JP2018010771A - コネクタの保護構造およびワイヤハーネス - Google Patents

コネクタの保護構造およびワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】相手側コネクタとの接続作業を容易に行うことが可能なコネクタの保護構造およびワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】相手側コネクタと未嵌合の状態でワイヤハーネス10に接続されているコネクタ20と、前記コネクタ20に着脱可能であり、前記相手側コネクタとの嵌合面33を保護する保護部材40と、前記保護部材40を取付部Bに固定する固定部材42と、を備えている。このような構成によれば、相手側コネクタとの接続作業を行うときには、ボディ板Bに固定された保護部材40に、コネクタ20を着脱するだけでよいので、相手側コネクタとの接続作業を容易に行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタの保護構造およびワイヤハーネスに関する。
従来、相手側コネクタと未嵌合の状態でワイヤハーネスに接続されているコネクタの嵌合面を保護する構造が知られている。例えば下記特許文献1に記載されたコネクタの保護構造は、コネクタが接続されたワイヤハーネスの端末部を折り返してその周りにテープを巻き付け、コネクタの嵌合面をワイヤハーネスの外周面に押し当てた状態に固定する構造である。
特開2001−102123号公報
しかしながら、上記のような構成では、コネクタと相手側コネクタとの接続作業を行うためには、巻き付けられているテープを剥がしてコネクタの嵌合面を露出させる必要がある。また、相手側コネクタとの接続作業を終えたときには、再びテープを巻き付けて、コネクタの嵌合面をワイヤハーネスの外周面に押し当てた状態にする必要がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、相手側コネクタとの接続作業を容易に行うことが可能なコネクタの保護構造およびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明のコネクタの保護構造は、相手側コネクタと未嵌合の状態でワイヤハーネスに接続されているコネクタと、前記コネクタに着脱可能であり、前記相手側コネクタとの嵌合面を保護する保護部材と、前記保護部材を取付部に固定する固定部材と、を備えているものである。
本発明のワイヤハーネスは、前記コネクタの保護構造を備えているものである。
本発明によれば、相手側コネクタとの接続作業を行うときには、取付部に固定された保護部材に、コネクタを着脱するだけでよいので、相手側コネクタとの接続作業を容易に行うことができる。
実施例1におけるワイヤハーネスであって、コネクタが保護されている状態を示す縦断面図 コネクタが保護されている状態を示す平断面図 コネクタを示す正面図 保護部材を示す正面図 保護部材を示す背面図 実施例2におけるワイヤハーネスであって、コネクタが保護されている状態を示す断面図 コネクタが保護されている状態を示す横断面図 保護部材を示す正面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明のコネクタの保護構造は、前記固定部材が、前記保護部材に突設され、前記取付部の貫通孔に向かって押し込むことにより前記貫通孔の周縁部に係止可能なものとしてもよい。このような構成によれば、取付部に向かって固定部材を押し込んで固定することができるから、狭い取付部であっても固定することができる。
また、本発明のコネクタの保護構造は、前記保護部材が、前記固定部材の突出方向と交差する方向に突出する突出部を備えているものとしてもよい。このような構成によれば、突出部を把持して保護部材を取付部に取り付けることができるから、保護部材の取り付け作業を容易に行うことができる。
また、本発明のコネクタの保護構造は、前記固定部材が、前記取付部に対して押し込み方向の手前側に弾性的に当接する弾接部を有し、前記突出部が、前記弾接部の過度撓みを規制するようになっているものとしてもよい。このような構成によれば、弾接部の過度撓みを規制する部分を別途設けなくて良いから、保護部材の構造を簡素化することができる。
また、本発明のコネクタの保護構造は、前記固定部材が、前記保護部材をワイヤハーネスに巻き付けて固定するテープであるものとしてもよい。このような構成によれば、ワイヤハーネスに保護部材を固定することができるから、ワイヤハーネスとは別に取付部を設けなくてもよい。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1について、図1〜図5を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例1におけるワイヤハーネス10は、車両に搭載されるものであって、複数本の電線11と、図示しない相手側コネクタと未嵌合の状態でワイヤハーネス10に接続されているコネクタ20とを備えている。コネクタ20は、電気系統を診断するための診断用コネクタとされている。以下、各構成部材において、図1の上側(ロックアーム24が設けられている側)を上方、下側を下方とし、また、相手側との嵌合面側(保護部材40については図1の右側、コネクタ20については図1の左側)をそれぞれ前方、その反対側を後方として説明する。
コネクタ20は、電線11の端末部に接続された端子金具12を収容可能な端子収容部21と、端子収容部21の外周側を取り囲むように設けられた周壁部22とを備えている。端子収容部21には、端子金具12が個別に収容されるキャビティ23が、複数設けられている。
端子収容部21の外面(上面)には、相手側コネクタおよび後述する保護部材40のいずれにも係止可能なロックアーム24が設けられている。ロックアーム24は、弾性的にシーソー傾動可能な形態で端子収容部21の上面に立設されている。ロックアーム24の前端部には、相手側のロック突起46に係止可能なロック部25が設けられ、後端部には、ロックアーム24とロック突起46との係止状態を解除する際に操作する操作部26が設けられている。操作部26を下方に押圧することにより、ロック部25が相対的に上方に変位し、ロック突起46との係止状態が解除されるようになっている。
周壁部22は、端子収容部21の後端近傍から前端までの外周面を覆っている。周壁部22には、ロックアーム24の操作部26を外側に露出させる切欠き部27が設けられている。また、周壁部22の内周面には、保護部材40とコネクタ20との嵌合時に、保護部材40のリブ45が入り込み可能な溝部28が設けられている。
端子収容部21と周壁部22との間には、相手側コネクタまたは保護部材40が嵌合可能な嵌合空間29が設けられている。嵌合空間29には、相手側コネクタまたは保護部材40との間をシールするシール部材31が備えられている。シール部材31は、端子収容部21の外周面に密着して、嵌合空間29の奥端部(周壁部22の後端部)に装着されている。シール部材31は、端子収容部21の前部に取り付けられたフロント部材32によって、前方への離脱が防がれている。
コネクタ20には、相手側コネクタとの嵌合面33(端子収容部21の前面)を保護する保護部材40が被せ付けられている。保護部材40は、コネクタ20に対して着脱可能なキャップ状をなしている。保護部材40は、図4に示すように、幅方向(左右方向)における中央を基準にして対称(左右対称)な形状をなしている。
保護部材40は、コネクタ20の端子収容部21に嵌合可能な嵌合部41と、保護部材40を車両のボディ板(取付部)Bに固定可能なクリップ部(固定部材)42とを備えている。
嵌合部41は、端子収容部21の外周側を包囲する筒状部43と、コネクタ20の嵌合面33と対向する対向部44とを備えている。筒状部43は、対向部44の外周縁から前方に突出した形態をなしている。
筒状部43は、前方から見ると、図4に示すように、端子収容部21の形状に整合した幅方向に長い長方形状をなしている。
筒状部43の外周面には、複数のリブ45が突設されている。複数のリブ45は、保護部材40とコネクタ20との嵌合時に、コネクタ20の溝部28に入り込むようになっている。
また、筒状部43の外周面(上面)には、ロック突起46が突設されている。ロック突起46は、筒状部43の幅方向および前後方向における中央部に設けられている。
対向部44は、筒状部43の後端を塞ぐようにして設けられ、コネクタ20の嵌合面33の全体を覆っている。対向部44には、ヒケ防止のために凹部47が形成されている(図2参照)。
クリップ部42は、嵌合部41の後面に突設され、ボディ板Bの貫通孔Hに向かって押し込むことにより貫通孔Hの周縁部に係止可能とされている。
クリップ部42は、図2に示すように、嵌合部41の後面から後方(貫通孔Hへの押し込み方向)に突出する軸部48と、軸部48の側面から片持ち状をなして延出する係止部49とを備えている。
軸部48は、図1に示すように、縦長(上下方向に長い)の断面形状をなしている。
係止部49は、図2に示すように、軸部48の両側面に一対が設けられている。一対の係止部49は、軸部48を基準に対称な形状をなしている。係止部49は、軸部48の後端部から前方に向かって次第に幅方向に広がるように斜め前方に延出している。
係止部49の先端部(前端部)は段差形状をなし、ボディ板Bの貫通孔Hに入って貫通孔Hの周縁に弾性的に密着する第1係止面51と、貫通孔Hの周縁部の後側(押し込み方向前側)に配されて貫通孔Hの周縁部と対向する第2係止面52とを備えている。
軸部48の先端部(後端部)には、係止部49の根元部分(基端部分)の後方を覆うように頭部53が設けられている。頭部53は、軸部48から径方向の外側に突出し、係止部49との間に首部54が形成されている。
クリップ部42は、図2に示すように、ボディ板Bに対して押し込み方向の手前側に弾性的に当接する弾接部55を有している。弾接部55は、軸部48の根元(前端)から外側に張り出した板状をなしている。弾接部55は、全体として、嵌合部41の長手方向(幅方向)に長い長方形状をなしている(図5参照)。弾接部55は、軸部48側(長手方向中央側)よりも張り出し端側(長手方向両端側)が後方(ボディ板Bへの押し込み方向前方)に位置するように全体が湾曲している。弾接部55は、軸部48を基準に対称な形状をなしている。
弾接部55の長手方向の両端部(張り出し端部)には、前方(押し込み方向後方)に突出する突縁部56が設けられている。突縁部56は、弾接部55に対して略直角に立っている。
また、弾接部55の長手方向の両端部(張り出し端部)には、後方(押し込み方向前方)に膨出する膨出部57が設けられている。膨出部57は、断面半円状をなして突出し、弾接部55の端縁に沿って延びている。
保護部材40には、図2に示すように、筒状部43の後端部から側方(クリップ部42の突出方向と交差する方向)に突出する突出部58が備えられている。突出部58は、筒状部43の幅方向における両側に一対が設けられている。突出部58は、図4に示すように。前方から見ると、上下方向に長い方形状をなしている。一対の突出部58は、筒状部43の幅方向中央を基準に対称な形状をなしている。突出部58は、自然状態の弾接部55よりも筒状部43の幅方向両外側に突出している。
次に、ワイヤハーネス10の組み立て作業、ワイヤハーネス10を車両に取り付ける作業、及び電気系統を診断する作業の一例を説明する。
まず、ワイヤハーネス10を組み立てる。ワイヤハーネス10に接続されているコネクタ20に保護部材40を被せ付ける。保護部材40の嵌合部41がコネクタ20の嵌合空間29に入り込んで端子収容部21に外嵌する。このとき、嵌合部41の前端部(筒状部43の前端部)が嵌合空間29の奥端部に達し、シール部材31を径方向に挟み込む。そして、コネクタ20のロックアーム24が保護部材40のロック突起46に係止してロック状態になる。これにより、コネクタ20と保護部材40とが正規の嵌合状態になり、コネクタ20の嵌合面33が保護部材40によって保護された状態に保持される。
次に、ワイヤハーネス10を車両に取り付ける。
ワイヤハーネス10の所定部位を図示しないクランプ等でボディに固定するとともに、車両のボディ板Bに保護部材40を固定する。コネクタ20に被せ付けられている保護部材40の突出部58を指で持ち、保護部材40のクリップ部42をボディ板Bの貫通孔Hに押し込む。クリップ部42の頭部53が貫通孔Hに入り込み、次いで、係止部49が貫通孔Hの周縁部に当接して内側に弾性撓みし、貫通孔Hを通り抜けて弾性復帰する。係止部49の第1係止面51は貫通孔Hの周縁に弾性的に当接し、第2係止面52はボディ板Bの奥側に位置して、貫通孔Hの周縁部と前後方向(保護部材40の着脱方向)に対向した状態になる。また、弾接部55の膨出部57がボディ板Bに当接し、弾接部55が前後方向に潰れるように弾性変形して、突縁部56が前方に変位する。このとき、弾接部55が過度に変形しようとすると、突縁部56が突出部58に当接し、それ以上の変形が防がれる。こうして保護部材40は、ボディ板Bに固定される。
次に、電気系統を診断する作業を行う。
まず、コネクタ20を保護部材40から離脱させる。コネクタ20のロックアーム24の操作部26を押圧操作してロックアーム24とロック突起46との係止状態を解除し、コネクタ20を保護部材40から引き離す。保護部材40は、ボディ板Bに固定された状態で残され、コネクタ20の嵌合面33は、露出される。
次いで、相手側コネクタをコネクタ20に嵌合して電気系統を診断し、終了後、相手側コネクタをコネクタ20から離脱させる。
次に、コネクタ20を保護部材40に嵌合する。ボディ板Bに固定されている保護部材40に、コネクタ20を押し込むと、ロックアーム24がロック突起46を乗り越えて弾性復帰し、ロックアーム24とロック突起46とが係止してロック状態になる。こうしてコネクタ20の嵌合面33は、再び保護部材40で保護された状態になる。
次に、上記のように構成された実施例1の作用および効果について説明する。
本実施例1におけるワイヤハーネス10は、相手側コネクタと未嵌合の状態でワイヤハーネス10に接続されているコネクタ20と、コネクタ20に着脱可能であり、相手側コネクタとの嵌合面33を保護する保護部材40と、保護部材40をボディ板Bに固定するクリップ部42と、を備えている。この構成によれば、相手側コネクタとの接続作業を行うときには、ボディ板Bに固定された保護部材40に、コネクタ20を着脱するだけでよいので、相手側コネクタとの接続作業を容易に行うことができる。
また、クリップ部42が、保護部材40に突設され、ボディ板Bの貫通孔Hに向かって押し込むことにより貫通孔Hの周縁部に係止可能なものである。ここで、例えば固定部材が、取付部の表面に沿ってスライドされることにより取付部に固定されるものである場合には、取付部の表面に、固定部材をスライドさせるだけのスペースを確保する必要がある。しかしながら、本実施例1の構成によれば、ボディ板Bに向かってクリップ部42を押し込んで固定することができるから、そのようなスペースを確保する必要がない。よって、例えばボディ板Bの貫通孔Hがフレーム等によって囲まれているような狭い場所にも保護部材40を固定することができる。
また、保護部材40が、クリップ部42の突出方向と交差する方向に突出する突出部58を備えている。この構成によれば、突出部58を把持して保護部材40を取付部に取り付けることができるから、保護部材40の取り付け作業を容易に行うことができる。
また、クリップ部42が、ボディ板Bに対して押し込み方向の手前側に弾性的に当接する弾接部55を有し、突出部58が、弾接部55の過度撓みを規制するようになっている。この構成によれば、弾接部55の過度撓みを規制する部分を別途設けなくて良いから、保護部材40の構造を簡素化することができる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2に係るワイヤハーネス60を図6〜図8によって説明する。
本実施例2のワイヤハーネス60は、固定部材が、保護部材62をワイヤハーネス60に巻き付けて固定するテープ61である点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例2のワイヤハーネス60は、実施例1と同様、相手側コネクタと未嵌合の状態でワイヤハーネス60に接続されているコネクタ20と、相手側コネクタとの嵌合面33を保護する保護部材62とを備えている。
保護部材62は、図8に示すように、嵌合部41の外周側を覆うフード部63を備えている。フード部63は、嵌合部41よりも一回り大きい筒状をなし、図6に示すように、コネクタ20の周壁部22に外嵌可能とされている。フード部63の前後方向の寸法は、嵌合部41の前後方向の寸法と同等であり、保護部材62がコネクタ20に被せ付けられた状態では、コネクタ20の後端部がフード部63の外側に配され、ロックアーム24の操作部26が露出した状態になる。
保護部材62は、図7に示すように、テープ61により、ワイヤハーネス60を構成する電線11の束に巻き付けられて固定されている。テープ61は、保護部材62のフード部63および電線11の束のまわりに巻き付けられて、粘着固定されている。
保護部材62は、ワイヤハーネス60の組み立て作業において、コネクタ20に被せ付けられ、テープ61によってワイヤハーネス60に固定される。保護部材62は、コネクタ20との嵌合方向が電線11の束の延び方向に一致する向きで、電線11の束の外周面に沿って配され、フード部63の外周面から電線11の束の外周面にわたってテープ61が巻き付けられて固定される。電気系統を診断するときには、まずワイヤハーネス60に固定された状態の保護部材62からコネクタ20を離脱させる。このとき、ロックアーム24の操作部26がフード部63から露出しているので、保護部材62の外周面にテープ61が巻き付けられた状態であっても、ロック解除操作を容易に行うことができる。そして、相手側コネクタをコネクタ20に嵌合して電気系統を診断した後、相手側コネクタを離間させ、ワイヤハーネス60に固定されている保護部材62にコネクタ20を嵌合する。これにより、コネクタ20の嵌合面33は再び保護部材62によって保護された状態になる。
以上のように本実施例2においては、コネクタ20の嵌合面33を保護する保護部材62が、テープ61によってワイヤハーネス60に固定されているから、実施例1と同様、相手側コネクタとの接続作業を行うときには、ワイヤハーネス60に固定された保護部材62に、コネクタ20を着脱するだけでよいので、相手側コネクタとの接続作業を容易に行うことができる。また、保護部材62がワイヤハーネス60に固定されているから、ワイヤハーネス60とは別に取付部を設けなくてもよい。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1,2に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1,2では、保護部材40(62)がボディ板Bまたはワイヤハーネス10(60)に固定されているが、これに限らず、取付部は任意に変更することができる。
(2)上記実施例1,2では、コネクタ20が診断用コネクタとされているが、これに限らず、コネクタは、相手側コネクタと未嵌合の状態でワイヤハーネスに接続されている各種コネクタであってよい。
(3)上記実施例1,2では、固定部材が、クリップ部42またはテープ61である場合を例示したが、これに限らず、固定部材は任意に変更することができる。
(4)上記実施例1では、クリップ部42が保護部材40の後面に設けられているが、これに限らず、クリップ部は、保護部材の外面のうち例えば側面等、任意の面に設けることができる。
(5)上記実施例2では、テープ61がフード部63の周りに巻き付けられているが、これに限らず、例えば保護部材の後面にテープが巻き付けられる部位を突設してもよい。
B…ボディ板(取付部)
H…貫通孔
10,60…ワイヤハーネス
20…コネクタ
33…相手側コネクタとの嵌合面
40,62…保護部材
42…クリップ部(固定部材)
55…弾接部
58…突出部
61…テープ(固定部材)

Claims (6)

  1. 相手側コネクタと未嵌合の状態でワイヤハーネスに接続されているコネクタと、
    前記コネクタに着脱可能であり、前記相手側コネクタとの嵌合面を保護する保護部材と、
    前記保護部材を取付部に固定する固定部材と、
    を備えているコネクタの保護構造。
  2. 前記固定部材が、前記保護部材に突設され、前記取付部の貫通孔に向かって押し込むことにより前記貫通孔の周縁部に係止可能なものである請求項1に記載のコネクタの保護構造。
  3. 前記保護部材が、前記固定部材の突出方向と交差する方向に突出する突出部を備えている請求項2に記載のコネクタの保護構造。
  4. 前記固定部材が、前記取付部に対して押し込み方向の手前側に弾性的に当接する弾接部を有し、
    前記突出部が、前記弾接部の過度撓みを規制するようになっている請求項3に記載のコネクタの保護構造。
  5. 前記固定部材が、前記保護部材をワイヤハーネスに巻き付けて固定するテープである請求項1に記載のコネクタの保護構造。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のコネクタの保護構造を備えているワイヤハーネス。
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