JP2012016820A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用しないノズルの吐出口が大気に開放されると開放された時間に応じて吐出口からノズルの奥に向かってインクが増粘する。このノズルを次に使用する場合に、ノズルに対して吸引回復を行っても増粘したインクを完全に除去できないと吐出不良が発生して正確な画像を形成できないという課題が生じる。
【解決手段】所定のノズルから顔料分散液を記録媒体に吐出することによって画像を形成する画像形成モードに移行する場合に、顔料分散液の固化に基づく所定の量の顔料分散液をこのノズル内から吸引することにより回復処理が実行される。これにより、回復処理により増粘したインクを完全に除去することができるという効果を奏する。
【選択図】図1

Description

本発明は、色材を含有する液体を記録媒体に吐出して画像形成を行う画像形成装置に関する。
カラーの画像を簡易に記録する要請に伴い、紙等の記録用の媒体(以下、「記録媒体」という。)に、色の異なる複数のインクを吐出して画像を形成(以下、「記録」ともいう。)するインクジェット方式の画像形成装置(以下、「インクジェット記録装置」という。)が用いられている。従来、インクジェット記録装置は、上記の複数のインクのうち1色のインクが切れると画像を形成できなかった。しかし、1色のインクが切れても残りのインクを用いて画像を形成したいというインクジェット記録装置の使用者からの要望があった。
そこで、色インク(黒以外の着色のインクを意味する。)が切れてフルカラー出力が不可能になった場合に、ブラックインクのみを用いて白黒出力を行う方法が提案された(特許文献1参照)。この提案によると、基本構成色インクの残量を検出してフルカラー出力か白黒出力かを選択することにより、色インクが切れた場合に白黒出力が可能となるとしている。ところで、インクジェット記録装置はインクを吐出口から吐出させた後、この吐出口から所定量のインクを吸引して吐出の機能を回復させる。ところが、従来のインクジェット記録装置において回復処理が実行される場合、各色のインクを吐出するための各吐出口を同じタイミングで吸引していた。このため、上記の提案によると、吐出されなかったノズルに対しても吸引が実行されるためインクが無駄に消費されるという問題があった。
そこで、近年、複数のヘッドと吸引回復手段とを設け、選択的にあるヘッドのみの吸引回復を行う動作シーケンスが提案された(特許文献2参照)。この提案によると、複数のヘッドのうち特定のヘッドのみを使用して記録する場合に、使用しないヘッドに対しては吸引回復を行わないことができるので、インクが無駄に消費されることを解消できるとしている。
しかしながら、使用しないノズルの吐出口が大気に開放されると開放された時間に応じて吐出口からノズルの奥に向かってインクが増粘する。このノズルを次に使用する場合に、ノズルに対して吸引回復を行っても増粘したインクを完全に除去できないと吐出不良が発生して正確な画像を形成できないという課題が生じる。
請求項1に係る発明は、顔料が分散媒に分散された顔料分散液を第1のノズルから吐出し、色材を含有する液体を第2のノズルから吐出する吐出手段と、前記第1のノズル内の前記顔料分散液及び前記第2のノズル内の前記液体の一方を選択的に吸引する吸引手段と、前記吐出手段による前記顔料分散液又は前記液体の吐出の実行、及び前記吸引手段による前記顔料分散液又は前記液体の吸引の実行を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段が、前記吐出手段が前記第1のノズルから前記顔料分散液を吐出せず、前記第2のノズルから前記液体を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第1の画像形成モードでは、前記吸引手段が前記顔料分散液を吸引することにより吐出の機能を回復する回復処理が実行されないよう制御し、前記第1の画像形成モードから、前記吐出手段が少なくとも前記第1のノズルから前記顔料分散液を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第2の画像形成モードに移行する場合に、前記顔料分散液の固化に基づく所定の量の前記顔料分散液を吸引することにより前記回復処理が実行されるよう制御することを特徴とする画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、顔料が分散媒に分散された顔料分散液を第1のノズルから吐出し、色材を含有する液体を第2のノズルから吐出する吐出手段と、前記第1のノズル内の前記顔料分散液及び前記第2のノズル内の前記液体の一方を選択的に吸引する吸引手段と、前記吐出手段による前記顔料分散液又は前記液体の吐出の実行、及び前記吸引手段による前記顔料分散液又は前記液体の吸引の実行を制御する制御手段と、を有する画像形成装置を用いた画像形成方法であって、前記吐出手段が前記第1のノズルから前記顔料分散液を吐出せず、前記第2のノズルから前記液体を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第1の画像形成モードでは、前記吸引手段が前記顔料分散液を吸引することにより吐出の機能を回復する回復処理が実行されないよう制御し、前記第1の画像形成モードから、前記吐出手段が少なくとも前記第1のノズルから前記顔料分散液を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第2の画像形成モードに移行する場合に、前記顔料分散液の固化に基づく所定の量の前記顔料分散液を吸引することによって前記回復処理が実行されるよう制御することを特徴とする画像形成方法である。
以上説明したように本発明によれば、所定のノズルから顔料分散液を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第2の画像形成モードに移行する場合に、顔料分散液の固化に基づく所定の量の顔料分散液をこのノズル内から吸引することにより回復処理が実行される。これにより、増粘したインクを完全に除去することができるので、次にこのノズルを用いた場合に正確に画像を形成できるという効果を奏する。
図1は、インクジェット記録装置を前方から見た斜視図である。 図2は、インクジェット記録装置の機構部の概要を示す側面図である。 図3は、インクジェット記録装置の機構部の概要を示す要部平面図である。 図4は、インクジェット記録装置の機能ブロック図である。 図5は、染料インクが充填されたヘッドを模式的に示す縦断面図である。 図6は、顔料インクが充填されたヘッドを模式的に示す縦断面図である。 図7は、インクの水分蒸発率と粘度との関係を示す図である。 図8は、ブラックインクとカラーインクとを用いた記録モードにおけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。 図9は、ブラックのみを用いた記録モードにおけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。 図10は、カラーインクのみを用いた記録モードにおけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。 図11は、通常記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モードにおけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。 図12は、白黒記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モードにおけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。 図13は、カラー記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モードにおけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。 図14は、ブラックインクとカラーインクとを用いた記録モードにおけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。
<<実施形態の全体構成>>
以下、図1乃至図14を用いて、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置を前方から見た斜視図であり、先ずは図1を用いて、本実施形態の概略を説明する。
図1に示されるインクジェット記録装置100は、装置本体101と、装置本体101に装着された用紙を装填するための給紙トレイ102と、装置本体101に着脱自在に装着されて画像(文字、記号等を含む。)が形成(以後、「記録」という。)された用紙をストックするための排紙トレイ103とを備えている。また、装置本体101の前面の一端部側(給排紙トレイ部の側方)には、前面から装置本体101の前方側に突き出し、上面よりも低くなったインクカートリッジを装填するためのカートリッジ装填部104を有し、このカートリッジ装填部104の上面には操作ボタンや表示器などの操作/表示部105が設けられている。
このカートリッジ装填部104には、色の異なる色材を含む記録液(以後、「インク」という。)、例えばブラック(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した複数の記録液収容手段としての記録液カートリッジであるインクカートリッジ110k、110c、110m、110y(色を区別しないときは「インクカートリッジ110」という。)を、装置本体101の前面側から後方側に向かって挿入して装填可能とし、このカートリッジ装填部104の前面側には、インクカートリッジ110を着脱するときに開く前カバー(カートリッジカバー)106が開閉可能に設けられている。また、インクカートリッジ110k、110c、110m、110yは縦置き状態で横方向に並べて装填する構成となっている。
また、操作/表示部105には、各色のインクカートリッジ110k、110c、110m、110yの装着位置(配置位置)に対応する配置位置で、各色のインクカートリッジ110k、110c、110m、110yの残量がニアーエンド及びエンドになったことを表示するための各色の残量表示部111k、111c、111m、111y(色を区別しないときは「残量表示部111」という。)を配置している。更に、この操作/表示部105には、電源ボタン112、用紙送り/記録再開ボタン113、キャンセルボタン114も配置されている。
次に、このインクジェット記録装置100の機構部の一例について図2及び図3を参照して説明する。尚、図2は同機構部の概要を示す側面図、図3は同じく要部平面図である。
インクジェット記録装置の機構部において、フレーム121を構成する左右の側板121A、121Bに横架したガイド部材であるガイドロッド131とステー132とでキャリッジ133を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して図3で矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動し走査する。
このキャリッジ133には、前述したようにイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド134を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド134を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、液滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段として備えたものなどを使用できる。
この記録ヘッド134にはドライバIC(Integrated Circuit)を搭載し、図示しない制御部との間でハーネス(フレキシブルプリントケーブル)122を介して接続している。また、キャリッジ133には、記録ヘッド134に各色のインクを供給するための各色のヘッドタンク135を搭載している。この各色のヘッドタンク135には各色のインク供給チューブ136を介して、前述したように、カートリッジ装填部104に装着された各色のインクカートリッジ110から各色のインクが補充供給される。尚、このカートリッジ装填104にはインクカートリッジ110内のインクを送液するための供給ポンプユニット124が設けられ、またインク供給チューブ136は這い回しの途中でフレーム121を構成する後板121Cに係止部材125にて保持されている。
一方、給紙トレイ102の用紙積載部(圧板)141上に積載した用紙142を給紙するための給紙部として、用紙積載部141から用紙142を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)143及び給紙コロ143に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド144を備え、この分離パッド144は給紙コロ143側に付勢(勢いを付けること意味する)されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙142を記録ヘッド134の下方側に送り込むために、用紙142を案内するガイド部材145と、カウンタローラ146と、搬送ガイド部材147と、先端加圧コロ149を有する押さえ部材148とを備えるとともに、給送された用紙142を静電吸着して記録ヘッド134に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト151を備えている。
この搬送ベルト151は、無端状ベルトであり、搬送ローラ152とテンションローラ153との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト151の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ156を備えている。この帯電ローラ156は、搬送ベルト151の表層に接触し、搬送ベルト151の回動に従動(他から伝導される力を受けて動くことを意味する)して回転するように配置されている。更に、搬送ベルト151の裏側には、記録ヘッド134による印写領域に対応してガイド部材157が配置されている。
この搬送ベルト151は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ152が回転駆動されることによって図3のベルト搬送方向に周回移動する。
更に、記録ヘッド134で記録された用紙142を排紙するための排紙部として、搬送ベルト151から用紙142を分離するための分離爪161と、排紙ローラ162及び排紙コロ163とを備え、排紙ローラ162の下方に排紙トレイ103を備えている。
また、装置本体101の背面部には両面ユニット171が着脱自在に装着されている。この両面ユニット171は搬送ベルト151の逆方向回転で戻される用紙142を取り込んで反転させて再度カウンタローラ146と搬送ベルト151との間に給紙する。また、この両面ユニット171の上面は手差しトレイ172としている。
更に、図3に示すように、キャリッジ133の走査方向一方側の非記録領域には、記録ヘッド134のノズルの状態を維持し、回復するための回復手段を含む維持回復機構181を配置している。
この維持回復機構181には、記録ヘッド134の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)182a〜182d(区別しないときは「キャップ182」という。)と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード183と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け184などを備えている。ここでは、キャップ182aを吸引及び保湿用キャップとし、他のキャップ182b〜182dは保湿用キャップとしている。
そして、この維持回復機構181による維持回復動作で生じる記録液の廃液、キャップ182に排出されたインク、あるいはワイパーブレード183に付着してワイパークリーナ185で除去されたインク、空吐出受け184に空吐出されたインクは図示しない廃液タンクに排出されて収容される。
また、図3に示されるように、キャリッジ133の走査方向他方側の非記録領域には、記録中などに増粘したインクを排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け188を配置し、この空吐出受け188には記録ヘッド134のノズル列方向に沿った開口189などを備えている。
このように構成された本発明のインクジェット記録装置においては、給紙トレイ102から用紙142が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙142はガイド145で案内され、搬送ベルト151とカウンタローラ146との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド137で案内されて先端加圧コロ149で搬送ベルト151に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、制御部のAC(Alternating Current)バイアス供給部から帯電ローラ156に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト151が交番する帯電電圧パターン、すなわち周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト151上に用紙142が給送されると、用紙142が搬送ベルト151に吸着され、搬送ベルト151の周回移動によって用紙142が副走査方向に搬送される。
そこで、リニアエンコーダ137による主走査位置情報に基づいてキャリッジ133を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド134を駆動することにより、停止している用紙142にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙142を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙142の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙142を排紙トレイ103に排紙する。
また、記録待機中にはキャリッジ133は維持回復機構181側に移動されて、キャップ182で記録ヘッド134がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、キャップ182で記録ヘッド134をキャッピングした状態で図示しない吸引ポンプによってノズルから記録液を吸引し(「ノズル吸引」又は「ヘッド吸引」という。)、増粘したインクや気泡、固化したインクを排出する回復動作(回復処理)を行う。この場合、記録ヘッド134の1個の液滴吐出ヘッドを吸引用のキャップ182aの上に移動させて、キャップ182を上昇させて吸引することによって、この液滴吐出ヘッドのノズルから所定の色のインクを選択的に吸引することができる。また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する空吐出動作を行う。これによって、記録ヘッド134の安定した吐出性能を維持する。
次に、図4を用いて、本実施形態のインクジェット記録装置100の機能ブロックの一例について説明する。図4は、本実施形態のインクジェット記録装置100の機能ブロック図である。本実施形態の画像形成装置100は、受信手段201、記録制御手段202、検知手段203、機器制御手段204、ユーザインタフェース手段205等を有する。これらの各手段は、インクジェット記録装置100の有するROM(Read Only Memory)に記憶された画像形成用プログラムに従いCPU(Central Processing Unit)からの命令によって動作することで実現される。
受信手段201は、ネットワークインタフェース等によって構成され、外部の情報処理装置等からネットワークを介して画像データを受信する。記録制御手段202は、インクの残量を検知手段203に問い合わせ、検知手段203によって検知された残量に基づいて実行可能な運転モードを決定する。また、記録制御手段202は、決定された運転モードに従い、記録、回復処理、カートリッジ交換等に基づく処理を機器制御手段204に要求する。機器制御手段204は、記録制御手段202からの要求に基づき、記録、回復処理、カートリッジ交換等に基づく各処理を実行させる。例えば、機器制御手段205は、記録ヘッド134によってインクの吐出を実行させたり、維持回復機構181によってインクの吸引を実行させたりする。ユーザインタフェース手段205は、画像形成装置100の使用者から実行する運転モードの選択等を受付ける。またユーザインタフェース手段204は、残量表示部111によってインクの残量を表示する。
検知手段203は、インクカートリッジ110、ヘッドタンク135それぞれにおけるインク残量を管理する。詳しくは、ヘッドタンク135におけるインク残量については、フィラー検知センサ91の検知によりサブタンク35が満タンとなった状態の総量から記録や回復処理等によるインク消費量を減算してインク残量を計数する。また、回復処理におけるインク消費量とは、空吐出の場合は記録の場合と同じであり、吸引の場合には吸引ポンプを駆動するモータ回転量に基づいて算出される量である。ヘッドタンク135におけるインク残量は0%(インク残量なし)〜100%(インク満タン)のように割合表示で管理することができる。
また、インクカートリッジ110におけるインク残量については、ヘッドタンク135へのインク供給量(ヘッドタンク135におけるインク増量分)をその時点のインクカートリッジ110のインク残量から差し引くようにして計数する。また、インクカートリッジ110のインク残量は0%(インク残量なし)〜100%(インク満タン)のように割合表示で管理することができる。
<インク>
本実施形態に係るインクジェット記録装置に用いられるインクについて説明する。本実施形態で用いられるインクとしては、色材を含有する液体が用いられ、少なくとも1色のインクに乾燥により固化するインクが用いられる。乾燥により固化するインクとしては、顔料が分散媒に分散された顔料分散液(以後、「顔料インク」という。)が用いられる。顔料インクは、通常、吐出安定性を確保するために分散される顔料等の固形分の平均粒径が、例えば、200nm以下になるよう調整される。ところが、顔料インクが記録ヘッド134の吐出口で大気と接触すると分散媒が気化することにより固形分が濃縮されて凝集する。
次に、図5及び図6を用いて、顔料インク、及び、色材として染料を含有する液体(以後、「染料インク」という)の記録ヘッド143での乾燥の機構の違いを説明する。図5は、染料インクが充填されたヘッドを模式的に示す縦断面図である。また、図6は、顔料インクが充填されたヘッドを模式的に示す縦断面図である。
インク供給チューブ136を介して図5の矢印方向に染料インク301aを供給すると、ノズルを含む記録ヘッド134の内部がこの染料インク301aによって充填される(図5(a)参照)。記録ヘッド134の吐出口134aを大気に開放したまま放置すると、染料インクに含まれるの溶媒が気化して溶液の濃度が増加する。これにより、ノズル内の吐出口134a近傍の染料インク301bの粘度が大きくなる(図5(b)参照)。続けて吐出口134aを大気に開放したまま放置すると、高粘度化した染料インク301bがノズルの奥方向に拡散されると同時に、染料インクに含まれる溶媒が気化して溶液の濃度が増加する(図5(c)参照)。このようにして、ノズル内の高粘度化した染料インク301bの領域が時間とともに増加する。
一方、インク供給チューブ136を介して図6の矢印方向に顔料インク302aを供給すると、ノズルを含む記録ヘッド134の内部がこの顔料インク202aによって充填される(図6(a)参照)。記録ヘッド134の吐出口134aを大気に開放したまま放置すると、顔料インクに含まれる分散媒が気化して分散液の濃度が増加する。これにより、ノズル内の吐出口134a近傍の顔料が凝集して固形部302cが生成される(図6(b)参照)。これにより、顔料インク302aと大気とが接触しなくなり、記録ヘッド134のノズル内の分散媒の気化が抑制されるので、続けて吐出口134aを大気に開放しても顔料インクの粘度が増加することが抑制される(図6(c)参照)。また、固形部202cの量は、顔料インク302aの固化に基づく特性によりほぼ一定の量となるので、ノズルからこの固化に基づく所定の量の顔料インク(固形部を含む)を吸引することにより、インクが無駄に消費されることを解消できる。
続いて本実施形態のインクジェット記録装置に用いられるインクの粘度特性の一例について説明する。このインクとしては、水分蒸発率が所定の範囲の場合に粘度上昇率が小さく、この所定の範囲を超えると粘度上昇率が急激に増加する速乾性のあるインクが好適に用いられる。これにより、インクが乾燥して水分蒸発率が所定の範囲を超えたときに短時間で固化するために生成する固形部の領域を小さくすることができる。
具体的には、水分蒸発率30wt%以下では粘度上昇率が6(mPa・s/%)以下で、水分蒸発率30より大きく45wt%以下で粘度上昇率が12(mPa・s/%)を越える点を持つように構成された速乾性のあるインクが好適に用いられる。このような速乾性のあるインクを用いることで、使用しないインクにおけるノズル内近傍のインクが乾燥すると、速やかに固化して固形部が生成する。この固形部がノズル内部のインクの乾燥を防止する蓋の役割を果たすことから、ノズル内の水分蒸発を防ぐことができる。
図7は、本実施形態のインクジェット記録装置に用いられる一例のインク1乃至5の水分蒸発率と粘度との関係を示す図である。インク1乃至4は、顔料及び水を含む公知の材料を用い、特開2006−016412に記載される製造方法と同様に製造され、水分蒸発率及び粘度の測定がされる。インク5は、色材及び水を含む公知の材料を用い、公知の製造方法により製造される。
上記のインク1は、水分蒸発率が30wt%から35wt%の間の粘度上昇率が、5.7(mPa・s/%)であり、水分蒸発率の増加とともに粘度上昇率も増加するので、水分蒸発率30wt%以下での粘度上昇率が6.0以下(mPa・s/%)である。また、インク1(ブラックインク)は、水分蒸発率が40wt%から45wt%の間の粘度上昇率が33.2(mPa・s/%)であり、水分蒸発率が30wt%より大きく45wt%以下で粘度上昇率が12(mPa・s/%)を超える。インク1は、速乾性があるため本実施形態のインクジェット記録装置に特に好適に用いられる。
上記のインク2(マゼンタインク)、3(イエローインク)、及び4(シアンインク)のそれぞれは、水分蒸発率が30wt%から35wt%の間の粘度上昇率が、1.3乃至3.3(mPa・s/%)であり、水分蒸発率30wt%以下での粘度上昇率が6.0以下(mPa・s/%)である。また、インク2乃至4のそれぞれは、水分蒸発率が40wt%から45wt%の間の粘度上昇率が、14.0乃至21.0(mPa・s/%)であり、水分蒸発率が30wt%より大きく45wt%以下で粘度上昇率が12(mPa・s/%)を持つ。インク2乃至4は、速乾性があるため本実施形態のインクジェット記録装置に特に好適に用いられる。
インク5は、水分蒸発率が30wt%から35wt%の間の粘度上昇率が、0.34(mPa・s/%)であり、水分蒸発率30wt%以下での粘度上昇率が6.0以下(mPa・s/%)である。また、インク5は、水分蒸発率が40wt%から45wt%の間の粘度上昇率が1.16(mPa・s/%)であり、水分蒸発率が45wt%から50wt%の間の粘度上昇率が4.02(mPa・s/%)であり、水分蒸発率30wt%より大きく45wt%以下で粘度上昇率が12(mPa・s/%)を超えない。このため、インク5は、インク1乃至4と比較して速乾性を有していない。
次に、図8乃至図10を用いて、本実施形態のインクジェット記録装置100の動作の一例について説明する。本実施形態では、ブラックインク及び各色のカラーインク(黒以外の着色のインクを意味する。)に顔料インクを用いた場合について説明するが、ブラックインク及び各色のカラーインクのいずれかに顔料インクが用いられていれば、染料インクを併用しても良い。図8は、ブラックインク(顔料分散液の一例、又は、色材を含有する液体の一例)とカラーインク(色材を含有する液体の一例、又は、顔料分散液の一例)とを用いた記録モード(以後、「通常記録モード」という。第2の画像形成モードの一例。)におけるインクジェット記録装置100の制御のフローを示すフロー図である。図9は、ブラックのみを用いた記録モード(以後、「白黒記録モード」という。第1の画像形成モードの一例。)におけるインクジェット記録装置100の制御のフローを示すフロー図である。図10は、カラーインクのみを用いた記録モード(以後、「カラー記録モード」という。第1の画像形成モードの一例。)におけるインクジェット記録装置100の制御のフローを示すフロー図である。尚、図8乃至図10で示される各フローの動作は、機器制御手段204からの命令に従い制御され、インクジェット記録装置100の各手段、構成によって実行される。
先ず、図8を用いて、インクジェット記録装置100によって通常記録モードで記録を行う場合の制御のフローを説明する。インクジェット記録装置100の受信手段201が画像データ及び記録命令を受信すると、記録を開始するためにキャップ182が開かれる(ステップS1)。これにより、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド134の各インク吐出口が大気に開放される。次に、記録ヘッド134が画像データに従い各色のインク滴を用紙142に吐出することによって記録を行う(ステップS2)。続いて、検知手段は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインクの残量が所定量以上であるかを検知する(ステップS3)。
ステップS3で各色のインクの残量が所定量以上であると判断された場合には(ステップS3のYES)、記録ヘッド134のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドが、空吐出受け184にインクを吐出(空吐出)する必要があるかを判断する(ステップS4)。ステップ4で空吐出を実行する必要があると判断された場合には(ステップS4のYES)、液滴吐出ヘッドは空吐出を実行する(ステップS5)。上記の処理が完了した後に、記録が完了したかが判断される(ステップS6)。この場合、記録制御手段202は、記録中のジョブがあるか、或は、次の記録のジョブがあるかを判断し、両方ないと判断された場合に記録が完了したと判断される。ステップS6で記録が完了していなければ(ステップS6のNO)を、ステップS2以降の処理が繰り返される。
ステップS3で各色のインクのいずれかの残量が所定量以上でないと判断された場合には(ステップS3のNO)、操作/表示部105は、ブラックインク及びカラーインクのいずれか一方を用いずに記録を行う記録モード(以後、「緊急記録モード」という。)に移行するかを選択するための表示を出力して、インクジェット記録装置101の使用者からの選択を受け付ける(ステップS7)。
ステップS7で緊急記録モードに移行する選択が受け付けられた場合には(ステップS7のYES)、検知手段がブラックインクの残量が所定量以上であるかを判断する(ステップS8)。ステップS8でブラックインクの残量が所定量以上であると判断された場合には(ステップS8のYES)、通常記録モードから、緊急記録モードの一つでありブラックインクのみを用いて記録を行う白黒記録モードに切り替えられる(ステップS9)。ステップS8でブラックインクの残量が所定量以上でないと判断された場合には(ステップS8のNO)、通常記録モードから、緊急記録モードの一つでありカラーインクのみを用いて記録を行うカラー記録モードに切り替えられる(ステップS10)。
ステップS7で緊急記録モードに移行しない選択が受け付けられた場合には(ステップS7のNO)、通常記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(以後、インク交換モード1という)に切り替えられる(ステップS11)。この場合、ステップS3で残量が所定量以下であると判断されたインクに対応する残量表示部111を表示させることにより、インクジェット記録装置100の使用者に交換が必要なインクを通知する。
ステップS6で記録が完了したと判断された場合、又はS9、S10、S11の処理が完了した場合には、キャップ182が閉じられて(ステップS12)、処理を完了する。
次に、図9を用いて、インクジェット記録装置100によって白黒記録モードで記録を行う場合の制御のフローについて説明する。この場合、先ず、記録を開始するためにキャップ182が開かれる(ステップS21)。これにより、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド134の各インク吐出口が大気に開放される。次に、記録ヘッド134が画像データに従いブラックインクのインク滴を用紙142に吐出することによって記録を行う(ステップS22)。続いて、検知手段は、ブラックインクの残量が所定量以上であるかを検知する(ステップS23)。ここで、ステップS23で改めてブラックインクの残量を検知するのは、ステップS22でブランクインクが吐出されることにより、残量が所定量に満たなくなる可能性があるためである。
ステップS23でブラックインクの残量が所定量以上であると判断された場合には(ステップS23のYES)、記録ヘッド134のブラックインクのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドが、空吐出を実行する必要があるかを判断する(ステップS24)。ステップS24で空吐出を実行する必要があると判断された場合には(ステップS24のYES)、ブラックインクのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドは空吐出を実行する(ステップS25)。上記の処理が完了した後に、ステップS6と同様にして、記録が完了したかが判断され(ステップS26)、記録が完了していなければ(ステップS26のNO)、ステップS22以降の処理が繰り返される。
ステップS23でブラックインクの残量が所定量以上でないと判断された場合には(ステップS23のNO)、白黒記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(以後、インク交換モード2という)に切り替えられる(ステップS27)。この場合、ステップS3及びステップS23で残量が所定量以下であると判断されたインクに対応する残量表示部111を表示させることにより、インクジェット記録装置100の使用者に交換が必要なインクを通知する。
ステップS26で記録が完了したと判断された場合、又はステップS27の処理が完了すると、キャップ182が閉じられて(ステップS28)、処理を完了する。この白黒記録モードで記録を行うことにより、カラーインクの残量が所定量以下となった場合でも、ブラックインクを用いることにより機器を停止させないで記録を継続することができる。
次に、図10を用いて、インクジェット記録装置100によってカラー記録モードで記録を行う場合の制御のフローについて説明する。この場合、先ず、記録を開始するためにキャップ182が開かれる(ステップS41)。これにより、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド134の各インク吐出口が大気に開放される。次に、記録ヘッド134が画像データに従いイエロー、シアン、マゼンタの各色のインクのインク滴を用紙142に吐出することによって記録を行う(ステップS42)。続いて、検知手段は、イエロー、シアン、マゼンタの各色のインクの残量が所定量以上あるかを検知する(ステップS43)。ここで、ステップS43で改めてイエロー、シアン、マゼンタの各色のインクの残量を検知するのは、ステップS42でイエロー、シアン、マゼンタの各色のインクが吐出されることにより、残量が所定量に満たなくなる可能性があるためである。
ステップS43でイエロー、シアン、マゼンタの各色のインクの残量が所定量以上あると判断された場合には(ステップS43のYES)、記録ヘッド134のイエロー、シアン、マゼンタの各色のインクのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドが、空吐出を実行する必要があるかを判断する(ステップS44)。ステップS44で空吐出を実行する必要があると判断された場合には(ステップS44のYES)、イエロー、シアン、マゼンタのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドは空吐出を実行する(ステップS45)。上記の処理が完了した後に、ステップS6と同様にして、記録が完了したかが判断され(ステップS46)、記録が完了していなければ(ステップS46のNO)、ステップS42以降の処理を繰り返す。
ステップS43でイエロー、シアン、マゼンタのインクの残量が所定量以上でないと判断された場合には(ステップS43のNO)、カラー記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(以後、インク交換モード3という)に切り替えられる(ステップS47)。この場合、ステップS3及びステップS43で残量が所定量以下であると判断されたインクに対応する残量表示部111を表示させることにより、インクジェット記録装置の使用者に交換が必要なインクを通知する。
ステップS46で記録が完了したと判断された場合、又はステップS47の処理が完了すると、キャップ182が閉じられて(ステップS48)、処理を完了する。このカラー記録モードで記録を行うことにより、カラーインクの残量が所定量以下となって場合でも、ブラックインクを用いることにより機器を停止させないで記録を継続することができる。
次に、図11乃至図13を用いて、本実施形態のインクジェット記録装置100のインク交換を行う場合の動作について説明をする。図11は、通常記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(インク交換モード1)におけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。図12は、白黒記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(インク交換モード2)におけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。図13は、カラー記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(インク交換モード3)におけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。尚、図11乃至図13で示される各フローの動作は、機器制御手段204からの命令に従い制御され、インクジェット記録装置100の各手段、構成によって実行される。
先ず、図11を用いて、通常記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(インク交換モード1)での制御のフローを説明する。インク交換モード1では、インクの残量が所定量以下となったインクを収容するインクカートリッジ110が交換されたことが検知されると、上記のインク交換モード1から通常記録モードに切り替えられて(ステップS61)処理を完了する。この場合、インクカートリッジ110が交換された後に、維持回復機構181によって記録ヘッド134のヘッド吸引は実行されない。これは、インク交換前に通常記録モードで記録されていたことによる。即ち、通常記録モードでは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインク滴を用いて記録されるため、各インクを吐出する4個の液滴吐出ヘッドのいずれにおいても、ノズル内のインクの増粘がほとんど生じてないと考えられるためである。
次に、図12を用いて、白黒記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(インク交換モード2)での制御のフローを説明する。インク交換モード2では、インクの残量が所定量以下となったインク(少なくともカラーインクの一つを含む。)を収容するインクカートリッジ110が交換されたことが検知されると、維持回復機構181によってイエロー、シアン、マゼンタの各カラーのインク滴を吐出する3個の液滴吐出ヘッドについてヘッドを吸引することにより回復処理が実行される(ステップS71)。これは、インク交換前に白黒記録モードで記録されていたことによる。即ち、白黒記録モードでは、イエロー、シアン、マゼンタの各色のインク滴を吐出する3個の液滴吐出ヘッドを開放した状態で黒インクを用いて記録されるため、カラーインクを吐出する液滴吐出ヘッドのノズル内のインクの増粘が生じていると考えられるためである。この場合、吸引される各カラーのインクの量は、各カラーインクの固化の特性に基づき定められる。具体的には、インク毎に定められるノズル内に生成した固形部202c(図6参照)を排出できる量が吸引される。上記の回復処理が完了するとインク交換モード2から通常記録モードに切り替えられて(ステップS72)処理を完了する。
次に、図13を用いて、カラー記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(インク交換モード3)での制御のフローを説明する。インク交換モード3では、インクの残量が所定量以下となったインク(少なくともブラックインクを含む)を収容するインクカートリッジ110が交換されたことが検知されると、維持回復機構181によってブラックインクのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドについてヘッド吸引することにより回復処理が実行される(ステップS81)。これは、インク交換前にカラー記録モードで記録されていたことによる。即ち、カラー記録モードでは、ブラックインクのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドを開放した状態で、イエロー、シアン、マゼンタの各色のインクを用いて記録されるため、ブラックインクを吐出する液滴吐出ヘッドのノズル内のインクの増粘が生じていると考えられるためである。この場合、吸引されるブラックインクの量は、ブラックインクの固化の特性に基づき定められる。具体的には、インク毎に定められるノズル内に生成した固形部202c(図6参照)を排出できる量が吸引される。上記の回復処理が完了するとインク交換モード3から通常記録モードに切り替えられて(ステップS82)処理を完了する。
次に、図14を用いて、本実施形態のインクジェット記録装置100の他の動作について説明をする。図14は、通常記録モードにおけるインクジェット記録装置の制御のフローを示すフロー図である。尚、図14で示される各フローの動作は、機器制御手段204からの命令に従い制御され、インクジェット記録装置100の各手段、構成によって実行される。また、図14に示される動作は図8に示される動作に代えて実行される。
先ず、インクジェット記録装置100の受信手段201が画像データ及び記録命令を受信すると、記録を開始するためにキャップ182が開かれる(ステップS91)。これにより、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド134の各インク吐出口が大気に開放される。次に、記録ヘッド134が画像データに従い各色のインク滴を用紙142に吐出することによって記録を行う(ステップS92)。続いて、検知手段は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインクの残量が所定量以上であるかを検知する(ステップS93)。
ステップS93で各色のインクの残量が所定量以上あると判断された場合には(ステップS93のYES)、記録ヘッド134のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドが、空吐出受け184にインクを吐出(空吐出)する必要があるかを判断する(ステップS94)。ステップ4で空吐出を実行する必要があると判断された場合には(ステップS94のYES)、液滴吐出ヘッドは空吐出を実行する(ステップS95)。上記の処理が完了した後に、ステップS6と同様にして、記録が完了したかが判断され(ステップS96)、記録が完了していなければ(ステップS96のNO)を、ステップS92以降の処理が繰り返される。
ステップS93で各色のインクのいずれかの残量が所定量以上でないと判断された場合には(ステップS93のNO)、操作/表示部105は、ブラックインク及びカラーインクのいずれか一方を用いずに記録を行う記録モード(緊急記録モード)に移行するかを選択するための表示を出力して、インクジェット記録装置101の使用者からの選択を受け付ける(ステップS97)。
ステップS97で緊急記録モードに移行する選択が受け付けられた場合には(ステップS97のYES)、インクを吐出しない状態でキャリッジ133を主走査方向に所定回数往復させて、ノズル内のインクを固化するため空スキャンを実行する(ステップS98)。この所定回数としては、ノズル内のインクを固化するために100往復程度が好ましい。上記の空スキャンにより、大気に開放されたイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド134の各インク吐出口で、インクが乾燥して固形部が生成する。この固形部がノズル内部のインクの乾燥を防止する蓋の役割を果たすことから、ノズル内の水分蒸発を防ぐことができる。
続いて、検知手段がブラックインクの残量が所定量以上であるかを判断する(ステップS99)。ステップS100でブラックインクが所定量以上であると判断された場合には(ステップS99のYES)、維持回復機構181によって、ブラックインクのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドについてヘッド吸引することにより回復処理が実行される(ステップS100)。これにより、ブラックインクのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドにおいて、ノズル内の増粘したインクが取り除かれる。次に、通常記録モードから、ブラックインクのみを用いて記録を行う白黒記録モードに切り替えられる(ステップS101)。
ステップS99でブラックインクの残量が所定量以上でないと判断された場合には(ステップS99のN)、イエロー、シアン、マゼンタの各色のインク滴を吐出する3個の液滴吐出ヘッドについてヘッド吸引することにより回復処理が実行される(ステップS102)。これにより、これらのインクのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドにおいて、ノズル内部の増粘したインクが取り除かれる。次に、通常記録モードから、カラーのみを用いて記録を行うカラー記録モードに切り替えられる(ステップS103)。
ステップS97で緊急記録モードに移行しない選択が受け付けられた場合には(ステップS97のNO)、通常記録モード実行後にインク交換を行う場合の運転モード(インク交換モード1)に切り替えられる(ステップS104)。この場合、ステップS3及びステップS93で残量が所定量以下であると判断されたインクに対応する残量表示部111を表示させることにより、インクジェット記録装置の使用者に交換が必要なインクを通知する。
ステップS96で記録が完了したと判断された場合には、又はS101、S103、S104の処理が完了した場合には、キャップ182が閉じられて(ステップS105)、処理を完了する。
<<実施形態の主な効果>>
以上説明したように本実施形態によれば、所定のノズルから顔料分散液を記録媒体に吐出することによって画像を形成する画像形成モードに移行する場合に、顔料分散液の固化に基づく所定の量の顔料分散液をこのノズル内から吸引することにより回復処理が実行される。これにより、回復処理により増粘したインクを完全に除去することができるという効果を奏する。
また、本実施形態によれば、顔料分散液の量が所定の量以下となった場合に、顔料分散液を吐出せず、色材を含有する液体を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第1の画像形成モードに移行することにより、インク交換を行うことなく記録を継続することができるという効果を奏する。
更に、本実施形態によれば、顔料分散液と色材を含有する液体とを用いて画像を形成する画像形成モードから、顔料分散液を吐出せず、色材を含有する液体を記録媒体に吐出することによって画像を形成する画像形成モードに移行する場合に、所定の時間顔料分散液又は色材を含有する液体を吐出するためのノズルを開放させる。これによりノズルの吐出口に固形部を形成することができ、ノズル内の顔料分散液の乾燥を防ぐことができるという効果を奏する。
また、本実施形態によれば、上記の所定の時間を顔料分散液の固化に基づく時間とすることで、確実に吐出口に固形部を形成することができるという効果を奏する。
また、本実施形態によれば、顔料分散液を吐出せず、色材を含有する液体を記録媒体に吐出することによって画像を形成する画像形成モードに移行する場合に、ノズル内の液体を吸引する。これにより液体を吐出するための記録ヘッドの吐出の機能を回復することができるという効果を奏する。
<<実施形態の補足>>
上記実施形態では、ブラックインクの残量が所定量以上でないと判断された場合に(ステップS23のNO)、インク交換モード2に切り替えられる場合について説明したが、これに限るものではない。この場合、上記の場合に加えて、白黒記録モードに基づく期間が所定の閾値を越えた場合に、インク交換モード2に切り替えることもできる。この場合、白黒記録モードに設定していた期間が所定の時間(例えば5日)を超えた場合に、インク交換モード2に切り替えることができる。また、白黒記録モードに設定していた間に記録ヘッド134の各インク吐出口が大気に開放された期間が所定の期間(例えば1時間)を超えた場合に、インク交換モード2に切り替えることができる。これにより、記録ヘッド134の各インク吐出口に形成されたインクの固形部を水蒸気が透過してノズル内のインクが乾燥する場合にも、ノズル内のインクの増粘を一定範囲に抑えることができる。
上記実施形態では、カラーインクの残量が所定量以上でないと判断された場合には(ステップS43のNO)、インク交換モード3に切り替えられる場合について説明したが、これに限るものではない。この場合、上記の場合に加えて、カラー記録モードに基づく期間が所定の閾値を越えた場合に、インク交換モード3に切り替えることもできる。この場合、カラー記録モードに設定していた期間が所定の時間(例えば5日)を超えた場合に、インク交換モード3に切り替えることができる。また、カラー記録モードに設定していた間に記録ヘッド134の各インク吐出口が大気に開放された期間が所定の期間(例えば1時間)を超えた場合に、インク交換モード3に切り替えることができる。これにより、記録ヘッド134の各インク吐出口に形成されたインクの固形部を水蒸気が透過してノズル内のインクが乾燥する場合にも、ノズル内のインクの増粘を一定範囲に抑えることができる。
100 インクジェット記録装置(画像形成装置の一例)
101 装置本体
102 給紙トレイ
103 排紙トレイ
104 カートリッジ装填部
105 操作/表示部
106 前カバー
110 インクカートリッジ
111 残量表示部
112 電源ボタン
113 用紙送り/記録再開ボタン
114 キャンセルボタン
121 フレーム
122 ハーネス
124 ポンプユニット
125 係止部材
131 ガイドロッド
132 ステー
133 キャリッジ
134 記録ヘッド(吐出手段の一例)
135 ヘッドタンク
136 供給チューブ
137 リニアエンコーダ
141 用紙積載部(圧板)
142 用紙
143 半月コロ(給紙コロ)
144 分離パッド
145 ガイド部材
146 カウンタローラ
147 搬送ガイド部材
148 押さえ部材
149 先端加圧コロ
151 搬送ベルト
152 搬送ローラ
153 テンションローラ
156 帯電ローラ
157 ガイド部材
161 分離爪
162 排紙ローラ
163 排紙コロ
171 両面ユニット
172 手差しトレイ
181 維持回復機構(吸引手段の一例)
182 キャップ(被覆手段の一例)
183 ワイパーブレード
184 空吐出受け
189 開口
201 受信手段
202 記録制御手段
203 検知手段
204 機器制御手段(制御手段の一例)
205 ユーザインタフェース手段
301 染料インク(色材を含有する液体の一例)
302 顔料インク(顔料分散液の一例、色材を含有する液体の一例)
特開平5−138948号公報 特開平7− 68795号公報

Claims (6)

  1. 顔料が分散媒に分散された顔料分散液を第1のノズルから吐出し、色材を含有する液体を第2のノズルから吐出する吐出手段と、
    前記第1のノズル内の前記顔料分散液及び前記第2のノズル内の前記液体の一方を選択的に吸引する吸引手段と、
    前記吐出手段による前記顔料分散液又は前記液体の吐出の実行、及び前記吸引手段による前記顔料分散液又は前記液体の吸引の実行を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段が、
    前記吐出手段が前記第1のノズルから前記顔料分散液を吐出せず、前記第2のノズルから前記液体を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第1の画像形成モードでは、前記吸引手段が前記顔料分散液を吸引することにより吐出の機能を回復する回復処理が実行されないよう制御し、
    前記第1の画像形成モードから、前記吐出手段が少なくとも前記第1のノズルから前記顔料分散液を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第2の画像形成モードに移行する場合に、前記顔料分散液の固化に基づく所定の量の前記顔料分散液を吸引することにより前記回復処理が実行されるよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記顔料分散液を収容する収容手段と、
    前記収容手段に収容される顔料分散液の量を検知する検知手段と、を有し、
    前記検出手段により検出された顔料分散液の量が所定の量以下となった場合に、前記第1の画像形成モードに移行されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のノズル及び前記第2のノズルを被覆する被覆手段を有し、
    前記制御手段が、前記第2の画像形成モードから前記第1の画像形成モードに移行する場合に、前記被覆手段が少なくとも所定の時間第1のノズル及び前記第2のノズルを被覆せず、前記第1のノズル及び前記第2のノズルの吐出口が開放されるよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定の時間が、前記顔料分散液の固化に基づく時間であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段が、
    前記第2の画像形成モードから前記第1の画像形成モードに移行する場合に、前記被覆手段が少なくとも所定の時間第1のノズル及び前記第2のノズルを被覆せず、前記第1のノズル及び前記第2のノズルの吐出口が開放されるよう制御し、
    前記吸引手段が前記液体を吸引することにより前記回復処理が実行されるよう制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 顔料が分散媒に分散された顔料分散液を第1のノズルから吐出し、色材を含有する液体を第2のノズルから吐出する吐出手段と、
    前記第1のノズル内の前記顔料分散液及び前記第2のノズル内の前記液体の一方を選択的に吸引する吸引手段と、
    前記吐出手段による前記顔料分散液又は前記液体の吐出の実行、及び前記吸引手段による前記顔料分散液又は前記液体の吸引の実行を制御する制御手段と、
    を有する画像形成装置を用いた画像形成方法であって、
    前記吐出手段が前記第1のノズルから前記顔料分散液を吐出せず、前記第2のノズルから前記液体を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第1の画像形成モードでは、前記吸引手段が前記顔料分散液を吸引することにより吐出の機能を回復する回復処理が実行されないよう制御し、
    前記第1の画像形成モードから、前記吐出手段が少なくとも前記第1のノズルから前記顔料分散液を記録媒体に吐出することによって画像を形成する第2の画像形成モードに移行する場合に、前記顔料分散液の固化に基づく所定の量の前記顔料分散液を吸引することによって前記回復処理が実行されるよう制御することを特徴とする画像形成方法。
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