JPH0510457Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0510457Y2
JPH0510457Y2 JP12737686U JP12737686U JPH0510457Y2 JP H0510457 Y2 JPH0510457 Y2 JP H0510457Y2 JP 12737686 U JP12737686 U JP 12737686U JP 12737686 U JP12737686 U JP 12737686U JP H0510457 Y2 JPH0510457 Y2 JP H0510457Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
voltage source
output
input
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12737686U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6333257U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12737686U priority Critical patent/JPH0510457Y2/ja
Publication of JPS6333257U publication Critical patent/JPS6333257U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0510457Y2 publication Critical patent/JPH0510457Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はビデオカメラ等に用いられるガンマ
補正回路に関する。
〔従来の技術〕
第2図は例えば特開昭57−35478号公報に示さ
れた従来のガンマ補正回路である。図において、
1はガンマ回路入力端子、2,3は定電流源、
4,5,6,7は抵抗、8,9,10,11はト
ランジスタ、12,13,14,15は電圧源、
16はガンマ回路出力端子、100は差動増幅器
である。
このようなガンマ補正回路は、そのガンマ回路
入力端子1に回路が直線性よく動作するための適
当な直流バイアスが重畳されており(図中では省
略)、入力された信号は差動増幅器100で増幅
され、ガンマ回路出力端子16に出力される。こ
の差動増幅器100の利得は大まかには抵抗4と
抵抗5の比で定まる(厳密にはトランジスタ8,
9の内部抵抗も影響も与えるが、説明を簡略にす
るため省略する)。ここでガンマ回路出力端子1
6において出力信号レベルが増加し、電圧源1
4,15より与えているトランジスタ10,11
のベース電圧に対し一定レベルを越えると、トラ
ンジスタ10,11は順次導通を開始しその度に
負荷抵抗は抵抗5と抵抗6の並列抵抗、さらに抵
抗5と抵抗6、抵抗7の並列抵抗となり、差動増
幅器100の利得はその都度減少する(ただし、
電圧源の電圧値は、13<14<15<12の関係にある
ものとする)。
このような状態を示したのが第3図であり、横
軸はガンマ回路入力端子1よりの入力信号レベル
を正規化したもの、縦軸はガンマ回路出力端子1
6の出力信号レベルを正規化したものである。
γ1,γ2はそれぞれトランジスタ10,11が導通
した点であり、γ1,γ2の設定すなわち電圧源14
と電圧源15の設定により折線近似のガンマ特性
が得られている。一般的なビデオカメラ装置の場
合、出力が入力の0.45乗に比例するように設定す
る(以下、γ=0.45と表記する)。これは第3図
のように入出力レベルを正規化した場合、出力レ
ベルが0からγ1までは傾きが3,γ1からγ2までは
傾きが1,γ2から1までは傾きが0.5の折線で近
似できる。すなわち、入出力レベルを正規化した
場合は抵抗5と抵抗4の比率を3:1に、抵抗
5,6の並列抵抗と抵抗4の比率を1:1に、抵
抗5,6,7の並列抵抗と抵抗4の比率を0.5:
1にすることでγ=0.45が近似できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のガンマ補正回路では抵抗比で折線近似を
しているため、電圧源12の電圧が低くなるとガ
ンマ回路出力端子16の動作点を決定する電圧源
13および折線点を決定する電圧源14,15の
電圧が低くなる。特に電圧源13の電圧値と、電
圧源14の電圧値の差が小さくなる傾向があり、
折線点を調整したい場合、13<14の関係を保つこ
とが困難であり、13>14となつた時は、抵抗5,
6の値によつてはトランジスタ9がカツトオフし
て差動増幅器100が正常な動作を行わないとい
う欠点がある。この欠点はガンマ補正回路の入出
力特性をリニアにしたい場合顕著になる。ガンマ
補正回路の入出力特性をリニアにする、すなわち
第3図の入出力特性の傾きを1にするには電圧源
13,14を共通にしてトランジスタ10を常時
導通にし、かつ電圧源15は電圧源12と共通に
してトランジスタ11を常時非導通にする必要が
ある。しかし電圧源13は通常IC内部にあり、
その端子も外部に出ていないため、電圧源13,
14を共通にするのは調整が困難であり、前述し
たように差動増幅器100が正常動作を行わなく
なる可能性が大きいという問題があつた。
この考案は上記のような問題点を解決するため
になされたもので、調整が容易でIC化に適した
ガンマ補正回路を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るガンマ補正回路は、ガンマ特性
の電圧調整端子にリミツタ回路を設けたものであ
る。
〔作用〕
この考案においては、第1の定電圧源より第2
の定電圧源の方が電圧が低くなつた場合、第3の
トランジスタのベース電圧は第1の定電圧源から
第1のトランジスタの電圧降下を差し引いた値と
なるので、第3のトランジスタのベース電圧は第
1の定電圧源より第1のトランジスタの電圧降下
を差し引いた値より低くならず、増幅器の出力段
トランジスタはカツトオフしない。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例によるガンマ補正
回路の回路図である。図中、100は差動増幅器
で、第2図の従来装置同様、定電流源2,3、ガ
ンマ回路入力端子1がベースに接続されたトラン
ジスタ8,出力段トランジスタ9、抵抗4,5お
よび第1の定電圧源13で構成されている。1
7,18は各々のコレクタおよびエミツタが共通
接続されてリミツタ回路を構成する第1のトラン
ジスタおよび第2のトランジスタで、共通接続さ
れたコレクタは電源12に接続され、エミツタは
定電流源21を介して接地されている。またトラ
ンジスタ17のベースはトランジスタ9のベース
に、トランジスタ18のベースは第2の定電圧源
14に接続されている。19,20は第1および
第2のトランジスタ17,18同様リミツタ回路
を構成するトランジスタで、各々のコレクタおよ
びエミツタは共通接続され、これらのコレクタは
電源12に、エミツタは定電流源22を介して接
地されている。またトランジスタ19のベースは
トランジスタ9のベースに、トランジスタ20の
ベースは第3の定電圧源15に接続されている。
10は第3のトランジスタで、エミツタが抵抗6
を介してガンマ回路出力端子16に、ベースが共
通接続された第1および第2のトランジスタ1
7,18のエミツタに接続され、コレクタは接地
されている。11は第3のトランジスタ10と同
様に、エミツタが抵抗7を介してガンマ回路出力
端子16に、ベースが共通接続されたトランジス
タ19,20のエミツタに接続されたトランジス
タで、コレクタは接地されている。
次にかかる構成のガンマ補正回路の動作につい
て説明する。今、トランジスタ10のベース電圧
に着目する。電圧源13,14が13<14の場合、
トランジスタ10のベース電圧は電圧源14から
トランジスタ18のベース・エミツタ電圧降下を
差し引いたものとなり、従来装置と同様の動作を
行う。次に電圧源13,14が13>14になつた場
合を考えると、この時トランジスタ18はカツト
オフして、トランジスタ10のベース電圧は電圧
源13からトランジスタ17のベース・エミツタ
電圧降下を差し引いた値となる。従つてトランジ
スタ10のベース電圧は電圧源13からトランジ
スタ17のベース・エミツタ電圧降下を差し引い
た値より低くならないのでトランジスタ9はカツ
トオフせず、差動増幅器100は異常動作を生じ
ない。また、トランジスタ19,20および定電
流源22で構成される回路も同様の動作を行う。
以上の説明より、入出力特性をリニアにする
(γ=1とする)場合も電圧源14を0Vに、電圧
源15を電圧源12と共通にすることで容易に実
現できることが理解される。
また、トランジスタ17,18とトランジスタ
10、トランジスタ19,20とトランジスタ1
1の温度特性は、それぞれのトランジスタのエミ
ツタ面積とエミツタ電流でコントロール可能であ
り、出力信号の温度依存性を無くすことは容易で
あつてIC化に適した回路となつている。
なお、上記実施例における定電流源21,22
は抵抗体であつてもよく、上記実施例と同様の効
果を奏する。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案のガンマ補正回路によれ
ば、ガンマ特性調整端子にリミツト回路を設けた
ので、異常動作を生じることがなく、簡単な操作
で入出力特性をリニアにできる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるガンマ補正
回路の回路図、第2図は従来のガンマ補正回路の
回路図、第3図はガンマ補正回路の入出力特性を
示す図である。 1……ガンマ回路入力端子、9,10,11,
17,18,19,20……トランジスタ、12
……電源、13,14,15……電圧源、16…
…ガンマ回路出力端子、21,22……定電流
源、100……差動増幅器。なお、図中符号は同
一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電源と、 制御極に入力信号を印加されるとともに入力
    端が前記電源に接続され、出力端が第1の電流
    制御手段に接続された入力段トランジスタと、
    制御極は第1の電圧源に接続され、入力端が第
    1の抵抗を介して前記電源に接続されると共に
    ガンマ補正回路出力端子に接続され、出力端が
    第2の電流制御手段に接続された出力段トラン
    ジスタとを有し、前記入力段トランジスタと前
    記出力段トランジスタの出力端が抵抗を介して
    接続された差動増幅器と、 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ及
    び第3のトランジスタを有し、前記第1のトラ
    ンジスタの制御極が前記差動増幅器の出力段ト
    ランジスタの制御極及び前記第1の電圧源に接
    続され、前記第2のトランジスタの制御極が第
    2の電圧源に接続され、前記第1及び第2のト
    ランジスタの各々の入力端が前記電源に接続さ
    れ、前記第1及び第2のトランジスタの各々の
    出力端が第3の電流制御手段に接続され、前記
    第3のトランジスタの制御極が前記第1及び第
    2のトランジスタの出力端に接続され、前記第
    3のトランジスタの入力端が第2の抵抗を介し
    て前記ガンマ補正回路出力端子に接続された複
    数のガンマ特性調整回路とを備え、 前記第1の抵抗と第2の抵抗の抵抗値、及び
    前記第1の電圧源と前記第2の電圧源の電圧値
    をそれぞれ所定の値に設定することにより、所
    望のガンマ特性を得ることを特徴とするガンマ
    補正回路。 (2) 前記第1、第2及び第3の電流制御手段の少
    なくとも1つは定電流源であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のガンマ
    補正回路。 (3) 前記第1、第2及び第3の電流制御手段の少
    なくとも1つは抵抗体であることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のガンマ補
    正回路。
JP12737686U 1986-08-20 1986-08-20 Expired - Lifetime JPH0510457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12737686U JPH0510457Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12737686U JPH0510457Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6333257U JPS6333257U (ja) 1988-03-03
JPH0510457Y2 true JPH0510457Y2 (ja) 1993-03-15

Family

ID=31022069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12737686U Expired - Lifetime JPH0510457Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0510457Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6333257U (ja) 1988-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5517143A (en) Current mirror circuits and methods with guaranteed off state and amplifier circuits using same
EP0938188A2 (en) Variable gain amplifier circuit
JP2733962B2 (ja) 利得制御増幅器
JPH0510457Y2 (ja)
GB2295288A (en) Wideband constant impedance amplifiers
JP2740211B2 (ja) 映像信号補正回路
US5767662A (en) Amplifier having single-ended input and differential output and method for amplifying a signal
JPH0618014B2 (ja) 基準電圧発生回路
JPH0831972B2 (ja) ガンマ補正回路
JPS6228887B2 (ja)
JPS631768B2 (ja)
JPH0145766B2 (ja)
JP2509462Y2 (ja) 増幅器
JP3044744B2 (ja) 利得制御増幅回路
JPS6113403B2 (ja)
JP3342345B2 (ja) 利得制御回路
JPH0326565B2 (ja)
JP3255226B2 (ja) 電圧制御増幅器
JPS6167310A (ja) Agc増幅回路
JPH0328585Y2 (ja)
JPH0575368A (ja) 非線型増幅器
JPS62173811A (ja) 利得制御回路
KR910005231Y1 (ko) Tv영상 신호의 입출력 레벨 등화 회로
JPH0413891Y2 (ja)
JPS6311839B2 (ja)