JP4802938B2 - 吸盤装置 - Google Patents

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Description

本発明は吸盤装置に関する。
壁面などに物品を取り付ける吸盤装置が提案されている。
この種の吸盤装置は、ケースと、吸盤と、ケースに設けられ吸盤の中央部を変位可能に支持する変位機構と、ケースに設けられ被吸着面または吸盤の背面に当接可能な当接部とを備えている。
そして、吸盤を被吸着面に吸着させた後、当接部を被吸着面または吸盤の背面に当接させ、変位機構により吸盤の中央部を被吸着面から離間させ、がたつくことなく安定した状態で吸盤装置を被吸着面に吸着させるようにしている。
従来、当接部は吸盤の外周に沿って連続して延在する円環状に形成されている(特許文献1、2参照)。
実用新案登録第3084140号 実用新案登録第3014841号
そのため、被吸着面が湾曲面を呈している場合、当接部が被吸着面に安定した状態で当接できず、したがって、吸盤の中央部を被吸着面から離間させる方向に変位しがたく、吸盤装置を被吸着面に安定した状態で取り付けにくい不具合があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、がたつくことなく安定した状態で被吸着面に取り付ける上で有利な吸盤装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、ケースと、厚さ方向の一方の面が吸着面とされ他方の面が背面とされた吸盤と、前記ケースに設けられ前記吸盤の背面の径方向の中央部を前記厚さ方向に変位可能に支持する変位機構と、前記ケースに設けられ被吸着面に前記吸着面が吸着した際に前記吸着面が吸着した前記被吸着面箇所の外側の前記被吸着面箇所に当接可能な当接部と、前記ケースに設けられ、前記吸着面が前記被吸着面に吸着した状態で前記吸盤の背面の外周部に当接して該外周部分を前記被吸着面に押さえつける押さえ部材とを備えた吸盤装置であって、前記当接部は、前記被吸着面における、前記被吸着面に前記吸着面が吸着した際に前記吸着面が吸着した前記被吸着面箇所を囲う矩形の四隅の箇所に当接する四つの当接体を含んで構成され、前記当接体は、弾性を有する材料で形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、被吸着面における、前記被吸着面に吸盤の吸着面が吸着した際に前記吸着面が吸着した前記被吸着面箇所を囲う矩形の四隅の箇所に当接する四つの当接体がケースに設けられているため、被吸着面が湾曲面である場合であっても、互いに離間する各当接体が被吸着面に対して確実に当接され、ケースを被吸着面に安定した状態で取り付けることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は第1の実施の形態の吸盤装置10Aの斜視図、図2は吸盤装置10Aの分解斜視図、図3、図4は吸盤装置10Aの動作説明図である。
図1に示す吸盤装置10Aは、例えば、自動車の車室内のダッシュボード上でカーナビゲーション装置やテレビジョン装置のディスプレイパネルを支持し、また、種々の車載機器をリモートコントロールするためのコントローラーなどを支持するものである。
吸盤装置10Aは、ケース12、吸盤14、当接部16、変位機構18などを含んで構成されている。
変位機構18は、軸28とダイヤル40などを含んで構成されている。
図1乃至図4に示すように、ケース12は、矩形状の上壁12Aと、上壁12Aの周囲である4辺から垂設された周壁12Bとを有し、上壁12Aと周壁12Bとにより下方に開放状の収納空間Sが形成される。この収納空間Sには吸盤14や後述するダイヤル40が配設される。
本実施の形態では、ケース12は、上分割体20と下分割体22とが結合されて構成されている。
上分割体20は、上壁12Aと周壁12Bの上半部とからなる。
下分割体22は、周壁12Bの下半部とこの下半部の上端に上壁12Aに対向するように設けられた中間壁2206とからなる。
上壁12Aの中央には中心孔1202が貫通形成されている。
また、上壁12Aには上述のディスプレイパネルやコントローラーを取り付けるための複数の取り付け片1204が立設されている。
また、周壁12Bを構成する上分割体20の箇所には、ダイヤル40を突出させるための開口1206が形成されている。
中間壁2206は上壁12Aに平行し、この中間壁2206に係合孔2202が設けられ、また、ねじ2204の挿通孔が設けられている。
上分割体20と下分割体22との結合は、図2に示すように、上分割体20の係合爪2002を下分割体22の中間壁2206の係合孔2202に係合し、下分割体22の下方からねじ2204を上分割体20のボス部2004に螺合することで行われる。
中間壁2206の中央には、吸盤14の外周部に対応する大きさの円形の孔2208が貫通形成され、円形孔2208の内周縁には中間壁2206の下面から押さえ部材23が嵌着されている。
押さえ部材23は、吸盤14の背面26の外周部に当接可能に設けられている。
ダイヤル40は、後述する軸28の雄ねじ30に螺合され、回転操作されることで軸28の長手方向におけるケース12と吸盤14の中央部との間の距離を変化させるものである。
ダイヤル40は、回転操作しやすいように外周部に周方向に間隔をおいて複数の凸部4002が形成され、また、図3に示すように、中心部に雌ねじ42が貫通形成され、上面には中心孔1202に回転可能に挿入されるボス部4004が突出形成されている。
ダイヤル40は、上壁12Aの下方で中間壁2206の上方の収容空間Sに配置され、対向する外周部分がそれぞれ開口1206からケース12の外方に突出し、ボス部4004が中心孔1202に挿入されることでダイヤル40は回転可能に支持され、かつ、開口1206の上縁と中間壁2206の上面とで吸着面24の中心軸に沿って(中心孔1202の軸心方向に)移動不能に配設されている。
図1乃至図4に示すように、吸盤14は円盤状を呈し、厚さ方向の一方の面が凹状の吸着面24とされ他方の面が凸状の背面26とされている。
軸28は、吸盤14の背面26から吸着面24の中心軸に沿って背面26から離れる方向に突設され、軸28の外周面に雄ねじ30が形成されている。
軸28は、押さえ部材23の内側を通りダイヤル40の雌ねじ42に螺合して配設されている。言い換えると、ダイヤル40はケース12を挟んで吸盤14と反対の箇所に位置している。
本実施の形態では、吸盤14は、背面26を構成する円盤状の吸盤本体32と、吸着面24を構成するゲル層36とを含んで構成されている。
軸28は吸盤本体32の背面3202の中央から突設され、また、吸盤本体32の外縁に吸盤14の径方向外方向に延在する取り外し操作用の片体34が設けられている。この片体34は周壁12Bの下端の開口1220および後述する当接体38の間を通ってケース12の外方に突出して配設されている。
吸盤本体32は、弾性を有する合成樹脂材料、例えば、ウレタン系やスチレン系、シリコン樹脂系など、従来の吸盤に用いられている従来公知の様々な材料が使用可能である。
ゲル層36はゲルからなり、図3に示すように、背面3202と反対に位置する吸盤本体32の面に凹状の取り付け面3204が形成され、この取り付け面3204に該取り付け面3204を覆うように接合され、吸着面24はこのゲル層36の表面で形成されている。
このようなゲルとして、ポリエチレン系、スチレン系、シリコン樹脂系などの合成樹脂系のゲルが使用可能であり、ポリエチレン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社コスモ計器の商品名「コスモゲル」を使用可能である。スチレン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社イノアックコーポレーションの商品名「NAGFLEX」を使用可能である。シリコン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社ジェルテックの商品名「αGEL」(アルファゲル)を使用可能である。
また、取り付け面3204へのゲル層36の接合は、例えば、二色成形や接着剤による接合などの方法が採用可能である。
当接部16はケース12に設けられ、被吸着面2に吸着面24が吸着した際に吸着面24が吸着した被吸着面2箇所の外側の被吸着面2箇所に当接可能に設けられている。
詳細には、当接部16は、互いに離間し吸盤14の周方向に間隔をおいた被吸着面2の複数箇所に当接する複数の当接体38を含んで構成されている。
本実施の形態では、各当接体38は、周壁12Bを構成する下分割体12Bの下端で周壁12Bの周方向に間隔をおいた箇所に取着された互いに独立した部材により構成され、当接体38は、本実施の形態では、下分割体12Bの下端の四隅(四つの角部)に設けられている。各当接体38は円柱状を呈し、下分割体12Bの下端の四隅の孔に嵌め込まれて配設されている。
当接体38は、本実施の形態では、弾性材料で形成され、このような弾性材料として、例えば、ウレタンフォームが使用可能であり、例えば、市販品である株式会社イノアックコーポレーションの商品名「PORON」が使用可能である。
変位機構18は、ケース12と吸盤14との間に設けられ吸盤14の径方向の中央部を被吸着面2に対して離間接近する方向に変位可能に支持するものであり、詳細には、吸盤14(吸着面24)の中心軸に沿ってケース12と吸盤14とを相対的に変位させるものである。
変位機構18は、上述の軸28と、雄ねじ30と、雌ねじ42と、ダイヤル40とを含んで構成されている。
すなわち、図3に示すように、変位機構18により吸盤14を上壁12Aから下方へ離れるように位置させた状態とし(周壁12Bの下端から突出させた状態とし)、ケース12を把持して吸着面24を被吸着面2に臨ませ、吸盤14を被吸着面2に当て付ける。これにより、まず、吸着面24の外周部が被吸着面2に当て付けられ、この状態で、吸着面24と被吸着面2との間には空気が介在した空間が形成されている。
さらに、ケース12を被吸着面2に向かって押さえつけると、軸28の雄ねじ30がダイヤル40の雌ねじ42に螺合していることから、吸盤本体32の中央部分が被吸着面2に近接する方向に変形し、吸着面24の全域が被吸着面2に密着し、前記空間に介在した空気が吸着面24と被吸着面2との間から排出され、吸着面24と被吸着面2との間がほぼ真空状態となり、吸着面24が被吸着面2に吸着され、これにより吸盤装置10Aが被吸着面2に取り付けられる。
この状態でダイヤル40を回転操作すると、ケース12は被吸着面2方向に移動し、言い換えると、上壁12Aの上方に軸28が変位していき、複数の当接体38が吸盤14の径方向外側の被吸着面2の箇所に当接し、また、押さえ部材23が吸盤14の背面26の外周部に当接し、吸盤14の外周部を被吸着面2に押さえつける。
さらにこの状態からダイヤル40を回転操作し続けると、ケース12は被吸着面2方向に移動しようとするものの複数の当接体38が吸盤14の径方向外側の被吸着面2の箇所に当接しているので被吸着面2方向に移動できず、その結果、図4に示すように、吸盤14の中心部が被吸着面2から離れる方向に強制的に変位される。これにより、吸盤14の密着度が高められ、かつ、複数の当接体38が被吸着面2に当接していることから、また、押さえ部材23が吸盤14の外周部を被吸着面2に押さえつけていることから、ケース12のがたつきが防止された状態でケース12が被吸着面2に取り付けられる。
本実施の形態によれば次のような効果が奏される。
吸盤14の周方向に間隔をおき互いに離間する複数の当接体38がケース12に設けられているため、ディスプレイパネルやコントローラーが取り付けられる自動車のダッシュボードが湾曲面である場合であっても、互いに離間する各当接部16が被吸着面2に対して確実に当接でき、ケース12を被吸着面2に安定した状態で取り付けることができる。
したがって、吸盤装置10Aに取り付けられたディスプレイパネルやコントローラーのがたつきを抑制でき、ディスプレイパネルを見やすくすることができ、あるいは、コントローラーの操作性を向上する上で有利となる。
比較例を用いてより詳細に説明する。
図6(A)は比較例の吸盤装置50の斜視図、(B)、(C)は吸盤装置50が湾曲した被吸着面2に吸着する際の説明図である。なお、図6および図5においてケースを円形として描いている。
図6(A)乃至(C)に示すように、比較例の吸盤装置50は、本実施の形態の吸盤装置10Aと同様のケース52、吸盤54を有しているが、当接部56は、本実施の形態の吸盤装置10Aの当接部16と異なり、吸盤54の周方向の全周にわたって環状に延在形成されており、当接部56の下端5602は同一平面上に位置している。
比較例の吸盤装置50では、図6(B)に示すように、ケース52を把持して吸盤54の吸着面58を被吸着面2に臨ませ、被吸着面2に当て付け、ケース52を被吸着面2に向かって押さえつけると、本実施の形態と同様に、吸盤54が被吸着面2に吸着する。
この状態でダイヤル(不図示)を回転操作し、ケース52を被吸着面2方向に移動し、言い換えると、上方に軸60を変位させていくと、当接部56の下端が次第に被吸着面2に近接し、やがて、図6(C)に示すように、当接部56の下端5602のうち、湾曲した被吸着面2のうち最も高い部分に臨む箇所のみが被吸着面2に当接し、当接部56の下端5602の他の部分は被吸着面2から離間した状態となる。
したがって、当接部56の一部のみが被吸着面2に当接していることから、ダイヤルの操作により吸盤54の中央部を被吸着面2から離れる方向に変位させると、被吸着面2に対して直交する方向ではなく、傾斜した方向に吸盤54の中央部を変位させることになり、吸盤54を被吸着面2から剥がしてしまう不具合が生じる。
したがって、ケース52を被吸着面2にがたつくことなく安定した状態で取り付けにくい。
図5(A)は本実施の形態の吸盤装置10Aの斜視図、(B)、(C)は吸盤装置10Aが湾曲した被吸着面2に吸着する際の説明図である。
図5(A)に示すように、本実施の形態の吸盤装置10Aは、複数の当接部16が吸盤14の周方向に間隔をおいてケース12に設けられている。
図5(B)に示すように、ケース12を把持して吸盤14の吸着面24を被吸着面2に臨ませ、被吸着面2に当て付け、ケース12を被吸着面2に向かって押さえつけると、吸盤14が被吸着面2に吸着する。
この状態でダイヤル(不図示)を回転操作し、ケース12を被吸着面2方向に移動し、言い換えると、上方に軸28を変位させていくと、複数の当接体38の下端が次第に被吸着面2に近接し、やがて、図5(C)に示すように、複数の当接体38の下端は、湾曲した被吸着面2にそれぞれに当接した状態となる。すなわち、複数の当接体38は互いに離間しているので、被吸着面2の高所を挟んだ高所の両側の箇所にそれぞれ当接体38を2つずつ当接できる。
したがって、各当接体38が被吸着面2に確実に当接していることから、さらなるダイヤルの回転操作により吸盤14の中央部を被吸着面2から離れる方向に強制的に変位させ、ケース12を被吸着面2にがたつくことなく安定した状態で取り付けることができ、比較例に比べて有利である。
特に本実施の形態では、各当接体38が弾性を有する部材で構成されているため、湾曲面である被吸着面2に対して各当接体38をより確実に当接することができ、ケース12を被吸着面2に安定した状態で取り付ける上でより有利となる。
なお、このような変位機構62の構成は、複数の当接体38を吸盤14の背面26の外周部に当接させる場合にも無論適用可能であり、その場合には、押さえ部材23は省略される。
(第2の実施の形態)
次に、図7を参照して第2の実施の形態について説明する。
図7(A)は第2の実施の形態に係る吸盤装置10Bの斜視図、(B)は同正面図である。なお、第1の実施の形態と同様な箇所、部材には同一の符号を付して説明する。
吸盤装置10Bは、ケース60、吸盤14、当接部16、変位機構62などを含んで構成され、変位機構62は、軸28(図7では見えていない)とダイヤル40などを含んで構成されている。
吸盤14の構成は第1の実施の形態と同様であり、図3、図4に示されるように、吸盤14の背面26から吸着面24の中心軸に沿って背面26から離れる方向に軸28が突設され、軸28の外周面に雄ねじ30が形成されている。
ケース60は、上壁6002と、上壁6002の周囲から上壁6002の周方向に間隔をおいて垂設された複数の周壁6004とを有し、それら周壁6004の間には下方に開放状の切り欠き6006が位置し、ケース60は、全体として上方に凸状の湾曲形状を呈している。したがって、ケース60は吸盤14の外周部の周方向に間隔をおいて位置する複数の周壁6004を有している。そして、各周壁6004の下端は、吸盤14の外周部に対応した半径で円弧状に延在している。
軸28はケース60の上壁6002の中央の孔を通ってケース60の上壁6002の上方に突出し、このケース60の上壁6002の上方に突出する軸28の雄ねじ30部分に、図3、図4に示されるように、雌ねじ42を螺合させてダイヤル40が配設されている。
なお、ダイヤル40の上方に突出する軸28の上端にキャップ64が固定されている。キャップ64は、小径部6402と大径部6404とを有している。
当接部16はケース60に設けられ、被吸着面2に吸着面24が吸着した際に吸盤14の背面26の外周部に当接可能に設けられている。
詳細には、当接部16は、互いに離間し吸盤14の周方向に間隔をおいた背面26の複数箇所に当接する複数の互いに独立した当接体66を含んで構成されている。
各当接体66は周壁6004の下端にそれぞれ取着され、吸盤14の外周部に対応した半径で円弧状に延在している。当接体66を構成する材料は、第1の実施の形態と同様である。
変位機構62は、ケース60と吸盤14との間に設けられ吸盤14の径方向の中央部を被吸着面2に対して離間接近する方向に変位可能に支持するものであり、詳細には、吸盤14(吸着面24)の中心軸に沿ってケース60と吸盤14とを相対的に変位させるものである。
変位機構18は、上述の軸28と、雄ねじ30と、雌ねじ42と、ダイヤル40とを含んで構成されている。
すなわち、変位機構62によりケース60に対して吸盤14を下方へ離れるように位置させた状態とし、キャップ64やダイヤル40を把持して吸着面24を被吸着面2に臨ませ、吸盤14を被吸着面2に当て付ける。これにより、まず、吸着面24の外周部が被吸着面2に当て付けられ、この状態で、吸着面24と被吸着面2との間には空気が介在した空間が形成されている。
さらに、キャップ64やダイヤル40を被吸着面2に向かって押さえつけると、軸28の雄ねじ30がダイヤル40の雌ねじ42に螺合していることから、吸盤14の中央部分が被吸着面2に近接する方向に変形し、吸着面24の全域が被吸着面2に密着し、前記空間に介在した空気が吸着面24と被吸着面2との間から排出され、吸着面24と被吸着面2との間がほぼ真空状態となり、吸着面24が被吸着面2に吸着され、これにより吸盤装置10Aが被吸着面2に取り付けられる。
この状態でダイヤル40を回転操作すると、ケース12は被吸着面2方向に移動し、複数の当接体66が背面26の外周部に当接し、吸盤14の外周部を被吸着面2に押さえつける。
さらにこの状態からダイヤル40を回転操作し続けると、ケース12は被吸着面2方向に移動しようとするものの複数の当接体66が吸盤14の背面26の外周部に当接しているので被吸着面2方向に移動できず、その結果、吸盤14の中心部が被吸着面2から離れる方向に強制的に変位される。これにより、吸盤14の密着度が高められ、かつ、複数の当接体66が背面26の外周部に当接していることから、ケース12のがたつきが防止された状態でケース12が被吸着面2に取り付けられる。
このような第2の実施の形態によっても第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
なお、このような変位機構62の構成は、複数の当接体66を吸盤14の径方向外側の被吸着面2の箇所に当接させる場合にも無論適用可能である。
(第3の実施の形態)
次に、図8を参照して第3の実施の形態について説明する。
図8(A)は第3の実施の形態に係る吸盤装置10Cの斜視図、(B)は同正面図である。なお、第1、第2の実施の形態と同様な箇所、部材には同一の符号を付して説明する。
吸盤装置10Cは、ケース70、吸盤14、当接部16、変位機構72などを含んで構成され、変位機構72は、軸28とコイルスプリング74などを含んで構成されている。
吸盤14の構成は第1の実施の形態と同様であり、図3、図4に示されるように、吸盤14の背面26から吸着面24の中心軸に沿って背面26から離れる方向に軸28が突設されている。
ケース70は、上壁7002と、上壁7002の周囲から上壁7002の周方向に間隔をおいて垂設された複数の周壁7004とを有し、それら周壁7004の間には下方に開放状の切り欠き7006が位置し、ケース70は、全体として上方に凸状の湾曲形状を呈している。したがって、ケース70は吸盤14の外周部の周方向に間隔をおいて位置する複数の周壁7004を有している。そして、各周壁7004の下端は、吸盤14の外周部に対応した半径で円弧状に延在している。
軸28はケース70の上部の中央の孔7008を通ってケース70の上壁7002の上方に突出し、このケース70の上壁7002の上方に突出する軸28の上端に円板状のキャップ76が固定されている。
当接部16はケース70に設けられ、被吸着面2に吸着面24が吸着した際に吸盤14の背面26の外周部に当接可能に設けられている。
詳細には、当接部16は、互いに離間し吸盤14の周方向に間隔をおいた背面26の複数箇所に当接する複数の互いに独立した当接体66を含んで構成されている。
各当接体66は周壁7004の下端にそれぞれ取着され、吸盤14の外周部に対応した半径で円弧状に延在している。当接体66を構成する材料は、第1の実施の形態と同様である。
変位機構72は、ケース70と吸盤14との間に設けられ吸盤14の径方向の中央部を被吸着面2に対して離間接近する方向に変位可能に支持するものであり、詳細には、吸盤14(吸着面24)の中心軸に沿ってケース70と吸盤14とを相対的に変位可能に支持するものである。
変位機構72は、上述の軸28と、ケース70と、コイルスプリング74と、キャップ76とを含んで構成されている。
すなわち、変位機構72により、言い換えると、コイルスプリング74の弾性力によりケース70とキャップ76とが互いに離れる方向に付勢され、複数の当接体66が吸盤14の背面26の外周部に当接するので、吸盤14の中央部が外周部よりもキャップ76方向に変位した状態となっている。
ここでキャップ76やケース70を把持して吸着面24を被吸着面2に臨ませ、吸盤14を被吸着面2に当て付ける。これにより、まず、吸着面24の外周部が被吸着面2に当て付けられ、この状態で、吸着面24と被吸着面2との間には空気が介在した空間が形成されている。
さらに、キャップ76を被吸着面2に向かって押さえつけると、コイルスプリング74が圧縮され、吸盤14の中央部分が被吸着面2に近接する方向に変形し、吸着面24の全域が被吸着面2に密着し、前記空間に介在した空気が吸着面24と被吸着面2との間から排出され、吸着面24と被吸着面2との間がほぼ真空状態となり、吸着面24が被吸着面2に吸着され、これにより吸盤装置10Aが被吸着面2に取り付けられる。
この状態でキャップ76から手を離すと、コイルスプリング74の弾性力によりケース70とキャップ76とが互いに離れる方向に付勢され、複数の当接体66が吸盤14の背面26の外周部に当接しているので、吸盤14の中心部が被吸着面2から離れる方向に強制的に変位される。これにより、吸盤14の密着度が高められ、かつ、複数の当接体66が背面26に当接していることから、ケース12のがたつきが防止された状態でケース12が被吸着面2に取り付けられる。
このような第3の実施の形態によっても第1、第2の実施の形態と同様な効果が奏される。
なお、このような変位機構72の構成は、複数の当接体66を吸盤14の径方向外側の被吸着面2の箇所に当接させる場合にも無論適用可能である。
第1乃至第3の実施の形態において、当接部16を単一の部材で構成しておき被吸着面2や吸盤14の背面26に当接する箇所のみを吸盤14の外周部の周方向に離しておくように構成してもよいが、本実施の形態のように、当接部16をそれぞれ別部材である当接体38、66で構成すると、コストを低減し吸盤装置10A、10B、10Cをコンパクト化する上で有利となる。
また、吸着面24の構成には従来公知の様々な構造が適用可能であり、例えば、ゲル層36を省略し背面26と反対に位置する吸盤本体32の面に吸着面を形成するようにしてもよい。ただし、第1の実施の形態のように、ゲル層36により吸着面24を構成すると、被吸着面2が皮シボ面として形成され、あるいは、こまかな凹凸面で形成され、あるいは、ざらざらな面で形成されている場合であっても、吸着面24は凹凸に追従して変形し、凹凸面との間に隙間を介在させずに凹凸面やざらざらな面に吸着面24を密着でき、吸盤14を凹凸面やざらざらな面に確実に吸着させることができ、種々の物品を、ダッシュボードパネルの皮シボ面などの被吸着面2に確実に取り付ける上で有利となる。
また、第1の実施の形態では、吸盤14の背面26を当接する押さえ部材23を設けたが、第1の実施の形態において押さえ部材23を省略してもよい。ただし、押さえ部材23を設けると、ケース12を被吸着面2に安定した状態で取り付ける上で有利となる。
また、本実施の形態では、ディスプレイパネルや種々の車載機器のコントローラーなどを取り付けるための吸盤装置10A、10B、10Cについて説明したが、吸盤装置10A、10B、10Cにより支持する物品は車載機器用の物品に限定されるものではなく、様々な物品に適用可能である。
第1の実施の形態の吸盤装置10Aの斜視図である。 吸盤装置10Aの分解斜視図である。 吸盤装置10Aの動作説明図である。 吸盤装置10Aの動作説明図である。 (A)は本実施の形態の吸盤装置10Aの斜視図、(B)、(C)は吸盤装置10Aが湾曲した被吸着面2に吸着する際の説明図である。 (A)は比較例の吸盤装置10Aの斜視図、(B)、(C)は吸盤装置10Aが湾曲した被吸着面2に吸着する際の説明図である。 (A)は第2の実施の形態に係る吸盤装置10Bの斜視図、(B)は同正面図である。 (A)は第3の実施の形態に係る吸盤装置10Cの斜視図、(B)は同正面図である。
符号の説明
10A、10B、10C……吸盤装置、12、60、70……ケース、14……吸盤、16……当接部、18、62、72……変位機構、24……吸着面、26……背面。

Claims (13)

  1. ケースと、
    厚さ方向の一方の面が吸着面とされ他方の面が背面とされた吸盤と、
    前記ケースに設けられ前記吸盤の背面の径方向の中央部を前記厚さ方向に変位可能に支持する変位機構と、
    前記ケースに設けられ、被吸着面に前記吸着面が吸着した際に前記吸着面が吸着した前記被吸着面箇所の外側の前記被吸着面箇所に当接可能な当接部と、
    前記ケースに設けられ、前記吸着面が前記被吸着面に吸着した状態で前記吸盤の背面の外周部に当接して該外周部分を前記被吸着面に押さえつける押さえ部材と
    を備え
    前記当接部は、前記被吸着面における、前記被吸着面に前記吸着面が吸着した際に前記吸着面が吸着した前記被吸着面箇所を囲う矩形の四隅の箇所に当接する四つの当接体を含んで構成され
    前記当接体は、弾性を有する材料で形成されている、
    吸盤装置。
  2. 前記各当接体は、前記ケースの複数箇所に取着された互いに独立した部材により構成されている請求項1記載の吸盤装置。
  3. 前記変位機構は、
    前記吸盤の背面から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に突設された軸と、
    前記軸の外周面に形成された雄ねじと、
    前記雄ねじに螺合され、回転操作されることで前記軸の長手方向における前記ケースと前記吸盤の中央部との間の距離を変化させる回転操作用のダイヤルと、
    を含んで構成されている請求項1記載の吸盤装置。
  4. 前記ケースは、上壁と、前記上壁の周囲から垂設された周壁とを有し、
    前記上壁と周壁とにより収納空間が形成され、
    前記収納空間内で前記上壁の下方に前記ダイヤルが配設される共に前記ダイヤルの下方に前記吸盤が配設され、
    前記ダイヤルの外周部の一部は、前記周壁に設けられた開口から前記周壁の外側に突出して回転操作可能に配置され、
    前記各当接体は、前記周壁の下端で前記周壁の周方向に間隔をおいた箇所に設けられた互いに独立した部材で構成されている、
    求項記載の吸盤装置。
  5. 前記ケースは、上壁と前記周壁の上半部とからなる上分割体と、前記周壁の下半部からなる下分割体とが結合されて構成され、
    前記ダイヤルは、前記上分割体と前記下分割体との間に配置されている、
    求項記載の吸盤装置。
  6. 前記変位機構は、
    前記吸盤の背面から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に突設された軸と、
    前記軸の外周面に形成された雄ねじと、
    前記雄ねじに螺合され、回転操作されることで前記軸の長手方向における前記ケースと前記吸盤の中央部との間の距離を変化させる回転操作用のダイヤルとを含んで構成され、
    前記ケースは、中心孔が形成された上壁と、前記上壁の周囲から垂設された周壁とを有し、
    前記上壁と周壁とにより収納空間が形成され、
    前記収納空間内で前記上壁の下方に前記ダイヤルが配設される共に前記ダイヤルの下方に前記吸盤が配設され、
    前記雄ねじに螺合する雌ねじが前記ダイヤルの中心部に設けられ、
    前記上壁の下方に臨む前記ダイヤルの上面で前記雌ねじの周囲の箇所に、前記上壁の中心孔に回転可能に支持されるボス部が設けられ、
    前記各当接体は、前記周壁の下端で前記周壁の周方向に間隔をおいた箇所に設けられた互いに独立した部材で構成されている、
    求項1記載の吸盤装置。
  7. 前記変位機構は、
    前記吸盤の背面から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に突設された軸と、
    前記軸の外周面に形成された雄ねじと、
    前記雄ねじに螺合され、回転操作されることで前記軸の長手方向における前記ケースと前記吸盤の中央部との間の距離を変化させる回転操作用のダイヤルとを含んで構成され、
    前記ケースは、上壁と、前記上壁の周囲から垂設された周壁とを有し、
    前記ケースは、上分割体と下分割体とが結合されて構成され、
    前記上分割体は、前記上壁と前記周壁の上半部とからなり、
    前記下分割体は、前記周壁の下半部と前記下半部の上端に前記上壁に対向するように設けられた中間壁とからなり、
    前記上壁と周壁とにより収納空間が形成され、
    前記収納空間内で前記上壁の下方で前記中間壁の上方に前記ダイヤルが配設される共に前記中間壁の下方に前記吸盤が配設され、
    前記ダイヤルの外周部の一部は、前記周壁に設けられた開口から前記周壁の外側に突出して回転操作可能に配置され、
    前記各当接体は、前記周壁の下端で前記周壁の周方向に間隔をおいた箇所に設けられた互いに独立した部材で構成されている、
    求項1記載の吸盤装置。
  8. 前記変位機構は、
    前記吸盤の背面から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に突設された軸と、
    前記軸の外周面に形成された雄ねじと、
    前記雄ねじに螺合され、回転操作されることで前記軸の長手方向における前記ケースと前記吸盤の中央部との間の距離を変化させる回転操作用のダイヤルとを含んで構成され、
    前記ケースは、上壁と、前記上壁の周囲から垂設された周壁とを有し、
    前記ケースは、上分割体と下分割体とが結合されて構成され、
    前記上分割体は、前記上壁と前記周壁の上半部とからなり、
    前記下分割体は、前記周壁の下半部と前記下半部の上端に前記上壁に対向するように設けられた中間壁とからなり、
    前記中間壁に、前記吸盤の外周部に対応する大きさの孔が形成され、
    前記上壁と周壁とにより収納空間が形成され、
    前記収納空間内で前記上壁の下方で前記中間壁の上方に前記ダイヤルが配設される共に前記中間壁の下方に前記吸盤が配設され、
    前記ダイヤルの外周部の一部は、前記周壁に設けられた開口から前記周壁の外側に突出して回転操作可能に配置され、
    前記各当接体は、前記周壁の下端で前記周壁の周方向に間隔をおいた箇所に設けられた互いに独立した部材で構成され、
    記押さえ部材は、前記中間壁に形成された前記孔の内周縁に嵌着されて配設されている、
    求項1記載の吸盤装置。
  9. 前記ケースは、上壁と、前記上壁の周囲から前記上壁の周方向に間隔をおいて垂設された複数の周壁とを有し、
    前記複数の当接体は、前記周壁の下端に取着されている、
    求項記載の吸盤装置。
  10. 前記ケースは、上壁と、前記上壁の周囲から前記上壁の周方向に間隔をおいて垂設された複数の周壁とを有し、
    前記複数の当接体は、前記周壁の下端に取着され、
    前記上壁の中心に孔が形成され、
    前記変位機構は、
    前記吸盤の背面から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に突設され前記上壁の孔を通って前記上壁の上方に突出する軸と、
    前記上壁の上方に突出する前記軸の外周面に形成された雄ねじと、
    前記上壁の上方に突出する前記軸の前記雄ねじに螺合された回転操作用のダイヤルと、
    を含んで構成されている請求項記載の吸盤装置。
  11. 前記ケースは、上壁と、前記上壁の周囲から前記上壁の周方向に間隔をおいて垂設された複数の周壁とを有し、
    前記複数の当接体は、前記周壁の下端に取着され、
    前記上壁の中心に孔が形成され、
    前記変位機構は、
    前記吸盤の背面から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に突設され前記上壁の孔を通って前記上壁の上方に突出する軸と、
    前記軸の先端に取着されたキャップと、
    前記軸に巻装されて前記上壁と前記キャップとの間に設けられそれら上壁とキャップとを離す方向に付勢して前記当接部を前記吸盤の背面に当接するコイルスプリングと、
    を含んで構成されている請求項記載の吸盤装置。
  12. 前記吸盤にその径方向外方に延在する取り外し操作用の片体が設けられ、
    前記片体は前記複数の当接体の間を通って前記ケースの外側に突出している、
    求項1記載の吸盤装置。
  13. 前記吸盤は、吸盤本体とゲル層とで構成され、
    前記吸盤本体は、弾性を有する材料から形成され前記背面を構成しており、
    前記ゲル層は、ゲルから形成され前記吸盤本体に取着されて前記吸着面を構成している、
    求項1記載の吸盤装置。
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