JP6296582B1 - 留め具 - Google Patents
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Abstract
Description
図6(b)において、内部の全長に渡って、鉱石粉末を練り込んだゴム材料Dが挿通されており、端部には針金Eが強固に巻き付けられたチューブ部材3が、留め金4に差し込まれている。こうすることで、チューブ部材3を引張った際、針金Eが留め金4に引っ掛かり、留め金4から抜けにくい構造となっている。
よって、これらの固定方法により製造された健康スポーツネックレスは、着け心地の点から、留め金が首の前方に来るような装着状態となる。即ち、留め金がペンダントトップの役割も担うような装着状態となっており、留め金が首の後方に、留め金とは別で独自にデザインされたペンダントトップが首の前方に来る、というような通常のネックレスと同様の装着状態となる健康スポーツネックレスの製造が困難となる。
弾性のチューブ部材と、底面にチューブ部材が挿通される挿通孔を備える中空円筒状の留め金と、を連結する留め具であって
前記チューブ部材の端部に挿入される略円柱状の拡張部材と、前記留め金の内径を狭める段差部と、を備え、
前記拡張部材の外径は、前記チューブ部材の内径よりも大きく、かつ前記チューブ部材の外径よりも小さく構成され、
前記段差部により狭められた留め金の内径は、前記拡張部材の外径よりも大きく、かつ前記チューブ部材の外径よりも小さく構成されていることを特徴とする。
また、留め金の内径を、拡張部材により拡張されたチューブ部材の端部の外径と略同一となるように設計することにより、留め金の内径の増大を極力抑えることが可能となる。
このような構成とすることで、既存の様々な留め金に対して、後付けで段差部を形成することが可能となる。
このような構成とすることで、拡張部材のチューブ部材への挿入が容易になる。また、拡張部材を、段差部とチューブ部材とが当接している箇所まで押し込むことにより、拡張部材と段差部とでチューブ部材を挟み込む形態となり、留め金とチューブ部材とを、より一層強固に固定することが可能となる。
このような構成とすることで、拡張部材を必要以上にチューブ部材へ押し入れてしまうことを防止できる。また、拡張部材のチューブ部材からの取り外しが容易になる。
図1(a)において、拡張部材1は、中間に円柱部1a、一端部に、端面に向かうに伴って漸次縮経するテーパー部1b、他端部に円柱部1aの直径よりも大きい直径を有する略円盤形状の頭部1cを備えている。(b)において、ワッシャー2は略円環形状であり、内周縁部には面取り加工が施されている。
拡張部材1及びワッシャー2には、例えば、アルミや樹脂、ゴムといった素材が好適に用いられる。
チューブ部材3には、直接鉱石粉末及び金属粉末3aが練り込まれているが、代わりに内部に数種類の磁性金属を埋め込んだ樹脂材料を充填する、内部に鉱石粉末をまぶした紐を挿通させる、内部に鉱石粉末を練り込んだゴム材料を挿通させる、液化チタンを含有させる等、従来の健康スポーツネックレスのチューブ部材に施されている様々な工夫を採用することもできる。
また、チューブ部材3の素材としてはシリコンゴムが好適に用いられるが、フッ素ゴムやクロロプレンゴム等の弾性材料を用いても良い。
また、留め金4の内径を、拡張部材1により拡張されたチューブ部材3の端部の外径と略同一となるように設計することにより、留め金4の内径の増大を極力抑えることが可能となる。
1a 円柱部
1b テーパー部
1c 頭部
2 ワッシャー
2a 段差部
3 チューブ部材
3a 鉱石粉末及び金属粉末
4 留め金
5 ペンダントトップ
6 磁石
A 紐
B ピン
C カシメ金具
D ゴム材料
E 針金
Claims (4)
- 弾性のチューブ部材と、底面にチューブ部材が挿通される挿通孔を備える中空円筒状の留め金と、を連結する留め具であって
前記チューブ部材の端部に挿入される略円柱状の拡張部材と、前記留め金の内径を狭める段差部と、を備え、
前記拡張部材の外径は、前記チューブ部材の内径よりも大きく、かつ前記チューブ部材の外径よりも小さく構成され、
前記段差部により狭められた留め金の内径は、前記拡張部材の外径よりも大きく、かつ前記チューブ部材の外径よりも小さく構成されていることを特徴とする留め具。 - 前記段差部は、略円環形状の部材を用いて形成されることを特徴とする、請求項1に記載の留め具。
- 前記拡張部材は、少なくとも一方の端部に、端面に向かうに伴って漸次縮経するテーパー部を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の留め具。
- 前記拡張部材は、少なくとも一方の端面に、直径が、拡張部材の最大外径よりも大きく、かつ前記拡張部材により拡張されたチューブ部材の外径よりも小さい、略円盤形状の頭部を有することを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の留め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017046622A JP6296582B1 (ja) | 2017-03-10 | 2017-03-10 | 留め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017046622A JP6296582B1 (ja) | 2017-03-10 | 2017-03-10 | 留め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6296582B1 true JP6296582B1 (ja) | 2018-03-20 |
JP2018149030A JP2018149030A (ja) | 2018-09-27 |
Family
ID=61629094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017046622A Active JP6296582B1 (ja) | 2017-03-10 | 2017-03-10 | 留め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6296582B1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11125222A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-05-11 | Hideaki Tonozuka | 弾性コネクタ |
JP3129526U (ja) * | 2006-08-02 | 2007-03-01 | 株式会社セラテック | 健康用装身リング |
JP3155332U (ja) * | 2009-09-01 | 2009-11-12 | 株式会社キートロン | 素材に弾力と可撓性を有する樹脂チューブの連結構造 |
JP4814728B2 (ja) * | 2006-08-29 | 2011-11-16 | 株式会社セベル・ピコ | 装身具用連結具 |
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2017
- 2017-03-10 JP JP2017046622A patent/JP6296582B1/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11125222A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-05-11 | Hideaki Tonozuka | 弾性コネクタ |
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JP3155332U (ja) * | 2009-09-01 | 2009-11-12 | 株式会社キートロン | 素材に弾力と可撓性を有する樹脂チューブの連結構造 |
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Publication number | Publication date |
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JP2018149030A (ja) | 2018-09-27 |
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