JP4802467B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドユニットの廃インク処理を行うためのインク排出手段を備えるインクジェットプリンタに関する。
従来、インクジェット方式による印字装置であるインクジェットプリンタは、その原理が単純であり、多階調化やカラー化が容易であるために、モノクロ印字の他に複数色のインクに対応したインクヘッドを用いることでカラー印字も容易となる。
このようなインクジェットプリンタにおいては、複数種類のインクを使用するので使用するインクによっては、その乾燥や増粘や固着等により、インク吐出孔部に堆積して目詰まりを生じることがある。そのため、ヘッドユニットからのインクの噴射機能を回復するために、所定のタイミングで必要に応じて、ヘッドユニットのインク吐出孔部からインクを吸引排出して廃インク処理を行うインク排出手段を備えるインクジェットプリンタが既に知られている。
前記インクとしては顔料系インクと染料系インクとが使用されているが、前記顔料系インクは染料系インクよりも乾燥し易く固まり易いものである。また、従来のインク排出手段として、ヘッドユニットのインク吐出孔部を被覆してインクを回収するキャップ部材を備えたインクジェットプリンタにおいては、それぞれのインクをそれぞれ個別に収容するキャップ部材を分離して配設しており、乾燥し易く固まり易い顔料系インクとそうではない染料系インクとを個別に吸引排出している。
しかし、上記したように、顔料系インクは乾燥し易く固まり易いために、顔料系インクを回収するキャップ部材においては、該キャップ部材内や排出チューブ内において固化し易く、ヘッドユニットの廃インク処理のための吸引力が悪化し易いという問題がある。そのために、インクを回収するキャップ部材に、乾燥し易く固まり易い顔料系インクとそうではない染料系インクとを混合して収容する構成とし、乾燥し難く固化し難い混合インク状態として吸引ポンプにより吸引して排出するとした例がすでに公開されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−253095号公報(第1−5頁、第3図)
上記した混合インク状態として吸引排出する例は、顔料系インクを回収するキャップ部材に、染料系インクを回収して混合インクとする方法であり、一旦顔料系インクを回収した後で、キャップ部材またはヘッドユニット側を移動して、再度染料系インクを回収するという動作が必要であって、インク回収時間が増加するという問題がある。
本発明の目的は、上記問題を解決するために、顔料系インクと染料系インクとを使用するヘッドユニットを備えるインクジェットプリンタであっても、一回の吸引排出動作で確実に廃インク処理を実施し、常に正常なインク吐出状態を維持することが可能なインクジェットプリンタを提供することである。
上記の目的を達成するために請求項1に係る発明は、少なくとも二種類のインクを吐出するヘッドユニットと、該ヘッドユニットからそれぞれのインクを吸引して排出する排出手段を備えたインクジェットプリンタであって、前記排出手段が、前記ヘッドユニットと接離自在でありインク吸引時にヘッドユニットに当接する吸引キャップと、該吸引キャップに吸引力を付与する吸引ポンプと、前記吸引キャップと前記吸引ポンプとの間に連接されるインク排出パイプとを有していると共に、前記吸引キャップが少なくとも二種類のインクをそれぞれ収容する少なくとも二つのインク貯留室を備え、各前記インク貯留室は、それぞれにインク排出パイプが配設されると共に、隣接する前記インク貯留室を隔離する隔離壁を有し、前記隔離壁に、両インク貯留室を連通する開口部および該開口部を開閉する封止弁部を設け、前記隔離壁は、少なくとも前記封止弁部を低剛性で高弾性の材質とするとともに、前記隔離壁の上端部は、少なくとも前記封止弁部に対応する前記上端部を、前記隔離壁以外の前記インク貯留室の上端部より高くし、前記吸引キャップが前記ヘッドユニットに当接する際には、前記隔離壁の上端部が受ける当接力により、前記封止弁部が圧迫されて前記開口部を閉止する構成としたことを特徴としている。
上記の構成を有する請求項1に係る発明によれば、少なくとも二種類のインクをそれぞれ吸引して排出することができると共に、隔離壁に設けられる開口部を開放して二種類のインクを混合して吸引排出することもできる。
また、隣接するインク貯留室を隔離する隔離壁に、前記両インク貯留室を連通する開口部および該開口部を開閉する封止弁部を設けるだけの簡単な構成で、複雑な装置を必要とせずに開口部の開閉操作を容易に行うことができる。
さらに、前記吸引キャップを前記ヘッドユニットに当接するだけで、前記隔離壁の上端部が最初に当接し、開口部を構成する前記封止弁部を圧迫して、前記開口部を閉止することができる。
請求項2に係る発明は、前記封止弁部は、前記吸引キャップが前記ヘッドユニットから離反した時に前記開口部を開放する構成としたことを特徴としている。
上記の構成を有する請求項2に係る発明によれば、それぞれのインク貯留室にそれぞれのインクをヘッドユニットから確実に吸引することができ、吸引した後で前記ヘッドユニットから離反した状態でそれぞれのインクを容易に混合することができる。
請求項に係る発明は、前記開口部は前記隔離壁の底面部付近に設けられていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項に係る発明によれば、隣接するインク貯留室に貯留されているインク同士を効率よく混合することができる。
請求項に係る発明は、前記少なくとも二種類のインクが、それぞれ顔料系インクと染料系インクであることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項に係る発明によれば、乾燥し易く固化し易い顔料系インクを染料系インクと混合して、固化し難い混合インクとして排出することができる。
請求項に係る発明は、前記インク貯留室に貯留されたインクを、所定のインク排出パイプから排出する構成としていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項に係る発明によれば、所定のインク排出パイプから全てのインクを排出することができる。
請求項に係る発明は、前記所定のインク排出パイプが、顔料系インクが貯留されるインク貯留室のインク排出パイプであることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項に係る発明によれば、固化し易い顔料系インクが排出されるインク排出パイプを定期的に清掃することができる。
請求項に係る発明は、前記少なくとも二種類のインクが、混合すると互いに希釈しあうことができるものであることを特徴としている。
本発明によれば、吸引キャップの、隣接するインク貯留室を隔離する隔離壁に、前記両インク貯留室を連通する開口部および該開口部を開閉する封止弁部を設け、前記隔離壁の上端部は、少なくとも前記封止弁部に対応する前記上端部を、前記隔離壁以外の前記インク貯留室の上端部より高くして、吸引キャップがヘッドユニットに当接した時には前記開口部が閉止され、前記吸引キャップがヘッドユニットから離反した時に前記開口部が開放されるようにしたので、吸引キャップがヘッドユニットに当接して廃インクを吸引して、ヘッドユニットから離反した時に、開放される開口部からインクが流通して混合することで、固化し難い混合インク状態として、廃インクを確実に吸引排出することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1から図6に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る吸引キャップとヘッドユニットとの接離状態を示し、(a)は両者が離反している状態を示す模式図であり、(b)は両者が当接した状態を示す模式図である。図2は開口部の一例を示す模式図であり、(a)には開口した状態の断面図であり、(b)は開口した状態から閉止する状態を示す正面図である。図3は吸引キャップが吸引するインクの状態を示しており、(a)は吸引キャップがヘッドユニットに当接してインクを貯留した状態を示し、(b)はインクを貯留した後で吸引キャップとヘッドユニットが離反して隣接するインク貯留室のインクが混合する状態を示している。図4はヘッドユニットを備えるインクェットプリンタの概略平面図である。図5は本実施形態のメンテナンス手順を示すフローチャートである。図6は本発明の変形例に係る吸引キャップとヘッドユニットとの接離状態を示し、(a)は両者が離反している状態を示す模式図であり、(b)は両者が当接した状態を示す模式図である。
本実施の形態のインクジェットプリンタUは、図4に示すように、記録用紙Pの印字面の左右方向(図中の矢印A方向)に走査するキャリッジ10を備えている。図中の符号11は前記キャリッジ10を走査する駆動装置を示し、符号12と13はキャリッジ10を摺動自在に支持するガイド部材を示している。
また、キャリッジ10が記録用紙Pと対向する面に噴射ノズルを有するヘッドユニット1が装着されている。つまり、記録用紙Pの印字面に対向してヘッドユニット1が配設されていて、該ヘッドユニット1を備えるキャリッジ10が矢印A方向に走査すると共に、記録用紙Pを前記矢印A方向とは直交する矢印B方向に搬送することで、記録用紙Pの全面に印字記録する構成としている。
前記キャリッジ10は、キャリッジ自体にインクカートリッジを載置して走査するタイプでもよく、また、別に配置するインクタンクからインク供給管を介してインクをヘッドユニットまで供給するタイプとしてもよく、特に限定するものではない。
さらに、キャリッジ10の走査方向の両端部にメンテナンスステーションが設けられている。これらのメンテナンスステーションは、いずれもヘッドユニットからのインク噴射特性を回復するためや維持するためのメンテナンス処理を行う部位である。本実施の形態では、図中の右端にパージ処理を行うパージステーションS1を設け、図中の左端にフラッシング処理を行うフラッシングステーションS2を設けている。
前記パージ処理とは、ヘッドユニット1のインク吐出孔部に吸引キャップを被せて、内部からインクを吸引排出して廃インク処理を行うインク排出処理のことである。これにより、例えば、ヘッドユニット1中に残存する気泡や異物がインクと共に排出される。また、前記フラッシング処理とは、通常の記録とは無関係にヘッドユニット1に穿設されたインク吐出孔から、所定回数のインクを発射させる処理のことである。これにより、例えば、特定の噴射ノズルだけ比較的長い時間インクの噴射動作がなされなかった場合でも、この噴射ノズルにおけるインクの増粘を解消できる。このように、前記パージ処理と前記フラッシング処理はいずれも、安定なインクの噴射特性を維持するために適宜行われる処理である。
図中のパージステーションS1には、ヘッドユニット1のインク吐出孔部からインクを吸引排出するインク排出手段20が配設されており、フラッシングステーションS2には、通常の記録とは無関係に噴射されるインクを受取るインク受取手段30が配設されている。
また、前記インク排出手段20には、染料系インクを貯留するインク貯留室21と、顔料系成分を主成分とする顔料系インクを貯留するインク貯留室22とがそれぞれ個別に配設されている。
前記顔料系インクは一般に黒インクとして採用されているが、乾燥し易く、固まり易い成分である。また、顔料系インクは、色材が微粒子となってインク液中を分散しているものである。これが乾燥すると、インクの粘度が増加してしまったり、あるいはこの色材が塊となって固着する傾向がある。一方、新しいインクの初期導入時やインクカートリッジの交換時、例えば使用者のスイッチ操作によって、インク吐出孔が開口するノズル面からインクを吸引する、前述のパージ処理を行う構成としている。しかし、吸引キャップから最終的に排出される排出口に至る流路中で、残存したインクが乾燥することでその排出がしにくくなったり目詰まりが生じてしまうことが心配される。
次に、図1から図3により本発明の実施の形態に係るインク排出手段20について詳細に説明する。
インク排出手段20は、吸引キャップ2とインク排出パイプ3と吸引ポンプ4と廃液チューブ5とを備えており、図示しない廃液容器に収容する構成である。図1(a)には、吸引キャップ2が、前述したキャリッジ10の記録用紙Pと対向する面に装着されているヘッドユニット1と離反している状態を示している。また、図1(b)には、吸引キャップ2とヘッドユニット1とが当接した状態を示す模式図である。
この吸引キャップ2とヘッドユニット1とを接離自在とする構成としては、吸引キャップ2をヘッドユニット1の下側に配置すると共に前記ヘッドユニット1側に向けて上下動自在な構成とすることで容易に達成することができる。しかし、特にその構成を限定するものではなく、ヘッドユニット1側を変位させて吸引キャップ2と接離自在となる構成としてもよい。
吸引キャップ2は例えば二つのインク貯留室21、22を備え、二種類のインクを個別に収容可能な構成であり、それぞれのインク貯留室21、22にはそれぞれインク排出パイプ3A、3Bが配設されている。また、前記二つのインク貯留室の外周を取り囲む周囲壁2Aと、隣接するインク貯留室同士を隔離する隔離壁2Bとを有している。さらに、前記隔離壁2Bに、両インク貯留室を連通する開口部23を設けると共に、前記開口部23を開閉する封止弁部を設ける構成として、種類の異なるインク同士の混合が可能な構成としている。
パージ処理を行う時は、前記吸引キャップ2を前記ヘッドユニット1に当接し、吸引ポンプ4を駆動して、それぞれのインクを吸引貯留する。この時に前記開口部23は封止弁部により閉止された状態である。そのために、吸引ポンプ4の吸引力により、一方のインクがインク貯留室21に貯留されながらも、インク排出パイプ3Aを介して外部に排出される。同様にして、他方のインクがインク貯留室22に貯留されながらも、インク排出パイプ3Bを介して外部に排出されることになる。予め決められた時間が経過したり、予め決められた量のインクが排出されたところで、吸引ポンプ4は停止する。この後も、各インク貯留室21、22内は、負圧の状態になっているので、インクの排出がしばらく続く。さらに、各インク貯留室21、22内が略大気圧になったところで、吸引キャップ2をヘッドユニット1から離反する。このとき、封止弁部を介して隔離壁2Bに設けられた開口部23を開放し、各インク貯留室21、22内に貯留されているインクを混合することができるようになっている。
実際、本実施の形態では、隔離壁2Bは低剛性で高弾性な材質が採用されており、該隔離壁2Bの上端部を圧迫することで、前記開口部23を閉止することができる。つまり、前記ヘッドユニット1の前記吸引キャップ2が当接する側が面一の平面状になっており、前記隔離壁2Bの高さL2を前記周囲壁2Aの高さL1よりもHだけ高くしてある。これにより、吸引キャップ2を前記ヘッドユニット1に当接する時に、前記隔離壁2Bの上端部2Baが最初に当接する。さらに、上端部2Baが前記開口部23の方向に変位し、最終的にはこれを圧迫して閉止する(図2参照)。
上記のような構成としているので、図2に示すように、ヘッドユニット1と離反している吸引キャップ2を前記ヘッドユニット1方向に移動すると、初めに高さL2の隔離壁2Bの上端部2Baがヘッドユニット1に当接する。前記上端部2Baがヘッドユニット1に当接した状態で、さらに吸引キャップ2を押し上げていき、高さL1の周囲壁2Aと隔離壁2Bとの上端部を面一にして前記ヘッドユニット1に当接させる。この時に、前述したように前記隔離壁2Bは高さHだけ縮むことになる。なお、前記開口部23を閉止させるには、該開口部23の高さ(開口部が円孔の場合には径に相当する)hを前記Hよりも小さな寸法としておけばよい。
このように、吸引キャップ2がヘッドユニット1に当接している間は、隣り合うインク貯留室21、22を連通する開口部23が閉止されているので、異なるインク同士の混合が生じない。特に、異なるインクを吐出するノズル面の間でインクが混合することがない。このことは、とりわけ、有彩色系のインクを吐出する噴射ノズルに対して、その印字品質を損なわないという観点で有効である。また、吸引キャップ2がヘッドユニット1から離反したところで、隣接するインク貯留室21、22が互いに連通する。このとき、異なるインク同士が隔離壁2Bの開口部23を介して混合する。そのために、それぞれのインクが互いに希釈しあうことになる。特に、いずれかのインクが顔料系のインクである場合に、その乾燥により塊になって固着しやすいという傾向を緩和するという観点から非常に有効である。これにより、高いメンテナンス性を長時間維持することができる。
なお、隔離壁2B全体を一体的に低剛性で高弾性な材質としてもよいが、図2(a)に示すように、本実施の形態では、開口部23周辺のみの一部を低剛性で高弾性な材質から形成する封止弁部24とし、その他の部分を高剛性な材質の壁部25としている。これにより、低剛性で高弾性な封止弁部24に孔部を設けるだけで、開閉自在な開口部23を形成することができる。また、図2(b)に示すように、前記開口部23の形状を、両端部が直線状に細くなる横方向に長い楕円形の開口部とすることで、圧迫力Fが作用していない通常時には開放状態の開口部23を形成する封止弁部24が、圧迫力Fが作用することで容易に圧縮されて前記開口部23が閉止するという開閉容易な開口部23を構成している。
このように、本実施の形態では、隔離壁2Bにおいて、少なくともここで形成された開口部23、該開口部23の周囲にある低剛性・高弾性材料性の壁部、及び、開口部23の上方であって、高さHだけヘッドユニット1側に突出している高剛性部により封止弁部24が構成されている。これにより、開口高さの割りには広い開口面積を有した開口部23を、簡単な構造で確実に開閉することができる。また、開口部23の開閉が容易なことから、必要以上の当接力は不要となり、装置の構成の簡略化に寄与する。
前記開口部23の大きさは、貯留されるインクが隣接するインク貯留室に流れ込むことが可能な程度の大きさであればよく、特にその大きさを限定するものではない。また、図示したような大きな単独孔でなく、複数の小さな孔で構成することも可能であり、開口部が開放された時に、乾いても塊状になり難いインクが、乾くと塊状になり易いインク側に流れ込む構成であればよい。
さらに、両方のインクがより確実に混合されるという観点からは、希釈用インク側のインク貯留室の底面が、被希釈用インク側のインク貯留室の底面より高い位置にあることが有効である。これにより、排出されたインクに、希釈側から被希釈側への自然な流れが生じる。このとき、開口部23の下端部は、希釈側か被希釈側のいずれか一方の高さに一致しているか、あるいは両方の高さの中間的な位置に設けられることで全体的なインクの流れを妨げることがないばかりか、より確実な流れの方向付けができる。いずれにしても、非常に簡単な構成で異なるインクの混合が確実に行える。
この変形例を図6に示す。図6(a)は、吸引キャップがヘッドユニットから離反している状態を示す模式図であり、図6(b)は両者が当接した状態を示す模式図である。図中の符号に関しては、上述の実施例と同様の部位に関しては同じ符号を用いている。
この変形例は、インク貯留室21の底面より該インク貯留室21に隣接するインク貯留室22’の底面の方がより低くなっている。さらに、開口部23’の下端部が、インク貯留室21側からインク貯留室22’側に向けて傾斜する壁面を有している。これにより、両側のインク貯留室21、22’の底面同士が滑らかに繋がっている。これに伴って、インク貯留室21内に貯留されるインクが滑らかにインク貯留室22’側に流れると共に、両者の境界部でもある開口部23’内にインクが残留することがない。すなわち、確実なインクの混合が実現できる。
再び図3に戻って、インクの吸引動作を説明する。この図3は、インク貯留室に吸引したインクを混合インクとして排出するところを示している。まず、図3(a)に示すように、吸引キャップ2をヘッドユニット1に当接して、隔離壁2Bの開口部23を閉止する。この状態で吸引ポンプ4を駆動し、それぞれの廃インクを吸引する。吸引ポンプ4の駆動により、各インク貯留室21、22内は負圧状態となり、各噴射ノズルからインクが引き出される。これに伴って、インク排出パイプ3A、3Bを介してインクが外部に排出される。なお、吸引ポンプ4を停止した直後は、各インク貯留室21、22内は、負圧の状態にされている。そこで、この状態でインクが引き出され、さらに貯留されることで各室内がほぼ大気圧になるのを待つ。この後、図3(b)に示すように、前記吸引キャップ2を前記ヘッドユニット1から引き離すと、前述した通り、隔離壁2Bの開口部23が開放されて、隣接するインク貯留室同士が連通される。
インク貯留室21に貯留されるインクを染料系インク6Aとし、インク貯留室22に貯留されるインクを顔料系インク6Bとすると、乾いても塊状になり難い染料系インク6Aが乾くと塊状になり易い顔料系インク6Bの方へ浸入し、混合インク6ABとなる。ここで再び吸引ポンプ4を駆動すると、インク排出パイプ3Bには顔料系インク6Bが混合インク6ABとなって排出されていく。
この時、吸引キャップ2がヘッドユニット1から離反した後、吸引ポンプ4を再駆動するまでの時間は、二つのインクが混合して、少なくとも顔料系インク6Bの塊状に固まり易い傾向が十分緩和されるまで待っても良いし、吸引キャップ2がキャリッジ10の移動を妨げない位置に移動を完了するまで待っても良い。
混合インク6ABは、顔料系インク6Bよりも乾いても塊状になり難いので、インク貯留室22に貯留されている廃インクを全て排出できると共に、インク排出パイプ3Bをクリーニングしながら流れることになりさらに好適な構成となる。
染料系インク6Aと顔料系インク6Bとをより確実に混合インク6ABとして排出させるには、先に説明した変形例のように、前記開口部23は前記隔離壁2Bの底面部付近に設けることが望ましい。ただ、一旦混合インク6AB状態とすれば、後はそのまま混合インクとして排出するので、吸引キャップ2をヘッドユニット1から離反した時に、染料系インク6Aと顔料系インク6Bとが吸引されている高さ以下に設けられておればよい。この構成であれば、隣接するインク貯留室のインクを少なくとも混合可能な状態となる。
また、本実施の形態や変形例に共通して言えることであるが、インク貯留室21、22に貯留されたインクを、全て所定の一方のインク排出パイプから排出する構成とすることも可能である。例えば、染料系インク6Aと顔料系インク6Bとを全て、顔料系インク6Bを排出するインク排出パイプ3Bから排出する構成とすれば、染料系インク6Aを強制的に顔料系インク6Bと混合して排出することになり、顔料系インク6B単独で流出しないので、インク貯留室22内やインク排出パイプ3B内でインクが固化することがない。
より具体的には、吸引キャップ2が離反した後、吸引ポンプ4を再駆動したとき、インク排出パイプ3Aを閉止すればよい。少なくとも、インク排出パイプ3Aを開閉可能な弁機構を、吸引キャップ2と吸引ポンプ4との間に介在しておく必要があるが、この弁機構自体は特別なものである必要はない。すなわち、吸引ポンプ4の再駆動前に流路の閉止ができる一般的な弁機構であればよいので、ここでは詳細な説明は省く。ただ、吸引ポンプ4による吸引が再開されたときは、この弁機構により、インク排出パイプ3Bからのみインクが吸引排出されることになる。これにより、確実に染料系インク6Aが隣接するインク貯留室22に流入し、顔料系インク6Bと混合しながら排出されることになる。なお、インクの排出が完了すれば、吸引ポンプ4は停止する。
上記したパージ処理は使用者のスイッチ操作によって、または所定の条件が満たされた場合に自動的に実施するように構成しており、必要に応じて所定のタイミングで、ヘッドユニットからのインクの噴射機能を回復させるものである。
また、ヘッドユニットのメンテナンスのために、通常の記録とは無関係にヘッドユニットに穿設されたインク吐出孔から、所定回数のインク液滴を噴射するフラッシング処理が行われている。このフラッシング処理は、通常の記録の前、記録中、さらには前記のパージ処理の後等の各状況に応じて、所定回数のインク液滴を噴射するような構成とされている。
そのために、前記パージ処理と前記フラッシンング処理によってインク吐出孔を閉塞する気泡や異物が廃インクと共に排出され、通常の記録動作時において、乾燥して高粘度化したインクが排出されるので、安定した記録品質を維持することができる。さらに、顔料系のインクが用いられていたとしても、その排出経路を狭くしたり目詰まりを起こすようなことがない。そのため、廃インク処理の吸引動作を常に安定した満足のいく吸引力とすることができ、ヘッドユニットの噴射機能を確実に回復することができる。
ここで図5に示すフローチャートにより、メンテナンスの手順について説明する。
上記で説明したパージ処理を行う指令が出されると、まず、ヘッドユニット1がパージステーションS1に移動する(原点出し)。所定の位置に移動が完了したと判断されると、吸引キャップ2が上昇してヘッドユニット1に当接する。さらに、この当接が確認されると、吸引ポンプ4を駆動して廃インクを吸引する(吸引開始)。吸引が終了すると吸引キャップ2をヘッドユニット1から離反する(キャップリリース)。吸引キャップ2の当接から離反までの動作の詳細は先に説明した通りである。この後で、別に設けるワイパーブレード40によりノズル面を拭き取るワイプ処理を行う(ワイプ実行)。
このワイプ実行は、吸引キャップ2がキャリッジ10の移動を妨げない位置に移動を完了するまで待って行われる。このとき、キャリッジ10の移動は自由にできる状態になっている。そのため、キャリッジ10によるヘッドユニット1の印字領域への移動中に行われる。ワイプ処理後は、ワイパーブレ−ド40をキャリッジ10の移動を妨げない位置にまで移動する。これにより、一連のパージ動作が完了する。なお、このワイパーブレード40は、吸引キャップ2がヘッドユニット1に当接するために移動するとき、同様にヘッドユニット1側に移動してインク吸引排出動作の完了を待っている。
それから、ヘッドユニット1がフラッシングステーションS2に移動し、フラッシング処理を行う(フラッシング実行)。フラッシング処理が終了すると、再度パージステーションS1に移動し、再び吸引を実行する(空吸引実行)。
空吸引が終了して全てのメンテナンス処理が実行され、ヘッドユニット1のノズル面を密閉してインクの蒸発乾燥を防ぐ(キャッピング)構成としている。このキャッピングのためのキャップ部材を別に設けても良いが、上記の吸引キャップ2を用いる構成とすると、新たな装置を必要とせず好適である。さらに、この構成であれば、パージステーションS1をホームポジションとすることもでき、コンパクトなインクジェットプリンタとすることができる。
このような手順によりメンテナンス処理が実行され、ノズル面を常時印字可能な状態に維持して、つぎの印字指令に備える構成とされている。
上記のように、異なる複数のインクを使用してカラー印字を行うインクジェットプリンタにおいて、隣接するインク貯留室を隔離する隔離壁に、低剛性で高弾性の材質からなる封止弁部を設け、該封止弁部に開口部を形成し、前記隔離壁をヘッドユニットに当接する時には前記開口部を閉止し、前記隔離壁をヘッドユニットから離反する時には前記開口部を開放する構成の吸引キャップとしたので、それぞれのインクを分離して吸引貯留すると共に、固化し難い混合インク状態として排出するパージ処理を、簡単な構成でまた容易に、実行することができる。
またそのために、顔料系インクと染料系インクとを使用するヘッドユニットを備えるインクジェットプリンタであっても、それぞれのインクを分離して別々に吸引貯留すると共に、固化し難い混合インクとして排出するパージ処理を行うことができる。また、前記パージ処理(廃インク処理)を一回の吸引排出動作で確実に実施することができ、常に正常なインク吐出状態を維持可能なインクジェットプリンタを得ることができる。
本発明に係る吸引キャップとヘッドユニットとの接離状態を示し、(a)は両者が離反している状態を示す模式図であり、(b)は両者が当接した状態を示す模式図である。 開口部の一例を示す模式図であり、(a)には開口した状態の断面図であり、(b)は開口した状態から閉止する状態を示す正面図である。 吸引キャップが吸引するインクの状態を示しており、(a)は吸引キャップがヘッドユニットに当接してインクを貯留した状態を示し、(b)はインクを貯留した後で吸引キャップとヘッドユニットが離反して隣接するインク貯留室のインクが混合する状態を示している。 ヘッドユニットを備えるインクジェットプリンタの概略平面図である。 本実施形態のメンテナンス手順を説明するフローチャートである。 本発明の変形例に係る吸引キャップとヘッドユニットとの接離状態を示し、(a)は両者が離反している状態を示す模式図であり、(b)は両者が当接した状態を示す模式図である。
符号の説明
1 ヘッドユニット
2 吸引キャップ
2A 周囲壁
2B 隔離壁
2Ba 上端部
3 排出パイプ
4 吸引ポンプ
5 廃液チューブ
6A 染料系インク
6B 顔料系インク
6AB 混合インク
10 キャリッジ
20 インク排出手段
21 インク貯留室
22 インク貯留室
23 開口部
24 閉止弁部
L1 周囲壁の高さ
L2 隔離壁の高さ

Claims (7)

  1. 少なくとも二種類のインクを吐出するヘッドユニットと、該ヘッドユニットからそれぞれのインクを吸引して排出する排出手段を備えたインクジェットプリンタであって、
    前記排出手段が、前記ヘッドユニットと接離自在でありインク吸引時にヘッドユニットに当接する吸引キャップと、該吸引キャップに吸引力を付与する吸引ポンプと、前記吸引キャップと前記吸引ポンプとの間に連接されるインク排出パイプとを有していると共に、
    前記吸引キャップが少なくとも二種類のインクをそれぞれ収容する少なくとも二つのインク貯留室を備え、
    各前記インク貯留室は、それぞれにインク排出パイプが配設されると共に、隣接する前記インク貯留室を隔離する隔離壁を有し、前記隔離壁に、両インク貯留室を連通する開口部および該開口部を開閉する封止弁部を設け、
    前記隔離壁は、少なくとも前記封止弁部を低剛性で高弾性の材質とするとともに、前記隔離壁の上端部は、少なくとも前記封止弁部に対応する前記上端部を、前記隔離壁以外の前記インク貯留室の上端部より高くし、
    前記吸引キャップが前記ヘッドユニットに当接する際には、前記隔離壁の上端部が受ける当接力により、前記封止弁部が圧迫されて前記開口部を閉止する構成としたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記封止弁部は、前記吸引キャップが前記ヘッドユニットから離反した時に前記開口部を開放する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記開口部は前記隔離壁の底面部付近に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記少なくとも二種類のインクが、それぞれ顔料系インクと染料系インクであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記インク貯留室に貯留されたインクを、所定のインク排出パイプから排出する構成としていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記所定のインク排出パイプが、顔料系インクが貯留されるインク貯留室のインク排出パイプであることを特徴とする請求項に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記少なくとも二種類のインクは、混合すると互いに希釈しあうことができるものであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
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