JP4699798B2 - 配線ダクト - Google Patents

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Description

本発明は、配線ダクトに関する。
従来、電源用コンセントプラグを保持するとともに、この電源用コンセントプラグを電源線に接続する配線ダクトがある。このような配線ダクトとして、長手方向に沿った開口を前面に有した配線ダクト本体と、配線ダクト本体の一対の内側面に沿って延在する一対の導体と、この配線ダクト本体の開口に対向する底面に当接し導体を覆う導体カバーとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この配線ダクトでは、電源用コンセントプラグが開口に嵌められた状態で導体に接続され、導体を介して電源線から電源用コンセントプラグに電力が供給される。
特許文献1に開示された導体カバーは、配線ダクトの底面に配設された本体と、この本体から延出して導体を覆う被覆片と、本体からダクト本体の底面に斜めに延出して先端が底面に当接する弾性片とから構成されている。この導体カバーは、電源用コンセントプラグなどの取付部品が取り付けられていない部分の導体を覆うことで安全性を確保するとともに、電源用コンセントプラグが取り付けられる部分においては、電源用コンセントプラグに押圧されることにより弾性片が底面に平行になるように弾性変形して、導体を露出させ、導体への電源用コンセントプラグの接触を可能としている。
特公平3−29140号公報
しかしながら、上記構造の導体カバーでは、電源用コンセントプラグに押圧されて弾性片が底面に平行になるように弾性変形した場合には、弾性片の付根部分が局部的に変形して、そこに応力が集中し、弾性片の付根部分がへたってしまうおそれがある。
弾性片の付根部分がへたってしまうと、電源用コンセントプラグによる押圧をやめても、被覆片が導体を覆うことができなくなってしまうため、導体が露出して安全性が低下するおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、導体カバーのへたりを抑制することで、より確実に安全性を確保できる配線ダクトを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、長手方向に沿った開口を前面に有した配線ダクト本体と、前記配線ダクト本体の一対の内側面に沿って延在する一対の導体と、前記配線ダクト本体の前記開口に対向する底面に当接し前記導体を覆う導体カバーと、を備え、前記開口側から前記底面側へ押圧された前記導体カバーの弾性変形によって前記導体への取付部品の接触を可能とする配線ダクトにおいて、前記導体カバーは、前記底面に対向するとともに前記配線ダクト本体の長手方向に沿って延在する基壁部と、前記基壁部の両端部から前記開口へ向かって立設され前記開口側の端部で前記導体を覆う一対の側壁部と、前記基壁部の両端部から前記基壁部に平行に張り出した一対の弾性張出部と、前記弾性張出部の張出先端部から前記底面へ向かって延出され前記底面に当接する脚部と、を有し、前記脚部が前記弾性張出部の幅方向において当該弾性張出部よりも外側に設けられており、前記脚部における前記底面に当接する部位は、湾曲状に形成されているとともに、前記弾性張出部の幅方向において当該弾性張出部よりも外側で前記底面に当接しており、前記配線ダクトは、前記弾性張出部の基壁部側の端における弾性変形と、前記弾性張出部と前記脚部との連結部分における弾性変形と、によって前記導体への取付部品の接触を可能とすることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配線ダクトにおいて、自由状態の前記導体カバーでの、前記弾性張出部における前記基壁部側の端から前記脚部における前記底面との当接部位までの前記基壁部に沿った長さをa、前記弾性張出部の厚さをbとした場合、a/b≧6.7であることを特徴とする。
本発明によれば、配線ダクトへの電源用コンセントプラグの装着によって、導体カバーの変形が繰り返されても、導体カバーのへたりを格段に抑制することができるので、導体への感電を防止した安全性の高い配線ダクトを提供することができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の配線ダクト1をカバー2及び電源用コンセントプラグ3とともに示す正面図である。図1に示すように、配線ダクト1には、その前面側にカバー2及び電源用コンセントプラグ3が取り付けられる。
図2は、配線ダクト1におけるカバー2取付部分の縦断側面図である。図1及び図2に示すように、配線ダクト1は、長尺状に形成された配線ダクト本体11と、この配線ダクト本体11の内部に設けられた一対の導体13と、配線ダクト本体11の内部に設けられ導体13を覆う導体カバー14とを備えている。
配線ダクト本体11の前面を構成する前壁15には、該配線ダクト本体11の長手方向に沿って開口16が形成されている。この開口16には、カバー2がスライド自在に嵌合するとともに、電源用コンセントプラグ3が嵌合する。この開口16と配線ダクト本体11の底面17とは対向している。
導体13は、配線ダクト本体11の内側面11aから中心側に突出して設けられた支持部12の溝に配設されており、配線ダクト本体11の一対の内側面11aに沿って延在している。これらの導体13には、図示しない電源線が接続され、該導体13は、電源線から供給される電力を電源用コンセントプラグ3に供給する。
図3は、導体カバー14を示す縦断側面図である。図3に示すように、導体カバー14は、導体カバー本体21と、この導体カバー本体21に設けられたアース用導体22とから構成されて弾性を有しており、配線ダクト本体11の底面17に当接するとともに導体13を覆っている。
導体カバー本体21は、配線ダクト本体11の底面17に対向するとともに配線ダクト本体11の長手方向に沿って延在する基壁部24と、基壁部24の両端部から開口16へ向かって立設され開口16側の端部で導体13を覆う一対の側壁部23と、基壁部24の両端部から該基壁部24に平行に張り出した一対の弾性張出部25と、弾性張出部25の張出先端部から底面17へ向かって延出され底面17に当接する脚部25aとから構成されている。この導体カバー本体21の材質としては、ABS(アクリルニトル・ブタジエン・スチレン共重合体)樹脂を例示することができる。
基壁部24は、アース用導体22の前面側の一部を露出させた状態でアース用導体22を保持している。
側壁部23の先端部23aは、導体13側へ屈曲して導体13に至っている。ここで、側壁部23が覆う導体13の範囲は、導体13の一部であってもよいし全体であってもよい。
また、脚部25aにおける底面17に当接する部位は、湾曲状に形成されている。本実施形態では、半円状に形成されている。
また、自由状態の導体カバー14での、弾性張出部25における基壁部24側の端から脚部25aにおける底面17との当接部位までの基壁部24に沿った長さをa、前記弾性張出部25の厚さをbとした場合、a/b≧6.7であることが好適である。ここで、自由状態とは、導体カバー14に電源用コンセントプラグ3などからの外力が作用していない状態である。
この導体カバー14におけるカバーに対向する部分では、図2に示すように、脚部25aが配線ダクト本体11の底面17に当接し、基壁部24と底面17との間には間隔があいている。また、この導体カバー14は、開口16側から底面17側へ押圧されて弾性変形することで導体13への電源用コンセントプラグ3の後述する接触片36の接触を可能とする。
図4は、電源用コンセントプラグ3を示す正面図、図5は、その背面図、図6は、その側面図、図7は、配線ダクト1における電源用コンセントプラグ3取付部分の縦断側面図である。図4ないし図6に示すように、電源用コンセントプラグ3には、プラグ差込口31、アース部32、回転部33が設けられている。
回転部33の表側には、コイン挿入溝34が形成され、回転部33の裏側に開口16の縁部内側に係止する係止爪35と、導体13に接触する接触片36とが設けられている。また、電源用コンセントプラグ3の裏側には、導体カバー14のアース用導体22に当接する接触バネ37が設けられている。
この電源用コンセントプラグ3を配線ダクト1に接続するときは、回転部33の係止爪35、接触片36及び接触バネ37を開口16内に挿入し、接触バネ37をアース用導体22に弾接させる。そして、回転部33を90°回転して係止爪35を開口16の縁部内側に係止し、接触片36を導体13の表面に接触させる(図7)。
このような構成において、配線ダクト1に前述したように電源用コンセントプラグ3が接続されるときの導体カバー14の変形について説明する。ここで、図8は、図7の一部を拡大して示す縦断側面図である。
配線ダクト1に前述したように電源用コンセントプラグ3が接続されるときには、図7及び図8に示すように、導体カバー14の一対の側壁部23が、電源用コンセントプラグ3の接触片36によって、開口16側から底面17側へ押圧される。これにより、導体カバー14の弾性張出部25が弾性湾曲し、基壁部24が底面17に当接する。このように、配線ダクト1に電源用コンセントプラグ3が接続されるときには、弾性張出部25が弾性湾曲するので、例えば弾性張出部としての弾性片が基壁部としての本体に斜めに設定されその弾性片が底面17に平行になるように弾性変形する従来の導体カバーに比べ、弾性張出部25の基壁部24側の端(付根部分)における曲げ角度が緩やかになり、その部分での応力集中が抑制される。これにより、本実施形態では、配線ダクト1への電源用コンセントプラグ3の装着によって、導体カバー14の弾性張出部25部分の変形が繰り返されても、導体カバー14のへたりを従来の導体カバーに比べて格段に抑制することができる。よって、本実施形態では、導体カバー14のバネ性を十分に確保することができるので、導体カバー14によって導体13を確実に覆うことができ、導体13への感電を防止した安全性の高い配線ダクト1を提供することができる。
また、本実施形態にいては、脚部25aにおける底面17に当接する部位は、湾曲状に形成されていることにより、配線ダクト1電源用コンセントプラグ3が接続されるときには、脚部25aが底面17に対して回動するので、弾性張出部25の弾性湾曲がスムーズに行なわれる。
なお、本発明は、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明の一実施形態の配線ダクトをカバー及び電源用コンセントプラグとともに示す正面図である。 配線ダクトにおけるカバー取付部分の縦断側面図である。 導体カバーを示す縦断側面図である。 電源用コンセントプラグを示す正面図である。 その背面図である。 その側面図である。 配線ダクトにおける電源用コンセントプラグ取付部分の縦断側面図である。 その一部を拡大して示す縦断側面図である。
符号の説明
1 配線ダクト
3 電源用コンセントプラグ(取付部品)
11 配線ダクト本体
11a 内側面
13 導体
14 導体カバー
16 開口
17 底面
23 側壁部
24 基壁部
25 弾性張出部
25a 脚部
36 接触片

Claims (2)

  1. 長手方向に沿った開口を前面に有した配線ダクト本体と、前記配線ダクト本体の一対の内側面に沿って延在する一対の導体と、前記配線ダクト本体の前記開口に対向する底面に当接し前記導体を覆う導体カバーと、を備え、前記開口側から前記底面側へ押圧された前記導体カバーの弾性変形によって前記導体への取付部品の接触を可能とする配線ダクトにおいて、
    前記導体カバーは、
    前記底面に対向するとともに前記配線ダクト本体の長手方向に沿って延在する基壁部と、
    前記基壁部の両端部から前記開口へ向かって立設され前記開口側の端部で前記導体を覆う一対の側壁部と、
    前記基壁部の両端部から前記基壁部に平行に張り出した一対の弾性張出部と、
    前記弾性張出部の張出先端部から前記底面へ向かって延出され前記底面に当接する脚部と、
    を有し、
    前記脚部が前記弾性張出部の幅方向において当該弾性張出部よりも外側に設けられており、
    前記脚部における前記底面に当接する部位は、湾曲状に形成されているとともに、前記弾性張出部の幅方向において当該弾性張出部よりも外側で前記底面に当接しており、
    前記配線ダクトは、前記弾性張出部の基壁部側の端における弾性変形と、前記弾性張出部と前記脚部との連結部分における弾性変形と、によって前記導体への取付部品の接触を可能とすることを特徴とする配線ダクト。
  2. 自由状態の前記導体カバーでの、前記弾性張出部における前記基壁部側の端から前記脚部における前記底面との当接部位までの前記基壁部に沿った長さをa、前記弾性張出部の厚さをbとした場合、a/b≧6.7であることを特徴とする請求項1に記載の配線ダクト。
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