JP4809318B2 - 建築用横材の補強構造 - Google Patents

建築用横材の補強構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4809318B2
JP4809318B2 JP2007299805A JP2007299805A JP4809318B2 JP 4809318 B2 JP4809318 B2 JP 4809318B2 JP 2007299805 A JP2007299805 A JP 2007299805A JP 2007299805 A JP2007299805 A JP 2007299805A JP 4809318 B2 JP4809318 B2 JP 4809318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross member
building
metal fitting
reinforcing
column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007299805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009127195A (ja
Inventor
龍二 山口
好光 大橋
Original Assignee
株式会社タツミ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社タツミ filed Critical 株式会社タツミ
Priority to JP2007299805A priority Critical patent/JP4809318B2/ja
Publication of JP2009127195A publication Critical patent/JP2009127195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4809318B2 publication Critical patent/JP4809318B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、木造軸組構造における土台や梁や桁などの建築用横材を補強して耐震性・耐風性を向上する建築用横材の補強構造に関するものである。
木造軸組構造(在来工法とも称される。)の建物は、例えば図8,図9に示すように、土台1Aや梁や桁などの建築用横材1と柱材2(建築用縦材)とを直交状態に連結して支える基本構造を具備している。
また、従来の建築用横材1と柱材2との連結構造としては、例えば、柱脚金具4Aを用いてドリフトピン7で連結する構造(図8参照。)や、建築用横材1と柱材2にけ渡した連結プレート4Bを用いて釘8止めあるいはネジ止め連結する構造(図9参照。)がある。
ところで、木造軸組構造の建物は、地震や暴風などによって大きく揺れると、柱材2に対して、この柱材2が建築用横材1から上方へ引き抜かれようとする方向に荷重が作用し、この際、前記ドリフトピン7や釘8やネジを介して建築用横材1に大きなモーメント荷重が作用することがわかっている。
そのため、大きな地震などが発生してこの柱材2に強大な引き抜き荷重が加わると、前記モーメント荷重の増大によって図8,図9に示すようにドリフトピン7や釘8やネジの位置から建築用横材1が上下に裂け、建築用横材1の長さ方向にひび割れが入ってしまう(割裂9が発生する)場合がある。
そして、もしこのような割裂9が生じてしまうと、その後の建物の繰り返しの揺れによって建築用横材1の割裂9が徐々に進行することが予想され、この割裂9の進行によって建築用横材1の応力が低下し、建物を支える抵抗力が徐々に失われてしまうのではないかとの懸念がある。
本発明は、このように懸念される木造軸組構造の問題点を解消しようとするもので、簡易構造により建築用横材の割裂の発生や進行を効果的に防止できる画期的な建築用横材の補強構造を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
木製の土台1Aや梁1Bなどの建築用横材1の補強構造であって、前記建築用横材1の、柱材2との連結位置若しくはこの連結位置近傍にして、且つこの建築用横材1の端部と、この建築用横材1に打ち込まれて建築用横材1と前記柱材2とを連結する柱材連結金具4に挿通されるドリフトピン7の打ち込み位置との間の位置に、環状若しくは切欠環状の補強金具3を被嵌固定した構造としたことを特徴とする建築用横材の補強構造に係るものである。
また、木製の土台1Aや梁1Bなどの建築用横材1の補強構造であって、前記建築用横材1の、柱材2との連結位置若しくはこの連結位置近傍にして、且つこの建築用横材1の端部と、この建築用横材1と前記柱材2とを連結する柱材連結金具4を介して建築用横材1に打ち込まれる釘8の打ち込み位置あるいは柱材連結金具4を介して建築用横材1にねじ込まれるネジのねじ込み位置との間の位置に、環状若しくは切欠環状の補強金具3を被嵌固定した構造としたことを特徴とする建築用横材の補強構造に係るものである。
また、前記補強金具3は、帯状の金属板をロ字状若しくは略コ字状に折曲形成して環状若しくは切欠環状に構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の建築用横材の補強構造に係るものである。
また、前記建築用横材1の、前記柱材2との連結位置若しくはこの連結位置近傍の表面を凹状に加工してこの凹状部5を前記補強金具3被嵌固定用の金具固定部5とすると共に、この金具固定部5に被嵌固定した前記補強金具3の表面が建築用横材1の表面と略面一状態となるようにこの金具固定部5を構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の建築用横材の補強構造に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、建築用横材に被嵌固定している環状若しくは切欠環状の補強金具が、大きな地震や暴風などの影響で建築用横材が上下に割裂しようとすることを防止することになり、また、仮に建築用横材に割裂が生じた場合でも補強金具が割裂の進行を防止あるいは軽減するので建築用横材の応力低下や剪断破壊を防止できて、秀れた耐震性,耐風性を発揮する木造軸組構造を実現できることになり、しかも本発明は、既存の木造軸組構造の建築用横材に対して、柱材との連結位置若しくはこの連結位置近傍に環状若しくは切欠環状の補強金具を被嵌固定するだけの非常に簡単な構成を付加することで達成可能であるから、簡易に且つコスト安に設計実現可能であるなど、極めて実用性に秀れた画期的な建築用横材の補強構造となる。
また、本発明においては、柱材連結金具固定用のドリフトピンや釘やネジの位置から生じる可能性が高い建築用横材の割裂の発生や、その進行を極めて効果的に防止できる一層実用性に秀れた構成の建築用横材の補強構造となる。
また、請求項3記載の発明においては、前記作用・効果を確実に発揮する補強金具を簡易構成により容易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成の建築用横材の補強構造となる。
また、請求項4記載の発明においては、建築用横材に被嵌固定した補強金具が、この建築用横材の柱材やコンクリート基礎などへの連結の邪魔とならない一層実用性に秀れた構成の建築用横材の補強構造となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
木造軸組構造において、木製の土台1Aや梁1Bや桁などの建築用横材1の、柱材2との連結位置若しくはこの連結位置近傍に補強金具3を被嵌固定した構造とする。
この補強構造を備えた建物が大きな地震や暴風などによって大きく揺れると、柱材2には、この柱材2が連結している建築用横材1から上方へ引き抜かれる方向に荷重が作用し、これに伴って建築用横材1と柱材2とを連結している連結金具4(連結金具4と建築用横材1とを連結しているドリフトピン7や釘8やネジ)を介して建築用横材1に大きなモーメント荷重が作用するが、このモーメント荷重によって建築用横材1が上下に裂けようとすることに対して、建築用横材1の外周を囲うように被嵌固定している環状若しくは切欠環状の前記補強金具3が補強作用(裂け防止作用)を発揮するので、割裂9の発生が抑制されることになる。
また、仮に建築用横材1に割裂9が生じた場合においても、補強金具3の前記補強作用によって割裂9の進行が防止(軽減)されることになる。
従って、このように建築用横材1の割裂9の発生や、その進行を補強金具3が良好に防止するので、建築用横材1の応力低下が防止されて高い強度を確保でき、これにより秀れた耐震性,耐風性を発揮する木造軸組構造が実現することになる。
また、本発明は、建築用横材1の、柱材2との連結位置若しくはこの連結位置近傍に環状若しくは切欠環状の補強金具3を被嵌固定するだけの構成であるから、木材に大きな構造変更を伴ったり、複雑な形の金具を要したりすることなく、容易に且つコスト安に設計実現可能である。
また、例えば、前記建築用横材1の、この建築用横材1と前記柱材2とを連結する柱材連結金具4の固定位置近傍に、前記補強金具3を被嵌固定した構造とすれば、建築用横材1の割裂9は、建築用横材1と柱材連結金具4とを連結しているドリフトピン7や釘8やネジの位置から生じる可能性が高いが、このような割裂9の発生や、その進行を柱材連結金具4の固定位置近傍に存して補強作用を発揮する補強金具3で極めて効果的に防止できることになる。
また、例えば、前記補強金具3は、帯状の金属板をロ字状若しくは略コ字状に折曲形成して環状若しくは切欠環状に構成すれば、建築用横材1に被嵌固定する補強金具3を簡易構成により容易に設計実現可能となる。
また、例えば、前記建築用横材1の、前記柱材2との連結位置若しくはこの連結位置近傍の表面を凹状に加工してこの凹状部5を前記補強金具3被嵌固定用の金具固定部5とすると共に、この金具固定部5に被嵌固定した前記補強金具3の表面が建築用横材1の表面と略面一状態となるようにこの金具固定部5を構成すれば、建築用横材1に被嵌固定した補強金具3が、この建築用横材1の柱材2やコンクリート基礎6などへの連結の邪魔とならない。更に、補強金具3を、建築用横材1の割裂9の発生や、その進行を最も効果的に防止できることになる被嵌固定位置、即ち建築用横材1の、柱材2との連結位置に被嵌固定する構成を容易に設計実現可能であり、一層実用的となる。
本発明の具体的な実施例1について図1,図2に基づいて説明する。
本実施例の建築用横材1は、木製の土台1Aを採用した場合を示している。また、図面では、柱脚金具4Aを採用した柱材連結金具4とドリフトピン7とを用いてコンクリート基礎6と土台1Aと柱材2とを強固に連結固定した場合を示している。図中符号10はアンカーボルト、11はドリフトピン7打ち込み用の打ち込み孔である。
本実施例は、この建築用横材1の、柱材2との連結位置に環状の補強金具3を被嵌固定した構造としている。
具体的には、土台1Aに貫通させた柱脚金具4Aを避けた位置であって、この柱脚金具4Aの近傍位置となる土台1Aの端部に前記補強金具3を被嵌固定した構造としている。
また、本実施例の補強金具3は、図1に示すように帯状の金属板をロ字状(四角形環状)に折曲形成して構成している。
一方、土台1Aの、補強金具3を被嵌固定する位置、即ち土台1A端部の表面の全周を凹状に加工して一回り径小となる径小端部に形成し、この径小端部(凹状部5)を補強金具3被嵌固定用の金具固定部5とすると共に、この金具固定部5に被嵌固定した前記補強金具3の表面が建築用横材1の表面と略面一状態となるようにこの補強金具3の形状並びに径寸法と、凹状部5の凹設深さ寸法(径小端部の径寸法)とを設定構成している。
従って、土台1Aに被嵌固定した補強金具3の表面が土台1Aに対して段差とならない構造であり、これにより図2に示すようにこの補強金具3位置に何ら支障なく柱材2を連結固定できると共に、コンクリート基礎6に対しても何ら支障なく土台1Aを載置固定できるように構成している。
また、本実施例では、凹状部5の外径寸法と補強金具3の内径寸法とを略同寸法に設定して、釘止めなどの固定手段を用いずとも、この凹状部5に補強金具3を土台1A端部の側方から圧接被嵌固定し得るように構成している。尚、もちろん更に釘止めなどを行って強固に補強金具3を固定する構成としても良い。
このように構成した本実施例においては、大きな地震などによって建物が大きく揺れると、柱材2には、この柱材2が連結している土台1Aから上方へ引き抜かれる方向に荷重が作用し、これに伴って土台1Aと柱材2とを連結している柱脚金具4A(柱脚金具4Aと土台1Aとを連結しているドリフトピン7)を介して土台1Aに大きなモーメント荷重が作用するが、このモーメント荷重によって土台1Aが上下に裂けようとすることに対して、土台1Aの全周を囲んでいるロ字状の前記補強金具3が補強作用(裂け防止作用)を発揮するので、割裂9の発生が抑制されることになる。
また、仮に土台1Aに割裂9が生じた場合においても、補強金具3の前記補強作用によって割裂9の進行が防止(軽減)されることになる。
尚、本実施例では、建築用横材1(土台1A)の、柱材2との連結位置、即ち建築用横材1と柱材2との重合連結位置に補強金具3を被嵌固定した場合を示したが、この連結位置から少し離れた近傍位置に補強金具3を被嵌固定する構成としても良い。
本発明の具体的な実施例2について図3,図4に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1と補強金具3の構成を異ならせ、これに応じて金具固定部5の構成も異ならせた場合である。
具体的には、本実施例の補強金具3は、切欠環状(完全な環状でなく切欠部を有する環状)に構成している。更に詳しくは、図3に示すように帯状の金属板をコ字状に折曲形成して構成している。
一方、金具固定部5は、土台1Aの端部の底面を除いた上面と左右側面の三面を凹状に加工した構成としている。
このように構成した本実施例では、補強金具3を土台1Aの金具固定部5に上方から被嵌して固定する。
また、本実施例では、補強金具3の両端部に止着孔12を貫通形成し、この止着孔12を介して釘13やネジなどの止着具13(図面では釘13を採用した場合を示している。)を土台1Aに打ち込みあるいはねじ込みすることで、補強金具3を土台1Aに強固に被嵌固定する構成としている。
このように構成した本実施例においても、土台1Aが上下に裂けようとすることに対して、土台1Aの上面並びに左右側面を囲んでいるコ字状の前記補強金具3が補強作用(裂け防止作用)を発揮するので、割裂9の発生や、その進行が防止(軽減)されることになる。
本発明の具体的な実施例3について図5〜図7に基づいて説明する。
本実施例は、木製の梁1Bを建築用横材1として採用した場合を示している。また、図面では、断面コ字板状の継合金具4Cを柱材連結金具4として採用した場合を示しており、このコ字状継合金具4Cを柱材2に固定し、梁1Bの端部に形成した仕口部14を、この仕口部14に予め固定した掛止ピン16を利用して前記継合金具4Cに引っ掛けた上で、仕口部14(梁1B)の側方からドリフトピン7を打ち込み固定することによって梁1Bと柱材2とを強固に連結固定した場合を示している。図中符号15はドリフトピン7の打ち込み孔である。
本実施例では、この梁1Bの端部の仕口部14に補強金具3を被嵌固定した構造としている。
具体的には、本実施例の補強金具3は、図5,図6に示すように略コ字状(切欠環状)に構成している。更に詳しくは、帯状の金属板を梁1Bの断面形状に合わせて角を有する略C字状に折曲形成して構成している。
一方、梁1B端部の仕口部14の、左右の突出部の少なくとも外側に存する面を凹状に加工してこの凹状部5を金具固定部5としている。
このように構成した本実施例では、補強金具3を、その切欠部を下に向けた状態で梁1B(仕口部14)端部の金具固定部5に側方から被嵌して固定する。この補強金具3下方の切欠部から仕口部14の溝部に前記継合金具4Cを通して仕口部14を継合金具4Cに引っ掛けできる構成である。
また、本実施例では、補強金具3の両端部に止着孔12を貫通形成し、この止着孔12を介して釘13やネジなどの止着具13(図面では釘13を採用した場合を示している。)を梁1B端部に打ち込みあるいはねじ込みすることで、補強金具3を梁1Bに強固に被嵌固定する構成としている。
また、本実施例では、金具固定部5に被嵌固定した前記補強金具3の表面が梁1Bの表面(側面)と略面一状態となり、且つ補強金具3が梁1Bの柱材2への突合せ面とも面一状態となるように補強金具3の形状並びに径寸法と、凹状部5の凹設深さ寸法(径小端部の径寸法)並びに凹設幅とを設定構成している。
従って、これにより仕口部14の端部から補強金具3が必要以上に突出して柱材2との連結を阻害することがない上、図示したように柱材3の隣接する複数の側面に夫々梁材1Bを連結固定する場合においても、仕口部14の端部に被嵌固定した各補強金具3が互いに干渉し合うことがなく、何ら支障なく一本の柱材2に複数の梁1Bを隣接状態に連結固定できる構成としている。
このように構成した本実施例においては、大きな地震などが発生した際に柱材2に作用する荷重により梁1Bが上下に裂けようとすることに対して、梁1B端部の略全周を囲んでいる略C字状の前記補強金具3が補強作用(裂け防止作用)を発揮するので、割裂9の発生や、その進行が防止(軽減)されることになる。
尚、本実施例では、梁1Bの、柱材2への突合せ先端部に補強金具3を被嵌固定した場合を示したが、この先端部から少し離れた位置に補強金具3を被嵌固定する構成としても良い。
尚、本発明は、実施例1〜3に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
また、請求項1中の「柱材」なる記載は、通し柱や管柱や間柱や束(柱)などの各種建築用縦材を含む意味合いで用いているものである。
実施例1の説明分解斜視図である。 実施例1の施工状態を示す説明斜視図である。 実施例2の説明分解斜視図である。 実施例2の施工状態を示す説明斜視図である。 実施例3の説明分解斜視図である。 実施例3の要部を示す別角度からの部分拡大分解斜視図である。 実施例3の施工状態を示す説明斜視図である。 従来例の建築用横材と柱材との連結構造、並びに建築用横材(土台)がドリフトピン位置から割裂を生じた様子を示す説明斜視図である。 他の従来例の建築用横材と柱材との連結構造、並びに建築用横材(土台)が釘位置から割裂を生じた様子を示す説明斜視図である。
1 建築用横材
1A 土台
1B 梁
2 柱材
3 補強金具
4 柱材連結金具
5 金具固定部(凹状部)
ドリフトピン

Claims (4)

  1. 木製の土台や梁などの建築用横材の補強構造であって、前記建築用横材の、柱材との連結位置若しくはこの連結位置近傍にして、且つこの建築用横材の端部と、この建築用横材に打ち込まれて建築用横材と前記柱材とを連結する柱材連結金具に挿通されるドリフトピンの打ち込み位置との間の位置に、環状若しくは切欠環状の補強金具を被嵌固定した構造としたことを特徴とする建築用横材の補強構造。
  2. 木製の土台や梁などの建築用横材の補強構造であって、前記建築用横材の、柱材との連結位置若しくはこの連結位置近傍にして、且つこの建築用横材の端部と、この建築用横材と前記柱材とを連結する柱材連結金具を介して建築用横材に打ち込まれる釘の打ち込み位置あるいは柱材連結金具を介して建築用横材にねじ込まれるネジのねじ込み位置との間の位置に、環状若しくは切欠環状の補強金具を被嵌固定した構造としたことを特徴とする建築用横材の補強構造。
  3. 前記補強金具は、帯状の金属板をロ字状若しくは略コ字状に折曲形成して環状若しくは切欠環状に構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の建築用横材の補強構造。
  4. 前記建築用横材の、前記柱材との連結位置若しくはこの連結位置近傍の表面を凹状に加工してこの凹状部を前記補強金具被嵌固定用の金具固定部とすると共に、この金具固定部に被嵌固定した前記補強金具の表面が建築用横材の表面と略面一状態となるようにこの金具固定部を構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の建築用横材の補強構造。
JP2007299805A 2007-11-19 2007-11-19 建築用横材の補強構造 Active JP4809318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007299805A JP4809318B2 (ja) 2007-11-19 2007-11-19 建築用横材の補強構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007299805A JP4809318B2 (ja) 2007-11-19 2007-11-19 建築用横材の補強構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009127195A JP2009127195A (ja) 2009-06-11
JP4809318B2 true JP4809318B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=40818410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007299805A Active JP4809318B2 (ja) 2007-11-19 2007-11-19 建築用横材の補強構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4809318B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003013506A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Uesuto:Kk 木造建築物の接合構造
JP3814607B2 (ja) * 2003-11-11 2006-08-30 株式会社エル・アイ・シー 木造建築物の柱と土台の連結構造および木造建築物の柱と土台の組み付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009127195A (ja) 2009-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009091844A (ja) 柱梁接合工法及び柱梁接合構造
JP5606410B2 (ja) 締結具
JP5430497B2 (ja) 締結具
JP6638905B2 (ja) 柱梁接合構造および柱梁接合方法
JP4546492B2 (ja) 木質構造物における木材接合部の補強構造
JP2020002669A (ja) 木質軸部材の接合構造
JP4124073B2 (ja) 木材の結合金具
JP4809318B2 (ja) 建築用横材の補強構造
JP5864899B2 (ja) 既設基礎補強方法
JP2008014123A (ja) 縦木部材立設金具
JP4355680B2 (ja) 耐震補強装置
JP3209111U (ja) たて枠材およびスチールハウス
JP2008019584A (ja) 柱と横架材との軸組補強構造
JP2009299267A (ja) プレキャストコンクリート構造部材接合構造、及びプレキャストコンクリート構造部材の接合方法
JP4654674B2 (ja) 木造建築物の耐震補強金具の取付け方法
JP2005090085A (ja) 木材の結合構造
JP2009275356A (ja) 建物補強金物
JP2005232928A (ja) 木造建築物における柱と梁との接合構造
JP6067438B2 (ja) 壁パネルの取付構造
JP7298157B2 (ja) 耐力壁の下端構造
JP6045202B2 (ja) 鋼材の接合部構造および鋼構造物の耐力パネル
JP5095424B2 (ja) 壁パネルの取付構造及び取付方法
JP6545513B2 (ja) プレキャストコンクリート部材
JP5249005B2 (ja) 耐震補強用アンカーおよびそれを用いた耐震補強構造
JP6993639B2 (ja) コンクリート構造物の補強構造及び補強方法、構造物接続兼用補強鉄筋ランナ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110818

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4809318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250