JP2554955B2 - 非線形処理回路 - Google Patents

非線形処理回路

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、カラーカメラ装置のガンマ補正等の非線型
処理を行う回路に関する。
<従来の技術> カラーカメラ装置においては、受像管の画面上に画像
表示する際に、受像管の入力電圧と出力発光のレベルと
が非線形の関係(受像管のガンマ特性)を有しているた
め、見やすい画像を得るために受像管のガンマ特性をカ
メラ側において逆補正する、所謂ガンマ補正が行われて
いる。
上記、ガンマ補正は入力信号のレベルに応じて増幅器
のゲインを変化させることにより行われる。
従来の基本的なガンマ補正回路としては、第7図に示
されるようなものがあり(「画像電子回路」株式会社コ
ロナ社発行、この回路におけるガンマ補正特性は第8図
に示すように折れ線近似で得られる。
第7図において、iは信号電流、E1,E2,E3,E4は電源
電圧、R0,R1,R2,R3,R4は抵抗、D1,D2,D3,D4はダイオー
ドを示す。
第8図の折れ線特性で、E1,E2,E3,E4が折れ曲がり点
の電圧となり、 tan-R0,tan-(R0R1),tan-(R0R1R2),tan-(R0
R1R2R3),tan-(R0R1R2R3R4)が夫々の
折れ線の傾きになる。ここで、記号は抵抗の並列抵抗
値を示す。
そして、ダイオードD1,D2,D3,D4が折れ曲がり点電圧E
1,E2,E3,E4を境に順次導通に、抵抗R1,R2,R3,R4が順次
加算される。この回路の電流源を電圧源に換算すると、
必要なダイナミックレンジはi・R0である。
第9図は折れ線近似方式のガンマ補正回路の別の例を
示す(特公平2−7552号公報参照)。
このものでは、増幅器Tr1,Tr2,Tr3を、入力信号電圧V
iがVi1,Vi2の順に上昇するにつれてカットオフさせて、
Tr1,Tr2,Tr3の出力を順次加算停止していく(第10図参
照)。このものの、ダイナミックレンジは入力信号電圧
Vi1以下の領域の折れ線における最大の傾きにより制限
され、次式のように求められる。
(R9/R1+R9/R2+R9/R3)・Vi 第11図は折れ線近似ではないガンマ補正回路の例を示
す(「画像電子回路」83頁 図3.29 テレビジョン学会
編 昭和54年1月20日発行参照)。このものでは、ダイ
オードDの非線形特性を利用してガンマ補正を行ってい
る。画像信号入力に正の信号を入力すると、Tr1は反転
増幅器を構成しているため、Tr1のコレクタには、第12
図点線で示すように反転した信号が出力される。この
時、Tr3のベースの信号は図示実線で示すようになり、
ガンマ曲線が得られる。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、このような従来のガンマ補正回路にあ
っては、下記のように種々の問題点があった。
第7図,第8図に示した第1の従来例において、第一
に、折れ線の傾きの式が示す如く、各折れ線の周波数特
性は独立して決定することができない。例えば、信号レ
ベルの低い黒レベル域での周波数特性を最良とすべく改
善すべく調整しようとすると、信号レベルの高い他の領
域での周波数特性に影響を与えてしまうため、全レベル
域のバランスを考えて周波数特性を設定せざるを得ず、
レベル毎に最適な周波数特性を得ることができなかっ
た。
第二に、ダイナミックレンジを大きく取る必要があ
る。第2図でγ=0.45、つまりY=X0.45に近似させる
ためにY=X0.45のグラフ上の点(X,Y)が(0.1,0.3
5)、(0.3,0.58)、(0.6,0.79)(0.8,0.90)の各点
で折れ曲がるように近似する場合を例にとる。
この場合に、出力100%のレベルの信号を得るために
は、抵抗R0の両端には図示B1のレベル(350%)が必要
となる。これは、(X,Y)が(0,0)と(0.1,0.35)を結
ぶ近似直線が、傾きがtan-R0でX=1の時、Y=3.55と
なるためである。即ち、ダイナミックレンジi.R0=350
%レベルということになる。
もし、B1以下のレベルで入力信号が歪むと、歪んだ信
号が出力される。これは信号を加算して近似しているた
めである。
次に、第9図に示した第2の従来例においても、Tr1,
Tr2,Tr3の出力を加算しているため、第1の従来例と同
様独立して各増幅器の周波数特性を調整できない。
また、これも第1の従来例と同様加算によりガンマ曲
線を近似しているため、加算している信号の1個がクリ
ップ等で歪むと、出力は歪んだ信号となって出力され
る。
例えば、第8図のtan-R0の傾きと第10図のtan-(R9/R
1+R9/R2+R9/R3)の傾きが同じであるとすると第10図
の場合も第8図の場合と同様に、100%のレベルの信号
を得るためには350%のダイナミックレンジが必要であ
る。
次に、第11図に示した第3の従来例においても増幅器
1個でガンマ補正回路が構成され周波数特性は、ダイオ
ードに含まれる並列のコンデンサ成分の影響を受け、こ
の成分はバラツキがあるため自由に決定することができ
ない。
また、Tr1のダイナミックレンジは、100%の出力を得
るには、規定出力レベルの数倍のダイナミックレンジが
必要である。
本発明は、このような従来の種々の問題点を解決する
ためなされたもので、折れ線近似方式でガンマ特性を得
るものにおいて、夫々の折れ線の特性を独立して設定で
きる回路とすることにより、レベルに応じて独立に周波
数特性を設定することができ、かつ、各増幅器のダイナ
ミックレンジも小さくて済むようにしたガンマ補正回路
等の非線形処理回路を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> このため本発明は、異なる増幅率とオフセット電圧と
を有した複数の増幅器を、共通の入力信号に対して夫々
の増幅器の特性が他の増幅器の特性とは独立して説明さ
れるように接続すると共に、該複数の増幅器の出力を入
力し、絶対値が一番小さい増幅器出力を選択して出力す
る非加算混合器を設けて構成した。
また、複数の増幅器は、夫々周波数特性の調整機構を
備えて構成してもよい。
また、複数の増幅器は、夫々オフセット電圧の調整機
構を備えて構成してもよい。
<作用> 複数の増幅器を増幅率で決まる傾きがい大きいものほ
どオフセット電圧を小さくした特性を持たせておくこと
により、これら増幅器の出力の中で絶対値が一番小さい
増幅器出力を非加算混合器で選択して出力すると、出力
レベルが小さいほど、傾きの大きい折れ線特性が得られ
る。
そして、各増幅器の特性は他の増幅器の特性とは独立
して設定されるため、夫々の周波数特性を独立して設定
できると共に、それぞれのダイナミックレンジは出力信
号と略同程度で足りる。
また、各増幅器に周波数特性の調整機構を持たせるこ
とにより、他の増幅器の周波数特性に影響を与えること
なく周波数特性を調整できる。
また、各増幅器にオフセット電圧の調整機構を持たせ
ることにより、他の増幅器のオフセット電圧を変えるこ
となくオフセット電圧を調整できる。
<実施例> 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例を示す。図におい
て、本発明に係るガンマ補正回路の入力端子Iにはn個
の増幅器AMP1〜AMPnの入力端子が接続されている。これ
ら増幅器AMP1〜AMPnはゲインA1〜Anが、順に小さく設定
されていると共に、オフセット電圧OFF1〜OFFnが、順に
大きく設定されている。尚、オフセット電圧OFF1は基準
点として0ボルトに設定されている。そして、第2図に
示すように、各増幅器AMP1〜AMPnの入力信号電圧Viに応
じて変化する出力電圧Vo1〜Vonの中、最小となるものを
選択して結んで得られる折れ線特性(図示実線)の、折
れ曲がり点K1〜Kn-1が、所望のガンマ曲線上に乗るよう
に各増幅器AMP1〜AMPnのゲインA1〜An及びオフセット電
圧OFF1〜OFFnが設定されている。
各増幅器AMP1〜AMPnの出力端子は、抵抗rを介して非
加算混合器NAMの各入力端子に接続されている。該非加
算混合器NAMは、各入力端子から入力される電圧の中、
最小の電圧が入力されるトランジスタによって出力端子
Oの電位つまり出力電圧が定まり、常に最小となる電圧
を選択して出力する機能を有している。
次に第2図を参照して作用を説明する。
ガンマ補正回路の入力端子Iから、正極性の画像信号
電圧Viが各増幅器AMP1〜AMPnに入力されると、各増幅器
AMP1〜AMPnから夫々前記特性に応じた出力電圧Vo1〜Von
が出力される。
前記各出力電圧Vo1〜Vonが前記非加算混合器NAMに入
力されると、前述の機能により、出力電圧Vo1〜Vonの中
で最小のものに対応する出力電圧を出力する。
これにより、非加算混合器NAMからの出力特性は、第
2図の実線に示すようなガンマ特性の折れ線特性とな
る。
かかる構成とすれば、各増幅器AMP1〜AMPnは、夫々、
他の増幅器の特性に影響されることなく出力特性を設定
することができるため、周波数特性も他の増幅器の特性
に影響されることなく独立して設定することができる。
したがって、出力レベルに応じて各折れ線内の周波数特
性を最適に設定することができる。例えば、ビデオ系の
プロセス処理には特に黒レベルの周波数特性が重要であ
るが、本実施例では増幅器AMP1の周波数特性を設定する
ことで、黒レベルだけの周波数特性を単独で最適に設定
できる。その他の、中間レベル〜白レベルの周波数特性
の設定も対応するレベルの増幅器AMP2〜AMPnの周波数特
性を設定することで夫々最適に設定できる。尚、具体的
な周波数特性の設定回路とオフセット電圧の設定回路の
構成については後述する。
また、本回路のダイナミックレンジは、増幅器AMPnの
信号VOn(第2図ではn=4)のダイナミックレンジで
決定される。例えば、VO1〜VO3の信号が110%のあたり
で電源電圧等の原因によりクリップして、歪んでも、本
回路の出力に歪みは現れない。これは、非加算混合器NA
Mにより、出力を切り換えているためである。
第3図は、前記実施例の変形態様を示し、入力信号及
び出力の極性を負としたものであり、非加算混合器NAM
のトランジスタを前記実施例ではPNP型のものを使用し
たが、本実施例ではNPN型のものに変更しており、これ
により各増幅器AMP1〜AMPnからの負の出力の中、絶対値
が一番小さい出力が選択されて出力される。その他の構
成は前記実施例と同様である。
第4図は、増幅器の使用数を折れ線の数より減らした
簡易形の実施例を示す。
第4図(A)において、増幅器AMP Iと、これに接続
される抵抗R1〜R6は最小レベルから中間レベルまでの3
本の折れ線出力特性V1〜V3を得るのに使用され、増幅器
AMP IIと、これに接続される抵抗R7〜R12は中間レベル
から最大レベルまでの3本の折れ線出力特性V4〜V6を得
るのに使用される。尚、入力信号Vi及び出力V1〜V6は負
の極性であり、したがって、出力V1〜V6は第3図と同様
の非加算混合器NAMの各入力端子に入力される。
図でV1〜V6のDC電位をV1DC〜V6DCとし、信号電圧の交
流分をV1AC〜V6ACとする。V1DCは増幅器AMP Iのオフセ
ット電圧であり、OFF Iとしてで0ボルトに設定して、V
4DCは増幅器AMP IIのオフセット電圧であり、OFF IIと
して適正値に設定する。
また、V1ACは増幅器AMP IのゲインAIで決定し、(V
1AC=AI・Vi)、V4ACは増幅器AMP IIのゲインAIで決定
する(V4AC=AII・Vi)。
その時、V2DC〜V6DCは、後述する演算により求められ
る。
まず、V2DCを求めるため、第4図(B)に示した等価
回路において、各ループの電流をi1,i2とすると、 V1DC=R1i1+R3i1−R3i2 VEE=−R3i1+R2i2+R3i2 これをi1,i2について解くと、 V2DCは、R3の両端の電圧だから、 同様にして、 ここで、V1DC=0だから V1AC〜V6ACも同様の演算を行って得られ、これらをまと
めると以下のようになる。
V1DC=0 V4DC=V4DC V1AC=A1Vi V4DC=A11Vi となる。そこで、 V1DC>V2DC>V3DC>V4DC>V5DC>V6DC V1AC>V2AC>V3AC>V4AC>V5AC>V6AC となるようにR1〜R12の値を決める。
このように各値を設定することにより、任意の折れ線
による近似が可能になる。
このものでも、増幅器AMP Iの特性と増幅器AMP IIの
特性とを独立して設定できるため、最小レベルから中間
レベルV1,V2,V3の周波数特性と、中間レベルから最大レ
ベルV4,V5,V6の周波数特性とを独立して設定できる。し
たがって、増幅器の数を減らせる分コスト低減を図れ
る。但し、V1,V2,V3相互間の周波数特性及びV4,V5,V6
互間の周波数特性については独立に設定することはでき
ないので、コストと要求性能とを考慮して選択すればよ
い。尚、本実施例タイプのもので、増幅器を更に増やす
ことも可能であり、例えば、6本の折れ線特性に対し、
小,中,大の2本分ずつを3個の増幅器で分担したり、
或いは、周波数特性の要求が高いレベル領域(ビデオ画
像では一般に黒レベル付近)に対して重点的に増幅器の
分担数を増やすようにしてもよい。
また、このものでも非加算混合器NAMによって絶対値
最小の出力を選択して出力するため、ダイナミックレン
ジを小さくすることができる。
次に、以上示した実施例で増幅器毎ち設けられる周波
数特性とオフセット電圧の設定回路の具体例について説
明する。第5図た、かかる設定回路を付設した増幅器部
分を示す。尚、図では1個の増幅器部分についてのみ示
してあるが、かかる設定回路が前述した各実施例の各増
幅器について夫々設けられる。
図において、鎖線内に示す増幅器本体と抵抗Ri,Rf
で増幅器AMPが構成される(前記各実施例では簡略化し
て示した)。周波数特性設定回路としては、該増幅器AM
Pの−側入力端子とアース間にインピーダンス調整素子
Z(例えばコンデンサ又はコンデンサと抵抗とを直列接
続する等により構成される)を接続するか、又は増幅器
AMPの−側入力端子と出力端子との間にコンデンサCを
接続する。必要に応じて、インピーダンス調整素子Zと
コンデンサCとの双方を接続してもよい。尚、インピー
ダンス調整素子Zは、主として所要領域の周波数特性を
上げる場合に使用し、コンデンサCは全域的に周波数特
性を下げる場合に使用する。
また、オフセット電圧設定回路として可変抵抗VRを設
け、増幅器AMPの−側入力端子に入力させている。
第6図は増幅器を複数のトランジスタ,抵抗部品を組
んで構成した実施例を示す。このものにおいても、周波
数特性設定回路として、インピーダンス調整素子Zとコ
ンデンサCとの少なくとも一方を必要に応じて図示の箇
所に接続すると共に、オフセット電圧設定回路として可
変抵抗VRを所定箇所に接続する。
尚、オフセット電圧設定回路は可変抵抗VRにより調整
自由であるが、周波数特性設定回路におけるインピーダ
ンス調整素子ZやコンデンサCの値を調整可能にしてお
けば、組付け後においても調整できる。この場合、調整
は増幅器毎に独立して行え、他の増幅器に影響を与える
ことがないのは勿論である。
また、組付後の調整を行わない場合(通常はそれで十
分である)は、可変抵抗VRを固定抵抗に変えてもよい。
以上示した例は、周波数特性、オフセット電圧を調整
する一例に過ぎず、同様な効果を示す回路例が、この他
多数あることは公知である。
また、以上示した実施例では、線形の増幅器を使用し
たが、非線形の増幅器(例えば2次曲線の特性を持つも
の)を使用してもよく、折れ曲がり点を滑らかにするこ
とができる。
更に、本発明は実施例で示したガンマ補正回路に限ら
ず、他の非線形処理を行う回路(主として画像信号処理
用)にも適用することができる。
<発明の効果> 以上説明したように本発明によれば、各増幅器の夫々
の出力を切り換えて出力することによって非線形特性の
最終出力となるように構成されるため、最終出力におけ
る夫々のレベルにおける周波数特性を夫々のレベルで独
立して設定できる。
また、非加算混合器により1つの増幅器の出力が選択
されて最終出力となる構成であるため、最終出力レベル
範囲の一部のみを増幅器の各々が分担することになって
各増幅器のダイナミックレンジは出力信号と略同程度で
足りる。
更に、各増幅器に周波数特性の調整機構やオフセット
電圧の調整機構を個々に持たせることにより、他の増幅
器に影響を与えることなく周波数特性やオフセット電圧
を調整できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す回路図、第
2図は同上実施例の特性を示すと共に従来例とのダイナ
ミックレンジの相違を説明するための特性図、第3図は
同上実施例の一部を変更した第2の実施例の構成を示す
回路図、第4図(A)は第3の実施例の構成を示す回路
図、同図(B)は同実施例における各部の電圧値の演算
を説明するための等価回路図、第5図は各実施例におけ
る周波数特性設定回路及びオフセット電圧設定回路部分
の一例を示す回路図、第6図は同じく周波数特性設定回
路及びオフセット電圧設定回路部分の別の例を示す回路
図、第7図は第1の従来例を示す回路図、第8図は同上
従来例の特性図、第9図は第2の従来例を示す回路図、
第10図は同上従来例の特性図、第11図は第3の従来例を
示す回路図、第12図は同上従来例の特性図である。 AMP1〜AMPn,AMP I,AMP II,AMP……増幅器、NAM……非加
算混合器、OFF1〜OFFn,V1DC,V4DC……オフセット電圧、
Vi……入力信号電圧、VO1O6,V1〜V6……出力電圧、Z
……インピーダンス調整素子、C……コンデンサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる増幅率とオフセット電圧とを有した
    複数の増幅器を、共通の入力信号に対して夫々の増幅器
    の特性が他の増幅器の特性とは独立して設明されるよう
    に接続すると共に、該複数の増幅器の出力を入力し、絶
    対値が一番小さい増幅器出力を選択して出力する非加算
    混合器を設けて構成したことを特徴とする非線形処理回
    路。
  2. 【請求項2】複数の増幅器は、夫々周波数特性の調整機
    構を備えている請求項1に記載の非線型処理回路。
  3. 【請求項3】複数の増幅器は、夫々オフセット電圧の調
    整機構を備えている請求項1又は2に記載の非線形処理
    回路。
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