JP4814728B2 - 装身具用連結具 - Google Patents

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本発明は、装身具用連結具
従来、例えば、貴金属、宝石その他の装飾部材を複数個連ねてなる連珠体を有するネックレス、ブレスレット、ペンダント或いはその他の装身具があるが、それらの装身具には、該装身具の一部分どうしを連結する装身具用連結具が用いられる場合がある。
図11は特許文献1に開示された装身具用連結具1000を示す正面断面図である。
装身具用連結具1000は、例えば、図11に示すような第1装飾部2000と第2装飾部3000とを連結するものである。
第1装飾部2000は、例えば、複数の珠型の装飾部材1600を金属線1320を順次通して連ねたものである。なお、装飾部材1600どうしの間隔には、緩衝材1610が介装されている。
図11に示すように、装身具用連結具1000は、留め具1100と、キャップ部材1200と、を備えている。
留め具1100及びキャップ部材1200には、その長手方向に亘って貫通する中空部が形成されている。
留め具1100には雄ねじ部1120aが形成され、この雄ねじ部1120aが螺入される雌ねじ部1200aがキャップ部材1200に形成されている。
装身具用連結具1000により第1装飾部2000と第2装飾部3000とを連結するには、先ず、金属線1320を、キャップ部材1200の一端側から導入し、キャップ部材1200の中空部を通してキャップ部材1200の他端側から導出する。
次に、金属線1320を金属片1400の孔の中に通した後、金属線1320を留め具1100の中空部を通して、留め具1100外側まで導き、金属線1320によりループ1320aを形成する。
ここで、ループ1320aは、第2装飾部3000の連結環1500に通すとともに、コイル1330にも通す。
次に、金属線1320を再び留め具1100の中空部を通して金属片1400の孔の中に通し、金属片1400を潰すことにより、金属線1320を固定する。
ここで、金属片1400は留め具1100の中空部内に挿入不能な寸法であるとともに、キャップ部材1200の中空部内に収容可能な寸法である。
次に、キャップ部材1200の雌ねじ部1200a内に留め具1100の雄ねじ部1120aを螺入するとともに、金属片1400をキャップ部材1200の中空部内に収容させる。
これにより、装身具用連結具1000により第1及び第2装飾部2000,3000が連結される。
特開2004−223145号公報
しかしながら、上記の装身具用連結具1000では、金属線1330のループ1320aが露出した状態であるので、見栄えが悪いという問題があった。
このため、ループ1320aをコイル1330により被覆し、見栄え(装飾性)を改善する必要があった。
更に、上記の装身具用連結具1000では、連珠体である第1装飾部2000の芯線として機能する金属線1320の一部によりループ部1320aを形成する必要があるため、第1装飾部2000の装飾部材1600間の弛みが生じることがあるという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、従来よりも見栄えが良く、芯線がたるむことがない装身具用連結具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の装身具用連結具は、装身具の第1装飾部及び第2装飾部を相互に連結する装身具用連結具において、前記第1装飾部を構成する芯線の一端を保持する保持体と、前記保持体を覆うカバー体と、前記カバー体が前記保持体から脱落することを防止する脱落防止部材と、を備え、前記保持体前記カバー体の内部に挿入される挿入部と、前記挿入部よりも大径に形成され、前記カバー体の内部には挿入されない大径部と、からなり、前記挿入部は、空間部を挟んで両側に位置する一対の本体部と、前記一対の本体部の間にわたって架設されている保持部と、前記脱落防止部材と連結可能な連結部と、からなり、前記保持部は、その回りに前記芯線の一端が巻き付けられることにより、前記芯線の一端を保持し、前記大径部には前記芯線を前記保持部に導く導入口が形成されており、前記連結部は前記挿入部において前記導入口とは反対端部側に形成されており、前記保持部に前記芯線を巻き付けた状態で前記保持体を前記カバー体により覆うことによって、前記カバー体により前記芯線の一端が押さえつけられ、前記芯線が前記保持部に絡んだ状態に維持されることを特徴としている。
本発明の装身具用連結具は、前記脱落防止部材を介して前記第2装飾部と連結されることが好ましい。
或いは、本発明の装身具用連結具においては、当該装身具用連結具は、前記脱落防止部材を介して前記第2装飾部と連結され、前記カバー体の一端に形成された開口を介して、前記カバー体より前記連結部が突出した状態で、前記連結部が前記脱落防止部材と連結されることにより、前記カバー体は、前記脱落防止部材により前記第2装飾部側への脱落が防止されるとともに、前記保持体において前記連結部の周囲の部分により前記第1装飾部側への移動が規制されることも好ましい。
本発明の装身具用連結具においては、前記保持体は、複数の前記保持部を備えることも好ましい。
本発明の装身具用連結具においては、前記カバー体の内部において、前記導入口の近傍位置に配置される位置決め部材を更に備え、前記位置決め部材は、前記芯線が挿通される挿通孔を備え、前記芯線を所定の経路に位置決めすることも好ましい。
前記脱落防止部材は、例えば、筒状の本体筒と、前記本体筒の両端の開口部から出没可能となるように前記本体筒の内部に収納された左右一対の出没部材と、前記本体筒の内部に圧縮された状態で配設され、前記一対の出没部材を前記本体筒の外部に向かって付勢するコイルスプリングと、からなり、前記第2装飾部には前記一対の出没部材が嵌入する一対の孔が形成される。
本発明によれば、第1装飾部を構成する芯線の一端を保持する保持体と、保持体を覆うカバー体と、を備え、保持体には、芯線の一端が絡められることにより該一端を保持する保持部と、芯線を保持体の一端側から保持部の配置領域に導入させる導入口と、が形成されているので、芯線が露出することが無く、装身具の見栄えを向上することができる。よって、特許文献1の技術とは異なり、芯線を覆うコイルなども不要となる。しかも、芯線によりループを形成する必要もないため、芯線の弛みも生じにくくすることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態に係る装身具用連結具10を示す分解斜視図、図2は装身具用連結具10を組み立てた状態の斜視図、図3は装身具用連結具10を組み立てた状態の側断面図である。
図1乃至図3に示す装身具用連結具10は、例えば、図1及び図2に示すような第1及び第2装飾部20,30を相互に連結するのに用いられる。
第1及び第2装飾部20,30は、ネックレス、ブレスレット、ペンダント或いはその他の装身具の一部である。
第1装飾部20は、例えば、複数の珠型の装飾部材21に順次に芯線11を通すことにより該芯線11により複数の装飾部材21を相互に連結してなる連珠体である。
ここで、芯線11は、例えば、ステンレスワイヤー、超弾性合金ワイヤー(超弾性NT合金ワイヤーなど)、絹糸、ナイロン糸、或いはその他の化学繊維などの各種の線材からなる。
第1装飾部20は、芯線11の一端部が装身具用連結具10に保持されることによって該装身具用連結具10と連結される。
なお、第1装飾部20と装身具用連結具10との間には、例えば、芯線11が通された緩衝材22が設けられる。
この緩衝材22は、例えば、金属或いはやシリコンゴムなどからなる。
緩衝材22の材質は、芯線11の材質に応じて適当なものが選択される。すなわち、例えば、芯線11がステンレスワイヤーなどの金属材からなる場合には、緩衝材22は金属からなることが好ましく、芯線11がナイロン糸、絹糸、化学繊維などからなる場合には、緩衝材22はシリコンゴムからなることが好ましい。
第2装飾部30は、例えば、チェーン31と、このチェーン31の一端部に連結された装飾部材32と、を備えている。
図1に示すように、本実施形態に係る装身具用連結具10は、装身具の一部分どうし(第1装飾部20と第2装飾部30)を相互に連結するためのものであり、例えば、芯線11の一端部を保持する保持体12と、この保持体12を覆うカバー体13と、このカバー体13が保持体12から脱落することを防止する脱落防止部材14と、を備えて構成されている。
このうちカバー体13は、例えば、筒状に形成されている。より具体的には、例えば、図1に示すように、円筒状に形成されている。
また、保持体12は、カバー体13内に挿入される挿入部15と、この挿入部15よりも大径に形成されカバー体13内には挿入されない大径部16と、を備え、大径部16と挿入部15との境界には段差部17が形成されている。
挿入部15には、芯線11の一端が絡められることにより(本実施形態の場合、芯線11の一端が巻き付けられることにより)、芯線11の一端を保持する保持部18と、脱落防止部材14と連結される連結部19と、が形成されている。
大径部16には、芯線11を保持体12の一端側から保持部18の配置領域に導入させる導入口23が形成されている。
挿入部15は、カバー体13の内周に沿うような略円柱状の全体形状に形成され、該挿入部15の先端部は、例えば、丸みを帯びた先細り形状とされ、該先端部に連結部19が形成されている。
この連結部19は、例えば、ループ形状の連結環である。
連結部19は、保持体12において、導入口23に対して他端側に位置している。
挿入部15には、保持部18の周囲に十分な巻き付け回数で芯線11を巻き付けることができるように、芯線巻き付け用空間部24が形成されている。
この芯線巻き付け用空間部24は、例えば、連結部19の内部空間及び導入口23の内部空間と連通している。
挿入部15は、芯線巻き付け用空間部24を挟んだ左右両側に位置する一対の本体部25,26を備えており、保持部18は、この一対の本体部25,26間に亘って架設された梁状のものである。
また、脱落防止部材14は、本実施形態の場合、例えば、図1に示すように、楕円状の連結環である。
この脱落防止部材14は、少なくとも連結部19と連結された状態においては、カバー体13の内部に入り込むことができない寸法に設定されている。
ここで、脱落防止部材14は、例えば、1本の弾性体を楕円状に屈曲形成し、その両端部14a、14bを相互に近接させたものであるが、これら両端部14a、14bは、楕円形状の脱落防止部材14の長軸の近傍には位置せず、例えば、図1に示すように、その短軸の近傍に位置している。
次に、装身具用連結具10を組み立てて、該装身具用連結具10により第1及び第2装飾部20,30を相互に連結する方法の一例を説明する。
先ず、芯線11の一端側を、保持体12の一端側から導入口23を介して保持部18の配置領域に導入する(図3参照)。
次に、芯線11の一端側を保持部18に巻き付ける(図3参照)。
なお、図1に示すように、芯線11の先端は、例えば、再び、導入口23を介して保持体12の外部に導出し、緩衝材22の内部を介して第1装飾部20の装飾部材21内に戻す。
次に、保持体12の挿入部15をカバー体13内に挿入し、カバー体13の一端を保持体12の段差部17に当接させる(図2、図3参照)。
この状態で、保持体12の連結部19はカバー体13の他端側より突出する(図2、図3参照)。
次に、保持体12の連結部19に対し、脱落防止部材14を介して、第2装飾部30のチェーン31の一端を連結する(図2、図3参照)。
この連結は、脱落防止部材14を変形させた後、脱落防止部材14の形状を復帰させることにより行う。
これにより、図2に示すように、装身具用連結具10が組み立てられるとともに、装身具用連結具10を介して第1及び第2装飾部20,30が相互に連結された状態となる。
この状態では、図2に示すように、芯線11が露出せず、装身具を見栄えの良いものとすることができる。
ここで、上記のように保持部18に芯線11を巻き付けた状態で保持体12の挿入部15をカバー体13により覆うことによって、該カバー体13により芯線11の一端が押さえつけられるので、芯線11が保持部18に巻き付けられた状態に維持される。
なお、このように、カバー体13により芯線11の一端が押さえつけられる程度に、十分な巻き付け回数で芯線11を保持部18に巻き付ける。
また、このように装身具用連結具10が組み立てられた状態では、カバー体13は、保持体12の段差部17と脱落防止部材14とにより挟まれることによって、保持体12の挿入部15からの脱落が防止される。
ここで、脱落防止部材14が楕円状に形成されているので、脱落防止部材14はその周方向には回転しない。しかも、脱落防止部材14の両端部14a、14bは脱落防止部材14の長軸の近傍には位置せず短軸の近傍に位置しているので、この両端部14a、14bが第2装飾部の構成要素を傷つけてしまうことがない。
以上のような第1の実施形態によれば、装身具の第1及び第2装飾部20,30を好適に連結することができると共に、芯線11が露出することが無く、装身具の見栄えを向上することができる。よって、特許文献1の技術とは異なり、芯線11を覆うコイルなども不要となる。しかも、芯線11によりループを形成する必要もないため、芯線11の弛みも生じにくくすることができる。
〔第2の実施形態〕
図4は第2の実施形態に係る装身具用連結具40を示す正面断面図である。
図4に示す装身具用連結具40は、上記の第1の実施形態に係る装身具用連結具10における脱落防止部材14(図1)に代えて、図4に示す脱落防止部材41を備える点でのみ、第1の実施形態に係る装身具用連結具10と相違する。
本実施形態の場合、脱落防止部材41は、例えば、図4に示すように、バネ棒である。
すなわち、脱落防止部材41は、筒状の本体筒42、この本体筒42の両端の開口部よりそれぞれ出没可能となるように該本体筒42に設けられた左右一対の出没部材43と、本体筒42内に圧縮状態で配設された圧縮型のコイルスプリング(図示略)と、を備えている。
このうち出没部材43は、本体筒42内に配置され該本体筒42の内周面に沿って摺動する摺動部(図示略)と、この摺動部よりも小径に構成され本体筒42の内外に出没可能な出没部44と、からなる。
本体筒42の両端部は、コイルスプリング及び一対の摺動部を該本体筒42内に配置した状態で内側に向けて折り曲げ形成され、一対の摺動部及びコイルスプリングが本体筒42から脱落することが防止されている。
また、本実施形態の場合、例えば、第1の実施形態における第2装飾部30に代えて、図4に一部分(ピン状部45)を示す第2装飾部を、脱落防止部材41を介して保持体12の連結部19に連結する。
なお、第2装飾部のピン状部45は、第2装飾部の残りの部分に対して挿入することにより、該残りの部分に対して該ピン状部45の係合部46が係合するものである。
ピン状部45の基端側には、脱落防止部材41の一対の出没部44が嵌入する一対の嵌入孔47(片側のみ図示)が形成されている。
すなわち、ピン状部45の基端側には、脱落防止部材41が挿入される挿入空間(図示略)が形成されており、図4に示すように脱落防止部材41を保持体12の連結部19に通し、脱落防止部材41の一対の出没部44をコイルスプリングの付勢に抗して本体筒42内に没せしめた状態で、脱落防止部材41をピン状部45の挿入空間内に挿入し、一対の出没部44をピン状部45の一対の嵌入孔47にそれぞれ位置合わせし、本体筒42内よりコイルスプリングの付勢に従って突出させることにより、一対の出没部44が一対の嵌入孔47内にそれぞれ嵌入し、脱落防止部材41を介してピン状部45と保持体12とが連結された状態となる。
以上のような第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
〔第3の実施形態〕
図5は第3の実施形態に係る装身具用連結具(全体図示略)の保持体50を示す斜視図である。
本実施形態に係る装身具用連結具は、上記の第1の実施形態に係る装身具用連結具10における保持体12(図1)に代えて、図5に示す保持体50を備える点でのみ、第1の実施形態に係る装身具用連結具10と相違する。
なお、保持体50の構成要素のうち、図1に示す保持体12と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態における保持体50の挿入部15には、芯線11を保持部18に巻き付けた後に余る芯線11の余剰部分を巻き付け可能な余剰芯線巻き付け部51と、芯線11の余剰部分の先端が挿入される芯線先端挿入孔52と、余剰芯線巻き付け部51から芯線先端挿入孔52へと芯線11をスムーズに導くための切欠部53と、が形成されている。
ここで、挿入部15の胴回りの寸法を保持部18の近傍においては小さく設定したことにより、余剰芯線巻き付け部51が形成されている。
また、芯線先端挿入孔52は、例えば、保持部18に形成されている。
本実施形態の場合、図5に示すように、芯線11を保持部18に十分に巻き付けた後、芯線11を余剰芯線巻き付け部51の周囲に巻き付け、更に、芯線11の先端を切欠部53を介して芯線先端挿入孔52内に導入する。
第3の実施形態によれば、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる他に、以下の効果が得られる。
すなわち、芯線11の余剰部分を余剰芯線巻き付け部51を巻き付け、更にその先端を芯線先端挿入孔52内に導入するので、芯線11の先端側を導入口23を介して第1装飾部20側に戻す必要がない。
なお、芯線11の先端は芯線先端挿入孔52内に位置しているので、芯線11の先端を容易に見つけることができる。
よって、万一芯線11に弛みが生じた場合に、芯線11を巻き戻した後で、適度なテンションで保持部18に巻き付け直す作業を容易に行うことができる。
〔第4の実施形態〕
図6は第4の実施形態に係る装身具用連結具60を示す分解斜視図、図7は装身具用連結具60を組み立てた状態の側断面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る装身具用連結具60は、装身具の一部分どうしを相互に連結するためのものであり、例えば、芯線11(図7)の一端部を保持する保持体61と、この保持体61を覆うカバー体62と、このカバー体62が保持体61から脱落することを防止する脱落防止部材14と、カバー体62内に配置されて芯線11を所定の経路に位置決めする位置決め部材63と、を備えて構成されている。
このうちカバー体62は、例えば、筒状に形成されている。より具体的には、例えば、図6に示すように、円筒状に形成されている。
また、保持体61は、本体部64と、この本体部64の一端に設けられ脱落防止部材14と連結される連結部65と、を備えている。
本体部64には、芯線11の一端が絡められることにより芯線11の一端を保持する複数の保持部66が形成されている。
保持部66は、カバー体62に対する本体部64の挿入方向において、所定間隔で配置されている。
更に、本体部64において脱落防止部材14が形成されているのとは反対側の端部には、芯線11を該端部側から保持部66の配置領域に導入させる導入口67が形成されている。
更に、本体部64には、保持部66の周囲に芯線11を十分に絡めることができるように、芯線絡め用空間部68が形成されている。
この芯線絡め用空間部68は、例えば、連結部65の内部空間及び導入口67の内部空間と連通している。
本体部64は、カバー体62の内周に沿うように、例えば円柱状の全体形状に形成されている。
また、連結部65は、例えば、扁平な環状の連結環である。
本体部64は、芯線絡め用空間部68を挟んだ左右両側に位置する第1部分69及び第2部分70を備えており、複数の保持部66は、これら第1部分69と第2部分70との間に亘ってそれぞれ架設された梁状のものである。
また、カバー体62の一端側は壁部71により閉塞され、この壁部71には連結部65をカバー体62の外部に突出させるスリット状の開口72が形成されている。
位置決め部材63は、例えば、図6に示すように、カバー体62の内径よりも若干小さい径に設定された、薄い円柱状の部材である。
位置決め部材63には、芯線11が挿通され、該芯線11を所定経路に位置決めする挿通孔74が形成されている。
ここで、本実施形態の装身具用連結具60は、例えば、図7に示すように、複数の連珠体81からなる第1装飾部80と連結されるものであり、位置決め部材63には複数の挿通孔74が形成されている。
すなわち、第1装飾部80の各連珠体81にはそれぞれ芯線11が通されており、位置決め部材63の各挿通孔74に芯線11を例えば1本ずつ挿通することにより、各芯線11を所定経路に位置決めする。
脱落防止部材14は第1の実施形態と同様である。
また、本実施形態の場合、第2装飾部は第1の実施形態と同様であり、図示を省略している。
次に、装身具用連結具60を組み立てて、該装身具用連結具60により第1装飾部80と第2装飾部(図示略)とを相互に連結する方法の一例を説明する。
先ず、第1装飾部80の各連珠体81の芯線11の一端側を、位置決め部材63の各挿通孔74に挿通する(図7参照)。
更に、各芯線11の一端側を、保持体61の導入口67を介して保持部66の配置領域に導入する(図7参照)。
次に、図7に示すように各芯線11を複数の保持部66に対して適当な経路で十分に絡める。
次に、保持体61を連結部65の側からカバー体62内に挿入し、連結部65をカバー体62の開口72を介して該カバー体62より突出させる。
また、このように保持体61をカバー体62内に挿入するのに伴い、位置決め部材63もカバー体62内に挿入し、該位置決め部材63を導入口67の近傍位置に配置する。
次に、連結部65に対し脱落防止部材14を介して第2装飾部を連結する。
これにより、図7に示すように、装身具用連結具60が組み立てられるとともに、装身具用連結具60を介して第1装飾部80と第2装飾部(図示略)とが相互に連結された状態となる。
この状態では、図7に示すように、芯線11が露出せず、装身具を見栄えの良いものとすることができる。
ここで、脱落防止部材14は、少なくとも図7に示すように連結部65に対して連結した状態ではカバー体62の開口72を通過不能な寸法に設定されている。
従って、カバー体62は、脱落防止部材14により第2装飾部側への脱落が防止されている。
更に、カバー体62は、保持体61における連結部65の周囲に位置する端面75(図6参照)により第1装飾部80側への移動が規制されている。
以上のような第4の実施形態によれば、装身具の第1装飾部80と第2装飾部とを好適に連結することができると共に、芯線11が露出することが無く、装身具の見栄えを向上することができる。よって、特許文献1の技術とは異なり、芯線11を覆うコイルなども不要となる。しかも、芯線11によりループを形成する必要もないため、芯線11の弛みも生じにくくすることができる。
また、複数の保持部66を備えるので、芯線11を十分な固定強度で保持部66に絡めることができ、カバー体62により芯線11を押さえつけなくても良い。
なお、第4の実施形態では、位置決め部材63を備える例を説明したが、この位置決め部材63を省略しても良く、その場合、位置決め部材63の収容スペースが不要となる分だけカバー体62の寸法をコンパクトにすることができる。
また、保持部66の個数、第1装飾部80における連珠体81の本数、及び、位置決め部材63の挿通孔74の個数は任意(それぞれ1つでも良いし複数でも良い)である。
〔第5の実施形態〕
図8は第5の実施形態に係る装身具用連結具(全体図示略)の保持体90を示す斜視図である。
本実施形態に係る装身具用連結具は、上記の第1の実施形態に係る装身具用連結具10における保持体12(図1)に代えて、図8に示す保持体90を備える点でのみ、第1の実施形態に係る装身具用連結具10と相違する。
なお、保持体90の構成要素のうち、図1に示す保持体12と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態における保持体90の挿入部15には、図6及び図7(第4の実施形態)に示す保持体61と同様に、複数(例えば、4つ)の保持部18が所定間隔で形成されている。
本実施形態の場合、複数の保持部18に対する芯線11の絡め方を第4の実施形態と同様に行う点の他は、装身具用連結具の組み立て方は第1の実施形態と同様である。
以上のような第5の実施形態によれば、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる他に、複数の保持部18を備えるので、第4の実施形態と同様に、芯線11を十分な固定強度で保持部18に絡めることができ、カバー体13(図1)により芯線11を押さえつけなくても良い。
〔第6の実施形態〕
図9は第6の実施形態に係る装身具用連結具400を示す分解斜視図である。
図9に示すように、本実施形態に係る装身具用連結具400は、芯線11(図示略)の一端部を保持する保持体401と、この保持体401を覆うカバー体402と、このカバー体402が保持体401から脱落することを防止する脱落防止部材14と、を備えて構成されている。
このうちカバー体402は、例えば、筒状に形成されている。より具体的には、例えば、図9に示すように、四角筒状に形成されている。
また、保持体401は、カバー体402内に挿入される挿入部403と、この挿入部403よりも大径に形成されカバー体402内には挿入されない大径部404と、を備え、大径部404と挿入部403との境界には段差部405が形成されている。
挿入部403には、芯線11の一端が絡められることにより芯線11の一端を保持する複数の保持部406と、脱落防止部材14と連結される連結部65と、が形成されている。
大径部404には、芯線11を保持体401の一端側から保持部406の配置領域に導入させる導入口407が形成されている。
ここで、本実施形態の場合、例えば、複数の導入口407が形成され、上記の第4の実施形態(図7、図8)と同様に、複数の連珠体からなる第1装飾部の連結に対応している。
なお、導入口407の数は複数に限らず任意である。
挿入部403は、カバー体402の内周に沿うように、例えば矩形枠状の全体形状に形成されている。
挿入部403において左右両側に位置して相互に対向する第1部分408と第2部分409との間に亘り、複数の保持部406が所定間隔で架設されている。
図9に示す例では各保持部406は円柱状に梁状のものであるが、角柱状であっても良い。
また、挿入部403の第1及び第2部分408,409には、それぞれの表裏を貫通する芯線先端挿入孔410が例えば複数ずつ形成されている。
本実施形態の場合、保持部406に絡めた後に余る芯線11の余剰部分を挿入部403の周囲に巻き付けたり、その余剰部分の先端を任意の芯線先端挿入孔410内に挿入したりすることができるようになっている。
また、脱落防止部材14は、上記の第1の実施形態と同様である。
なお、カバー体402において、図9における奥側の端部は、上記の第4の実施形態と同様に壁部71により閉塞され、且つ該壁部71には連結部65を突出させる開口72が形成されていても良いし、或いは、カバー体402において図9における奥側の端部は上記の第1の実施形態と同様に開口していても良い。
カバー体402において図9における奥側の端部が開口している場合、脱落防止部材14は、少なくとも連結部65と連結された状態においては、カバー体402の内部に入り込むことができない寸法に設定されている必要がある。
次に、装身具用連結具400を組み立てて、該装身具用連結具400により第1及び第2装飾部(図示略)を相互に連結する方法の一例を説明する。
先ず、第1装飾部を構成する複数(例えば3つ)の芯線11の一端側を、それぞれ保持体401の一端側から、導入口407を介して、保持部406の配置領域に導入する。
次に、芯線11の一端側を複数の保持部406に対して任意の経路で絡める。
更に、保持部406に絡めた後に余る芯線11の余剰部分を挿入部403の周囲に巻き付け、その余剰部分の先端を任意の芯線先端挿入孔410内に挿入する。
次に、カバー体402内に保持体401の挿入部403を挿入し、保持体401の段差部405にカバー体402の一端を当接させる。
この状態で、保持体401の連結部65はカバー体402の他端側より突出する。
次に、保持体401の連結部65に対し、脱落防止部材14を介して、第2装飾部(図示略)を連結する。
これにより、装身具用連結具400が組み立てられるとともに、装身具用連結具400を介して第1及び第2装飾部が相互に連結された状態となる。
この状態では、芯線11が露出せず、装身具を見栄えの良いものとすることができる。
ここで、上記のように保持体401の挿入部403に芯線11を巻き付けた状態で挿入部403をカバー体402により覆うことによって、該カバー体402により芯線11の一端が押さえつけられるので、芯線11が挿入部403に巻き付けられた状態に維持される。
また、このように装身具用連結具400が組み立てられた状態では、カバー体402は、保持体401の段差部405と脱落防止部材14とにより挟まれることによって、保持体401の挿入部403からの脱落が防止される。
以上のような第6の実施形態によれば、装身具の第1及び第2装飾部を好適に連結することができると共に、芯線11が露出することが無く、装身具の見栄えを向上することができる。よって、特許文献1の技術とは異なり、芯線11を覆うコイルなども不要となる。しかも、芯線11によりループを形成する必要もないため、芯線11の弛みも生じにくくすることができる。
〔第7の実施形態〕
図10は第7の実施形態に係る装身具用連結具500を示す分解斜視図である。
図10に示すように、本実施形態に係る装身具用連結具500は、芯線11(図示略)の一端部を保持する保持体501と、この保持体501を覆うカバー体502と、このカバー体502が保持体501から脱落することを防止する脱落防止部材14と、を備えて構成されている。
このうちカバー体502は、例えば、筒状に形成されている。より具体的には、例えば、図10に示すように、円筒状に形成されている。
また、保持体501は、カバー体502内に挿入される挿入部503と、この挿入部503よりも大径に形成されカバー体502内には挿入されない大径部504と、を備え、大径部504と挿入部503との境界には段差部505が形成されている。
挿入部503は、例えば、図10に示すように、カバー体502の内周に沿うような、例えば円筒形の中空体である。
この挿入部503には、その内外を貫通する複数の貫通孔506が形成されている。
各貫通孔506は、芯線11の一端が絡められることにより芯線11の一端を保持する保持部を構成している。
また、大径部504には、芯線11を保持体501の一端側から、貫通孔506により構成される保持部の配置領域に導入させる導入口507が形成されている。
本実施形態の場合、例えば、複数の導入口507が形成され、上記の第4の実施形態(図7、図8)と同様に、複数の連珠体からなる第1装飾部の連結に対応している。
なお、導入口507の数は複数に限らず任意である。
更に、挿入部503において、大径部504が設けられているのとは反対側の端部には、脱落防止部材14と連結される連結部65が形成されている。
また、脱落防止部材14は、上記の第1の実施形態と同様である。
なお、カバー体502において、図10における奥側の端部は、上記の第4の実施形態と同様に壁部71により閉塞され、且つ該壁部71には連結部65を突出させる開口72が形成されていても良いし、或いは、カバー体502において図10における奥側の端部は上記の第1の実施形態と同様に開口していても良い。
カバー体502において図10における奥側の端部が開口している場合、脱落防止部材14は、少なくとも連結部65と連結された状態においては、カバー体502の内部に入り込むことができない寸法に設定されている必要がある。
次に、装身具用連結具500を組み立てて、該装身具用連結具500により第1及び第2装飾部(図示略)を相互に連結する方法の一例を説明する。
先ず、第1装飾部を構成する複数(例えば4つ)の芯線11の一端側を、それぞれ保持体501の一端側から、導入口507を介して、貫通孔506からなる保持部の配置領域に導入する。
次に、芯線11の一端側を複数の貫通孔506に対して任意の経路で絡める。
更に、貫通孔506に絡めた後に余る芯線11の余剰部分を挿入部503の周囲に巻き付ける。
更に、芯線11の先端を貫通孔506を介して挿入部503内に挿入する。
次に、カバー体502内に保持体501の挿入部503を挿入し、保持体501の段差部505にカバー体502の一端を当接させる。
この状態で、保持体501の連結部65はカバー体502の他端側より突出する。
次に、保持体501の連結部65に対し、脱落防止部材14を介して、第2装飾部(図示略)を連結する。
これにより、装身具用連結具500が組み立てられるとともに、装身具用連結具500を介して第1及び第2装飾部が相互に連結された状態となる。
この状態では、芯線11が露出せず、装身具を見栄えの良いものとすることができる。
ここで、上記のように保持体501の挿入部503に芯線11を巻き付けた状態で挿入部503をカバー体502により覆うことによって、該カバー体502により芯線11の一端が押さえつけられるので、芯線11が挿入部503に巻き付けられた状態に維持される。
また、このように装身具用連結具500が組み立てられた状態では、カバー体502は、保持体501の段差部505と脱落防止部材14とにより挟まれることによって、保持体501の挿入部503からの脱落が防止される。
以上のような第7の実施形態によれば、装身具の第1及び第2装飾部を好適に連結することができると共に、芯線11が露出することが無く、装身具の見栄えを向上することができる。よって、特許文献1の技術とは異なり、芯線11を覆うコイルなども不要となる。しかも、芯線11によりループを形成する必要もないため、芯線11の弛みも生じにくくすることができる。
なお、上記の各実施形態において、脱落防止部材は、第1の実施形態などで説明した楕円環(脱落防止部材14)や第2の実施形態で説明したバネ棒(脱落防止部材41)に限らず、第2装飾部と保持体の連結部とを連結できるものであれば、例えばピン或いはその他のものであっても良い。
また、上記においては、保持部が複数の場合に複数の芯線11を保持体に保持させる例(第4、第5、第6、第7の実施形態)を説明したが、保持部が1つの場合にも、複数の芯線11を保持体に保持させるようにしても良い。
すなわち、例えば、上記の第1乃至第3の実施形態の場合に、複数の芯線11を備える第1装飾部を用い、これら複数の芯線11を1つの導入口23を介して保持部18の配置領域に導き、該保持部18に巻き付け保持させても良い。なお、第3の実施形態のように余剰芯線巻き付け部51を備える構成の方が、芯線11の巻き付け領域が多く確保されるので、複数の芯線11を巻き付けるのに適している。
このように、保持部の数と芯線11の数とは1対1で対応する必要はない。また、導入口の数と芯線11の数も1対1で対応する必要はない。
また、上記の各実施形態において、保持部18、66、406の外周形状が角張っているほど、保持部18、66、406と芯線11との摩擦が大きく、保持部18、66、406による芯線11の保持性能が高まる。
逆に、保持部18、66、406の外周形状が丸みを帯びていれば、保持部18、66、406による芯線11の保持性能は低下するため、芯線11の巻き付け回数は多く必要となるが、保持部18、66、406が芯線11を傷つけることを防止できる。
保持部18,66,406の外周形状(芯線11との摩擦力の大きさ)は、芯線11の材質に応じて適宜に選択すると良い。
更に、保持部18,66,406に対する芯線11の絡め方や巻き付け方も、芯線11の材質に応じて適宜に選択すると良い。例えば、芯線11がステンレスワイヤーなどの金属材からなる場合には、単に巻き付けたり絡めるだけでも良いが、絹糸やナイロン糸の場合には、巻き付けたり絡めるだけでなく、芯線11を保持部18,66,406に結わえることが好ましい。
第1の実施形態に係る装身具用連結具を示す分解斜視図である。 第1の実施形態に係る装身具用連結具を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る装身具用連結具を示す側断面図である。 第2の実施形態に係る装身具用連結具を示す斜視図である。 第3の実施形態に係る装身具用連結具の保持体を示す斜視図である。 第4の実施形態に係る装身具用連結具を示す分解斜視図である。 第4の実施形態に係る装身具用連結具を示す側断面図である。 第5の実施形態に係る装身具用連結具の保持体を示す斜視図である。 第6の実施形態に係る装身具用連結具を示す分解斜視図である。 第7の実施形態に係る装身具用連結具を示す分解斜視図である。 従来の装身具用連結具を示す正面断面図である。
符号の説明
10 装身具用連結具
20 第1装飾部
30 第2装飾部
11 芯線
12 保持体
13 カバー体
18 保持部
23 導入口
14 脱落防止部材
19 連結部
17 段差部
40 装身具用連結具
41 脱落防止部材
45 ピン状部(第2装飾部の一部)
50 保持体
60 装身具用連結具
61 保持体
62 カバー体
66 保持部
67 導入口
72 開口
65 連結部
75 端面(保持体における連結部の周囲の部分)
63 位置決め部材
74 挿通孔
80 第1装飾部
90 保持体
400 装身具用連結具
401 保持体
402 カバー体
406 保持部
407 導入口
405 段差部
500 装身具用連結具
501 保持体
502 カバー体
506 貫通孔(保持部を構成する)
507 導入口
505 段差部

Claims (6)

  1. 装身具の第1装飾部及び第2装飾部を相互に連結する装身具用連結具において、
    前記第1装飾部を構成する芯線の一端を保持する保持体と、
    前記保持体を覆うカバー体と、
    前記カバー体が前記保持体から脱落することを防止する脱落防止部材と、
    を備え、
    前記保持体
    前記カバー体の内部に挿入される挿入部と、
    前記挿入部よりも大径に形成され、前記カバー体の内部には挿入されない大径部と、
    からなり、
    前記挿入部は、
    空間部を挟んで両側に位置する一対の本体部と、
    前記一対の本体部の間にわたって架設されている保持部と、
    前記脱落防止部材と連結可能な連結部と、
    からなり、
    前記大径部には前記芯線を前記保持部に導く導入口が形成されており、
    前記連結部は前記挿入部において前記導入口とは反対端部側に形成されており、
    前記保持部は、その回りに前記芯線の一端が巻き付けられることにより、前記芯線の一端を保持し、
    前記保持部に前記芯線を巻き付けた状態で前記保持体を前記カバー体により覆うことによって、前記カバー体により前記芯線の一端が押さえつけられ、前記芯線が前記保持部に絡んだ状態に維持されることを特徴とする装身具用連結具。
  2. 当該装身具用連結具は、前記脱落防止部材を介して前記第2装飾部と連結されることを特徴とする請求項に記載の装身具用連結具。
  3. 当該装身具用連結具は、前記脱落防止部材を介して前記第2装飾部と連結され
    前記カバー体の一端に形成された開口を介して、前記カバー体より前記連結部が突出した状態で、前記連結部が前記脱落防止部材と連結されることにより、
    前記カバー体は、前記脱落防止部材により前記第2装飾部側への脱落が防止されるとともに、前記保持体において前記連結部の周囲の部分により前記第1装飾部側への移動が規制されることを特徴とする請求項に記載の装身具用連結具。
  4. 前記保持体は、複数の前記保持部を備えることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の装身具用連結具。
  5. 前記カバー体の内部において、前記導入口の近傍位置に配置される位置決め部材を更に備え、
    前記位置決め部材は、前記芯線が挿通される挿通孔を備え、前記芯線を所定の経路に位置決めすることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の装身具用連結具。
  6. 前記脱落防止部材は、筒状の本体筒と、前記本体筒の両端の開口部から出没可能となるように前記本体筒の内部に収納された左右一対の出没部材と、前記本体筒の内部に圧縮された状態で配設され、前記一対の出没部材を前記本体筒の外部に向かって付勢するコイルスプリングと、からなり、
    前記第2装飾部には前記一対の出没部材が嵌入する一対の孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の装身具用連結具
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