JP4812276B2 - 光検出回路および該光検出回路を備えたレーザ顕微鏡 - Google Patents

光検出回路および該光検出回路を備えたレーザ顕微鏡 Download PDF

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Description

本発明は、光検出回路およびそれを備えたレーザー顕微鏡に関し、特に、光検出ダイナミックレンジの拡大および高さデータのS/Nを向上させる光検出回路およびそれを備えたレーザー顕微鏡に関する。
従来、レーザー顕微鏡は、試料に点状照明し、試料からの透過光または反射光、蛍光を共焦点絞り上に集光させた後、この共焦点絞りを通過する光の強度を光検出器で検出することによって試料の表面情報を取得している。また、走査型共焦点レーザー顕微鏡は、点状照明を種々の方法によって試料の表面上を走査することにより、試料の広い範囲の表面情報を取得することができる。
図11は、従来のレーザー顕微鏡(走査型共焦点レーザー顕微鏡)の概略的な構成を示す図である。
図11に示すレーザー顕微鏡では、レーザー光源101から出射したレーザー光が、ビームスプリッター102を透過した後、2次元走査機構103に入射する。2次元走査機構103は、第1の光スキャナ103aと第2の光スキャナ103bとを有し、光束を2次元に走査し、対物レンズ107へと導く。対物レンズ107へ入射した光束は、集束光となって試料108の表面上を走査する。
試料108の表面で反射した光は、再び対物レンズ107から2次元走査機構103を介してビームスプリッター102に導入された後、ビームスプリッター102によって反射され結像レンズ109によってピンホール110上に集光する。ピンホール110により試料108の集光点以外からの反射光をカットし、ピンホール110を通過する光だけを光検出器111によって検出する。
試料108は、試料台113上に保持されており、ステージ114および光検出器111は、コンピュータ112によって制御されている。
ここで、対物レンズ107による集光位置は、ピンホール110と光学的に共役な位置にあり、試料108が対物レンズ107による集光位置にある場合は、試料108からの反射光がピンホール110上で集光してピンホール110を通過する。試料108が対物レンズ107による集光位置からずれた位置にある場合は、試料108からの反射光はピンホール110上では集光せず、ピンホール110を通過しない。
図12は、対物レンズ107と試料108の相対位置(Z)と光検出器111の出力(I)の関係を示すI−Zカーブの図である。
図12に示すように、試料108が対物レンズ107の集光位置Z0にある場合、光検出器111の出力は最大となり、この位置から対物レンズ107と試料108の相対位置が離れるに従い光検出器111の出力は急激に低下する。
この特性により、2次元走査機構103によって集光点を2次元走査し、光検出器111の出力を2次元走査機構103に同期して画像化すれば、試料108のある特定の高さの部分のみが画像化され、試料108を光学的にスライスした画像(共焦点画像)が得られる。さらに、ステージ114で試料108を光軸方向に離散的に移動させ、各位置で2次元走査機構103を走査して共焦点画像を取得し、試料108上の各点で光検出器111の出力が最大になるステージ114の位置を検出することにより試料108の高さ情報が得られる。また、試料各点における光検出器111の出力の最大値を重ねて表示することにより、全ての面にピントの合った画像(エクステンド画像)を得ることが出来る。
このようなレーザー顕微鏡において、表示される画面の輝度差が大きいような場合、すなわち明るい部分と暗い部分との差が大きい試料を観察している場合には、画面上で飽和しないように検出感度を調整する必要がある。その際の調整は、明るい部分を基準に行うしかなく、そうすると、暗い部分のデータはノイズが多く含まれてしまうため、一般的には、対数アンプ(γ特性)を用いて明るい部分を圧縮しかつ暗い部分を明るくして光検出ダイナミックレンジの拡大を行い、全体のコントラストを下げる調整を行っている。また、暗い部分の見易さを向上させるために、LUT(ルックアップテーブル)を用いる技術も開示されている。
特開平7−212158号公報 特開平6−124192号公報
しかしながら、従来のレーザー顕微鏡においては、表示される画面の輝度差が大きいような試料を観察する場合、対数アンプを用いると暗部のゲインが大きくなっているため、明るくはなっていても回路のノイズが大きく付加されてしまい、もともとよりS/Nが悪化してしまう。また、LUTを用いるのは単に見た目の明るさを調節したにすぎず、A/D変換時に決まってしまったS/Nを改善する作用はなく、結果として雑音の少ない良質の画像が得られないという問題点がある。
本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、試料暗部の光検出信号および高さデータのS/Nを劣化させずに光検出ダイナミックレンジを拡大し、輝度差が大きい試料であっても良質の画像データを取得することが可能な光検出回路および該光検出回路を備えたレーザー顕微鏡を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の光検出回路は、試料からの光信号を増幅して検出する光検出手段と、上記光検出手段からの出力信号を所定の増幅率で増幅する第1の増幅手段と、上記光検出手段からの出力信号にオフセットを与えるオフセット手段と、上記第1の増幅手段の増幅率より小さい増幅率で、上記オフセット手段からオフセットが与えられた光検出手段からの出力信号を増幅する第2の増幅手段と、上記第2の増幅手段からの出力信号を整流する整流手段と、上記第1の増幅手段からの出力信号と上記整流手段からの出力信号とを演算する加減算手段と、上記加減算手段が出力する出力信号から、上記整流手段からの出力信号分を除去できる信号除去手段とを備えたことを特徴とする。
なお、上記の構成では、上記整流手段は、上記第2の増幅手段からの出力信号のうち正または負の信号のどちら一方のみを通過するように加工することが望ましい。
また、上記加減算手段は、上記第1の増幅手段からの出力信号と上記整流手段からの出力信号を加算または減算することが望ましい。
また、上記オフセット手段が、上記光検出手段からの出力信号に対し徐々に大きくなるようオフセットを与える複数のオフセット部を備え、上記第2の増幅手段が、上記複数のオフセット部からの各出力信号に対しそれぞれ徐々に小さくなるような増幅率を有する複数の増幅部を備え、上記整流手段が、上記複数の増幅部のそれぞれに対応する複数の整流部を備えることが望ましい。

また、上記オフセット手段が与えるオフセット値および上記第2の増幅手段の増幅率を
任意に可変することが望ましい
なお、上記信号除去手段は、上記第1の増幅手段が出力する出力信号が所定レベルを超えた場合に、該所定レベルを超えてから該整流手段が出力する出力信号に生じた増加分を上記加算手段が出力する出力信号から除去する、ことが望ましい。
また、上記加減算手段は、上記第1の増幅手段からの出力信号と上記整流手段からの出力信号との演算を有効/無効とする切換手段を更に備えていることが望ましい。
また、本発明の一態様によれば、本発明のレーザー顕微鏡は、上述の第1、及び第2の光検出回路のうちの何れかを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、輝度差が大きい試料であっても試料暗部の光検出信号および高さデータのS/Nを劣化させないことが可能となる。
また、本発明によれば、輝度差が大きい試料であっても光検出ダイナミックレンジを拡大することが可能となる。
また、本発明によれば、輝度差が大きい試料であっても試料暗部の光検出信号および高さデータのS/Nを劣化させず、あるいは向上させ、さらに、光検出ダイナミックレンジを拡大することにより、良質の画像データを取得することが可能となる。
また、本発明によれば、試料に所定レベル以上の輝度が存在する場合には、その輝度による悪影響を抑えつつ、上述したような効果を得ることが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
図1乃至図3を用いて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用したレーザー顕微鏡(走査型共焦点レーザー顕微鏡)の構成を示すブロック図である。
まず、顕微鏡本体1は次のように構成される。
レーザー光源6は、試料11の表面を走査するスポット光としてのレーザー光を発生させるためのものであり、ミラー7は、このレーザー光源6からのレーザー光を2次元走査機構5に導くための反射鏡である。2次元走査機構5は、ミラー7を介して得たレーザー光源6からのレーザー光を2次元走査するための機構である。これは、2次元走査制御回路4の制御のもとにスポット光をXY走査し、例えば、X軸方向走査用の共振スキャナとY軸方向走査用のガルバノスキャナとを有していて、これら共振スキャナ、ガルバノスキャナをそれぞれX軸方向、Y軸方向に振ることで対物レンズ10に対するスポット光の光路をXY方向に振らせることができる。
レボルバ9は、倍率の異なる複数の対物レンズ10を保持したものである。このレボルバ9は、Z軸移動制御回路17により光軸方向(上下方向)に移動させることができると共に、切り替えにより複数の対物レンズ10のうちで所望の倍率を持つ対物レンズ10を顕微鏡の観察光路中に設定することができるものである。そして、この設定された対物レンズ10を介して2次元走査機構5からのスポット光をステージ12上の試料11に2次元走査しながら照射する。ステージ12は、試料11を保持するものである。
一方、試料11からの反射光は、対物レンズ10を通って2次元走査機構5に戻り、2次元走査機構5からハーフミラー8へと戻される構成である。ハーフミラー8は、2次元走査機構5に対するレーザー光源6の出射光路上に設けられ、2次元走査機構5を介して得られる試料11からの反射光を検出系に導くための鏡であって、半透明鏡である。レンズ13は、このハーフミラー8を介して得た2次元走査機構5からの反射光を集光するレンズであり、ピンホール板14は所要の径のピンホールを開けたもので、光検出器15の受光面の前面におけるレンズ13の焦点位置にそのピンホールが配置される。光検出器15は、ピンホールを介して得られる光をその光量対応の電気信号に変換する光検出素子である。光検出器15から得られた電気信号は増幅器16で所要のレベルまで増幅される。
そして、コンピュータ2の内部には顕微鏡制御回路18と画像入力回路19がある。顕微鏡制御回路18は、顕微鏡本体1内の2次元走査制御回路4、Z軸移動制御回路17に接続され、コンピュータ2に図示しない入力手段によりオペレータからの命令、例えば2次元走査制御回路4への走査の開始・停止やレボルバ9の駆動などの処理を、顕微鏡本体1が適切に実行するように制御するものである。画像入力回路19は、光検出器15で光電変換され増幅器16で増幅された信号と2次元走査制御回路4からのタイミング信号とを受け取り、コンピュータ2がこれを画像化し、モニタ3に表示することで試料11の表面情報を得ることができるようにするものである。
図2は、本発明を適用した光検出回路の構成を示す図である。
本発明を適用した光検出回路は、光検出器15および増幅器16とにより構成される。
光検出器15は、試料11からの光を検出して光電変換する。前記光検出器15からの出力信号は、第1のリニア増幅器20及び第2のリニア増幅器21に入力され、第1のリニア増幅器20において所定の増幅率(ゲインG1)で増幅し、第2のリニア増幅器21においてゲインG1より小さい増幅率(ゲインG2)(G1>G2)で増幅する。そして、第2のリニア増幅器21にはオフセット電圧が加えられている。
第2のリニア増幅器21を通過した信号は、半波整流回路22によって正負のうち片側の信号のみが通過するように加工される。最後に加減算回路23によって第1のリニア増幅器20の出力と半波整流回路22の出力とが演算され、増幅器16の出力信号として得られる構成である。
図3は、暗部のS/Nの低下を招かずに入力ダイナミックレンジを拡大させる過程を説明するための図である。
図1乃至図3を用いて説明した増幅器は、暗部のS/Nの低下を招かずに入力ダイナミックレンジを拡大させる。図3を用いてその過程を説明する。図3の横軸は入力電圧であり、縦軸は出力電圧を示す。試料11には様々なものが存在するが、特に高コントラスト(明部と暗部の輝度差が大きい)のある試料の観察をする場合を例に挙げる。図3中のAは第1のリニア増幅器20の出力信号を示している。同様に、Bは第2のリニア増幅器21、Cは加減算回路23の出力信号をそれぞれ示している。これは以降でも同様である。
一般的に、高コントラストのある試料を観察すると入力電圧が0〜V1の領域に収まりきらずに、明部がV1〜V2の領域にかかってしまうことがある。このとき画像入力回路19の入力ダイナミックレンジがV0に等しいとすると、明部は表示の限界を超えてしまい白く飽和してしまう。
これを回避するために試料11への照明強度を下げる、例えばレーザー光源6の出力を抑えると、明部がV0以下に収まってはくるが今度は暗部のレベルが下がってしまう。すると、暗部のデータは輝度的にも判別し難くなるのに加え、回路雑音などに影響されS/Nが悪くなり、データの質が下がってしまう。これを回避するために第2のリニア増幅器21の経路を設けている。
第1のリニア増幅器20は、0〜V1及びV1超過の入力信号をそのままG1倍して出力する(図3中のA参照)。一方、第2のリニア増幅器21にはオフセット用の基準電圧が入力されており、光検出器15からの入力信号がオフセット電圧を超えるとこの電位を境にして正負の出力を生ずるようになっている。つまり、「入力電圧<オフセット電圧」の範囲では入力信号がG2倍された負の出力であり、「入力電圧>オフセット電圧」の範囲では入力信号がG2倍された正の出力が得られる(図3中のB参照)。
続いて、この第2のリニア増幅器21の出力が半波整流回路22に入力されるので、負の領域、即ち「入力電圧<オフセット電圧」の範囲では0が出力され、正の領域、即ち「入力電圧>オフセット電圧」の範囲での入力信号がG2倍された出力が得られることになる。
よって、加減算回路23(ここでは減算とする)に対しては、入力電圧がG1倍された第1のリニア増幅器20からの信号と、入力電圧が「0〜オフセット電圧」の範囲では0、オフセット電圧以上でG2倍された信号が与えられることになる。
その結果、加減算回路23からの出力電圧は、入力電圧が「0〜オフセット電圧」の範囲では第1のリニア増幅器20からのG1倍された信号そのものとなり、オフセット電圧以上の領域ではトータルゲインとして(G1−G2)倍された信号になる(図3中のC参照)。
すなわち、図3に示すように第1のリニア増幅器20単体では入力電圧V1までしか実質扱えなかったものが、第2のリニア増幅器21の径路によってオフセット電圧以上の領域ではゲインを下げる働きが起こり、入力電圧V1ではまだ飽和レベルに達しなくなる。よって、入力電圧がV2のレベルまで取り扱うことができるようになり、全体としてV1〜V2の範囲分ダイナミックレンジが拡大されることになる。
通常使用される従来の対数アンプは、ダイナミックレンジを広げる効果をもたらすが、回路的には暗部のゲインを大きくし明部のゲインを下げる働きをしていることになり、暗部は輝度的には明るくなるが雑音の増幅率が高くなり、S/Nの劣化を起こしてしまうが、本発明のように構成することにより、暗部のゲインは変えずに明部のゲインを下げることによってダイナミックレンジ拡大の効果を持たせるのと同時に、S/Nの劣化を起こさないことを両立させている。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態を適用したレーザー顕微鏡(走査型共焦点レーザー顕微鏡)は、図1を用いて説明した第1の実施の形態と同様の構成であるが、光検出器15に感度可変型の光センサを用いている点が異なっている。
そのレーザー顕微鏡の特徴として試料11の高さデータを得る機能がある。
対物レンズ10による集光位置は、ピンホール14と光学的に共役な位置にある。そして、試料11が対物レンズ10による集光位置にある場合は、試料11からの反射光がピンホール14上で集光し、ピンホール14を通過するのに対して、試料11が対物レンズ10による集光位置からずれた位置にある場合は、試料11からの反射光はピンホール14上では集光しておらず、ピンホール14を通過しない。つまり、試料11が対物レンズ10の集光位置にある場合に、光検出器15の出力は最大となり、この位置から対物レンズ10と試料11の相対位置が離れるに従い光検出器15の出力は急激に低下する。
この特性により、2次元走査機構5によって集光点を2次元走査し、光検出器15の出力を2次元走査機構5に同期して画像化すれば、試料11のある特定の高さのみが画像化され、試料11を光学的にスライスした画像(共焦点画像)が得られる。さらに、Z軸移動制御回路17を通じてレボルバ9を光軸方向に離散的に移動させ、対物レンズ10と試料11との相対位置を変化させながら各位置で2次元走査機構5によりレーザー光を走査して共焦点画像を取得し、試料各点で光検出器15の出力が最大になるレボルバ9の位置を検出することにより試料11の高さ情報が得られる。
このとき、試料11の各点においてレボルバ9の移動と共に得られる輝度情報のうち最大のものを抽出する過程では、常に輝度情報の比較作業が行われることになる。ここでその高さ情報の質を左右するものの1つに検出信号のS/Nがある。特に暗部はノイズなどに影響され易く、できるだけ明るい情報として比較する方が好ましい。増幅器16を第1の実施の形態と同様の構成であるとすると、検出系のダイナミックレンジが広がって暗部のS/Nを劣化させずにデータ取得が可能となるが、本第2の実施の形態では、増幅機能を有した光電子増倍管(PhotoMultiplier Tube:以下、PMTという)を使用することで、暗部のS/Nを劣化させないだけではなく、さらにS/Nを向上させることが可能となる。なお、光信号を電気信号に変換した後に電子レベルで増幅する機能を有するものであれば、PMTの代わりにAPD(アバランシェ・フォト・ダイオード)などでもよい。
図4は、暗部のS/Nを向上させる過程を説明するための図である。
まず、試料11の光検出信号範囲が0〜V1に収まるようなものであると仮定する。そして、増幅器16の作用は第1の実施の形態と同様である。つまり、入力電圧はV2のレベルまで取得することが可能となっている。
このとき、試料11からの検出信号は0〜V1までしか入ってこないので、第1のリニア増幅器20単体で試料11の高さデータを取得する場合と比較すると、出力信号のダイナミックレンジとしては0〜Vfに狭くなってしまっている。しかしここで、本第2の実施の形態では、光検出器15にPMTを使用しているので、PMTへの印加高電圧を調節(上昇させる)することで電気回路の増幅ではできない高S/Nの信号増幅が可能となっている。
つまり、V0−Vfに相当する分だけ増幅器16への入力信号をセンサの倍増機構を使ってあらかじめ増幅してから入力することができるので、試料11からの同じ検出信号0〜V1の範囲によって0〜V0の出力電圧範囲が得られると考えた場合、図4に示すように、加減算回路23の出力信号はCからDに変化する。第1のリニア増幅器20単体で試料11の高さデータを取得する場合と比較すると暗部の信号レベルは確実に上昇しており、S/Nの面で有利な信号となって得られる。その結果、輝度信号を比較して最大輝度を与えるレボルバ9の位置を記憶する過程で試料11の暗部のデータ精度が著しく向上する。
これを電気回路のゲインを調整することで出力のダイナミックレンジを適切に合わせるようなことをすると第1のリニア増幅器20単体時よりS/Nが劣化してしまうが(また伝達特性も出力電圧軸に対して増加する特性となり最終的な伝達特性(折れ点位置)も図4とは異なる)、センサによってあらかじめ信号強度を増しておき、そのとき明部のゲインを下げる折れ線特性によって出力飽和を起こさないようにしているため、飽和レベルのトータルゲインは同じであっても最終的な検出信号(高さデータ)のS/Nに大きな差が生じることになる。
なお、本発明を適用した増幅器16を通過して得られた輝度信号はその相対差がリニアではなくなってしまう。しかし、高さデータを得る仕組みは、対物レンズ10と試料11の光軸方向の相対位置を変えながら試料11各点ごとに輝度の最高値を与える位置を記憶するものであるため、輝度の絶対値は無関係であり、あくまで試料11各点における光軸方向の輝度値群内での相対比較でしかない。そのため輝度の線形性は不要(明暗逆転は不可であるが)であるので、高さデータは正確に得られる。一方で、輝度画像の方は図4に示すような折れ線特性で得られてしまうが、これは画像入力回路19でのA/D変換後のデジタル処理、例えばLUT(ルックアップテーブル)などによって逆特性を与えることで、リニアな輝度表示に戻すことは可能である。
ところで、上述したように高さデータを得る過程でS/Nが向上できるのは、画像入力回路19によってデジタル処理される前のアナログ信号の状態で加工するため効果が生じるものである。リニア増幅器を通して信号取得し一度A/D変換をしてしまうとその後でいくら輝度値の補正をしても信号品質が変わるわけではない。暗部でS/Nが悪くサンプリングされたデータは既に信号品質が悪いので、それをデジタル処理、例えばLUT(ルックアップテーブル)などでいくら輝度的な補正をしても信頼性の低いデータであることにはかわりない。すなわち、上述したようにS/Nが向上するのは、感度可変型センサと明部でゲインの下がる折れ線特性とを組み合わせることで実現されるものである。
なお、加減算回路23の他の例として、減算ではなく第2のリニア増幅器21の経路を反転増幅し、負の半波整流の後で加算しても良い。つまり、実際の回路構成の規模等を考慮して、最終的に明部のゲインが下がるように組み合わせれば良い。
また、異なるゲインの系(リニア増幅器、オフセット電圧、半波整流器)をさらに並列に追加しても良い。このように複数段にすることで折れ点が複数設定でき、対数アンプの伝達特性にも近似できる。
また、オフセット電圧、リニア増幅器のゲインは任意に設定が可能(可変)であり、折れ線によって任意の伝達特性が実現できる。
また、リニア特性を利用することと折れ線特性を利用することの切り換えが可能である。すなわち、加減算回路23に有効/無効にする機能を設けることで、従来のように第1のリニア増幅器20のみを使用することもできる。
その切り換えは、例えば不図示の入力手段を介したオペレータからの指示に応じて、顕微鏡制御回路18により行われるようになっている。各リニア増幅器20、21、及び光検出器15のゲインも同様に、顕微鏡制御装置18が入力手段を介したオペレータからの指示に応じて設定を変更するようになっている。
次に、図5乃至図7を用いて本発明にかかる光検出回路(増幅器)のもたらす効果を説明する。
図5は、リニア増幅器のみを用いた場合と対数アンプを用いた場合の入力レベルと出力レベルとの関係を示す図である。
リニア増幅器のみを用いた場合(通常のアンプ)と対数アンプを用いた場合とで比較してみると、対数アンプの場合、例えば出力の飽和レベルが4であるとすると、出力レベルでおよそ「2」だけ上がるまで明るい方に、入力ダイナミックレンジを広げることができる。
対数アンプを用いた場合は、回路によって暗部のゲインを増加させたことになるので、画面は明るく見えるようにはなるがノイズも増加しており、見た目にも霞がかかったようになってしまう。また、信号のS/Nは、リニア増幅器を用いた場合以下になってしまう。
図6は、第1の実施の形態および第2の実施の形態における入力レベルと出力レベルとの関係を示す図である。
第1の実施の形態として上述したように、ゲインの異なる系は、整流回路により閾値(例えば、入力レベル3)を超えることにより信号が出るので、加減算回路の出力は、閾値以上の領域において演算(リニア)−(半波整流)となり、暗部のS/Nを変えることなく、全体のゲインが下がることになる。また、この分だけ入力ダイナミックレンジが明るい方に広がる。
センサがPMTなどの感度可変型の場合は、第2の実施の形態として上述したように、明部のレベルを合わせるためにセンサのゲインを上げられるので、暗部の入力レベル自体を増加させることができ、S/Nが向上する。
図7は、異なるゲインの系を並列に追加した場合の入力レベルと出力レベルとの関係を示す図である。
異なる閾値とゲインの信号系(リニア増幅器、オフセット電圧、半波整流器)をさらに並列に追加して複数段にすることで、折れ点が複数設定でき、対数アンプの伝達特性にも近似させることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本発明の第3の実施の形態を適用したレーザー顕微鏡は、上記第2の実施の形態と同様の構成である。このため、第2の実施の形態から異なる部分についてのみ説明する。
図8は、第1のリニア増幅器20の出力信号の飽和による悪影響を説明する図である。
第1のリニア増幅器20が出力する出力信号には上限が存在する。その上限による飽和が生じると、図8中のAに示すように、入力信号の電圧値が大きくなっても出力信号の電圧値は変化しなくなる。しかし、そうなっても、加減算回路23は第1のリニア増幅器20による出力信号から第2のリニア増幅器21による出力信号を減算するので、図8中のCに示すように、加減算回路23の出力信号の電圧値は、第1のリニア増幅器20の出力信号が上限によって飽和した以降、入力信号の電圧値が大きくなるほど小さくなる。それにより、その上限に達したところから、試料11の輝度がより高くなるにつれてその輝度が低下していくように画像が表示されることになる。これは、図8中のDに示すように、光検出器15のゲインをより大きくなる方向に変更しても同じである。第3の実施の形態は、このような理由による悪影響を抑えるようにしたものである。
図9は、第3の実施の形態による光検出回路を構成する増幅器の回路構成を示す図である。図9中、第2の実施の形態と同じものには同一の符号を付している。
半波整流回路22が出力する出力信号は、加減算回路23の他に、反転バッファ26に入力される。その反転バッファ26には更に飽和検出電圧が入力される。反転バッファ26は、飽和検出電圧から、半波整流回路22が出力した出力信号を減算して得られる差分(=飽和検出電圧−出力信号)を半波整流回路25に出力する。その半波整流回路25は、反転バッファ26からの出力信号(差分)における負の領域の部分を加減算回路23に出力する。その加減算回路23は、第1のリニア増幅器20よりの出力信号から半波整流回路22よりの出力信号を減算し、その減算結果に半波整流回路25よりの出力信号を減算する。飽和検出電圧は、例えば顕微鏡制御回路18によって任意に設定できるようになっている。
上述したように、第2のリニア増幅器21は、入力信号がオフセット電圧を越えると正の出力信号を出力し、半波整流回路22は、正の部分の出力信号を出力する。それにより、反転バッファ26が出力する差分は、第2のリニア増幅器21からの出力信号が飽和検出電圧に達した以降、負となる。その負の差分は、半波整流回路25を介して加減算回路23に入力され、第1のリニア増幅器20よりの出力信号から半波整流回路22よりの出力信号を減算した結果から更に減算される。このため、第2のリニア増幅器21の出力信号が飽和検出電圧に達してからの増加分は、半波整流回路25からの出力信号によって相殺されることになる。その増加分を相殺させる結果、第2のリニア増幅器21からの出力信号が飽和検出電圧に達した以降、加減算回路23の出力信号が低下することは確実に回避される。
図10は、第3の実施の形態による光検出回路で出力される出力信号を説明する図である。この図10は、入力信号の電圧がV1となると第1のリニア増幅器20が出力する出力信号の電圧がV0となって飽和する場合のものである。
その場合、飽和検出電圧としては、入力信号の電圧がV1となったときに第2のリニア増幅器21から半波整流回路22を介して出力される出力信号の電圧を設定する。そのような電圧を飽和検出電圧として設定することにより、図10中のEに示すように、入力信号の電圧がV1に達した以降、第2のリニア増幅器21からの出力信号における、それに達してからの増加分が負の信号として半波整流回路25から出力されることになる。このため、その増加分は相殺されて除去される形となって、入力信号の電圧がV1に達した以降の出力信号の電圧レベル低下は回避される。それにより、その電圧レベルの低下によって生じる画像の視認性の悪化も確実に回避されることとなる。
以上、本発明を適用した各実施の形態を説明してきたが、本発明が適用される光検出回路および該光検出回路を備えたレーザ顕微鏡は、その機能が実行されるのであれば、上述の実施の形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。飽和検出電圧については、第1のリニア増幅器20の出力信号の飽和レベル以外のものを考慮して設定しても良い。例えば、反転バッファ26と半波整流回路25と同じ構成をリニア増幅器20の出力に設け、半波整流回路の出力を加減算回路23に入力すると、第2のリニア増幅器21の飽和レベルに達する前のレベルでその出力の上昇を抑えることができる。その場合、その時の入力信号での半波整流回路25からの出力信号電圧を反転バッファの飽和検出電圧とすればよい。
(付記1)
試料からの光信号を増幅して検出する光検出手段と、
前記光検出手段からの出力信号を所定の増幅率で増幅する第1の増幅手段と、
前記第1の増幅手段の増幅率より小さい増幅率で前記光検出手段からの出力信号を増幅して整流後の出力信号を出力する第2の増幅手段と、
前記第2の増幅手段からの出力信号にオフセットを与えるオフセット手段と、
前記オフセット手段によりオフセットが与えられる前記第2の増幅手段からの出力信号と前記第1の増幅手段からの出力信号とを加算、又は減算する加減算手段と、
を備えたことを特徴とする光検出回路。
(付記2)
前記加減算手段が出力する出力信号から、前記第2の増幅手段からの出力信号分を除去できる、ことを特徴とする付記1に記載の光検出回路。
(付記3)
前記第1の増幅手段が出力する出力信号が所定レベルを超えてから前記第2の増幅手段が出力する出力信号に生じた増加分に相当する出力信号を出力する信号出力手段を備え、
前記第1の増幅手段が出力する出力信号が前記所定レベルを超えた場合に、前記信号出力手段が出力する出力信号を用いた加算、又は減算を前記加減算手段に併せて行わせることにより、前記加減算手段が出力する出力信号から、前記第2の増幅手段からの出力信号分を除去する、ことを特徴とする付記2に記載の光検出回路。
本発明を適用したレーザー顕微鏡の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した光検出回路の構成を示す図である。 暗部のS/Nの低下を招かずに入力ダイナミックレンジを拡大させる過程を説明するための図である。 暗部のS/Nを向上させる過程を説明するための図である。 リニア増幅器のみを用いた場合と対数アンプを用いた場合の入力レベルと出力レベルとの関係を示す図である。 第1の実施の形態および第2の実施の形態における入力レベルと出力レベルとの関係を示す図である。 異なるゲインの系を並列に追加した場合の入力レベルと出力レベルとの関係を示す図である。 第1のリニア増幅器20の出力信号の飽和による悪影響を説明する図である。 第3の実施の形態による光検出回路を構成する増幅器の回路構成を示す図である。 第3の実施の形態による光検出回路で出力される出力信号を説明する図である。 従来のレーザー顕微鏡の概略的な構成を示す図である。 対物レンズ107と試料108の相対位置(Z)と光検出器111の出力(I)の関係を示すI−Zカーブの図である。
符号の説明
1 顕微鏡本体
2 コンピュータ
3 モニタ
4 2次元走査制御回路
5 2次元走査機構
6 レーザー光源
7 ミラー
8 ハーフミラー
9 レボルバ
10 対物レンズ
11 試料
12 ステージ
13 レンズ
14 ピンホール板
15 光検出器
16 増幅器
17 Z軸移動制御回路
18 顕微鏡制御回路
19 画像入力回路
20 第1のリニア増幅器
21 第2のリニア増幅器
22、25 半波整流回路
23 加減算回路
26 反転バッファ


Claims (8)

  1. 試料からの光信号を増幅して検出する光検出手段と、
    前記光検出手段からの出力信号を所定の増幅率で増幅する第1の増幅手段と、
    前記光検出手段からの出力信号にオフセットを与えるオフセット手段と、
    前記第1の増幅手段の増幅率より小さい増幅率で、前記オフセット手段からオフセットが与えられた前記光検出手段からの出力信号を増幅する第2の増幅手段と、
    前記第2の増幅手段からの出力信号を整流する整流手段と、
    前記第1の増幅手段からの出力信号と前記整流手段からの出力信号とを演算する加減算手段と、
    前記加減算手段が出力する出力信号から、前記整流手段からの出力信号分を除去できる信号除去手段と、
    を備えたことを特徴とする光検出回路。
  2. 前記整流手段は、前記第2の増幅手段からの出力信号のうち正または負の信号のどちら一方のみを通過するように加工することを特徴とする請求項1に記載の光検出回路。
  3. 前記加減算手段は、前記第1の増幅手段からの出力信号と前記整流手段からの出力信号を加算または減算することを特徴とする請求項1に記載の光検出回路。
  4. 前記オフセット手段は、前記光検出手段からの出力信号に対し徐々に大きくなるようオフセットを与える複数のオフセット部を備え、
    前記第2の増幅手段は、前記複数のオフセット部からの各出力信号に対しそれぞれ徐々に小さくなるような増幅率を有する複数の増幅部を備え、
    前記整流手段は、前記複数の増幅部のそれぞれに対応する複数の整流部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光検出回路。
  5. 前記オフセット手段が与えるオフセット値および前記第2の増幅手段の増幅率を任意に可変することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の光検出回路。
  6. 前記信号除去手段は、前記第1の増幅手段が出力する出力信号が所定レベルを超えた場合に、該所定レベルを超えてから該整流手段が出力する出力信号に生じた増加分を前記加減算手段が出力する出力信号から除去する、ことを特徴とする請求項に記載の光検出回路。
  7. 前記加減算手段は、前記第1の増幅手段からの出力信号と前記整流手段からの出力信号との演算を有効/無効とする切換手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の光検出回路。
  8. 請求項1乃至の何れか1項に記載の光検出回路を備えたことを特徴とするレーザー顕微鏡。
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