JPS581867B2 - デイジタルホワイトクリツプカイロ - Google Patents
デイジタルホワイトクリツプカイロInfo
- Publication number
- JPS581867B2 JPS581867B2 JP50008767A JP876775A JPS581867B2 JP S581867 B2 JPS581867 B2 JP S581867B2 JP 50008767 A JP50008767 A JP 50008767A JP 876775 A JP876775 A JP 876775A JP S581867 B2 JPS581867 B2 JP S581867B2
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- Japan
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- white
- signal
- level
- white clip
- digital
- Prior art date
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はデイジタルな回路構成によるホワイトクリップ
回路に関する。
回路に関する。
テレビジョン信号をテレビジョンカメラから得る場合に
、被写体の最も明るい部分に対応する信号がテレビジョ
ン信号に定められた最大値となるようカメラの絞り、ま
たは撮像管から得られる信号電流を増幅するプリアンプ
の利得などを調整してある。
、被写体の最も明るい部分に対応する信号がテレビジョ
ン信号に定められた最大値となるようカメラの絞り、ま
たは撮像管から得られる信号電流を増幅するプリアンプ
の利得などを調整してある。
しかし、被写体に予測しなかったような明るい部分があ
ると、そこに対応した信号は定められた最大値を越えて
しまい、以後の信号処理過程において歪を生じやすい。
ると、そこに対応した信号は定められた最大値を越えて
しまい、以後の信号処理過程において歪を生じやすい。
そこで、通常はプリアンプの次段にあるプロセスアンプ
において、信号の最大値を電気的に一定値に押えるいわ
ゆるホワイトクリップ回路が設けられている。
において、信号の最大値を電気的に一定値に押えるいわ
ゆるホワイトクリップ回路が設けられている。
第1図に従来のアナログホワイトクリップ回路の基本構
成を示す。
成を示す。
テレビジョン信号源1(たとえばプリアンプに相当し、
その信号は図中に示すように過大レベルを含んでいる)
はダイオード2に接続され、ダイオードには抵抗3を介
して基準電位4(その電位をERとする)が接続される
。
その信号は図中に示すように過大レベルを含んでいる)
はダイオード2に接続され、ダイオードには抵抗3を介
して基準電位4(その電位をERとする)が接続される
。
信号源1の信号レベルがER以下であればダイオード2
はONであるが、信号レベルがER以上になるとダイオ
ード2はOFFとなる。
はONであるが、信号レベルがER以上になるとダイオ
ード2はOFFとなる。
したがって、抵抗5の出力端子6に得られる信号の最大
値は、信号源1の信号レベルがERを越えても図中に示
したように常に一定レベルERに押えられる。
値は、信号源1の信号レベルがERを越えても図中に示
したように常に一定レベルERに押えられる。
第1図のようなアナログホワイトクリップ回路の問題点
は基準電位となるERおよびダイオード2の両端におけ
る電位差が温度により変動することであり、出力6にお
ける最大白レベルは厳密には一定ではない。
は基準電位となるERおよびダイオード2の両端におけ
る電位差が温度により変動することであり、出力6にお
ける最大白レベルは厳密には一定ではない。
特にカラーカメラにおいては赤緑、青の3種の信号に対
してそれぞれホワイトクリップ回路があり、各信号の最
大白レベルを等しく保っておかないと得られるカラーテ
レビジョン信号の白バランスがくずれてしまう。
してそれぞれホワイトクリップ回路があり、各信号の最
大白レベルを等しく保っておかないと得られるカラーテ
レビジョン信号の白バランスがくずれてしまう。
経時変化も含めてこれらを安定に維持することはかなり
困難である。
困難である。
本発明の目的はホワイトクリップ回路を常に安定に動作
させることにある。
させることにある。
本発明においては上記の目的を達成するためにホワイト
クリップ回路をデイジタル的に構成している。
クリップ回路をデイジタル的に構成している。
以下本発明を実施例を用いて詳細に説明する。
第2図に第1図のアナログホワイトクリップ回路をその
ままデイジタル化した例を示す。
ままデイジタル化した例を示す。
デイジタル化されたテレビジョン信号DV(通常7〜8
ビットが必要と言われているが、以下の説明では簡単の
ために4ビットで考える)が入力端子7a〜7dに与え
られる。
ビットが必要と言われているが、以下の説明では簡単の
ために4ビットで考える)が入力端子7a〜7dに与え
られる。
入力端子8a〜8dに与えられたデイジタル化された基
準電位DRとDVとを比較器9で比較し、その出力とし
てたとえばDR≧DVなら1、DR<DVなら0を得る
ものとする。
準電位DRとDVとを比較器9で比較し、その出力とし
てたとえばDR≧DVなら1、DR<DVなら0を得る
ものとする。
この比較器出力を用いてDVとDRとをスイッチ回路1
0a〜10dで切りかえれば、出力端子11a〜11d
にはDR≧DVの時はDVが、DR<DVの時は一定値
DRが得られる。
0a〜10dで切りかえれば、出力端子11a〜11d
にはDR≧DVの時はDVが、DR<DVの時は一定値
DRが得られる。
これらは第1図の動作と全く同一である。
しかしながら、撮像管、プリアンプがアナログ要素から
なるかぎり、第2図のような構成はあまり意味をなさな
い。
なるかぎり、第2図のような構成はあまり意味をなさな
い。
実際にはプリアンプから得られるアナログテレビジョン
信号をデイジタル化して、その後にホワイトクリップな
どのプロセスアンプにおける動作をデイジタル処理で行
う場合が多いと考えられる。
信号をデイジタル化して、その後にホワイトクリップな
どのプロセスアンプにおける動作をデイジタル処理で行
う場合が多いと考えられる。
第3図にそのような場合に必要な構成を示す。
プリアンプより得られるアナログテレビジョン信号が入
力端子12に与えられると、これをA/D変換器13で
デイジタルテレビジョン信号DVに変換する。
力端子12に与えられると、これをA/D変換器13で
デイジタルテレビジョン信号DVに変換する。
DVとしては、たとえば黒レベルを0000、白レベル
を1111とする。
を1111とする。
もし、入力端子に過大な白信号が与えられても、DVに
は1111以上のレベルは存在しない(1111以上と
なれば、5ビット以上の符号が必要となるから)ので、
第1図に示したような意味のホワイトクリップ回路はA
/D変換器13自体が有していると考えられる。
は1111以上のレベルは存在しない(1111以上と
なれば、5ビット以上の符号が必要となるから)ので、
第1図に示したような意味のホワイトクリップ回路はA
/D変換器13自体が有していると考えられる。
プロセスアンプに必要な機能の一つに、撮像管の暗電流
を補正するなどの目的のために、一定の直流レベルを加
える(または差し引く)いわゆるステップアップレベル
の調整がある。
を補正するなどの目的のために、一定の直流レベルを加
える(または差し引く)いわゆるステップアップレベル
の調整がある。
これをデイジタル的に行うにはステップアップレベルの
デイジタル補正値DSを入力端子15a〜15dに加え
DVとDSの和(または差)を加算器14で作る。
デイジタル補正値DSを入力端子15a〜15dに加え
DVとDSの和(または差)を加算器14で作る。
ここで特に問題となるのはDVとDSの和を作る場合で
、たとえばDSとして0001を与えDVに最大値11
11が発生すると、その和は0000となる。
、たとえばDSとして0001を与えDVに最大値11
11が発生すると、その和は0000となる。
すなわち、白レベルが黒レベルに反転する現象が起きる
。
。
デイジタルホワイトクリップ回路においてはこのような
場合でも和信号として1111を得ることが要求される
。
場合でも和信号として1111を得ることが要求される
。
もちろん、A/D変換器13の出力に第2図のような回
路を接続し、DR=白ピークレベル−DSとし、その出
力を加算器14に接続すれば、加算器14の出力は過大
白レベルに対しても定められた白ピークレベル1111
に押えることができる。
路を接続し、DR=白ピークレベル−DSとし、その出
力を加算器14に接続すれば、加算器14の出力は過大
白レベルに対しても定められた白ピークレベル1111
に押えることができる。
しかし、比較器9およびDRの発生には複雑な論理回路
が必要で高価となる。
が必要で高価となる。
ところで1111が0000に変る場合には加算器の桁
上げ符号(Carry)として1が得られるこれに着目
すれば、加算器出力が正常な値か異常な値かをきわめて
容易に判定できる。
上げ符号(Carry)として1が得られるこれに着目
すれば、加算器出力が正常な値か異常な値かをきわめて
容易に判定できる。
桁上げ信号を用いて加算器出力と1111とをスイッチ
162〜16dで切りかえてやればスイッチの出力はD
V+DS≦白ピークレベル(すなわち1111)の時は
DV+DS,DV+DS>白ピークレベルの時は白ピー
クレベルとなり、ホワイトクリップの動作が実現できる
。
162〜16dで切りかえてやればスイッチの出力はD
V+DS≦白ピークレベル(すなわち1111)の時は
DV+DS,DV+DS>白ピークレベルの時は白ピー
クレベルとなり、ホワイトクリップの動作が実現できる
。
ホワイトクリップされたデイジタルテレビジョン信号は
、さらに以下の処理を行うことができる。
、さらに以下の処理を行うことができる。
すなわち入力端子17に与えられた帰線消去をパルスB
Lの存在時刻にはスイッチ18で0レベルに切り換え、
いわゆる帰線消去を行い、しかる後にガンマ補正回路1
9でガンマ補正をし、入力端子20に与えられた同期パ
ルスSYを加算器21により加算し、D/A変換器22
でアナログ信号に変換すれば、アナログのプロセスアン
プで処理されたものと同様のテレビジョン信号が出力端
子23に得られる。
Lの存在時刻にはスイッチ18で0レベルに切り換え、
いわゆる帰線消去を行い、しかる後にガンマ補正回路1
9でガンマ補正をし、入力端子20に与えられた同期パ
ルスSYを加算器21により加算し、D/A変換器22
でアナログ信号に変換すれば、アナログのプロセスアン
プで処理されたものと同様のテレビジョン信号が出力端
子23に得られる。
以上の説明においては、テレビジョン信号DVに加算さ
れるものは一定レベルのセットアップ補正電位DSであ
ったが、この他に撮像管の暗電流のむら(いわゆるシエ
ーデイング)を補正するきよ歯状あるいはパラボラ状の
補正電位でもよい。
れるものは一定レベルのセットアップ補正電位DSであ
ったが、この他に撮像管の暗電流のむら(いわゆるシエ
ーデイング)を補正するきよ歯状あるいはパラボラ状の
補正電位でもよい。
また、第3図の処理順序と異なり、たとえば同期符号を
加算後ホワイトクリップをやってもよい。
加算後ホワイトクリップをやってもよい。
その場合はもちろん同期符号加算時の桁上げ符号で前述
のホワイトクリップ動作を行わしめることになる。
のホワイトクリップ動作を行わしめることになる。
いずれにしても、何らかの信号をDVに加算する際に和
信号が白ピークレベルを越える可能性がある場合に、本
発明のホワイトクリップ回路が有効である。
信号が白ピークレベルを越える可能性がある場合に、本
発明のホワイトクリップ回路が有効である。
以上述べたように本発明においては、加算器の桁上げ符
号を用いてデイジタルテレビジョン信号を白ピークレベ
ルに置換することにより容易にホワイトクリップが実現
でき、そのクリップレベルは温度、部品のばらつきなど
で変動することなく安定である。
号を用いてデイジタルテレビジョン信号を白ピークレベ
ルに置換することにより容易にホワイトクリップが実現
でき、そのクリップレベルは温度、部品のばらつきなど
で変動することなく安定である。
また、帰線消去、ガンマ補正、同期信号の混合なども合
せてデイジタル的に行うことが可能となり、テレビジョ
ンのプロセスアンプの安定化、高精度化に貢献するとこ
ろ大である。
せてデイジタル的に行うことが可能となり、テレビジョ
ンのプロセスアンプの安定化、高精度化に貢献するとこ
ろ大である。
第1図は従来のアナログホワイトクリップ回路、第2図
は第1図をデイジタル化したホワイトクリップ回路、第
3図は本発明のデイジタルホワイトクリップ回路を含む
デイジタルプロセスアンプの構成を示す図である。 第1図において1は信号源、2はダイオード、3,5は
抵抗、4は基準電位、6は出力端子、第2図において7
,8は入力端子、9は比較器、10はスイッチ、11は
出力端子、第3図において12,15,17,20は入
力端子、13はA/D変換器、14.21は加算器、1
6.18はスイッチ、19はガンマ補正回路、22はD
/A変換器、23は出力端子である。
は第1図をデイジタル化したホワイトクリップ回路、第
3図は本発明のデイジタルホワイトクリップ回路を含む
デイジタルプロセスアンプの構成を示す図である。 第1図において1は信号源、2はダイオード、3,5は
抵抗、4は基準電位、6は出力端子、第2図において7
,8は入力端子、9は比較器、10はスイッチ、11は
出力端子、第3図において12,15,17,20は入
力端子、13はA/D変換器、14.21は加算器、1
6.18はスイッチ、19はガンマ補正回路、22はD
/A変換器、23は出力端子である。
Claims (1)
- 1 デイジタル映像信号と他のデイジタル信号の加算器
出力を、上記加算器の桁上げ符号を用いて一定レベルに
置換することを特徴とするデイジタルホワイトクリップ
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50008767A JPS581867B2 (ja) | 1975-01-22 | 1975-01-22 | デイジタルホワイトクリツプカイロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50008767A JPS581867B2 (ja) | 1975-01-22 | 1975-01-22 | デイジタルホワイトクリツプカイロ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5184515A JPS5184515A (ja) | 1976-07-23 |
JPS581867B2 true JPS581867B2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=11702046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50008767A Expired JPS581867B2 (ja) | 1975-01-22 | 1975-01-22 | デイジタルホワイトクリツプカイロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581867B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718181A (en) * | 1980-07-09 | 1982-01-29 | Toshiba Corp | Digital clipping circuit |
JPS6121686A (ja) * | 1984-07-10 | 1986-01-30 | Sony Corp | デジタル信号処理回路 |
-
1975
- 1975-01-22 JP JP50008767A patent/JPS581867B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5184515A (ja) | 1976-07-23 |
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