JP4803383B2 - 走行車両 - Google Patents

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    • G05G1/30Controlling members actuated by foot

Description

本発明は、各種苗植装置を装着した乗用型田植機・乗用型野菜移植機・乗用型い草移植機等の乗用型苗植機に用いられるトラクター等の走行車両に関する。
従来、ブレーキペダルを踏み込むと変速レバーが中立位置に戻る機械的連動機構を備えた乗用型苗植機が知られている。
特開2003−333907号公報
特許文献1記載の乗用型田植機のブレーキペダルと変速レバーとの前記機械的連動機構は、狭い空間に複雑な部品が詰め込まれているので構造が複雑になっている。
本発明の課題は、ブレーキペダルと変速レバーとの機械的連動機構を簡単な構成にして、ブレーキ制動操作と変速装置の動作を精度良く連動させることができる走行車両を提供することである。
本発明の上記課題は次の解決手段によって解決される。
請求項1記載の発明は、左右の前輪(6,6)及び左右の後輪(7,7)と、その後部に昇降用リンク装置(2)を介して装着した苗植装置(3)と、前記前輪(6,6)と前記後輪(7,7)に動力を伝達するためのエンジン(12)と、操縦席(20)と、操縦席(20)の前方に設けたステアリングハンドル(16)と、操縦用のフロアが形成された機体カバー(19)とを設けた走行車両であって、前記前輪(6,6)と前記後輪(7,7)の走行速度を変速する静油圧式無段変速装置(4)を含む変速装置と、該変速装置の出力を変更して走行速度を変えるための変速操作アーム(43)と、該変速操作アーム(43)を操作するための変速レバー(40)と、該変速レバー(40)の操作を変速操作アーム(43)に伝達するための操作連繋機構(44,45,47a,47b,48)と、該変速装置の出力をゼロにするための制動操作具(41)と、該制動操作具(41)の操作を変速操作アーム(43)に伝達するための停止連動機構(41a,41b,60〜62,64)とを設け、該変速操作アーム(43)の互いに反対側から、且つ変速操作アーム(43)の回動支点(4a)を挟むように操作連繋機構(44,45,47a,47b,48)と停止連動機構(41a,41b,60〜62,64)とを変速操作アーム(43)に連結し、前記停止連動機構(41a,41b,60〜62,64)は、前記制動操作具(41)の操作に連動して回動する中立カム用回動軸(60b)を有する静油圧式無段変速装置中立カム(60)と、前記変速操作アーム(43)に連結し、前記静油圧式無段変速装置中立カム(60)の近傍に配置され、静油圧式無段変速装置中立カム(60)の回動に連動して回動する回動軸(62b)と前記変速レバー(40)の操作を段階的に変更するために付勢されたポジションローラ(65)が入る複数の円弧溝(62c)とを備える変速レバー固定カム(62)とを有し、前記制動操作具(41)の操作により前記静油圧式無段変速装置中立カム(60)を回動させると共に変速レバー固定カム(62)を回動させることで、変速操作アーム(43)を介して変速レバー(40)を中立に復帰させる機構である走行車両である。
請求項2記載の発明は、前記静油圧式無段変速装置(4)を操縦席(20)の前方に設け、前記制動操作具(41)は、走行車両の前進方向に向かって操縦席(20)の左側に設けたブレーキ用ペダル(41)とし、操縦席(20)の右側で、且つ前記静油圧式無段変速装置(4)を挟んでブレーキ用ペダル(41)と左右反対側に変速レバー(40)を設け、旋回内側の後輪(7)のサイドクラッチ及びサイドブレーキを操作できる左右後輪(7,7)用の左右一対のサイドブレーキペダル(50,50)を操縦席(20)の右側に設け、前記左右のサイドブレーキペダル(50,50)を連結すると共に左右のサイドブレーキペダル(50,50)を踏み込んだ状態でロック可能な駐車ロックプレート(51)を設け、駐車ロックプレート(51)の平面と左右のサイドブレーキペダル(50,50)のペダル面の傾斜角度を所定角度異ならせた請求項1記載の走行車両である。
請求項3記載の発明は、走行車両の前進方向に向かって前記機体カバー(19)の左右両脇に機体カバー(19)を拡張する拡張ステップ(19a)を設け、前記機体カバー(19)の前方で且つ左右両脇に苗枠フレーム(71)を設け、該拡張ステップ(19a)の前端部を前記苗枠フレーム(71)の下部に設けた傾斜部で支持する構成とした請求項1又は請求項2に記載の走行車両である。
請求項1記載の発明によれば、変速操作アーム(43)の両端部にそれぞれ連結した変速レバー(40)と制動操作具(41)で変速操作アーム(43)が操作されるので、変速レバー(40)の中立位置への復帰のための構成が合理的に配置されており、従来技術の変速レバーを中立位置に戻す機械的連結機構に比較して簡素な連結構成であるため、制動操作具(41)による変速装置の停止連動の精度が従来技術に比較して良くなる。
また、変速操作アーム(43)の回動支点(4a)を挟むように、操作連繋機構(44,45,47a,47b,48)と停止連動機構(41a,41b,60〜62,64)とを変速操作アーム(43)に連結したことから、更なる変速操作アーム(43)への伝達機構の簡素化が図れる。
そして、静油圧式無段変速装置中立カム(60)と変速レバー固定カム(62)が互いに近傍位置に配置され、それぞれの回動軸(60b、62b)が別々に設けられていることから、制動操作具(41)によって確実に変速レバー(40)の中立復帰が可能となる。 また、変速レバー固定カム(62)は変速レバー(40)の操作を段階的に変更するために付勢されたポジションローラ(65)が入る複数の円弧溝(62c)を備えているため、変速レバー(40)の操作に応じて有段変速が可能となる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、制動操作具(41)をブレーキ用ペダル(41)として左側に配置し、変速レバー(40)を操縦席(20)の右側に配置し、静油圧式無段変速装置(4)を操縦席(20)の前方に配置し、制動操作具(41)と変速レバー(40)を静油圧式無段変速装置(4)を挟んで左右に配置することで、変速レバー(40)とブレーキ用ペダル(41)の操作が容易であり、かつシンプルな連結構成であるため、ブレーキ制動による静油圧式無段変速装置(4)の停止連動の精度が従来技術に比較して良くなる。
また、駐車ロックプレート(51)の平面と左右のサイドブレーキペダル(50,50)のペダル面の傾斜角度を所定角度異ならせているため、サイドブレーキペダル(50,50)の操作時に、駐車ロックプレート(51)が邪魔にならない。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、機体カバー(19)の両脇に設けた拡張ステップ(19a)の前端部を機体前方両サイドに設置した苗枠フレーム(71)の傾斜部で支持することで、拡張ステップ(19a)の支持構造が簡略化できる。
本発明の走行車両が適用される8条植え乗用型田植機を図面に基づき詳細に説明する。
図1には乗用型田植機の左側面図、図2には乗用型田植機の平面図、図3には乗用型田植機の動力伝達機構図をそれぞれ示す。走行車両1は、その後部に昇降用リンク装置2で苗植装置の一種である田植装置3を装着し、駆動輪である左右各一対の前輪6,6および後輪7,7を有する四輪駆動車両である。
本明細書では車両1の前進方向に向かって左、右方向をそれぞれ左、右といい、車両1の前進方向を前、後進方向を後という。
左右メインフレーム10,10の前部にミッションケース11がボルトにて固定され、左右メインフレーム10,10上には水冷式のエンジン12が搭載されており、該ミッションケース11の後部上面に油圧ポンプ13が一体に組み付けられ、またミッションケース11の前部からステアリングポスト14が上方に突設されている。
そして、ステアリングポスト14の上端部にステアリングハンドル16と操作パネル17が設けられている。機体の上部には操縦用のフロアとなる合成樹脂よりステップが一体に形成された機体カバー19が取り付けられ、エンジン12の上方部に操縦席20が設置されている(操縦席20は、機体カバー19後部上面に取付けられている)。前輪6,6は、ミッションケース11の左右側方に変向可能に設けた前輪支持ケース22,22に軸支されている。また、後輪7,7は、ローリング杆23の左右両端部に一体に取り付けた後輪支持ケース24,24に軸支されている。ローリング杆23は左右メインフレーム10,10の後端部を連結した横フレーム10aに突設したローリング軸25で進行方向と垂直な面内で回動自在に支持されている。
また、左右メインフレーム10,10の前部には両者を繋ぐ平面視コ字状の前部連結フレーム10bの下部が溶接固定され、その前部連結フレーム10bの上部に左右方向に延びる前横パイプフレーム10cが溶接固定され、更に、その前横パイプフレーム10cに上方に向けてL字状鋼板よりなる支持板10d…が溶接固定されている。そして、支持板10d…の上部に左右に2本づつ設けたカバー支持パイプ10e…の前部がボルトにて固定されている。
そして、図3に示すようにカバー支持パイプ10e…の各後部は、左右方向に延びる後横パイプフレーム10fにて一体に溶接固定されている。この後横パイプフレーム10fは、左右メインフレーム10,10の後端部に溶接された昇降用リンク装置2の前部を回動自在に支持する左右縦フレーム10g,10gの上部より前方に向けて延びる支持フレーム10hの前端に溶接した横角パイプ10iに連結材10j,10jを介して連結固定されている。
そして、前記機体カバー19の後半部は、上記のカバー支持パイプ10e…及び後横パイプフレーム10f上に載置されて支持固定されている。
一方、カバー支持パイプ10e…のうち右内側に設けたカバー支持パイプ10eには、ラジエータ固定アーム10k,10kが溶接固定してあり、このラジエータ固定アーム10k,10kにエンジン12のラジエータ12aがボルトにて固定されている。即ち、エンジン12は左右メインフレーム10,10上に搭載され、ラジエータ12aはカバー支持パイプ10eに固定されて、両者は別部材に装着された構成となっている。
従って、ラジエータ12aはエンジン12に直接取付けられておらず、エンジン12の振動を直接受けないので破損することが少なく、然も、エンジン12の側方で機体カバー19を支持する部材であるカバー支持パイプ10eにて支持できて、機体構成が簡潔なものとなり、軽量でコンパクトな田植機を得ることができる。
エンジン12の回転動力は、ベルト31(図3)を介して油圧ポンプ13の駆動軸であるカウンタ軸32に伝えられ、さらに該カウンタ軸32からベルト33を介して静油圧式無段変速装置4の入力軸35に伝えられ、静油圧式無段変速装置4の出力軸36からベルトを介してミッション入力軸34に伝えられる。
なお、ミッション入力軸34上には、メインクラッチ38が設けられており、静油圧式無段変速装置4の駆動力はメインクラッチ38を介してミッション入力軸34に伝動される。
このように、ラジエータ12aと左右反対側のエンジン12側方に伝動系が配置されており、即ち、エンジン12の左右一側にはラジエータ12aを配置し、エンジン12の左右他側には伝動系が配置されているので、機体の左右バランスが良くて、しかも機体構成が小型化できて走行性能の優れた田植機を得ることができる。
図4には変速レバー40と左右車輪の静油圧式無段変速装置中立兼四輪ブレーキ用ペダル41と静油圧式無段変速装置4のトラニオン軸4aとの連繋機構を車両1の上方から見た図を示す。図4に示すように変速レバー40は操縦席20の側に配置し、操縦席20の左側又は右側に四輪用のブレーキペダル41を配置し、静油圧式無段変速装置4を操縦席20の前方に配置している。
また、回転軸41bを回動支点とするブレーキペダルアーム41aの端部にロッド61の一端部が回動自在に連結し、該ロッド61の他端部が静油圧式無段変速装置中立カム60の中間部に回動自在に連結している。前記静油圧式無段変速装置中立カム60の一端部が変速レバー固定カム62に連結しており、さらに変速レバー固定カム62がロッド64の一端部に連結している(詳細は図5(c)参照)。
前記ロッド64の他端部には静油圧式無段変速装置4のトラニオン軸4aを回動軸とする変速操作アーム43の一端部が連結している。トラニオン軸4aを回動軸とする変速操作アーム43はトラニオン軸4aを支点として回動するが、前記ロッド64との連結部の反対側のアーム43の端部にも回動自在に変速ロッド44の一端部が連結しており、該変速ロッド44の他端部は車軸に平行な方向に機体に取り付けられ、軸方向に回動自在な円筒体45の一端部に第1取付片47aを介して連結している。前記円筒体45の他端部に固着した第2取付片47bを設け、該第2取付片47bに回動自在に連結した静油圧式無段変速装置ロッド48は変速レバー40の基部で回動自在に連結している。
上記構成からなる変速レバー40とブレーキペダル41と静油圧式無段変速装置4のトラニオン軸4aとの連繋機構よりブレーキペダル41を踏み込むとトラニオン軸4aを回動軸とする変速操作アーム43が矢印A方向に回動してトラニオン軸4aを回動させ、静油圧式無段変速装置4を中立位置に復帰させる。このときトラニオン軸4aを回動軸とする変速操作アーム43を介して変速レバー40も中立位置に復帰する。
同様に、変速レバー40を中立側に操作すると変速操作アーム43が矢印A方向に回動してトラニオン軸4aを回動させ、静油圧式無段変速装置4を中立位置に復帰させる。
このように、変速レバー40とブレーキペダル41が静油圧式無段変速装置4を挟んで左右に配置されており、変速操作アーム43の両端部にそれぞれ連結した変速レバー40とブレーキペダル41で変速操作アーム43が操作されるので変速レバー40の中立位置への復帰のための構成が合理的に配置されており、従来技術のようにブレーキペダル41の踏み込み動作で直接的に変速レバー40を作動させて変速レバー40を中立位置に戻し、該変速レバー40の作動で静油圧式無段変速装置4を中立に戻す機械的連結機構に比較して構成が簡素であり、また変速レバー40とブレーキペダル41の操作が容易であり、かつシンプルな連結構成であるため、ブレーキ制動による静油圧式無段変速装置4の停止連動の精度が従来技術に比較して良くなる。
ハンドル16を所定角度以上操作すると旋回内側後輪7のサイドクラッチ(図示せず)が自動的に切れる走行車両1の旋回制御の構成が知られている。この構成において、旋回時にサイドブレーキペダル50により人為的に旋回内側後輪7にブレーキをかけることができる。また、ハンドル16の操作が所定角度以内であっても、サイドブレーキペダル50により人為的に旋回内側後輪7のサイドクラッチを切ったり該後輪7にブレーキをかけることができる。
前記旋回制御の構成として左右後輪用の一対のサイドブレーキペダル50,50を操縦席20の右側に配置し、静油圧式無段変速装置中立兼四輪ブレーキ用ペダル41を操縦席20の左側に配置する構成図を図5に示す。図5(a)は正面図、図5(b)は右側面図、図5(c)は左側面図である。
操縦席20の右側に並列配置される左右後輪用の一対のサイドブレーキペダル50,50は駐車ロックプレート51で連結可能であり、サイドブレーキペダル50,50がプレート51で連結された場合には、駐車時などにサイドブレーキペダル50,50を踏み込むと詳細な説明は省くがミッションケース11内の両方の後輪ブレーキをロック状態にすることができる。また、一対のサイドブレーキペダル50,50のペダル面の傾斜角度と駐車ロックプレート51の平面の傾斜角度の差異を所定の角度θとしているので、サイドブレーキペダル50,50の踏み込み操作時に駐車ロックプレート51が邪魔にならない。さらに駐車ロックプレート51を外すと左右一対のサイドブレーキペダル50,50の片方のペダル面だけを踏み込むことができ、例えば、ブレーキ旋回操作時に利用することができる。
また、図5(b)に示すように、左右の一対のサイドブレーキペダル50,50の各々のボス部50aには、ブレーキ作動アーム53の基部が溶接固定されており、該ブレーキ作動アーム53の先端には下方に向けて作動ロッド54が設けられている。そして、作動ロッド54の下端は、その下端部に回動自在に支持されたアーム56の一端に連結されている。アーム56はミッションケース11に設けられたカウンター軸55に回動自在に支持されている。そして、アーム56の他端から後方に向けて連結ロッド57が設けられ、連結ロッド57の後端は図示しないミッションケース11内の後輪ブレーキ装置を操作する左右シフタを操作する後輪のブレーキ操作アーム58に連結されている。
また、図5(c)に示すように、操縦席20左側の静油圧式無段変速装置中立兼四輪ブレーキ用ペダル41には静油圧式無段変速装置中立カム60がロッド61を介して連動しており、また静油圧式無段変速装置中立カム60は変速レバー固定カム62とも連動する構成である。静油圧式無段変速装置中立カム60は側面視「ヘ」字状の部材であり、一端が静油圧式無段変速装置中立兼四輪ブレーキ用ペダル41に連結しているロッド61の他端が前記中立カム60の「ヘ」字状の頂部に連結している。また静油圧式無段変速装置中立カム60の一端が機体に回動自在に連結し、他端には突起部60aを設け、該突起部60aを変速レバー固定カム62に設けられた円弧状の長穴62a内に挿着している。
従って、静油圧式無段変速装置中立兼四輪ブレーキ用ペダル41を矢印A方向に踏み込むと、ロッド61が矢印B方向に移動し、該ロッド61の矢印B方向への移動に連動して静油圧式無段変速装置中立カム60が、その回動軸60bを中心に矢印C方向に回動し、少し時間が経過した後に変速レバー固定カム62が回動軸62bを中心に矢印D方向に回動する。該変速レバー固定カム62の矢印D方向への回動に伴って、変速レバー固定カム62の一端に連結したロッド64を介して図示しない変速レバー40が中立位置に復帰する。
上記変速レバー固定カム62と静油圧式無段変速装置中立カム60は互いに近傍に配置され、それぞれの回動軸62b、60bが別々に設けられているので、変速レバー40より静油圧式無段変速装置4に近いペダル(静油圧式無段変速装置中立兼四輪ブレーキ用ペダル41)で確実に中立復帰が可能となる。
なお、ロッド64を介して変速レバー40に連動する静油圧式無段変速装置固定カム62は変速レバー40の操作を段階的に変更するために図示しないバネで付勢されているポジションローラ65が嵌入する複数の円弧溝62cを備えているので、変速レバー40の操作に応じて有段変速をすることができる。
上記2種類のペダル41、50を操縦席20のそれぞれ両側に配置することで、圃場条件に応じて操縦席20右側の左右のサイドブレーキペダル50,50の操作でブレーキ旋回が可能であると同時に、操縦席20左側の静油圧式無段変速装置中立兼四輪ブレーキ用ペダル41の操作で車両1の緊急停止及び駐車ブレーキを作動できる。
また、変速レバー40と畦クラッチレバー67を隣接する位置に配置し、それらの回動支点を同軸とするか又は近くに配置した。そして、図2に示すように、変速レバーガイド40aを畦クラッチレバーガイド67aと並列状に同一ガイドプレートに設けたので、部品の統合でコストダウンが図れ、設計スペースを小さくできる。
また、変速レバー40と操縦操縦席20の間に株間レバー68を設けた。株間レバー68は機体進行方向の前後の苗の植付け間隔を調整するレバーであり、走行速度に応じて苗植付具の回動連動速度を変えることで株間を調整することができる。この株間レバー68も、変速レバー40及び畦クラッチレバー67と隣接する位置で、その回動支点を両レバー40,67の回動支点と同軸とするか又は近くにし、変速レバー40と並列的に配置し、株間レバーガイド68aを変速レバーガイド40a及び畦クラッチレバーガイド67aと並列状に同一ガイドプレートに設けたので、部品の統合でコストダウンが図れ、設計スペースを小さくできる。
なお、図1に示すように、操縦席20の後方に設けたパラソル立て70は頂部側が前側に屈曲した棒状体で構成することで、苗補給時に邪魔になりにくく、またパラソル立て70の後側で容易に作業者が左右移動できる効果がある。
また、機体カバー19の両脇に設けた拡張ステップ19aの前端部を機体前方両サイドに設置した苗枠フレーム71の傾斜部で支持する構成とすることで、拡張ステップ19aの支持構造が簡略化できる。
図6には燃料タンクを前側と左右に設け、前側タンク72aを高位に配置し、左右タンク72bを低位に配置した構成例の側面図を示す。前側タンク72aと左右タンク72bを戻しパイプ72cを連結する。上記燃料タンクの構成で、機体の空きスペースを有効利用することができる。
また、図2に示すように、田植装置3の苗載台73a,73bへの注油口74を苗植付部3の両端の折り畳み式苗載台73bではなく、苗植付部3の中央部にある固定苗載台73aにのみ設けることで、苗載台の注油口74が摩耗などで破損する割合が減少する。なお、苗載台73bの左右側方にはマーカ8が設けられている。
また、図7に示すように、本実施例の田植機は、車速センサの車速に基づいて計算した作業面積の表示部17aで表示できる操作パネル17をステアリングポスト14の内部に備えているが、車速センサの異常時には、作業者が入力ボタン17bから予め入力した車速に基づいて作業時間から計算した作業面積を表示する構成にしたので、車速センサが異常であっても作業性を損なうことがない。
本発明の走行車両は、各種苗植装置を装着した乗用型田植機・乗用型野菜移植機・乗用型い草移植機等の乗用型苗植機に適用可能である。
本発明の走行車両が適用される乗用型田植機の左側面図である。 図1の乗用型田植機の平面図である。 図1の乗用型田植機の動力伝達機構図である。 図1の乗用型田植機の変速レバーとブレーキペダルと静油圧式無段変速装置のトラニオン軸との連繋機構を車両の上方から見た図である。 図1の乗用型田植機の左右後輪用の一対のブレーキペダルを操縦席の右側に配置し、静油圧式無段変速装置中立兼四輪ブレーキ用ペダルを操縦席の左側に配置する構成図であり、図5(a)は正面図、図5(b)は右側面図、図5(c)は左側面図である。 図1の乗用型田植機の燃料タンクの構成例の側面図である。 図1の乗用型田植機の操作パネルを示す図である。
符号の説明
1 走行車両 2 昇降用リンク装置
3 田植装置(苗植付部)
4 静油圧式無段変速装置
4a 回動支点 4a トラニオン軸
6 前輪 7 後輪
8 マーカ
10 メインフレーム 10a 横フレーム
10b 前部連結フレーム 10c 前横パイプフレーム
10d 支持板 10e カバー支持パイプ
10f 後横パイプフレーム 10g 左右縦フレーム
10h 支持フレーム 10i 横角パイプ
10j 連結材 10k ラジエータ固定アーム
11 ミッションケース 12 エンジン
12a ラジエータ 13 油圧ポンプ
14 ステアリングポスト 16 ステアリングハンドル
17 操作パネル 17a 表示部
17b 入力ボタン 19 機体カバー
19a 拡張ステップ 20 操縦席
22 前輪支持ケース 23 ローリング杆
24 後輪支持ケース 25 ローリング軸
31 ベルト 32 カウンタ軸
33 ベルト 34 ミッション入力軸
35 入力軸 36 出力軸
38 メインクラッチ 40 変速レバー
40a 変速レバーガイド
41 静油圧式無段変速装置中立兼四輪ブレーキ用ペダル
41a ブレーキペダルアーム
41b 回転軸 43 変速操作アーム
44 変速ロッド 45 円筒体
47a 第1取付片 47b 第2取付片
48 静油圧式無段変速装置ロッド
50 サイドブレーキペダル 50a ボス部
51 駐車ロックプレート 53 ブレーキ作動アーム
54 作動ロッド 55 カウンター軸
56 アーム 57 連結ロッド
58 ブレーキ操作アーム 60 静油圧式無段変速装置中立カム
60a 突起部 60b 回動軸
61 ロッド 62 変速レバー固定カム
62a 長穴 62b 回動軸
62c 円弧溝 63a 突起部
64 ロッド 65 ポジションローラ
67 畦クラッチレバー 67a 畦クラッチレバーガイド
68 株間レバー 68a 株間レバーガイド
70 パラソル立て 71 苗枠フレーム
72a 前側タンク 72b 左右タンク
72c 戻しパイプ 73 苗載台
73a 折り畳み苗載台 73b 固定苗載台
74 注油口

Claims (3)

  1. 左右の前輪(6,6)及び左右の後輪(7,7)と、その後部に昇降用リンク装置(2)を介して装着した苗植装置(3)と、前記前輪(6,6)と前記後輪(7,7)に動力を伝達するためのエンジン(12)と、操縦席(20)と、操縦席(20)の前方に設けたステアリングハンドル(16)と、操縦用のフロアが形成された機体カバー(19)とを設けた走行車両であって、
    前記前輪(6,6)と前記後輪(7,7)の走行速度を変速する静油圧式無段変速装置(4)を含む変速装置と、
    該変速装置の出力を変更して走行速度を変えるための変速操作アーム(43)と、
    該変速操作アーム(43)を操作するための変速レバー(40)と、
    該変速レバー(40)の操作を変速操作アーム(43)に伝達するための操作連繋機構(44,45,47a,47b,48)と、
    該変速装置の出力をゼロにするための制動操作具(41)と、
    該制動操作具(41)の操作を変速操作アーム(43)に伝達するための停止連動機構(41a,41b,60〜62,64)と
    を設け、
    該変速操作アーム(43)の互いに反対側から、且つ変速操作アーム(43)の回動支点(4a)を挟むように操作連繋機構(44,45,47a,47b,48)と停止連動機構(41a,41b,60〜62,64)とを変速操作アーム(43)に連結し
    前記停止連動機構(41a,41b,60〜62,64)は、
    前記制動操作具(41)の操作に連動して回動する中立カム用回動軸(60b)を有する静油圧式無段変速装置中立カム(60)と、
    前記変速操作アーム(43)に連結し、前記静油圧式無段変速装置中立カム(60)の近傍に配置され、静油圧式無段変速装置中立カム(60)の回動に連動して回動する回動軸(62b)と前記変速レバー(40)の操作を段階的に変更するために付勢されたポジションローラ(65)が入る複数の円弧溝(62c)とを備える変速レバー固定カム(62)とを有し、
    前記制動操作具(41)の操作により前記静油圧式無段変速装置中立カム(60)を回動させると共に変速レバー固定カム(62)を回動させることで、変速操作アーム(43)を介して変速レバー(40)を中立に復帰させる機構であることを特徴とする走行車両。
  2. 前記静油圧式無段変速装置(4)を操縦席(20)の前方に設け、
    前記制動操作具(41)は、走行車両の前進方向に向かって操縦席(20)の左側に設けたブレーキ用ペダル(41)とし、
    操縦席(20)の右側で、且つ前記静油圧式無段変速装置(4)を挟んでブレーキ用ペダル(41)と左右反対側に変速レバー(40)を設け、
    旋回内側の後輪(7)のサイドクラッチ及びサイドブレーキを操作できる左右後輪(7,7)用の左右一対のサイドブレーキペダル(50,50)を操縦席(20)の右側に設け、
    前記左右のサイドブレーキペダル(50,50)を連結すると共に左右のサイドブレーキペダル(50,50)を踏み込んだ状態でロック可能な駐車ロックプレート(51)を設け、
    駐車ロックプレート(51)の平面と左右のサイドブレーキペダル(50,50)のペダル面の傾斜角度を所定角度異ならせたことを特徴とする請求項1記載の走行車両。
  3. 走行車両の前進方向に向かって前記機体カバー(19)の左右両脇に機体カバー(19)を拡張する拡張ステップ(19a)を設け、
    前記機体カバー(19)の前方で且つ左右両脇に苗枠フレーム(71)を設け、
    該拡張ステップ(19a)の前端部を前記苗枠フレーム(71)の下部に設けた傾斜部で支持する構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走行車両。
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