JP4791440B2 - クリップ - Google Patents

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本発明は、ワイヤーハーネスのような被取り付け部材を相手側部材(車体)に固定するクリップに関する。
図7は従来のクリップ201を示している。
クリップ201は、ベース部203、ベース部203から突き出して設けられたアンカー部205、アンカー部205に設けられた一対の可撓性アーム207,207などから構成されており、ベース部203にはワイヤーハーネスなどを収容して保護するプロテクター209が固定されている。クリップ201は、アンカー部205を車体側パネル211の取り付け穴213に挿入すると、可撓性アーム207,207が広がって取り付け穴213の縁部に係止し、プロテクター209(ワイヤーハーネス)を車体に固定する。
しかし、クリップ201はワイヤーハーネスなどを簡単に取り付けことができるが、可撓性アーム207,207が取り付け穴213の縁部に引掛かっており取り外しが困難であるから、工具などを用いて無理に破壊し取り外す以外に方法がない。
また、昨今はクリップが強化されており、破壊することがさらに困難になっている。
特許文献1に「クリップ」が記載されている。
図8のように、このクリップ101は、ベース部103、ベース部103に設けられたアンカー部105、アンカー部105に設けられた可撓性アーム107,107などを有し、アンカー部105には肉抜き穴109を設けることによって切断部111が形成されている。
従って、取り外しに際しては、設定値以上の切断力を掛ければ切断部111が切断されて、簡単に取り外すことができる。
特開2002−235870号公報
ところが、クリップ101は切断部111を設けたことによって取り外し易くはなっているが、一方、走行中に生じる車体の振動などの外力によって切断部111が破損する可能性もある。
そこで、この発明は、振動などの外力(切断力)を受けても破損する恐れがなく、取り外し易いクリップの提供を目的としている。
請求項1のクリップは、被取り付け部材を取り付けるためのベース部と、前記ベース部に形成され、前記被取り付け部材を取り付ける相手側部材の取り付け穴に挿入されると共に、設定値以上の切断力が掛かると切断される切断部が形成されたアンカー部と、前記アンカー部の先端に形成され、前記取り付け穴の縁部に係止して脱落を防止する可撓性アームとを備えたクリップであって、前記アンカー部に対して着脱可能であり、装着されると前記アンカー部の切断部を前記切断力から保護し、取り外されると前記切断部を保護の対象外とする切断部保護壁を有する保護部材を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載されたクリップであって、前記保護部材は、前記アンカー部を保護する保護壁を有し、前記保護壁には、開口を有する縦方向溝と、前記縦方向溝と連通した回転方向溝とが設けられており、前記保護部材は、縦方向に押し込むと前記縦方向溝が前記アンカー部に係合し、さらに、回転させると前記回転方向溝が係止して前記アンカー部に装着され、その位置から反対方向に回転させると前記係止が解除され、縦方向に引くとアンカー部から外れることを特徴とする。
請求項1のクリップは、保護部材を装着すれば、アンカー部の切断部が外力から保護され、保護部材を取り外せば、取り外す際に加える切断力が切断部に掛かって切断されるから、取り外しが容易である。
このように本発明のクリップは外力に対する強度と取り外し易さとを両立させている。
請求項2のクリップは、請求項1の発明の効果が得られる。
また、保護部材の保護壁に縦方向溝と回転方向溝を設けたことにより、保護部材の装着作業と取り外し作業が極めて容易になり、作業コストが低減される。
<一実施形態>
図1〜図6によってクリップ1(本発明の一実施形態)の説明をする。図1はクリップ1のアンカー部5を車体側のパネル29に装着した後、保護部材11を装着する前の状態を示す斜視図、図2は図1の断面図、図3はアンカー部5と保護部材11を装着した後、保護部材11を回転操作する前の状態を示す斜視図、図4は図3のX−X断面図、図5はアンカー部5と保護部材11を装着し、保護部材11を回転操作した後の状態を示す斜視図、図6は図5のYーY断面図である。
クリップ1は、ベース部3、ベース部3から突き出して設けられたアンカー部5、アンカー部5の両側に設けられた穴7,7、アンカー部5の先端に設けられた可撓性アーム9,9、保護部材11などを備えている。
ベース部3はワイヤーハーネス(被取り付け部材)などを収容して保護するプロテクターと一体に形成されており、アンカー部5には切り欠き13を設けることによって切断部15が形成されている。この切断部15は、設定値以上の横荷重G(切断力)が掛かると切断されるようにその断面積が選定されている。各可撓性アーム9の先端には係止部17が設けられている。
保護部材11は、フランジ部19、フランジ部19に設けられた円筒部21(保護壁)、円筒部21に設けられた縦方向溝23,23、縦方向溝23,23と連通した回転方向溝25,25、フランジ部19に設けられた回転操作用の摘み部27を備えている。
クリップ1は、アンカー部5を車体側のパネル29(相手側部材)の取り付け穴31に挿入すると、可撓性アーム9,9が広がって係止部17が取り付け穴31の縁部に係止される。
その後、図1と図2の上向き矢印のように保護部材11を縦方向に押し込むと、図3と図4のように縦方向溝23,23がアンカー部5に係合し、その後、摘み部27を摘んで保護部材11を図3の矢印33の方向に回転させると、図5と図6のように回転方向溝25,25がベース部3とアンカー部3に係止して保護部材11が固定され、クリップ1の装着が完了し、プロテクター(ワイヤーハーネス)が車体に固定される。
この状態では、図6の矢印のように横荷重Gが掛かっても、アンカー部5の切断部15は円筒部21の保護機能によって保護されており、切断することはない。
また、摘み部27を摘んで保護部材11を図5の矢印35の方向に回転させると、回転方向溝25,25とベース部3とアンカー部3との係止が解除され、図1と図2の下向き矢印のように縦方向に引くと、保護部材11がアンカー部5から外れる。
このように保護部材11を取り外した後、図2の矢印のように横荷重G(切断力)を掛ければ、切断部15がこの切断力によって切断されるから、プロテクター(ワイヤーハーネス)とクリップ1を容易に取り外すことができる。
クリップ1は次のような効果が得られる。
保護部材11を装着すればアンカー部5の切断部15が外力から保護され、保護部材11を取り外せば切断部15を切断することができるから、クリップ1とプロテクター(ワイヤーハーネス)を容易に取り外すことが可能になり、このようにクリップ1は外力に対する強度と取り外し易さとを両立させている。
また、保護部材11の保護壁21に縦方向溝23と回転方向溝25を設けたことにより、保護部材11の装着作業と取り外し作業が極めて容易になり、作業コストが低減される。
[本発明の範囲に含まれる他の態様]
本発明は上述した実施形態のみに限定解釈されるものではなく、本発明の技術的な範囲内で様々な変更が可能である。
クリップ1のアンカー部5を車体側のパネル29に装着した後、保護部材11を装着する前の状態を示す斜視図である。 図1の断面図である。 アンカー部5と保護部材11を装着した後、保護部材11を回転操作する前の状態を示す斜視図である。 図3のX−X断面図である。 アンカー部5と保護部材11を装着し、保護部材11を回転操作した後の状態を示す斜視図である。 図5のYーY断面図である。 従来例を示す斜視図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 クリップ
3 ベース部
5 アンカー部
9,9 可撓性アーム
11 保護部材
15 切断部
21 円筒部(保護壁)
23,23 縦方向溝
25,25 回転方向溝
29 相手側部材
31 取り付け穴

Claims (2)

  1. 被取り付け部材を取り付けるためのベース部と、
    前記ベース部に形成され、前記被取り付け部材を取り付ける相手側部材の取り付け穴に挿入されると共に、設定値以上の切断力が掛かると切断される切断部が形成されたアンカー部と、
    前記アンカー部の先端に形成され、前記取り付け穴の縁部に係止して脱落を防止する可撓性アームとを備えたクリップであって、
    前記アンカー部に対して着脱可能であり、装着されると前記アンカー部の切断部を前記切断力から保護し、取り外されると前記切断部を保護の対象外とする切断部保護壁を有する保護部材を設けたことを特徴とするクリップ。
  2. 請求項1に記載されたクリップであって、
    前記保護部材は、前記アンカー部を保護する保護壁を有し、
    前記保護壁には、縦方向溝と、前記縦方向溝と連通した回転方向溝とが設けられており、
    前記保護部材は、縦方向に押し込むと前記縦方向溝が前記アンカー部に係合し、さらに、回転させると前記回転方向溝が係止して前記アンカー部に装着され、その位置から反対方向に回転させると前記係止が解除され、縦方向に引くとアンカー部から外れることを特徴とするクリップ。
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