JP2008049866A - クローラ式作業車両 - Google Patents

クローラ式作業車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2008049866A
JP2008049866A JP2006228734A JP2006228734A JP2008049866A JP 2008049866 A JP2008049866 A JP 2008049866A JP 2006228734 A JP2006228734 A JP 2006228734A JP 2006228734 A JP2006228734 A JP 2006228734A JP 2008049866 A JP2008049866 A JP 2008049866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
crawler
turning
cam mechanism
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006228734A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Kawachi
義晴 河内
Kozo Kitayama
浩三 北山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2006228734A priority Critical patent/JP2008049866A/ja
Publication of JP2008049866A publication Critical patent/JP2008049866A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】後輪駆動の小型ホイール式トラクタの構造を可能な限り利用して小型高出力のクローラ式トラクタを製造でき、さらにステアリングカム機構の作動不良を防止し、かつ機体の直進走行性を向上させるとともに、安全性を向上させたクローラ式トラクタを提供する。
【解決手段】両端に従動アイドラ85を回転可能に支持するクローラフレーム81と、車軸89に装着された駆動スプロケット60とを有し、かつ従動アイドラ85と駆動スプロケット60との間にクローラベルト95が巻装されるクローラ式走行装置80を機体1下部に備えるとともに、機体上部4は防振支持され、駆動スプロケット60が、ステアリングカム機構100を介してステアリングホイール9に連結した旋回用HSTポンプ72および旋回用HSTモータ73からの動力によって旋回され、かつ旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73とを分割配置し、ステアリングホイール9のステアリング入力軸9bが連係部材を介さずステアリングカム機構100を操作する。
【選択図】図9

Description

本発明は、両端に従動アイドラを回転可能に支持するクローラフレームと、車軸に装着された駆動スプロケットとを有し、かつ従動アイドラと駆動スプロケットとの間にクローラベルトが巻装されるクローラ式走行装置を機体下部に備えるとともに、機体上部は防振支持され、駆動スプロケットが、ステアリングカム機構を介してステアリング操舵部に連結した旋回用HSTポンプおよび旋回用HSTモータからの動力によって旋回され、かつ旋回用HSTポンプと旋回用HSTモータとを分割配置するクローラ式作業車両に関し、より詳細には、ステアリング操舵部の軸が連係部材を介さずステアリングカム機構を操作することに関する。
図11は、従来の小型ホイール式トラクタ(作業車両)の斜視図である。このトラクタは、後輪駆動4輪車であり、一般に、このようなホイール式トラクタは、油圧によって駆動される耕運用アタッチメント、畦整形用アタッチメント、土壌消毒用アタッチメント、栽培床作成用アタッチメント、種芋植え付け用アタッチメント、マルチ作業用アタッチメントなどの作業機が取付けられることが一般的である。しかしながら、ホイール式トラクタは接地圧が高いため、軟弱地や不整地での走行性が十分でない場合があり、特に小型トラクタの場合には、小型ゆえに牽引力が十分でない場合がある。このような場合、ホイール式トラクタをクローラ式トラクタに改良できれば、接地圧を低減できるため軟弱地や不整地での走行性を向上させることができ、同時に牽引力を増強させることができる。
このような技術として、例えばホイール式トラクタの操舵機構部を共用して、新たなクローラ式トラクタに改良するものがある(特許文献1)。この特許文献1は、クローラ式とホイール式での旋回機構の相違、すなわちホイール式のトラクタをクローラ式に改造した場合に、旋回内側の左右いずれかのブレーキペダルを踏み込んで片側のブレーキ装置を作動させ、片側の駆動スプロケットを制動して旋回内側のクローラを減速して車体を旋回させたのでは旋回操作性が良好ではない点に鑑みてなされたものであり、円形のステアリングハンドルの回転操作によってクローラ式トラクタの車体を旋回できるようにするとともに、ホイール式トラクタに備えられている操舵機構部を利用して部品を共用化することによりコストダウンを図ることを目的としたものである。
また、特に中型、大型のトラクタにおいて、小型クローラ式トラクタの駆動系を簡潔なものとし、かつ旋回性を改良する技術も開発されている(特許文献2)。例えば、特許文献2には、機体を前後進させる前後進切換え機構より後方の駆動系に機体を旋回させる油圧変速旋回機構(旋回用HST機構)を連結させた前輪駆動のクローラ式トラクタであって、旋回用HST機構を可変容量ポンプと定容量モータとに分割し、遊星ギヤ式デフ機構の入力軸に定容量モータを連結させた小型クローラ式トラクタが開示されている。このトラクタは、走行変速機構の副変速後の出力で上記可変容量ポンプと連結され、車速と操向モータの回転を比例させることで、旋回半径を一定にさせ、ホイール式トラクタと同様の操作フィーリングを確保することができる、という。
特開2000−159143号公報 特開2004−17841号公報 特開2004−66913号公報
しかし、小型のホイール式トラクタの基本構造を利用して小型のクローラ式トラクタを製造する場合は、単にホイール式トラクタの駆動輪を駆動スプロケットとして使用したのでは、湿田での作業に適する地上高を確保することができない場合がある。また、旋回フィーリングを改善するために使用される、機体を旋回させる操向用の油圧無段変速機構、機体を前後進させるリバーサ機構、旋回用油圧変速機構の可変容量ポンプなどを、単に小型のクローラ式トラクタに転用することは構造上、困難である。特に、特許文献3に記載のクローラ式トラクタは、フロントアクスルケースをエンジン前方下部にトランスミッションと分離して別体的に設けた前輪駆動方式であり、後輪駆動系とはその構造が異なる。従って、小型後輪駆動のホイール式トラクタの基本構造を利用し、低コストで小型後輪駆動のクローラ式トラクタを製造することは容易でない。
次に、このような従来のクローラ式トラクタでは、ステアリングホイールの回転軸は、直接ステアリングカム機構を操作せず、ロッドを介してステアリングカム機構を操作していたため、ステアリングカム機構への伝達力に損失が生じ、ステアリングカム機構の制動性が悪いという問題があった。また、ステアリングカム機構が機体上部外に配設されているため、圃場などを走行する際、跳ね上げられた泥や小石がステアリングカム機構に付着または挟入などすることによって、このステアリングカム機構が作動不良を起こすという問題があった。そこで、ステアリングカム機構を、機体上部内に設けることが考えられるが、この場合、防振部材を伴う機体上部内にステアリングカム機構を有するのに対して、防振部材下方に有するミッションケースなどの側方に設けられた旋回用HSTポンプと、ステアリングカム機構とを連結するロッドを水平に配置できないため、例えばステアリングホイールを直進位置にすることでステアリングカム機構が直進状態であっても、圃場や路面などの走行状況により機体が上下方向に揺れたとき、ステアリングカム機構と旋回用HSTポンプとを連結する前記ロッドが、上下方向の揺れに同調した外力のうち、ロッド水平方向の分力が、このロッドに連結されている旋回用HSTポンプの可動斜板を操作するレバーを動かし、差動機構を作動させてしまうことから、機体直進時に機体が上下方向に振動したときは、機体を直進走行させることができないという問題があった。
そこでこの発明の目的は、後輪駆動の小型ホイール式トラクタの構造を可能な限り利用して小型高出力のクローラ式トラクタを製造でき、さらにステアリングカム機構の作動不良を防止し、かつ機体の直進走行性を向上させるとともに、安全性を向上させたクローラ式トラクタを提供するものである。
このため請求項1に記載の発明は、両端に従動アイドラを回転可能に支持するクローラフレームと、車軸に装着された駆動スプロケットとを有し、かつ前記従動アイドラと前記駆動スプロケットとの間にクローラベルトが巻装されるクローラ式走行装置を機体下部に備えるとともに、機体上部は防振支持され、前記駆動スプロケットが、ステアリングカム機構を介してステアリング操舵部に連結した旋回用HSTポンプおよび旋回用HSTモータからの動力によって旋回され、かつ前記旋回用HSTポンプと前記旋回用HSTモータとを分割配置するクローラ式作業車両において、前記ステアリング操舵部の軸が連係部材を介さず前記ステアリングカム機構を操作することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクローラ式作業車両において、前記ステアリングカム機構を、機体上部内に配設することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のクローラ式作業車両において、前記ステアリングカム機構と、前記旋回用HSTポンプの可動斜板を操作するレバーとを連結した連結部材に、リンク機構を用いることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のクローラ式作業車両において、前記ステアリングカム機構の動力を伝える出力部と、前記レバーを連結する前記連結部材は、上部車体の振動に連動して変位しても、前記レバーが作動方向に動かない位置に配置することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、両端に従動アイドラを回転可能に支持するクローラフレームと、車軸に装着された駆動スプロケットとを有し、かつ従動アイドラと駆動スプロケットとの間にクローラベルトが巻装されるクローラ式走行装置を機体下部に備えるとともに、機体上部は防振支持され、駆動スプロケットが、ステアリングカム機構を介してステアリング操舵部に連結した旋回用HSTポンプおよび旋回用HSTモータからの動力によって旋回され、かつ旋回用HSTポンプと旋回用HSTモータとを分割配置するクローラ式作業車両において、ステアリング操舵部の軸が連係部材を介さずステアリングカム機構を操作するので、連係部材によって発生するステアリング操舵部からの伝達力の損失を少なくし、ステアリングカム機構の操作性を向上させ、作動不良を防止することができる。従って、操作性および走行性を向上させたクローラ式トラクタを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ステアリングカム機構を、機体上部内に配設するので、ステアリングカム機構に、跳ね上げられた泥や小石などが付着もしくは挟入することなく、ステアリングカムの作動不良を防止することができる。従って、操作性および走行性を向上させたクローラ式トラクタを提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ステアリングカム機構と、旋回用HSTポンプの可動斜板を操作するレバーとを連結した連結部材に、リンク機構を用いるので、このリンク比を任意に設定し、ステアリングホイールの操向角度に連動する旋回用HSTポンプの可動斜板を操作するレバーの傾斜角度を調整可能とし、ステアリングホイールの操向性を容易に変更することができる。従って、操作性および走行性を向上させたクローラ式トラクタを提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ステアリングカム機構の動力を伝える出力部と、レバーを連結する連結部材は、上部車体の振動に連動して変位しても、レバーが作動方向に動かない位置に配置するので、機体に上下振動を生じさせる凹凸や起伏などを有する圃場や路面の直進走行時にレバーが、作用方向であって、機体進行方向の前後に動くことがなく、旋回用HSTポンプの可動斜板が操作されないため、機体の直進走行性を保つことができる。従って、操作性および安全性を向上させたクローラ式トラクタを提供することができる。
また、本発明によれば、小型のホイール式トラクタに備えられている共用部分を利用して、安価に小型のクローラ式トラクタを製造することができる。具体的には、ステアリングカム機構を構成するステアリング出力を機体の左右方向に伝達するロッドに、ブレーキ軸を用いたので、小型のホイール式トラクタのブレーキ軸の構造を利用し、別途ステアリングカム機構を連係するためのロッドを設けることなく、機体上部内にステアリングカム機構を設けることができる。従って、コストダウンおよび生産性を向上させたクローラ式トラクタを提供することができる。しかも、ホイール式トラクタと比較して農作業機を牽引する力が大きく、軟弱地や不整地での走行性にも優れる小型のクローラ式トラクタを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態について詳述する。
図1は本発明の一実施例に係る小型クローラ式トラクタの側面図、図2は同トラクタにおけるクローラ式走行装置の斜視図、図3は同トラクタの断面平面図、図4は同トラクタにおける駆動部の断面側面図、図5はミッションケース内の差動機構付近を拡大した断面平面図である。
まず、クローラ式トラクタ1の概略構成について説明する。車両1前方にはエンジン3および燃料タンク7を覆い、車体フレーム11上に積載されたボンネット2と、このボンネット2の後ろには車両1の操縦を行うための機体上部4および不図示のロプスフレームが配設される。機体上部4の前方には車両1の操行を司るステアリングホイール9(ステアリング操舵部)が配設され、後方には運転席8が、この運転席8の左右には、車両1の走行や作業機6の上げ下げ等を操作するための主変速レバー、副変速レバー及びPTO操作レバーなどの図示しない各種レバーが配設されている。そして、万が一、車両1が横転したときに運転者を守るための、4本の安全フレームを含む機体上部4が運転席8全体を覆うように形成されている。そして、機体上部4への昇降用のステップ10が、この機体上部4の下方に設けられている。また、上部車体90の後方には作業に応じて取り外し可能な作業機6が取付けられており、この作業機6によりプラウや、ロータリーなどの作業を行うものである。さらに、上部車体90の下部には車両1の走行を行う左右一対のクローラ式走行装置80が配設されている。
クローラ式走行装置80は、図2に示すとおり、進行方向に延設された左右2本のクローラフレーム81L,81Rと、このクローラフレーム81L,81R間を連結する2本のサイドフレーム82,83と、からなり、クローラフレーム81L,81Rの前後端には、それぞれ従動アイドラ85が回転自在に支持され、この2つの従動アイドラ85間には、4つのイコライザ転輪86が回転自在に支持されている。そして、2つの従動アイドラ85と、4つのイコライザ転輪86と、リアアクスルケース88より軸支された駆動スプロケット60とが、この駆動スプロケット60を頂点とし、2つの従動アイドラ85を結ぶ直線を底辺とする、略三角形状にクローラベルト95を巻回してなるクローラ式走行装置80が形成されている。
前部のサイドフレーム82からは、上方へ向けてさらに2本の支持部材87が配設されており、この支持部材87を、後述するクラッチハウジング5の側面にボルト締めすることにより、上部車体90と、クローラ式走行装置80とを連結している。また、クローラフレーム81L,81Rの後部には、左右駆動スプロケット60L,60Rが接続される左右車軸(リアアクスル)89L,89Rを軸支させるための左右リアアクスルケース88L,88Rがクローラフレーム81L,81R上に左右リアアクスルケースステー99L,99Rと一体で形成されている。
以下、本発明のクローラ式トラクタ1の走行系統について説明する。エンジン3からの動力は、図3に示すように、クラッチハウジング5を介してミッションケース23内の主副変速装置39で変速された後、左右の差動機構50L,50Rに入力される。そして、差動機構50L,50Rより延出された左右車軸89L,89R介して左右駆動スプロケット60L,60Rによりクローラ式走行装置80を駆動させる。また、後述する車両1を旋回させるための、旋回用の油圧変速機構(HST)ポンプ72がミッションケース23の平面視左側方に、旋回用HSTモータ73が差動機構50Lの上方にそれぞれ設けられる。また、差動機構50L,50Rは左右の入れ替えが可能であり、旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73とは、ミッションケース23の平面視右側方に設けてもよい。
そして、可変容量型である旋回用HSTポンプ72内の図示しない可動斜板は図示しない副変速アームを介してステアリングホイール9に連係され、このステアリングホイール9の操向量に応じて旋回用HSTポンプ72からの吐出量が調節され、この吐出量に応じて旋回用HSTモータ73の出力回転数と回転方向とが制御される。そして、旋回用HSTモータ73の出力と副変速装置39からの出力とが、後述する差動機構50内で合成され、車軸89L,89Rを介して駆動スプロケット60L,60Rを回転駆動させる。
本発明のクローラ式トラクタ1では、上記のように旋回用HSTポンプ72及び旋回用HSTモータ73を配備するが、通常、ミッションケース23の下部に配置される旋回用HSTポンプ72を、本発明においてはミッションケース23と並列配置させることで、高い最低地上高を確保することができる。また、旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73とが別体であるため、旋回用HSTモータ73をミッションケース23の上方に配置することにより、旋回用HSTモータ73を修理する場合にも、ミッションケース23内に貯留されるオイルが旋回用HSTモータ73から流出することなく、旋回用HSTモータ73のメンテナンスや交換など取り外しが容易になり、作業効率が向上する。更に、旋回用HSTモータ73がミッションケース23の上部、特に後述する差動機構50の上部に配置させたことにより、旋回用HSTモータ73から遺漏するオイルを直接差動機構50に流下させることができる。
続いて、ミッションケース23付近内の動力伝達の構成を説明する。図4に示すように、エンジン3の動力は、出力軸31を介して主軸37に伝達される。主軸37に固設された伝達歯車37a,37b,37c,37dは、主変速軸41に遊嵌される主変速一速歯車41a、主変速二速歯車41b、主変速三速歯車41c、主変速四速歯車41dにそれぞれ噛合されている。そして、主変速軸41の軸方向摺動可能にスプライン嵌合される2つの主変速クラッチスライダ41e,41fは、機体上部4に有する不図示の主変速レバーに連係されている。この主変速レバーの操作により主変速クラッチスライダ41e,41fと主変速一速歯車41a、主変速二速歯車41b、主変速三速歯車41c、主変速四速歯車41dのそれぞれに形成された爪との咬合を選択し、選択されたいずれか1つの上記主変速歯車41a,41b,41c,41dを介して主軸37から主変速軸41へ動力が伝達される。
また、主変速軸41の車両進行方向前方延長部分には、正転側歯車7aおよび逆転側歯車7bがそれぞれ同一軸心上に遊嵌される前後進切換機構7が設けられる。そして、機体上部4に有する不図示のリバーサレバーを操作することによりリバーサクラッチ7cが前進側または後進側のいずれかに選択接続され、主変速軸41の回転は、正転側歯車7aまたは逆転側歯車7bのいずれかに伝達される。ただし、リバーサレバーがニュートラル位置の場合は、回転は正転側歯車7aおよび逆転側歯車7bのいずれにも伝達されない。
正転側歯車7aは、伝達軸42に嵌合される歯車42aに、逆転側歯車7bはカウンタ軸32に嵌合されるカウンタ歯車32aにそれぞれ噛合されており、このカウンタ歯車32aは伝達軸42に嵌合される歯車42bと噛合される。その結果、リバーサクラッチ7cが前進側に接続されたときは、主変速軸41の回転動力が正転側歯車7aを介して伝達軸42に伝達され、リバーサクラッチ7cが後進側に接続されたときは、主変速軸41の回転動力が逆転側歯車7bからカウンタ軸32を介して伝達軸42を逆転方向に回転させることを可能としている。
伝達軸42に嵌合される歯車42aは、正転側歯車7aと噛合うとともに、副変速軸45の同軸線上であり車両進行方向前方に設けられる歯車34と噛合っている。副変速軸45には、副変速シフタ45aがスプライン嵌合されており、副変速軸45の前部と歯車34の後部との間を自在に摺動可能としている。
この副変速シフタ45aは、機体上部4に有する不図示の副変速レバーによって操作され、副変速シフタ45aの前部に形成された副変速シフタ歯45bが歯車34の後部位置34aに位置する状態の副変速三速、副変速シフタ歯45bと歯車34の後端に設けられた歯34bとが噛合う状態の副変速二速、副変速シフタ45aの中央上部に形成された歯45cと伝達軸42の中央近傍に設けられた歯車42cとが噛合う状態の副変速一速、副変速シフタ45aに回転動力が伝達されないニュートラル状態などそれぞれに切換可能とした副変速装置が構成される。これら副変速シフタ45aの摺動による歯車噛合わせの選択で、伝達軸42の回転が三段の変速を経て出力され、副変速軸45に入力された回転動力は、副変速軸45に設けられたベベルギア47を介して回転方向を前後方向から左右方向へと変え、後述するミッションケース23後方に位置する差動機構50L,50Rへと入力されることとなる。
また、エンジン3の出力の一部は、前後進切換機構7から、PTO変速ギア48を介してPTOカウンタ軸49に連結され、車両1後部のPTO出力軸91に伝えられるようになっている。
次に、車両1の旋回をおこなうための差動機構50の構成について説明する。図5に示すように、副変速軸45の後端に固設されたベベルギア47と、ピニオン軸22の中央部分に固設されたベベルギア21とを介して、前後方向の副変速後の動力を、左右方向へと回転方向を変え、後述する左右の差動機構50L,50Rへと伝達する。ピニオン軸22の左右両端に固設されたギア25L,25Rは、このギア25L,25Rと噛合するギア27L,27Rを介して、左右の入力軸20L,20Rを駆動する。この入力軸20L,20Rは、差動機構50である遊星ギア機構50のサンギア51L,51Rを回転駆動する。この遊星ギア機構50により旋回のための差動回転が出力される。
さらに遊星ギア機構50について詳述する。遊星ギア機構50L,50Rは、入力軸20L,20Rに固設されたサンギア51L,51Rと、サンギア51L,51Rの周りを自公転自在に設けられたプラネタリアギア53L,53Rと、このプラネタリアギア53L,53Rを軸支するとともに入力軸20L,20Rと車軸89L,89Rとに回転自在に遊嵌されたキャリア55L,55Rとからなる。そして、キャリア55L,55Rの外周には、さらにキャリアギア56L,56Rが形成されている。
この遊星ギア機構50L,50Rの構成により、車両1の直進時、即ち、左右の駆動スプロケット60L,60Rの回転が等しい回転数となるときは、キャリア55L,55Rは回転せず、遊星ギア機構50L,50Rの各ギアは、その場で各軸上を自転回転して駆動スプロケット60L,60Rを回転させる。その結果、左右の駆動スプロケット60L,60Rはそれぞれ同回転数かつ同回転方向で回転し、車両1を直進させる。一方、車両1の旋回時、即ち、左右の駆動スプロケット60L,60Rの回転が異なる回転数となるときは、キャリア55L,55Rを、後述する旋回用HSTモータ73により回転駆動させて、遊星ギア機構50L,50Rのプラネタリアギア53L,53Rを、サンギア51L,51R周囲において公転させる。
そして、サンギア51L,51Rの回転に加え、キャリア55L,55Rの回転により、サンギア51L,51Rと、キャリア55L,55Rとの間に位置するプラネタリアギア53L,53Rがサンギア51L,51R周りを公転し始める。このとき、サンギア51L,51Rの回転と、キャリア55L,55Rの回転とが等しい方向である場合には、これらサンギア51L,51Rの回転と、キャリア55L,55Rの回転との回転和がプラネタリアギア53L,53Rの自公転を介して、車軸ギア58L,58Rを回転させる。
一方、サンギア51L,51Rの回転と、キャリア55L,55Rの回転とが異なる方向である場合、これら、サンギア51L,51Rの回転と、キャリア55L,55Rの回転との回転差が、プラネタリアギア53L,53Rの自公転を介して、車軸ギア58L,58Rを回転させる。
ここで、キャリア55L,55Rの回転は、旋回用HSTモータ73により回転駆動されるが、旋回用HSTモータ73は、上述のとおりステアリングホイール9の操向に伴い回転駆動され、旋回用HSTモータ73の回転は、この旋回用HSTモータ73の出力ギア35に噛合う左右2つの逆転ギア52L,52Rを介して左右の逆転軸43L,43Rをそれぞれ逆回転させる。そして、これら逆転軸43L,43Rはそれぞれ、逆転軸43L,43Rの一端に固設された差動ギア44L,44Rと、キャリアギア56L,56Rとを介して左右のキャリア55L,55Rを逆回転させる。このようにして、旋回用HSTモータ73の回転に伴い、遊星ギア機構50の左右のキャリア55L,55Rはそれぞれ逆回転し、その結果、一方の遊星ギア機構50は回転が足され、他方の遊星ギア機構50は回転が差し引かれるため、左右の駆動スプロケット60L,60Rはそれぞれ異なる回転数で回転し、車両1を旋回させる。
このように、前部のエンジン3から、ミッションケース23内の主副変速装置39を介して後部へと伝達される直進用の出力と、ステアリングホイール9の操向により回転駆動する旋回用HSTモータ73の出力とが、差動機構(左右遊星ギア機構50L,50R)50内で合成されることにより、左右のクローラ走行装置80の駆動スプロケット60L,60Rを差動回転させ、左方向若しくは右方向へと車両1を旋回させる構成である。
また、ピニオン軸22の片端には、ブレーキ機構29である複数のブレーキ板29aがピニオン軸22上に形成されており、運転者の操作により図示しないブレーキペダルが操作されると、ブレーキアーム28が連動して回動し、このブレーキアーム28の回動に伴い、ピニオン軸22にブレーキ作用を発生させるとともに車両1を減速させるものである。
特に、ブレーキ板29aは、ピニオン軸22の右端に位置しており、ブレーキ板29aや、ブレーキアーム28などを収容する図示しないブレーキケースを右側の遊星ギア機構50Rを収容する右リアアクスルケース80Rと一体とすることが可能である。また、旋回用HSTモータ73が、左リアアクスルケース88L上に位置しているため、右リアアスクルケース88Rに配置されたブレーキ機構と、左リアアクスルケース88Lに配置された旋回用HSTモータ73とにより車両1の重量バランスを保つことが可能である。
さらには、ブレーキ機構29と、旋回用HSTモータ73とを左右に分けて配置することにより、ブレーキ機構29を構成する不図示のリンク関係と、旋回用HST機構を構成する不図示の油圧配管類とを左右のリアアクスルケース88L,88R内に分けて配置することが可能であり、車両1のメンテナンス性が向上する効果がある。
次に、本願発明の特徴であるステアリングカム機構について、その具体的構成を説明する。図6は、ステアリングカムの斜視図、図7はステアリングハンドルの操向位置に対する車両の走行方向を示した模式図、図8はステアリングハンドルと旋回用HSTポンプとを連結するステアリングカム機構の平面図、図9は同背面図、図10は同左側面図である。
図8〜10に示すように、ステアリングカム機構100は、ステアリングホイール9の直下であって、ステアリング軸9aを介して有するステアリング入力軸9bの下部に設けられた、ステアリングホイール9の操向および操向量を機体1の前後方向の出力に変換するステアリングカム101(出力部)と、このステアリングカム101の出力を機体1の前後方向に伝達するステアリングカム101の平面視右側部であって、機体1の前後方向略水平に設けられたロッド102(連結部材)と、このロッド102に連係し、ロッド102の出力を機体1の左右方向に伝達するステアリング入力軸9bの平面視前方であって、機体1の左右方向水平に設けられたブレーキ軸106と共用するロッド103(連結部材)と、さらにこのロッド103に連設し、ロッド103の出力を機体1の前後方向に伝達するステアリング軸9aの平面視左側方であって、機体1の前後方向、かつ前部を高く後部を低く傾斜させて設けられたロッド104(連結部材)とから構成される。
なお、図中の符号107、108、109,110はそれぞれ作業機操作レバー、アクセルレバー、ブレーキペダル、クラッチペダルを示している。そして、ブレーキ軸106において、小型ホイール式トラクタで使用される左輪ブレーキペダル軸の設置位置にロッド102を取り付けることにより、小型ホイール式トラクタの構造を転用して、生産性および作業性を向上することができる。
このステアリングカム機構100は、車体フレーム11上であって、機体上部4底部に設けられたゴムなどの材質からなる防振部材99を有する機体上部4内の機体上部4下部に備えられる。さらに、ロッド104と、旋回用HSTポンプ72の図示しない可動斜板を操作するレバー72a上部との間には、ロッド105(連結部材)が機体上部4の下方、かつミッションケース23の平面視左側方であって、さらに機体1の前後方向に地面に対して略水平に設けられる。
ここで、機体1の右旋回時には、図7に示すようにステアリングホイール9の定点位置aが、位置b(あそび範囲)を越えて方向cに操向される右回転により、図6に示すように、ステアリング軸9aを介してステアリング入力軸9bが右回転し、ステアリングカム100の右旋回用偏芯カム100aが右回転する。この右旋回用偏芯カム100aが、右旋回用コロ100bを介してステアリング入力軸9bを中心としてステアリングアーム100cを前方に移動させ、ロッド103に連係されるロッド102を前方に摺動させる。一方、機体1の左旋回時には、ステアリングホイール9の定点位置aが位置b´(あそび範囲)を超えて方向dに操向される左回転により、不図示の左旋回用偏芯カムが左回転し、不図示の左旋回用コロなどを介してステアリングアーム100cを後方に移動させる結果、ロッド103に連係されるロッド102を後方に摺動させる。
そして、図8〜10に示すように、ステアリングホイール9が右回転の場合は、ロッド102が前方に移動することによりロッド103の軸心を中心に取付部103aを介してロッド103を進行方向左側からロッド103の回転を見た場合の時計回りに回転させる一方、ステアリングホイール9が左回転の場合は、ロッド102が後方に移動することによりロッド103の軸心を中心に取付部103aを介してロッド103を進行方向左側からロッド103の回転を見た場合の反時計回りに回転させる。
さらに、ロッド103の回転に連動して、ステアリングホイール9が右回転の場合は取付部104aを介してロッド104の下部を前方に、ステアリングホイール9が左回転の場合は、取付部104aを介してロッド104の下部を後方に移動させる。そして、これらリンク機構を形成するロッド102,103,104は、ステアリングホイール9の操向量に応じた作動量となる。
このように、防振部材99上に有する機体上部4内の底部にステアリングカム機構100を設け、このステアリングカム機構100がステアリングホイール9の直下に有し、ステアリングカム機構100と、旋回用HSTポンプ72を操作するレバー72bを操作するリンク機構とを機体上部4内の底部に設け、ロッド104が略水平になっているため、例えば機体1の直進時に、上下振動の力は、ステアリングカム機構100を介して旋回用HSTポンプ72の可動斜板を操作するレバー72aの傾斜角を動かすことがなくなり、機体1の旋回動作を防止することができる。
次いで、ロッド104に伝達されたステアリング出力は、ロッド105を介してステアリングホイール9が右回転の場合は、旋回用HSTポンプ72の可動斜板を操作するレバー72a下部を軸にレバー72aの上部を前方に動かし、ステアリングホイール9が左回転の場合は、レバー72aの上部を後方に動かすとともに、可動斜板を操作するレバー72aをステアリングホイール9の操向量に応じた傾斜角度に傾斜させ、旋回用HSTポンプ72から旋回用HSTモータ73へ供給する作動油の吐出圧が調節される。
このように、防振部材99上に有する機体上部4内のロッド104と、機体上部4外であって、ミッションケース23の側方に設けられた旋回用HSTポンプ72の可動斜板を動かすレバー72aとを連係するロッド105を機体上部4外に略水平に備え、ステアリング出力をクローラ式走行装置80に対して前後水平方向にレバー72aに伝達するので、例えば機体1の直進時に前述したような上下振動を生じても、ロッド105は上下振動に影響されにくく、ステアリング出力のみを確実にレバー72aに伝達することができ、機体1の直進時に、この上下振動の力が、ロッド105を介して旋回用HSTポンプ72におけるレバー72aの傾斜角を動かすことなく、機体1の旋回動作を防止することができる。なお、機体の旋回に伴うステアリング出力による各ロッド102,103,104,105の作動方向および回転方向は、上述した逆の方向であってもよい。
また、ステアリングカム101と、旋回用HSTポンプ72のレバー72aとの間を連係するロッド102,103,104,105それぞれの取付け位置や連設位置、ロッド長さなどを変えて、リンク機構となっている各ロッドのリンク比を任意に設定することにより、ステアリングホイール9の操向角度に対するレバー72aの傾斜角度を調整することができる。従って、例えば同じステアリングホイール9の操向角度に対して旋回用HSTポンプ72から旋回用HSTモータ73へ供給する作動油の吐出圧を増減でき、容易に旋回半径を大小可変とすることができる。
以上詳述したように、この例のクローラ式トラクタ1は、両端に従動アイドラ85を回転可能に支持するクローラフレーム81と、車軸89に装着された駆動スプロケット60とを有し、かつ従動アイドラ85と駆動スプロケット60との間にクローラベルト95が巻装されるクローラ式走行装置80を機体1下部に備えるとともに、機体上部4は防振支持され、駆動スプロケット60が、ステアリングカム機構100を介してステアリングホイール9(ステアリング操舵部)に連結した旋回用HSTポンプ72および旋回用HSTモータ73からの動力によって旋回され、かつ旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73とを分割配置し、ステアリングホイール9のステアリング入力軸9b(軸)が連係部材を介さずステアリングカム機構100を操作するものである。加えて、ステアリングカム機構100を、機体上部4内に配設するとともに、ステアリングカム機構100と、旋回用HSTポンプ72の可動斜板を操作するレバー72aとを連結したロッド102,103,104,105(連結部材)にリンク機構を用い、ステアリングカム機構100の動力を伝えるステアリングカム101(出力部)と、レバー72aを連結するロッド105(連結部材)は、上部車体90の振動に連動して変位しても、レバー72aが作動方向に動かない位置に配置する。
なお、上述の例では、作業機の一例として小型のクローラ式トラクタ(作業車両)について説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、中型や大型のクローラ式トラクタのほか、農作業機としてコンバインなど、また、建設作業機としてブルトーザなど、クローラ式走行装置を備えたあらゆる作業車両に適用することができる。
本発明の一例として、小型クローラ式トラクタを示す側面図である。 図1に示すトラクタのクローラ式走行装置付近の斜視図である。 図1に示すトラクタの断面平面図である。 駆動部の断面側面図である。 ミッションケース内の差動機構付近を拡大した断面平面図である。 ステアリングカムの平面図である。 ステアリングハンドルの操向位置に対する車両の走行方向を示した模式図である。 ステアリングハンドルと旋回用HSTポンプとを連結するステアリングカム機構の平面図である。 ステアリングハンドルと旋回用HSTポンプとを連結するステアリングカム機構の背面図である。 ステアリングハンドルと旋回用HSTポンプとを連結するステアリングカム機構の左側面図である。 従来の小型ホイール式トラクタを示す斜視図である。
符号の説明
4 キャビン
9 ステアリングハンドル
9a ステアリング軸
9b ステアリング入力軸
72 旋回用HSTポンプ
72a レバー
99 防振部材
100 ステアリングカム機構
101 ステアリングカム
102,103,104,105 ロッド
103a,104a 取付部
106 ブレーキ軸
107 作業機操作レバー、
108 アクセルレバー
109 ブレーキペダル
110 クラッチペダル
a,b,b´ 位置
c,d 方向

Claims (4)

  1. 両端に従動アイドラを回転可能に支持するクローラフレームと、車軸に装着された駆動スプロケットとを有し、かつ前記従動アイドラと前記駆動スプロケットとの間にクローラベルトが巻装されるクローラ式走行装置を機体下部に備えるとともに、機体上部は防振支持され、前記駆動スプロケットが、ステアリングカム機構を介してステアリング操舵部
    に連結した旋回用HSTポンプおよび旋回用HSTモータからの動力によって旋回され、かつ前記旋回用HSTポンプと前記旋回用HSTモータとを分割配置するクローラ式作業車両において、
    前記ステアリング操舵部の軸が連係部材を介さず前記ステアリングカム機構を操作することを特徴とするクローラ式作業車両。
  2. 前記ステアリングカム機構を、機体上部内に配設することを特徴とする、請求項1に記載のクローラ式作業車両。
  3. 前記ステアリングカム機構と、前記旋回用HSTポンプの可動斜板を操作するレバーとを連結した連結部材に、リンク機構を用いることを特徴とする、請求項1に記載のクローラ式作業車両。
  4. 前記ステアリングカム機構の動力を伝える出力部と、前記レバーを連結する前記連結部材は、上部車体の振動に連動して変位しても、前記レバーが作動方向に動かない位置に配置することを特徴とする、請求項1に記載のクローラ式作業車両。
JP2006228734A 2006-08-25 2006-08-25 クローラ式作業車両 Pending JP2008049866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006228734A JP2008049866A (ja) 2006-08-25 2006-08-25 クローラ式作業車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006228734A JP2008049866A (ja) 2006-08-25 2006-08-25 クローラ式作業車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008049866A true JP2008049866A (ja) 2008-03-06

Family

ID=39234312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006228734A Pending JP2008049866A (ja) 2006-08-25 2006-08-25 クローラ式作業車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008049866A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310327A (ja) * 1999-04-26 2000-11-07 Seirei Ind Co Ltd 作業車
JP2001347965A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Iseki & Co Ltd コンバインの操向装置
JP2004142547A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Yanmar Agricult Equip Co Ltd クローラ形トラクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310327A (ja) * 1999-04-26 2000-11-07 Seirei Ind Co Ltd 作業車
JP2001347965A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Iseki & Co Ltd コンバインの操向装置
JP2004142547A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Yanmar Agricult Equip Co Ltd クローラ形トラクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4746279B2 (ja) 作業車両のトランスミッション
JP4125435B2 (ja) 走行車両
JP2009214818A (ja) 作業車両
JP4745063B2 (ja) 小型クローラ式トラクタ
WO2007049368A1 (ja) 小型クローラ式トラクタ
JP4805654B2 (ja) クローラ型トラクタ
JP4869836B2 (ja) クローラ式作業車両
JP2007118734A (ja) クローラ式作業車両
JP3943448B2 (ja) クローラ形トラクタ
JP5207787B2 (ja) 作業車両
JP2008049867A (ja) クローラ式作業車両
JP4627483B2 (ja) クローラ型トラクタ
JP2007118910A (ja) 小型クローラ式トラクタ
JP2008049866A (ja) クローラ式作業車両
JP2007118908A (ja) 小型クローラ式トラクタ
JP2007216805A (ja) クローラ式作業車両
JP4227224B2 (ja) 小型乗用農作業車
JP2005067606A (ja) 作業車
JP4805653B2 (ja) クローラ型トラクタ
JP5100999B2 (ja) クローラ式作業車両
JP4295444B2 (ja) クローラ走行車
JP2007125947A (ja) 走行車
JP4184491B2 (ja) クローラ式走行装置を備えた作業車
JP2007191064A (ja) クローラ式作業車両
JP2007186107A (ja) クローラ式作業車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090605

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110314

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110329

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20110524

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110809

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02