JP3199410B2 - 階調補正回路 - Google Patents

階調補正回路

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JP3199410B2 JP26589691A JP26589691A JP3199410B2 JP 3199410 B2 JP3199410 B2 JP 3199410B2 JP 26589691 A JP26589691 A JP 26589691A JP 26589691 A JP26589691 A JP 26589691A JP 3199410 B2 JP3199410 B2 JP 3199410B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ映像信号の階調補
正に関するものであり、特にファジー制御等、場面に最
適な階調補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輝度信号の階調補正回路装置としては、
例えば特願平2−143158号公報に示されている。
【0003】この階調補正回路に黒レベル補正回路を加
えた回路が考えられその例を図9、図10に示す。図9
(A)には輝度信号の階調補正回路のブロック図を示
し、図9(B)に図9(A)後半の階調補正の実際回路
を示すものであり、この特性を図10に示す。図9
(B)において101は一定電圧VA、108は一定電
圧VB、124は輝度信号電圧、115は一定電圧、1
20はコントロール電圧、102,104,109,1
11,121,122はNPNトランジスタ、106,
107,113,114,116,119はPNPトラ
ンジスタ、103,110,117,118,123は
抵抗である。
【0004】以上のように構成された従来の輝度信号の
階調補正回路においては入力レベルが零ないしVBL1
においては実線に示すように黒側に補正される。また入
力の輝度信号電圧が電圧VAより高くなると輝度信号電
圧VAの差電圧を抵抗103で割った電流が104に流
れる。更に輝度信号電圧が電圧VBより高くなると輝度
信号電圧とVBの差電圧を抵抗110で割った電流がト
ランジスタ(以下TRとする)111のコレクタに流れ
る。TR104コレクタおよびTR111コレクタの電
流はカレントミラー106,107および113,11
4によって差動アンプ116,117,118,119
に流れる。この電流はコントロール電圧120およびカ
レントミラー121,122により抵抗123に流し込
んだり、流しだしたりする。抵抗123の電圧を輝度信
号124に加えることにより図10に示す特性の様に入
力対出力1:1に対してVBL2以下においては黒側へ
の補正がかかり、VA以上では上または下に折れ曲がっ
た直線の特性が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、図10で示すようにVA以上の信号では
1:1の直線に対し上または下に折れ曲がり、元の直線
上に戻らない。したがって輝度の低い(VA以下)信号
部分と輝度の高い(VB以上)信号を別々に傾きを持た
せたいときには所望の特性が得られない。このため、高
い輝度部分と低い輝度部分に異なった分布をしている信
号にたいして最適コントロールができないという問題点
を有していた。
【0006】なお本発明はかかる点に鑑み、高い輝度部
分と低い輝度部分に異なった分布をしている信号等に対
して最適コントロールができる輝度信号の階調補正回路
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
に、本発明の輝度信号の階調補正回路は、入力レベルが
黒レベルすなわち入力信号中最も暗いレベル以下での出
力が零、黒レベルから所定電圧VTまでは入力と出力と
が直線的な関係で変化し、かつ所定電圧点で入力と出力
の値が等しくなる特性を持つ黒補正回路と、入力レベル
が零信号時と前記所定電圧時には入力と出力の値が等し
くなり、零から前記所定電圧の半分の電圧の間の補正量
が入力電圧に対して直線的に変化し、前記所定電圧の半
分の電圧から前記所定電圧の間の補正量が入力電圧に対
して直線的に変化する特性を示す第1の補正回路と、黒
レベルから前記所定電圧の半分の電圧までの間の頻度を
検出する第1の明度検出回路と、前記所定電圧の半分の
電圧から前記所定電圧までの間の頻度を検出する第2の
明度検出回路とを備え、前記第1と第2の明度検出回路
の検出信号により前記第1の補正回路の補正特性を制御
し、前記黒補正回路と第1の補正回路を直列に接続して
前記黒補正回路で黒補正された輝度信号をさらに前記第
1の補正回路において補正するように構成して、暗い部
分と明るい部分に異なった分布をしている信号の各々の
明るさに対して補正を行うようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明は前記した構成により、第1の特定電圧
以上で電流を増加し更に第2の特定電圧以上で減少する
ため特定範囲で電流が出力される。この電流を抵抗に流
して入力信号電圧に加えることにより特定範囲での階調
補正を行い、また黒補正回路により入力信号中最も暗い
信号をペデスタルレベルまで伸長することにより画面を
引き締めている。さらに本発明の階調補正回路を複数個
用いることにより様々な階調補正特性を得ることが出来
る。
【0009】
【実施例】図1に本発明の実施例におけるブロック図を
示し、図2にその特性図を示す。以下、図1に従って説
明する。
【0010】1は入力信号の最黒レベルをペデスタル電
圧にして補正終了点(以下VTとする)まで直線にな
り、VT以上では入出力が等しくなる特性すなわち図2
(A)に示す特性をもつ黒補正回路、2は所定電圧V1
までは補正量が線形に増加し、所定電圧V1から所定電
圧V2では補正量が減少しV2点で入出力が等しくなる
特性すなわち図2(B)の左半分の特性を示す階調補正
1回路、3は所定電圧V2から所定電圧V3までは補正
量が線形に増加し、所定電圧V3から所定電圧V4では
補正量が減少しV4点で入出力が等しくなる特性すなわ
ち図2(B)の右半分の特性を示す階調補正2回路、4
は入力信号中最黒レベル(以下VBLとする)を検出す
る黒レベル検出回路、5ないし8は各々VBLからV1
すなわち(VBL+VT)/2まで、V1からV2ま
で、V2からV3まで、V3からV4までの信号の頻度
を検出する明度検出回路(以下IRE回路とする)、
9、10、12、13は0.5倍アンプ、11、14は
加算回路であり、9、10、11および12、13、1
4で中点電圧の計算をしている。そして、15、16は
信号の頻度に応じて補正の加算量または減算量をコント
ロールしている。
【0011】以下、この補正回路の全体の補正特性につ
いて説明する。黒補正回路1における入出力特性は図2
(A)に示すようにVBLまでは出力が零、VBLから
VTまでは増加してVT点で入出力が一致するVT以上
では入出力が一致した特性を示す。階調補正1および階
調補正2においては零点、V2およびV4において入出
力が等しく、V1、V2の点では1対1直線から上下の
補正を行った図2(B)に示す特性を示す。この図2
(A)および図2(B)を直列に接続した場合、すなわ
ち図2(A)の出力1を図2(B)の入力2とした時の
入力1と出力2の関係の特性を図2(C)に示す。すな
わち、VBLより増加し、VTで折れ曲がってそれ以上
では直線となる特性(図中波線にて示す)に加え、V1
およびV3で最大の補正量となる補正(図中実線で示
し、矢印でコントロール範囲を示す)を行う。
【0012】以上のように構成された従来の補正回路は
入力信号の最黒レベルをペデスタルまで下げるとともに
黒付近の階調を増加することにより白浮きと言われる画
面に霧がかかったような場面を引き締めることができ
る。
【0013】ここに示した構成においては、黒補正によ
る折れ曲がり点が階調補正の折れ曲がり点と一致しない
ため階調補正によって強調したい点が強調出来ないとい
う欠点がある。その例として図3(A)に示すような明
るさの分布をした場面の場合をみると、IRE検出は領
域Aから領域Dまでの4つの領域で検出が行われる。領
域Cと領域Dの度数の和すなわち積分量は等しいためV
2以上では補正がなく直線となる。領域Aと領域Bでは
領域Bの度数量が多いため図2(B)に示すように直線
に対し下側の補正がかかる。ところが、ほんとうに強調
したい領域は領域B2でありこの部分の傾きを大きくし
たい。しかし、図3(B)を見るとわかるように領域B
2よりも領域B1の方が傾きが大きくなっている。この
ため、この欠点を改善した例を次に示す。
【0014】図4に本発明の第2の実施例におけるブロ
ック図を示すものであり、図5にその特性図を示す。図
4において、1は入力信号の最黒レベルをペデスタル電
圧にして補正終了点V2まで直線になり、V2以上では
入出力が等しくなる特性すなわち図5(A)に示す特性
をもつ黒補正回路、2は所定電圧V1までは補正量が線
形に増加し、所定電圧V1から所定電圧V2では補正量
が減少しV2点で入出力が等しくなる特性すなわち図5
(B)の左半分の特性を示す階調補正1回路、3は所定
電圧V2から所定電圧V3までは補正量が線形に増加
し、所定電圧V3から所定電圧V4では補正量が減少し
V4点で入出力が等しくなる特性すなわち図5(B)の
右半分の特性を示す階調補正2回路、4は入力信号中最
黒レベルVBLを検出する黒レベル検出回路、5ないし
8は各々VBLからV1すなわち(VBL+V2)/2
まで、V1からV2まで、V2からV3まで、V3から
V4までの信号の度数(明るさ)を検出するIRE検出
回路、9、10、12、13は0.5倍アンプ、11、
14は加算回路であり、9、10、11および12、1
3、14で中点電圧の計算をしている。そして、15、
16は信号の度数に応じて補正の加算量または減算量を
コントロールしている。
【0015】以下、この補正回路の全体の補正特性につ
いて説明する。黒補正回路1における入出力特性は図5
(A)に示すようにVBLまでは出力が零、VBLから
V2までは増加してV2点で入出力が一致し、V2以上
では入出力が一致した特性を示す。階調補正1および階
調補正2においては零点、V2およびV4において入出
力が等しく、V1およびV2では1対1直線から上下の
補正を行った図5(B)に示す特性を示す。この図5
(A)および図5(B)を直列に接続した場合の特性を
図5(C)に示す。すなわち、VBLより増加し、V2
で折れ曲がってそれ以上では直線となる特性に加え、V
1およびV3で最大の補正量となる補正を行う。
【0016】以上のようにこの第2の実施例によれば、
黒補正回路の後に設置された補正回路の補正が終了する
点と明るさを検出する境界点と補正回路の折れ曲がり点
を一致させることにより最も強調したい領域の傾きを最
大にするとともに黒補正回路の折れ曲がり点と黒補正回
路の後に設置された補正回路の補正が終了する点を一致
させることにより入力信号の黒レベルが変化した場合に
おいても検出と補正が適正に行うことができるものであ
る。ここで、先ほどの図3(A)の場面の場合について
説明しよう。図6(A)に示すような明るさの分布をし
た場面すなわち図3(A)と同じの場合をみると、IR
E検出は領域Aから領域Dまでの4つの領域で検出が行
われる。領域Cと領域Dの度数の和すなわち積分量は等
しいためV2以上では補正量が零で直線とする。領域A
と領域Bでは領域Bの度数量が多いため図6(B)に示
すように直線(図中波線に示す)に対して下側の補正が
かかる。ところが、図3の場合と異なりV2がVTと等
しくなるため途中の折れ曲がりがない。従って、領域B
すなわちV1からV2迄が傾き最大となり、最も強調し
たい領域が強調出来るというものである。
【0017】図7、図8に本発明の第3の実施例を示
す。図7は本発明の第3の実施例におけるブロック図を
示すものであり、図8にその特性図を示す。1ないし1
4は図4と同じである。17はVBLからV4までの領
域に対して補正を行う補正回路であり、18は信号の度
数に応じて補正の加算量または減算量をコントロールし
ている演算回路、19は入力信号中最白レベルを検出す
る白ピーク検出回路、20は入力信号の明るさの平均値
を示すAPL検出回路、21、22は白ピーク検出回路
19から出力された白ピーク電圧により補正設定電圧V
2およびV4を決定する演算回路である。ここで、V
2、V4は演算でなく外部より設定しても構わない。
【0018】以上のように構成されたこの第3の実施例
の階調補正回路において、以下その動作を説明する。黒
補正回路1における入出力特性は図5(A)と同じでV
BLまでは出力が零、VBLからV2までは増加してV
2点で入出力が一致するV2以上では入出力が一致した
特性を示す。階調補正1および階調補正2も入出力特性
は図5(B)と同じで零点、V1およびV2において入
出力が等しく、V1およびV3では1対1直線から上下
の補正を行う特性となる。階調補正3は零点およびV4
において入出力が等しく、V2で1対1直線から上下の
補正を行う特性となる。したがって全体の補正回路の特
性は図8のようになる。すなわち、黒補正回路による補
正1特性(図中1点鎖線に示す)に加え、階調補正3に
よるV2点での補正が加えられ補正2の波線に示す折れ
線になる。さらに、V1、V3において補正がかかり実
線に示す特性とともに、矢印に示すようなコントロール
が出来る。図中左側すなわち黒側においてはVBLが変
化した場合においてもVBLないしV1、V1ないしV
2の間は直線となり、図2(C)に示すような途中(V
T点)での折れ曲がりがなく素直な階調補正ができる。
さらに、白ピーク電圧によりV2、V4の大きさをコン
トロールしたり、APL電圧により、中点V2に補正量
をコントロールすることができる。
【0019】以上のようにこの第3の実施例によれば、
図1に示す実施例の特徴に加え、白ピーク電圧によりV
2、V4をコントロールして入力信号振幅に対して最適
の補正がかけられる。また平均輝度レベルすなわちAP
L電圧によりV2点における補正量をコントロールして
CRTのγに対して最適の階調補正が可能となる。
【0020】ここでは入出力を1対1特性で示している
が、もちろん出力を入力に対し実数倍されていてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は入力が黒レベルV
BLから一定電圧VTにおいて入力が黒レベル以下で出
力が零、VBLから一定電圧VTまでは直線、かつVT
点で入出力が等しくなる特性を持つ黒補正回路とその後
に接続される入力レベルが零信号時と所定電圧V2時に
は入出力が等しくなり、零からV2の半分の電圧V1の
間の補正量が増加または減少し、V1からV2の間の補
正量は減少または増加する特性を示す補正回路が有り、
また黒レベルVBLからV1間の度数を検出するIRE
検出1およびV1からV2の間の度数を検出するIRE
検出2を設け、IRE1、IRE2の値により補正の増
減、補正量をコントロールすることにより、特定領域を
強調することが出来る。さらに、白ピーク電圧によりV
2、V4をコントロールして入力信号振幅に対して最適
の補正がかけられる。またAPL電圧によりV2点にお
ける補正量をコントロールしてCRTのγに対して最適
の階調補正を行うことができ、その実用的効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における階調補正回路の
ブロック図
【図2】(A)本発明の第1の実施例における黒補正の
特性図 (B)本発明の第1の実施例における階調補正特性図 (C)本発明の第1の実施例における階調補正の全体特
性図
【図3】(A)ある特定の明るさ分布を持つ頻度特性図 (B)ある特定の明るさ分布時における本発明の第1の
実施例の階調補正の特性図
【図4】本発明の第2の実施例における階調補正回路の
ブロック図。
【図5】(A)本発明の第2の実施例における黒補正の
特性図 (B)本発明の第2の実施例における階調補正特性図 (C)本発明の第2の実施例における階調補正の全体特
性図
【図6】(A)ある特定の明るさ分布を持つ頻度特性図 (B)ある特定の明るさ分布時における本発明の第1の
実施例の階調補正の特性図
【図7】本発明の第3の実施例における階調補正回路の
ブロック図
【図8】本発明の第3の実施例における階調補正の全体
特性図
【図9】(A)従来の階調補正回路のブロック図 (B)図9(A)内の階調補正回路の回路図
【図10】従来の階調補正回路の特性図
【符号の説明】
1 黒補正回路 2 階調補正1回路 3 階調補正2回路 4 黒レベル検出回路 5 IRE検出1 6 IRE検出2 7 IRE検出3 8 IRE検出4 19 白ピーク検出回路 20 APL検出回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力レベルが黒レベルすなわち入力信号
    中最も暗いレベル以下での出力が零、黒レベルから所定
    電圧VTまでは入力と出力とが直線的な関係で変化し、
    かつ所定電圧点で入力と出力の値が等しくなる特性を持
    つ黒補正回路と、入力レベルが零信号時と前記所定電圧
    時には入力と出力の値が等しくなり、零から前記所定電
    圧の半分の電圧の間の補正量が入力電圧に対して係数a
    (a≧1又は0<a<1)の割合で直線的に変化し、前
    記所定電圧の半分の電圧から前記所定電圧の間の補正量
    が入力電圧に対して係数b(0<b<1又はb≧1)の
    割合で直線的変化する特性を示す第1の補正回路と、黒
    レベルから前記所定電圧の半分の電圧までの間の頻度を
    検出する第1の明度検出回路と、前記所定電圧の半分の
    電圧から前記所定電圧までの間の頻度を検出する第2の
    明度検出回路とを備え、前記第1と第2の明度検出回路
    の検出信号により前記第1の補正回路の補正特性を制御
    し、前記黒補正回路と第1の補正回路を直列に接続して
    前記黒補正回路で黒補正された輝度信号をさらに前記第
    1の補正回路において補正するようにしたことを特徴と
    する階調補正回路。
  2. 【請求項2】 入力レベルが黒レベルすなわち入力信号
    中最も暗いレベル以下での出力が零、黒レベルから所定
    電圧VTまでは入力と出力とが直線的な関係で変化し、
    かつ所定電圧点で入力と出力の値が等しくなる特性を持
    つ黒補正回路と、入力レベルが零信号時と設定最大電圧
    時には入力と出力の値が等しくなり、零から所定電圧の
    間の補正量が入力電圧に対して係数c(c≧1又は0<
    c<1)の割合で直線的に変化し、前記所定電圧から前
    記最大電圧の間の補正量は入力電圧に対して係数d(0
    <d<1又はd≧1)の割合で直線的に変化する特性を
    示す第2の補正回路と、黒レベルから前記所定電圧の間
    の頻度を検出する第3の明度検出回路と、前記所定電圧
    から前記設定電圧の間の頻度を検出する第4の明度検出
    回路とを備え、前記第3と第4の明度検出回路の検出信
    号により前記第2の補正回路の補正特性を制御するとと
    もに、前記第4の明度検出回路により制御される第2の
    補正回路における所定電圧付近の補正量が平均輝度レベ
    ルによりコントロールされるようにし、前記黒補正回路
    と第2の補正回路を直列に接続して前記黒補正回路で黒
    補正された輝度信号をさらに前記第2の補正回路におい
    て補正するようにしたことを特徴とする階調補正回路。
  3. 【請求項3】 入力レベルが黒レベルすなわち入力信号
    最も暗いレベル以下での出力が零、黒レベルから第1
    の所定電圧VTまでは入力と出力とが直線的な関係で変
    化し、かつ前記第1の所定電圧点で入力と出力の値が
    しくなる特性を持つ黒補正回路と、入力レベルが零信号
    時と第1の所定電圧時には入出力が等しくなり零から前
    記第1の所定電圧の半分の電圧の間の補正量が増加また
    は減少し前記第1の所定電圧の半分の電圧から前記第1
    の所定電圧の間の補正量が減少または増加する特性を示
    す第1の階調補正回路と、入力レベルが前記第1の所定
    電圧時と第2の所定電圧時には入出力が等しくなり、前
    記第1の所定電圧から前記第1の所定電圧と第2の所定
    電圧の中点の間の補正量が増加または減少し、前記第1
    の所定電圧と第2の所定電圧の中点から前記第2の所定
    電圧の間の補正量が減少または増加する特性を示す第2
    の階調補正回路と、入力信号中最も暗いレベルを検出す
    る黒レベル検出回路と、黒レベルから前記第1の所定電
    圧の半分の電圧までの間の頻度を検出する第1の明度検
    出回路と、前記第1の所定電圧の半分の電圧から前記第
    1の所定電圧までの間の頻度を検出する第2の明度検出
    回路と、前記第1の所定電圧から前記第1の所定電圧と
    第2の所定電圧の中点の間の頻度を検出する第3の明度
    検出回路と、前記第1の所定電圧と第2の所定電圧の中
    点から前記第2の所定電圧の間の頻度を検出する第4の
    明度検出回路と、第1の演算回路および第2の演算回路
    を有し、前記黒補正回路の後に前記第1の階調補正回路
    および前記第2の階調補正回路を接続すると共に前記第
    1の明度検出回路および前記第2の明度検出回路の出力
    を前記第1の演算回路により演算して前記第1の階調補
    正回路の補正量を制御し、前記第3の明度検出回路およ
    び第4の明度検出回路の出力を前記第2の演算回路によ
    り演算して前記第2の階調補正回路の補正量を制御する
    ことを特徴とする階調補正回路。
  4. 【請求項4】 入力レベルが黒レベルすなわち入力信号
    中最も暗いレベル以下での出力が零、黒レベルから第1
    の所定電圧VTまでは入力と出力とが直線的な関係で変
    化し、かつ前記第1の所定電圧点で入力と出力の値が
    しくなる特性を持つ黒補正回路と、入力レベルが零信号
    時と第1の所定電圧時には入出力が等しくなり零から前
    記第1の所定電圧の半分の電圧の間の補正量が増加また
    は減少し前記第1の所定電圧の半分の電圧から前記第1
    の所定電圧の間の補正量が減少または増加する特性を示
    す第1の階調補正回路と、入力レベルが前記第1の所定
    電圧時と第2の所定電圧時には入出力が等しくなり、前
    記第1の所定電圧から前記第1の所定電圧と第2の所定
    電圧の中点の間の補正量が増加または減少し、前記第1
    の所定電圧と第2の所定電圧の中点から前記第2の所定
    電圧の間の補正量が減少または増加する特性を示す第2
    の階調補正回路と、入力レベルが零信号時と前記第2の
    所定電圧時には入出力が等しくなり、零から前記第1の
    所定電圧の間の補正量が増加または減少し前記第1の所
    定電圧から前記第2の所定電圧の間の補正量が減少また
    は増加する特性を示す第3の階調補正回路と、入力信号
    中最も暗いレベル検出する黒レベル検出回路と、黒レベ
    ルから前記第1の所定電圧の半分の電圧までの間の頻度
    を検出する第1の明度検出回路と、前記第1の所定電圧
    の半分の電圧から前記第1の所定電圧までの間の頻度を
    検出する第2の明度検出回路と、前記第1の所定電圧か
    ら前記第1の所定電圧と第2の所定電圧の中点の間の頻
    度を検出する第3の明度検出回路と、前記第1の所定電
    圧と第2の所定電圧の中点から前記第2の所定電圧の間
    の頻度を検出する第4の明度検出回路と、第1の演算回
    路と第2の演算回路および第3の演算回路を有し、前記
    黒補正回路の後に前記第1の階調補正回路と前記第2の
    階調補正回路および前記第3の階調補正回路を接続する
    と共に前記第1の明度検出回路と前記第2の明度検出回
    路と前記第3の明度検出回路および前記第4の明度検出
    回路の出力を前記第1の演算回路と前記第2の演算回路
    および前記第3の演算回路により演算して前記第1の階
    調補正回路と前記第2の階調補正回路および第3の階調
    補正回路の補正量を制御することを特徴とする階調補正
    回路。
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