JP2008239100A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の取り付け取り外し操作を簡単に行う上で有利な電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器10は、外装を構成する筐体12と、筐体12に設けられ筐体12を支持するスタンド14とを含んで構成されている。スタンド14は、被吸着面2に吸着する吸着面50Aを有する吸盤22と吸盤22を保持するアーム24とを含んで構成されている。アーム24は、背面12Bに揺動可能に設けられた第1アーム26と、第1アーム26に揺動可能に連結され吸盤を保持する第2アーム28とを含んで構成されている。各アーム26、28の揺動状態を保持する保持機構20、30、32がそれぞれ設けられ、吸盤22の非使用時に、吸盤22は、吸着面50A部分が収容凹部16に収容された収容状態となる。
【選択図】図9

Description

本発明は電子機器に関する。
携帯可能なナビゲーション装置(ポータブルナビゲーション装置)などの電子機器を自動車などに取り付けるスタンド装置として、ナビゲーション装置を取り付ける取り付け板と、車室内のダッシュボードに取り付けられる固定板と、取り付け板と固定板とを連結する支持部材とを有し、固定板をねじや両面粘着テープなどを用いてダッシュボードなどに取り付けるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
このスタンド装置では、ナビゲーション装置をねじで取り付け板に締結することによりナビゲーション装置のスタンド装置への固定がなされている。
特開2004−217143
一方、ナビゲーション装置などの電子機器やスタンド装置は、盗難防止の観点から非使用時には自動車から取り外して携帯できることが好ましい。
しかしながら、上述したスタンド装置では、固定板とダッシュボードとがねじや両面粘着テープで取り付けられているため簡単に取り外すことはできず使い勝手に欠ける面があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、電子機器の取り付け取り外し操作を簡単に行う上で有利な電子機器を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の電子機器は、外装を構成する筐体と、前記筐体に設けられ前記筐体を支持するスタンドとを備え、前記スタンドは、吸着面を有する吸盤と、前記吸盤を保持するアームとを含んで構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、筐体を支持するスタンドが吸盤を含んで構成されているので、吸盤により電子機器の所望の箇所への取り付け、取り外しを簡単に行うことができ、非使用時にはスタンドを含む電子機器の全体を簡単に携帯することができる。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態では、電子機器10が携帯可能なナビゲーション装置(PND(Personal Navigation Device)であり、車両に用いられる場合について説明する。
図1は本実施の形態の電子機器10の機能ブロック図である。
電子機器10は、操作部102、GPSアンテナ104、GPS処理部106、フラッシュROM108、RAM110、ROM112、グラフィックコントローラ114、ビデオRAM116、ディスプレイパネル118、CPU120などを含んで構成され、それら各部は内部バスを介して接続されている。
操作部102は、電源スイッチ、各種の設定を行うための操作スイッチを備えるものである。なお、操作部102として、ディスプレイパネル118の表示面に設けられたタッチパネルなどのポインティングデバイスを設けてもよい。
GPS処理部106は、GPS衛星から送信される測位用電波をGPSアンテナ104を介して受信し、受信した測位用電波を基に、電子機器10の位置を検出し、当該位置を示す位置データを生成するものである。
フラッシュROM108はCPU120が実行するプログラムなどを記憶するものである。
RAM110は、CPU120の処理に用いられるデータを記憶するものである。
ROM112は、地図データや文字データなどディスプレイパネル118に表示するためのさまざまなデータを記憶するものである。
グラフィックコントローラ114は、CPU120の制御に基づいて、ROM112から読み出した地図データを用いてグラフィク処理を行って表示データを生成し、これをディスプレイパネル118に出力するものである。
ビデオRAM116は、グラフィックコントローラ114で処理された表示データを一時的に格納するものである。
ディスプレイパネル118は、グラフィックコントローラ114から入力した表示データに応じた画面表示を行うものである。
本実施の形態では、ディスプレイパネル118は液晶表示装置で構成されているが、ディスプレイパネル118としては有機EL表示装置など従来公知のさまざまな表示装置が採用可能である。
CPU120は、操作部102の操作に基づいて動作し、また、GPS処理部106から供給される位置データおよびROM112から供給される地図データを基に、グラフィックコントローラ114を制御してディスプレイパネル118に地図や文字などを表示させるものである。例えば、ディスプレイパネル118に表示される画像は、GPSアンテナ104で受信された測位用電波に基づいて生成された位置データに対応した現在位置を地図データ上に表す画像を含んでいる。言い換えると、ディスプレイパネル118に現在位置が地図データと共に表示される。
図2、図3は吸盤22が収納状態にある電子機器10の斜視図、図4は吸盤22が収納状態にある電子機器10の正面図、図5は図4のA矢視図、図6は図4のB矢視図、図7は図4のC矢視図、図8は図7のD矢視図である。
図9は吸盤22が使用状態にある電子機器10の斜視図、図10は吸盤22が使用状態にある電子機器10の正面図、図11は図10のA矢視図、図12は図10のB矢視図、図13は図10のC矢視図、図14は図13のD矢視図である。
電子機器10は、図2、図3に示すように、外装を構成する筐体12と、筐体12に設けられ筐体12を支持するスタンド14とを含んで構成されている。
筐体12は矩形板状を呈し、ディスプレイパネル118が設けられた前面12Aと、前面12Aと反対に位置する背面12Bとを備えている。
前面12Aには、図2に示すように、操作部102の一部を構成する操作スイッチ102A、102Bが設けられている。
背面12Bには、図8に示すように、CPU120のリセットを行うためのリセットボタン122、外部アンテナを接続するための外部アンテナコネクタ124、外部電源供給用の電源コネクタ126、音声出力用のスピーカー128などが設けられている。
筐体12の底面12Cには、図6に示すように、パーソナルコンピュータなどに接続するためのUSBコネクタ130、メモリカードが挿脱されるメモリカードスロット132などが設けられている。
図9に示すように、背面12Bに、後述する吸盤22の吸着面50A部分が収容される円形の収容凹部16が設けられている。
収容凹部16は、底面1610と、底面1610の周囲から起立する周面1612とを有し、吸盤22の吸着面50A部分が収容される内径および深さで形成されている。
図9に示すように、収容凹部16の上方に位置する背面12Bの上部に連結用ケース18が配置されている。
連結用ケース18は、図15(A)、(B)に示すように、背面12Bの上部に対して脱着可能に設けられ、また、図9、図15(B)に示すように、背面12Bの上部に結合された状態で筐体12の前後方向を通る(言い換えると筐体12の前面12Aに直交する)第2の軸心O2の回りに揺動可能に結合されている。
また、図15(B)に示すように、連結用ケース18の揺動状態を保持する保持機構20が設けられている。
なお、連結用ケース18は、後述するようにスタンド14の上端に結合されてスタンド14の上端を構成し、また、連結用ケース18は第1アーム26の上端に結合されて第1アーム26の上端を構成することになる。
より詳細に説明すると、図16に示すように、連結用ケース18は直線状に延在する基部18Aと、基部18Aの中央から突出する突出部18Bとを有している。
図16、図17に示すように、突出部18Bに、ワッシャ2002、シャフト2004、ワッシャ2006、コニカル(円錐)ばね2008、ばねワッシャ2010、シャフト2012、プレート2014が組み込まれる。
プレート2014は楕円状を呈し、シャフト2012と一体回転するように結合されている。
ワッシャ2006、コニカルばね2008、ばねワッシャ2010はシャフト2012上でシャフト2012の鍔部と矩形枠状のシャフト2004との間に挟持された状態で配置され、これにより摩擦力がプレート2014およびシャフト2012に作用し、矩形枠状のシャフト2004に対してプレート2014およびシャフト2012が回転した際に(揺動した際に)その状態が摩擦力により保持されるように形成されている。
なお、シャフト2004は図16に示すように基部18Aの両端から挿入される軸38、軸40の先端部が該シャフト2004の凹部に配置されることで突出部18Bの奥部に移動不能に組み付けられる。
したがって、本実施の形態では、保持機構20がワッシャ2002、シャフト2004、ワッシャ2006、コニカル(円錐)ばね2008、ばねワッシャ2010、シャフト2012、プレート2014などで構成されている。
なお、保持機構20の構成は上述の構造に限定されず従来公知のさまざまな構成が採用可能である。
次に、連結用ケース18が背面12Bの上部に対して脱着する構造について説明する。
図15(A)に示すように、背面12Bには、収容凹部16に開口する溝1602が設けられ、この溝1602はプレート2014の長軸方向の寸法よりも短く短軸方向の寸法に対応した幅を有している。
また、溝1602の延在方向の端部に、図18に示すように、壁面1601と一対のスプリング21とが設けられている。
そして、図15(A),(B)に示すように、収容凹部16に開口する溝1602からプレート2014を、その長軸方向を溝1602の延在方向に向け溝1602の奥部に押し込むことで、図18(A)、(B)、(C)に示すように、プレート2014が、一対のスプリング21の先端部と、筐体12の壁面1201とにより挟持されることで連結用ケース18が背面12Bに取着される。
また、この状態から所定値以上の力で連結用ケース18を引き抜くと、スプリング21が開いて連結用ケース18が背面12Bから取り外される。
なお、このように連結用ケース18が背面12Bの上部に対して脱着する構成は、上記の構造に限定されず従来公知のさまざまな構成が採用可能である。
スタンド14は、図21に示すように、被吸着面2に吸着する吸着面50Aを有する吸盤22と、図9に示すように、吸盤22を保持するアーム24とを含んで構成されている、
アーム24は、図9に示すように、背面12Bに揺動可能に設けられた第1アーム26と、第1アーム26に揺動可能に連結され吸盤22を保持する第2アーム28とを含んで構成され、各アーム26、28の揺動状態を保持する保持機構30、32がそれぞれ設けられている。
第1アーム26は、図9に示すように、その長手方向の一端に第1連結用ケース部34が設けられ、長手方向の他端に第2連結用ケース部36が設けられている。
図7、図8に示すように、連結用ケース18の基部18Aを筐体12の左右に向けた状態で、第1アーム26は、筐体12の左右方向に沿った幅と、筐体12の背面12Bの高さに対応した寸法の長さを有し、より詳細には筐体12の背面12Bの高さの寸法よりも僅かに小さい寸法の長さを有している。
第1連結用ケース部34は、図8に示すように、第1アーム26の一端において第1アーム26の幅方向両端から突出する一対の突出部34Aと、それら突出部34Aの間に位置する凹部34Bとで構成されている。
第2結用ケース部36は、図8に示すように、第1アーム26の他端において第1アーム26の幅方向両端から突出する一対の突出部36Aと、それら突出部36Aの間に位置する凹部36Bとで構成されている。
筐体12の背面12Bと第1アーム26との連結は次のようになされる。
図8、図9に示すように、連結用ケース18が第1連結用ケース部34の凹部34Bに配置され、一対の突出部34Aの一方と連結用ケース18との間に挿通された第1の支軸38(図16)と、一対の突出部34Aの他方と連結用ケース18との間に挿通された第2の支軸40(図16)とにより連結用ケース18と第1アーム26とが揺動可能に結合され、連結用ケース18があたかも第1アーム26の上端を構成することになる。
これにより、図9に示すように、第1アーム26は前面12Aに対して直交する第2の軸心O2回りに揺動可能に設けられ、かつ、第2の軸心O2に対して直交する平面上を延在する第1の軸心O1回りに揺動可能に設けられ、さらに、連結用ケース18は背面12Bに対して脱着可能であるため、第1アーム26は背面12Bに対して脱着可能に設けられることになる。
そして、第1の軸心O1回りの第1アーム26の揺動状態を保持する保持機構30は、例えば、連結用ケース18や突出部34A(図8)に設けられる。保持機構30は、例えば、第1の支軸38(図16)に摩擦力を与えることで第1アーム26の所望の揺動状態を保持する摩擦式の機構や、あるいは、クリック機構などの従来公知のさまざまな構造が採用可能である。
摩擦式の機構としては、図19(A)、(C)に示すように、第1の支軸38を第1、第2の部材3802、3804とで構成し、第1の部材3802の軸部3802Aに第2の部材3804の筒部3804Aが摩擦力をもって嵌合される構造が採用可能である。
第2アーム28は、図9に示すように、第1アーム26の長手方向の他端に連結されている。
第2アーム28は、第1アーム26に連結されるアーム用ケース42と、アーム用ケース42に一体に設けられ吸盤22の背面50B(図20)を覆い吸盤22を保持する吸盤用ケース44とを含んで構成されている。
アーム用ケース42は、図9に示すように、第1アーム26に、第1の軸心O1に平行する第3の軸心O3回りに揺動可能に連結されている。
より詳細には、図8に示すように、アーム用ケース42が凹部36Bに配置され、一対の突出部36Aにより揺動可能に結合され、また、保持機構32(図9)により所望の揺動状態が保持される。
アーム用ケース42と一対の突出部36Aとを結合する構造は、連結用ケース18と第1アーム26との連結部に設けられた結合構造と同様であり、また、第2アーム28の揺動状態を保持する保持機構32の構造は、保持機構30と同様であり、それら結合構造や保持機構32は従来公知のさまざまな構成が採用可能である。
吸盤22は、吸盤22の非使用時に、図3に示すように、吸着面50A(図25(B))部分が収容凹部16に収容された収容状態となる。
吸盤22の収容状態で、図3、図7に示すように、吸盤用ケース44は吸着面50A(図20)を第1アーム26と反対の方向に向けて第1アーム26に重ね合わされた第1の揺動位置となり、この状態で第1アーム26は、吸盤用ケース44の外周部を背面12Bに重ねた第2の揺動位置となり、アーム用ケース42は、筐体12の前面12Aと背面12Bを結ぶ前後方向に延在する第3の揺動位置となる。
アーム用ケース42に、第3の揺動位置において、図24(A)、図25(A)に示すように、背面12Bの係止用凹部46に係脱可能に係止する係止爪48が設けられ、この係止爪48が係止用凹部46に係止することで、図3、図24(B),図25(B)に示す吸盤22の収容状態が保持される。
係止爪48は、図25(A)、(B)に示すように、アーム用ケース42の長手方向にスライド可能に設けられ、板ばね49により吸盤用ケース44の半径方向外方に突出する方向にかつ吸着面50Aから離れる方向に付勢されている。
吸盤22は、図20に示すように、円盤部50と、円盤部50の中央から突出する軸部52とを有している。
円盤部50の一方の面が吸着面50Aとなっており、他方の面が背面50Bとなっている。
吸着面50Aは中央部が外周部よりも窪んだ凹状の面として形成され、背面50Bは中央部が外周部よりも突出した凸状の面として形成され、軸部52は背面50Bの中央部から突出している。
本実施の形態では、吸盤22はゲルにより構成されている。
このようなゲルとして、ポリエチレン系、スチレン系、シリコン樹脂系などの合成樹脂系のゲルが使用可能であり、ポリエチレン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社コスモ計器の商品名「コスモゲル」を使用可能である。スチレン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社イノアックコーポレーションの商品名「NAGFLEX」を使用可能である。シリコン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社ジェルテックの商品名「αGEL」(アルファゲル)を使用可能である。
なお、ゲル自体は弾性を有さないため、円盤部50にばね部材54を埋め込み、ばね部材54により吸着面50Aの中央部が外周部よりも窪むように付勢している。
なお、図面では省略しているが、吸盤22の外縁に吸盤22の径方向外方向に延在する取り外し操作用の片体が設けられている。
また、例えば、吸盤22を、背面50Bを構成する円盤状の吸盤本体と、吸着面50Aを構成するゲル層とを含んで構成するようにしてもよい。
この場合、吸盤本体は、前記の吸盤22と同様に、弾性を有する合成樹脂材料、例えば、ウレタン系やスチレン系、シリコン樹脂系など、従来公知の様々な弾性材料が使用可能である。
ゲル層はゲルからなり、背面50Bと反対に位置する吸盤本体の面に凹状の取り付け面が形成され、この取り付け面に該取り付け面を覆うように接合され、吸着面50Aはこのゲル層の表面で形成されている。
このようなゲルとして、上述のゲルと同様の材料が使用可能である。
また、取り付け面へのゲル層の接合は、例えば、二色成形や接着剤による接合などの方法が採用可能である。
ゲル層により吸着面50Aを構成すると、被吸着面2が皮シボ面として形成され、あるいは、こまかな凹凸面で形成され、あるいは、ざらざらな面で形成されている場合であっても、吸着面50Aは凹凸に追従して変形し、凹凸面との間に隙間を介在させずに凹凸面やざらざらな面に吸着面50Aを密着でき、吸盤22を凹凸面やざらざらな面に確実に吸着させることができ、筐体12を、ダッシュボードの皮シボ面などの被吸着面2に確実に取り付ける上で有利となる。
なお、吸盤22を、弾性を有する合成樹脂材料、例えば、ウレタン系やスチレン系、シリコン樹脂系など、従来公知の様々な弾性材料で形成してもよいことは無論のことであり、また、吸盤22の被吸着面2への吸着状態で、吸盤22の中央部を外周部に対して強制的に引き上げる引き上げ機構などを設けてもよく、吸盤22として従来公知の様々な構成が採用可能である。
吸盤用ケース44は、図20に示すように、吸盤22の背面12Bを覆う円盤部56と、円盤部56の周囲に設けられ吸盤22の外周部を覆うスカート部58などを含んで構成されている。
吸盤用ケース44と吸盤22との結合は、図20に示すように、軸部52と円盤部50の中央部とにわたって設けられたねじ60による締結でなされている。
吸盤用ケース44には、図21に示すように、吸着面50Aの被吸着面2への吸着時に吸盤22の背面12Bを押圧する弾性部材62が設けられ、吸着面50Aを被吸着面2に向けて吸盤用ケース44を押し込んだ際に、吸着面50Aのほぼ全域が被吸着面2に押圧されるように図られている。したがって、吸着面50Aを被吸着面2に向けて吸盤用ケース44を押し込むと、吸着面50Aのほぼ全域が被吸着面2に押圧された状態となり、この状態からばね部材54により吸着面50Aの中央部が被吸着面2から離される方向に変位され、吸着面50Aの被吸着面2への吸着状態が形成される。
次に、電子機器10の使用方法について説明する。
まず、電子機器10を自動車の車室内のダッシュボードに取り付ける場合について説明する。
予め吸盤22が図3、図24(B)、図25(B)に示す収容状態にあるものとする。
電子機器10を使用する際には、係止爪49を吸盤用ケース44の内側に押圧することにより、図24(A)、図25(A)に示すように、係止爪49と係止用凹部46との係止を解除する。
これにより、アーム24が第1の軸心O1(図9)回りに揺動可能な状態となり、この状態を図22、図23に示す。
ここで、図30(A)、(B)に示すように、第1アーム26と共にアーム用ケース42と吸盤用ケース44とを第1の軸心O1回りに揺動させ、吸盤22を収容凹部16(図9)から背面12Bの後方に引き出す。
吸盤22が背面12Bの後方に引き出されたならば、第1アーム26から第1アーム26が離間する向きに吸盤用ケース44とアーム用ケース46を第3の軸心O2(図9)回りに揺動させ、図9乃至図14に示す使用状態とする。
この使用状態では、図13に示すように、第1アーム26は、その長手方向の一端が他端よりも前方に位置する傾斜した起立状態となり、吸盤用ケース44が筐体12の下面12Cと平行に水平方向に延在する倒伏状態となり、図12に示すように、吸着面50Aが下方に向けられる。
図9に示す使用状態としたらならば、図26に示すように、自動車の車室内において、筐体12の前面12Aを車室内の後方に向けるとともに、吸盤22の吸着面50Aをダッシュボード4が上方に臨む上面4A(被吸着面2)に臨ませた状態で、吸盤22を上面4Aに押圧することで吸着面50Aを上面4Aに吸着させる。
これにより、電子機器10が吸盤22を介してダッシュボード4の上面4Aに固定され、筐体12すなわちディスプレイパネル118(図2)を上面4Aの上方箇所に位置させることができる。
また、図27に示すように、吸着面50Aを第1アーム26と反対の方向に向けて吸盤用ケース44を第1アーム26に重ね合わせた第1の揺動位置とし、この状態で第1アーム26を筐体12の背面12Bの後方に延在させ、吸盤22の吸着面50Aを車室内のダッシュボード4が上方に臨む上面4A(被吸着面2)に臨ませた状態で、吸盤22を上面4Aに押圧することで吸着面50Aを上面4Aに吸着させる。
これにより、筐体12の下部をすなわちディスプレイパネル118の下部をダッシュボード4の上面4Aよりも低い位置に位置させることができる。
また、図28に示すように、図27に示す状態から第1アーム26を第2の軸心O2回りに180度揺動させ、吸盤用ケース44を第1の揺動位置から第3の軸心O3(図9)回りに約180度揺動させ、筐体12の前面12Aを車室内の後方に向けた状態で吸盤22をダッシュボード4の上面4A(被吸着面2)に吸着させる。
これにより、筐体12すなわちディスプレイパネル118を上面4Aの上方箇所に位置させることができる。
また、図29に示すように、図28に示す状態から吸盤用ケース44を揺動させて第1の揺動位置に戻し、この状態から第1アーム26を揺動させて背面12Bに重ね、吸着面50Aを、車室内の後方に向いたダッシュボード4の前面4Bに吸着させる。
これにより、前面4Bの後方に筐体12すなわちディスプレイパネル118を位置させることができる。
次に、電子機器10を自動車のフロントガラスに取り付ける場合について説明する。
図3に示す吸盤22の収容状態から、図30(A)に示すように、係止爪49と係止用凹部46との係止を解除する。
次いで、図30(B)に示すように、第1アーム26を第1の軸心O1回りに揺動し吸盤用ケース44を収容凹部16(図9)から離間させる。
次いで、図31、図32に示すように、吸盤用ケース44を第3の軸心O3回りに揺動させる。
次いで、筐体12の前面12Aを車室内の後方に向けた状態で、吸盤22の吸着面50Aをフロントガラス6の内面6A(被吸着面2)に吸着させる。
これにより、筐体12をフロントガラス6の内面6Aから前方に離間した箇所に位置させることができる。
また、次のような取り付け方もできる。
すなわち、上記と同様に、図30(B)に示すように、第1アーム26を第1の軸心O1回りに揺動し吸盤用ケース44を収容凹部16から離間させた状態とする。
次いで、図33に示すように、第1アーム26を第2の軸心O2回りに180度揺動させる。
次いで、図34、図35に示すように、第1アーム26を第3の軸心O3回りに揺動させる。
次いで、筐体12の前面12Aを車室内の後方に向けた状態で、吸盤22の吸着面50Aをフロントガラス6の内面6A(被吸着面2)に吸着させる。
これにより、筐体12をフロントガラス6の内面6Aの前方に近接した箇所に位置させることができる。
次に電子機器10をダッシュボード4やフロントガラス6から取り外す場合には、吸盤22に設けられた前記取り外し操作用の片体を摘んで被吸着面2から離れる方向に引き上げることで吸着面50Aが被吸着面2から剥がされる。
次に電子機器10の携帯時について説明する。
第2アーム28を、第1アーム26の内面に重ね合わせた第2の揺動位置とし、この状態で第1アーム26を背面12Bに近接した第1の揺動位置とする。
この第1、第2アーム26、28の揺動により吸盤22は、吸着面50A部分が収容凹部16に収容された収容状態となる。
本実施の形態では、この収容状態で吸着面50Aが収容凹部16の底面1610に近接する。
また、この吸盤22の収容状態でアーム用ケース42は、筐体12の前面12Aと背面12Bを結ぶ前後方向に延在する第3の揺動位置となっており、係止爪48を背面12B方向にスライドさせると、図25(B)に示すように、係止爪48は係止用凹部46に係止し、この係止爪48の係止により吸盤22の収容状態が保持される。
以上説明したように、本実施の形態の電子機器10によれば、筐体12を支持するスタンド14が、吸着面50Aを有する吸盤22と、吸盤22を保持する第1、第2アーム24、26とを含んで構成されているので、吸盤22を用いることで電子機器10の所望の箇所への取り付け、取り外しを簡単に行うことができる。
また、非使用時にはスタンド14を含む電子機器10の全体を簡単に携帯することができるので、使い勝手の向上を図れ、盗難防止を図る上でも有利となる。
また、本実施の形態では、アーム24を背面12Bに対して脱着可能に設けたので、スタンド14を吸盤22によりダッシュボード4やフロントガラス6などの車室内の箇所に取着した状態で残存させ、車から離れる際に筐体12のみを携帯することも可能となり、電子機器10の主要部の盗難防止を図れ、また、筐体12のみを携帯できるので、かさばることがなく取り扱い性に優れる。
また本実施の形態では、吸盤22の収容状態において、吸盤22の吸着面50A部分が収容凹部16に収容されるため、携帯時などにおいて吸着面50Aに塵埃が付着することを効果的に防止でき、したがって、吸盤22の吸着面50Aが被吸着面2に吸着される際の吸着力を確保して筐体12の取り付けを確実に行う上で有利となる。
特に吸盤22の吸着面50Aがゲルで形成されている場合は、吸着面50Aに対して塵埃が付着しやすい傾向にあるため、本実施の形態のように吸盤22の吸着面50A部分を収容凹部16に収容することで吸着面50Aへの塵埃の付着を確実に防止でき、ゲルで形成された吸着面50Aの吸着力を確保する上でより一層有利となる。
なお、吸盤22の収容状態において、吸盤22の吸着面50Aを背面12Bに近接するようにしても、吸着面50Aに塵埃が付着することを防止できるが、本実施の形態のように吸盤22の吸着面50A部分を収容凹部16に収容するようにすると、携帯時の電子機器10の小型化を図れ、また、吸着面50Aに塵埃が付着することを効果的に防止する上でより有利となる。
また本実施の形態では、第1アーム26が前面12Aに対して直交する第2の軸心O2回りに揺動可能に設けられ、かつ、第2の軸心O2に対して直交する平面上を延在する第1の軸心O1回りに揺動可能に設けられ、第2アーム28が、第1アーム26に、第1の軸心O1に平行する第3の軸心O3回りに揺動可能に連結され、第1アーム26の第1、第2の軸心O1、O2回りの揺動状態を保持する保持機構30、20が設けられ、第2アーム26の第3の軸心O3回りの揺動状態を保持する保持機構32が設けられている。
したがって、筐体12に対する吸盤22の姿勢および位置を自由に変えた状態で保持させることができ、これにより、図26乃至図29、図31、図34に示すように、電子機器10の使用時における筐体12の姿勢や位置の自由度を確保する上で有利となる。
特に、自動車の車室内の限られたスペースにおいて電子機器10をダッシュボード4やフロントガラス6に取り付ける場合に、筐体12の姿勢や位置の自由度を確保できるため、電子機器10を使用しやすい姿勢や位置とすることができ有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
図36は第2の実施の形態における電子機器10の吸盤22の収容状態を示す断面図、図37は第2の実施の形態における電子機器10の筐体12の背面図である。なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同一の部分、部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
第1の実施の形態では、図25(B)に示すように、吸盤22の収容状態で吸着面50Aが収容凹部16の底面1610に近接していたのに対して、第2の実施の形態では、図36に示すように、吸盤22の収容状態で吸着面50Aが収容凹部16の底面1610に接触している点が異なっており、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
この場合、吸盤22の吸着面50Aが収容凹部16の底面1610に吸着しないように、図37に示すように、収容凹部16に、吸着面50Aが接触した底面1610箇所から該底面1610箇所の外側に連通する溝64が形成されている。
本実施の形態では、溝64は、底面1610の外周部の4箇所に設けられ、溝64はそれぞれ放射方向に延在し、それら溝64の外端は、吸着面50Aが接触した底面1610箇所の外側に位置している。
このような第2の実施の形態によっても第1の実施の形態と同様の効果が奏される。
また、第2の実施の形態によれば、吸盤22の収容状態で吸着面50Aが収容凹部16の底面1610に接触するので、吸盤22の収容状態における電子機器10の小型化を図る上でより有利となっている。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
図38(A)は第3の実施の形態における電子機器10の吸盤22の吸着面50Aが収容凹部16の底面1610に吸着している状態を示す断面図、(B)は第3の実施の形態における電子機器10の吸盤22の吸着面50Aと収容凹部16の底面1610との吸着状態が解除されて状態を示す断面図、図39は第3の実施の形態における電子機器10の筐体12の背面図である。
第1の実施の形態では、図25(B)に示すように、吸盤22の収容状態で吸着面50Aが収容凹部1616の底面1610に近接していたのに対して、第3の実施の形態では、図38(A)に示すように、吸盤22の収容状態で吸着面50Aを収容凹部1616の底面1610に吸着させている点が異なっており、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
この場合、吸盤22の吸着面50Aを収容凹部1616の底面1610から取り外せるように、収容凹部16の外部に連通し底面1610に開口1620を有する空気路66と、空気路66を開閉する開閉弁68と、開閉弁68を開閉する操作部材70が設けられている。
本実施の形態では、底面1610に隣接する筐体12の内部空間が空気路66を構成しており、開閉弁68により開口1620を開閉している。
また、操作部材70はスプリング72により筐体12の外側に突出する方向に常時付勢され、操作部材70の先端と開閉弁68とはピン74と長溝76を介して結合され、操作部材70を押すと開閉弁68が開き、開口1620が開放されるように構成され、これにより吸着状態となっている吸着面50Aと底面1610との間に外気が流入し、吸着状態が解除されるようになっている。
このような第3の実施の形態によっても第1の実施の形態と同様の効果が奏される。
また、第3の実施の形態によれば、吸盤22の収容状態で吸着面50Aが収容凹部16の底面1610に吸着するので、吸盤22の収容状態における電子機器10の小型化を図る上でより有利となっている。
なお、本実施の形態では、電子機器10が携帯可能なナビゲーション装置である場合について説明したが、電子機器10は、ポータブルテレビジョン装置やポータブルDVDプレーヤーなどに広く適用可能であり、ナビゲーション装置に限定されない。
また、電子機器10が吸盤22により取着される箇所は車両に限定されず、陸上を移動する自動車やモータバイク、電車、あるいは、水上を移動するヨットやボートなどを広く含むものである。
さらに、本発明の電子機器10は移動体に取着されるものに限定されず、屋内や屋外の静止した箇所に取着される場合にも無論適用されるものである。
本実施の形態の電子機器10の機能ブロック図である。 吸盤22が収納状態にある電子機器10の斜視図である。 吸盤22が収納状態にある電子機器10の斜視図である。 吸盤22が収納状態にある電子機器10の正面図である。 図4のA矢視図である。 図4のB矢視図である。 図4のC矢視図である。 図7のD矢視図である。 吸盤22が使用状態にある電子機器10の斜視図である。 吸盤22が使用状態にある電子機器10の正面図である。 図10のA矢視図である。 図10のB矢視図である。 図10のC矢視図である。 図13のD矢視図である。 (A)、(B)は連結用ケース18および筐体12の連結構造を示す説明図である。 連結用ケース18の組み立て説明図である。 保持機構20の分解斜視図である。 (A)、(B)、(C)はプレート2014とスプリング21の脱着動作の説明図である。 (A)は第1の支軸38の側面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(A)の縦断面図、(D)は(C)のD矢視図である。 吸盤22および吸盤用ケース44部分の断面図である。 吸盤22が被吸着面2に吸着した状態を示す断面図である。 吸盤22の収容状態を示す断面図である。 吸盤22の収容状態を示す側面図である。 (A)、(B)はアーム用ケース42および係止爪48の部分を示す斜視図である。 (A)は係止爪48と係止用凹部46との係止が解除された状態を示す説明図、(B)は係止爪48と係止用凹部46との係止状態を示す説明図である。 電子機器10のダッシュボード4への取り付け状態を示す説明図である。 電子機器10のダッシュボード4への取り付け状態を示す説明図である。 電子機器10のダッシュボード4への取り付け状態を示す説明図である。 電子機器10のダッシュボード4への取り付け状態を示す説明図である。 (A)、(B)は第1アーム26を揺動させる際の説明図である。 電子機器10のフロントガラス6への取り付け状態を示す説明図である。 図31に対応する電子機器10の斜視図である。 第1アーム26を揺動させる際の説明図である。 電子機器10のフロントガラス6への取り付け状態を示す説明図である。 図34に対応する電子機器10の斜視図である。 第2の実施の形態における電子機器10の吸盤22の収容状態を示す断面図である。 第2の実施の形態における電子機器10の筐体12の背面図である。 (A)は第3の実施の形態における電子機器10の吸盤22の吸着面50Aが収容凹部16の底面1610に吸着している状態を示す断面図、(B)は第3の実施の形態における電子機器10の吸盤22の吸着面50Aと収容凹部16の底面1610との吸着状態が解除されて状態を示す断面図である。 第3の実施の形態における電子機器10の筐体12の背面図である。
符号の説明
10……電子機器、12……筐体、14……スタンド、22……吸盤、24……アーム、50A……吸着面。

Claims (16)

  1. 外装を構成する筐体と、
    前記筐体に設けられ前記筐体を支持するスタンドとを備え、
    前記スタンドは、吸着面を有する吸盤と、前記吸盤を保持するアームとを含んで構成されている、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記アームは、前記背面に揺動可能に設けられ、
    前記アームの揺動状態を保持する保持機構が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記アームは、前記背面に、前記前面に対して直交する第2の軸心の回りに揺動可能に、かつ、前記第2の軸心に対して直交する平面上を延在する第1の軸心の回りに揺動可能に設けられ、
    前記アームの揺動状態を保持する保持機構が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記アームは、前記背面に、脱着可能で、かつ、前記前面に対して直交する第2の軸心の回りに揺動可能に、かつ、前記第2の軸心に対して直交する平面上を延在する第1の軸心の回りに揺動可能に設けられ、
    前記アームの揺動状態を保持する保持機構が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記アームは、前記背面に揺動可能に設けられ、
    前記アームの揺動状態を保持する保持機構が設けられ、
    前記吸盤は、前記吸盤の非使用時に、前記吸着面が前記背面に近接した収容状態となる、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記アームは、前記背面に揺動可能に設けられ、
    前記アームの揺動状態を保持する保持機構が設けられ、
    前記背面に、前記吸盤の前記吸着面部分が収容される収容凹部が設けられ、
    前記吸盤は、前記吸盤の非使用時に、前記吸着面部分が前記収容凹部に収容された収容状態となる、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  7. 前記吸盤の収容状態で、前記吸着面は前記収容凹部の底面に近接する、
    ことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  8. 前記吸盤の収容状態で、前記吸着面は前記収容凹部の底面に接触し、
    前記収容凹部に、前記吸着面が接触した前記底面箇所から該底面箇所の外側に連通する溝が形成されている、
    ことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  9. 前記吸盤の収容状態で、前記吸着面は前記収容凹部の底面に吸着し、
    前記収容凹部の外部に連通し前記底面に開口する空気路と、前記空気路を開閉する開閉弁と、前記開閉弁を開閉する操作部材が設けられている、
    ことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  10. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記アームは、前記背面に揺動可能に設けられた第1アームと、前記第1アームに揺動可能に連結され前記吸盤を保持する第2アームとを含んで構成され、
    前記各アームの揺動状態を保持する保持機構がそれぞれ設けられ、
    前記第2アームは、前記吸盤の背面を覆う吸盤用ケースを兼ねている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  11. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記アームは、前記背面に揺動可能に設けられた第1アームと、前記第1アームに揺動可能に連結された第2アームとを含んで構成され、
    前記各アームの揺動状態を保持する保持機構がそれぞれ設けられ、
    前記第2アームは、前記第1アームに連結されるアーム用ケースと、前記アーム用ケースに一体に設けられ前記吸盤の背面を覆い前記吸盤を保持する吸盤用ケースとを含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  12. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記アームは、前記背面に、前記前面に対して直交する第2の軸心の回りに揺動可能に、かつ、前記第2の軸心に対して直交する平面上を延在する第1の軸心の回りに揺動可能に設けられた第1アームと、前記第1アームに、前記第1の軸心に平行する第3の軸心回りに揺動可能に連結された第2アームとを含んで構成され、
    前記各アームの揺動状態を保持する保持機構がそれぞれ設けられ、
    前記第2アームは、前記第1アームに連結されるアーム用ケースと、前記アーム用ケースに一体に設けられ前記吸盤の背面を覆い前記吸盤を保持する吸盤用ケースとを含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  13. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記背面に、前記吸盤の前記吸着面部分が収容される収容凹部が設けられ、
    前記アームは、前記背面に揺動可能に設けられた第1アームと、前記第1アームに揺動可能に連結された第2アームとを含んで構成され、
    前記各アームの揺動状態を保持する保持機構がそれぞれ設けられ、
    前記第1アームはその長手方向の一端が前記背面の上部に連結され、
    前記第2アームは前記第1アームの長手方向の他端に連結され、
    前記第2アームは、前記吸盤の背面を覆い前記吸盤を保持する吸盤用ケースを兼ねており、
    前記吸盤は、前記吸盤の非使用時に、前記吸着面が前記収容凹部に収容された収容状態となり、
    前記吸盤の収容状態で、前記第2アームは前記吸着面を前記第1アームと反対の方向に向けて前記第1アームに重ね合わされた揺動位置となり、この状態で前記第1アームは、前記第2アームを前記背面に重ねた揺動位置となる、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  14. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記背面に、前記吸盤の前記吸着面部分が収容される収容凹部が設けられ、
    前記アームは、前記背面に、前記前面に対して直交する第2の軸心の回りに揺動可能に、かつ、前記第2の軸心に対して直交する平面上を延在する第1の軸心の回りに揺動可能に設けられた第1アームと、前記第1アームに、前記第1の軸心に平行する第3の軸心回りに揺動可能に連結された第2アームとを含んで構成され、
    前記各アームの揺動状態を保持する保持機構がそれぞれ設けられ、
    前記第1アームはその長手方向の一端が前記背面の上部に連結され、
    前記第2アームは前記第1アームの長手方向の他端に連結され、
    前記第2アームは、前記吸盤の背面を覆い前記吸盤を保持する吸盤用ケースを兼ねており、
    前記吸盤は、前記吸盤の非使用時に、前記吸着面が前記収容凹部に収容された収容状態となり、
    前記吸盤の収容状態で、前記第2アームは前記吸着面を前記第1アームと反対の方向に向けて前記第1アームに重ね合わされた揺動位置となり、この状態で前記第1アームは、前記第2アームを前記背面に重ねた揺動位置となる、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  15. 前記筐体は、ディスプレイパネルが設けられた前面と、前記前面と反対に位置する背面とを備え、
    前記背面に、前記吸盤の前記吸着面部分が収容される収容凹部が設けられ、
    前記アームは、前記背面に、前記前面に対して直交する第2の軸心の回りに揺動可能に、かつ、前記第2の軸心に対して直交する平面上を延在する第1の軸心の回りに揺動可能に設けられた第1アームと、前記第1アームに、前記第1の軸心に平行する第3の軸心回りに揺動可能に連結された第2アームとを含んで構成され、
    前記各アームの揺動状態を保持する保持機構がそれぞれ設けられ、
    前記第2アームは、前記第1アームに連結されるアーム用ケースと、前記アーム用ケースに一体に設けられ前記吸盤の背面を覆い前記吸盤を保持する吸盤用ケースとを含んで構成され、
    前記第1アームはその長手方向の一端が前記背面の上部に連結され、
    前記アーム用ケースは前記第1アームの長手方向の他端に連結され、
    前記吸盤は、前記吸盤の非使用時に、前記吸着面が前記収容凹部に収容された収容状態となり、
    前記吸盤の収容状態で、前記吸盤用ケースは前記吸着面を前記第1アームと反対の方向に向けて前記第1アームに重ね合わされた第1の揺動位置となり、この状態で前記第1アームは、前記吸盤用ケースを前記背面に重ねた第2の揺動位置となり、前記アーム用ケースは、前記筐体の前面と背面を結ぶ前後方向に延在する第3の揺動位置となり、
    前記アーム用ケースに、前記第3の揺動位置において、前記背面の係止用凹部に係脱可能に係止する係止爪が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  16. 前記ディスプレイパネルには、ナビゲーション装置により得られた現在位置が地図データと共に表示される、
    ことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
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