JP2008051296A - 吸盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械的強度の向上を図る上で有利な吸盤を提供する。
【解決手段】吸盤10は、吸盤本体12と、中心軸14と、ばね体16とを含んで構成されている。吸盤本体12の吸着面18を被吸着面に臨ませて吸盤10を被吸着面に押さえつけ、吸着面18と被吸着面との間をほぼ真空状態とすると、吸盤本体12は被吸着面に吸着する。吸盤本体12にばね体16が設けられているので、吸盤本体12の弾性力に加えばね体16の弾性力も吸盤本体12に作用することから、吸着面18が被吸着面に吸着した状態で、吸盤本体12の中央が被吸着面から離れようとする力は大きくなり、これにより被吸着面に対する吸盤10の密着度がより高められ、アクセサリーが被吸着面により安定した状態で取着される。
【選択図】図1

Description

本発明は吸盤に関する。
室内の壁面や自動車のダッシュボードなどに物品を取り付ける吸盤がある。
この種の吸盤は、ゴムや塩化ビニールなどの単一の弾性部材で形成され、厚さ方向の一方の面が被吸着面に吸着する吸着面とされ他方の面が背面となっている。
そして、吸盤は、その吸着面を被吸着面に臨ませて中央部分を被吸着面に向かって押さえつけることで吸着面と被吸着面との間をほぼ真空状態とし、その真空状態を吸盤の弾性力によって保持することで吸盤が被吸着面に吸着される(特許文献1参照)。
特開平11−193811
ところで、従来の吸盤は、ゴムや塩化ビニールなどの単一の弾性材料で構成されていることから機械的強度が脆弱なものであり、吸盤を吸着させた状態で長期間放置したり、あるいは、高温環境下で用いたりすると、形状が変形して弾性が失われ、吸着力が低下してしまう問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は機械的強度の向上を図る上で有利な吸盤を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、弾性材料で形成され厚さ方向の一方の面が凹状の吸着面とされた吸盤本体と、前記吸盤本体に設けられ前記吸着面に沿った凹状の形状を有し、前記吸着面が被吸着面に吸着した状態で前記吸着面の中央を前記被吸着面から離す方向に付勢する弾性変形可能なばね体とを含んで構成されている。
本発明によれば、吸盤本体にばね体が設けられているので、吸着面が被吸着面に吸着した状態で、吸盤本体の弾性力に加えばね体の弾性力も吸盤本体に作用することから、吸盤本体の中央が被吸着面から離れようとする力は大きくなり、これにより被吸着面に対する吸盤の密着度がより高められ、アクセサリーが被吸着面により安定した状態で取着される。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1(A)は第1の実施の形態の吸盤10の斜視図、(B)は(A)の断面図、図2(A)はばね体16の斜視図、(B)はばね体16の断面図である。
図1に示す吸盤10は、例えば、自動車の車室内のダッシュボード上でカーナビゲーション装置やテレビジョン装置のディスプレイパネルを支持し、また、種々の車載機器をリモートコントロールするためのコントローラーなどのアセサリーを支持するものである。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る吸盤10は、吸盤本体12と、中心軸14と、ばね体16とを含んで構成されている。
吸盤本体12は、図1に示すように、板状を呈し、本実施の形態では円盤状を呈し、厚さ方向の一方の面が凹状の吸着面18とされ他方の面が凸状の背面20とされている。
吸盤本体12は、弾性を有する合成樹脂材料、例えば、ウレタン系やスチレン系、シリコン樹脂系など、従来の吸盤10に用いられている従来公知の様々な材料が使用可能である。
なお、図面では省略しているが、吸盤本体12の外縁に吸盤本体12の径方向外方向に延在する取り外し操作用の片体が設けられている。
また、吸着面18として従来公知の様々な構成が採用可能である。
例えば、図10に示すように、背面20を構成する円盤状の吸盤本体12に、吸着面18を構成するゲル層22を接合するようにしてもよい。
この場合、ゲル層22はゲルからなり、背面20と反対に位置する吸盤本体12の面に凹状の取り付け面1202が形成され、この取り付け面1202に該取り付け面1202を覆うように接合され、吸着面18はこのゲル層22の表面で形成されている。
このようなゲルとして、ポリエチレン系、スチレン系、シリコン樹脂系などの合成樹脂系のゲルが使用可能であり、ポリエチレン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社コスモ計器の商品名「コスモゲル」を使用可能である。スチレン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社イノアックコーポレーションの商品名「NAGFLEX」を使用可能である。シリコン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社ジェルテックの商品名「αGEL」(アルファゲル)を使用可能である。
また、取り付け面1202へのゲル層22の接合は、例えば、二色成形や接着剤による接合などの方法が採用可能である。
ゲル層22により吸着面18を構成すると、被吸着面が皮シボ面として形成され、あるいは、こまかな凹凸面で形成され、あるいは、ざらざらな面で形成されている場合であっても、吸着面18は凹凸に追従して変形し、凹凸面との間に隙間を介在させずに凹凸面やざらざらな面に吸着面18を密着でき、吸盤10を凹凸面やざらざらな面に確実に吸着させることができ、種々の物品を、ダッシュボードパネルの皮シボ面などの被吸着面に確実に取り付ける上で有利となる。
中心軸14は、図1(B)に示すように、吸盤本体12の背面20の中央から吸着面18の中心軸14に沿って背面20から離れる方向に突設されている。
中心軸14は金属製または硬質な合成樹脂から形成され、中心軸14の下端にフランジ1402が形成され、このフランジ1402が吸盤本体12の中央に埋め込まれている。
この中心軸14は、例えば、自動車の車室内のダッシュボード上でカーナビゲーション装置やテレビジョン装置のディスプレイパネルを支持し、また、種々の車載機器をリモートコントロールするためのコントローラーなどを支持するために用いられるものである。
ばね体16は、吸着面18に沿った凹状の形状を有し、弾性変形可能で、吸着面18が被吸着面に吸着した状態で吸着面18の中央を被吸着面から離す方向に付勢するものである。
ばね体16は、図2(A)、(B)に示すように、吸盤本体12の中央に位置する中央部1602と、吸盤本体12の中央を除く残りの環状部分に位置する環状部1604とを有している。
ばね体16は、本実施の形態では、弾性を有する細い棒材が吸着面18に対応した凹状の形状で網状に組まれた網状部材で構成されている。
ばね体16は、吸盤本体12の内部に埋め込まれ、中心軸14のフランジ1402とばね体16とは連結されている。
本実施の形態では、フランジ1402の下面に円筒壁1406を形成しておき、また、ばね体16の中央に円筒壁1406が挿通される孔1606を形成しておき、図2(B)に示すように、孔1606に円筒壁1406を挿通したのち、図1(B)に示すように、円筒壁1406をかしめることで中心軸14の下端とばね体16の中央とを連結している。
棒材を構成する材料として、例えば、ステンレスなどの金属が採用可能である。あるいは、カーボン材や繊維強化プラスチックなどの非金属材料が採用可能である。
次に作用効果について説明する。
アクセサリーおよび中心軸14を介して、吸盤本体12の吸着面18を被吸着面に臨ませて吸盤10を被吸着面に押さえつけ、吸着面18と被吸着面との間をほぼ真空状態とし、アクセサリーから手を離す。
アクセサリーから手を離すと、吸盤本体12は被吸着面に吸着し、この状態で、吸盤本体12はその弾性力によりその中央が被吸着面から離れようとし、これにより被吸着面に対する吸盤10の密着度が高められ、アクセサリーが被吸着面に取着される。
本実施の形態では、吸盤本体12にばね体16が設けられているので、吸盤本体12の弾性力に加えばね体16の弾性力も吸盤本体12に作用することから、吸着面18が被吸着面に吸着した状態で、吸盤本体12の中央が被吸着面から離れようとする力は大きくなり、これにより被吸着面に対する吸盤10の密着度がより高められ、アクセサリーが被吸着面により安定した状態で取着される。
したがって、従来のように吸盤がゴムや塩化ビニールなどの単一の弾性材料で構成されている場合に比べ、吸盤の機械的強度を向上する上で有利となり、したがって、吸盤を吸着させた状態で長期間放置したり、あるいは、高温環境下で用いた場合であっても、形状を保持して、吸着力を長期にわたって維持する上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
図3(A)は第2の実施の形態に係るばね体16の斜視図である。
図3(A)に示すように、第2の実施の形態に係るばね体16は、弾性を有する細い棒材24が吸着面18に対応した凹状の形状に沿って渦巻状に巻回されて構成されている。棒材24の材料は第1の実施の形態と同様である。
ばね体16の使用方法は第1の実施の形態と同様であり、中心軸14の下端のフランジ1402にばね体16の中央部1602が連結され、中心軸14の下端と共に吸盤本体12の内部に埋め込まれる。
このような第2の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
図3(B)は第3の実施の形態に係るばね体16の斜視図である。
図3(B)に示すように、第3の実施の形態に係るばね体16は、弾性を有する細い棒材24が吸着面18に対応した凹状の形状に沿って渦巻状に巻回され、さらに、ばね体16の中央部1602から放射方向に延在する複数の細い棒材26によりそれら棒材24を連結するようにしたものである。
ばね体16の使用方法は第1の実施の形態と同様であり、中心軸14の下端のフランジ1402にばね体16の中央部と棒材24の内端とが連結され、ばね体16は中心軸14の下端と共に吸盤本体12の内部に埋め込まれる
このような第3の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について説明する。
図3(C)は第4の実施の形態に係るばね体16の斜視図である。
図3(C)に示すように、第4の実施の形態に係るばね体16は、弾性を有する薄い板材からなり吸盤本体12の中央から吸盤本体12の外周に向かって放射状に延びる互いに切り離された複数の片体28で構成されている。
このような弾性を有する板材として、例えば、ステンレスなどの金属が採用可能である。あるいは、カーボン材、繊維強化プラスチックなどの非金属材料が採用可能である。
複数の片体28が吸盤本体12の中央に位置する部分は、中心軸14の下端のフランジ1402に連結されている。
ばね体16の使用方法は第1の実施の形態と同様であり、ばね体16は中心軸14の下端と共に吸盤本体12の内部に埋め込まれる。
このような第4の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
(第5の実施の形態)
次に第5の実施の形態について説明する。
図4(A)は第5の実施の形態に係る吸盤10の斜視図、(B)は第5の実施の形態に係るばね体16の斜視図、(C)は第5の実施の形態に係るばね体16の平面図である。
ばね体16は、弾性を有する薄い板材からなり吸着面18の形状に沿って凹状に延在する片体30を有している。板材の材料は第4の実施の形態と同様である。
片体30は、複数の開口3002と、開口3002を縁取る幅の小さい細巾片3004とで形成され、平面視した場合に花をイメージさせる形状を呈している。
片体30が吸盤本体12の中央に位置する部分は、中心軸14の下端のフランジ1402に連結されている。
ばね体16の使用方法は第1の実施の形態と同様であり、ばね体16は中心軸14の下端と共に吸盤本体12の内部に埋め込まれる。
このような第5の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
さらに、本実施の形態では、吸盤本体12を透明な弾性材料で形成すると、ばね体16の形状が視認されるため、吸盤10の美観を高める上で有利となる。この場合、ばね体16を、例えば、赤や黄色や緑色などで着色すると、吸盤10の美観を高める上でより一層有利となる。
(第6の実施の形態)
次に第6の実施の形態について説明する。
図5(A)は第6の実施の形態に係る吸盤10の斜視図、(B)は第6の実施の形態に係るばね体16の斜視図、(C)は第6の実施の形態に係るばね体16の平面図である。
ばね体16は、弾性を有する薄い板材からなり吸着面18の形状に沿って凹状に延在する片体30を有している。板材の材料は第4の実施の形態と同様である。
片体30は、複数の開口3002と、開口3002を縁取る幅の小さい細巾片3004とで形成され、平面視した場合に幾何学模様をイメージさせる形状を呈している。
片体30が吸盤本体12の中央に位置する部分は、中心軸14の下端のフランジ1402に連結されている。
ばね体16の使用方法は第1の実施の形態と同様であり、ばね体16は中心軸14の下端と共に吸盤本体12の内部に埋め込まれる。
このような第6の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
また、本実施の形態でも第5の実施の形態と同様に、吸盤本体12を透明な弾性材料で形成すると、ばね体16の形状が視認されるため、吸盤10の美観を高める上で有利となる。この場合、ばね体16を、例えば、赤や黄色や緑色などで着色すると、吸盤10の美観を高める上でより一層有利となる。
(第7の実施の形態)
次に第7の実施の形態について説明する。
図6(A)、(B)は第7の実施の形態に係る吸盤10の斜視図である。
図6(A)のばね体16は、第1の実施の形態と同一の構成で、中心軸14の下端のフランジ1402と、網状部材からなるばね体16とが、吸盤本体12の背面20に取着されたものである。
このような第7の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
図6(B)のばね体16は、第1の実施の形態と同様に、弾性を有する細い棒材が吸着面18に対応した凹状の形状で網状に組まれた網状部材で構成されている。棒材の材料は第1の実施の形態と同様である。
ばね体16の中央部には中心軸14の直径よりも大きい寸法の孔1610が形成され、したがって、ばね体16は、吸盤本体12の中央を除く残りの環状部分に位置している。
ばね体16は吸盤本体12の背面20に取着され、中心軸14の下端のフランジ1402は吸盤本体12の中央に埋め込まれ、中心軸14はばね体16の孔1610を通って吸盤本体12の背面から突出している。
このような第7の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
(第8の実施の形態)
次に第8の実施の形態について説明する。
図7(A)は第8の実施の形態に係る吸盤10の斜視図、(B)は第8の実施の形態に係る吸盤10の断面正面図である。
第8乃至第11の実施の形態では、中心軸14が吸盤本体12と一体に形成されている点が、第1乃至第7の実施の形態と異なっている。
すなわち、吸盤本体12の背面20の中央から吸着面18の中心軸に沿って背面20から離れる方向に中心軸14が突設されている。
中心軸14と吸盤本体12は、互いに同一の材料で一体成形されている。
中心軸14には孔1410が形成され、例えば、この孔1410に挿通したストラップなどを介して種々の物品が支持される。
ばね体16は、第7の実施の形態と同様に、弾性を有する細い棒材が吸着面18に対応した凹状の形状で網状に組まれた網状部材で構成されている。
ばね体16の中央部には中心軸14の直径よりも大きい寸法の孔1612が形成され、したがって、ばね体16は、吸盤本体12の中央を除く残りの環状部分に位置している。
ばね体16は吸盤本体12の内部に埋め込まれている。
このような第8の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
(第9の実施の形態)
次に第9の実施の形態について説明する。
図8(A)は第9の実施の形態に係る吸盤10の斜視図、(B)は第9の実施の形態に係るばね体16の斜視図である。
吸盤本体12の構成は第8の実施の形態と同様であり、ばね体16の構成が第8の実施の形態と異なっている。
すなわち、ばね体16は、弾性を有する薄い板材からなり吸着面18の形状に沿って凹状に延在する片体30を有している。板材の材料は第4の実施の形態と同様である。
ばね体16の中央部には中心軸14の直径よりも大きい寸法の孔1612が形成されている。
ばね体16は、孔1612の周囲の環板部1614と、環板部1614に連結され吸盤本体12の中央を除く残りの環状部分に位置する部分を有している。
環状部分に位置する部分は、複数の開口3002と、開口3002を縁取る幅の小さい細巾片3004とで形成され、平面視した場合に花をイメージさせる形状を呈している。
ばね体16は、吸盤本体12の内部に埋め込まれている。
このような第9の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
さらに、本実施の形態では、第5、第6の実施の形態と同様に、吸盤本体12を透明な弾性材料で形成すると、ばね体16の形状が視認されるため、吸盤10の美観を高める上で有利となる。この場合、ばね体16を、例えば、赤や黄色や緑色などで着色すると、吸盤10の美観を高める上でより一層有利となる。
(第10の実施の形態)
次に第10の実施の形態について説明する。
図9(A)は第10の実施の形態に係る吸盤10の斜視図である。
吸盤本体12の構成は第9の実施の形態と同様であり、ばね体16の構成が第9の実施の形態と異なっている。
ばね体16は、弾性を有する薄い板材からなり吸盤本体12の中央から吸盤本体12の外周に向かって放射状に延びる互いに切り離された複数の片体28で構成されている。板材の材料は第4の実施の形態と同様である。
複数の片体28は、吸盤本体12の内部に埋め込まれている。
このような第10の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
(第11の実施の形態)
次に第11の実施の形態について説明する。
図9(B)は第11の実施の形態に係る吸盤10の斜視図である。
吸盤本体12の構成は第10の実施の形態と同様であり、ばね体16の構成が第10の実施の形態と異なっている。
第11の実施の形態に係るばね体16は、弾性を有する細い棒材24が吸着面18に対応した凹状の形状に沿って渦巻状に巻回されて構成され、ばね体16は、吸盤本体12の中央を除く残りの環状部分に埋設されて設けられている。棒材24の材料は第1の実施の形態と同様である。
このような第11の実施の形態に係るばね体16を用いた吸盤10によっても、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
(A)は第1の実施の形態の吸盤10の斜視図、(B)は(A)の断面図である。 (A)はばね体16の斜視図、(B)はばね体16の断面図である。 (A)は第2の実施の形態に係るばね体16の斜視図、(B)は第3の実施の形態に係るばね体16の斜視図、(C)は第4の実施の形態に係るばね体16の斜視図である。 (A)は第5の実施の形態に係る吸盤10の斜視図、(B)は第5の実施の形態に係るばね体16の斜視図、(C)は第5の実施の形態に係るばね体16の平面図である。 (A)は第6の実施の形態に係る吸盤10の斜視図、(B)は第6の実施の形態に係るばね体16の斜視図、(C)は第6の実施の形態に係るばね体16の平面図である。 (A)、(B)は第7の実施の形態に係る吸盤10の斜視図である。 (A)は第8の実施の形態に係る吸盤10の斜視図、(B)は第8の実施の形態に係る吸盤10の断面正面図である。 (A)は第9の実施の形態に係る吸盤10の斜視図、(B)は第9の実施の形態に係るばね体16の斜視図である。 (A)は第10の実施の形態に係る吸盤10の斜視図、(B)は第11の実施の形態に係る吸盤10の斜視図である。 吸盤本体12にゲル層22を接合した吸盤10の断面正面図である。
符号の説明
10……吸盤、12……吸盤本体、16……ばね体、18……吸着面。

Claims (18)

  1. 弾性材料で形成され厚さ方向の一方の面が凹状の吸着面とされた吸盤本体と、
    前記吸盤本体に設けられ前記吸着面に沿った凹状の形状を有し、前記吸着面が被吸着面に吸着した状態で前記吸着面の中央を前記被吸着面から離す方向に付勢する弾性変形可能なばね体と、
    を含んで構成されていることを特徴とする吸盤。
  2. 前記ばね体は、前記吸盤本体の中央に位置する中央部と、前記吸盤本体の中央を除く残りの環状部分に位置する環状部とを有している、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  3. 前記ばね体は、前記吸盤本体の中央を除く残りの環状部分に位置している、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  4. 前記ばね体は、弾性を有する細い棒材が前記吸着面に対応した凹状の形状で網状に組まれた網状部材で構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  5. 前記ばね体は、弾性を有する細い棒材が前記吸着面に対応した凹状の形状に沿って渦巻状に巻回されて構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  6. 前記ばね体は、弾性を有する薄い板材からなり前記吸着面に対応した凹状の形状に沿って延在する片体を有し、
    前記片体は、複数の開口と、前記開口を縁取る幅の小さい細巾片とで形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  7. 前記ばね体は、弾性を有する薄い板材からなり前記吸盤本体の中央から前記吸盤本体の外周に向かって放射状に延びる互いに切り離された複数の片体で構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  8. 前記ばね体は、前記吸盤本体の内部に埋め込まれている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  9. 前記吸盤本体の厚さ方向の他方の面は凸状の背面とされ、
    前記ばね体は前記背面に取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  10. 前記吸盤本体の厚さ方向の他方の面は凸状の背面とされ、
    硬質な合成樹脂または金属からなり前記吸盤本体の背面の中央部から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に中心軸が突設されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  11. 前記吸盤本体の厚さ方向の他方の面は凸状の背面とされ、
    硬質な合成樹脂または金属からなり前記吸盤本体の背面の中央部から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に中心軸が突設され、
    前記中心軸の基端は前記吸盤本体の内部に埋め込まれて固定され、
    前記ばね体は、前記吸盤本体の内部に埋め込まれて配設され、
    前記中心軸の基端と前記ばね体とは連結されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  12. 前記吸盤本体の厚さ方向の他方の面は凸状の背面とされ、
    硬質な合成樹脂または金属からなり前記吸盤本体の背面の中央部から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に中心軸が突設され、
    前記中心軸の基端は前記吸盤本体の内部に埋め込まれて固定され、
    前記ばね体は、弾性を有する薄い板材からなり前記吸盤本体の中央から前記吸盤本体の外周に向かって放射状に延びる互いに切り離された複数の片体で構成され、
    前記ばね体は、前記吸盤本体の内部に埋め込まれて配設され、
    前記複数の片体が前記吸盤本体の中央に位置する部分と前記中心軸の基端とは連結されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  13. 前記吸盤本体の厚さ方向の他方の面は凸状の背面とされ、
    硬質な合成樹脂または金属からなり前記吸盤本体の背面の中央部から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に中心軸が突設され、
    前記中心軸の基端と前記ばね体とは連結され、
    前記中心軸の基端と前記ばね体とは前記吸盤本体の背面に取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  14. 前記吸盤本体の厚さ方向の他方の面は凸状の背面とされ、
    前記吸盤本体の背面の中央部から前記吸着面の中心軸に沿って前記背面から離れる方向に中心軸が突設され、
    前記中心軸と前記吸盤本体は、互いに同一の材料で一体成形されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  15. 前記ばね体は、金属、または、カーボン材、または、繊維強化プラスチックから形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  16. 前記吸盤本体は、透明な弾性材料から形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
  17. 前記ばね体は、着色されている、
    ことを特徴とする請求項16記載の吸盤。
  18. 前記吸盤本体はゲル層を含んで構成され、
    前記ゲル層は、ゲルから形成され前記吸盤本体に取着されて前記吸着面を構成している、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤。
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