JP4798170B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に係り、詳しくはセラミック基板の回路パターン上に実装された半導体チップの温度を検出する手段を備えた半導体装置に関する。
半導体装置において半導体チップ(半導体素子)の動作時の異常な温度上昇による破損を防止する目的等のために、半導体チップを含む半導体装置の温度を検出する温度検出部を設けたものがある。この種の半導体装置として、半導体装置の温度が異常に上昇した時にその温度を温度検出部で検出し、その検出信号に基づいて半導体チップの駆動を停止させるようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照。)特許文献1の半導体装置は、図7に示すように、セラミック基板(絶縁基板)51上に複数形成された回路パターン(配線パターン)52の一つに半導体チップ(半導体素子)53が実装されている。サーミスタ(温度検出体)54は、半導体チップ53が実装された回路パターン52上にその外部接続用端子の一端が半田付けされ、半導体チップ53が実装された回路パターン52と別の回路パターン52上に他端が半田付けされている。
また、半導体チップの温度を検出する方法として、温度センサが一体形成された半導体チップを使用して、半導体チップの温度を直接検出する方法もある。
また、セラミック基板上に実装された半導体チップの温度を検出するため、図8に示すように、セラミック基板51が半田付けされた金属ベース(銅ベース)55上に、外付け用のサーミスタ56をねじ57で固定する方法もある。セラミック基板51は、表面に半導体チップ53が半田Hで接合される回路パターン52を有し、裏面にセラミック基板51と金属ベース55とを半田Hで接合する金属板58を有するセラミック板59で構成されている。
特開2002−76236号公報
ところが、特許文献1のようにセラミック基板51上にサーミスタ54を取り付ける場合は、サーミスタ54を異なる回路パターン52上に跨るように半田付けする必要があり、製造工程が複雑になる。また、半導体チップ53が実装された回路パターン52上に一方の端子が半田付けされているため、半導体チップ53のスイッチングノイズの影響を受ける。
半導体チップにセンサが一体形成された構成では、半導体チップのスイッチングノイズの影響を受け、近くにある割に検出信号を正確に取れない。そして、半導体装置に同じ半導体チップを複数使用する場合、温度センシングは全ての半導体チップで行うのではなく、1つの半導体チップで行う場合が多く、センシングを行わない半導体チップは、センサが高価な半導体チップのデッドスペースとなり無駄になる。また、例えば、インバータ装置においては、各アームに大電流が支障なく流れるように複数の半導体チップを並列接続して使用するが、その場合各アームの全ての半導体チップの温度を検出する必要はない。しかし、センサを一体形成した半導体チップを使用すると、半導体チップが大きくなり、半導体装置の大型化に繋がる。
また、金属ベース55にサーミスタ56をねじ57で固定した場合は、半導体チップ53の熱が半田H、回路パターン52、セラミック板59、金属板58、半田H及び金属ベース55を介してサーミスタ56まで伝達される。そのため、半導体チップ53からサーミスタ56までの熱伝達経路の熱抵抗が大きくなり、実際の温度に対して遅れが発生したりピークが検出できない場合が発生したりする。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、セラミック基板の回路パターン上に実装された半導体チップの温度を、従来の外付けのセンサに比べて精度良く検出することができ、センサが一体形成された半導体チップを使用する場合に比べて省スペース化を図ることができる半導体装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、金属ベースとセラミック基板とで基板が構成され、該基板の回路パターン上に半導体チップが実装された半導体装置であって、前記金属ベースの周縁には電気的絶縁性の支持枠が固定されているとともに、該支持枠には板ばねで形成された支持板が固定されており、前記支持板の先端には温度センサが固定されているとともに、前記支持板により前記温度センサを前記セラミック基板に押圧した状態に保持する。この発明では、温度センサは、半導体チップが実装された回路パターンが形成されたセラミック基板に押圧された状態で温度検出を行なう。半導体チップから温度センサまでの熱伝達経路の熱抵抗は、従来の外付けセンサの場合の半導体チップからセンサまでの熱伝達経路の熱抵抗に比べて小さくなるため、精度良く検出することができる。また、温度センサはセラミック基板のどこかを押圧すればよいため、半導体装置を大型化せずに温度センサの配置位置を確保することができる。そのため、センサが一体形成された半導体チップを使用する場合に比べて省スペース化を図ることができる。また、温度センサをセラミック基板に押圧する構成として、板ばねで形成された支持板を採用しているため、たとえば、コイルばねを使用する場合に比べて構成が簡単になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記温度センサは、前記半導体チップが実装された回路パターンに押圧されている。この発明では、温度センサがセラミック基板を直接押圧したり、セラミック基板上の回路パターンのうち半導体チップが実装されていない回路パターンを押圧したりする構成に比べて検出精度が良くなる。
本発明によれば、セラミック基板の回路パターン上に実装された半導体チップの温度を、従来の外付けのセンサに比べて精度良く検出することができ、センサが一体形成された半導体チップを使用する場合に比べて省スペース化を図ることができる半導体装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を3相用のインバータ装置に具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
先ずインバータ装置の回路構成を説明する。図1(a)に示すように、インバータ装置11は、6個の半導体チップとしてのスイッチング素子Q1〜Q6を有するインバータ回路12を備えている。各スイッチング素子Q1〜Q6には、MOSFET(metal oxide semiconductor 電界効果トランジスタ)が使用されている。インバータ回路12は、第1及び第2のスイッチング素子Q1,Q2、第3及び第4のスイッチング素子Q3,Q4、第5及び第6のスイッチング素子Q5,Q6がそれぞれ直列に接続されている。各スイッチング素子Q1〜Q6のドレインとソース間には、ダイオードD1〜D6が、逆並列に接続されている。第1、第3及び第5のスイッチング素子Q1,Q3,Q5及び各第1、第3及び第5のスイッチング素子Q1,Q3,Q5に接続されたダイオードD1,D3,D5の組はそれぞれ上アームと呼ばれる。また、第2、第4及び第6のスイッチング素子Q2,Q4,Q6及び第2、第4及び第6のスイッチング素子Q2,Q4,Q6に接続されたダイオードD2,D4,D6の組はそれぞれ下アームと呼ばれる。
第1、第3及び第5のスイッチング素子Q1,Q3,Q5のドレインが、配線13を介して電源入力用のプラス入力端子14に接続され、第2、第4及び第6のスイッチング素子Q2,Q4,Q6が、配線15を介して電源入力用のマイナス入力端子16に接続されている。配線13及び配線15間にはコンデンサ17が複数並列に接続されている。この実施形態ではコンデンサ17として電解コンデンサが使用され、コンデンサ17の正極(プラス)端子が配線13に接続され、コンデンサ17の負極(マイナス)端子が配線15に接続されている。
スイッチング素子Q1,Q2の間の接合点はU相端子Uに、スイッチング素子Q3,Q4の間の接合点はV相端子Vに、スイッチング素子Q5,Q6の間の接合点はW相端子Wに、それぞれ接続されている。各スイッチング素子Q1〜Q6のゲートは駆動信号入力端子G1〜G6に接続されている。各スイッチング素子Q1〜Q6のソースは信号端子S1〜S6に接続されている。図1(a)では各上アーム及び各下アームがそれぞれ、1個のスイッチング素子及び1個のダイオードで示されているが、各アームは、図1(b)に示すように、スイッチング素子QとダイオードDの組が複数並列に接続された構成になっている。この実施形態では各アームはそれぞれ4組のスイッチング素子Q及びダイオードDで構成されている。
次にインバータ装置11の構造を説明する。
図2に示すように、インバータ装置11は、銅製の金属ベース20と、絶縁基板としてのセラミック基板21とで構成された基板上に半導体チップ23が実装されている。半導体チップ23は、1個のスイッチング素子(MOSFET)及び1個のダイオードが一つのデバイスとして組み込まれている。即ち、半導体チップ23は、図1(b)に示される一つのスイッチング素子Q及び一つのダイオードDを備えたデバイスとなる。
図3に示すように、セラミック基板21は、表面に回路パターン24a,24b,24c,24dを有し、裏面にセラミック基板21と金属ベース20とを接合する接合層として機能する金属板(図示せず)を有するセラミック板26で構成されている。セラミック板26は、例えば、窒化アルミニウム、アルミナ、窒化ケイ素等により形成され、回路パターン24a,24b,24c,24d及び金属板は、例えば、アルミニウムや銅等で形成されている。セラミック基板21は、金属板を介して半田(図示せず)で金属ベース20に接合されている。以下、この明細書では、金属ベース20をインバータ装置11の底部(下部)として説明する。
金属ベース20はほぼ矩形状に形成され、セラミック基板21も矩形状に形成されている。セラミック基板21は12個設けられ、長手方向が金属ベース20の長手方向と直交する状態で各列6個となるように2列、6行に配置されている。そして、各行の2個のセラミック基板21上に配置された半導体チップ23がインバータ回路12の各アームを構成する。図3に示すように、この実施形態では、半導体チップ23は、各セラミック基板21上に2個ずつ実装されており、4個の半導体チップ23がそれぞれ1つのアームを構成する。なお、図3は第2アームの上アーム及び下アームを示している。
回路パターン24aはゲート信号用の回路パターン、回路パターン24bはドレイン用の回路パターン、回路パターン24cはソース用の回路パターン、回路パターン24dはソース信号用の回路パターンである。半導体チップ23は、ドレイン用の回路パターン24b上に半田で接合されている。図3に示すように、半導体チップ23は、ゲートとゲート信号用の回路パターン24aとの間、ソースとソース用の回路パターン24cとの間及びソースとソース信号用の回路パターン24dとの間をワイヤボンディングにより電気的に接続されている。
基板の上方には配線部材として板状導体で形成された正極用配線部材27及び負極用配線部材28が、金属ベース20と平行に、かつ相互に絶縁された状態で近接して重なるように配置されている。正極用配線部材27及び負極用配線部材28の間には、両者の電気的絶縁性を確保するための絶縁部材(図示せず)が配置されている。この実施形態では、正極用配線部材27の上側に負極用配線部材28が配置され、負極用配線部材28上には、複数(この実施形態では4個)のコンデンサ17が正極端子及び負極端子が下向きになる状態で配置されている。正極用配線部材27は図1(a)における配線13を、負極用配線部材28は図1(a)における配線15をそれぞれ構成する。
正極用配線部材27及び負極用配線部材28は、それぞれ幅方向の両端部に端子部27a,28aが複数(この実施形態では3対6個)形成されている。各端子部27a,28aは、それぞれ正極用配線部材27及び負極用配線部材28の幅方向の端部からセラミック基板21側に向かって屈曲し、さらに回路パターン24b,24cに接合されている接合部27b,28bが各配線部材27,28と平行に延びるように屈曲形成されている。なお、正極用配線部材27及び負極用配線部材28には、幅方向の端部両側に、各端子部27a,28aの一部と連続するとともに互いに重なる状態で配置される垂下部27c,28cが形成されている。
図2に示すように、金属ベース20には、その周縁に沿うように電気的絶縁性の支持枠30が、全てのセラミック基板21を枠内に収容する状態に固定されている。正極用配線部材27の長手方向の一端部には、外部電源入力用のプラス入力端子14が、一部が支持枠30の外側に位置するように配置されている。負極用配線部材28には、その長手方向の正極用配線部材27のプラス入力端子14が形成された側と反対側の端部に、外部電源入力用のマイナス入力端子16が形成され、一部が支持枠30の外側に位置するように配置されている。
図2に示すように、インバータ装置11の3つの出力電極部材32U,32V,32Wは、側面ほぼL字状に形成されるとともに、上方に向かって延びる部分が支持枠30の近くに位置し、横方向に延びる部分が正極用配線部材27の下方においてその長手方向と直交する状態で配置されている。そして、各出力電極部材32U,32V,32Wは、2個の接合部33が水平に延びる部分の先端両側で、2個の接合部33が屈曲部寄りでそれぞれ下側に突出するように形成されている。正極用配線部材27と出力電極部材32U,32V,32Wとは、シリコーンゲル(図示せず)で絶縁が確保されるようになっている。出力電極部材32Uは、第1のスイッチング素子Q1及びダイオードD1で構成される上アームのソース用の回路パターン24cと、第2のスイッチング素子Q2及びダイオードD2で構成される下アームのドレイン用の回路パターン24bとに超音波接合されている。出力電極部材32Vは、第3のスイッチング素子Q3及びダイオードD3で構成される上アームのソース用の回路パターン24cと、第4のスイッチング素子Q4及びダイオードD4で構成される下アームのドレイン用の回路パターン24bとに超音波接合されている。出力電極部材32Wは、第5のスイッチング素子Q5及びダイオードD5で構成される上アームのソース用の回路パターン24cと、第6のスイッチング素子Q6及びダイオードD6で構成される下アームのドレイン用の回路パターン24bとに超音波接合されている。
各アームに対応するそれぞれ2個のセラミック基板21のうち、出力電極部材32U,32V,32Wの先端側と対応するセラミック基板21のゲート信号用の回路パターン24aには、駆動信号入力端子G1〜G6の第1端部が、ソース信号用の回路パターン24dには信号端子S1〜S6の第1端部が、それぞれ接合されている。各端子G1〜G6,S1〜S6は、第2端部が支持枠30から突出するように、支持枠30を貫通する状態で支持枠30に一体成形されている。なお、各アームを構成する2個のセラミック基板21上に形成された、回路パターン24a同士及び回路パターン24d同士はそれぞれワイヤボンディング(図3に図示)で電気的に接続されている。
インバータ装置11には回路パターン24b上に実装された半導体チップ23の温度を検出する温度センサ34が設けられている。図4(a),(b)に示すように、支持枠30には支持板35がねじ36により固定され、温度センサ34は、支持板35の先端に嵌合固定されている。支持板35として板ばねが使用されている。温度センサ34は、熱伝導性の良い銅、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属製の筒状ケース37内にサーミスタが内蔵されるとともに電気的絶縁性でかつ熱伝導性の良い材料で封止され、信号線38が筒状ケース37から導出された構成になっている。そして、筒状ケース37の先端がセラミック基板21に押圧された状態で半導体チップ23の温度を検出するようになっている。
支持板35は、温度センサ34をセラミック基板21に押圧した状態に保持する押圧手段として機能する。この実施形態では、温度センサ34は、半導体チップ23が実装された回路パターン24bに押圧されている。温度センサ34による押圧力が大きすぎるとセラミック基板21が破損する虞があるため、支持板35(押圧手段)による押圧力は、セラミック基板21を損傷しない大きさ、例えば、50N以下で、かつ適度な押圧力を付与可能な大きさ、例えば10〜30N程度が好ましい。
次に前記のように構成されたインバータ装置11の作用を説明する。
インバータ装置11は、例えば、車両の電源装置の一部を構成するものとして使用される。インバータ装置11は、プラス入力端子14及びマイナス入力端子16が直流電源(図示せず)に接続され、U相端子U、V相端子V及びW相端子Wがモータ(図示せず)に接続され、駆動信号入力端子G1〜G6及び信号端子S1〜S6が制御装置(図示せず)に接続された状態で使用される。また、温度センサ34の信号線38も制御装置に接続されて使用される。
上アームの第1、第3及び第5のスイッチング素子Q1,Q3,Q5及び下アームの第2、第4及び第6のスイッチング素子Q2,Q4,Q6、即ち各スイッチング素子を構成する半導体チップ23がそれぞれ所定周期でオン、オフ制御されることによりモータに交流が供給されてモータが駆動される。
正極用配線部材27及び負極用配線部材28には、スイッチング素子Q1〜Q6のスイッチング時に急峻に立ち上がる電流又は立ち下がる電流が流れ、その電流は正極用配線部材27及び負極用配線部材28で逆方向となる。正極用配線部材27及び負極用配線部材28は平行な平板状に形成され、互いに近接して配置されているため、相互インダクタンスの効果により配線インダクタンスが低減する。また、垂下部27c,28cも平行に近接して配置されているため、垂下部27c,28cが存在しない場合に比較して、配線インダクタンスがより低減する。
制御装置は負荷の要求に応じて電力を供給するように各スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6、即ち半導体チップ23を制御する。半導体チップ23がスイッチング駆動されると、半導体チップ23から熱が発生する。発生した熱は、金属ベース20を介して放熱されるが、半導体チップ23からの発熱量が多くなって放熱が不充分になると、半導体チップ23の温度が耐熱温度を超えた状態になる。半導体チップ23が耐熱温度を超えた状態で駆動を継続すると、半導体チップ23が損傷する。
そのような事態になるのを防止するため、温度センサ34が半導体チップ23の温度に対応する温度を検出してその検出信号を制御装置に出力する。そして、制御装置は温度センサ34の検出信号を入力して、半導体チップ23の周囲の温度が半導体チップ23の耐熱温度を超えないように半導体チップ23をスイッチング制御する。
温度センサ34は、半導体チップ23が実装された回路パターン24bが形成されたセラミック基板21に押圧された状態で温度検出を行なう。そして、温度センサ34の検出信号を入力した制御装置は、メモリに記憶されているマップ又は式を用いて検出信号から半導体チップ23の温度を演算する。半導体チップ23から温度センサ34までの熱伝達経路の熱抵抗は、従来の外付けセンサの場合の半導体チップ23からセンサまでの熱伝達経路の熱抵抗に比べて小さくなるため、精度良く検出することができる。また、温度センサ34は、セラミック基板のどこかを押圧すればよいため、半導体装置を大型化せずに温度センサ34の配置位置を確保することができる。そのため、センサが一体形成された半導体チップを使用する場合に比べて省スペース化を図ることができる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)セラミック基板21の回路パターン24b上に実装された半導体チップ23を備えたインバータ装置11は、温度センサ34と、温度センサ34をセラミック基板21に押圧した状態に保持する押圧手段とを備えている。したがって、半導体チップ23から温度センサ34までの熱伝達経路の熱抵抗は、従来の外付けセンサの場合の半導体チップからセンサまでの熱伝達経路の熱抵抗に比べて小さくなるため、精度良く検出することができる。また、温度センサ34はセラミック基板21のどこかを押圧すればよいため、センサが一体形成された半導体チップ23を使用する場合に比べて省スペース化を図ることができる。
(2)温度センサ34は、半導体チップ23が実装された回路パターン24bに押圧されている。したがって、温度センサ34がセラミック基板21を直接押圧したり、セラミック基板21上の回路パターンのうち半導体チップ23が実装されていない回路パターンを押圧したりする構成に比べて検出精度が良くなる。
(3)押圧手段は、支持板35としても機能する板ばねで構成されている。したがって、押圧手段にコイルばねを使用する場合に比べて構成が簡単になる。
(4)温度センサ34は、熱伝導性の良い金属製の筒状ケース37内にサーミスタが内蔵されるとともに電気的絶縁性でかつ熱伝導性の良い材料で封止され、信号線38が筒状ケース37から導出された構成になっている。したがって、温度センサ34が押圧される箇所の電位に関係なく、検出信号から温度を演算できる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 押圧手段は板ばねに限らず、コイルばねを使用してもよい。例えば、図5(a)に示すように、温度センサ34は、先端に挿通孔39aが形成された剛体製の支持板39に対して、挿通孔39aに筒状ケース37が挿通された状態で取り付けられている。筒状ケース37には基端寄りに鍔部37aが形成されており、筒状ケース37には鍔部37aと支持板39との間にコイルばね40が介装され、コイルばね40の端部が鍔部37a及び支持板39にそれぞれ固着されている。支持板39は支持枠30に対してボルト41により固定されている。コイルばね40は、自由状態における筒状ケース37の先端側の支持板39からの突出長さが、支持板39が支持枠30に固定された状態における突出長さより長く形成されている。そして、支持板39が支持枠30に固定された状態において、温度センサ34の先端がコイルばね40のばね力により回路パターン24bに適正な押圧力で当接した状態に保持される。
○ 図5(b)に示すように、樹脂製の支持板42をボルト41により支持枠30に固定し、支持板42に温度センサ34を固定するとともに支持板42の曲げ弾性を利用して温度センサ34を回路パターン24bに押圧するようにしてもよい。鍔部37aは、外周縁が断面半円状に形成され、支持板42には筒状ケース37を挿通可能、かつ鍔部37aを嵌合保持可能な嵌合部を有する孔42aが形成されている。支持板42は、自由状態においては湾曲形状を成す状態に形成され、支持枠30にボルト41で締め付け固定されることにより、金属ベース20と平行に延びる状態で支持枠30に固定され、温度センサ34を回路パターン24bに押圧した状態に保持されている。
○ 支持板35は、筒状ケース37を片持ち状態で支持する構成に限らず、両持ち状態で支持する構成にしてもよい。例えば、図6に示すように、格子状の支持枠43を設け、支持枠43の直交する部分に跨るように支持板35を固定する。そして、支持板35の中央に温度センサ34を取り付ける。この場合、温度センサ34を片持ち状態に比べて安定した状態で支持することができる。
○ 温度センサ34は、セラミック基板21を押圧した状態に保持されればよく、半導体チップ23が実装された回路パターン24bに当接する状態で配置される必要はない。例えば、半導体チップ23が実装されていない回路パターン24cに当接する状態や、回路パターンではなく、セラミック板26を直接押圧する配置にしてもよい。しかし、半導体チップ23が実装された回路パターン24bに当接する状態に配置した方が半導体チップ23の温度検出精度が良くなる。
○ 温度センサ34は、サーミスタを使用したものに限らない。例えば、ダイオードを筒状ケース37内に内蔵した構成としてもよい。ダイオードの電流/電圧特性は温度依存性が高いため、使用するダイオードの電流/電圧特性をメモリに記憶しておき、その変化から温度を検出することができる。
○ 温度センサ34を構成する温度検出用のセンサ(サーミスタやダイオード等)を内蔵する筒状ケース37の形状は、円筒状に限らず多角筒状や楕円筒状としてもよい。また、筒状ケース37に限らず、箱状のケースに温度検出用のセンサを収容してもよい。
○ ケース内に収容した温度検出用のセンサを封止するための熱伝導性の良い材料は、電気的絶縁性である必要はなく、電気的絶縁性でない材料を使用してもよい。しかし、電気的絶縁性でない材料を使用する場合は、ケースを回路パターン24b,24cに当接させると、センサが回路パターンの電位の影響を受けるため、その影響を考慮してセンサの検出信号から温度を演算する必要がある。
○ 温度センサ34を支持する支持板35,39,42の形状は平板状に限らない。例えば、片持ち状態であればクランク状やL字状にし、両持ち状態であれば略U字状に形成してもよい。
○ 温度センサ34は、1個に限らず複数設けてもよい。複数設ける場合、各上アーム及び下アームに1個ずつ合計6個設けたり、一組の上アーム及び下アームにつき1個ずつ合計3個設けたりしてもよい。
○ 各アームを構成するスイッチング素子Q及びダイオードDの数は4個に限らず、各アームを流れる電流量の大きさによって3個以下でも5個以上でもよい。また、複数個に限らず、1個のスイッチング素子Q及びダイオードDで構成されてもよい。
○ 1組のスイッチング素子及びダイオードは、1個の半導体チップ23としてパッケージ化される構成に限らず、スイッチング素子及びダイオードがそれぞれ回路パターン上に実装された構成でもよい。
○ インバータ装置11は、3相交流を出力する構成に限らず、単相交流を出力する構成としてもよい。単相交流を出力する構成では上アーム及び下アームの組が2組存在する。
○ 半導体装置は、インバータ装置11に限らず、例えば、DC−DCコンバータに適用してもよい。
○ コンデンサ17の数は4個に限らず、インバータ装置11の定格電流値及び使用するコンデンサの容量により決まり、3個以下でも5個以上でもよい。また、コンデンサ17のない半導体装置であってもよい。
○ 半導体チップ23はMOSFETに限らず、他のパワートランジスタ(例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ))やサイリスタを使用してもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)前記温度センサは、筒状の金属ケース内にサーミスタが電気的絶縁性でかつ熱伝導性の良い材料で封止されたものである。
(a)はインバータ装置の回路図、(b)は一つのアームの回路図。 インバータ装置の概略分解斜視図。 半導体チップ、セラミック基板、回路パターン等の関係を示す部分模式図。 (a)は温度センサの支持状態を示す支持枠を破断した概略斜視図、(b)は同じく部分側面図。 (a),(b)は別の実施形態の支持枠を破断した模式側面図。 別の実施形態を示す模式平面図。 従来技術の模式平面図。 別の従来技術の模式断面図。
符号の説明
21…セラミック基板、23…半導体チップ、24b…回路パターン、34…温度センサ、35,42…押圧手段を兼ねた支持板、40…押圧手段としてのコイルばね。

Claims (2)

  1. 金属ベースとセラミック基板とで基板が構成され、該基板の回路パターン上に半導体チップが実装された半導体装置であって、
    前記金属ベースの周縁には電気的絶縁性の支持枠が固定されているとともに、該支持枠には板ばねで形成された支持板が固定されており、
    前記支持板の先端には温度センサが固定されているとともに、前記支持板により前記温度センサを前記セラミック基板に押圧した状態に保持することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記温度センサは、前記半導体チップが実装された回路パターンに押圧されている請求項1に記載の半導体装置
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