JP2001310714A - 車両用減速度制御装置 - Google Patents

車両用減速度制御装置

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JP2001310714A
JP2001310714A JP2000127957A JP2000127957A JP2001310714A JP 2001310714 A JP2001310714 A JP 2001310714A JP 2000127957 A JP2000127957 A JP 2000127957A JP 2000127957 A JP2000127957 A JP 2000127957A JP 2001310714 A JP2001310714 A JP 2001310714A
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deceleration
yaw rate
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target
control device
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Kunihito Sato
国仁 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両挙動を安定させつつ適切な減速度を付加
することが可能な車両用減速度制御装置を提供する。 【解決手段】 検出した実ヨーレートγrと車両状態を
基に算出した目標ヨーレートγeとの偏差から車両挙動
が不安定か否かを判定し(ステップS6)、不安定と判
定した場合には、付加する減速度を調整してヨーレート
γrを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に減速度を付
加する車両用減速度制御装置に関し、特に、アクセル操
作状態を検出してその操作状態に応じて車両に減速度を
付加する車両用減速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から運転者がアクセルペダルの踏み
込みを解除した際に制動力を作動させて車両に減速度を
付加するいわゆるエンジンブレーキアシスト効果を有す
る減速度制御装置が提案されている。特開平10−29
7450号公報で開示されている技術はそのうちの一つ
であり、アクセルペダルの戻し操作を行った場合に、減
速度制御装置を介して主ブレーキ系により制動力を付加
するものである。
【0003】このような減速度制御装置を付加すること
により、車両を緩やかに加減速する際に、ブレーキペダ
ルを頻繁に操作する必要がなく、減速応答性を高め、イ
ージードライブを実現できると記載されている。
【0004】さらに、同公報には、車体に作用する横加
速度を検出して横加速度が大きい領域では減速度付加を
抑制することによりタイヤのグリップ力に余裕のない高
横加速度領域では不用意な減速度付与による車両挙動の
乱れを未然に防止することができると記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、旋回時
など横加速度が小さい領域でも不用意な減速度付与によ
って車両挙動が不安定になる場合が想定されるが、同公
報の技術ではこうした状況では一定の減速度が付与され
るため、車両挙動をさらに不安定にするおそれがある。
【0006】そこで本発明は、車両挙動を安定させつつ
適切な減速度を付加することが可能な車両用減速度制御
装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る車両用減速度制御装置は、(1)運転者
のアクセル操作状態を検出するアクセル操作状態検出手
段と、(2)車両に減速度を付加する減速度付加手段と、
(3)アクセル操作状態検出手段の検出結果に応じて減速
度付加手段を制御して付加する減速度を調整する制御部
と、を備える車両用減速度制御装置において、(4)車両
の実ヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、(5)
車両の運転状態に基づいて目標ヨーレートを演算する目
標ヨーレート演算手段と、(6)ヨーレート検出手段によ
り検出された実ヨーレートと目標ヨーレート演算手段に
より求めた目標ヨーレートとの偏差が所定値より大きい
場合には減速度付加手段により付加する減速度を低下せ
しめる減速度低下手段をさらに備えていることを特徴と
する。
【0008】本発明によれば、例えば、旋回中などに減
速度を付加することによって目標ヨーレートより大きな
実ヨーレートが発生し、車両状態が不安定になりつつあ
る場合には、付加する減速度を低下せしめることによ
り、実ヨーレートの増大を抑制して車両挙動を安定させ
ることが可能である。
【0009】この減速度低下手段は、減速度付加を禁止
することにより付加する減速度を低下せしめてもよい。
必要ならば減速度付加を禁止することで車両挙動が不安
定になるのを確実に防止できる。
【0010】あるいは本発明に係る車両用減速度制御装
置は、(1)運転者のアクセル操作状態を検出するアクセ
ル操作状態検出手段と、(2)アクセル操作状態に基づい
て目標減速度を演算する目標減速度演算手段と、(3)車
輪に制動トルクを付与することにより車両に減速度を付
加する減速度付加手段と、(4)目標減速度に応じて減速
度付加手段で付与する制動トルクを制御する制御部と、
を備える車両用減速度制御装置において、(5)車両の実
ヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、(6)車両
の運転状態に基づいて目標ヨーレートを演算する目標ヨ
ーレート演算手段と、をさらに備えており、制御部は、
目標減速度以下の減速度を達成し、かつ、ヨーレート検
出手段により検出された実ヨーレートと目標ヨーレート
演算手段により求めた目標ヨーレートとの偏差が小さく
なるように各車輪に付与する制動トルクを演算し、求め
た制動トルクが付与されるよう減速度付加手段を制御す
るものでもよい。
【0011】各車輪に付与する制動トルク配分を制御す
ることで、ヨーレートの増減制御を行うことが可能であ
る。ヨーレート制御と減速度量の制御を合わせて行うこ
とで車両挙動の安定と適切な減速度の付加を両立させら
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について詳細に説明する。説明の理
解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に
対しては可能な限り同一の参照番号を附し、重複する説
明は省略する。
【0013】図1は、本発明に係る減速度制御装置を含
む減速度制御系統の構成を示す図であり、図2は、本発
明に係る減速度制御装置を搭載した車両の制動系の構成
を示す図である。
【0014】まず、図2を参照して車両の制動系の構成
から説明する。この車両は、前輪FRおよびFLと後輪
RRおよびRLのそれぞれに車輪制動用のホイルシリン
ダ25〜28が設けられており、各ホイルシリンダ25
〜28でブレーキを駆動することにより車両の制動を行
う構成となっている。
【0015】そして、この制動系を操作するためのブレ
ーキペダル10は、マスタシリンダ11のピストン軸に
接続されている。ブレーキペダル10には、ブレーキペ
ダルの操作状態を検出するブレーキストロークセンサ4
0が接続されている。マスタシリンダ11には、さらに
ブレーキペダル10と反対側にストロークシミュレータ
15が接続され、ブレーキペダル10の操作に対して適
度な反発力を発生させる。
【0016】このマスタシリンダ11から延びる2つの
作動液ラインは、それぞれソレノイド弁12、13を介
して右前輪FRと左前輪FLのそれぞれのホイルシリン
ダ25、26に接続されている。このマスタシリンダ1
1からソレノイド弁12(13)に至る経路には、マス
タ圧センサ38(39)が配置されている。
【0017】一方、リザーバタンク16から延びる作動
液ラインは、モータ18により駆動されるポンプ17に
接続され、ポンプ17から延びる作動液ラインは、各リ
ニア弁21a〜24aを介して各車輪のホイルシリンダ
25〜28へと接続されている。ポンプ17と各リニア
弁21a〜24aへの分岐部との間には圧力センサ31
とアキュムレータ19とが配置されている。また、各ホ
イルシリンダ25〜28からリザーバタンク16へと戻
る作動液ラインには、減圧弁21b〜24bがそれぞれ
接続されている。各ホイルシリンダ25〜28には、ホ
イルシリンダ圧センサ32〜35がそれぞれ取り付けら
れている。
【0018】本発明に係る車両減速度制御装置の制御部
を構成する減速度制御ユニット100には、前述したブ
レーキペダル10の開度を検出するブレーキストローク
センサ40、後述するアクセルペダル4の開度θaを検
出するアクセル開度センサ42、車速Vを検出する車速
センサ44、操舵角θwを検出する操舵角センサ52、
ヨーレートγrを検出するヨーレートセンサ50のほ
か、エンジン回転数センサ46、シフトセンサ48、ホ
イルシリンダ圧センサ32〜35、圧力センサ31、マ
スタ圧センサ38、39の各出力信号も供給されてい
る。
【0019】さらに、減速度制御ユニット100は、減
速度制御の際に用いるテーブルや定数などを格納してお
くメモリユニット120を有し、各ホイルシリンダ25
〜28に接続されるリニア弁21a〜24aと減圧弁2
1b〜24b並びにソレノイド弁12、13をそれぞれ
制御する。また、駆動系の制御を行うエンジン制御ユニ
ット200と必要な情報を送受信するほか、表示系30
0に対して制御系の状態を表す信号を送出する。表示系
300は必要な情報を表示することにより、運転者に車
両状態の情報を告知する。
【0020】ここで、この制動系の制動時の基本動作に
ついて説明する。ここで、リザーブタンク16から送ら
れる作動液は、ポンプ17の下流側配管内では、所定の
圧力に昇圧保持されており、アキュムレータ19はこの
圧力を維持する役目を果たす。そして、圧力センサ31
で検出した作動液の液圧がこの所定圧力を下回っている
ときはポンプ17をモータ18で駆動することによりこ
の下流側配管内の作動液をこの所定圧力まで昇圧する。
ブレーキペダル10が踏み込まれると、マスタシリンダ
11のピストン軸が押されて、操作量に応じた液圧(マ
スタ圧)が発生する。正常時には、ソレノイド弁12、
13は遮断状態にあり、マスタ圧が直接右前輪FRのホ
イルシリンダ25と左前輪FLのホイルシリンダ26に
伝達されることはない。マスタシリンダ11の操作量は
マスタ圧センサ38、39によって検出され、その操作
量に応じて減速度制御ユニット100が各ホイールシリ
ンダ25〜28へと付加すべき液圧(ホイルシリンダ
圧)を演算する。そして、各リニア弁21a〜24a、
減圧弁21b〜24bの動作を制御することにより、各
ホイルシリンダ25〜28へと伝達されるホイルシリン
ダ圧(ホイルシリンダ圧センサ32〜35で計測)を求
めたホイルシリンダ圧となるよう調整する。このよう
に、各ホイルシリンダ25〜28に伝達されるホイルシ
リンダ圧を独立に制御することで、各車輪に印加される
制動力を独立して制御することが可能である。
【0021】制動系統の異常時には、各ソレノイド弁1
2、13を導通状態として、マスタシリンダ11のマス
タ圧をソレノイド弁12、13を介して右前輪FRのホ
イルシリンダ25、左前輪FLのホイルシリンダ26へ
とそれぞれ伝達して両前輪FR及びFLの制動を行う。
【0022】本発明に係る減速度制御装置は、さらに、
踏み込んだアクセルペダルが戻される際に、制動力を付
加して減速度を発生させて自動変速機搭載車両で不足し
がちなエンジンブレーキ効果を補助する減速度制御を行
う。以下、これをエンジンブレーキアシスト(EBA)制
御と呼ぶ。図3はアクセルペダル開度θaを説明する図
であり、図4はその制御の一形態を示すフローチャート
である。この制御は減速度制御ユニット100によって
行われるものであり、車両のエンジンを駆動させた時点
から所定のタイミングで繰り返し実行される。ただし、
ブレーキペダル10が操作されている場合には、ブレー
キペダル10の操作状態に応じて制動トルクが付加され
るので、本フローチャートの処理は行われず、スキップ
される。
【0023】ステップS1においては、アクセルペダル
4に取り付けられたアクセル開度センサ42の出力信号
として送られてきたアクセル開度θaと、車速センサ4
4の出力信号として送られてきた車速Vが読み込まれ
る。
【0024】ステップS2では、車速Vとアクセル開度
θaを基にして付加すべき減速度EBAori(t)を演算する。
具体的には、アクセルペダル4が図3に示される燃料遮
断位置(フューエルカット位置、アクセル開度θa0)よ
り全閉位置側(アクセル開度0)に位置している場合
に、 EBAori(t)=f(V)×(θa0−θa) で表される減速度EBAori(t)を付加するものである。
【0025】ステップS3では、求めた減速度EBAori
(t)を得るのに必要な各車輪に付加すべき制動トルクを
演算し、この制動トルクが得られるホイルシリンダ圧を
演算して、各リニア弁21a〜24a及び減圧弁21b
〜24bを制御して各車輪のホイルシリンダ25〜28
に作用する液圧を求めたホイルシリンダ圧に調整する。
アクセルペダル4が戻されたときは、エンジン制御ユニ
ット200が燃料、空気の供給を削減して、エンジン回
転数Neを減少せしめ、この抵抗により制動力が生ずる
エンジンブレーキ効果が発生するが、付加する制動トル
クがこれをアシストする役目を果たす。この結果、車両
には減速度が付加され、減速が行われる。中高速領域で
は、アクセルペダル4が燃料遮断位置より全閉位置側へ
と戻された時点で、エンジン制御ユニット200がエン
ジンへの燃料供給を遮断することによりさらに大きな減
速度が得られる。
【0026】ステップS4では、ヨーレートセンサ50
の出力信号として送られてきた実ヨーレートγrと操舵
角センサ52から送られてきた操舵角θwが読み込まれ
る。そして、続く、ステップS5では、実ヨーレートγ
rと操舵角θw、操舵角速度dθw/dt、車速Vを基に
して目標ヨーレートγeを演算する。
【0027】ステップS6では、求めた目標ヨーレート
γeと実ヨーレートγrとの偏差(差の絶対値)が閾値γ
th以上になっていないかを判定することで車両挙動が悪
化していないかを判定する。判定は、所定のT秒間にN
回以上条件を満たしていたときに車両挙動が安定してい
ないと判定することが好ましい。
【0028】車両挙動が安定していないと判定した場合
には、ステップS7へと移行して、付加される制動トル
クを調整し、実ヨーレートγrが目標ヨーレートγeに接
近するよう制御を行う。具体的には、実ヨーレートγr
が目標ヨーレートγeと同符号で絶対値がそれより大き
い場合は、発生するヨーレートを抑制するため、主とし
て旋回内側車輪に付与する制動トルクを抑制する。一
方、それ以外の場合は、目標ヨーレートγeが実現され
ていないことから発生するヨーレートを大きくするた
め、主として旋回外側車輪に付与する制動トルクを抑制
する。これによってヨーレートの制御を行う。この結
果、運転者が意図している目標減速度以上の減速度が付
加されることがなく、車両の挙動も安定させることがで
き、ドライバビリティーが確保される。もちろん、制動
トルクを抑制するのではなく、目標減速度が得られ、さ
らにヨーレートの偏差を小さくするよう各車輪に付与す
る制動トルク配分を演算してこれに基づいて制動トルク
を付与してもよい。
【0029】続く、ステップS8では、車両挙動が安定
状態か否かを判定する。この判定条件は、ステップS6
と同じでよい。車両挙動が安定したと判定した場合は、
ステップS9へと移行してヨーレート制御を解除し、通
常のエンジンブレーキアシスト制御に戻る。車両挙動が
安定していないと判定した場合は、制動力制御を解除し
た後(ステップS10)、エンジン制御ユニット200
と協調して駆動力調整と制動力制御を合わせたヨーレー
ト制御を実施する。いずれの場合もその後、ステップS
12に移行して、表示系300を介して、ヨーレートが
不安定となった旨と現在の制御状態を運転者に告知す
る。これにより、運転者は車両状態が不安定になりやす
い条件であることを認識し、車両挙動の変化を予測して
適切に対処することが可能となる。したがって、ドライ
バビリティーが確保される。
【0030】ステップS6で車両状態が安定していると
判定した場合には、以下の処理をスキップして処理を終
了する。この場合は、ステップS3で求めた減速度EBAo
ri(t)がそのまま車両に付加されることになる。この場
合は、実ヨーレートγrと目標ヨーレートγeの偏差は所
定範囲内であり、車両挙動は安定した状態であって十分
な制動力が確保される。したがって、ドライバビリティ
ーも確保され、悪化することはない。
【0031】次に、本発明に係る別の制御形態について
説明する。この実施形態は図4に示される制御フローチ
ャートのステップS6〜S12部分を変更したものであ
る。この実施形態では、ステップS6において、車両挙
動が不安定であると判定した場合には、すぐにステップ
S10へと移行して、制動トルクの付加を解除して、ア
シスト制動力の付加を停止する。これにより、車両に付
加される減速度が急変する可能性があるので、続くステ
ップS12において表示系300へ信号を送出し、アシ
スト制動力の付加を停止している旨を表示せしめ、運転
者に対して告知する。このため、ドライバビリティーの
悪化を避けられる。ステップS10では、制動トルクの
付加を解除するのではなく、付加する制動トルク量を低
減してもよい。
【0032】以上の説明では、制動系を直接制御して減
速度を与える実施形態について説明してきたが、駆動系
に作用して減速度を与える構成としてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両に働くヨーレートを検出し、運転状態から求めた目標
ヨーレートとの偏差に応じて減速度付加手段により付加
する減速度を制御するので、車両挙動を安定させつつ適
切な減速度付加を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る減速度制御装置の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明に係る減速度制御装置を搭載した車両の
制動系の構成を示す図である。
【図3】アクセルペダル開度を説明する図である。
【図4】図1の装置の減速度制御を説明するフローチャ
ートである。
【図5】図4の制御の一部を変更した部分を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…車体、4…アクセルペダル、10…ブレーキペダ
ル、11…マスタシリンダ、16…リザーバタンク、1
7…ポンプ、19…アキュムレータ、21a〜24a…
リニア弁、21b〜24b…減圧弁、25〜28…ホイ
ルシリンダ、31…ブレーキ圧センサ、32〜35…ホ
イルシリンダ圧センサ、42…アクセル開度センサ、4
4…車速センサ、50…ヨーレートセンサ、52…操舵
角センサ、100…減速度制御ユニット、120…メモ
リユニット、200…エンジン制御ユニット、300…
表示系。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者のアクセル操作状態を検出するア
    クセル操作状態検出手段と、車両に減速度を付加する減
    速度付加手段と、前記アクセル操作状態検出手段の検出
    結果に応じて前記減速度付加手段を制御して付加する減
    速度を調整する制御部とを備える車両用減速度制御装置
    において、 車両の実ヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、 車両の運転状態に基づいて目標ヨーレートを演算する目
    標ヨーレート演算手段と、 前記ヨーレート検出手段により検出された実ヨーレート
    と前記目標ヨーレート演算手段により求めた目標ヨーレ
    ートとの偏差が所定値より大きい場合には前記減速度付
    加手段により付加する減速度を低下せしめる減速度低下
    手段をさらに備える車両用減速度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記減速度低下手段は、減速度付加を禁
    止することにより付加する減速度を低下せしめる請求項
    1記載の車両用減速度制御装置。
  3. 【請求項3】 運転者のアクセル操作状態を検出するア
    クセル操作状態検出手段と、前記アクセル操作状態に基
    づいて目標減速度を演算する目標減速度演算手段と、車
    輪に制動トルクを付与することにより車両に減速度を付
    加する減速度付加手段と、前記目標減速度に応じて前記
    減速度付加手段で付与する制動トルクを制御する制御部
    と、を備える車両用減速度制御装置において、 車両の実ヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、 車両の運転状態に基づいて目標ヨーレートを演算する目
    標ヨーレート演算手段と、をさらに備えており、 前記制御部は、前記目標減速度以下の減速度を達成し、
    かつ、前記ヨーレート検出手段により検出された実ヨー
    レートと前記目標ヨーレート演算手段により求めた目標
    ヨーレートとの偏差が小さくなるように各車輪に付与す
    る制動トルクを演算し、求めた制動トルクが付与される
    よう前記減速度付加手段を制御する車両用減速度制御装
    置。
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