JP4887884B2 - 吸盤装置 - Google Patents

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本発明は吸盤装置に関する。
自動車のダッシュボードやフロントガラスなどに電子機器(車載機器)などの物品を取り付ける吸盤装置が提案されている(特許文献1参照)。
この吸盤装置は、ダッシュボードやフロントガラスなどに吸着する吸盤と、この吸盤に設けられ前記物品を結合するための設置用部材とを備えている。
特開平8−159139号公報
このような従来の吸盤装置では、自動車の走行に伴って車両に生じる振動や衝撃が吸盤と設置用部材を介して物品に伝達されるため、物品が電子機器であった場合には電子機器を構成する精密な電子部品に悪影響を与えることが懸念され、また、そのような電子機器に画像や文字などを表示するディスプレイや所定の操作を行う操作ボタンが設けられている場合には、ディスプレイが振動することで画面が見づらくなったり、また、操作ボタンが振動することで操作しづらくなったりする不利がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、物品に伝達される振動や衝撃を効果的に抑制でき、取り付けられた物品の耐久性や使い勝手の向上を図る上で有利な吸盤装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の吸盤装置は、厚さ方向の一方の面に吸着面が形成され厚さ方向の他方の面が背面とされた吸盤と、前記吸盤の背面中央に連結され前記背面中央から突設された軸状部材と、前記軸状部材に、前記軸状部材の長手方向に移動可能に結合され物品取り付け用の取り付け部が設けられたフレームと、前記軸状部材と前記フレームとの間に設けられ前記フレームを前記吸着面方向に付勢する弾性体と、前記フレームに設けられ前記吸盤の背面あるいは前記吸着面が吸着する被吸着面に接触し前記被吸着面に対して離間接近する方向における前記フレームの位置決めを行なうクッション材とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、吸着面が仮に自動車のダッシュボードやフロントガラスなどに吸着されると、車両の振動や衝撃は弾性体やクッション材によって吸収、緩和されるため、取り付け部により取り付けられた物品に伝達される車両の振動や衝撃が効果的に抑制される。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下では、車載機器であるカーナビゲーションシステムのディスプレイが、本発明に係る吸盤装置20によりダッシュボードやフロントガラスなどに取り付けられる場合について説明する。
図1はカーナビゲーションシステムのディスプレイが、本発明に係る吸盤装置によりダッシュボードやフロントガラスに取り付けられた状態の側面図、図2は図1の断面図である。
図1、図2に示すように、カーナビゲーションシステムのディスプレイ10のフレーム12の背面にホルダー14が突設され、ホルダー14の後部に吸盤装置20が設けられ、吸盤装置20は、ダッシュボードやフロントガラスなどの被吸着面2に取着されている。
被吸着面2は、ダッシュボードの場合には、水平面ではなく車室側に傾いており、かつ、緩やかな曲面で形成され、その表面は皮シボ面として形成され、こまかな凹凸面あるいはざらざらな面で形成されており、フロントガラスの場合には、滑らかな曲面で形成されている。
図3は吸盤装置20が被吸着面2に取着される前の状態を示す説明図、図4は吸盤装置20が被吸着面2に取着された状態を示す説明図、図5は吸盤22の平面図である。
吸盤装置20は、吸盤22と、軸状部材24と、フレーム26と、弾性体28と、クッション材30とを含んで構成されている。
図3、図5に示すように、吸盤22は、厚さ方向の一方の面に吸着面32が形成され厚さ方向の他方の面が背面34とされている。
吸盤22は、吸着面32が形成された円盤状の吸盤本体36と、吸盤本体36の背面34の中央から突設された吸盤軸部38とを備えている。
また、吸盤本体36の外縁に取り外し操作用の片体39が突設されている。
吸盤22は、弾性を有する合成樹脂材料など、例えば、ウレタン系やスチレン系、シリコン樹脂系など、従来の吸盤に用いられている従来公知の様々な材料が使用可能である。
本実施の形態では、図3に示すように、背面34と反対に位置する吸盤22の面に凹状の取り付け面2210が形成され、取り付け面2210に該取り付け面2210を覆うようにゲルからなるゲル層48が接合され、吸着面32はこのゲル層48の表面で形成されている。
このようなゲルとして、ポリエチレン系、スチレン系、シリコン樹脂系などの合成樹脂系のゲルが使用可能であり、ポリエチレン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社コスモ計器の商品名「コスモゲル」を使用可能である。スチレン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社イノアックコーポレーションの商品名「NAGFLEX」を使用可能である。シリコン系のゲルとして、例えば、市販品である株式会社ジェルテックの商品名「αGEL」(アルファゲル)を使用可能である。
また、取り付け面2210へのゲル層48の接合は、例えば、二色成形や接着剤による接合などの方法が採用可能である。
図3に示すように、軸状部材24は、吸盤22の背面34の中央に連結され背面34の中央から突設されている。
軸状部材24は、吸盤軸部38に連結される基部2402と、基部2402よりも小さい直径で基部2402から突出する軸部2404と、軸部2404の先端に軸部2404よりも大きい外径で形成された端面壁部2406と、端面壁部2406の外周から垂設され端面壁2406寄りの軸部部分に臨む内筒部2408とを備えている。
端面壁部2406と内筒部2408とは一体に形成されてそれら端面壁部2406と内筒部2408とによりキャップ40が構成され、キャップ40はねじ42およびねじ孔44を介して軸部2404に着脱可能に取り付けられている。
軸状部材24は、例えば、合成樹脂製である。
フレーム26は、軸状部材24に、軸状部材24の長手方向に移動可能に結合され物品取り付け用の取り付け部46が設けられている。
フレーム26は、内筒部2408の外周面に内筒部2408の軸方向に移動可能に結合される外筒部2602と、基部2402と内筒部2408との間における軸部2404部分に臨むように外筒部2602の内周面に環状に突設されその中心に軸部2404の外径よりも大きくかつ内筒部2408の内周面よりも小さい内径の孔2604が形成されたつば部2606と、外筒部2602の長手方向の一端から環板状に広がり吸盤本体36の背面34を覆う環板部2608と、外筒部2602の長手方向の他端から突設された取り付け片2610とを備えている。本実施の形態では、取り付け片2610によって取り付け部46が構成されている。
フレーム26は、例えば、合成樹脂製である。
図1に示すように、ホルダー14とフレーム26は、取り付け片2610に挿通した軸2612により該軸2612の周りに回転調節可能に結合されている。さらに、ホルダー14がディスプレイ10を支持する部分と、取り付け片2610に結合された部分とは、ボールジョイント2614を介して回転可能かつ揺動可能に結合されている。したがって、本実施の形態では、取り付け部46に取り付けられる物品は、カーナビゲーションシステムのディスプレイ10である。
図3に示すように、弾性体28は、軸状部材24とフレーム26との間に設けられフレーム26を吸着面32方向に付勢している。
弾性体28は、本実施の形態では、コイルスプリングにより形成されている。なお、弾性体28はフレーム26を吸着面32方向に付勢するものであればよく、ゴムやソリッドなダンパなども使用可能である。
弾性体28は、軸部2404の外側かつ内筒部2408の内側で端面壁部2406とつば部2606との間にわたって設けられている。
図3に示すように、クッション材30は、フレーム26に設けられ吸盤22の背面34あるいは吸着面32が吸着する被吸着面2に接触し被吸着面2に対して離間接近する方向におけるフレーム26の位置決めを行なうものである。
クッション材30は環板部2608が吸盤本体36の背面に臨む面に環状の帯状に延在して設けられ、吸盤本体36の外周寄りの箇所に接触するように設けられている。
クッション材30は、衝撃を吸収し弾性を有する材料で形成されている。このような材料として、例えば、ウレタンフォームが使用可能であり、例えば、市販品である株式会社イノアックコーポレーションの商品名「PORON」が使用可能である。
次に、吸盤装置20の被吸着面2への吸着について説明する。
まず、図3に示すように、吸盤装置20の吸盤22の吸着面32を被吸着面2に臨ませ、吸着面32の外周部を被吸着面2に当て付ける。この状態で、吸着面32と被吸着面2との間には空気が介在した空間が形成されている。
次に、軸状部材24の端面壁部2406を吸着面2方向に押圧すると、図4に示すように、吸盤本体36の中央部分が被吸着面2に近接する方向に変形し、吸着面32の全域が被吸着面2に密着し、前記空間に介在した空気が吸着面32と被吸着面2との間から排出され、吸着面32と被吸着面2との間がほぼ真空状態となり、吸盤22が被吸着面2に吸着され、これにより吸盤装置20が非吸着面2に取り付けられる。
この際、弾性体28により被吸着面2方向に付勢されているフレーム26の環板部2608がクッション材30に接触することで、フレーム26は被吸着面2に対して離間接近する方向における位置が決定され、その状態で、フレーム26のつば部2604と、軸状部材24の内筒部2408とが距離ΔL分離間している。すなわち、振動や衝撃によってフレーム26と軸状部材24とが互いに近づく方向に変位しても距離ΔL分の余裕が確保されている。
本実施の形態によれば次のような効果が得られる。
吸盤装置20が被吸着面2に取り付けられることにより、被吸着面2に伝達された車両の振動や衝撃は、吸盤22、軸状部材24、弾性体28、フレーム26、取り付け部46という第1の経路でホルダー14およびディスプレイ10に伝達され、また、吸盤22、クッション材30、フレーム26、取り付け部46という第2の経路でホルダー14およびディスプレイ10に伝達される。
その際、前記振動や衝撃は何れの経路においても弾性体28やクッション材30によって吸収、緩和されるため、ディスプレイ10に伝達される車両の振動や衝撃が効果的に抑制される。
したがって、ディスプレイ10の振動や衝撃が抑制されることで、ディスプレイ10の耐久性を高める上で有利となり、また、画面の振れが抑制されるため、ディスプレイ10を視認しやすく、カーナビゲーションシステムの使い勝手の向上を図る上で有利となる。
また、ディスプレイ10がタッチパネルスイッチを有している場合には、画面の振れが抑制されるため、それらスイッチの操作性を確保する上で有利となる。
特に、吸盤装置20に取り付けられている物品が、実施の形態のディスプレイ10のように精密な電子部品を用いた電子機器である場合は、それら電子部品の寿命劣化を抑制する上で有利となる。
また、本実施の形態では、図4に示すように、クッション材30が吸盤本体36の外周寄りの箇所に接触することでそれら外周寄りの箇所が被吸着面2方向に付勢されている。そのため、被吸着面2が緩やかな曲面を呈している場合、クッション材30により吸盤本体36の外周寄りの箇所が被吸着面2の曲面に追従して押し付けられるため、吸着面32の被吸着面2に対する密着性を高める上で有利となる。
したがって、吸盤22を緩やかな曲面を呈する被吸着面2に確実に吸着させることができ、吸盤装置20で支持されるディスプレイ10のような物品を被吸着面2に確実に取り付ける上で有利となる。
また、本実施の形態では、吸盤22の吸着面32がゲル層48で形成されているので、被吸着面2が皮シボ面として形成され、こまかな凹凸面あるいはざらざらな面であっても、吸着面32は凹凸に追従して変形し、凹凸面との間に空気を介在させずに凹凸面やざらざらな面に吸着面32を密着できる。
したがって、吸盤22を凹凸面やざらざらな面に確実に吸着させることができ、ディスプレイ10のような物品を被吸着面2に確実に取り付ける上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、吸着面32を構成するゲル層48の厚さを変化させたものである。
図6は第2の実施の形態の吸着装置20の吸盤22の断面図である。
なお、以下の実施の形態において、第1の実施の形態と同一または同様の箇所、部材には同一の符号を付して説明する。
図6に示すように、ゲル層48は、吸着面32の中央を構成する円形でほぼ均一厚さの中央部50と、中央部50の外周に続き吸着面32の外周に近づくにつれその肉厚が次第に大きくなる環板状の傾斜部52と、吸着面32の外周部を構成し傾斜部52の外周に続いて傾斜部52の外周の肉厚と同じ値のほぼ均一厚さの外周部54とを備えている。ここで、ほぼ均一の厚さ、あるいは均一の厚さとは、成形上の誤差や精度誤差などから多少のばらつきを含んだ均一の厚さであり、実質的に均一の厚さである。
本例では、中央部50の直径D1が10mm、外周部54の直径D2が70mm、中央部50のゲル層48の厚さd1が1mm、外周部54のゲル層48の厚さd2が2mmである。
このような吸着面32によれば、次のような効果が奏される。
吸着面32を被吸着面2に密着させると、ゲル層48は、外周に至るにつれて大きく引き延ばされ、したがって、外周に至るにつれてその厚みが減少し、その結果、外周に至るにつれてゲル層48の硬度が高くなり、吸着面32の被吸着面2に対する密着性が低下する。
一方、吸盤装置20を用いてディスプレイ10のような物品を被吸着面2に取り付ける場合、密着性を確保するためゲル層48の厚みを均一に大きく確保したのでは、吸盤22部分の厚さが大きくなり、吸盤装置20の見栄えが悪く、また、ゲルを多く使うことからコストダウンを図る上でも不利がある。
これに対して、本実施の形態では、中央部50のゲル層48の厚さよりも外周部54のゲル層48の厚さが大きな寸法で形成されているので、吸着面32を被吸着面2に吸着させた場合、外周部54のゲル層48が中央部50のゲル層48よりも大きく引き延ばされてその厚みが減少したとしても、外周部54のゲル層48の硬度は低い値に維持され、例えば、中央部50のゲル層48と同程度に維持される。
そのため、吸盤装置20の見栄えを損なうことなく、また、必要最低限の量のゲルを用いることで、被吸着面2に対する吸着面32の吸着性を確保することが可能となる。
特に本実施の形態では、中央部50と外周部54とが外周部54に近づくにつれその肉厚が次第に大きくなる環板状の傾斜部52で接続されているため、傾斜部52のゲル層48における硬度の低下も効果的に防止され、したがって、傾斜部52のゲル層48による被吸着面2に対する密着性の低下も防止されるので、吸盤22の吸着面32の被吸着面2に対する吸着性を確保する上でより有利となっている。
なお、本実施の形態では、車載機器を取り付けるための吸盤装置20について説明したが、吸盤装置20により支持する物品は車載機器に限定されず、様々な物品に適用可能である。
また、本実施の形態では、ゲル層48を用い、このゲル層48により吸着面32が構成されている場合について説明したが、吸着面32の構成には従来公知の様々な構造が適用可能であり、例えば、ゲル層48を省略し吸盤本体36の取り付け面を吸着面として用いるようにしてもよい。
カーナビゲーションシステムのディスプレイが、本発明に係る吸盤装置によりダッシュボードやフロントガラスに取り付けられた状態の側面図である。 図1の断面図である。 吸盤装置20が被吸着面2に取着される前の状態を示す説明図である。 吸盤装置20が被吸着面2に取着された状態を示す説明図である。 吸盤22の平面図である。 第2の実施の形態の吸着装置20の吸盤22の断面図である。
符号の説明
20……吸盤装置、22……吸盤、24……軸状部材、26……フレーム、28……弾性体、30……クッション材、32……吸着面、34……背面、46……取り付け部。

Claims (11)

  1. 厚さ方向の一方の面に吸着面が形成され厚さ方向の他方の面が背面とされた吸盤と、
    前記吸盤の背面中央に連結され前記背面中央から突設された軸状部材と、
    前記軸状部材に、前記軸状部材の長手方向に移動可能に結合され物品取り付け用の取り付け部が設けられたフレームと、
    前記軸状部材と前記フレームとの間に設けられ前記フレームを前記吸着面方向に付勢する弾性体と、
    前記フレームに設けられ前記吸盤の背面あるいは前記吸着面が吸着する被吸着面に接触し前記被吸着面に対して離間接近する方向における前記フレームの位置決めを行なうクッション材と、
    を備えることを特徴とする吸盤装置。
  2. 前記吸盤は前記吸着面が形成された円盤状の吸盤本体と、前記吸盤本体の背面中央から突設された吸盤軸部とを備え、前記軸状部材は前記吸盤軸部に連結されていることを特徴とする請求項1記載の吸盤装置。
  3. 前記吸盤は前記吸着面が形成された円盤状の吸盤本体を有し、前記クッション材は、前記吸盤本体の外周寄りの箇所に接触するように設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤装置。
  4. 前記吸盤は前記吸着面が形成された円盤状の吸盤本体と、前記吸盤本体の背面中央から突設された吸盤軸部とを備え、
    前記軸状部材は、前記吸盤軸部に連結される基部と、前記基部よりも小さい直径で該基部から突出する軸部と、前記軸部の先端に前記軸部よりも大きい外径で形成された端面壁部と、前記端面壁部の外周から垂設され前記端面壁寄りの前記軸部部分に臨む内筒部とを備え、
    前記フレームは、前記内筒部の外周面に前記内筒部の軸方向に移動可能に結合される外筒部と、前記基部と前記内筒部との間における前記軸部部分に臨むように前記外筒部の内周面に環状に突設されその中心に前記軸部の外径よりも大きくかつ前記内筒部の内周面よりも小さい内径の孔が形成されたつば部と、前記外筒部から環板状に広がり前記吸盤本体の背面を覆う環板部とを備え、
    前記弾性体は、前記軸部の外側かつ前記内筒部の内側で前記端面壁部と前記つば部との間にわたって設けられ、
    前記クッション材は前記環板部に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤装置。
  5. 前記吸盤は前記吸着面が形成された円盤状の吸盤本体と、前記吸盤本体の背面中央から突設された吸盤軸部とを備え、
    前記軸状部材は、前記吸盤軸部に連結される基部と、前記基部よりも小さい直径で該基部から突出する軸部と、前記軸部の先端に前記軸部よりも大きい外径で形成された端面壁部と、前記端面壁部の外周から垂設され前記端面壁寄りの前記軸部部分に臨む内筒部とを備え、
    前記端面壁部と前記内筒部とは一体に形成されてそれら端面壁部と内筒部とによりキャップが構成され、前記キャップは前記軸部に着脱可能に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸盤装置。
  6. 前記背面と反対に位置する前記吸盤の面に取り付け面が形成され、前記取り付け面に該取り付け面を覆うようにゲルからなるゲル層が接合され、前記吸着面は前記ゲル層の表面で形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸盤装置。
  7. 前記ゲル層は、前記吸着面の中央を構成する円形でほぼ均一厚さの中央部と、前記中央部の外周に続き前記吸着面の外周に近づくにつれその肉厚が次第に大きくなる環板状の傾斜部と、前記吸着面の外周部を構成し前記傾斜部の外周に続いて前記傾斜部の外周の肉厚と同じ値のほぼ均一厚さの外周部とを備えている、
    ことを特徴とする請求項6記載の吸盤装置。
  8. 前記取り付け面は凹状に形成されていることを特徴とする請求項6記載の吸盤装置。
  9. 前記吸盤は、弾性を有する合成樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸盤装置。
  10. 前記吸着面は凹状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸盤装置。
  11. 前記取り付け部に車載機器が取着されることを特徴とする請求項1記載の吸盤装置。
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