JP2007290264A - インクジェット式画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、キャップ内に発生する負圧による変形を防止できる吸引キャップと、記録ヘッド等にかかる負荷が少なくてノズル群の保湿状態を維持することができる保存キャップとを備えたインクジェット式画像記録装置を提供する。
【解決手段】記録ヘッド6のノズル面7に設けられているインクを噴射するノズル群BK,C,Y,Mを覆って、これらのノズル群BK,C,Y,Mからインクを吸引する吸引キャップ11と、ノズル群BK,C,Y,Mの不使用時の保存を行う保存キャップ12とを設けて、ノズル群BK,C,Y,Mを覆った際にノズル面7に当接する吸引キャップ11および保存キャップ12の外周リップ部26,29を、吸引キャップ11の外周リップ部26が、保存キャップ12の外周リップ部29よりも剛性が高くなるように形成する。
【選択図】図3
【解決手段】記録ヘッド6のノズル面7に設けられているインクを噴射するノズル群BK,C,Y,Mを覆って、これらのノズル群BK,C,Y,Mからインクを吸引する吸引キャップ11と、ノズル群BK,C,Y,Mの不使用時の保存を行う保存キャップ12とを設けて、ノズル群BK,C,Y,Mを覆った際にノズル面7に当接する吸引キャップ11および保存キャップ12の外周リップ部26,29を、吸引キャップ11の外周リップ部26が、保存キャップ12の外周リップ部29よりも剛性が高くなるように形成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、インクを記録媒体に噴射して記録を行う記録ヘッドを具備し、この記録ヘッドに設けられているインクを噴射する複数のノズル群を覆って、前記複数のノズル群からインクを吸引する吸引キャップと、不使用において前記複数のノズル群を保存する保存キャップとを備えたインクジェット式画像記録装置に関するものである。
インクジェット式画像記録装置は、普通紙などの記録媒体に向けてインクを噴射し、インクの液滴を記録媒体表面に付着させてドットで文字や図形などを表現し記録を行っている。インクの液滴は、記録ヘッドのノズル面に設けられている複数の微細なノズル群から記録媒体に向けて高速で噴射されるため、固化したインクや塵埃などによってノズルが目詰まりしたり、気泡がノズル内に発生したりすると、吐出不良やインクの液滴の着弾精度の低下、噴射されるインク量のバラつき等の不具合が生じて画質が低下する。
これを防ぐために、吸引ポンプ等の負圧発生手段に連結されている吸引キャップによってノズル面のノズル群を覆い、負圧発生手段によって吸引キャップ内に負圧を発生させ、各ノズル群からインクを吸引してノズル内の異物を排出させる吸引パージと呼ばれる処理を定期的に行わせている。加えて、不使用時におけるノズル内のインクの乾燥や異物の付着等を防ぐため、不使用時の記録ヘッドのノズル群を保存キャップで覆い、インクの保湿状態を維持しながらノズル群の保存を行っている(例えば、特許文献1および2)。
吸引キャップおよび保存キャップには、ノズル面にノズル群の周囲を囲むようにして当接する外周リップ部が設けられており、覆ったときの密閉性を確保するため吸引キャップおよび保存キャップに所定の荷重(キャッピング荷重)を負荷した状態で外周リップ部をノズル面に当接させている。
特開2002−254664号公報(第2,4,6頁、第3,13図)
特開平9−187954号公報(第4,6頁、第1,8図)
このような吸引キャップはインクを吸引する際、外周リップ部がキャップ内に発生する高負圧によって内倒れしないものが望まく、かつ保存キャップは記録ヘッド等に高いキャッピング荷重をかけることなく長時間の密閉状態を維持できることが望ましい。特に、インクジェット式画像記録装置の高速・高画質プリントを図るために、記録ヘッドを多数搭載することや、記録ヘッドのノズル数を増やすこと、インクの色を追加すること(即ち、追加した色のインクを噴射するノズルが必要になる)等が行われていることから、このような多ノズル化に対応するためサイズアップした吸引キャップや保存キャップが用いられる場合もあるため、このような要求が高まる傾向にある。
本発明は、キャップ内に発生する負圧による変形を防止できる吸引キャップと、記録ヘッド等にかかる負荷が少なくてノズル群の保湿状態を維持することができる保存キャップとを備えたインクジェット式画像記録装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載のインクジェット式画像記録装置は、記録ヘッドのノズル面に設けられているインクを噴射する複数のノズル群を覆って、前記複数のノズル群からインクを吸引
する吸引キャップと、前記複数のノズル群の不使用時の保存を行う保存キャップとを備えたインクジェット式画像記録装置において、前記複数のノズル群を覆った際に前記ノズル面に当接する前記吸引キャップおよび前記保存キャップの外周リップ部を、前記吸引キャップの前記外周リップ部が、前記保存キャップの前記外周リップ部よりも剛性が高くなるように形成することを特徴としている。
する吸引キャップと、前記複数のノズル群の不使用時の保存を行う保存キャップとを備えたインクジェット式画像記録装置において、前記複数のノズル群を覆った際に前記ノズル面に当接する前記吸引キャップおよび前記保存キャップの外周リップ部を、前記吸引キャップの前記外周リップ部が、前記保存キャップの前記外周リップ部よりも剛性が高くなるように形成することを特徴としている。
この請求項1のインクジェット式画像記録装置は、前記吸引キャップの前記外周リップ部が変形しにくくなり、インク吸引時にキャップ内に生じる負圧による内倒れ等を防ぐことができる。また、前記保存キャップの前記外周リップ部の剛性は、前記吸引キャップの前記外周リップ部よりも低くいため、キャッピング荷重を吸収しつつ密閉性を確保することができる。
請求項2に記載のインクジェット式画像記録装置は、吸引キャップを複数設けて、これらの複数の前記吸引キャップによって複数のノズル群をグループごとに覆う構成とすることを特徴としている。
この請求項2のインクジェット式画像記録装置は、前記記録ヘッドの前記複数のノズル群から、インクの色や顔料系インクか染料系インクか等のグループ別に分けてインクを吸引することができる。
請求項3に記載のインクジェット式画像記録装置は、吸引キャップの外周リップ部を、保存キャップの外周リップ部よりも厚みを厚くするかおよび/または硬質の材料で形成することにより剛性を高くすることを特徴としている。
この請求項3のインクジェット式画像記録装置は、前記吸引キャップの前記外周リップ部を、前記保存キャップの前記外周リップ部よりも厚みを厚くするかおよび/または硬質の材料で形成することによって、吸引時における前記吸引キャップの前記外周リップ部の内倒れ等の防止を実現でき、かつ保存時におけるキャッピング荷重を吸収しつつ密閉性を確保することが可能になる。
請求項4に記載のインクジェット式画像記録装置は、保存キャップを複数設けて、これらの複数の前記保存キャップによって複数のノズル群をグループごとに覆う構成とすることを特徴としている。
請求項4のインクジェット式画像記録装置によれば、前記記録ヘッドの前記複数のノズル群を、噴射するインクの色や乾燥性、また顔料系インクか染料系インクか等のグループ別に分けて保存することが可能になる。
請求項5に記載のインクジェット式画像記録装置は、吸引キャップを、保存キャップと記録ヘッドとを対向させた際に前記保存キャップと前記記録ヘッドとのあいだに位置するように配置し、前記保存キャップの前記外周リップ部を、前記吸引キャップを収容可能な大きさに形成することを特徴としている。
この請求項5のインクジェット式画像記録装置は、前記吸引キャップと前記保存キャップとがほぼ重なった位置にあってそれぞれ、前記記録ヘッドの前記複数のノズル群を覆うような構成とすることができる。
請求項6に記載のインクジェット式画像記録装置は、吸引キャップを複数設けて、これらの複数の吸引キャップによって複数のノズル群をグループごとに覆う構成とし、保存キャップの外周リップ部は、前記複数の吸引キャップの全てを収納可能な大きさで形成する
ことを特徴としている。
ことを特徴としている。
この請求項6のインクジェット式画像記録装置は、上記請求項5に記載のインクジェット式画像記録装置において、前記記録ヘッドの前記複数のノズル群から、インクの色や顔料系インクか染料系インクか等のグループ別に分けてインクを吸引することができる。
請求項7に記載のインクジェット式画像記録装置は、吸引キャップと保存キャップとが、吸引キャップの外周リップ部が保存キャップの外周リップ部よりも記録ヘッドに対し突出した状態と、保存キャップの外周リップ部が吸引キャップの外周リップ部よりも記録ヘッドに対し突出した状態とに、それぞれ独立して記録ヘッドに対し進退可能に設けられた構成とする。
この請求項7のインクジェット式画像記録装置は、上記請求項5または6に記載のインクジェット式画像記録装置において、前記吸引キャップが前記保存キャップよりも前記記録ヘッドに対し前進し、または前記保存キャップが前記吸引キャップよりも前記記録ヘッドに対し前進することで、吸引動作または保存動作をそれぞれ行うことができる。
請求項8に記載のインクジェット式画像記録装置は、吸引キャップの外周リップ部を、保存キャップの外周リップ分よりも厚みを厚くするかおよび/または硬質の材料で形成することにより剛性を高くすることを特徴としている。
この請求項8のインクジェット式画像記録装置は、上記請求項5〜7の各インクジェット式画像記録装置において、前記吸引キャップの前記外周リップ部を、前記保存キャップの前記外周リップ部よりも厚みを厚くするかおよび/または硬質の材料で形成することによって、吸引時における前記吸引キャップの前記外周リップ部の内倒れ等の防止を実現でき、かつキャッピング荷重を吸収しつつ密閉性を確保することが可能になる。
請求項1のインクジェット式画像記録装置は、ノズル群からインクを吸引する際、吸引キャップの外周リップ部が内倒れしないためインクの吸引不足が生じず、かつ保存時におけるキャッピング荷重を軽減しながら密閉性を確保することができるので記録ヘッド等の剛性を高くする必要がなく、設計にかかる負担を軽減することができる。
請求項2のインクジェット式画像記録装置は、上記請求項1のインクジェット式画像記録装置の効果を実現しつつ、インクを記録ヘッドの複数のノズル群からグループ別に分けて吸引することが可能になる。
請求項3のインクジェット式画像記録装置は、吸引キャップの外周リップ部を、保存キャップの外周リップ部よりも厚みを厚くするかおよび/または硬質の材料で形成することによって、上記請求項1のインクジェット式画像記録装置の効果を実現できる。
請求項4のインクジェット式画像記録装置は、保存時における記録ヘッドにかかる負担を軽減しつつ、記録ヘッドの複数のノズル群を、噴射するインクのグループ別に分けて保存することができる。
請求項5のインクジェット式画像記録装置は、吸引キャップを配置するスペースを省略できるため、コンパク化を図ることができる。
請求項6のインクジェット式画像記録装置は、上記請求項5のインクジェット式画像記録装置の効果を実現しつつ、インクを記録ヘッドの複数のノズル群からグループ別に分け
て吸引することが可能になる。
て吸引することが可能になる。
請求項7のインクジェット式画像記録装置は、上記請求項5または6のインクジェット式画像記録装置の効果を実現しつつ、吸引キャップまたは保存キャップを記録ヘッドに対し前進し吸引動作または保存動作をそれぞれ行うことができる。
請求項8のインクジェット式画像記録装置は、上記請求項5〜7の各インクジェット式画像記録装置において、吸引キャップの外周リップ部を、保存キャップの外周リップ部よりも厚みを厚くするかおよび/または硬質の材料で形成することによりそれぞれの効果を奏しつつ、インクの吸引不足が生じないこと、設計にかかる負担が軽減できること等の効果を実現することができる。
本発明にかかるインクジェット式画像記録装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1はインクジェット式画像記録装置1の記録を行う部分を示す概略平面図を示しており、符号2は記録紙Pの左右方向(主走査方向)に往復移動するキャリッジを兼ねるヘッドホルダを示している。ヘッドホルダ2は無端ベルト3によって駆動され、記録紙Pの送り方向(副走査方向)に離間させて配置した一対のガイド部材4,5に沿って移動可能になっている。
ヘッドホルダ2には、図2に示すように記録紙Pと対向する面に記録ヘッド6が設けられており、記録ヘッド6の記録紙Pに対向する面はノズル面7になっていて、複数のノズルを直線状に配置した複数のノズル群が、所定の間隔をあけて主走査方向に配列されている。これらのノズル群は、中央の二列がブラックインク用のノズル群BKになっており、その両側に配設されているノズル群はそれぞれ、内側から順番にイエロー用のノズル群Y、シアン用のノズル群C、マゼンタ用のノズル群Mとなっている。
なお符号8は、別置きしたインクタンク(図示せず)からインクをヘッドホルダに供給するチューブを示している。
なお符号8は、別置きしたインクタンク(図示せず)からインクをヘッドホルダに供給するチューブを示している。
このインクジェット式画像記録装置1は、記録紙Pを副走査方向に送るとともに、ヘッドホルダ2を主走査方向に往復移動させながら記録ヘッド6の複数のノズル群BK,C,Y,Mからインクを噴射し記録紙Pに印字を行っている。
主走査方向一側には、記録とは無関係に記録ヘッド6のノズル群BK,C,Y,Mから噴射させたインクを受けるフラッシンングステーション9が配設されている。その記録とは無関係な噴射によって、インク流路内の増粘したインクや発生した気泡などを排出することでノズルの目詰まりの防止・解消を行うことにより、ノズル群BK,C,Y,Mの噴射機能の維持および回復を図る。
そして、主走査方向のもう一側に、使用者のスイッチ操作や所定の周期で自動的に、記録ヘッド6のノズル群BK,C,Y,Mからインクを吸引するパージステーション10が配設されている。その吸引によってインク流路内の増粘したインクや発生した気泡等を排出し、ノズル群BK,C,Y,Mの噴射機能の回復を図る。
パージステーション10には、記録ヘッド6のノズル群BK,C,Y,Mからインクを吸引する際にノズル群BK,C,Y,Mを覆う吸引キャップ11と、不使用時の記録ヘッド6のノズル群BK,C,Y,Mを覆ってノズル内のインクの乾燥を防止する保存キャップ12と、ヘッドホルダ2に設けられている後述のバッファタンクの排気を行うための排気キャップ13とが設けられている。さらに、記録ヘッド6のノズル面7に付着したインク等を払拭するためのワイパブレード14が設けられている。
次に、図3のヘッドホルダ2の側断面図を参照しながらヘッドホルダ2内の構成について説明する。ヘッドホルダ2に設けられている記録ヘッド6は、図において下側の面がノズル面7になっており、ノズル面7と反対側の面に取り付けられている配線部材15によってインクを噴射する信号が印加されるようになっている。そして、記録ヘッド6の上方にはバッファタンク16が設けられており、このバッファタンク16に別置きのインクタンクのインクが供給され、種類別に設けられた貯留室17で一時的に貯留されたのちに記録ヘッド6に供給される仕組みになっている。
また、ヘッドホルダ2の一側面に沿って、バッファタンク16内の空気を排出するための排気手段18が設けられている。この排気手段18は、バッファタンク16の各貯留室17にそれぞれ連通する排気流路19を備えている。各排気流路19は、その下端を記録ヘッド6のノズル面7とほぼ同一平面上において外部に開口している。各排気流路19内にはそれぞれ排気バルブ20が設けられており、各排気バルブ20は、通常は上記の外部開口端に向かってバネ21で付勢され、各貯留室17と外気とを遮断した状態になっている。各排気バルブ20には、作動ピン22がそれぞれ連結されており、これらの作動ピン22の各排気流路19の外部開口端から露出した端部を各排気流路19内に押し込むことによって、排気バルブ20を開放しバッファタンク16の各貯留室17を外気と通させることができる。
一方、パージステーション10には、前述した各キャップの他に、各キャップをヘッドホルダ6に向かって進退させることができる駆動装置23と、吸引キャップ11と排気キャップ13とに吸引力を発生させることができる吸引ポンプ24とが設けられている。吸引キャップ11と排気キャップ13とは、進退が同時に行われるようになっており、保存キャップ12は他の二つのキャップとは別駆動となっている。そして、吸引キャップ11と排気キャップ13とは、切替弁25によって選択的に吸引ポンプ24に連通され、吸引キャップ11または排気キャップ13のいずれに対して吸引力を発生させるかを選択可能になっている。
吸引キャップ11は(以下、一体型吸引キャップ11という)、図4(a)にも示すように三つの吸引キャップ11Aが横に並んだ状態に一体成形されたもので、各吸引キャップ11Aは外周リップ部26が周囲に設けられて上面を開口した箱型形状に形成されており、隣り合う吸引キャップ11Aが、そのあいだに位置している外周リップ部26を共有した形状になっている。各吸引キャップ11Aの底壁部には吸引口27が設けられており、各吸引口27は共通の吸引チューブ28に接続されている。この吸引チューブ28は切替弁25を介して吸引ポンプ24に繋がっている。
この三つの吸引キャップ11Aからなる一体型吸引キャップ11は、硬度50°程度の硬質のゴム状弾性材料で一体成形され、外周リップ部26の厚さ(ノズル面7と平行な方向の厚さ)は、吸引キャップ内に発生した負圧によって倒れない剛性を有する厚さに形成されている。また、外周リップ部の先端部は、先端に向かってやや厚みが薄くなるような緩いテーパー状になっており、先端は丸められている。この一体型吸引キャップ11は、各吸引キャップ11Aが記録ヘッド6のノズル群BK,C,Y,Mの配列方向に並んだ状態になるように配置されている。
一方、保存キャップ12は、図4(b)にも示しているように記録ヘッド6の全てのノズル群BK,C,Y,Mを一括して覆うことができる外周リップ部29が周囲に設けられた上面を開口した箱型形状に形成されている。この保存キャップ12は、硬度30°程度の軟質のゴム状弾性材料で形成されおり、外周リップ部29の厚みは一体型吸引キャップ11の外周リップ部26よりも薄くなっている。そして、外周リップ部29の先端部は、
吸引キャップ11のテーパー部よりも狭い角度(急な角度)のテーパー部を設けて先細りの形状にし、小さな突出部を先端に設けた形状になっている。保存キャップ12は、外周リップ部29および底壁部に開口を有さず、記録ヘッドのノズル面7に密着したとき閉鎖した空間を形成する。
吸引キャップ11のテーパー部よりも狭い角度(急な角度)のテーパー部を設けて先細りの形状にし、小さな突出部を先端に設けた形状になっている。保存キャップ12は、外周リップ部29および底壁部に開口を有さず、記録ヘッドのノズル面7に密着したとき閉鎖した空間を形成する。
排気キャップ13は各排気通路19の外部開口端を一括して覆うことができる外周壁部30を備えた、上面を開口した箱型形状にゴム状弾性材料で形成されたもので、各作動ピン22に対応する位置の底壁部にリリースロッド31が上下移動可能に貫通状態で配置されている。各リリースロッド31は、駆動装置32によって作動ピン22をバネ21に抗して押し上げ、あるいは作動ピン22から離間可能になっている。また、排気キャップ13の底壁部には吸引口33が形成されており、この吸引口33と吸引ポンプ24とが吸引チューブ34によって切替弁25を介し接続されている。
上記吸引キャップ11と保存キャップ12および排気キャップ13の弾性材料としては、例えば、天然ゴム、イソプレン、スチレンプタジエン、ブタジエン、クロロプレン、ニトリル、ブチル、エチレンプロピレン、ウレタン、シリコン、アクリル、クロルスルホン化ポリエチレン、フッ素ゴム、水素化ニトリルなどのゴム材料を用いることができる。
次に、ノズル群BK,C,Y,Mからインクを吸引する場合と、ノズル群BK,C,Y,Mの保存を行う場合とについて説明する。
まず、ノズル群BK,C,Y,Mからインクを吸引する場合には、ヘッドホルダ2をパージステーション10に移動させ、記録ヘッド6のノズル面7と一体型吸引キャップ11とを対向状態にする。そして、駆動装置23を駆動して一体型吸引キャップ11と排気キャップ13とをヘッドホルダ2に向かって前進させ、記録ヘッド6のノズル面7に設けられているノズル群BK,C,Y,Mの全てを一体型吸引キャップ11で覆うとともに、排気手段18の各排気流路19の外部開口端を排気キャップ13で覆った状態にする。
ノズル群BK,C,Y,Mを覆っている一体型吸引キャップ11は、各吸引キャップ11Aの外周リップ部26の先端が記録ヘッド6のノズル面7に当接しており、中央の吸引キャップ11Aによって二列のブラック用のノズル群BKを覆い、両側の吸引キャップによって両側の三色のノズル群C,Y,Mをそれぞれ覆った状態になっている(図5(a))。
そして、切替弁25を一体型吸引キャップ11側に切り替えたのち吸引ポンプ24を駆動し、各吸引キャップ11A内の空気を吸引する。すると、各吸引キャップ11A内は負圧の状態になり、覆っている各ノズル群BK,C,Y,Mからそれぞれインクが吸引される。この際、ブラックインクと他の3色のカラーインクは別々の吸引キャップ11Aにより吸引されるから、濃度の高い混色インクがカラー用のノズル群Y,C,Mに侵入することによる障害を回避することができる。特に、ブラックインクが顔料インクで他の3色のカラーインクが染料インクである場合、これらが混色すると凝集してノズル詰まりを生じるおそれがあるが、上記のように別々に吸引することでその問題がなくなる。
上記の各吸引キャップ11A内に発生している負圧は大きく、外周リップ部26に対して内側方向に倒そうとする負荷が作用するが、外周リップ部26は硬質の弾性材料で形成していること、厚みを厚くしていること、先端部のテーパーを緩くして比較的変形しにくい形状としていることなどから剛性が高くて内倒れしないため、安定したインクの吸引を行うことができる。
また、排気キャップ13が各排気流路19の外部開口端を覆った状態でリリースロッド
31を駆動装置32で繰り出し、排気手段18の作動ピン22を押し込んで排気バルブ20を開状態にし、切替弁25を排気キャップ13側に切り替えて吸引ポンプ24を駆動すると、バッファタンク16の各貯留室17内の空気を吸引することができる。この空気は、インクタンクからチューブを介してバッファタンク16に供給されるインク中に発生した気泡を、バッファタンク16で分離して蓄積した空気である。
31を駆動装置32で繰り出し、排気手段18の作動ピン22を押し込んで排気バルブ20を開状態にし、切替弁25を排気キャップ13側に切り替えて吸引ポンプ24を駆動すると、バッファタンク16の各貯留室17内の空気を吸引することができる。この空気は、インクタンクからチューブを介してバッファタンク16に供給されるインク中に発生した気泡を、バッファタンク16で分離して蓄積した空気である。
こうしてノズル群BK,C,Y,Mからのインクの吸引と、バッファタンク16からの不要な空気の吸引とが終了すれば、駆動装置23を駆動して吸引キャップ11および排気キャップ13を後退させて待機位置に戻す。なお、各ノズル群BK,C,Y,Mからのインクの吸引のみを行う場合や、バッファタンク16からの空気の吸引のみを行う場合もある。
一方、ノズル群BK,C,Y,Mの保存を行う場合は、まずヘッドホルダ2をパージステーション10に移動させ、記録ヘッド6のノズル面7が保存キャップ12に対向した状態にする。それから、駆動装置23を駆動して保存キャップ12をヘッドホルダ2に向かって前進させ、ノズル面7のノズル群BK,C,Y,Mの全てを保存キャップ12で覆う(図5(b))。この際、保存キャップ12は外周リップ部29の先端がノズル面7に当接した状態になっており、外周リップ部29は軟質の弾性材料で形成していること、厚みを薄くしていること、前端部を細く形成して変形しやすい形状としていること等から剛性が低いため、先端がノズル面7にしっかりと密着した状態になっている。これにより、保存キャップ12内は高い密閉性が確保されている。しかも外周リップ部29は剛性が低いためにキャップ荷重を吸収しやすく、記録ヘッド6にかかる負荷が軽減されている。こうして保存された記録ヘッド6のノズル群BK,C,Y,Mはインクの保湿性がよく、インクの増粘による目詰まり等が防止される。
なお、吸引キャップおよび保存キャップは、外周リップ部のみを硬質の弾性材料または軟質の弾性材料で形成することもできる。また、吸引キャップの外周リップ部の剛性を保存キャップの外周リップ部よりも高くするには、厚みを厚くすることや、硬質材料を用いること、変形しにくい形状にすること等のいずれによっても実現できるし、これを組み合わせても実現可能である。
それから複数の吸引キャップ11を別々に設けることも(図6(a))、一つの吸引キャップ11によってノズル面の全てのノズル群を覆って各ノズル群からインクを吸引することもできるし(図6(b))、保存キャップ12を複数設けてノズル群をグループ別に保存することも可能である。保存キャップ12を複数設けている場合は、複数の保存キャップを一体に構成しても(図6(c))、別々に設けていても良い(図6(d))。また、ノズル群をインクの乾燥性に応じたグループに分けるとともにそれに応じて各保存キャップの材料や剛性を設定することもできる。
また、吸引キャップ11と保存キャップ12とを図7に示すように、保存キャップ12を、その外周リップ部29内に吸引キャップ11を収容可能な大きさにし、かつ収容した吸引キャップ11の外周リップ部26よりも突出する高さになるように構成することもできる。この場合は、吸引キャップ11を、記録ヘッド6と保存キャップ12とを対向させた際に保存キャップ12と記録ヘッド6とのあいだに位置するように配置し、吸引キャップ11と保存キャップ12とをそれぞれ駆動装置23により記録ヘッド6に向かって独立して進退可能にする。
そして、インクを吸引する場合には図7(a)に示すように、保存キャップ12の内側に収容している吸引キャップ11を記録ヘッド6に向かって前進させて、吸引キャップ11の外周リップ部26が保存キャップ部12の外周リップ部29よりも記録ヘッド6に対
し突出した状態でノズル面7のノズル群BK,C,Y,Mを覆う。また、ノズル群BK,C,Y,Mの保存を行う場合には図7(b)に示すように、保存キャップ12を、内側に吸引キャップ11を収容した状態で記録ヘッド6に向かって前進させ、保存キャップ12の外周リップ部29を吸引キャップ11の外周リップ部26よりも突出させてノズル面7に当接させ、ノズル群BK,C,Y,Mを覆う。なお、図7(a)、(b)において符号35は、保存時の密閉性を確保するためのシール部材である。なお、保存時には、切替弁25または吸引ポンプ24を、吸引キャップの吸引口27が外部に対して閉塞する位置に切り替えておく。
し突出した状態でノズル面7のノズル群BK,C,Y,Mを覆う。また、ノズル群BK,C,Y,Mの保存を行う場合には図7(b)に示すように、保存キャップ12を、内側に吸引キャップ11を収容した状態で記録ヘッド6に向かって前進させ、保存キャップ12の外周リップ部29を吸引キャップ11の外周リップ部26よりも突出させてノズル面7に当接させ、ノズル群BK,C,Y,Mを覆う。なお、図7(a)、(b)において符号35は、保存時の密閉性を確保するためのシール部材である。なお、保存時には、切替弁25または吸引ポンプ24を、吸引キャップの吸引口27が外部に対して閉塞する位置に切り替えておく。
このように吸引キャップ11および保存キャップ12とを構成した場合にも、一つの吸引キャップでノズル群の全てを覆うようにしても良く、また図8に示すように、各吸引キャップ11Aを別体で設けて、全ての吸引キャップ11Aが保存キャップ12内に収容されているような構成、あるいは各吸引キャップ11Aごとに保存キャップ12を設ける構成を採用することも可能である。
1 インクジェット式画像記録装置
2 ヘッドホルダ
6 記録ヘッド
7 ノズル面
11 一体型吸引キャップ
11A 吸引キャップ
12 保存キャップ
26,29 外周リップ部
BK,C,Y,M ノズル群
2 ヘッドホルダ
6 記録ヘッド
7 ノズル面
11 一体型吸引キャップ
11A 吸引キャップ
12 保存キャップ
26,29 外周リップ部
BK,C,Y,M ノズル群
Claims (8)
- 記録ヘッドのノズル面に設けられているインクを噴射する複数のノズル群を覆って、前記複数のノズル群からインクを吸引する吸引キャップと、前記複数のノズル群の不使用時の保存を行う保存キャップとを備えたインクジェット式画像記録装置において、
前記複数のノズル群を覆った際に前記ノズル面に当接する前記吸引キャップおよび前記保存キャップの外周リップ部が、前記吸引キャップの前記外周リップ部は、前記保存キャップの前記外周リップ部よりも剛性が高く形成されていることを特徴とするインクジェット式画像記録装置。 - 前記吸引キャップが複数設けられており、これらの複数の前記吸引キャップによって前記複数のノズル群をグループごとに覆う構成となっていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット式画像記録装置。
- 前記吸引キャップの前記外周リップ部は、前記保存キャップの前記外周リップ部よりも厚みを厚くするかおよび/または硬質の材料で形成することにより剛性を高くしていることを特徴とする請求項1または2記載のインクジェット式画像記録装置。
- 前記保存キャップが複数設けられており、これらの複数の前記保存キャップによって前記複数のノズル群をグループごとに覆う構成となっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット式画像記録装置。
- 前記吸引キャップが、前記保存キャップと前記記録ヘッドとを対向させた際に前記保存キャップと前記記録ヘッドとのあいだに位置するように配置されており、前記保存キャップの前記外周リップ部は、前記吸引キャップを収容可能な大きさに形成されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット式画像記録装置。
- 前記吸引キャップが複数設けられ、これらの複数の前記吸引キャップによって前記複数のノズル群をグループごとに覆う構成となっており、前記保存キャップの前記外周リップ部は、前記複数の吸引キャップの全てを収納可能な大きさに形成されていることを特徴とする請求項5記載のインクジェット式画像記録装置。
- 前記吸引キャップと前記保存キャップとは、前記吸引キャップの外周リップ部が前記保存キャップの外周リップ部よりも前記記録ヘッドに対し突出した状態と、前記保存キャップの外周リップ部が前記吸引キャップの外周リップ部よりも前記記録ヘッドに対し突出した状態とに、それぞれ独立して前記記録ヘッドに対し進退可能に設けられていることを特徴とする請求項5または6記載のインクジェットプリンタ式画像記録装置。
- 前記吸引キャップの前記外周リップ部は、前記保存キャップの前記外周リップ分よりも厚みを厚くするかおよび/または硬質の材料で形成することにより剛性を高くしていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のインクジェット式画像記録装置。
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