JP4818318B2 - 酸化マグネシウム蒸着材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(1)放電電極間に電界が発生して放電ガス中に存在するイオンや電子などの荷電粒子が加速され、誘電体層保護膜に衝突する。
(2)この衝突により、誘電体層保護膜から二次電子が放出される。
(3)放出された二次電子がイオン化していない放電ガス原子に衝突し、放電ガスイオンを生成する。
(4)生成した放電ガスイオンが上記(1)の過程により誘電体層保護膜に衝突する。
定することによって確認することができる。
(1)希土類金属が、Dy、Gd、Eu、Ho、Er、Tb、Yb、Tm及びLuからなる群より選ばれる一種以上の金属である。
(2)希土類金属が、Dy、Gd、Eu、Ho及びErからなる群より選ばれる一種以上の金属である。
(3)固溶している希土類金属の量が0.005〜0.040質量%の範囲にある。
(4)固溶している希土類金属の量が0.010〜0.030質量%の範囲にある。
(1)酸化マグネシウム粉末分散液が、水溶性ポリマーを酸化マグネシウム粉末に対して0.10〜10質量%の範囲にて含む。
(2)酸化マグネシウム粉末分散液が、ポリカルボン酸のアンモニウム塩を酸化マグネシウム粉末に対して0.10〜10質量%の範囲にて含む。
(3)希土類金属塩が希土類金属の硝酸塩、塩化物又は硫酸塩である。
(4)希土類金属塩が希土類金属の硝酸塩である。
更に、本発明の製造方法を利用することによって、酸化マグネシウム結晶粒子に希土類金属が固溶している多結晶の酸化マグネシウム蒸着材を工業的に有利に製造することができる。
Dy源に硝酸ジスプロシウム(Dy(NO3)3・XH2O、純度:99.9質量%)を用いて、Dy濃度0.003質量%、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の硝酸ジスプロシウム水溶液を調製した。この硝酸ジスプロシウム水溶液66質量部に、気相酸化反応法により製造された酸化マグネシウム粉末(純度:99.985質量%、一次粒子の平均粒子径:0.2μm、一次粒子の形状:立方体)33質量部を混合分散して、酸化マグネシウム粉末分散液(温度:25℃)を調製した。調製した酸化マグネシウム粉末分散液を、温度を25℃に維持しながら、速やかに(分散液調製後、約15分以内)、スプレードライヤー(加熱温度:230℃)を用いて、噴霧乾燥した。得られた硝酸ジスプロシウム付着酸化マグネシウム粉末を成形圧2トン/cm2にて、ペレット状(直径:6.0mm、厚み:2.5mm、成形体密度:2.30g/cm3)に成形した。次いで、得られたペレット状成形物を、電気炉を用いて1650℃の温度で5時間焼成して、硝酸ジスプロシウム付着酸化マグネシウム粉末を焼結させて、焼結体ペレットを得た。
硝酸ジスプロシウム水溶液のDy濃度を0.014質量%としたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ジスプロシウム水溶液の代わりに、Eu源として硝酸ユウロピウム(Eu(NO3)3・5H2O、純度:99.9質量%)を用いて調製した、Eu濃度0.003質量%、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の硝酸ユウロピウム水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ユウロピウム水溶液のEu濃度を0.014質量%としたこと以外は、実施例3と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ジスプロシウム水溶液の代わりに、Gd源として硝酸ガドリニウム(Gd(NO3)3・6H2O、純度:99.9質量%)を用いて調製した、Gd濃度0.016質量%、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の硝酸ガドリニウム水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ジスプロシウム水溶液の代わりに、Ho源として硝酸ホルミウム(Ho(NO3)3・5H2O、純度:99.9質量%)を用いて調製した、Ho濃度0.016質量%、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の硝酸ホルミウム水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ジスプロシウム水溶液の代わりに、Er源として硝酸エルビウム(Er(NO3)3・5H2O、純度:99.9質量%)を用いて調製した、Er濃度0.016質量%、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の硝酸エルビウム水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ジスプロシウム水溶液の代わりに、Er源として硝酸テルビウム(Tb(NO3)3・5H2O、純度:99.9質量%)を用いて調製した、Tb濃度0.016質量%、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の硝酸テルビウム水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ジスプロシウム水溶液の代わりに、Yb源として硝酸イッテルビウム(Yb(NO3)3・5H2O、純度:99.9質量%)を用いて調製した、Yb濃度0.016質量%、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の硝酸イッテルビウム水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ジスプロシウム水溶液の代わりに、Tm源として硝酸ツリウム(Tm(NO3)3・5H2O、純度:99.9質量%)を用いて調製した、Tm濃度0.016質量%、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の硝酸ツリウム水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ジスプロシウム水溶液の代わりに、Lu源として硝酸ルテチウム(Lu(NO3)3・XH2O、純度:99.9質量%)を用いて調製した、Lu濃度0.016質量%、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の硝酸ツリウム水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
硝酸ジスプロシウム水溶液の代わりに、硝酸ジスプロシウムを含まない、ポリビニルアルコール濃度1.75質量%、ポリエチレングリコール濃度0.75質量%及びポリカルボン酸アンモニウム塩濃度3.0質量%の水溶液を用いたこと以外は、実施例1と同じ条件で焼結体ペレットを製造した。
実施例1〜11及び比較例1で製造した焼結体ペレットについて、以下の方法により、相対密度、希土類金属の含有量、酸化マグネシウム結晶粒子の平均結晶粒子径を測定し、結晶粒子内部の希土類金属の分布状態を確認した。その結果を表1に示す。なお、希土類金属の含有量の測定と希土類金属の分布状態の確認は、実施例1〜11で製造した焼結体ペレットについてのみ行なった。
ケロシンを媒液としアルキメデス法で嵩密度を測定し、真密度を3.58g/cm3として算出した。
ICP−AES法により測定した。
焼結体ペレットを直径方向に切断し、その切断面を鏡面研磨処理した。そして、その切断面表層部の酸化マグネシウム結晶粒子について、エネルギー分散型X線分析装置が付設
されているフィールドエミッション走査型電子顕微鏡を用いて、平均結晶粒子径の測定と希土類金属の分布状態の確認を行なった。
て、加速電圧:18kV、走査時間:10分の条件にて測定し、結晶粒子内部に希土類金属が直径1μm以上の塊が検出されない場合は固溶とした。
────────────────────────────────────────
希土類金属 酸化マグネシウム
────────────────────── 結晶粒子の
相対密度 元素 含有量 酸化マグネシウム結晶 平均結晶粒子径
(%) (質量%) 粒子内部の分布状態 (μm)
────────────────────────────────────────
実施例1 95.4 Dy 0.0053 固溶 9.2
実施例2 95.3 Dy 0.0258 固溶 10.3
実施例3 95.4 Eu 0.0056 固溶 10.1
実施例4 95.6 Eu 0.0255 固溶 10.2
実施例5 95.5 Gd 0.0320 固溶 12.3
実施例6 95.4 Ho 0.0309 固溶 9.8
実施例7 95.4 Er 0.0315 固溶 9.3
実施例8 95.3 Tb 0.0302 固溶 10.7
実施例9 95.4 Yb 0.0296 固溶 10.0
実施例10 95.4 Tm 0.0306 固溶 13.3
実施例11 95.4 Lu 0.0302 固溶 10.3
────────────────────────────────────────
比較例1 95.1 添加せず − − 8.9
────────────────────────────────────────
実施例1〜11及び比較例1で得られた焼結体ペレットを用いて電子ビーム蒸着法により形成した酸化マグネシウム膜について、以下の方法により、希土類金属の含有量の測定、希土類金属の分布状態の確認、耐スパッタ性の評価及び放電開始電圧の測定を行なった。その結果を表2に示す。なお、希土類金属の含有量の測定と希土類金属の分布状態の確認は、実施例1〜11で製造した焼結体ペレットを用いて形成した酸化マグネシウム膜についてのみ行なった。
シリコンウェハ基板(10mm×10mm×0.5mm)上に、焼結体ペレットを蒸着材に用いて、電子ビーム蒸着法により厚さ約1000nmの酸化マグネシウム膜を形成した。蒸着の条件は、電圧:8kV、蒸着速度:2.0nm/秒、蒸着チャンバーの酸素分圧:2×10-2Pa、基板温度:200℃とした。
酸化マグネシウム膜の希土類金属の含有量は、蛍光X線法により測定した。
シリコンウェハ基板上に、上記希土類金属の含有量の測定方法と同じ条件で、厚さ約1000nmの酸化マグネシウム膜を作成した。得られた酸化マグネシウム膜の表層部について、エネルギー分散型X線分析装置が付設されているフィールドエミッション走査型電
子顕微鏡を用いて、希土類金属の分布状態の確認を行なった。希土類金属の分布状態は、電子顕微鏡の拡大倍率を25000倍に設定し、希土類金属の分布を電子顕微鏡に付設されているエネルギー分散型X線分析装置を用いて、加速電圧:25kV、走査時間:10
分の条件にて測定し、希土類金属の偏析がみられない場合は均一分散とした。
シリコンウェハ基板上に、前記希土類金属の含有量の測定方法と同じ条件で、厚さ約500nmの酸化マグネシウム膜を作成した。
得られた酸化マグネシウム膜の膜厚を、フィールドエミッション走査型電子顕微鏡を用いて測定した。次いで、酸化マグネシウム膜の表面に走査型X線光電子分光装置(ESCA)のArイオン銃を用いて、Arイオンスパッタ(スパッタレート:16nm/分−SiO2換算)を行ない、Arイオンがシリコンウェハ基板に到達するまでの時間を測定した。下記式より求めたスパッタ速度(nm/分)により耐スパッタ性を評価した。スパッタ速度が遅い方が、耐スパッタ性が高い。
スパッタ速度=酸化マグネシウム膜の膜厚(nm)/Arイオンがシリコンウェハ基板に到達するまでの時間(分)
特開2006−278043に記載の方法に準じて実施した。互いに平行に配置された10組の放電電極が形成されているガラス基板上に、焼結体ペレットを蒸着材に用いて前記希土類金属の含有量の測定方法と同じ蒸着条件で、電子ビーム蒸着法により厚さ約1000nmの酸化マグネシウム膜を作成した。
得られた酸化マグネシウム付きガラス基板をNe:Xe=95:5の混合希ガス(圧力:465torr)が充填された透明容器内に設置し、放電電極を電源に接続した。透明容器を環境試験器内に設置し、環境試験器内の温度を−10℃、25℃、60℃の各温度にて調整した、放電電極に周波数20kHzの矩形波を負荷した。10組の放電電極が全て点灯した電圧を開始電圧とした。
────────────────────────────────────────
希土類金属
─────────────── スパッタ 放電開始電圧(V)
含有量 速度 ────────────
元素 (質量%) 分布状態 (nm/分) −10℃ 25℃ 60℃
────────────────────────────────────────
実施例1 Dy 30 均一分散 7.8 189 181 174
実施例2 Dy 200 均一分散 184 175 168
実施例3 Eu 40 均一分散 182 174 163
実施例4 Eu 220 均一分散 7.7 180 170 161
実施例5 Gd 230 均一分散 7.7 179 176 173
実施例6 Ho 280 均一分散 7.9 170 161 154
実施例7 Er 280 均一分散 7.6 171 163 156
実施例8 Tb 260 均一分散 185 178 172
実施例9 Yb 230 均一分散 185 176 173
実施例10 Tm 270 均一分散 183 175 170
実施例11 Lu 260 均一分散 185 174 171
────────────────────────────────────────
比較例1 無添加 0 9.4 233 215 202
────────────────────────────────────────
Claims (10)
- 平均結晶粒子径が2.0〜50μmの範囲にある酸化マグネシウム結晶粒子の多結晶体からなり、該酸化マグネシウム結晶粒子に希土類金属が0.005〜0.060質量%の範囲の量にて固溶している酸化マグネシウム蒸着材。
- 希土類金属が、Dy、Gd、Eu、Ho、Er、Tb、Yb、Tm及びLuからなる群より選ばれる一種以上の金属である請求項1に記載の酸化マグネシウム蒸着材。
- 希土類金属が、Dy、Gd、Eu、Ho及びErからなる群より選ばれる一種以上の金属である請求項1に記載の酸化マグネシウム蒸着材。
- 固溶している希土類金属の量が0.005〜0.040質量%の範囲にある請求項1に記載の酸化マグネシウム蒸着材。
- 固溶している希土類金属の量が0.010〜0.030質量%の範囲にある請求項1に記載の酸化マグネシウム蒸着材。
- 希土類金属の塩が溶解している水溶液に、一次粒子の平均粒子径が0.010〜0.50μmの酸化マグネシウム粉末が、希土類金属塩に含まれる希土類金属が該希土類金属と該酸化マグネシウム粉末との合計量に対して0.005〜0.10質量%の範囲となる量にて分散されている酸化マグネシウム粉末分散液を噴霧乾燥して、表面に希土類金属塩が付着した酸化マグネシウム粉末を得る工程、該希土類金属塩が付着した酸化マグネシウム粉末をペレット状に成形する工程、そして得られたペレット状成形物を焼成して、希土類金属塩が付着した酸化マグネシウム粉末を焼結させる工程を含む請求項1に記載の酸化マグネシウム蒸着材の製造方法。
- 酸化マグネシウム粉末分散液が、水溶性ポリマーを酸化マグネシウム粉末に対して0.10〜10質量%の範囲にて含む請求項6に記載の酸化マグネシウム蒸着材の製造方法。
- 酸化マグネシウム粉末分散液が、ポリカルボン酸のアンモニウム塩を酸化マグネシウム粉末に対して0.10〜10質量%の範囲にて含む請求項6に記載の酸化マグネシウム蒸着材の製造方法。
- 希土類金属塩が希土類金属の硝酸塩、塩化物又は硫酸塩である請求項6に記載の酸化マグネシウム蒸着材の製造方法。
- 希土類金属塩が希土類金属の硝酸塩である請求項6に記載の酸化マグネシウム蒸着材の製造方法。
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