JP4807706B2 - ガソリン−エタノール分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体炭化水素であるガソリンとエタノールとを混合して成る混合燃料に水を混合してガソリンとエタノール−水混合液とに分離させるガソリン−エタノール分離装置に関する。
近年、内燃機関の燃費を向上し、排出物を低減するために、予混合圧縮着火内燃機関に代表される圧縮着火内燃機関が検討されている。圧縮着火内燃機関は、酸素含有気体と圧縮自着火可能な燃料とをシリンダ内に導入し、圧縮して自着火させるものである。
ところが、圧縮着火内燃機関は、火花点火方式の内燃機関と異なり着火のタイミングを制御することが難しく、安定に運転することができる運転領域が狭いとの問題がある。さらに詳しくは、前記圧縮着火内燃機関は、着火性の高い燃料を用いると該機関の要求負荷が高くなったときにノッキングを起こしやすく、着火性の低い燃料を用いると該機関の要求負荷が低くなったときに失火しやすいとの問題がある。
前記問題を解決するために、着火性の高い燃料である液体炭化水素と着火性の低い燃料であるアルコールとを混合して成る単一の混合燃料に水を混合することにより、液体炭化水素と、アルコールと水とが混合して生成するアルコール−水混合液とに分離させ、圧縮着火内燃機関の要求負荷に応じて、混合燃料の供給量と、液体炭化水素の供給量と、アルコール−水混合液の供給量とを変化させて制御する圧縮着火内燃機関が知られている(特許文献1参照)。
前記圧縮着火内燃機関に使用される液体炭化水素−エタノール分離装置として、第1〜第4の燃料タンクと水タンクと第1〜第4の定量ポンプとを備えるものが本出願人により出願されている(特許文献2参照)。
前記液体炭化水素−エタノール分離装置によれば、まず、第1の定量ポンプにより、第1の燃料タンクに収容されている前記混合燃料が第2の燃料タンクに供給される。次に、第2の定量ポンプにより、水タンクに収容されている水が第2の燃料タンクに供給され、続いて撹拌することにより該混合燃料と該水とが混合する。第2の燃料タンク内では、この混合により生成したエタノール−水混合液が液体炭化水素から分離し、比重が相対的に小さい液体炭化水素は上層となり、比重が相対的に大きいエタノール−水混合液は下層となる。次に、第3の定量ポンプにより、第2の燃料タンクに収容されている液体炭化水素が第3の燃料タンクに供給される一方、第4の定量ポンプにより、第2の燃料タンクに収容されているエタノール−水混合液が第4の燃料タンクに供給される。以上により、前記混合燃料から分離された前記液体炭化水素が第3の燃料タンクに収容され、前記混合燃料から分離された前記エタノール−水混合液が第4の燃料タンクに収容される。
前記液体炭化水素−エタノール分離装置では、前記混合燃料を前記液体炭化水素と前記エタノール−水混合液とに分離するためには、相当の重量を有する定量ポンプを4基必要とする。また、前記液体炭化水素−エタノール分離装置を用いて、第3の燃料タンクに収容された前記液体炭化水素と第4の燃料タンクに収容された前記エタノール−水混合液とをそれぞれ取り出して前記圧縮着火内燃機関に供給するためには、第3、第4の各燃料タンクに更なる定量ポンプを必要とする。したがって、前記液体炭化水素−エタノール分離装置は、重量が大となることが避けられないが、自動車等の移動体に積載されるためには、軽量化することが望まれる。
そこで、定量ポンプの代わりに各燃料タンクの内部圧力を制御することにより燃料を供給する液体炭化水素−エタノール分離装置が本出願人により提案されている(特許文献3参照)。
この液体炭化水素−エタノール分離装置では、第1〜第4の燃料タンクは、それぞれ第1〜第4の大気開放弁を備える。また、第1の燃料タンクは途中に第1の給液開閉弁を有する第1の給液管を介して第2の燃料タンクに接続され、水タンクは途中に第2の給液開閉弁を有する第2の給液管を介して第2の燃料タンクに接続され、第3の燃料タンクは途中に第3の給液開閉弁を有する第3の給液管を介して第2の燃料タンクに接続され、第4の燃料タンクは途中に第4の給液開閉弁を有する第4の給液管を介して第2の燃料タンクに接続されている。さらに、第2の燃料タンクは途中に第1の吸気開閉弁を有する第1の吸気管を介して真空ポンプに接続され、第3の燃料タンクは途中に第2の吸気開閉弁を有する第2の吸気管を介して該真空ポンプに接続され、第4の燃料タンクは途中に第3の吸気開閉弁を有する第3の吸気管を介して該真空ポンプに接続されている。
前記液体炭化水素−エタノール分離装置によれば、まず、全ての弁を閉弁した状態で前記真空ポンプを作動させる。次に、第1の吸気開閉弁を開弁すると、第2の燃料タンクの内部が減圧される。続いて、第1の大気開放弁と第1の給液開閉弁とを開弁すると、第1の燃料タンクに収容されている前記混合燃料が第2の燃料タンクに供給される。そして、第1の給液開閉弁を閉弁すると、前記混合燃料の供給が停止する。続いて、第1の大気開放弁を閉弁する。
次に、第2の給液開放弁を開弁すると、前記水タンクに収容されている前記水が第2の燃料タンクに供給される。そして、第2の給液開閉弁を閉弁すると、前記水の供給が停止する。続いて、第1の吸気開閉弁を閉弁した後に第2の大気開放弁を開弁すると、第2の燃料タンクの内部圧力が大気圧に戻される。その後、第2の大気開放弁を閉弁する。
次に、第2の吸気開放弁を開弁すると、第3の燃料タンクの内部が減圧される。続いて、第2の大気開放弁と第3の給液開閉弁とを開弁すると、第2の燃料タンクに収容されている前記液体炭化水素が第3の燃料タンクに供給される。そして、第3の給液開閉弁を閉弁すると、前記液体炭化水素の供給が停止する。続いて、第2の大気開放弁を閉弁し、さらに、第2の吸気開放弁を閉弁した後に第3の大気開放弁を開放すると、第3の燃料タンクの内部圧力が大気圧に戻される。その後、第3の大気開放弁を閉弁する。
次に、第3の吸気開閉弁を開弁すると、第4の燃料タンクの内部が減圧される。続いて、第3の大気開放弁と第4の給液開閉弁とを開弁すると、第3の燃料タンクに収容されている前記エタノール−水混合液が第4の燃料タンクに供給される。そして、第4の給液開閉弁を閉弁すると、前記エタノール−水混合液の供給が停止する。続いて、第3の大気開放弁を閉弁し、さらに、第3の吸気開閉弁を閉弁した後に第4の大気開放弁を開弁すると、第4の燃料タンクの内部圧力が大気圧に戻される。その後、第4の大気開放弁を閉弁する。以上により、前記混合燃料から分離された前記液体炭化水素が第3の燃料タンクに収容され、前記混合燃料から分離された前記エタノール−水混合液が第4の燃料タンクに収容される。前記液体炭化水素−エタノール分離装置では、定量ポンプを用いていないので、装置全体を軽量化することができる。
しかし、前記液体炭化水素−エタノール分離装置では、5基のタンクを備えるために装置全体が大型になることが避けられない。また、4つの大気開放弁の開閉と4つの給液開閉弁の開閉と3つの吸気開閉弁の開閉とを組み合わせることにより、供給元の燃料タンクと供給先の燃料タンクとの内部圧力の差を利用して燃料又は水の供給を行うので、複雑な構成となっている。したがって、前記液体炭化水素−エタノール分離装置は、自動車等の移動体に積載されるためには、軽量かつ小型であって簡単な構成であることが望まれる。
特開2006−132368号公報 特開2007−46538号公報 特開2007−56707号公報
本発明は、かかる事情に鑑み、内燃機関に用いられ、簡単な構成で、ガソリン及びエタノールを混合して成る混合燃料からガソリンとエタノールとを分離することができるガソリン−エタノール分離装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ガソリン及びエタノールを混合して成る混合燃料に水を混合してガソリンとエタノール−水混合液とに分離させるガソリンエタノール分離装置において、該混合燃料を収容する燃料タンクと、水供給手段を有し、該燃料タンクから供給された該混合燃料に該水供給手段により供給された水を混合することにより該ガソリンと該エタノール−水混合液とに分離させ、分離された該ガソリンと該エタノール−水混合液とを貯留する分離槽と、該分離槽内に供給される該混合燃料を介して該分離槽内に貯留された該ガソリンと該エタノール−水混合液とを加圧する加圧手段と、該分離槽内に貯留された該ガソリンと該エタノール−水混合液との界面よりも上方から、該ガソリンを第1の開閉弁を介して該分離槽外へ取り出すガソリン取り出し手段と、該界面よりも下方から、該分離槽内に貯留された該エタノール−水混合液を第2の開閉弁を介して該分離槽外へ取り出すエタノール取り出し手段と、該エタノール取り出し手段により前記分離槽外へ取り出された前記エタノール−水混合液を、エタノール−水分離部材によりエタノールと水とに分離するエタノール−水分離手段とを備え、該エタノール−水分離手段により分離されたエタノールを内燃機関に供給すると共に、該エタノール−水分離手段により分離された水を、該水供給手段を介して該分離槽に供給することを特徴とする。
本発明によれば、前記分離槽内において、前記燃料タンクから前記混合燃料が供給される一方、前記水供給手段により前記水が供給され、該分離槽内に貯留された該混合燃料に該水が混合される。前記混合燃料は、水と混合されると、該混合燃料を構成する燃料のうち、親水性であるエタノールがエタノール−水混合液を形成する一方、疎水性であるガソリンは該エタノール−水混合液に混合しないことにより、ガソリンとエタノール−水混合液とに分離する。そして、比重が相対的に小さい前記ガソリンが上層になり、比重が相対的に大きい前記エタノール−水混合液が下層となって、前記分離槽内で上下二層に分離して貯留される。
前記分離槽内に貯留された前記ガソリンと前記エタノール−水混合液は、前記加圧手段により該分離槽内に供給される該混合燃料を介して加圧されるので、該分離槽内は該分離槽外よりも高圧状態に保持されることとなる。本発明は、前記分離槽内外に生じた圧力差によって、第1の開閉弁を開弁するだけで、前記ガソリン取り出し手段により、該分離槽内に貯留された前記ガソリンを該分離槽外へ取り出すことができる一方、第2の開閉弁を開弁するだけで、前記エタノール取り出し手段により、該分離槽内に貯留された前記エタノール−水混合液を該分離槽外へ取り出すことができる。したがって、本発明は、従来のガソリン−エタノール分離装置と比較して、簡単な構成で、ガソリン及びエタノールを混合して成る混合燃料からのガソリンとエタノールとの分離と、分離されたガソリンとエタノールとの取り出しとを行うことができる。
また、本発明においては、前記エタノール取り出し手段により前記分離槽外へ取り出された前記エタノール−水混合液を、エタノールと水とに分離するエタノール−水分離手段を備える。前記エタノール−水分離手段により前記エタノール−水混合液を分離することにより、エタノールと水とを得ることができる。
また、本発明においては、前記エタノール−水分離手段により分離された水を、前記水供給手段を介して前記分離槽により供給する。前記エタノール−水分離手段により分離された水は、前記水供給手段を介して前記分離槽に供給することにより、前記混合燃料の分離に再利用することができる。
ところで、前記ガソリンと前記エタノール−水混合液との前記分離槽外への取り出しが進むにつれて、該分離槽内に貯留された該ガソリンと該エタノール−水混合液との間に貯留量の偏りが生じることがある。そこで、本発明においては、前記界面を検知する界面センサと、該界面センサにより検知された該界面が所定の位置よりも低いとき、前記分離槽内に貯留された前記ガソリンを、該界面よりも上方から第3の開閉弁を介して前記燃料タンクへ還流させるガソリン還流手段とを備えることが好ましい。
本発明によれば、前記界面センサにより前記分離槽内に貯留された前記ガソリンと前記エタノール−水混合液との界面を検知し、検知された該界面が所定の位置よりも低いときには、第3の開閉弁を開弁する。このようにすると、前記加圧手段により前記分離槽内が該分離槽外よりも高圧状態に保持されているので、該分離槽内に貯留された前記ガソリンが前記ガソリン還流手段により前記燃料タンクへ還流される。このとき、前記ガソリン還流手段は、前記分離槽内の上層に貯留されている前記ガソリンを前記界面よりも上方から前記燃料タンクへ還流させるので、還流される該ガソリンに、該分離槽内の下層に貯留されている前記エタノール−水混合液が混入することはない。そして、前記分離槽内において、前記還流により前記ガソリンの貯留量が減少する一方で、該分離槽内に供給された前記混合燃料が前記ガソリンと前記エタノール−水混合液とに分離することにより、該エタノール−水混合液の貯留量が相対的に増加し、結果的に、前記界面が前記所定の位置よりも上昇する。したがって、本発明は、前記分離槽内において前記ガソリンと前記エタノール−水混合液とに生じた貯留量の偏りを解消することができる。
また、本発明においては、第1の開閉弁は、例えば、前記分離槽内に貯留された前記ガソリンを内燃機関に噴射する第1の燃料噴射手段とすることができ、第2の開閉弁は、例えば、前記分離槽内に貯留された前記エタノール−水混合液を該内燃機関に噴射する第2の燃料噴射手段とすることができる。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態についてさらに詳しく説明する。図1は本発明の実施形態に係るガソリン−エタノール分離装置の一構成例を示す説明図である
図1示の本発明の実施形態に係るガソリン−エタノール分離装置1は、ガソリン及びエタノールを混合して成る混合燃料に水を混合してガソリンとエタノール−水混合液とに分離させるものであり、例えば、圧縮着火内燃機関(以下、エンジンという)Eに用いられる。エンジンEは、要求負荷が低いときにはガソリンを燃料とし要求負荷が高いときにはエタノール−水混合液を該ガソリンに添加するものである。
ガソリン−エタノール分離装置1は、ガソリン及びエタノールを混合して成る混合燃料を収容する燃料タンク2と、水供給手段3を有し、該燃料をガソリンAとエタノール−水混合液Bとに分離させる分離槽4と、燃料タンク2内から分離槽4に該混合燃料を加圧して供給する燃料ポンプ5と、分離槽4内に貯留されたガソリンAをエンジンEに供給するガソリン取り出し手段6と、分離槽4内に貯留されたエタノール−水混合液BをエンジンEに供給するエタノール取り出し手段7と、分離槽4内に貯留されたガソリンAを燃料タンク2に還流させるガソリン還流手段8とを備える。
燃料タンク2は、下部に燃料ポンプ5を備え、該燃料ポンプ5に一端部が接続されるとともに途中にエタノールセンサ21を有する第1の給液管22を介して、分離槽4に接続されている。エタノールセンサ21は、演算制御装置(図示せず)に接続されている。前記演算制御装置は、エタノールセンサ21により検知されたエタノール濃度を基に、水供給手段3により分離槽4に供給する水量を決定するとともに、該水供給手段3を制御する。
水供給手段3は、水を収容する水タンク31と、水タンク31と分離槽4とを接続する給水管32とを備え、前記演算制御装置に接続されている。
分離槽4は、燃料タンク2から供給された前記混合燃料に、水供給手段3により供給された水を加えて混合することにより、ガソリンAとエタノール−水混合液Bに分離させるものである。分離槽4は、貯留されたガソリンAとエタノール−水混合液Bとの界面を検知する界面センサ41と、分離槽4内に貯留された液体を流通させる流路を形成する流路形成部材42とを備え、下部に第1の給液管22と給水管32とが接続されている。
界面センサ41は、分離槽4内のガソリンAとエタノール−水混合液Bとの界面に浮遊するものであり、分離槽4の天井部から垂下された案内部材41aに沿って上下方向に移動可能となっている。
流路形成部材42は、中央部に設けられた円筒状の整流板43と、該整流板43の外方に設けられた円盤状の整流板44とで構成される。本実施形態において、整流板とは、分離槽内4を移動する液体の流方向を変える機能を有する部材をいう。円筒状の整流板43は、界面センサ41の外方に設けられ、分離槽4内に貯留された液体を該整流板43の外周面側を周方向に流通させる流路を形成するとともに、上半分に厚さ方向に貫通して形成された複数の流通孔43aを介して、該液体を該整流板43の外周側と内周側とに流通させる流路を形成している。一方、円盤状の整流板44は、外周面が分離槽4の内壁面に接触するとともに、内周面が整流板43との間に隙間44aを存するように設けられ、分離槽4内に貯留された液体を該隙間44aを介して上下方向に流通させる流路を形成している。
燃料ポンプ5は、燃料タンク2内に貯留された前記混合燃料を加圧して、第1の給液管22を流通させて分離槽4内に供給するとともに、該混合燃料の供給が進んで該分離槽4内が満杯になったときには、供給される該混合燃料を介して、分離槽4内に貯留されたガソリンAとエタノール−水混合液Bとを加圧するようになっている。
ガソリン取り出し手段6は、一端部が分離槽4の天井部に接続された第2の給液管61と、該第2の給液管61の他端部に接続され、分離槽4内に貯留されたガソリンAをエンジンEに噴射する第1のインジェクタ62とで構成される。第1のインジェクタ62は、開閉弁として作用する。第2の給液管61は、途中に三方弁63を有し、該三方弁63には、第1の給液管22のエタノールセンサ21の下流側から分岐した分岐管64が接続されている。
エタノール取り出し手段7は、一端部が分離槽4の底部且つ整流板43の内周側に接続された第3の給液管71と、該第3の給液管71の他端部に接続され、分離槽4内に貯留されたエタノール−水混合液BをエンジンEに噴射する第2のインジェクタ72とで構成される。第2のインジェクタ72は、開閉弁として作用する。
また、エタノール取り出し手段7は、第3の給液管71の途中にエタノール−水混合液Bをエタノールと水とに分離するエタノール−水分離部材78を備える。エタノール−水分離部材78は、内部に、ゼオライト膜78a又は中空糸構造を有する水分離膜を備える。
ガソリン還流手段8は、一端部が分離槽4の天井部に接続され、他端部が燃料タンク2の上部に接続された第4の給液管81と、第4の給液管81の途中に設けられた開閉弁82とで構成される。
次に、図1を参照して、ガソリン−エタノール分離装置1の作動について説明する。まず、三方弁63により第2の給液管61の上流側と下流側とを接続し分岐管64側を遮断するとともに、開閉弁として作用しているインジェクタ62,72と開閉弁82とを閉弁した状態で、燃料ポンプ5を作動することにより、前記混合燃料が第1の給液管22を介して燃料タンク2から分離槽4内の下部に加圧供給される。このとき、エタノールセンサ21により、第1の給液管22を流通する前記混合燃料のエタノール濃度が検知される。続いて、検知されたエタノール濃度に基づいて、前記演算制御装置により分離槽4に供給する水量が決定され、水供給手段3により水が分離槽4内の下部に供給される。
分離槽4内の下部に供給された前記混合燃料及び水は、円筒状の整流板43の外周面側を周方向に流通する。このとき、円筒状の整流板43が界面センサ41の外方に設けられているので、前記混合燃料及び水が界面センサ41近傍に直接流通することが妨げられ、界面センサ41が前記界面を正しく検知できなくなることを防ぐことができる。また、円筒状の整流板43が第3の給液管71の外方に設けられているので、前記混合燃料及び水が第3の給液管71に直接流通することを防ぐことができる。そして、円筒状の整流板43の外周面側を周方向に流通する前記混合燃料及び水は、円盤状の整流板44の隙間44aと円筒状の整流板43の流通孔43aとを流通する間に拡散し、該拡散により互いに混合される。前記混合燃料は、水と混合されると、該混合燃料を構成する燃料のうち、親水性であるエタノールがエタノール−水混合液を形成する一方、疎水性であるガソリンは該エタノール−水混合液に混合しないことにより、ガソリンAとエタノール−水混合液Bとに分離する。そして、比重が相対的に小さいガソリンAが上層へ移動し、比重が相対的に大きいエタノール−水混合液Bが下層に滞留することにより、分離槽4内で上下二層に分離して貯留される。このとき、界面センサ41は、案内部材41aに沿って分離槽4内を上下方向に移動してガソリンAとエタノール−水混合液Bとの界面に浮遊することにより、該界面を検知する。
本実施形態において、前記分離槽4内は常に満杯となっているので、該分離槽4内に貯留されたガソリンAとエタノール−水混合液Bとは、燃料ポンプ5により該分離槽4内に供給される前記混合燃料を介して加圧される。この結果、分離槽4内は該分離槽4外よりも高圧状態に保持され、分離槽4内外に圧力差が生じることとなる。
このとき、開閉弁として作用している第1のインジェクタ62を開弁すると、前記圧力差によって、分離槽4内に貯留されたガソリンAが第2の給液管61を介してエンジンEに噴射される。また、分離槽4内に貯留されたエタノール−水混合液Bは、第2の給液管71を流通する際にエタノール−水分離部材78を通過すると、ゼオライト膜78aにより水が分離される。そして、第2のインジェクタ72を開弁すると、エタノール−水混合液Bから水が分離されたエタノールがエンジンEに供給される。また、ゼオライト膜78aにより分離された水は、水タンク3に供給され、給水管32を介して分離槽4内に供給されて前記混合燃料の分離に再利用される。したがって、ガソリン−エタノール分離装置1は、エタノール−水混合液Bよりもエネルギー効率のよいエタノールをエンジンEに供給することができる上に、エタノール−水混合液Bから分離した水を前記混合燃料の分離に再利用することができる。
以上のように、本実施形態のガソリン−エタノール分離装置1は、分離槽4内に貯留されたガソリンAとエタノール−水混合液Bとが燃料ポンプ5によって加圧され、該分離槽4内が該分離槽4外よりも高圧状態に保持されているので、インジェクタ61,71を開弁するだけでガソリンAとエタノール−水混合液BとをエンジンEに噴射することができる。したがって、本実施形態のガソリン−エタノール分離装置1は、従来のガソリン−エタノール分離装置と比較して、簡単な構成で、ガソリン及びエタノールを混合して成る混合燃料からのガソリンとエタノールとの分離と、分離されたガソリンとエタノールとの取り出しとを行うことができる。
ところで、ガソリン−エタノール分離装置1において、ガソリンAとエタノール−水混合液BとのエンジンEへの噴射が進むにつれて、分離槽4内に貯留されたガソリンAとエタノール−水混合液Bとの間に貯留量の偏りが生じることがある。
例えば、分離槽4内において、ガソリンAの貯留量がエタノール−水混合液Bの貯留量よりも多くなり、界面センサ41により検知されたガソリンAとエタノール−水混合液Bとの界面が所定の範囲の下限値よりも低くなることがある。この場合には、開閉弁82を開弁すると、分離槽4内外に生じた前記圧力差により、分離槽4内に貯留されたガソリンAが第4の給液管81を介して燃料タンク2へ還流される。このとき、第4の給液管81が分離槽4の天井部に接続されているので、還流される該ガソリンAに分離槽4内の下層に貯留されたエタノール−水混合液Bが混入することはない。そして、分離槽4内において、前記還流によりガソリンAの貯留量が減少する一方で、該分離槽4内に供給された前記混合燃料がガソリンAとエタノール−水混合液Bとに分離することにより、エタノール−水混合液Bの貯留量が相対的に増加し、結果的に、前記界面が上昇する。次に、界面センサ41により検知された前記界面が前記所定の範囲に復帰したら、開閉弁82を閉弁してガソリンAの還流を終了する。
或いは、分離槽4内において、エタノール−水混合液Bの貯留量がガソリンAの貯留量よりも多くなり、界面センサ41により検知されたガソリンAとエタノール−水混合液Bとの界面が前記所定の範囲の上限値よりも高くなることがある。この場合には、三方弁63により第2の給液管61の下流側と分岐管64側とを接続し第2の給液管61の上流側を遮断することにより、燃料タンク2から供給された前記混合燃料の一部が分岐管64及び第2の給液管61の下流側を流通する。次に、第1のインジェクタ62を開弁することにより、分岐管64及び第2の給液管61の下流側を流通した前記混合燃料がエンジンEに噴射される。このとき、三方弁63により第2の給液管61の上流側が遮断されているので、第1のインジェクタ62を開弁しても、分離槽4内に貯留されたガソリンAがエンジンEに噴射されることはない。また、第2のインジェクタ72を開弁することにより、分離槽4内に貯留されたエタノール−水混合液BがエンジンEに噴射される。そして、分離槽4内において、エンジンEへの噴射によりエタノール−水混合液Bの貯留量が減少する一方で、該分離槽4内に供給された前記混合燃料がガソリンAとエタノール−水混合液Bとに分離することにより、ガソリンAの貯留量が相対的に増加し、結果的に、前記界面が下降する。次に、界面センサ41により検知された前記界面が前記所定の範囲に復帰したら、三方弁63を元の状態(第2の給液管61の上流側と下流側とを接続し分岐管64側を遮断した状態)に戻す。
以上により、ガソリン−エタノール分離装置1は、分離槽4内に貯留されたガソリンAとエタノール−水混合液Bとに生じた貯留量の偏りを解消することができる。
また、本実施形態のガソリン−エタノール分離装置1において、分離槽4内の流路形成部材42は、円筒状の整流板43と円盤状の整流板44とで構成されるとしたが、他の構成を有するものであってもよい。
尚、本実施形態のガソリン−エタノール分離装置1においては、前記円筒状の整流板43及び前記円盤状の整流板44に代えて、図示しない多孔質体、フィルタ材、又はメッシュ材を設けてもよい。
また、本実施形態のガソリン−エタノール分離装置1において、前記演算制御装置により、エタノールセンサ21で検知されたエタノール濃度を基に、水供給手段3で分離槽4に供給する水量を決定するとしているが、第2のインジェクタ72から噴射されるエタノール−水混合液Bの噴射量を検出する検出器(図示せず)を設け、前記演算制御装置により、該検出器により検出された噴射量の積算量と前記エタノール濃度とを基に前記水量を決定するようにしてもよい。
尚、本実施形態は、ガソリン−エタノール分離装置1を圧縮着火内燃機関Eに用いるものとして説明しているが、ガソリン−エタノール分離装置1は火花点火方式の内燃機関に用いるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るガソリン−エタノール分離装置の一構成例を示す説明図
符号の説明
1…ガソリン−エタノール分離装置、 2…燃料タンク、 3…水供給手段、 4…分離槽、 5…加圧手段、 6…ガソリン取り出し手段、 7…エタノール取り出し手段、 8…ガソリン還流手段、 41…界面センサ、 62…第1の開閉弁(第1の燃料噴射手段) 72…第2の開閉弁(第2の燃料噴射手段)、 78…エタノール−水分離部材、 82…第3の開閉弁、 A…ガソリン、 B…エタノール−水混合液、 E…内燃機関。

Claims (3)

  1. ガソリン及びエタノールを混合して成る混合燃料に水を混合してガソリンとエタノール−水混合液とに分離させるガソリンエタノール分離装置において、
    該混合燃料を収容する燃料タンクと、
    水供給手段を有し、該燃料タンクから供給された該混合燃料に該水供給手段により供給された水を混合することにより該ガソリンと該エタノール−水混合液とに分離させ、分離された該ガソリンと該エタノール−水混合液とを貯留する分離槽と、
    該分離槽内に供給される該混合燃料を介して該分離槽内に貯留された該ガソリンと該エタノール−水混合液とを加圧する加圧手段と、
    該分離槽内に貯留された該ガソリンと該エタノール−水混合液との界面よりも上方から、該ガソリンを第1の開閉弁を介して該分離槽外へ取り出すガソリン取り出し手段と、
    該界面よりも下方から、該分離槽内に貯留された該エタノール−水混合液を第2の開閉弁を介して該分離槽外へ取り出すエタノール取り出し手段と
    該エタノール取り出し手段により前記分離槽外へ取り出された前記エタノール−水混合液を、エタノール−水分離部材によりエタノールと水とに分離するエタノール−水分離手段とを備え、
    該エタノール−水分離手段により分離されたエタノールを内燃機関に供給すると共に、
    該エタノール−水分離手段により分離された水を、該水供給手段を介して該分離槽に供給することを特徴とするガソリン−エタノール分離装置。
  2. 請求項1記載のガソリン−エタノール分離装置において、
    前記界面を検知する界面センサと、
    該界面センサにより検知された該界面が所定の位置よりも低いとき、前記分離槽内に貯留された前記ガソリンを、該界面よりも上方から第3の開閉弁を介して前記燃料タンクへ還流させるガソリン還流手段とを備えることを特徴とするガソリン−エタノール分離装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のガソリン−エタノール分離装置において、
    前記第1の開閉弁は、前記分離槽内に貯留された前記ガソリンを内燃機関に噴射する第1の燃料噴射手段であり、
    前記第2の開閉弁は、該分離槽内に貯留された前記エタノール−水混合液を該内燃機関に噴射する第2の燃料噴射手段であることを特徴とするガソリン−エタノール分離装置。
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