JP4800626B2 - Si系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体及びその製造方法並びにその集電体を使用したリチウム二次電池。 - Google Patents

Si系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体及びその製造方法並びにその集電体を使用したリチウム二次電池。 Download PDF

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Description

本発明は、Si系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体に関する。
非水電解液を使用するリチウム二次電池用負極としては、従来から金属リチウム、リチウム合金、あるいはリチウムを吸蔵・放出可能な炭素材料などが知られている。リチウム負極は、充放電容量が大きいという特徴を有する一方でデンドライトの成長による短絡の問題点があり、一般的には炭素材料が使用されている。 しかし、炭素材料を使用した負極では、リチウム負極のようにデンドライトの成長による短絡の問題がなく安全性には優れているものの、使用可能な電流密度が低く、また充放電容量も十分なものではなく、1回の充電で長時間使用を可能にする負極材料の出現が望まれている。
こうした負極材料として、Si、Sn等の単体あるいはこれらの金属間化合物を使用したものが提案されている(例えば、特許文献1(特開2002−83594))。しかし、負極材の活物質として、Sn、Si系の材料と使用すると、充電時の体積膨張により、活物質は微粉化・脱落し、サイクル寿命が短いという問題があった。この問題点にたいしては、特許文献2(特開2002−313319)に集電体を粗面化するという提案がされている。この提案は集電体の表面を粗面化することにより、この上にスパッタリングにより設けたシリコン薄膜の厚み方向において前記粗面の凹凸の谷部に向かうにつれて幅が広くなる空隙を形成して、集電体表面の近傍において幅の広い空隙を保持しこの空隙が充放電による活物質の体積の膨張、収縮の変化を吸収するというものである。
また、特許文献3(特開2002−319408)には、銅箔表面にやけめっきを施して粒粉状銅を付着させ、さらに該粒粉状銅を緻密なめっき銅層で被せめっきを施した集電体を使用することにより、この表面に活物質を柱状に分離された状態で形成するという方法が提案されている。この方法によれば、柱状部分の空隙により充放電サイクルに伴う活物質の膨張、収縮による応力を緩和することが出来るとされている。
特開2002−83594 特開2002−313319 特開2002−319408
しかしながら、前記特許文献2においては前記粗面化の状態について、集電体に対して電解銅めっきを施し単にその表面粗さRa、Ryを開示するにとどまり、電池特性などについてより好適な性能を発揮させるための詳細な粗面化条件については不明である。
また、前記特許文献3に提案の方法では、粗面化の効果を十分に得るため、電着量を大きくし粒子を増大化しようとすると基材との密着性が不十分となり、銅粉が脱落するという問題が生じ、満足できる結果を得ることは出来ない。
本発明は、こうした状況の下で、集電体とSi系及びSn系活物質との密着性が十分に向上した、充放電サイクル特性の優れたリチウム二次電池負極用集電体を提供することを目的とするものである。
本発明者等は、鋭意検討した結果、集電体表面に銅の電着層を設け、その表面状態を特定の条件を満足させるように形成することにより、集電体とSi系及びSn系活物質との密着性が改善され充放電特性を向上させることができることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、
(1)集電体に銅電着層を有するリチウム二次電池用負極材料であって、該銅電着層が粒状を呈し、且つ該粒が表面側に向かってふくらみを有し、該ふくらみ部の径が0.5〜5μmであり、粒子数が500,000〜1,000,000個/mmの密度で分布していることを特徴とするSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体、
(2)銅電着層の平均粒径が1μm以上、粒径の標準偏差が0.05〜0.8であることを特徴とする前記(1)記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体、
(3)ふくらみ部の径が0.5〜5μmであり、粒間の平均距離が1.0μm以上であることを特徴とする前記(1)または(2)記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体、
(4)金属箔を陰極として粒状銅をやけめっき条件で形成後、連続的にまたは段階的にめっき条件を平滑めっき条件側へ変化させながらめっきを施す中間段階を経て平滑めっき条件にし、粒状銅の脱落を防止するように平滑めっきすることを特徴とする前記(1)〜(3)の何れか1項に記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体の製造方法、
(5)前記(4)記載の方法により製造された前記(1)〜(3)の何れか1項記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体、
(6)前記(1)、(2)、(3)及び(5)のいずれか1項に記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体を使用したリチウム二次電池、
に関する。
本発明の集電体を使用することにより、充放電容量、及び充放電サイクル寿命に優れたリチウム二次電池を得ることが出来る。
本発明においては、集電体に銅電着層を有し、かつ、その表面状態が重要である。すなわち、銅電着層は、粒状を呈し、また表面側に向かって、ふくらみを有し、該ふくらみの径が0.5〜5μm、好ましくは1〜3μm、粒子数が500、000〜1,000,000個/mm、好ましくは700,000〜900,000個/mm の密度で分布していることが重要である。
前記ふくらみの径が0.5μm未満であると、電着粒子が緻密に分布し、活物質層を形成した際、凸状部間の空隙が不十分な為、充放電時における活物質の体積の膨張・収縮の変化を吸収しきれない。また、5μmを超えると、活物質層を形成した際、凸状部自体が大き過ぎ、充放電時の膨張・収縮により凸状部全体が脱落してしまう。
粒子数が500,000未満であると、活物質層の密着性が悪く、充放電時の膨張・収縮により活物質層が脱落してしまう。粒子数が1,000,000を超えると、活物質層を形成した際、凸状部間の空隙が不十分な為、充放電時における活物質の体積の膨張・収縮の変化を吸収しきれない。
さらに、銅電着層の平均粒径を1μm以上、粒径の標準偏差を0.05〜0.8とすることが好ましい。より好ましい粒径の標準偏差は0.05〜0.5である。粒間の平均距離は1.0μm以上とすることが好ましい。
銅電着層の平均粒径が1μm未満であると、電着粒子が緻密に分布し、活物質層を形成した際、凸状部間の空隙が不十分な為、充放電時における活物質の体積の膨張・収縮の変化を吸収しきれない。
粒径の標準偏差はある程度のばらつきを持ち、0.05未満とはなり得ず、0.8μmを超えると、粗大な電着粒子が形成され、充放電時の膨張・収縮により、電着粒子毎脱落してしまう。
次に、本発明の集電体の製造方法について述べる。
プリント配線板用銅箔等の金属箔の粗面化処理は、金属箔上に硫酸銅溶液を用いて微細銅粒をやけめっき条件で形成後、平滑めっき条件で微細銅粒を被せめっきして微細銅粒の脱落を防止するという2段階でめっきを行うのが一般的である。本発明においてもこのような方法により製造することができる。但し、Si系及びSn系活物質に適合するように、前記特定の銅電着層の表面状態を形成するようにめっき操作をコントロールすることが重要である。
しかし、こうした方法で得られた粒状銅めっきは、粒状銅が小さい場合は問題ないが、大きい場合、集電体との密着性が不十分となることがある。この密着性をさらに改善するため、次のようにめっきを行うことがより好ましい。すなわち、
本発明においては、まず、やけめっき条件でめっきを行い、そのやけめっき段階から、連続的にあるいは段階的に徐々にやけめっき条件を平滑めっき条件側に変化させながらめっきを行い、その後さらに平滑めっきを行うことにより所定の表面状態を有する銅電着層を十分な密着性をもって得ることが出来る。
本発明において、集電体上に所定の粒状の銅めっきを形成するめっき浴としては硫酸銅浴、ピロリン酸銅浴等が一般的に用いられるが、例えば硫酸銅浴を用いる場合、銅 3〜30g/l、硫酸50〜200g/l、液温20〜50℃、電流密度5〜50A/dmの条件で行うことができる。
また析出付着させた前記粒状銅の脱落を防止するためのいわゆる被せめっきに用いられる平滑めっきには、メッキ浴としては硫酸銅浴、ピロリン酸銅浴等が一般的に用いられるが、例えば硫酸銅浴を用いる場合、やけめっきより高銅濃度条件や、高液温、低電流密度条件でめっきすることにより実施でき、例えば銅 20〜50g/l、硫酸50〜200g/l、液温30〜50℃、電流密度2〜30A/dmの条件で行うことができる。
前記やけめっき条件から平滑めっき条件へのめっき条件の変化は、上記のように銅濃度を上げる、電流密度を低下させる等により実施可能であり、具体的には、例えば下記のような方法で可能である。
(1)やけめっき段階から徐々に電流を低下させる。
(2)めっき槽を複数用意し、第1のめっき槽でやけめっきを行い、次いでめっき液中の銅濃度(あるいはめっき液温度)を徐々に上昇させた第2の、第3の、……めっき槽においてめっきを継続する。
(3)コイル状基材を連続的に処理する場合、入口側から出口側にかけアノードとの極間距離を徐々に長くして電流密度を低下させる。
このようにして得られた本発明の集電体は、特に活物質としてSi系及びSn系活物質を使用したリチウム二次電池負極用集電体として好適である。
Si系活物質としては、例えばSi、あるいはSi合金が使用できる。
また、Sn系活物質としては、例えばSn、あるいはSn合金が使用できる。
本発明に使用する銅電着層を設ける集電体(金属箔)としては、電極反応に不活性で電気伝導度が高い、Cu、Cu合金、Ni、Ti等から選択することが好ましい。中でも熱処理により母材中のCuとめっき層中のSnが拡散して金属間化合物を形成するCuまたはCu合金が好ましい。 CuまたはCu合金の中では強度・耐熱性に優れた析出硬化型Cu合金であり、中でもNi2.0〜4.0質量%、Si0.5〜1.0質量%含有し、更にMg、Zn、Sn、P、Fe、Agから選択された一種以上を0.005〜1.0質量%を必要に応じて含有し、残部Cuおよび不可避不純物であるCu合金、あるいはCr0.1〜1.0質量%、Zr0.05〜0.4質量%、更にFe、Ti、Ni、P、Sn、Znから選択された一種以上を0.005〜1.0質量%を必要に応じて含有し、残部Cuおよび不可避不純物であるCu合金がより好ましい。
本発明の前記特定の表面状態を有する銅電着層を備えた集電体に、Si系活物質あるいはSn系活物質層を形成するには、めっき法、あるいはスパッタリング法等がある。
めっき法やスパッタリング法等により前記活物質を前記特定の表面状態の粒状銅に付着させることにより、曲面を含む微小な凸状部を含むSi系あるいはSn系活物質層を形成することが出来る。
そして、好ましくはその凸状部同士を相互に間隙を有するように形成する。
好ましくは、この微小凸状部同士の間隙を後述する空隙率で表した場合、10〜60%であることが好ましい。
空隙率は、付着したSn合金めっき膜中のSnとCuそれぞれの含有量を各純金属の比重で除して得られた理論体積から算出した厚さの合計(t0)を、断面観察から測定した実際のめっき層厚さ(t)により下式により算出した。
空隙率=(1−(t0/t))×100(%)
集電体最表面のSi系、Sn系活物質層の構造中に、こうした空隙を設けることにより、リチウム二次電池放電時の負極へリチウムが吸蔵される際の膨張応力を吸収緩和することができ、活物質層における凸状部の脱離、および活物質層と粗面化Cuめっき層間の剥離を防止することができる。
Sn系活物質としてのSn合金としては、合金成分としてCu、Ni、Co、Feが使用できるが、特にCuとの合金が好ましく、更にSnが30〜45質量%のCuを含有する合金が特に好ましい。また、Cu6Sn5相を有することが特に好ましい。
また、Si系活物質としてのSi合金としては、合金成分としてCu、Ni等が使用できるが、本発明のように集電体にCu合金を用いると、スパッタリング時の加熱により集電体中のCuがSiと合金化し、集電体と活物質との密着性が向上し、より好ましい。
本発明において、少なくとも曲面を含む微小凸状部を有するSn合金めっき被膜は、その微小凸状部の粒径が1〜20μmであることが好ましい。
その粒径が1μmよりも小さいと粒子間隔が微細で空隙率が小さくなり、充放電時の膨張を緩和できず、Sn合金が微粉化、脱落して、充放電サイクル後の維持率が低下し、また、20μmよりも大きいと充放電時の膨張・収縮により、Sn合金めっき被膜は、亀裂が発生し、微粉化して脱落して充放電サイクル後の維持率が低下する。また、微小凸状部同士の間隙は、前記の空隙率で表すと10〜60%を有することが好ましい。
こうした曲面を含む微小凸状部を有するめっき被膜は、めっき条件を制御することにより、形成することができる。例えば、前記Cuによる粗化めっき後、市販の有機酸系Sn−1〜3質量%Cuめっき浴を用い、浴中の金属濃度がSn:Cuが7:3になるように金属濃度を調整し、電流密度10A/dm、浴温度25〜30℃でめっき厚さが純Sn換算で4μm形成する。
なお純Sn換算厚みはSn量をICP(誘導結合プラズマ法)による分析にて算出した。
本発明において、前記曲面を有する微小凸状部を有するめっき被膜は、更に熱処理することが好ましい。熱処理の条件は、Sn合金の融点を超えない、温度100℃〜400℃、好ましくは、150〜300℃の範囲で、20秒〜10時間、好ましくは1分〜1時間である。
この熱処理により、曲面を含む微小凸状部を有するめっき被膜中にSn−Cuの金属間化合物が形成される。この金属間化合物の形成により、本発明のリチウム二次電池用負極材料は、充放電特性を一層向上することができる。
以下に本発明を実施例により、更に詳細に説明する。
実施例1
銅合金箔に、銅20g/l、硫酸100g/l、液温38℃、電流密度5A/dmのやけめっき条件で2分微細銅粒を析出させた。その後、銅40g/l、硫酸100g/l、液温40℃、電流密度5A/dmの平滑めっき条件で30秒被せめっきを施した。得られた集電体表面の顕微鏡写真を図1に示す。
実施例2
銅合金箔に、銅20g/l、硫酸100g/l、液温38℃、電流密度5A/dmのやけめっき条件で2分微細銅粒を析出させた。その後、1.5分かけ電流密度を連続的に2.5A/dmまで低下させた後、1分被せめっきを施した。 得られた集電体表面の顕微鏡写真を図2に示す。
比較例1
銅合金箔に、銅20g/l、硫酸100g/l、液温38℃、電流密度5A/dm2のやけめっき条件で1分微細銅粒を析出させた。その後、銅40g/l、硫酸100g/l、液温40℃、電流密度5A/dmの平滑めっき条件で30秒被せめっきを施した。得られた集電体表面の顕微鏡写真を図3に示す。
比較例2
銅合金箔に、銅20g/l、硫酸100g/l、液温38℃、電流密度5A/dmのやけめっき条件で3分微細銅粒を析出させた。その後銅40g/l、硫酸100g/l、液温40℃、電流密度5A/dmの平滑めっき条件で30秒被せめっきを施した。
以上の実施例及び比較例で得られた銅微細銅粒を電着させた集電体の表面特性と共に、この集電体に錫−銅合金めっきを4μm施したものを負極としたリチウム2次電池の充放電サイクル特性を表に示す。
なお比較例2では粗面化後に粒状銅の脱落が生じ(粉落ちあり)たため、充放電サイクル特性等の評価はおこなわなかった。
充放電サイクル特性は、次の条件で評価した。グローブボックス内で2極式ビーカーセルを使用し、対極として厚さ0.3mmの金属リチウムを使用した。電解液はLiPFをエチレンカーボネート/ジメチルカーボネート(1:1(vol))溶液の溶媒に溶かして1モル/Lにした。充電は0.25mA/cm(0V vs Li/Li+まで)、放電は1.0mA/cm(2.0V vs Li/Li+まで)で、20サイクルの充放電サイクル試験を実施した。
実施例1で得られた集電体表面の顕微鏡写真。 実施例2で得られた集電体表面の顕微鏡写真。 比較例1で得られた集電体の顕微鏡写真。

Claims (6)

  1. 集電体に銅電着層を有するリチウム二次電池負極用集電体であって、該銅電着層が粒状を呈し、且つ該粒が表面側に向かってふくらみを有し、該ふくらみ部の径が0.5〜5μmであり、粒子数が500,000〜1,000,000個/mmの密度で分布していることを特徴とするSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体。
  2. 銅電着層の平均粒径が1μm以上、粒径の標準偏差が0.05〜0.8であることを特徴とする請求項1記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体。
  3. ふくらみ部の径が0.5〜5μmであり、粒間の平均距離が1.0μm以上であることを特徴とする請求項1または2記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体。
  4. 金属箔を陰極として粒状銅をやけめっき条件で形成後、連続的にまたは段階的にめっき条件を平滑めっき条件側に変化させながらめっきを施す中間段階を経て平滑めっき条件にし、粒状銅の脱落を防止するように平滑めっきすることを特徴とする請求項1〜3記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体の製造方法。
  5. 請求項4記載の方法により製造された請求項1〜3の何れか1項記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体。
  6. 請求項1、2、3及び5のいずれか1項に記載のSi系及びSn系活物質用リチウム二次電池負極用集電体を使用したリチウム二次電池。
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KR101453602B1 (ko) 전극용 합금 및 이를 포함한 전극의 제조방법

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