニット31をより薄型化でき、ワーク収納装置A全体の設置スペースをより小さくできる。また、ガラス基板の搬入出口、エア噴出装置10のスペースをより広く確保できる。
昇降ユニット31は、収納カセット20の底部の梁部材22dが載置されるビーム部材311を備える。各昇降ユニット31の各ビーム部材311が同期的に上下方向(Z方向)に移動することで収納カセット20が昇降される。昇降ユニット31は上下方向に延びる支柱312を備え、支柱312の内側表面には上下方向に延びる一対のレール部材313及びラック314が固定されている。各昇降ユニット31間には、支柱312の上端に梁部材32が架設されている。
ビーム部材311は支持板315の一側面にブラケット315aを介して固定されて支持される。支持板315の他側面にはレール部材313に沿って移動可能な4つのスライド部材316が固定され、ビーム部材311及び支持板315はレール部材313の案内により上下に移動する。駆動ユニット317はモータ317aと減速機317bとから構成されており、支持板318の一側面に固定されて支持されている。減速機317bの出力軸は支持板318を貫通して支持板318の他側面に配設されたピニオン319aに接続されている。
支持板315と支持板318とは所定の間隔を置いて相互に固定され、支持板315と支持板318との空隙にはピニオン319b乃至319dが配設されている。ピニオン319b乃至319dは支持板315と支持板318との間で回転可能に軸支され、ピニオン319b及びピニオン319dは、ピニオン319aの回転に従動して回転する。ピニオン319cはピニオン319bの回転に従動して回転する。ピニオン319b乃至319dは相互に同じ仕様のピニオンであり、2つのピニオン319c及び319dは各ラック314と噛み合っている。
しかして、駆動ユニット317を駆動するとピニオン319aが回転し、その駆動力により、駆動ユニット317、支持板315及び318、スライド部材316、及び、ビーム部材311が一体となって上方又は下方へ移動することになり、ビーム部材311上に載置された収納カセット20を昇降することができる。各昇降ユニット31には、互いのビーム部材311の昇降高さのずれを検出するセンサ311aがビーム部材311の端部に設けられている。
センサ311aは例えば発光部と受光部とを備えた光センサであり、図6に示すように相互に光をY方向に照射してこれを受光したか否かを判定する。受光した場合は互いのビーム部材311の昇降高さのずれがないことになり、受光しない場合は昇降高さにずれがあることになる。昇降高さのずれがセンサ311aで検出されると、モータ317aの制御によりずれが解消されるよう制御される。センサ311aを設けてビーム部材311の昇降高さのずれを制御することで、昇降時に収納カセット20が傾くことを防止し、収納カセット20をより安定して昇降することができる。
なお、各ビーム部材311に設けられる2つのセンサ311aは、その一方が発光部と受光部とのいずれか一方を、その他方が発光部と受光部との他方を、有する構成としてもよい。また、光センサに限られず、他のセンサも採用可能である。
<エア噴出装置>
図8はエア噴出装置10の外観斜視図である。本実施形態の場合、エア噴出装置10は複数のエア噴出ユニット11から構成されており、各エア噴出ユニット11は収納カセット20の昇降時に収納カセット20と干渉しないよう、進入口25、開口部23aを通過可能な大きさ、位置に設定されている。各エア噴出ユニット11は、エアの噴出口111aが複数形成された略水平の上面111を有する。各エア噴出ユニット11の各上面111は略同一水平面上に位置している。噴出口111aは不図示のエア供給装置(例えばコンプレッサ)から供給されるエアーを噴出し、収納カセット20に収納されているガラス基板を略水平姿勢で上面111上で浮遊させる。
各エア噴出ユニット11のうち、−X方向側の最端部に位置する2つのエア噴出ユニット11の各底部内方側にはリニアガイド12が設けられている。各リニアガイド12はリニアモータ形式で、エア噴出ユニット11の側部に配設されたエアアクチュエータ13をX方向に往復させる。エアアクチュエータ13はロッド部を上下に移動させることで上下方向(Z方向)に伸縮するアクチュエータであり、そのロッド部には吸着パッド14が取り付けられている。吸着パッド14の上面にはエアの吸引口14aが複数設けられており不図示のエア吸引装置(例えばコンプレッサ)によりエアを吸引する。
吸着パッド14はその上面がエア噴出ユニット11の上面111から突出した突出位置と、その上面が上面111と略面一か或いは上面111よりも低い非突出位置との間で、エアアクチュエータ13により昇降される。突出位置における吸着パッド14の上面の、上面111からの突出量はガラス基板の上面111からの浮遊量と略同じに設定され、吸着パッド14が突出位置に位置する場合、吸着パッド14の上面がエア噴出ユニット11の上面111上で浮遊状態にあるガラス基板の下面に当接する。
なお、吸着パッド14を昇降する手段としては、エアアクチュエータ13に限られず、他の昇降手段も採用可能である。また、リニアガイド12は吸着パッド14をガラス基板の搬送方向(−X方向)に移動させる移動手段として機能するが、このような移動手段としてはリニアガイド12以外の手段も採用可能である。
次に、各エア噴出ユニット11のうち、+X方向側の最端部から2番目に位置する2つのエア噴出ユニット11の各底部内方側にはブラケット15がそれぞれ設けられ、各ブラケット15にはエアアクチュエータ16が取り付けられている。エアアクチュエータ16はロッド部を上下に移動させることで上下方向(Z方向)に伸縮するアクチュエータであり、そのロッド部には補助ローラ17が取り付けられている。補助ローラ17は駆動力を持たないフリーローラである。本実施形態では、吸着パッド14と補助ローラ17とは、ガラス基板の搬出方向に離間した位置にそれぞれ位置している。
補助ローラ17はその上端がエア噴出ユニット11の上面111から突出した突出位置と、その上端が上面111と略面一か或いは上面111よりも低い非突出位置との間で、エアアクチュエータ16により昇降される。突出位置における補助ローラ17の上端の、上面111からの突出量はガラス基板の上面111からの浮遊量と略同じに設定され、補助ローラ17が突出位置に位置する場合、補助ローラ17の上端がエア噴出ユニット11の上面111上で浮遊状態にあるガラス基板の下面に当接する。本実施形態の場合、補助ローラ17は吸着パッド14の昇降と同期的に昇降する。なお、補助ローラ17を昇降する手段としては、エアアクチュエータ16に限られず、他の昇降手段も採用可能である。
<位置決め装置>
図9は位置決め装置40の外観斜視図である。本実施形態の場合、位置決め装置40は4基配設されている。4基の位置決め装置40は、それぞれ2つが1組となる。1組の位置決め装置40は互いに向かい合うようにY方向に離間して配設されている。そして、2組の位置決め装置40はX方向に離間して配設されている。
各位置決め装置40はガラス基板の端縁(本実施形態の場合、Y方向の両端辺)を略水平方向に押圧する円形のローラ41と、ローラ41をY方向に往復移動させるプッシャ42と、を備える。プッシャ42はここではY方向に伸縮するエアアクチュエータである。ローラ41はプッシャ42の先端部分に回転自在に軸支されている。
<制御部>
図10はワーク収納装置Aの制御部50の構成を示すブロック図である。制御部50はワーク収納装置Aの全体の制御を司るCPU51と、CPU51のワークエリアを提供すると共に、可変データ等が記憶されるRAM52と、制御プログラム、制御データ等の固定的なデータが記憶されるROM53と、を備える。RAM52、ROM53は他の記憶手段を採用可能である。
入力インターフェース(I/F)54は、CPU51とセンサ311aとのインターフェースであり、入力I/F54を介してCPU51はセンサ311aの検出結果を取得する。出力インターフェース(I/F)55は、CPU51とモータ317a、リニアガイド12及び制御弁とのインターフェースであり、出力I/F55を介してCPU41はモータ317a、リニアガイド12及び制御弁を制御する。制御弁は、各エア噴出ユニット11の噴出口111aからのエアの噴出の有無、吸着パッド14の吸引口14aのエアの吸引の有無、エアアクチュエータ13及び16の作動、プッシャ42の作動を切替える制御弁である。
通信インターフェース(I/F)56はワーク処理設備100全体を制御するホストコンピュータ6とCPU51とのインターフェースであり、CPU51はホストコンピュータ6からの指令に応じてワーク収納装置Aを制御することになる。
<ワーク収納装置Aの動作>
ワーク収納装置Aにおけるガラス基板の搬出時の動作について説明する。図11乃至図19はワーク収納装置Aの動作説明図である。図11及び図15はエア噴出装置10及び収納カセット20の平面視図であり、図12乃至図14及び図16乃至19は図11の線I−Iに沿う断面図である。各図においては要部のみ図示し、ワイヤ23等は省略されている。
本実施形態では昇降装置30による昇降動作によってエア噴出装置10を収納カセット20内に進入させ、エア噴出装置10により載置部上(つまり、各段のワイヤ23上)のガラス基板を載置部から浮遊させる。そして、移載装置Cのハンドユニット4が浮遊状態にあるガラス基板を抜き取るようにして収納カセット20外へ搬出する。
図12は収納カセット20がエア噴出装置10の上方を位置しており、未だエア噴出装置10が収納カセット20内に進入していない状態を示す。図12に示す収納カセット20の各段にはガラス基板Wが載置されている。ガラス基板Wは、より下段のものから搬出される。図12のように収納カセット20にガラス基板Wが満杯の状態の場合、最下段のガラス基板Wが最初に搬出される。
まず、図13に示すように各エア噴出ユニット11の噴出口111aからエアを噴出する。また、エアアクチュエータ13及び16により、+X方向の端部にある吸着パッド14及び補助ローラ17をそれぞれ突出位置へ上昇させ、吸引口14aからのエアの吸引を行なう。図13において線L1は各エア噴出ユニット11の各上面111のZ方向の位置(高さ)を示し、線L2は吸着パッド14の上面及び補助ローラ17の上端のZ方向の位置(高さ)を示している。
次に、昇降装置30により収納カセット20を図14に示すように降下させてエア噴出装置10を収納カセット20内に進入させ、各エア噴出ユニット11の上面111が最下段の載置部と略同じ高さに位置するようにする。すると、噴出口111aからのエアの噴出により最下段の載置部に載置されていたガラス基板Wが浮遊し、浮遊状態になる。同時に、吸着パッド14の上面がガラス基板Wの下面に当接し、吸引口14aからのエアの吸引によりガラス基板Wは吸着パッド14に吸着する。吸着パッド14はガラス基板Wの極一部を吸着するものであるため、ガラス基板Wを固定してしまうほどのものではない。また、補助ローラ17の上端がガラス基板Wの下面に当接する。
次に、図15に示すように位置決め装置40のプッシャ42を駆動して、ローラ41を収納カセット20に向けてY方向に移動させる。ローラ41のZ方向の高さは各エア噴出ユニット11の上面111の高さよりも僅かに上方に設定されており、ローラ41が収納カセット20内に入り込んで浮遊状態にあるガラス基板Wの端縁を押圧する。これにより、浮遊状態にあるガラス基板Wの位置決めがなされる。位置決め後、ローラ41は元の位置へ戻る。
ローラ41がガラス基板Wを押圧するとガラス基板Wへ各ローラ41の当り方次第で急激にガラス基板Wを移動させ、ガラス基板Wが滑る虞がある。しかし、本実施形態ではガラス基板Wが吸着パッド14に吸着されているので、吸着パッド14によりガラス基板Wが支持され、ガラス基板Wの急激な移動に抵抗する。従って、ガラス基板Wの滑りを低減し、ガラス基板Wをより安定して浮遊させることができる。
ガラス基板Wの位置決めが終了すると、図16に示すようにリニアガイド13を駆動し、吸着パッド14を−X方向(ガラス基板Wの排出方向)に移動させる。ガラス基板14は吸着パッド14に吸着され、かつ、各エア噴出ユニット11の噴出口111aからエアが噴出されて浮遊状態にあるので、ガラス基板14は吸着パッド14の移動に従って、−X方向に移動する。この結果、図16に示すようにガラス基板14の一部が収納カセット20から飛び出した状態となる。ガラス基板Wが移動する際、吸着パッド14に対して搬出方向に離間して設けられた補助ローラ17がガラス基板Wの移動方向の後方部分を支持するので、ガラス基板Wをより安定して移動させることができる。
次に、図17に示すように移載装置Cのハンドユニット4がガラス基板Wを受け取りに来る。ハンドユニット4はその吸引口4aからエアを吸引することでガラス基板Wの端部の下面を吸着保持する。ガラス基板Wが吸着パッド14に吸着されているので、ハンドユニット4がガラス基板Wを受け取りに来る際、ガラス基板Wが滑ることが防止される。ハンドユニット4がガラス基板Wの端部を保持すると、吸着パッド14の吸引口14aからのエアの吸引を停止し、吸着パッド14によるガラス基板Wの吸着を解除する。更に、エアアクチュエータ13及び16を作動して吸着パッド14及び補助ローラ16をそれぞれ非突出位置に移動する。各エア噴出ユニット11の噴出口111aからのエアの噴出は継続する。
続いて図18に示すように移載装置Cのハンドユニット4を−X方向に移動して、収納カセット20からガラス基板Wを抜き取るようにして搬出する。また、リニアガイド12を作動して吸着パッド14を+X方向に移動し、元の位置へ戻す。このようにして1枚のガラス基板Wの搬出が終了する。
ハンドユニット4がガラス基板Wを抜き取る際、吸着パッド14は非突出位置にあるので、ガラス基板Wの下面に吸着パッド14が擦れてガラス基板Wを傷つけることが防止されると共に、吸着パッド14を早期に元の位置に戻して次のガラス基板Wの搬出の準備を行うことができる。
また、ガラス基板Wを収納カセット20から移載装置Cへ受け渡す際、ガラス基板Wが図17に示したように収納カセット20一定量搬出された状態で、ハンドユニット4がガラス基板Wを受け取ることができるので、ハンドユニット4が収納カセット20内に入り込む必要がなく、移載装置Cへのワークの受渡しが円滑に行なえる。つまり、本実施形態の吸着パッド14は、吸着パッド14が移動することで、ガラス基板Wの滑り防止だけではなく、ガラス基板Wの一定量の搬出による移載装置Cへのワークの受渡しの円滑化をもなし得る。
更に、吸着パッド14と補助ローラ17の昇降を同期的に行なうことで、補助ローラ17はガラス基板Wの補助的な支持が必要な時にのみ、エア噴出ユニット11の上面111から突出させることができる。
以後、収納カセット20を順次降下させ、同様の手順を繰り返すことによりガラス基板Wが順次搬出されることになる。図19は中段の載置部までガラス基板Wの搬出が終了した状態を示す図であり、収納カセット20が降下することに従って、エア噴出装置10が収納カセット20内へより進入していくことになる。また、移載装置Cから収納カセット20へガラス基板Wを搬入する場合は、上述した搬出時と概ね逆の動作にて行なうことができ、収納カセット20を順次上昇させて上段の載置部から順にガラス基板Wを搬入していくことになる。
<収納カセットの他の例>
収納カセット20はフォークリフト等に搭載されて搬送され、昇降装置30のビーム部材311上に載置される。収納カセット20を搬送する際、振動により収納カセット20内に収納されたガラス基板が搬出入口24から飛び出してしまう場合がある。図20はこのような問題を解決する収納カセット20’の外観斜視図である。図20において、上述した収納カセット20と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
収納カセット20’は、収納カセット20の梁部材22d及び22eがそれぞれ±X方向に延長された梁部材22d’及び22e’を備えており、これらの両端部にはそれぞれ規制部材26が設けられている。規制部材26は、例えば、可撓性を有する樹脂等からなり、方形枠状の本体部分からY方向に突出した複数の櫛歯26aを有する。櫛歯26aは上下方向(Z方向)に、収納カセット20’の各載置部の配設ピッチと同ピッチで配設され、そのZ方向の幅はガラス基板Wの厚さと略同じである。
図21及び図22は、−X側の規制部材26の櫛歯26a近傍の拡大断面図である。図21はガラス基板Wが収納カセット20’内で載置部上に載置状態にある場合を示している。同図に示すように、ガラス基板Wの−X方向には櫛歯26aが存在しており、ガラス基板Wが−X方向に移動して排出されようとすると櫛歯26aに干渉する。これにより、ガラス基板Wが収納カセット20’の搬送時の振動等により搬出方向(−X方向)に移動することが規制される。なお、図20の+X側の規制部材26も同様に、ガラス基板Wが収納カセット20’の搬送時の振動等により+X方向に移動することを規制する。
次に、図22はガラス基板Wのうちの一つが収納カセット20’内で載置部上で浮遊している場合を示している。つまり、同図の最下段のガラス基板Wは搬出されようとしている状態である。ガラス基板Wが浮遊することにより、ガラス基板Wは櫛歯26a間の隙間を通過できることになり、規制部材26は浮遊状態にあるガラス基板Wが搬出方向(−X方向)に移動することは規制しない。
なお、上述した移載装置Cのハンドユニット4のように、ガラス基板の端部を保持して排出する方式の場合、従来ではハンドユニットが収納カセット内に少し入り込んでガラス基板を保持する必要があったが、本実施形態のように規制部材26を設けた構成ではハンドユニットと規制部材26とが干渉してハンドユニッ4が収納カセット20’内に入り込めない。
しかしながら、本実施形態では吸着パッド14の移動により、ガラス基板Wを収納カセット20’から一定量飛び出させることができ、ハンドユニッ4が収納カセット20’内に入り込む必要がない。従って、規制部材26を設けた収納カセット20’にも対応できる。
<他の実施形態>
上記実施形態では吸着機能を持つ吸着パッド14を採用したが、ガラス基板の滑り防止には必ずしも吸着機能を有するパッドである必要はなく、ガラス基板Wの急激な移動(滑り)に抵抗するパッドであればよい。例えば、上面にゴムやフェルト布等を有するパッドであってもよい。尤も、吸着パッド14のように吸着機能を有するパッドの方が、ガラス基板の滑り防止に効果的であることは言うまでも無い。
本願発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、また本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更や修正が可能であるため、本願発明の範囲は以下の請求の範囲によって規定されるべきである。

Claims (7)

  1. エアの噴出口が複数形成された略水平の上面を有し、前記噴出口からのエアの噴出により、方形板状のワークを略水平姿勢で前記上面上で浮遊させるエア噴出手段と、
    上下方向に多段に形成され、前記エア噴出手段が通過可能な開口部を有すると共に前記ワークが略水平姿勢で載置される複数の載置部と、前記ワークの搬出口を形成する側部と、前記エア噴出手段が通過可能な進入口を形成する底部と、を備え、前記エア噴出手段の上方に配設される収納カセットと、
    前記収納カセットと前記エア噴出手段とを相対的に上下に昇降させる昇降手段と、を備え、
    前記昇降手段による昇降動作によって前記エア噴出手段を前記収納カセット内に進入させ、前記収納カセットから外部へ搬出する前記ワークを前記エア噴出手段により前記載置部から浮遊させるワーク収納装置において、
    前記エア噴出手段の前記上面から突出して、浮遊状態にある前記ワークの下面に当接するパッドを設けたことを特徴とするワーク収納装置。
  2. 前記パッドを前記エア噴出手段の前記上面から突出する突出位置と、非突出位置との間で昇降するパッド昇降手段を更に設けたことを特徴とする請求項1に記載のワーク収納装置。
  3. 前記パッドが、エアの吸引により浮遊状態にある前記ワークの下面に吸着する吸着パッドであることを特徴とする請求項1に記載のワーク収納装置。
  4. 前記吸着パッドを前記ワークの搬出方向に移動させる移動手段を更に設けたことを特徴とする請求項3に記載のワーク収納装置。
  5. 前記エア噴出手段の前記上面から突出して、前記移動手段による前記吸着パッドの移動に伴い移動する前記ワークの下面に当接する補助ローラを更に設けたことを特徴とする請求項4に記載のワーク収納装置。
  6. 前記吸着パッドと前記補助ローラとは前記ワークの搬出方向に離間して設けられ、
    更に、
    前記吸着パッドを、前記エア噴出手段の前記上面から突出する突出位置と、非突出位置との間で昇降する吸着パッド昇降手段と、
    前記補助ローラを、前記エア噴出手段の前記上面から突出する突出位置と、非突出位置との間で昇降する補助ローラ昇降手段と、を備え、
    前記吸着パッドと前記補助ローラとは同期的に昇降することを特徴とする請求項5に記載のワーク収納装置。
  7. 浮遊状態にある前記ワークの端縁を略水平方向に押圧して前記ワークを位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のワーク収納装置。
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