JP5069976B2 - クローラ式作業車両 - Google Patents

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本発明は、ステアリングホイールの操向および操向量を、リンク機構により旋回用HSTポンプに伝達し、この旋回用HSTポンプの作動油の吐出量に応じた旋回用HSTモータの出力が、車軸を介して駆動スプロケットの回転を制御し、車両を旋回させるクローラ式作業車両に関し、より詳細には、旋回用HSTポンプの可動斜板に連係するトラニオンアームを、弾性体により中立位置に戻すための復元機構の回動軸上方に配置し、トラニオンアーム下部に、延長部材を設けることに関する。
従来のクローラ式トラクタ(作業車両)の、旋回用HST機構における旋回用HSTポンプには、ステアリングホイールの操向および操向量の出力を、ロッドなどから構成されるリンク機構を介して、トラニオンアームに伝達し、該トラニオンアームを車両前後方向に回動させることで、可動斜板を傾斜させ、該旋回用HSTポンプの作動油の吐出量に応じた旋回用HSTモータの出力が、車軸を介して駆動スプロケットの回転を制御し、車両を旋回させるものがある。(特許文献1)
特開2005−238864号公報
上記特許文献におけるトラニオンアームを中立位置に復元するための復元機構は、次のような構成をとる。すなわち、トラニオンアームの下部にデテント溝を設け、トラニオンアームが中立位置に復元するよう該デテント溝に係合するデテントピンを当接させる。デテントピンは回動アームに取り付けられており、回動アームはアームの一端を回動支点とし、他端はデテントピンがデテント溝に係合する方向に弾性部材によって不勢されている。このようなクローラ式トラクタの旋回用HSTポンプは、ミッションケースの外側方に配置されることが多く、泥土にさらされることが多い。そのため、回動アームとトラニオンアームの間に生じたスペースに、路面や圃場などから飛び跳ねた小石などの異物が挟入されることがあり、前記異物によってトラニオンアームが回動できず、ステアリングホイールを操向できない結果、車両を旋回させることができないという問題があった。そこで、復元機構を泥土に接触させない方法として、例えば復元機構やトラニオンアームをカバーで覆うといった方法が考えられるが、クローラが泥土に埋もれながら走行するクローラ式作業車両では、走行中において泥土の抵抗がかかりカバーが外れる、カバーとミッションケースの接合部に泥がつまるといった問題があり適切でない。
また、トラニオンアームが、左側面視で前後対称の形状になっていないため、このトラニオンアームが、車両前後方向に均等な回動ができず、偏った回動傾向となり、ステアリングホイールの左右操向量が、トラニオンアームの前後回動角度に正確に反映されず、ステアリングホイールを左右で同じ操向量にしても、車両の旋回角度や旋回までの時間が左右で異なるという問題もあった。
そこで、この発明の目的は、車両の旋回を確実に行うことができるとともに、旋回性能を向上させた作業車両を提供するものである。
このため請求項1に記載の発明は、ステアリング操舵部の操向および操向量を、リンク機構により旋回用HSTポンプに伝達し、該旋回用HSTポンプの作動油の吐出量に応じた旋回用HSTモータの出力が、車軸を介して駆動スプロケットの回転を制御し、車両を旋回させるクローラ式作業車両において、前記旋回用HSTポンプの可動斜板に連係するトラニオンアームを、弾性体により中立位置に戻すための復元機構の回動軸上方に配置し、前記トラニオンアーム下部に、延長部材を設けることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクローラ式作業車両において、前記延長部材は、前記トラニオンアームを、車両前後方向に均等に回動可能とすることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ステアリング操舵部の操向および操向量を、リンク機構により旋回用HSTポンプに伝達し、この旋回用HSTポンプの作動油の吐出量に応じた旋回用HSTモータの出力が、車軸を介して駆動スプロケットの回転を制御し、車両を旋回させるクローラ式作業車両において、旋回用HSTポンプの可動斜板に連係するトラニオンアームを、弾性体により中立位置に戻すための復元機構の回動軸上方に配置し、トラニオンアーム下部に、延長部材を設けるので、トラニオンアームの前端下部と、復元機構の回動軸との間に生じるスペースをなくして、路面や圃場などから飛び跳ねた小石など異物が狭入されることを防ぐことができる。従って、トラニオンアームを確実に回動可能とし、車両の旋回を確実に行える、作業性を向上させたクローラ式トラクタを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、延長部材は、トラニオンアームを、車両前後方向に均等に回動可能とするので、ステアリングホイールの操向量が左右同一の際、トラニオンアームの回動角度が車両前後方向で同一となり、このステアリングホイールを左右で同じ操向量にした際、車両の旋回角度や旋回までの時間を左右同一にすることができる。従って、旋回性能を向上させたクローラ式トラクタを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態について詳述する。
図1は本発明の一実施例に係るクローラ式トラクタの側面図、図2は同トラクタにおけるクローラ式走行装置の斜視図、図3は同トラクタの断面平面図、図4は同トラクタにおける駆動部の断面側面図、図5は同トラクタにおけるミッションケース内の差動機構付近を拡大した断面平面図である。
まず、クローラ式トラクタ1の概略構成について説明する。図1〜3および図7に示すように、車両1前方にはエンジン3を覆い、車体フレーム11上に積載されたボンネット2と、このボンネット2の後ろには車両1の操縦を行うための操縦部4が配設され、この操縦部4をキャビン6で覆設してもよい。そして、車体フレーム11上に設けられた防振ゴムなど防振部材10により防振支持される操縦部4の前方には車両1の操向を行うステアリング操舵部のステアリングホイール9が配設され、後方に設置される運転席8の左右には、車両1の走行や図示しない作業機の上げ下げ等を操作するための主変速レバー、副変速レバー及びPTO操作レバーなどの図示しない各種レバーが配設されている。また、上部車体90の後方には作業に応じて取り外し可能な前記作業機が取付けられる。さらに、上部車体90の下部には車両1の走行を行う左右一対のクローラ式走行装置80が配設されている。
クローラ式走行装置80は、図2に示すとおり、進行方向に延設された左右2本のクローラフレーム81L,81Rと、このクローラフレーム81L,81R間を連結する2本のサイドフレーム82,83と、からなり、クローラフレーム81L,81Rの前後端には、それぞれ従動アイドラ85が回転自在に支持され、この2つの従動アイドラ85間には、4つのイコライザ転輪86が回転自在に支持されている。そして、2つの従動アイドラ85と、4つのイコライザ転輪86と、リアアクスルケース88L,88Rより軸支された駆動スプロケット60L,60Rとが、この駆動スプロケット60L,60Rを頂点とし、2つの従動アイドラ85を結ぶ直線を底辺とする、略三角形状にクローラベルト95を巻回してなるクローラ式走行装置80が形成されている。
前部のサイドフレーム82からは、上方へ向けてさらに2本の支持部材87が配設されており、この支持部材87を、後述するクラッチハウジング5の側面にボルト締めすることにより、上部車体90と、クローラ式走行装置80とを連結している。また、クローラフレーム81L,81Rの後部には、左右駆動スプロケット60L,60Rが接続される左右車軸(リアアクスル)89L,89Rを軸支させるための左右リアアクスルケース88L,88Rがクローラフレーム81L,81R上に左右リアアクスルケースステー84L,84Rと一体で形成されている。
以下、本発明のクローラ式トラクタ1の走行系統について説明する。エンジン3からの動力は、図3〜5に示すように、クラッチハウジング5を介してミッションケース23内の主副変速装置39で変速された後、左右の差動機構50L,50Rに入力される。そして、差動機構50L,50Rより延出された左右車軸89L,89R介して左右駆動スプロケット60L,60Rによりクローラ式走行装置80を駆動させる。また、後述する車両1を旋回させるための、旋回用の油圧変速機構(HST)ポンプ72がミッションケース23の平面視左側方に、旋回用HSTモータ73が差動機構50Lの方にそれぞれ設けられる。また、旋回用HSTモータ73は、差動機構50Rの前方でも設置可能で、旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73とは、ミッションケース23の平面視右側方に設けてもよい。
そして、可変容量型である旋回用HSTポンプ72内の図示しない可動斜板は図示しない副変速アームを介してステアリングホイール9に連係され、このステアリングホイール9の操向量に応じて旋回用HSTポンプ72からの吐出量が調節され、この吐出量に応じて旋回用HSTモータ73の出力回転数と回転方向とが制御される。そして、旋回用HSTモータ73の出力と主副変速装置39からの出力とが、後述する差動機構50内で合成され、車軸89L,89Rを介して駆動スプロケット60L,60Rを回転駆動させる。
本発明のクローラ式トラクタ1では、上記のように旋回用HSTポンプ72及び旋回用HSTモータ73を配備するが、通常、ミッションケース23の下部に配置される旋回用HSTポンプ72を、本発明においてはミッションケース23と並列配置させることで、高い最低地上高を確保することができる。また、旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73とが別体であるため、旋回用HSTモータ73をミッションケース23の上方に配置することにより、旋回用HSTモータ73を修理する場合にも、ミッションケース23内に貯留されるオイルが旋回用HSTモータ73から流出することなく、旋回用HSTモータ73のメンテナンスや交換など取り外しが容易になり、作業効率が向上する。更に、旋回用HSTモータ73がミッションケース23の上部、特に後述する差動機構50の部に配置させたことにより、旋回用HSTモータ73から遺漏するオイルを直接差動機構50に流下させることができる。
続いて、ミッションケース23付近内の動力伝達の構成を説明する。図4に示すように、エンジン3の動力は、出力軸31を介して主軸37に伝達される。主軸37に固設された伝達歯車37a,37b,37c,37dは、主変速軸41に遊嵌される主変速一速歯車41a、主変速二速歯車41b、主変速三速歯車41c、主変速四速歯車41dにそれぞれ噛合されている。そして、主変速軸41の軸方向摺動可能にスプライン嵌合される2つの主変速クラッチスライダ41e,41fは、操縦部4に有する不図示の主変速レバーに連係されている。この主変速レバーの操作により主変速クラッチスライダ41e,41fと主変速一速歯車41a、主変速二速歯車41b、主変速三速歯車41c、主変速四速歯車41dのそれぞれに形成された爪との咬合を選択し、選択されたいずれか1つの上記主変速歯車41a,41b,41c,41dを介して主軸37から主変速軸41へ動力が伝達される。
また、主変速軸41の車両進行方向前方延長部分には、正転側歯車7aおよび逆転側歯車7bがそれぞれ同一軸心上に遊嵌される前後進切換機構7が設けられる。そして、操縦部4に有する不図示のリバーサレバーを操作することによりリバーサクラッチ7cが前進側または後進側のいずれかに選択接続され、主変速軸41の回転は、正転側歯車7aまたは逆転側歯車7bのいずれかに伝達される。ただし、リバーサレバーがニュートラル位置の場合は、回転は正転側歯車7aおよび逆転側歯車7bのいずれにも伝達されない。
正転側歯車7aは、伝達軸42に嵌合される歯車42aに、逆転側歯車7bはカウンタ軸32に嵌合されるカウンタ歯車32aにそれぞれ噛合されており、このカウンタ歯車32aは伝達軸42に嵌合される歯車42bと噛合される。その結果、リバーサクラッチ7cが前進側に接続されたときは、主変速軸41の回転動力が正転側歯車7aを介して伝達軸42に伝達され、リバーサクラッチ7cが後進側に接続されたときは、主変速軸41の回転動力が逆転側歯車7bからカウンタ軸32を介して伝達軸42を逆転方向に回転させることを可能としている。
伝達軸42に嵌合される歯車42aは、正転側歯車7aと噛合うとともに、副変速軸45の同軸線上であり車両進行方向前方に設けられる歯車34と噛合っている。副変速軸45には、副変速シフタ45aがスプライン嵌合されており、副変速軸45の前部と歯車34の後部との間を自在に摺動可能としている。
この副変速シフタ45aは、操縦部4に有する不図示の副変速レバーによって操作され、副変速シフタ45aの前部に形成された副変速シフタ歯45bが歯車34の後部位置34aに位置する状態の副変速三速、副変速シフタ歯45bと歯車34の後端に設けられた歯34bとが噛合う状態の副変速二速、副変速シフタ45aの中央上部に形成された歯45cと伝達軸42の中央近傍に設けられた歯車42cとが噛合う状態の副変速一速、副変速シフタ45aに回転動力が伝達されないニュートラル状態などそれぞれに切換可能とした副変速装置が構成される。これら副変速シフタ45aの摺動による歯車噛合わせの選択で、伝達軸42の回転が三段の変速を経て出力され、副変速軸45に入力された回転動力は、副変速軸45に設けられたベベルギア47を介して回転方向を前後方向から左右方向へと変え、後述するミッションケース23後方に位置する差動機構50L,50Rへと入力されることとなる。
また、エンジン3の出力の一部は、前後進切換機構7から、それぞれ図示しないPTO変速ギアを介して、PTOカウンタ軸に連結され、車両1後部のPTO出力軸に伝えられるようになっている。
次に、車両1の旋回をおこなうための差動機構50の構成について説明する。図5に示すように、副変速軸45の後端に固設されたベベルギア47と、ピニオン軸22の中央部分に固設されたベベルギア21とを介して、前後方向の副変速後の動力を、左右方向へと回転方向を変え、後述する左右の差動機構50L,50Rへと伝達する。ピニオン軸22の左右両端に固設されたギア25L,25Rは、このギア25L,25Rと噛合するギア27L,27Rを介して、左右の入力軸20L,20Rを駆動する。この入力軸20L,20Rは、遊星ギア機構50である差動機構50のサンギア51L,51Rを回転駆動する。この差動機構50により旋回のための差動回転が出力される。
さらに差動機構50について詳述する。差動機構50L,50Rは、入力軸20L,20Rに固設されたサンギア51L,51Rと、サンギア51L,51Rの周りを自公転自在に設けられたプラネタリアギア53L,53Rと、このプラネタリアギア53L,53Rを軸支するとともに入力軸20L,20Rと車軸89L,89Rとに回転自在に遊嵌された支持軸55L,55Rとからなる。そして、支持軸55L,55Rの外周には、さらにキャリアギア56L,56Rが形成されている。
この差動機構50の構成により、車両1の直進時、即ち、左右の駆動スプロケット60L,60Rの回転が等しい回転数となるときは、支持軸55L,55Rは回転せず、差動機構50の各ギアは、その場で各軸上を自転回転して駆動スプロケット60L,60Rを回転させる。その結果、左右の駆動スプロケット60L,60Rはそれぞれ同回転数かつ同回転方向で回転し、車両1を直進させる。一方、車両1の旋回時、即ち、左右の駆動スプロケット60L,60Rの回転が異なる回転数となるときは、支持軸55L,55Rを、後述する旋回用HSTモータ73により回転駆動させて、差動機構50のプラネタリアギア53L,53Rを、サンギア51L,51R周囲において公転させる。
そして、サンギア51L,51Rの回転に加え、支持軸55L,55Rの回転により、サンギア51L,51Rと、支持軸55L,55Rとの間に位置するプラネタリアギア53L,53Rが、サンギア51L,51R周りを公転し始める。このとき、サンギア51L,51Rの回転と、支持軸55L,55Rの回転とが等しい方向である場合には、これらサンギア51L,51Rの回転と、支持軸55L,55Rの回転との回転和がプラネタリアギア53L,53Rの自公転を介して、車軸ギア58L,58Rを回転させる。
一方、サンギア51L,51Rの回転と、支持軸55L,55Rの回転とが異なる方向である場合、これら、サンギア51L,51Rの回転と、支持軸55L,55Rの回転との回転差が、プラネタリアギア53L,53Rの自公転を介して、車軸ギア58L,58Rを回転させる。
ここで、支持軸55L,55Rの回転は、旋回用HSTモータ73により回転駆動されるが、旋回用HSTモータ73は、上述のとおりステアリングホイール9の操向に伴い回転駆動され、旋回用HSTモータ73の回転は、この旋回用HSTモータ73の出力ギア35に噛合う左右2つの逆転ギア52L,52Rを介して左右の逆転軸43L,43Rをそれぞれ逆回転させる。そして、これら逆転軸43L,43Rはそれぞれ、逆転軸43L,43Rの一端に固設された差動ギア44L,44Rと、キャリアギア56L,56Rとを介して左右の支持軸55L,55Rを逆回転させる。このようにして、旋回用HSTモータ73の回転に伴い、差動機構50の左右支持軸55L,55Rは、それぞれ逆回転し、その結果、一方の差動機構50は回転が足され、他方の差動機構50は回転が差し引かれるため、左右の駆動スプロケット60L,60Rはそれぞれ異なる回転数で回転し、車両1を旋回させる。
このように、前部のエンジン3から、ミッションケース23内の主副変速装置39を介して後部へと伝達される直進用の出力と、ステアリングホイール9の操向により回転駆動する旋回用HSTモータ73の出力とが、差動機構50内で合成されることにより、左右のクローラ走行装置80の駆動スプロケット60L,60Rを差動回転させ、左方向若しくは右方向へと車両1を旋回させる構成である。
また、ピニオン軸22Rの片端には、ブレーキ機構29である複数のブレーキ板29aが、ピニオン軸22上に形成されており、運転者の操作により図示しないブレーキペダルが操作されると、ブレーキアーム28が連動して回動し、このブレーキアーム28の回動に伴い、ピニオン軸22にブレーキ作用を発生させるとともに車両1を減速させるものである。
特に、ブレーキ板29aは、ピニオン軸22Rの右端に位置しており、ブレーキ板29aや、ブレーキアーム28などを収容する図示しないブレーキケースを右側の差動機構50Rを収容する右リアアクスルケース80Rと一体とすることが可能である。また、旋回用HSTモータ73が、左リアアクスルケース88L上に位置しているため、右リアアスクルケース88Rに配置されたブレーキ機構29と、左リアアクスルケース88Lに配置された旋回用HSTモータ73とにより車両1の重量バランスを保つことが可能である。
さらには、ブレーキ機構29と、旋回用HSTモータ73とを左右に分けて配置することにより、ブレーキ機構29を構成する不図示のリンク関係と、旋回用HSTポンプ72および旋回用HSTモータ73からなる旋回用HST機構を構成する不図示の油圧配管類と、を左右のリアアクスルケース88L,88R内に分けて配置することが可能であり、車両1のメンテナンス性が向上する効果がある。
次に、本願発明の、旋回用HSTポンプのトラニオンアームについて、その具体的構成を説明する。図6は、ステアリングホイールと旋回用HSTポンプとを連結するリンク機構の背面図、図7は同リンク機構の左側面図、図8は旋回用HSTポンプを左側上方から見た斜視図、図9は旋回用HSTポンプにおけるトラニオンアームの前後方向への回動を示す左側面図、図10はステアリングハンドルの操向位置に対する車両の走行方向を示す模式図、図11はクランク機構の拡大斜視図、図12は前端部に二股部を有する一本のロッドからなる前後ロッドを示すクランク機構の平面模式図である。
ステアリングホイール9(ステアリング操舵部)の操向および操向量を旋回用HSTポンプ72に伝達するリンク機構100は、図6〜7に示すように、ステアリングホイール9の直下であって、ステアリング軸9aを介して有するステアリング入力軸9bの下部に設けられた、ステアリングホイール9の操向および操向量を機体の前後方向の出力に変換するステアリングカム101と、このステアリングカム101の出力を機体の前後方向に伝達するステアリングカム101の平面視右側部であって、機体の前後方向略水平に設けられたロッド102と、このロッド102に連係し、ロッド102の出力を機体の左右方向に伝達するステアリング入力軸9bの平面視前方であって、機体の左右方向水平に設けられたブレーキ軸106と共用するロッド103と、さらにこのロッド103に連設し、ロッド103の出力を機体の上下方向に伝達するステアリング軸9aの平面視左側方であって、機体の上下方向、かつ前部を高く後部を低く傾斜させて設けられた上下ロッド104と、この上下ロッド104に、機体の上下方向の出力を機体の前後方向の出力に変換するベルクランクなどのクランク機構130を介して前端部が連設され、旋回用HSTポンプ72の可動斜板を操作するトラニオンアーム111に後端部が接続される前後ロッド105とから構成される。
なお、クランク機構130は、図11に示すように、例えば公知技術であるベルクランク機構であって、右アーム131に接続された上下ロッド104の車両上下方向の変位を、回動軸132を介して、左アーム(回動部)133を車両前後方向に回動させて、車両前後方向の変位に変換するものであり、この左アーム133に接続した前後ロッド105により車両前後方向の変位が旋回用HSTポンプ72のレバー72aに伝達される。
このクランク機構130の、回動部である左アーム133の後端部における前後ロッド105の接続部134内には、例えば、円筒形状などの弾性部材135を内挿してもよい。この弾性部材135は、旋回用HSTポンプ72から発生され、前後ロッド105を介して操縦部側に伝達される騒音や振動を吸収させてもよく、特に限定されるものではないが、例えば、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、シリコンゴム、フッ素シリコンゴムなどの材質からなり、耐磨耗性、耐熱性を有するものが好ましい。
そして、この左アーム133における接続部134の両側端部に、前後ロッド105の前端部を、弾性部材135を挟持するように、弾性部材135を貫設したボルトなどに接続してもよい。なお、前後ロッド105は、平行する二本のロッドであって、それぞれの前端部を上述したように左アーム133における接続部134の両側端部に、左アーム133を回動可能に接続するとともに、それぞれの後端部が、旋回用HSTポンプ72のレバー72aのそれぞれ両側端部に、レバー72aを回動可能に接続される構成であってもよいが、例えば、図12に示すように、前後ロッド105aは、一本のロッドであって、前後ロッド105aの前端部に、左右に分岐させた二股部105bを設け、この二股部105bで弾性部材135を挟持するように、弾性部材135を貫設したボルトなどに、左アーム133を回動可能に接続するとともに、後端部が旋回用HSTポンプ72のレバー72aの一側端部に、レバー72aを回動可能に接続される構成などであってもよい。そして、前後ロッド105,105aが、上述のように一本から構成される場合であっても、二本から構成される場合であっても、必要な剛性を有していればよい。
このような構成にすることで、左アーム133(回動部)内から弾性部材135が抜け落ちることがないとともに、左アーム133の回動の際、左アーム133の両端部に均等に前後ロッド105の力が加わるため、弾性部材135の斜め方向への撓みなどを防ぎ、上下ロッド104の変位を、このクランク機構130を介して前後ロッド105に正確に伝えることができ、ステアリングホイール9の操向量に対して車両を規定の旋回量にすることができる。
なお、図中の符号107、108、109、110はそれぞれ作業機操作レバー、アクセルレバー、ブレーキペダル、クラッチペダルを示している。そして、ブレーキ軸106において、小型ホイール式トラクタで使用される左輪ブレーキペダル軸の設置位置にロッド102を取り付けることにより、小型ホイール式トラクタの構造を転用して、生産性および作業性を向上することができる。
次に、旋回用HSTポンプ72は、図8に示すように、旋回用HSTポンプ72の左側部には、図示しない可動斜板に連係されるトラニオンアーム111が、中央近傍の回動支点112を介して車両前後方向に回動可能に取付けられる。そして、トラニオンアーム111の中央下端には、全体が略逆U字形状のデテント溝113が備えられるとともに、上端部に有する接続部114に前後ロッド105の後端部が接続される。
また、トラニオンアーム111の下方には、前後方向に回動したトラニオンアーム111を車両鉛直方向である中立位置に戻すための復元機構115が備えられる。この復元機構115は、旋回用HSTポンプ72の下端部に取付けられた回動軸116と、この回動軸116に、トラニオンアーム111よりも左側方であって、車両後方に向けて後部が車両上下方向に回動可能に取付けられるとともに、中途部から旋回用HSTポンプ72の下端部に対してデテントピン117が貫設された回動アーム118と、この回動アーム118の後端部に備えられる取付部119と、旋回用HSTポンプ72上部の後部側に備えられる取付部120との間にトラニオンアーム111と略等しい高さで設けられた、コイルバネなどの弾性体121とから構成される。
そして、トラニオンアーム111下端部の前端に、トラニオンアーム111が車両前後方向に回動しても回動軸116に接触せず、トラニオンアーム111の左右幅に略等しい、略扇形状の延長部材122が延設される。従って、トラニオンアーム111は、左側面視で、接続部114を頂点とした概ね二等辺三角形を有する形状とされる。なお、延長部材122の材質は、特に限定されるものではないが、トラニオンアーム111と同じ金属から構成される。また、延長部材122の形状は、略扇形に限定されるものではなく、延長部材122が回動軸116に接触しない形状であればよく、さらに延長部材122は、トラニオンアーム111に溶接などで後付けしてもよいが、トラニオンアーム111に一体成形することもできる。
このような構成にすることで、図8に示すトラニオンアーム111のデテント溝113に、回動アーム118のデテントピン117が嵌合された状態である、車両の直進走行時におけるステアリングホイール9が操向されず、トラニオンアーム111が、車両前後方向に回動されない中立位置に有する場合、延長部材122が、トラニオンアーム111下端部の前端と、回動軸116との間に生じるスペースsを塞ぐため、このスペースsに路面や圃場などから飛び跳ねた小石などの異物が挟入されることがなく、仮に挟入されそうになった場合でも、延長部材の回動によって小石等の異物を押し出すことができる。特に車両直進走行後に、ステアリングホイール9やリンク機構100によりトラニオンアーム111を、確実に車両前方向に回動させて、車両を左旋回させることができる。
ここで、車両の右旋回時には、図10に示すようにステアリングホイール9の定点位置aが、位置b(あそび範囲)を越えて方向cに操向される右回転により、図6〜7に示すように、ステアリング軸9aを介してステアリング入力軸9bが右回転し、ステアリングカム101の、図示しない右旋回用偏芯カムが右回転する。この右旋回用偏芯カムが、図示しない右旋回用コロを介してステアリング入力軸9bを中心として、図示しないステアリングアームを前方に移動させ、ロッド103に連係されるロッド102を前方に摺動させる。一方、車両の左旋回時には、ステアリングホイール9の定点位置aが位置b´(あそび範囲)を超えて方向dに操向される左回転により、不図示の左旋回用偏芯カムが左回転し、不図示の左旋回用コロなどを介して、前記ステアリングアームを後方に移動させる結果、ロッド103に連係されるロッド102が後方に摺動される。
そして、ステアリングホイール9が右回転の場合は、ロッド102が前方に移動することによりロッド103の軸心を中心に取付部103aを介してロッド103を進行方向左側からロッド103の回転を見た場合の時計回りに回転させる一方、ステアリングホイール9が左回転の場合は、ロッド102が後方に移動することによりロッド103の軸心を中心に取付部103aを介してロッド103を進行方向左側からロッド103の回転を見た場合の反時計回りに回転させる。
さらに、ロッド103の回転に連動して、ステアリングホイール9が右回転の場合は取付部104aを介して上下ロッド104の下部を下方に、ステアリングホイール9が左回転の場合は、取付部104aを介して上下ロッド104の下部を上方に移動させる。次いで、上下ロッド104に伝達されたステアリング出力は、前述したクランク機構111により車両前後方向の出力に変換され、ステアリングホイール9が右回転の場合は、前後ロッド105の後部を前方に、ステアリングホイール9が左回転の場合は、前後ロッド105の後部を後方に移動させる。
その結果、図9に示すように、ステアリングホイール9が右回転の場合は、回動支点112を中心として、前後ロッド105が、トラニオンアーム111の上部を車両前方に回動させるとともに、デテント溝113に嵌合されるデテントピン117がデテント溝113の最深部113aから外れてデテント溝113上を回動し、トラニオンアーム111下端の前部がデテントピン117を上方から押圧し、弾性体121の付勢力に抗して、回動軸116を中心に回動アーム118を下方に摺動し、トラニオンアーム111の下部が車両後方に回動され、このトラニオンアーム111の回動に追従して、図示しない可動斜板が傾斜し、旋回用HSTポンプ72から旋回用HSTモータ73へ供給する作動油の吐出圧が調節され、車両が右旋回される。なお、このとき、回動支点112を中心としてトラニオンアーム111の下部が車両後方に回動されるが、延長部材122により回動軸116と、トラニオンアーム111下端の前部とにスペースsを生じさせることはない。また、トラニオンアーム111の前後方向最大回動角において、トラニオンアーム111の上部に備える回動規制枠124の端部124aに回動規制ピン124bが当接するため、デテントピン117がデテント溝113の前後端部を越えて外れることはない。
また、上記した車両の右旋回後に、ステアリングホイール9を中立位置から左回転させたときは、まず、ステアリングホイール9を中立位置にすることで、リンク機構100を介して前後ロッド105が車両前方に回動し、回動支点112を中心として、トラニオンアーム111の上部を車両後方に回動させる。このとき、弾性体121の付勢力により、回動アーム118が上方に摺動することで、トラニオンアーム111下端のデテント溝113にデテントピン117が嵌合され、トラニオンアーム111が車両垂直方向である中立位置に戻される。
そして、ステアリングホイール9を左回転させると、回動支点112を中心として、前後ロッド105が、トラニオンアーム111の上部をさらに車両後方に回動させるとともに、デテント溝113に嵌合されるデテントピン117がデテント溝113から外れ、トラニオンアーム111下端の後部がデテントピン117を上方から押圧し、弾性体121の付勢力に抗して、回動軸116を中心に回動アーム118を下方に摺動し、トラニオンアーム111の下部が車両前方に回動され、このトラニオンアーム111の回動に追従して図示しない可動斜板が傾斜し、旋回用HSTポンプ72から旋回用HSTモータ73へ供給する作動油の吐出圧が調節され、車両が左旋回される。なお、これらリンク機構100およびトラニオンアーム111は、ステアリングホイール9の操向量に応じた作動量となる。また、車両の旋回に伴うステアリング出力によるリンク機構100およびトラニオンアーム111の作動方向および回動方向は、上述した逆の方向であってもよい。
このような構成にすることで、ステアリングホイール9の操向によって車両を旋回させる場合、特に車両を右旋回させた後、直進あるいは左旋回を行う際、前後ロッド105の摺動および復元機構115の弾性体121の付勢力により、回動アーム118およびデテントピン117を介してトラニオンアーム111の下端部を中立位置から車両前方に回動させる際、部材122がトラニオンアーム111下部の前端と、復元機構115の回動軸116との間に有するため、両者間にスペースsを与えない結果、このスペースsに路面や圃場などから跳ね上がった小石などの異物の挟入を防止することができる。従って、トラニオンアーム111の車両前方への回動を妨げず、ステアリングホイール9の操向により車両を確実に旋回させることができる。
また、トラニオンアーム111下部の前端に部材122を設けて、左側面視で、接続部114を頂点とした概ね二等辺三角形を有する形状としたため、トラニオンアーム111下部の重量バランスがよくなり、トラニオンアーム111が回動支点112を中心とし、前後ロッド105の摺動によりその下部を車両前後方向に均等に回動可能とすることができる。従って、ステアリングホイール9の操向量が左右同一の際、トラニオンアーム111の回動角度が車両前後方向で同一となり、このステアリングホイール9を左右で同じ操向量にした際、車両の旋回角度や旋回までの時間を左右同一にすることができる。
以上詳述したように、この例のクローラ式トラクタ1は、ステアリングホイール9(ステアリング操舵部)の操向および操向量を、リンク機構100により旋回用HSTポンプ72に伝達し、この旋回用HSTポンプ72の作動油の吐出量に応じた旋回用HSTモータ73の出力が、車軸89L,89Rを介して駆動スプロケット60L,60Rの回転を制御し、車両を旋回させ、旋回用HSTポンプ72の可動斜板に連係するトラニオンアーム111を、弾性体121により中立位置に戻すための復元機構115の回動軸116上方に配置し、トラニオンアーム111下部に、延長部材122を設けるものである。加えて、延長部材122は、トラニオンアーム111を、車両前後方向に均等に回動可能とする。
なお、上述の例では、作業車両の一例としてクローラ式トラクタについて説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、農作業車両としてコンバインなど、また、建設作業車両としてブルトーザなど、HSTポンプを有するHST機構を備えたあらゆる作業車両に適用することができる。
本発明の一例としてのクローラ式トラクタの左側面図である。 同トラクタにおけるクローラ式走行装置付近の斜視図である。 同トラクタの断面平面図である。 同トラクタにおける駆動部の断面側面図である。 同トラクタにおけるミッションケース内の差動機構付近を拡大した断面平面図である。 ステアリングホイールと旋回用HSTポンプとを連結するリンク機構の背面図である。 同リンク機構の左側面図である。 旋回用HSTポンプを左側上方から見た斜視図である。 旋回用HSTポンプにおけるトラニオンアームの前後方向への回動を示す左側面図である。 ステアリングハンドルの操向位置に対する車両の走行方向を示す模式図である。 クランク機構の拡大斜視図である。 前端部に二股部を有する一本のロッドからなる前後ロッドを示すクランク機構の平面模式図である。
符号の説明
9 ステアリングホイール
72 旋回用HSTポンプ
100 リンク機構
105 前後ロッド
111 トラニオンアーム
112 回動支点
113 デテント溝
113a 最深部
114 接続部
115 復元機構
116 回動軸
117 デテントピン
118 回動アーム
119,120 取付部
121 弾性体
122 延長部材
s スペース

Claims (2)

  1. ステアリング操舵部の操向および操向量を、リンク機構により旋回用HSTポンプに伝達し、該旋回用HSTポンプの作動油の吐出量に応じた旋回用HSTモータの出力が、車軸を介して駆動スプロケットの回転を制御し、車両を旋回させるクローラ式作業車両において、
    前記旋回用HSTポンプの可動斜板に連係するトラニオンアームを、弾性体により中立位置に戻すための復元機構の回動軸上方に配置し、前記トラニオンアーム下部に、延長部材を設けることを特徴とするクローラ式作業車両。
  2. 前記延長部材は、前記トラニオンアームを、車両前後方向に均等に回動可能とすることを特徴とする、請求項1に記載のクローラ式作業車両。
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