JPH0514621U - 吸 盤 - Google Patents

吸 盤

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JPH0514621U
JPH0514621U JP5696491U JP5696491U JPH0514621U JP H0514621 U JPH0514621 U JP H0514621U JP 5696491 U JP5696491 U JP 5696491U JP 5696491 U JP5696491 U JP 5696491U JP H0514621 U JPH0514621 U JP H0514621U
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suction cup
suction
cup according
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リウ バオ−シエン
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リウ バオ−シエン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、周囲の大気の変化や材料の
変形、老化に影響されず、より機能的で、多種の外観を
もち、一層便利な吸盤を提供するものである。 【構成】 本考案による吸盤は、吸着面との間の空間を
真空にし吸着面へ吸着する凹面を有する吸着体と、この
吸着体に重畳した凹面を有する弾性部材とを備えてい
る。このような構成により、吸着体が吸着面から離れる
ように弾性部材が作用して、その結果、吸着体の吸着面
に対する密着度が高まり、より優れた吸着力を発揮す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は吸盤、特にタオルハンガー等に使用されるような日常よく使われる 吸盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の吸盤は使用材料の変形、老化又は硬化、および気温、湿気又は大気圧の 変化により規定機能を喪失してしまうことがある。これらはいずれも、空気の分 子が、吸盤とこれが吸着する平面(吸着面)との間に侵入することに起因するも のと思われる。出願人の知る限りでは、人類は今日に至るまでこのような問題を 容易及び/又は有効な方法で解決することが出来なかった。これに鑑み、出願人 は従来技術が遭遇した問題の解決を図った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案の目的は機能的なおよび/又は外観的に多変化なおよび/又は より有効なおよび/又は便利なおよび/又は長期間働く吸盤を提供することにあ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、吸盤は、第1中央部をもち吸着面に向かって押圧されて吸着 面との間の空間を真空にし吸着面への吸着を可能にする凹面を有する吸着体と、 この吸着体に重畳し第2中央部や外周部や多数の溝手段をもち凹面を有する弾性 部材と、第1、第2中央部を相互に連結する連結器とを備えている。
【作用】
このような吸盤の吸着体を吸着面に向かって押圧し、その後押圧を除くと、吸 着体が吸着面から離れるように弾性部材が作用して、その結果、吸着体の吸着面 に対する密着度が高まり、より優れた吸着力を発揮する。
【0005】 当然、この溝手段は必ずしも外周から開始する必要はないし、同様の効果が得 られれば、弾性部材の大きさは吸着体より大きくても小さくてもよい。また、こ の弾性部材には、物品を引っ掛けたりするためのかぎ部材を付加することもでき る。
【0006】 吸着体と弾性部材を上方から見た形状は三角形、矩形、楕円形又は円形とする ことができる。
【0007】 吸着体が容易に吸着面から分離するように、吸着体の半径方向に延出部を設け てもよい。この延出部は、握持し易いように吸着面に対して傾斜させたり、荒け ずり面にするとよい。
【0008】 連結器は、吸着体又は弾性部材の一部として形成してもよい。さらに、弾性部 材のストッパー(stopper) として、連結器と噛み合うあるいは連結器を貫通する 停止器を備えることもできる。
【0009】 一方、この連結器を独立部材として、その一部を吸着体に嵌装させることがで きる。この場合、連結器の弾性部材より露出している部分の横方向断面がH形を なすよう全周に溝を設けるか、又は該部分にネジ部が設けてあり、他の物品への 着脱が容易に行えるようになっているのが好ましい。
【0010】 弾性部材の第2中央部は、連結器の上記露出部分の径より小さめに作られた開 口部である。この開口部は例えば歯車形状にすることができる。
【0011】 溝手段は、扇形や細長形等の形状をしている開口手段としてもよい。 また、この溝手段は第2中央部から開始することもでき、その場合、三角形、 楕円形、扇形等をしている。 もし、この溝手段が開口手段又は第2中央部から開始するものでなければ、弾 性部材の外周から開始するものであり、真直か曲線状か、もしくは所要の形を有 している。 当然、溝の数は2以上とすることができ、上記の3形態を複合して用いること もできる。
【0012】
【実施例】
本考案は、以下添付図面を参照しながら説明すればより明白になるであろう。 勿論、添付図面に示された実施例は説明のためのもので、本考案はこれに限るも のでなく、本考案の精神を逸脱しない限り、種々の修飾及び変更が許容されるこ とは当然である。
【0013】 図1から図5は本考案による吸盤を示し、凹面B2を有する吸着体Bと、吸着 体Bの第1中央部に一体成形して設けた拡大部C1を有する連結器Cと、凹面A 1及び外周部A2及び多数の溝手段A3及び拡大部C1の径より小さく形成され た第2中央部の開口部A4を有し、吸着体Bに重畳する弾性部材Aとを備えてな っている。
【0014】 本実施例の場合、弾性部材Aの溝手段A3は開口部A4へ向かって外周部A2 から始まる真直な溝となっている。
【0015】 このような吸盤の使用方法を図4、図5に示す。先ず吸着面Gに向かって吸盤 を押圧すると(図4中矢示方向)、空気が吸着体Bと吸着面Gとの間の空間Eか ら外へ排出され空間Eは真空状態となり、吸着体Bが吸着面Gに吸着する。その 後押圧を除くと、弾性部材Aはその弾性力により、連結器Cの拡大部C1を介し て吸着体Bを吸着面Gから離すように作用する。この作用により、吸着体Bの縁 の部分はより一層吸着面Gに密着するようになるので、空間Eの密閉状態は一段 と堅固なものとなる。これにより、吸盤周囲の温度や大気圧力が変化しても空間 E内には空気が従来よりも侵入しにくくなり、より強制的な真空状態を空間Eに 形成できるので、吸着体Bはより効果的に吸着面Gに吸着することとなる。
【0016】 図6に示すように、弾性部材Aを円周部B4を有する吸着体Bよりも小さくす ることもできる。これにより、弾性部材Aは上記の作用の他に、その外周部A2 が円周部B4の吸着面Gへの密着度を増強する働きをし、また、万一吸着体Bが 周囲の温度や湿気により変形しても弾性部材Aの弾性力により強制的に密着を保 たれるようになるので、空間E内への空気の侵入を一層効果的に防止できる。
【0017】 また、図7に示すように、弾性部材Aは弾性力をもちかつ溝手段A3により外 周部A2は細かく分断されているので吸着面の凹凸に対して十分に順応性があり 、これにより、弾性部材Aは吸着体Bが凹凸をもつ吸着面G1に密着する手助け をする。当然、溝手段A3の数は吸着面の状態に応じて変更するとよい。
【0018】 図8〜図13は本考案による吸盤の別の実施例である。この実施例によれば、 図8〜図10に示すように、弾性部材Aは外周部A2から始まる溝手段A3の代 わりに開口部A4から始まる多数の溝手段A51を有しており、その他は先の実 施例と同様である。
【0019】 図11〜図13を見れば分かるように、このような吸盤の機能は先の実施例と 同じであるが、開口部A4から始まる溝手段A51のおかげで、径の大きい拡大 部C1を通し易くなり、連結器Cへのとりつけがより容易に行えるようになって いる。
【0020】 図14〜図16に示すのは、溝手段を開口手段とした場合の実施例である。こ のような開口手段A51′は扇形や細長形等をしているのがよい。 図15および図16の点線は押圧を受けたときの弾性部材Aの状態を示すもの である。 このような吸盤の機能も、先の実施例と変わりはない。
【0021】 図17〜図24に、その他の実施例を示しておく。弾性部材Aは曲線形や楕円 部と直線部とからなる形状の溝手段A3、或いは異形、例えば三角形、扇形、楕 円形等の溝手段A51を有している。溝手段A3、A51の数は条件に応じて変 更することができる。尚、分かり易くするため図1〜図16と共通の符号を用い てある。
【0022】 上述のような実施例による吸盤では、弾性部材Aの外周部A2が吸着体Bの円 周部B4を吸着面Gに密着させる補助作用をし、吸着体Bの吸着力が向上するの で、図25〜図29に示すように、吸盤の外形を円形に限らず矩形や楕円形や三 角形や八角形等の形状にすることができる。
【0023】 また、図25〜図29に示すように、連結器Cは拡大部C1の変わりに、貫通 口C2や連結器Cの全周に渡る溝部C2′を設け、そこに棒形停止器Mを貫通さ せ又は半円形停止器NやC形停止器Tを噛み合わせることもできる。
【0024】 図30、図31には、上述の溝手段A3を備えた弾性部材Aの開口部A4を歯 車形状にした実施例を示す。この歯車形状により、連結器Cの拡大部C1を通し て弾性部材Aを装着することが容易にできるようになる。また、開口部A4の連 結器Cに当接する部分の歯部A6は、弾性部材Aの装着をより一層容易にするた めに図31に示すようにテーパ状にすることもできる。
【0025】 さらに、図30、31においては、吸盤を容易に吸着面から分離できるよう、 吸着体Bの一部を引っ張って吸着体Bと吸着面の間に空気を入れるための、吸着 体Bの半径方向の延出部B5を設けている。
【0026】 図32〜図40に示すのは、吸着体Bと連結器Cが各々独立した部品である場 合の実施例である。このときは、吸着体Bの製造中に連結器Cの一部を吸着体B の内部に嵌装して成形される。これにより、連結器Cは吸着体Bとは違う比較的 剛性のある材料で作ることができる。
【0027】 すなわち、前実施例の如く連結器Cを吸着体Bと一体成形した場合、吸着体B はかなり柔軟な材料で作られるので連結器Cも当然柔軟な物となってしまうが、 強力な弾性部材Aが使われると、このような柔軟な連結器Cは変形するか又は破 損してしまい所要の働きができなくなるため、あまり強力な弾性部材Aを用いる ことができない。ところが、前記のように別の部品として成形した場合には、吸 着体Bとは違った剛性のある材料で連結器Cを作れるので、強力な弾性部材Aを 用いることができるようになるのである。
【0028】 また、図36、図38に示すように、延出部B5は表面に荒けずりB51を設 けたり、吸着面Gに対して傾斜(図38中の点線)させたりして、握持しやすく することができる。
【0029】 一方、図32〜図40に図示のごとく、連結器Cは連結貫通口C101、連結 器Cの横方向断面がH形となるような全周に渡る連結溝C104、内ねじ102 又は外ねじC103を弾性部材Aより露出している部分に有し、これにより、連 結器Cは容易に所望の物品に連結することができ、所望の物品を吸着させること ができる。
【0030】 この場合、これらの連結器Cは拡大部や停止器を設ける必要がない。なぜなら ば、連結器Cに連結された所望の物品が拡大部や停止器の役割を充分に果たすか らである。
【0031】 図1から示した実施例における弾性部材Aは、図40に示すように、外周部A 2を平面とすることもできる。これにより、弾性部材Aはより効果的に吸着体B の円周部B4の密着を補助でき、一段と確実に吸盤を吸着面に吸着することがで きる。
【0032】 図41、図42には別の形態の実施例を示す。この実施例では、上記実施例と 同様の構造をもつ連結器C′は弾性部材Aと一体成形され、そしてこの弾性部材 Aは吸着体Bに嵌装されている。このようにした場合でも、吸盤は上記の実施例 と同様の機能をもつことが可能である。
【0033】 図43〜図45には、上述の実施例の吸盤をさらに発展させた実施例である。 図43は、ポスター等の紙状物Pを弾性部材Aと吸着体Bの間で挟んだ実施例を 示す。紙状物Pは上述のような本考案による吸盤の構造によりしっかりと挟持さ れ、はずれる心配がない。このようにすれば、接着材や鋲等を用いる必要がなく 、紙状物Pを張り付けたい壁等の面を汚すことなく清潔なまま保つことができる ようになる。 図44、図45に示すように、上記の機能の他に本考案による吸盤に物品を引 っかけることもできるよう、弾性部材Aにかぎ形部材H等を付加してもよい。
【0034】
【考案の効果】
以上より明らかなように、本考案による吸盤は、第1中央部をもち吸着面に向 かって押圧されて吸着面との間の空間を真空にし吸着面への吸着を可能にする凹 面を有する吸着体と、この吸着体に重畳し第2中央部や外周部や多数の溝手段を もち凹面を有する弾性部材と、第1、第2中央部を相互に連結する連結器とを備 えることによって、吸着体が吸着面から離れるように弾性部材が作用し、その結 果、吸着体がより有効に吸着面に吸着されるようになるばかりでなく、以下のよ うな効果も同時にもつこととなる。 1)本考案による吸盤は有効に吸着面に吸着されるばかりでなく、容易に吸着 面から分離することができる。 2)本考案による吸盤は、激烈な大気の変化を受けてもその影響を受けること はなく、機能が低下することがない。 3)本考案による吸盤は、吸着体Bが老化又は硬化しても関係なくその機能を 維持できる。 4)本考案による吸盤は、吸着面が凸凹したような平滑でない面であっても、 問題なく吸着できる。 5)本考案による吸盤は構造的に多種多様である。 6)本考案による吸盤は外観的に多種多様である。 7)本考案による吸盤は機能的に多種多様である。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による吸盤の実施例を示す一部断面を含
む斜視図である。
【図2】図1の吸盤を拡大部C1側から見た平面図であ
る。
【図3】図1の吸盤を図2中のU−U線で見た断面図で
ある。
【図4】図1の吸盤の使用方法を示す説明図である。
【図5】図1の吸盤の使用状態を示す説明図である。
【図6】図1の吸盤を変形した実施例を示す断面図であ
る。
【図7】図6の吸盤を平滑でない吸着面に吸着させたと
きの状態を示す状態図である。
【図8】本考案による吸盤の溝手段を変形した実施例を
示す斜視図である。
【図9】図8の吸盤を図2と同じ方向からみた平面図で
ある。
【図10】図8の吸盤を図9のU−U線で見た断面図で
ある。
【図11】図8の吸盤の使用方法を示す説明図である。
【図12】図8の吸盤の使用状態を示す説明図である。
【図13】図8の吸盤を変形した実施例を示す断面図で
ある。
【図14】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図15】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図16】図14の吸盤の断面図である。
【図17】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図18】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図19】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図20】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図21】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図22】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図23】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図24】本考案による吸盤の溝手段の変形例を示す平
面図である。
【図25】本考案による吸盤の異形外観を有する実施例
を示す斜視図である。
【図26】本考案による吸盤の異形外観を有する実施例
を示す斜視図である。
【図27】本考案による吸盤の異形外観を有する実施例
を示す斜視図である。
【図28】本考案による吸盤の異形外観を有する実施例
を示す平面図である。
【図29】本考案による吸盤の異形外観を有する実施例
を示す平面図である。
【図30】本考案による吸盤のまた別の実施例を示す平
面図である。
【図31】図30のW−W線より見た断面図である。
【図32】本考案による吸盤の吸着体Bと連結器Cを別
の部材としたばあいを示す斜視図である。
【図33】本考案による吸盤の吸着体Bと連結器Cを別
の部材としたばあいを示す断面図である。
【図34】本考案による吸盤の吸着体Bと連結器Cを別
の部材としたばあいを示す断面図である。
【図35】本考案による吸盤の吸着体Bと連結器Cを別
の部材としたばあいを示す外観図である。
【図36】本考案による吸盤に延出部B5を設けた場合
の実施例を示す一部断面を含む斜視図である。
【図37】本考案による吸盤に延出部B5を設けた場合
の実施例を示す断面図である。
【図38】本考案による吸盤に延出部B5を設けた場合
の実施例を示す断面図である。
【図39】本考案による吸盤に延出部B5を設けた場合
の実施例を示す断面図である。
【図40】本考案による吸盤の弾性部材Aの外周部A2
に平面を設けた場合の実施例を示す一部断面を含む外観
図である。
【図41】本考案による吸盤のさらに別の実施例を示す
平面図である。
【図42】図41のT′−T′線で見た断面図である。
【図43】本考案による吸盤の付加価値を示す説明図で
ある。
【図44】本考案による吸盤の付加価値を示す説明図で
ある。
【図45】本考案による吸盤の付加価値を示す説明図で
ある。

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着面との間の空間を真空状態とするこ
    とによって吸着面に吸着する吸盤において、 第1中央部を有し、吸着面に向かって押圧されるように
    して吸着面との間の空間を真空化し、これにより吸着面
    に吸着するように凹面を備えた吸着体と、 吸着体に重畳すると共に、第2中央部、外周部、凹面、
    多数の溝手段を有し、 弾性力をもった弾性部材と、 吸着体が吸着面に押圧された後、弾性部材が吸着体を吸
    着面から離すように作用し、その結果、吸着体がより効
    果的に吸着面に吸着するような方法で、第1および第2
    中央部を相互に連結する連結器とを備えていることを特
    徴とした吸盤。
  2. 【請求項2】 弾性部材が、吸着体とは大きさが異なっ
    ている請求項1記載の吸盤。
  3. 【請求項3】 弾性部材及び吸着体の外形が、三角形、
    矩形、楕円形又は円形となっている請求項1又は2記載
    の吸盤。
  4. 【請求項4】 弾性部材のストッパとしての停止器が、
    連結器に噛み合うか又は連結器を貫通して設けられてい
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の吸盤。
  5. 【請求項5】 弾性部材がかぎ形部材を有している請求
    項1乃至4のいずれかに記載の吸盤。
  6. 【請求項6】 吸着体が、容易に吸着面から離れるよう
    に半径方向の延出部を備え、この延出部が、握持しやす
    いように吸着面に対して傾斜しているか及び/又は握持
    しやすいように荒けずり面とを備えている請求項1乃至
    5のいずれかに記載の吸盤。
  7. 【請求項7】 連結器が吸着体又は弾性部材と一体成形
    されている請求項1乃至6のいずれかに記載の吸盤。
  8. 【請求項8】 連結器は、その一部が吸着体に嵌装され
    ると共に、ねじ込み部又はその横方向断面がH形状とな
    るような全周に渡る溝を備えている請求項1乃至6のい
    ずれかに記載の吸盤。
  9. 【請求項9】 弾性部材が連結器の拡大部を強制的に通
    過するために、第2中央部が開口部となっている請求項
    1乃至8のいずれかに記載の吸盤。
  10. 【請求項10】 弾性部材の溝手段は外周部から始まる
    溝であり、この溝が真直又は曲線状である請求項1乃至
    9のいずれかに記載の吸盤。
  11. 【請求項11】 第2中央部が歯車形状の開口部である
    請求項10記載の吸盤。
  12. 【請求項12】 溝手段が扇形又は細長形をした開口手
    段である請求項1乃至9のいずれかに記載の吸盤。
  13. 【請求項13】 溝手段が第2中央部から始まる溝であ
    ると共に、この溝が曲線、三角形、楕円形又は扇形をし
    ている請求項1乃至9のいずれかに記載の吸盤。
  14. 【請求項14】 溝手段の数が2以上である請求項10
    乃至14のいずれかに記載の吸盤。
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