JP4677640B2 - 内燃機関の燃料供給装置および燃料供給制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給装置および燃料供給制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関の燃料の中から特定成分を分離することにより改質させた燃料を供給する燃料供給装置と、燃料供給を制御する燃料供給制御装置に関する。
自動車を中心とする現状の交通システムにおいては、排出ガスによる環境汚染の低減や資源枯渇への対応が大きな課題となっている。そこで、自動車用燃料の代替燃料として、従来の炭化水素系燃料に代わる燃料の開発や、ガソリンや軽油燃料の改良が検討されている。このうち後者は、既存のエンジンにそのまま使用できることから、コスト面で有利であり、例えば、ガソリンに安価なアルコールを混合させた混合燃料や、ガソリン中の芳香族成分を低減させた燃料が知られている。
ところが、アルコールを含む混合燃料は、ガソリン燃料に比べると着火性に劣る。このため、低温時や寒冷地での始動性を低下させるという不具合があった。また、アルコールはガソリン燃料よりも気化しやすいため、高温再始動時に、噴射弁内の燃燃流路でアルコールが気化してベーパロックが生じるおそれがあった。
従来技術として、特許文献1には、燃料タンク内にアルコール成分を分離する高分子膜を設けて、アルコール成分の濃い燃料と薄い燃料とを別々に貯留しておき、それぞれの貯留部からエンジンへの燃料供給通路を2系統としたアルコール混合燃料用燃料供給装置が開示されている。2系統の燃料供給通路は、それぞれポンプを経由してインジェクタに至る燃料通路に接続され、切換弁によって、アルコール成分の多い燃料の供給をオンオフすることで、エンジンの運転状態に応じた燃料供給を可能にしている。
特許文献2には、分離膜を設けずに、アルコール含有燃料用のタンクと、ガソリン燃料用のタンクとを別個に設け、アルコール含有燃料とガソリン燃料の2種類の燃料を、運転状況に応じて使い分けるようにしたエンジンの燃料貯留装置が開示されている。この装置では、燃料タンク内をガソリン燃料用の第1タンクとアルコール含有燃料用の第2タンクとに区画し、両タンクをそれぞれバルブを介して燃料ポンプに接続することで、燃料供給配管を経てインジェクタへ供給される燃料を選択可能としている。また、給油間違いを防止するための給油検出手段と、アルコール濃度検出手段を設けている。
また、例えば、ガソリン燃料は、パラフィン類、オレフィン類、芳香族類といった多種類の成分から構成されるため、冷間始動時にこれら成分の一部が気化できずに完全燃料しないまま排出されることがある。この対策として、特許文献3には、燃料中の芳香族成分を低減させるアロマ分低減装置を付設した燃料供給装置が開示されている。この装置は、アロマ分が低減された燃料を貯留するタンクと、アロマ分低減装置で吸着したアロマ分を燃料タンクに循環させる手段を設け、始動時の暖気過程に、アロマ分が低減された燃料を供給して排気ガス中の炭化水素を低減するようにしている。
特開昭61−11445号公報 特開平5−209565号公報 特開2004−19614号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、2系統の燃料供給通路とポンプが必要で、構成が複雑となる。しかも、それぞれの燃料供給通路が合流してインジェクタに至る燃料通路となっているため、始動時にアルコール燃料の供給をオフとしても、それ以前に供給されたアルコール成分の濃い燃料が、燃料配管やデリバリーパイプ内に相当量残っていることになる。従って、アルコール成分が分離された燃料を直ちにインジェクタから噴射することができず、始動性の改善効果が十分ではなかった。
特許文献2の装置も、ポンプ下流の燃料通路がアルコール含有燃料とガソリン燃料とで共通であるため、燃料の切換が速やかになされず、同様の問題が生じる。また、アルコール含有燃料用のタンクと、ガソリン燃料用のタンクとを別個に設けているため、それぞれに給油する手間がかかり、さらに給油間違いを防止するために、給油時制御手段が必要となる。
特許文献3の装置は、アロマ分低減装置と、その下流のアロマ分低減燃料タンクを、燃料タンクと独立して設けており、装置が大型となりやすい。また、それぞれのタンクを燃料配管でエンジン内の通路に接続しているため、デリバリーパイプ内に燃料が残り、始動性に関しては同様の問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、簡易な構成で、複数の燃料を内燃機関のインジェクタに供給可能とし、しかも始動直後からデリバリーパイプおよびインジェクタ内に所望の燃料、特に着火性の高い燃料や燃焼性の良好な燃料を供給して、始動性を向上させることを目的とする。
請求項1の発明は、燃料タンクの燃料を燃料供給路に設けた燃料ポンプを経て噴射弁に供給する内燃機関の燃料供給装置であって、上記噴射弁近傍の燃料供給路の途中に上記燃料の中から特定成分を分離することにより燃料成分組成を調整する成分調整部を備えている。
この成分調整部は、上記特定成分を選択的に透過させて分離する分離膜とこれを支持する多孔質支持体からなる成分分離壁にて区画される2室の一方の室を、上記燃料ポンプから成分調整前の燃料が流入する燃料流入口を有する前室とし、他方の室を、上記成分分離壁を通過した上記特定燃料を一時貯留させる後室として、上記後室を開閉弁を介して低圧側通路に接続してあり、
上記開閉弁が開状態である時に、上記前室から上記後室へ上記特定燃料を分離させることにより成分調整された燃料を上記噴射弁へ供給し、上記開閉弁が閉状態である時に、上記前室から上記後室への上記特定燃料の分離を制限して成分調整されない燃料を上記噴射弁へ供給することを特徴とする。
上記開閉弁を開弁すると、上記成分調整部の前室に導入した成分調整前の燃料のうち特定成分が、成分分離壁の分離膜を選択的に透過して低圧側の後室に貯留される。始動時には、このようにして特定成分が分離された燃料を、噴射弁に供給することで、着火性や燃焼性を向上させることができる。また暖気後は、上記開閉弁を閉弁して特定燃料の分離を制限すれば、成分調整されない燃料を噴射弁に供給することができる。また、成分調整部は噴射弁近傍の燃料供給路に設けられるので、成分調整した燃料を噴射弁に直ちに供給することができる。よって、始動性や排出ガス低減効果に優れた、簡易な構成の燃料供給装置を実現できる。
請求項2の構成では、上記成分調整部は、上記燃料ポンプによって加圧された燃料が流入する上記前室と上記後室との間に圧差を生じさせることで、上記特定成分を上記前室から上記成分分離壁を通過して上記後室へ移動させる。
上記開閉弁を開弁すると、低圧側通路に連通する上記後室が低圧となり、燃料ポンプによって加圧された燃料が流入する前室との間に圧差を生じる。よって、例えば加圧燃料の圧力を適切に調整し、両室の圧差を利用して上記特定成分の分離を促進することで、成分調整された燃料を速やかに供給することができる。
請求項3の構成では、上記後室に接続される上記低圧側通路に減圧ポンプを設ける。
好適には、低圧側通路に減圧ポンプを設けて上記後室の圧力をさらに低下させると、上記前室との間の圧差を大きくすることができる。よって、この圧差を適切に調整して上記特定成分の分離を促進し、成分調整された燃料を速やかに供給することができる。
請求項4の構成では、複数の上記噴射弁と、各噴射弁への燃料入口が接続される共通の燃料供給室を設けて、該共通の燃料供給室に、上記成分調整部を設ける。
具体的には、多気筒の内燃機関に共通に設けられる燃料供給室を、成分分離壁により区画することで、容易に成分調整部を設置することができる。また、成分調整部のための新たな設置スペースが不要であり、各噴射弁の直上に位置するので、成分調整された燃料を速やかにかつ均等に供給することができる。
請求項5の構成では、複数の上記噴射弁と、各噴射弁への燃料入口にそれぞれ接続される複数の個別燃料供給室を設けて、該個別燃料供給室に、上記成分調整部を設ける。
あるいは、多気筒の内燃機関において、個々の噴射弁の直上に設けた燃料供給室を成分分離壁により区画することで、成分調整部を設置することができる。この場合、個別燃料供給室の容量が小さいので、特定成分の分離がスムーズになされ、成分調整された燃料を速やかに供給することができる。
請求項6の構成では、上記分離膜を、ゼオライト膜またはメソポーラスシリカ膜とする。
具体的には、このような燃料中の特定成分を分離する機能を有する膜として、ゼオライト膜やメソポーラスシリカ膜を使用することができる。これらの膜は、分離する特定成分に応じた大きさの細孔を多数有しており、細孔による分子ふるいおよび吸着性の差を利用して特定成分を選択的に透過可能である。
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の内燃機関の燃料供給装置を備え、上記開閉弁を開閉して上記噴射弁への燃料供給を制御する燃料供給制御装置であり、内燃機関の停止時に上記開閉弁を開弁して、上記前室の燃料残圧により上記特定成分を上記後室へ分離させ、内燃機関の始動後に上記開閉弁を閉弁して、上記特定成分の分離を停止する開閉弁制御手段を設けたことを特徴とする。
上記構成の燃料供給装置を用いて、特定成分の分離による成分調整を効果的に行うには、内燃機関が停止している間に、上記開閉弁を開状態として燃料流の特定成分を分離させておくのがよい。これにより、次回の始動時に速やかに成分調整された燃料を供給することができる。始動後は、上記開閉弁を閉状態とすれば、特定成分を分離が停止されて、成分調整されない燃料を供給することができる。
請求項8の構成では、上記開閉弁制御手段は、内燃機関の回転数に基づいて始動の有無を判定し、始動がなされたと判定された時に、上記開閉弁を閉弁する。
具体的には、内燃機関の回転数に基づいて始動判定を行うことができる。そして、予定の回転数に到達した時に始動できたと判断して上記開閉弁を閉弁し、通常の成分調整されない燃料に切り換えればよい。
本発明を適用した内燃機関の燃料供給装置および燃料供給制御装置の第1の実施形態を、図1〜6に基づいて説明する。図1は、本実施形態における燃料供給システムの概略構成を示すもので、内燃機関であるエンジン1は、4気筒エンジンとして説明する。エンジン1には、各気筒の燃焼室に燃料を噴射するための噴射弁であるインジェクタ11、12、13、14が設けられ、これらインジェクタ11、12、13、14は、共通の燃料供給室であるデリバリーパイプ2に接続されている。
燃料タンクTにはアルコールを混合したガソリン燃料(以下、アルコール混合ガソリン燃料という)が貯蔵されており、燃料供給配管41に設けた燃料ポンプPを経て加圧された燃料が、デリバリーパイプ2から各インジェクタ11、12、13、14に供給されるようになっている。これら燃料供給配管41およびデリバリーパイプ2にて燃料供給路を構成している。デリバリーパイプ2の燃料圧力は、プレッシャレギュレータ5にて調整され、余剰の燃料はプレッシャレギュレータ5に接続した燃料戻し配管42から燃料タンク2に還流される。
デリバリーパイプ2内には、本発明の特徴部分である成分調整部3が形成されている。成分調整部3は、燃料中の特定成分、ここでは、アルコール混合ガソリン燃料中のアルコール成分を分離することにより、燃料成分組成を調整する機能を備えている。分離されたアルコール成分は、燃料戻し配管42に接続するアルコール回収配管43から回収され、燃料タンク2に還流される。燃料戻し配管42は、開閉弁である電磁弁6を備え、開閉弁制御手段となる制御部7にて、アルコール成分の分離と回収が制御されるようになっている。制御部7には、また、図示しない種々のセンサが接続されており、エンジン回転数、その他のエンジン運転状態を検出することができる。
次に、図2〜4により成分調整部3の詳細を説明する。図2において、デリバリーパイプ2内には、側壁に開口する燃料供給配管41からアルコール混合ガソリン燃料が導入されるようになっており、底面には、インジェクタ11、12、13、14に接続される導出管21、22、23、24が突出形成されている。成分調整部3は、デリバリーパイプ2の左右側壁間に架け渡すように配設したパイプ状の多孔質支持体32と、その内周壁に積層形成され、アルコール成分を選択的に透過させる分離膜である燃料成分分離膜33とからなる成分分離壁31を備えている。
成分分離壁31は、一端側がデリバリーパイプ2の右側壁に保持固定され、他端側は右側壁に開口するアルコール回収配管43に連結固定される。燃料供給配管41の開口端部は、デリバリーパイプ2内への燃料流入口411となっている。これにより、デリバリーパイプ2内空間は、成分分離壁31によって2室に区画され、成分分離壁31の外周側の室は、燃料流入口411から成分調整前の燃料が流入する前室34となり、成分分離壁31の内周側の室は、成分分離壁31を通過したアルコール成分を一時貯留させる後室35となる。後室35は、低圧側通路としてのアルコール回収配管43および電磁弁6を介して、燃料タンクTに至る燃料戻し配管42に連通している。
ここで、前室34に流入する燃料は、燃料ポンプおよびプレッシャレギュレータ5により、所定の圧力に加圧されており、一方、後室35は、低圧の燃料燃料戻し配管42に連通している。従って、制御部7により電磁弁6を開弁することで、成分分離壁31の内外の圧力差を利用して燃料中のアルコール成分を通過させ、前室34から後室35へ分離することが可能となる。電磁弁6を閉弁すると、成分分離壁31内外の圧力差がなくなり、アルコール成分の分離を停止させることができる。
図3(a)に、成分分離壁31の詳細構造を示す(図2のA部拡大図)。成分分離壁31の外周壁となる多孔質支持体32は、例えば、ムライト等のセラミックスやステンレス等の金属からなる多孔質パイプで、燃料中のアルコール成分が容易に通過可能な大きさの多数の細孔を有している。細孔の大きさは、通常、10nm〜100μm程度とし、燃料成分分離膜33の細孔に比較して大きく形成するのがよい。多孔質セラミックスとして、例えばムライトを用いると安価であり製作コストの低減が可能である。多孔質金属としては、例えば、微細な金属線をメッシュ構造としたもの、微細な金属ファイバーによる多孔体等が用いられる。
成分分離壁31の内周壁となる燃料成分分離膜33は、多孔質支持体32の内周面の全面を被って形成される。図3(b)に詳細構造を示すように(図3(a)のB部拡大図)、燃料成分分離膜33の細孔の大きさは、通常、0.3〜10nm程度細孔である。分子ふるいにより分離する場合は燃料中のガソリン成分の大きさよりも小さく、吸着性の差で分離する場合は、ガソリン成分の大きさよりも大きくすることもできる。分子ふるいや吸着性の差でアルコール混合ガソリン燃料からアルコール成分のみを分離する。
このような燃料成分分離膜33としては、例えば、ゼオライト膜(NA−X、NA−Y、T型等)、またはメソポーラスシリカ膜等が好適に使用できる。燃料成分分離膜33を、多孔質支持体32の内周表面に形成する手段としては、水熱合成による結晶成長を利用することができ、例えば、多孔質支持体32の壁厚を0.5〜3mm程度とした場合、燃料成分分離膜33は1〜50μm程度の厚さとするのがよい。
図4は、アルコール混合ガソリン燃料中のアルコール成分割合と、冷間時の始動性との関係を表すグラフである。図より、アルコール成分割合が低減するほど、始動時間が短縮されることが分かる。そこで、制御部6では、エンジン1の停止から次回の始動時までの時間を利用して、デリバリーパイプ2内に流入するアルコール混合ガソリン燃料から、アルコール成分をより多く分離し、次回始動時にインジェクタ11、12、13、14に供給される燃料を、着火性に優れるガソリン成分の多い燃料とする。
図5により、制御部7にて実行される燃料供給システムの動作について、図1〜4を参照しながら説明する。まず、ステップS1で通常運転している状態から、ステップS2でエンジン1が停止したことが検出されると、ステップS3に進んで電磁弁6を開弁する。これにより、デリバリーパイプ2内の成分調整部3では、前室34の燃料残圧によりアルコール混合ガソリン燃料中のアルコール成分が、成分分離壁31の多孔質支持体32および燃料成分分離膜33を順に通過して、後室32へ移動する。後室32に溜まったアルコール成分は、アルコール回収配管43および電磁弁6を経由して燃料戻し配管42から燃料タンクTに回収される。
この時、プレッシャレギュレータ5にてデリバリーパイプ2の燃料圧力の適切に設定することで、前室34と後室35の圧力差を利用して、アルコール成分の分離を促進することができる。また、燃料圧力が過度に加わらないように調整することで、成分分離壁31を保護している。
このアルコール成分分離処理を、エンジン1が停止している間、継続して行い、前室34のアルコール成分濃度をできるだけ低くする。これにより、ステップS5でエンジン1を始動させた時に、ガソリン成分の多い燃料での始動が可能になる。その後、ステップS6でエンジン回転数の測定を行い、続くステップS7で、エンジン回転数からエンジン1が始動したか否かの判定を行う。ステップS7が否定判定されたら、肯定判定されるまでステップS6、7を繰り返す。ステップS7が肯定判定されたら、ステップS8で、電磁弁6を閉弁する。これによりアルコール成分の分離が停止され、その後は、アルコール混合ガソリン燃料にて通常の運転が行われる。
このように、本実施形態では、インジェクタ11、12、13、14の直上流のデリバリーパイプ2内に成分調整部3を設け、始動時にガソリン成分の多い燃料を供給できるようにしたので、着火性が改善され、始動性を大幅に向上させることができる。始動時に使用する燃料は、通常、数cc以下と少ないので、インジェクタ11、12、13、14近傍の燃料供給路に成分調整部3を設けて、エンジン停止時にアルコール成分の分離を行うことで、エンジン始動時にインジェクタ11、12、13、14に供給されるガソリン成分濃度を高めることができる。
ここで、成分調整部3の配置は、デリバリーパイプ2内に限らず、インジェクタ11、12、13、14により近い方が、より少ないアルコール成分の分離でガソリン成分濃度を高めることができる。例えば、図6に本発明の第2の実施形態として示すように、デリバリーパイプ2とインジェクタ11、12、13、14とを接続する供給管21、22、23、24の途中に、それぞれ成分調整部3を設置することもできる。
図7は、本実施形態の成分調整部3構成を示す概略図で、ここでは、一例としてインジェクタ11と供給管21の間に設置されるものを図示する。図において、成分調整部3は、個別燃料供給室を構成する容器体36と、その内部に図の上下方向に配設した成分分離壁31とからなる。成分分離壁31は、一端側が容器体36の上壁中央に開口する供給管21に連結固定され、他端側が下壁中央に開口するインジェクタ11への連結管に連結固定される。他のインジェクタ12、13、14と供給管22、23、24の途中に設置されるものも同様の構成を有する。
これにより、容器体36内空間は、成分分離壁31によって2室に区画され、成分分離壁31の内周側の室は、燃料流入口となる供給管21から成分調整前の燃料が流入する前室34となり、成分分離壁31の外周側の室は、成分分離壁31を通過したアルコール成分を一時貯留させる後室35となる。後室35は、容器体36の左側壁に開口するアルコール回収配管43に連通し、右側壁に開口する連結管37によって隣合う成分調整部3の後室35に連通している。従って、図6のように、インジェクタ11、12、13、14と供給管21、22、23、24の間にそれぞれ設置される成分調整部3は、連結管37によって互いに連通し、分離されたアルコール成分は、連結管37から隣合う成分調整部3の後室35を経てアルコール回収配管43に回収される。
本実施形態において、成分分離壁31は、多孔質支持体32を内周壁側とし、燃料成分分離膜33を外周壁側に形成する。こうすることで燃料成分分離膜33の面積が増加して分離量が増加できる。材質および形成方法は、上記実施形態と同様とすることができる。このように、成分調整されない燃料が流入する前室34に面して多孔質支持体32を配設し、その外周面の全面を被って燃料成分分離膜33を積層形成することで、前室34の燃料圧力を利用したアルコール混合ガソリン燃料からのアルコール成分の分離がスムーズになされる。
制御部7による電磁弁6の制御および成分調整部3の作動は、上記実施形態と同様であり、エンジン停止とともに電磁弁6を開弁してアルコール成分の分離を開始し、前室34にガソリン成分の多い燃料が貯留されるようにする。本実施形態の構成では、前室34の容量が小さいのでアルコール成分の分離が速やかになされる。これにより、着火性の良い燃料を始動時に直ちにインジェクタ11、12、13、14に供給することができるので、始動性の向上効果が高まる。
ここで、アルコール成分の分離を促進するためには、成分調整部3の前室34と後室35の圧力差が大きいことが望ましい。そこで、例えば、図8に本発明の第3の実施形態として示すように、低圧側通路であるアルコール回収配管43に減圧ポンプP1を設けることもできる。本実施形態の基本構成は、上記第1の実施形態と同様であり、デリバリーパイプ2内に成分調整部3が配置された構成となっている。
図8において、減圧ポンプP1は、電磁弁6とデリバリーパイプ2の間に設けられ、制御部7によって作動が制御される。本実施形態では、エンジン停止により電磁弁6を開弁するとともに、減圧ポンプP1を作動させて、アルコール成分の分離を開始する。これによりアルコール成分の分離速度が高まるので、容量の大きいデリバリーパイプ2内に成分調整部3が配置された構成でも、アルコール成分の分離が促進されるので、着火性の良い燃料を始動時に直ちにインジェクタ11、12、13、14に供給することができ、始動性を向上させる効果が高い。
なお、本実施形態の減圧ポンプP1は、上記第1の実施形態の構成に限らず、上記第2の実施形態の構成に適用することも可能である。
さらに、図9に本発明の第4の実施形態として示すように、成分調整部3を、デリバリーパイプ2の燃料圧力を調整するプレッシャレギュレータ5内に設けることもできる。
図9において、プレッシャレギュレータ5は、デリバリーパイプ2に至る連結管51と、燃料戻し配管42との間に設けられる容器体52内に、燃料圧によって開弁するバルブ53を有している。バルブ53は、連結管51からアルコール混合ガソリン燃料が流入する流入管54の開口端部を閉鎖するように、スプリング55のばね力によって押圧されている。バルブ53の開閉は、スプリング55のばね力によって調整され、流入する燃料圧力がスプリング55のばね力を上回ると開弁して、過剰の燃料が燃料戻し配管42に排出されるようになっている。
本実施形態では、燃料が流入する流入管54の管壁の一部を、上述した成分分離壁3構造とすることにより、成分調整部3を構成する。具体的には、流入管54の中間部を多孔質パイプからなる多孔質支持体32とするとともに、多孔質支持体32の外周面全面を被って燃料成分分離膜33を積層形成する。これにより流入管54の内周側に成分調整前の燃料が流入する前室34を、外周側の容器体52内に分離したアルコール成分が一時的に貯留される後室35が形成される。
本実施形態においても、制御部7による電磁弁6の制御および成分調整部3の作動は上記実施形態と同様であり、エンジン停止とともに電磁弁6を開弁すると、成分調整部3によりアルコール成分の分離が開始される。これに伴い、前室34およびこれに連通するデリバリーパイプ2内にガソリン成分の多い燃料が貯留されるので、着火性の良い燃料をインジェクタ11、12、13、14に供給して、始動性を向上させる同様の効果が得られる。
以上のように、本発明によれば、燃料ポンプ下流の燃料供給路、特にインジェクタ11、12、13、14の直上流のデリバリーパイプ2内やデリバリーパイプ2に連結したプレッシャレギュレータ5内、あるいはデリバリーパイプ2とインジェクタ11、12、13、14の間の供給管21、22、23、24の途中に、成分調整部3を設けたので、インジェクタ11、12、13、14にガソリン成分濃度の高い燃料を速やかに供給して、エンジン1の始動性を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、アルコール混合ガソリン燃料中のアルコール成分を分離することにより燃料成分組成を調整する成分調整部3を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、軽油やガソリン燃料中のn−パラフィン系成分、芳香族系成分等を分離することにより燃料成分組成を調整するものに適用することもできる。
本発明の第1の実施形態における内燃機関の燃料供給装置および燃料供給制御装置のシステム構成を示す全体概略図である。 本発明の第1の実施形態における成分調整部の全体概略構成図である。 (a)は図2のA部拡大図、(b)は図3(a)のB部拡大図である。 燃料中のアルコール成分割合と冷間時の始動時間との関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態における制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における内燃機関の燃料供給装置および燃料供給制御装置のシステム構成を示す全体概略図である。 本発明の第2の実施形態における成分調整部の全体概略構成図である。 本発明の第3の実施形態における内燃機関の燃料供給装置および燃料供給制御装置のシステム構成を示す全体概略図である。 本発明の第4の実施形態における内燃機関の燃料供給装置の成分調整部の全体概略構成図である。
符号の説明
1 エンジン
11、12、13、14 インジェクタ
2 デリバリーパイプ(共通の燃料供給室、燃料供給路)
3 成分調整部
31 成分分離壁
32 多孔質支持体
33 燃料成分分離膜(分離膜)
34 前室
35 後室
36 容器体(個別燃料供給室)
41 燃料供給配管(燃料供給路)
42 燃料戻し配管
43 アルコール回収配管
5 プレッシャレギュレータ
6 電磁弁(開閉弁)
7 制御部(開閉弁制御手段)
T 燃料タンク
P 燃料ポンプ
P1 減圧ポンプ

Claims (8)

  1. 燃料タンクの燃料を燃料供給路に設けた燃料ポンプを経て噴射弁に供給する内燃機関の燃料供給装置であって、
    上記噴射弁近傍の燃料供給路の途中に上記燃料の中から特定成分を分離することにより燃料成分組成を調整する成分調整部を備えており、
    該成分調整部は、上記特定成分を選択的に透過させて分離する分離膜とこれを支持する多孔質支持体からなる成分分離壁にて区画される2室の一方の室を、上記燃料ポンプから成分調整前の燃料が流入する燃料流入口を有する前室とし、他方の室を、上記成分分離壁を通過した上記特定燃料を一時貯留させる後室として、上記後室を開閉弁を介して低圧側通路に接続してあり、
    上記開閉弁が開状態である時に、上記前室から上記後室へ上記特定燃料を分離させることにより成分調整された燃料を上記噴射弁へ供給し、上記開閉弁が閉状態である時に、上記前室から上記後室への上記特定燃料の分離を制限して成分調整されない燃料を上記噴射弁へ供給することを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
  2. 上記成分調整部は、上記燃料ポンプによって加圧された燃料が流入する上記前室と上記後室との間に圧差を生じさせることで、上記特定成分を上記前室から上記成分分離壁を通過して上記後室へ移動させる請求項1に記載の内燃機関の燃料供給装置。
  3. 上記後室に接続される上記低圧側通路に減圧ポンプを設けた請求項1または2に記載の内燃機関の燃料供給装置。
  4. 複数の上記噴射弁と、各噴射弁への燃料入口が接続される共通の燃料供給室を設けて、該共通の燃料供給室に、上記成分調整部を設けた請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の燃料供給装置。
  5. 複数の上記噴射弁と、各噴射弁への燃料入口にそれぞれ接続される複数の個別燃料供給室を設けて、該個別燃料供給室に、上記成分調整部を設けた請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の燃料供給装置。
  6. 上記分離膜は、ゼオライト膜またはメソポーラスシリカ膜である請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の燃料供給装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の内燃機関の燃料供給装置を備え、
    上記開閉弁を開閉して上記噴射弁への燃料供給を制御する燃料供給制御装置であって、
    内燃機関の停止時に上記開閉弁を開弁して、上記前室の燃料残圧により上記特定成分を上記後室へ分離させ、内燃機関の始動後に上記開閉弁を閉弁して、上記特定成分の分離を停止する開閉弁制御手段を設けたことを特徴とする燃料供給制御装置。
  8. 上記開閉弁制御手段は、内燃機関の回転数に基づいて始動の有無を判定し、始動がなされたと判定された時に、上記開閉弁を閉弁する請求項7に記載の燃料供給制御装置。
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