JP4746279B2 - 作業車両のトランスミッション - Google Patents

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Description

本発明は、駆動源と、一対の走行装置とを具備する作業車両のトランスミッションの技術に関する。
従来、エンジン等の駆動源と、一対のクローラ等の走行装置とを具備し、各種作業を行う作業車両の技術は公知となっている。このような作業車両の具体例としては、除雪機やクローラトラクタ、あるいはクローラ式の管理機等が挙げられる。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の除雪機はエンジンから走行用のHST(Hydro Static Transmission;静油圧式無段変速装置)を経て左右のクローラへ駆動力を伝達するとともに、該HSTと左右のクローラとの間の駆動力伝達経路にクラッチおよびブレーキを設け、クラッチにより一方のクローラへの駆動力の伝達を遮断するとともにブレーキにより該一方のクローラをロックして旋回する構成となっている。しかし、このような旋回方法は滑らかな旋回を行うことが困難であり、軟弱地盤上で旋回する場合には走行装置が地面に埋もれてしまうという問題があった。
上記問題を解決する方法として、駆動源からの駆動力を走行用のHSTで変速して左右の走行装置に伝達するトランスミッションに左右一対の差動機構を設け、該一対の差動機構に対して、一方の走行装置は増速し、他方の走行装置は減速するように駆動力を入力する旋回用アクチュエータを設けることにより、左右のクローラの走行速度を滑らかに変化させて旋回させる方法が知られている。
特開2000−54335号公報
しかし、トランスミッションの旋回用アクチュエータとしてHSTを設ける場合、走行用のHSTと合わせて二つのHSTを用いることとなり、製造コストが増大するという問題がある。一方、旋回用アクチュエータとして電気モータを用いた場合でも該電気モータは大きな出力が要求され、大型化および製造コストの増大を招く。また、トランスミッションに差動機構を設ける場合、旋回用アクチュエータを作動させない時(直進時)には、駆動源からの駆動力が旋回用アクチュエータ側に逆流しないように、旋回用アクチュエータと差動機構との駆動力伝達経路にクラッチおよびブレーキを設ける必要があり、これも部品点数および製造コストの増大の原因となる。本発明は以上の如き状況に鑑み、滑らかな旋回を可能とし、かつ安価に製造可能な作業車両のトランスミッションを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、駆動源(31)と、一対の走行装置(4L・4R)とを具備する作業車両(1)のトランスミッション(101)であって、サンギヤ(121)と、複数のプラネタリギヤ(123・・・)を有するキャリア(122)と、リングギヤ(124)と、を具備する一対の差動機構(104L・104R)と、該駆動源(31)からの駆動力を変速して一対の差動機構(104L・104R)のサンギヤに入力する無段変速装置(103)と、対応する一対の差動機構(104L・104R)のリングギヤ(124L・124R)に、それぞれ駆動力を入力する一対のモータ(105L・105R)と、を具備し、該一対のモータ(105L・105R)は、対応するキャリア(122L・122R)の回転速度を減速させる方向に、対応するリングギヤ(124L・124R)を回転駆動し、該一対のモータ(105L・105R)は、トランスミッション(101)を構成するミッションケース(102)の上面の左右で、前後の位置に固設し、該一対のモータ(105L・105R)の一対の出力軸(131L・131R)を、ミッションケース(102)内の、前記左右のリングギヤ(124L・124R)の、前後の位置に挿入し、前記一対のリングギヤ(124L・124R)をウォームホイールとするとともに、前記一対の出力軸(131L・131R)にウォームギヤ(132L・132R)を設けて噛合させたものである。
請求項2においては、請求項1に記載の作業車両のトランスミッションにおいて、前記一対のモータ(105L・105R)は、作業車両(1)の直進時にはいずれも回転駆動せず、作業車両(1)の旋回時には一方のモータ(105)のみ回転駆動するものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2に記載の作業車両のトランスミッションにおいて、前記無段変速装置(103)として、静油圧式無段変速装置(HST)を用いるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、駆動源(31)と、一対の走行装置(4L・4R)とを具備する作業車両(1)のトランスミッション(101)であって、サンギヤ(121)と、複数のプラネタリギヤ(123・・・)を有するキャリア(122)と、リングギヤ(124)と、を具備する一対の差動機構(104L・104R)と、該駆動源(31)からの駆動力を変速して一対の差動機構(104L・104R)のサンギヤに入力する無段変速装置(103)と、対応する一対の差動機構(104L・104R)のリングギヤ(124L・124R)に、それぞれ駆動力を入力する一対のモータ(105L・105R)と、を具備し、該一対のモータ(105L・105R)は、対応するキャリア(122L・122R)の回転速度を減速させる方向に、対応するリングギヤ(124L・124R)を回転駆動し、該一対のモータ(105L・105R)は、トランスミッション(101)を構成するミッションケース(102)の上面の左右で、前後の位置に固設し、該一対のモータ(105L・105R)の一対の出力軸(131L・131R)を、ミッションケース(102)内の、前記左右のリングギヤ(124L・124R)の、前後の位置に挿入し、前記一対のリングギヤ(124L・124R)をウォームホイールとするとともに、前記一対の出力軸(131L・131R)にウォームギヤ(132L・132R)を設けて噛合させたので、滑らかな旋回を可能とするとともに、一対のモータとして出力が大きいモータを使用する必要がなく、トランスミッションの製造コストを削減することが可能である。
また、該一対のモータ(105L・105R)は、トランスミッション(101)を構成するミッションケース(102)の上面に固設し、該一対のモータ(105L・105R)の一対の出力軸(131L・131R)をミッションケース(102)内に挿入したので、地上高が高くなる位置に配置することが可能であり、ミッションケース(102)により下方が保護されるので、電気式のモータに、泥や水等ができるだけ付着しない位置に配置することが出来、ショート等の発生を防止することが出来たものである。
また、滑らかな旋回を可能とするとともに、ウォームギヤのセルフロック機能を利用して直進時における一対のモータへの駆動力の逆流を防止することが可能であり、部品点数および製造コストを削減することが可能である。
請求項2においては、請求項1に記載の作業車両のトランスミッションにおいて、前記一対のモータ(105L・105R)は、作業車両(1)の直進時にはいずれも回転駆動せず、作業車両(1)の旋回時には一方のモータ(105)のみ回転駆動するので、一対のモータとして出力が大きいモータを使用する必要がなく、トランスミッションの製造コストを削減することが可能である。
請求項3においては、請求項1又は請求項2に記載の作業車両のトランスミッションにおいて、前記無段変速装置(103)として、静油圧式無段変速装置(HST)を用いるので、滑らかな旋回と高い駆動力伝達効率を達成することが可能である。
以下では図1を用いて本発明の作業車両の実施の一形態である除雪機1の全体構成について説明する。除雪機1は、除雪部2、駆動部3、左右一対の走行装置4L・4R、運転操作部5等で構成される。なお、本発明は除雪機1に限定されず、エンジン等の駆動源と、一対の走行装置(例えば、一対の走行輪またはクローラ)を具備する作業車両に広く適用可能である。当該作業車両の具体例としては、クローラトラクタ、クローラ式の管理機、クローラ式のモア等の農業機械、あるいは除雪機等が挙げられる。
以下では図1を用いて除雪部2の詳細構成を説明する。除雪部2は除雪機1の機体フレーム11の前部に配設され、除雪機1の走行経路上に存在する雪を除去するものである。除雪部2は、主に掻込オーガ21、オーガハウジング22、ブロアハウジング23、ブロア24、シュータ25等で構成される。
掻込オーガ21は除雪機1の走行経路上に存在する雪を機体前部中央に集めてブロア24に送るものであり、外周面に螺旋状の突起が設けられた略円柱形状の部材で構成される。掻込オーガ21は地面と干渉しない範囲で極力地面に近接した位置に配置され、その軸心方向は機体左右方向と略一致している。掻込オーガ21の左右両端はオーガハウジング22に回転可能に軸支され、掻込オーガ21はエンジン31からの駆動力により回転駆動される。
オーガハウジング22は掻込オーガ21を軸支する構造体であるとともに、掻込オーガ21の筐体としての機能を兼ねる。オーガハウジング22はブロアハウジング23の前方に設けられる。
ブロアハウジング23はその内部にブロア24が内設される筐体であり、オーガハウジング22を支持する構造体としての機能を兼ねる。ブロアハウジング23の上部にはシュータ25が設けられている。
ブロア24は掻込オーガ21によりブロアハウジング23内に搬送された雪を筒状のシュータ25を通して跳ね飛ばし、除雪機1の走行経路外に除去する。ブロア24はエンジン31からの駆動力により回転駆動される。なお、シュータ25はブロアハウジング23に対して水平面上で旋回可能であり、かつシュータ25の先端部は上下回動可能である。すなわち、ブロア24により跳ね飛ばされ、シュータ25を通過して投出された雪が地面に落下する位置を調整可能としている。
以下では図1および図2を用いて駆動部3の詳細構成を説明する。駆動部3は主にエンジン31、発電機32、バッテリ33、トランスミッション101等で構成される。駆動部3は機体フレーム11に設けられる。
エンジン31は除雪機1の駆動源であり、駆動力伝達手段により掻込オーガ21およびブロア24に駆動力を伝達するとともに、発電機32を回転駆動して電力を発生させる。発電機32で発生した電力はバッテリ33に充電され、バッテリ33(または発電機32)は、左モータ105Lの駆動回路(インバータ)36Lおよび右モータ105Rの駆動回路(インバータ)36Rに電力を供給し、左モータ105Lおよび右モータ105Rの回転数を制御しながら駆動する。該駆動回路36L・36Rは制御回路30と接続されている。トランスミッション101は左右一対の走行装置4L・4Rに駆動力を伝達する。このとき、トランスミッション101は左右の走行装置4L・4Rの回転速度をそれぞれ調整し、除雪機1の直進(前進または後進)および滑らかな旋回を可能としている。トランスミッション101の詳細構成については後述する。
以下では、図1および図2を用いて走行装置4L・4Rの詳細構成を説明する。なお、本実施例における左右一対の走行装置4L・4Rはクローラ式であるがホイール式の走行輪としても良く、限定されない。また、走行装置4L・4Rは左右略対称に構成されているため、以下の説明では走行装置4Lについてのみ説明し、走行装置4Rについては説明を省略する。
走行装置4Lは主に、駆動スプロケット41L、従動スプロケット42L、クローラベルト43L等で構成される。
駆動スプロケット41Lはトランスミッション101から機体左側方に突出した出力軸106Lの先端部(左端部)に外嵌固定される。従動スプロケット42Lは従動軸44の左端部に外嵌固定される。従動軸44は機体フレーム11の後部に回転可能に軸支され、従動軸44の長手方向は機体左右方向と略一致する。クローラベルト43Lは駆動スプロケット41Lおよび従動スプロケット42Lに巻回される無端ベルトである。
以下では図3、図4および図5を用いて本発明の作業車両に係るトランスミッションの実施の一形態であるトランスミッション101について説明する。トランスミッション101は駆動源であるエンジン31からの駆動力を左右の走行装置4L・4Rに伝達し、除雪機1を直進(前進または後進)、右旋回または左旋回させるものである。トランスミッション101は主に、ミッションケース102、HST103、左右一対の差動機構104L・104R、一対のモータである左モータ105Lおよび右モータ105R、等を具備している。
図4および図5に示す如く、ミッションケース102は、トランスミッション101を構成する他の部材を収容し、埃等の侵入を防止する筐体としての機能と、トランスミッション101を構成する他の部材を支持(軸支)する構造体としての機能とを兼ねる。本実施例において、ミッションケース102は左ケース102Lと右ケース102Rの二つの部材からなり、左右に分割可能な構成となっている。
図4および図5に示す如く、HST(Hydro Static Transmission;静油圧式無段変速装置)103は駆動源であるエンジン31からミッションケース101に入力された駆動力を変速して、後述する一対の差動機構104L・104Rのサンギヤ121L・121Rに伝達する無段変速装置の実施の一形態である。HST103は主に筐体111、油圧ポンプ112、油圧モータ113等で構成される。
筐体111は油圧ポンプ112および油圧モータ113を収容するとともに、HST103の構造体としての機能を兼ねる。また、筐体111には油圧ポンプ112と油圧モータ113とを流体的に接続するための油圧回路が形成される。筐体111はミッションケース102の前部に固設される。
本実施例における油圧ポンプ112は、いわゆる可動斜板式のアキシャルピストンポンプであり、入力軸112aと、該入力軸112aに相対回転不能に嵌設されるシリンダブロックと、該シリンダブロックに穿設された複数のシリンダ孔に気密的に摺接可能に収容された複数のピストンと、該ピストンを往復駆動させる斜板カムとして作用する可動斜板と、を備えている。油圧ポンプ112の可動斜板は、その板面と入力軸の軸線方向との成す角度が変更可能であり、可動斜板の板面を入力軸112aの軸線方向に対して垂直としたときは入力軸112aが回転駆動されても油圧モータ113に圧油を搬送することがない中立状態であり、該可動斜板の板面を入力軸112aの軸線方向に対して垂直の状態から傾倒させることにより、入力軸112aの回転駆動に連動して油圧モータ113に圧油を搬送する。また、可動斜板の傾倒角度を調節することにより、入力軸112aが一回転する間に搬送される圧油の量を調節することが可能である。なお、以後の説明において「HST103を作動させる」とは、「油圧ポンプ112の可動斜板を入力軸112aに対して傾倒させ、油圧モータ113に圧油を搬送可能な状態とする」ことを指すものとする。
本実施例における油圧モータ113は、いわゆる可動斜板式のアキシャルピストンモータであり、出力軸113aと、該出力軸113aに相対回転不能に嵌設されるシリンダブロックと、該シリンダブロックに穿設された複数のシリンダ孔に気密的に摺接可能に収容された複数のピストンと、油圧ポンプ112から搬送されてきた圧油によるピストンの往復駆動力を出力軸113aの回転駆動力に変換する斜板カムとして作用する可動斜板と、を備えている。油圧モータ113の可動斜板は、その板面と出力軸113aの軸線方向との成す角度を変更することが可能に構成され、可動斜板の傾倒角度を調節することにより、油圧ポンプ112から搬送されてくる圧油の量に対する出力軸113aの回転量を調節することが可能である。なお、本実施例の油圧モータ113については可動斜板を用いているが、該可動斜板に代えて、固定式斜板(出力軸113aと斜板の板面との成す角度が固定されている)を用いても良い。また、無段変速装置はHSTに限定されず、他の無段変速装置(例えばCVT等)でも良い。
本実施例においては、HST103の入力軸112aはトランスミッション101の前部より突出し、出力軸113aはミッションケース102の内部に挿入されている。
図3、図4および図5に示す如く、左右一対の差動機構104L・104Rは、それぞれ対応する一対の走行装置4L・4Rに駆動力を伝達し、該走行装置4L・4Rを駆動するものである。差動機構104Lは主に、サンギヤ121L、キャリア122L、複数のプラネタリギヤ123L・123L・・・(図4において一つのみ図示)、リングギヤ124L等で構成される。なお、差動機構104L・104Rは左右略対称であり、その構成は略同じであることから、以下の説明では差動機構104Lについてのみ説明し、差動機構104Rについては説明を省略する。
サンギヤ121Lは伝達軸125の左半部に外嵌固定され、複数のプラネタリギヤ123L・123L・・・と互いに噛合している。
キャリア122Lは出力軸106Lの一端(右端)に外嵌固定され、出力軸106Lと一体的に回転する略円盤状の部材である。キャリア122Lを挟んで出力軸106Lの反対側となるキャリア122Lの盤面には複数の回転軸126L・126L・・・(図4において一つのみ図示)が突設され、各回転軸126Lにそれぞれプラネタリギヤ123Lが回転可能に軸支される。複数のプラネタリギヤ123L・123L・・・はサンギヤ121Lと互いに噛合する。なお、前記伝達軸125の左端部は軸受を介してキャリア122Lに軸支される。
リングギヤ124Lはその内周面と外周面に歯車部が形成された略リング状のギヤである。リングギヤ124Lはその内周面側において複数のプラネタリギヤ123L・123L・・・と互いに噛合する。
図3、図4および図5に示す如く、一対のモータである左モータ105Lおよび右モータ105Rはいずれも電気式のモータであり、トランスミッション101に駆動力を伝達する。左モータ105Lおよび右モータ105Rは、泥や水等ができるだけ付着せず、ショート等の発生を防止するために地上高が高くなる位置に配置すべく、ミッションケース102の上面に固設される。左モータ105Lの出力軸131Lおよび右モータ105Rの出力軸131Rはミッションケース102内に挿入されている。そして、出力軸131Lにはウォームギヤ132Lが外嵌固定され、ウォームギヤ132Lは前記差動機構104Lのリングギヤ124Lの外周面に形成された歯と互いに噛合している。すなわち、本実施例におけるリングギヤ124Lはウォームギヤ132Lに対応するウォームホイールを兼ねている。同様に、出力軸131Rにはウォームギヤ132Rが外嵌固定され、ウォームギヤ132Rは前記差動機構104Rのリングギヤ124Rの外周面に形成された歯と互いに噛合している。すなわち、本実施例におけるリングギヤ124Rはウォームギヤ132Rに対応するウォームホイールを兼ねている。
以下では、図3、図4および図5を用いてミッションケース101の駆動力伝達経路について詳細説明を行う。図3に示す如く、駆動源であるエンジン31の出力軸31aにはプーリ141が設けられている。また、プーリ141にはクラッチ142が設けられており、該クラッチ142を切り替えることにより、「クラッチ入」の状態(すなわち、プーリ141が出力軸31aに固定され、駆動力を伝達可能な状態)と、「クラッチ切」の状態(すなわち、プーリ141が出力軸31aに固定されず、駆動力を伝達不可能な状態)と、を選択することが可能である。
図3に示す如く、HST103の入力軸112aにはプーリ143が外嵌固定され、プーリ141およびプーリ143にベルト144が巻回される。また、HST103の出力軸113aにはベベルギヤ145が外嵌固定される。
図3、図4および図5に示す如く、伝達軸146は、その軸線方向が除雪機1の機体左右方向に略一致するようにミッションケース102の内部空間前部に軸支される。伝達軸146の中途部にはベベルギヤ147およびスプロケット149が外嵌固定され、該ベベルギヤ147とベベルギヤ145とは互いに噛合している。また、伝達軸146の一端(本実施例においては右端)にはブレーキ148が設けられており、伝達軸146の回転を制動することが可能である。
スプロケット150は伝達軸125の略中央部に外嵌固定され、スプロケット149およびスプロケット150にチェーン151が巻回される。伝達軸125の左半部および右半部にはそれぞれサンギヤ121L・121Rが外嵌固定される。
クラッチ142が「クラッチ入」の状態であり、ブレーキ148が作動していない(制動していない)場合、エンジン31からの駆動力は出力軸31a→プーリ141→ベルト144→プーリ143→入力軸112aを経てHST103に伝達される。HST103へ伝達された駆動力は、HST103にて変速された後、出力軸113a→ベベルギヤ145→ベベルギヤ147→伝達軸146→スプロケット149→チェーン151→スプロケット150→伝達軸125を経て左右一対の差動機構104L・104Rのサンギヤ121L・121Rに伝達される。差動機構104Lに伝達された駆動力は、サンギヤ121L→プラネタリギヤ123L→回転軸126L→キャリア122L→出力軸106Lを経て走行装置4Lの駆動スプロケット41Lに伝達される。差動機構104Rに伝達された駆動力は、サンギヤ121R→プラネタリギヤ123R→回転軸126R→キャリア122R→出力軸106Rを経て走行装置4Rの駆動スプロケット41Rに伝達される。このようにして、エンジン31からの駆動力は左右一対の走行装置4L・4Rに伝達され、走行装置4L・4Rは回転駆動される。エンジン31は電圧が12Vまたは24Vの電気モータ等に比較して高出力であり、走行時の牽引力や除雪部(作業部)2の駆動力が大きく、高効率な作業が可能である。
一方、左モータ105Lからの駆動力は、出力軸131L→ウォームギヤ132L→リングギヤ124L→プラネタリギヤ123L→回転軸126L→キャリア122L→出力軸106Lを経て走行装置4Lの駆動スプロケット41Lに伝達される。また、右モータ105Rからの駆動力は、出力軸131R→ウォームギヤ132R→リングギヤ124R→プラネタリギヤ123R→回転軸126R→キャリア122R→出力軸106Rを経て走行装置4Rの駆動スプロケット41Rに伝達される。このようにして、左モータ105Lおよび右モータ105Rからの駆動力はそれぞれ対応する走行装置4L・4Rに伝達されて、走行装置4L・4Rは回転駆動される。そして、左モータ105Lおよび右モータ105Rの回転速度に応じて対応する走行装置4L・4Rの走行速度を滑らかに変化させ、左右の走行装置4L・4Rの間で走行速度差を生じさせることにより、除雪機1は滑らかに旋回することが可能である。
除雪機1を直進させる場合、左モータ105Lおよび右モータ105Rを停止させるとともに、差動機構104L・104Rのリングギヤ124L・124Rを回転しないように固定する必要がある。これは、エンジン31からの駆動力の一部がリングギヤ124L・124Rから左モータ105Lおよび右モータ105Rに伝達されて(駆動力が左モータ105Lおよび右モータ105Rに逆流して)直進速度が低下したり、直進安定性が低下するのを防止するためである。従来は、このような駆動力の逆流を防止するために制動手段(ブレーキ等)を設けて直進時にリングギヤを制動していた。しかし、この方法では、各差動機構に当該制動手段を設けるとともに、直進時と旋回時で制動手段の作動状況を切り替えるための切替手段等を設ける必要があり、部品点数の増加および製造コストの増大の原因となっていた。
そこで、本実施例の除雪機1にかかるトランスミッション101においては、一対のリングギヤ124L・124Rをウォームホイールとするとともに、一対のモータ(左モータ105Lおよび右モータ105R)の出力軸131L・131Rにウォームギヤ132L・132Rを設け、左モータ105Lからリングギヤ124Lへの駆動力伝達経路はウォームギヤ132Lからウォームホイール(リングギヤ124L)へ駆動力を伝達する構成とするとともに、右モータ105Rからリングギヤ124Rへの駆動力伝達経路はウォームギヤ132Rからウォームホイール(リングギヤ124R)へ駆動力を伝達する構成としている。
このように構成することは、以下の如き利点を有する。すなわち、ウォームギヤのセルフロック機能(ウォームギヤを回転させることによりウォームホイールを容易に回転駆動することができるが、ウォームホイールを回転させようとしても負荷が大きく、ウォームギヤを回転駆動することができない性質)を利用して直進時における左モータ105Lおよび右モータ105Rへの駆動力の逆流を防止することができ、ブレーキ等の制動手段を省略して部品点数および製造コストを削減することが可能である。
除雪機1を滑らかに旋回させる方法としては、
(1)一方の走行装置の走行速度を増速し、他方の走行装置の走行速度は直進時の速度を保持する、
(2)一方の走行装置の走行速度を増速し、他方の走行装置の走行速度を減速する、
(3)一方の走行装置の走行速度を減速し、他方の走行装置の走行速度は直進時の速度を保持する、といった方法が考えられる。
(1)または(2)の方法の場合、走行装置の走行速度を増速させるためには、左モータ105Lおよび右モータ105Rはエンジン31からの駆動力の一部が左モータ105Lまたは右モータ105Rに逆流してくるのに抗して差動機構104L・104Rに駆動力を入力する必要があるため、左モータ105Lおよび右モータ105Rとして出力が大きいものを使用しなければならず、製造コストが増大する要因となる。一方、(3)の方法は、エンジン31からの駆動力の一部が左モータ105Lまたは右モータ105Rに逆流し、該駆動力にアシストされる形で左モータ105Lまたは右モータ105Rを駆動するため、左モータ105Lおよび右モータ105Rとして出力が大きいものを使用する必要がない(その代わり、(1)および(2)と比較すると旋回時の走行速度は遅い)。そこで、本実施例のトランスミッション101については、(3)の方法を採用し、一対のモータである左モータ105Lおよび右モータ105Rは、それぞれ対応するキャリア122L・122Rの回転速度を減速させる方向に、対応するリングギヤ124L・124Rを回転駆動する構成としている。このように構成することにより、左モータ105Lおよび右モータ105Rとして出力が大きいものを使用する必要がなく、トランスミッション101の製造コストを削減することが可能である。また、左モータ105Lおよび右モータ105Rの出力が小さい場合には、通常はそのサイズも小さいので、トランスミッション101を小型化することが可能である。
また、本実施例においては、一対のモータである左モータ105Lおよび右モータ105Rは、除雪機1の直進時にはいずれも回転駆動せず、除雪機1の旋回時には一方のモータのみ回転駆動する。このように構成することにより、左モータ105Lおよび右モータ105Rとして出力が大きいものを使用する必要がなく、トランスミッション101の製造コストを削減することが可能である。また、左モータ105Lおよび右モータ105Rの出力が小さい場合には、通常はそのサイズも小さいので、トランスミッション101を小型化することが可能である。
さらに、本実施例においては、無段変速装置としてHST103を用いている。このように構成することにより、滑らかな旋回と高い駆動力伝達効率を達成することが可能である。
以下では図1および図2を用いて運転操作部5および走行・操向制御の詳細構成を説明する。運転操作部5は主に走行レバー50、操向ハンドル51、操作ボックス52・53、旋回レバー54、除雪クラッチレバー55、走行変速レバー56等で構成される。
操向ハンドル51は機体フレーム11の後部より斜め後上方に延設された平面視略U字型の部材であり、運転操作部5を構成する他の部材が取り付けられるとともに作業者が該操向ハンドル51を持って除雪機1を操作する。
除雪クラッチレバー55は操向ハンドル51に取り付けられる。除雪クラッチレバー55はエンジン31から除雪部2への駆動力伝達経路の中途部に設けられた除雪クラッチ37(図2に図示)を操作し、除雪部2への駆動力の伝達の入切を行うものである。
操作ボックス53は操向ハンドル51に固設され、該操作ボックス53上に走行変速レバー(またはダイヤル)56が取り付けられる。また、走行変速レバー56の回動角を検知するセンサは制御回路30に接続される。一方、HST103の可動斜板を回動させるためのアクチュエータ103aも制御回路30に接続されており、接続回路30は走行変速レバー56の回動角に基づいてアクチュエータ103aを作動させ、HST103の変速を行う。
走行レバー50は操向ハンドル51に設けられる。走行レバー50はいわゆるデッドマンクラッチレバーであり、作業者が該走行レバー50を握ると、ブレーキ148が解除されるとともにクラッチ142が「クラッチ入」の状態となり、除雪機1が走行可能となる。また、作業者が該走行レバー50から手を離すとブレーキ148が作動する(制動する)とともにクラッチ142が「クラッチ切」の状態となり、駆動力が伝達されなくなる。従って、作業者が転倒した場合等で走行レバー50から手を離すと、除雪機1は停止するように構成されており、安全性を確保している。なお、走行レバー50から手を離した状態ではブレーキ148により走行装置4L・4Rはロックされており、除雪機1が斜面等にあってもその場に静止可能である。
旋回レバー54は操向ハンドル51の左右中央部に設けた操作ボックス52上に設けられたレバーであり、作業者が手で左右に傾倒可能に構成される。また、旋回レバー54は作業者が手を離しているときには左右中央(中立位置)に位置するようにバネ等の付勢手段で付勢されている。旋回レバー54には該旋回レバー54の傾倒角度を検知するセンサが設けられ、該センサは制御回路30に接続される。また、左モータ105Lの駆動回路36Lおよび右モータ105Rの駆動回路36Rも制御回路30に接続されている。
旋回レバー54が中立位置にあるときには左モータ105Lおよび右モータ105Rには電力が供給されず、走行装置4L・4Rは同方向に同速度で回転可能な状態(すなわち、直進可能な状態)である。前進時に旋回レバー54を左に傾倒させると、左モータ105Lが回転駆動され、左側の走行装置4Lの走行速度が右側の走行装置4Rの走行速度より遅くなって左旋回する。このとき、旋回レバー54の傾倒角度に応じて左モータ105Lの回転速度を調整可能であり、旋回レバー54の傾倒角度を大きくするほど左モータ105Lの回転速度が大きくなって除雪機1は小さい旋回半径で左旋回することとなる。前進時に旋回レバー54を右に傾倒させると、右モータ105Lが回転駆動され、右側の走行装置4Rの走行速度が左側の走行装置4Lの走行速度より遅くなって右旋回する。このとき、旋回レバー54の傾倒角度に応じて左モータ105Lの回転速度を調整可能であり、旋回レバー54の傾倒角度を大きくするほど左モータ105Lの回転速度が大きくなって除雪機1は小さい旋回半径で左旋回することとなる。
除雪機の左側面図。 除雪機の駆動力伝達経路を示す模式図。 本発明に係るトランスミッションのスケルトン図。 本発明に係るトランスミッションの平面一部断面図。 本発明に係るトランクミッションの左側面図。
1 除雪機(作業車両)
4L 走行装置(左側)
4R 走行装置(右側)
31 エンジン(駆動源)
101 トランスミッション
103 HST
104L 差動機構(左側)
104R 差動機構(右側)
105L 左モータ
105R 右モータ

Claims (3)

  1. 駆動源(31)と、一対の走行装置(4L・4R)とを具備する作業車両(1)のトランスミッション(101)であって、サンギヤ(121)と、複数のプラネタリギヤ(123・・・)を有するキャリア(122)と、リングギヤ(124)と、を具備する一対の差動機構(104L・104R)と、該駆動源(31)からの駆動力を変速して一対の差動機構(104L・104R)のサンギヤに入力する無段変速装置(103)と、対応する一対の差動機構(104L・104R)のリングギヤ(124L・124R)に、それぞれ駆動力を入力する一対のモータ(105L・105R)と、を具備し、該一対のモータ(105L・105R)は、対応するキャリア(122L・122R)の回転速度を減速させる方向に、対応するリングギヤ(124L・124R)を回転駆動し、該一対のモータ(105L・105R)は、トランスミッション(101)を構成するミッションケース(102)の上面の左右で、前後の位置に固設し、該一対のモータ(105L・105R)の一対の出力軸(131L・131R)を、ミッションケース(102)内の、前記左右のリングギヤ(124L・124R)の、前後の位置に挿入し、前記一対のリングギヤ(124L・124R)をウォームホイールとするとともに、前記一対の出力軸(131L・131R)にウォームギヤ(132L・132R)を設けて噛合させたことを特徴とする作業車両のトランスミッション。
  2. 請求項1に記載の作業車両のトランスミッションにおいて、前記一対のモータ(105L・105R)は、作業車両(1)の直進時にはいずれも回転駆動せず、作業車両(1)の旋回時には一方のモータ(105)のみ回転駆動することを特徴とする作業車両のトランスミッション。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の作業車両のトランスミッションにおいて、前記無段変速装置(103)として、静油圧式無段変速装置(HST)を用いることを特徴とする作業車両のトランスミッション。
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