JP4816392B2 - 車両用制動制御装置 - Google Patents

車両用制動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4816392B2
JP4816392B2 JP2006274255A JP2006274255A JP4816392B2 JP 4816392 B2 JP4816392 B2 JP 4816392B2 JP 2006274255 A JP2006274255 A JP 2006274255A JP 2006274255 A JP2006274255 A JP 2006274255A JP 4816392 B2 JP4816392 B2 JP 4816392B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
deceleration
vehicle speed
front wheel
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006274255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008094112A (ja
Inventor
雅弘 富山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006274255A priority Critical patent/JP4816392B2/ja
Publication of JP2008094112A publication Critical patent/JP2008094112A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4816392B2 publication Critical patent/JP4816392B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

本発明は、車両用制動制御装置に関する。
従来、各車輪の接地荷重に応じて各車輪に付与する制動力を変化させる車両用ブレーキ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された車両用ブレーキ装置では、4個の車輪の各回転を各々抑制する車輪回転抑制手段を備え、車両全体として必要な制動力を各車輪の接地荷重に応じた比率で配分することで、車両の制動距離の短縮化及び車両の走行安定性の向上を図っている。
特開平5−50914号公報
ここで、近年にあっては、車両制動時において、ドライバーが感じる不快感を低減させることが求められている。また、車両制動時における後輪の接地荷重の減少を低減することが求められている。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、車両制動時における後輪の接地荷重の減少を低減し、ドライバーが感じる不快感を低減させることが可能な車両用制動制御装置を提供することを目的とする。
本発明による車両用制動制御装置は、車両の左右前輪に付与する制動力を制御する車両用制動制御装置において、車両の車速を検出する車速検出手段と、車両の減速度を検出する減速度検出手段と、車速検出手段によって検出された車速が車速設定値よりも小さいか否かを判定する車速判定手段と、減速度検出手段によって検出された減速度が減速度設定値よりも大きいか否かを判定する減速度判定手段と、車両が直進状態であるか否かを判定する直進状態判定手段と、直進状態判定手段によって、車両が直進状態と判定され、車速判定手段によって、車速が車速設定値よりも小さいと判定され、減速度判定手段によって、減速度が減速度設定値よりも大きいと判定された場合に、車両の一方の前輪に付与する制動力を、残りの車輪に付与する制動力よりも大きくなるように制御する制御部とを備えることを特徴としている。
このような車両用制動制御装置によれば、車両の直進状態における制動時において、車速が車速設定値よりも小さく、車両の減速度が減速度設定値より大きいことを条件として、一方の前輪に付与する制動力を残りの車輪に付与する制動力よりも大きくしているので、車両にヨーレイトを発生させることができる。これにより、車両の前後方向の力をヨーレイトとして消費することで、車両制動時における後輪の接地荷重の減少を低減し、ドライバーが感じる不快感を低減させることができる。
ここで、制御部は、車両の荷重移動方向における車両の重心と他方の前輪との距離であるモーメントアーム長が最大となるように一方の前輪に付与する制動力を制御することが好ましい。このように、ヨーレイトが発生した際のモーメントアーム長が最大となるように、制動力を付与することで、前後方向の力をヨーレイトとして効率良く消費することができる。従って、ドライバーが感じる不快感を一層低減させることができる。
また、車両が左側通行の道路を走行する場合、一方の前輪は右前輪であり、車両が右側通行の道路を走行する場合、一方の前輪は左前輪であることが好ましい。これにより、車両の後部側を対向車と反対側に振ることができるため、対向車の走行に影響を与えることが防止される。
本発明の車両用制動制御装置によれば、直進制動時において、車両の前後方向の力をヨーレイトとして消費することができるので、車両制動時における後輪の接地荷重の減少を低減し、ドライバーが感じる不快感を低減させることができる。
以下、本発明による車両用制動制御装置(以下、「制動制御装置」という。)の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図1は、本発明の実施形態に係る制動制御装置を備えたブレーキシステムを示す概略構成図である。
図1に示す本実施形態の車両用制動制御装置1は、液圧(ブレーキオイルの油圧)を制御することによって、各車輪2〜5に付与する制動力を制御するものである。この制動制御装置1を備えたブレーキシステム6は、ブレーキペダル7を備え、このブレーキペダル7は、2つの加圧室を有するマスタシリンダ8に接続されている。このマスタシリンダ8の一方の加圧室には、左右前輪2,3に制動力を付与するためのフロントホイールシリンダ9,10が接続され、マスタシリンダ8の他方の加圧室には、左右後輪4,5に制動力を付与するためのリアホイールシリンダ11,12が接続されている。以下、フロントホイールシリンダ9,10、リアホイールシリンダ11,12を区別する必要が無い場合には、ホイールシリンダ9〜12とする。
マスタシリンダ8の一方の加圧室には、前輪用ストロークシュミレータ13が接続され、他方の加圧室には、後輪用ストロークシュミレータ14が接続されている。マスタシリンダ8とストロークシュミレータ13,14とは、通常時においてストロークシュミレータ用電磁方向切換弁15,16を介して連通されている。ストロークシュミレータ13,14は、マスタシリンダ8から排出されるブレーキオイルを収容してブレーキペダル7の踏込みを許容すると共に、踏込みストロークに応じた反力をブレーキペダル7に発生させるものである。
マスタシリンダ8とホイールシリンダ9〜12との間には、リザーバ17、ポンプ18、アキュムレータ19、液圧制御弁20〜23、電磁方向切換弁24〜27がブレーキ配管28を介して接続されている。リザーバ17はブレーキ配管28内に充填されるブレーキオイルを貯蔵するものであり、リザーバ17内のブレーキオイルは、ポンプ18によって、アキュムレータ19に蓄圧される。アキュムレータ19は、各液圧制御弁20〜23と接続されている。
液圧制御弁20〜23は、ソレノイドの励磁電流が制御され、ホイールシリンダ9〜12に供給する液圧を制御する。電磁方向切換弁24〜27は、液圧制御弁20〜23とホイールシリンダ9〜12との間に設置され、通常時において、ホイールシリンダ9〜12と液圧制御弁20〜23とを連通させている。
また、前輪2,3用の電磁方向切換弁24,25は、ストロークシュミレータ用電磁方向切換弁15に接続され、後輪4,5用の電磁方向切換弁26,27は、プロポーショニングバルブ29を介してストロークシュミレータ用電磁方向切換弁16に接続されている。
次に、制動制御装置1について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る制動制御装置を示すブロック図である。制動制御装置1は、図2に示すように、ブレーキ用電子制御ユニット30(以下、「ブレーキ用ECU」という。)を備え、このブレーキ用ECU30は、車輪速センサ(車速検出手段)31〜34、前後Gセンサ(減速度検出手段)35、実舵角センサ36と電気的に接続されている。
車輪速センサ31〜34は、各車輪2〜5に設けられ、車輪2〜5の回転速度を検出するものであり、検出された回転速度に関するデータをブレーキ用ECU30に出力する。前後Gセンサ35は、車両100(図3参照)に作用する前後方向の加速度を検出するものであり、検出された加速度に関するデータをブレーキ用ECU30に出力する。実舵角センサ36は、転舵輪である前輪2,3の舵角を検出するものであり、例えばキングピンの回転角を検出し、検出された舵角(回転角)に関するデータをブレーキ用ECU30に出力する。
また、ブレーキ用ECU30には、ブレーキペダル7が操作されたこと検出するブレーキスイッチ37、ブレーキペダル7の踏込み量を検出する踏込み量検出センサ38、アキュムレータ19の液圧を検出するアキュムレータ用液圧センサ39、ホイールシリンダ9〜12の液圧を検出するホイールシリンダ用液圧センサ40〜43と電気的に接続されている。
ブレーキスイッチ37は、ブレーキペダル7が操作されたか否かに関する信号をブレーキ用ECU30に出力し、踏込み量検出センサ38は、ブレーキペダル7の踏込み量に関するデータをブレーキ用ECU30に出力するものである。
また、ブレーキ用ECU30は、液圧制御弁20〜23、電磁方向切換弁24〜27、ストロークシュミレータ用電磁方向切換弁15,16と電気的に接続され、これらの液圧制御弁20〜23、電磁方向切換弁24〜27、ストロークシュミレータ用電磁方向切換弁15,16に駆動信号を送信して弁操作を行い、液圧を制御する。
ブレーキ用ECU30は、演算処理を行うCPU41、記憶部となるROM42及びRAM43、入力信号回路44、出力信号回路45、電源回路46などを備えている。このブレーキ用ECU30では、「通常制動制御」、「フロントブレーキ片効き制御」を行うことができる。この「フロントブレーキ片効き制御」は、車両直進状態における急制動時に、大きな前後Gが発生することによりドライバーが感じる不快感を低減させるために実行される。
ブレーキ用ECU30のROM42には、CPU41を作動させるためのプログラムのほかに、「フロントブレーキ片効き制御」を実行するか否かの判定基準である車速設定値及び減速度設定値に関するデータ、各車輪2〜5に付与する制動力を決定するためのデータなどが記憶されている。
ブレーキ用ECU30のCPU41では、ROM42に記憶されているプログラムを実行することで、車速を算出する車速演算部47、減速度を算出する減速度演算部48、車速が車速設定値よりも小さいか否かを判定する車速判定部(車速判定手段)49、減速度が減速度設定値よりも大きいか否かを判定する減速度判定部(減速度判定手段)50、車両100が直進状態であるか否かを判定する直進状態判定部(直進状態判定手段)51、各車輪2〜5に付与する制動力を制御する制御部52が構成される。
車速演算部47では、各車輪速センサ31〜34からのデータに基づいて車速を算出する。減速度演算部48では、前後Gセンサ35からのデータに基づいて車両100の前後方向の減速度を算出する。
車速判定部49では、車速演算部47によって算出された車速が車速設定値より小さいか否かを判定する。減速度判定部50では、減速度演算部48によって算出された減速度が減速度設定値より大きいか否かを判定する。直進状態判定部51では、実舵角センサ36からのデータに基づいて車両100が直進状態であるか否かを判定する。なお、車速設定値及び減速度設定値は、例えばドライバーへのモニタリング調査や実験等のデータから決定することができる。
制御部52では、車速判定部49による判定結果、減速度判定部50による判定結果、直進状態判定部51による判定結果に基づいて、「フロントブレーキ片効き制御」を実行するか否かを決定する。具体的には、直進状態判定部51によって、車両100が直進状態であると判定され、車速判定部49によって、車速が車速設定値よりも小さいと判定され、減速度判定部50によって、減速度が減速度設定値よりも大きいと判定された場合に、「フロントブレーキ片効き制御」の実行を決定する。「フロントブレーキ片効き制御」を実行しない場合には、制御部52は、「通常制動制御」を実行する。
「通常制動制御」を実行する場合、制御部52は、各センサからのデータに基づいて、制動距離が短くなるように各車輪2〜5に付与する制動力を決定し、各ホイールシリンダ9〜12に供給される液圧を算出する。制御部52は、算出された液圧となるように、液圧制御弁20〜23に駆動信号を出力する。
図3は、「フロントブレーキ片効き制御」を実行した際の車両に発生するヨーレイトを説明するための概略平面図である。制御部52は、「フロントブレーキ片効き制御」を実行する場合、図3に示すように、一方の前輪(例えば右前輪3)に付与する制動力F1を、残りの車輪(例えば左前輪2、左右後輪4,5)に付与する制動力F2よりも大きくして、フロントブレーキを片効きさせ、車両100にヨーレイトYを発生させる。一方の前輪3に付与する制動力F1と残りの車輪2,4,5に付与する制動力F2との比率は、例えば6:4としてもよい。
図4は、ヨーレイトによって車両が旋回した状態を示すものであり、モーメントアーム長を説明するための概略平面図である。また、一方の前輪3に付与される制動力F1は、図4に示すように、車両100の荷重移動方向Dにおける車両100の重心Oと他方の前輪2との距離であるモーメントアーム長Lが最大となるように制御されることが好ましい。
なお、「フロントブレーキ片効き制御」において、制動力F1が付与される一方の前輪は、左右前輪2,3の何れでも構わないが、車両100が左側通行の道路を走行する場合、一方の前輪を右前輪3とし、車両100が右側通行の道路を走行する場合、一方の前輪を左前輪2とすることが好ましい。これにより、車両制動時において、車両100の後部が対向車側と反対側に振られるため、対向車の走行に影響を与えることが回避される。
次に、本実施形態に係る制動制御装置1を備えたブレーキシステム6の基本動作について図面を参照して説明する。ブレーキスイッチ37は、ブレーキペダル7による操作を検出すると、検出信号をブレーキ用ECU30に出力し、踏込み量検出センサ38は、ブレーキペダル7による踏込み量に関するデータをブレーキ用ECU30に出力する。また、車輪速センサ31〜34、前後Gセンサ35、実舵角センサ36、アキュムレータ用液圧センサ39、ホイールシリンダ用液圧センサ40〜43は、検出した各種データをブレーキ用ECU30に出力する。
次に、ブレーキ用ECU30で実行される制御処理について図5のフローチャートに沿って説明する。図5は、本発明の実施形態に係るブレーキ用ECU30で実行される制御処理の動作手順を示すフローチャートである。ブレーキ用ECU30では、まず、ブレーキスイッチ37からの検出信号を入力し制動開始を検知する(S1)。次に、ブレーキ用ECU30では、車輪速センサ31〜34から車速に関するデータを入力し、前後Gセンサ35から減速度に関するデータを入力し、実舵角センサ36から舵角に関するデータを入力する(S2)。
続いて、ブレーキ用ECU30では、入力された車速に関するデータ、及び減速度に関するデータから車両100の車速及び減速度を演算する(S3)。次に、ブレーキ用ECU30は、入力された舵角に関するデータに基づいて、車両100が直進状態であるか否かの判定を行う(S4)。ステップS4で、車両100が直進状態であると判定された場合には、ステップ5に進み、一方、車両100が直進状態であると判定されなかった場合には、ステップS7に進む。
ステップS5では、ブレーキ用ECU30は、車速が車速設定値より小さいか否かの判定を行うと共に減速度が減速度設定値より大きいか否かの判定を行う。車速が車速設定値より小さく、且つ減速度が減速度設定値より大きいと判定された場合には、ステップS6に進み、一方、車速が車速設定値より小さく、且つ減速度が減速度設定値より大きいと判定されなかった場合には、ステップS7に進む。
ステップS6では、ブレーキ用ECU30は、「フロントブレーキ片効き制御」を実行する。具体的には、駆動信号を各液圧制御弁20〜23に出力し、一方の前輪3に付与する制動力F1を、残りの車輪に付与する制動力F2よりも大きくし、車両100にヨーレイトYを発生させる。
ステップS7では、ブレーキ用ECU30は、「通常制動制御」を実行する。ここでは、ブレーキ用ECU30は、各種センサからのデータに基づいて、各車輪2〜5に付与する制動力Fを算出する。そして、ブレーキ用ECU30は、算出された制動力Fとなるように、駆動信号を出力し各液圧制御弁20〜23を制御する。
このように、本実施形態においては、車両100の直進制動時において、車速が車速設定値よりも小さく、車両の減速度が減速度設定値より大きいことを条件として、「ブレーキ片効き制御」を実行し、一方の前輪3に付与する制動力F1を残りの車輪2,4,5に付与する制動力F2よりも大きくして、車両100にヨーレイトYを発生させている。これにより、車両100の前後方向の力をヨーレイトYとして消費することで、車両制動時における後輪4,5の接地荷重の減少を低減し、ドライバーが感じる不快感を低減させることができる。
ここで、ブレーキ用ECU30は、「ブレーキ片効き制御」において、モーメントアーム長Lが最大となるように、各車輪2〜5に付与する制動力F1,F2を制御することで、車両100の前後方向の力をヨーレイトYとして効率良く消費することが可能となる。その結果、ドライバーが感じる不快感を一層低減させることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態において、車輪速センサ31〜34からのデータに基づいて車速を演算し、前後Gセンサ35からのデータに基づいて減速度を演算しているが、例えば、車速センサを始めとしたその他のセンサからのデータや、車両100全体の制御を司るメインECUからのデータ等に基づいて、車速、減速度を算出してもよい。
また、上記実施形態において、実舵角センサ36からのデータに基づいて、車両100が直進状態であるか否かを判定しているが、例えば、舵角センサ、車高センサ等その他のセンサからのデータや、メインECUからのデータに基づいて、車両100の直進状態を判定してもよい。
また、「フロントブレーキ片効き制御」における制動力F1,F2は、一定の値でもよく、車両100の車速に応じて変化させても良い。
本発明の実施形態に係る制動制御装置を備えたブレーキシステムを示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係る制動制御装置を示すブロック図である。 「フロントブレーキ片効き制御」を実行した際の車両に発生するヨーレイトを説明するための概略平面図である。 ヨーレイトによって車両が旋回した状態を示すものであり、モーメントアーム長を説明するための概略平面図である。 本発明の実施形態に係るECUで実行される制御処理の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…車両用制動制御装置、2…左前輪、3…右前輪、4…左後輪、5…右後輪、30…ブレーキ用ECU、31〜34…車輪速センサ(車速検出手段)、35…前後Gセンサ(減速度検出手段)、49…車速判定部(車速判定手段)、50…減速度判定部(減速度判定手段)、51…直進状態判定部(直線状態判定手段)、52…制御部、100…車両、F1,F2…制動力、L…モーメントアーム長、O…車両の重心。

Claims (3)

  1. 車両の左右前輪に付与する制動力を制御する車両用制動制御装置において、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記車両の減速度を検出する減速度検出手段と、
    前記車速検出手段によって検出された前記車速が車速設定値よりも小さいか否かを判定する車速判定手段と、
    前記減速度検出手段によって検出された前記減速度が減速度設定値よりも大きいか否かを判定する減速度判定手段と、
    前記車両が直進状態であるか否かを判定する直進状態判定手段と、
    前記直進状態判定手段によって、前記車両が直進状態と判定され、前記車速判定手段によって、前記車速が車速設定値よりも小さいと判定され、前記減速度判定手段によって、前記減速度が減速度設定値よりも大きいと判定された場合に、前記車両の一方の前輪に付与する制動力を、残りの車輪に付与する制動力よりも大きくなるように制御する制御部とを備えることを特徴とする車両用制動制御装置。
  2. 前記制御部は、前記車両の荷重移動方向における前記車両の重心と前記他方の前輪との距離であるモーメントアーム長が最大となるように前記一方の前輪に付与する制動力を制御することを特徴とする請求項1記載の車両用制動制御装置。
  3. 前記車両が左側通行の道路を走行する場合、前記一方の前輪は右前輪であり、
    前記車両が右側通行の道路を走行する場合、前記一方の前輪は左前輪であることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用制動制御装置。
JP2006274255A 2006-10-05 2006-10-05 車両用制動制御装置 Expired - Fee Related JP4816392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006274255A JP4816392B2 (ja) 2006-10-05 2006-10-05 車両用制動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006274255A JP4816392B2 (ja) 2006-10-05 2006-10-05 車両用制動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008094112A JP2008094112A (ja) 2008-04-24
JP4816392B2 true JP4816392B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=39377454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006274255A Expired - Fee Related JP4816392B2 (ja) 2006-10-05 2006-10-05 車両用制動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4816392B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5266119B2 (ja) 2008-03-31 2013-08-21 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3673284B2 (ja) * 1991-08-26 2005-07-20 トヨタ自動車株式会社 車両用ブレーキ装置
JP2753793B2 (ja) * 1993-06-03 1998-05-20 本田技研工業株式会社 車両における車輪前後力制御方法
JP2001310714A (ja) * 2000-04-27 2001-11-06 Toyota Motor Corp 車両用減速度制御装置
JP4729830B2 (ja) * 2001-09-20 2011-07-20 トヨタ自動車株式会社 車輌用制御装置
JP2006506271A (ja) * 2002-11-16 2006-02-23 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト 自動車のためのブレーキシステムをコントロールするための方法及び装置
JP4400453B2 (ja) * 2004-01-15 2010-01-20 日産自動車株式会社 車両の制動制御装置
JP2006193075A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Toyota Motor Corp 車輌の停止挙動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008094112A (ja) 2008-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100333948C (zh) 用于车辆的防翻转控制装置
JP4487956B2 (ja) ブレーキ制御装置
JP4728085B2 (ja) 車両の制動力保持装置、及び車両の制動力保持方法
US9376119B2 (en) Vehicle-center-of-gravity condition determining apparatus and vehicle behavior control system
JP4297150B2 (ja) Osまたはusを段階的に異なる手段で抑制する車輌
US8515625B2 (en) Vehicle behavior controlling apparatus
EP3378716B1 (en) Saddle-type vehicle
US9296373B2 (en) Vehicle turning controller
JP4816392B2 (ja) 車両用制動制御装置
JP4517966B2 (ja) 車両制動装置、ショック軽減方法、制動制御装置
JP4677878B2 (ja) 車両の制動力保持装置
WO2021145391A1 (ja) 制動制御装置
KR20160049213A (ko) 차량 제동압력 제어 장치 및 방법
JP2004255943A (ja) 車輌の制御装置
JP5053139B2 (ja) 車両挙動制御装置
JP2008062699A (ja) 車両の制御装置
JP2006315452A (ja) 車両の操舵制御装置
JP2019147397A (ja) 車両
JP6525409B1 (ja) 車両の挙動制御装置
JP4172360B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置用制御装置
JP2006213173A (ja) 車両の操蛇制御装置
JP2019182050A (ja) ブレーキ制御装置及びブレーキ制御方法
JP4956395B2 (ja) 車両の後輪トー角制御装置
JP7377433B2 (ja) 車両の制御システム
JP2019116139A (ja) 車両の挙動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4816392

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees