JP2006216307A - 端子金具 - Google Patents

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    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/115U-shaped sockets having inwardly bent legs, e.g. spade type

Abstract


【課題】 スタビライザを切り起こしにより形成しながらも本体部内に異物が侵入することを極力防止する。
【解決手段】 スタビライザは、前部スタビライザ31Aと後部スタビライザ31Bとに小間隔を開けて分割して形成される。前部スタビライザ31Aは、底板24の左側縁から延出して左側板25の下縁部から切り出され、90度下向きに起こされる。左側板25には、前部スタビライザ31Aが切り起こされた跡に側面孔部32Aが形成される。後部スタビライザ31Bは、左側板25の下縁から延出して底板24の左側縁部から切り出され、左側板25が直角曲げされることに伴い、底板24に対して90度切り起こされる。底板24には、後部スタビライザ31Bが切り起こされた跡に底面孔部32Bが形成される。孔部32A,32Bが別の側面に小さく分断されることで、異物の侵入がし難くなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コネクタハウジングに収容されて用いられる端子金具に関する。
例えば雌端子金具は、内部に弾性接触片を備えた角筒状をなす本体部を有した形状であり、電線の端末に固着された形態において、ハウジングに形成されたキャビティ内に後方から挿入されて収容される。そして、本体部の側面の端縁等からスタビライザが突設される一方、キャビティの内壁の所定位置に、スタビライザを嵌めて案内するガイド溝が形成され、端子金具がキャビティ内に上下逆向きに挿入されることを規制するいわゆる誤挿入防止機能と、端子金具を安定して挿入させる安定挿入機能とを果たすようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
一方近年では、コネクタの低背化が漸次要求されており、スタビライザの突出高さにも制限が加えられる傾向にある。上記のように端子金具が逆向きの姿勢で挿入された場合、本来であればスタビライザがキャビティの入口等におけるガイド溝の形成されていない口縁に当たってその挿入が規制されるところが、スタビライザの背が低いと、例えば端子金具が傾いて挿入されたような場合には、スタビライザが同口縁に潜り込んで逆向きの姿勢のまま挿入が許容されてしまうおそれがある。
特開平5−190227号公報
上記の防止対策としては、スタビライザを長く形成することが有効であるが、例えばスタビライザが本体部の側面から切り起こして形成される形態であると、本体部の側面に切り起こした跡の大きな開口ができることになる。
そうすると例えば、端子金具を端末に固着した電線を多数本束ねて搬送するような場合には、他の端子金具のスタビライザが開口から侵入して絡まったり、開口から異物が侵入して内部に設けられた弾性接触片に当たってこれを変形させるおそれもあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、スタビライザを切り起こしにより形成しながらも本体部内に異物が侵入することを極力防止できるようにするところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジングのキャビティ内にほぼ緊密に挿入される本体部の外面には、スタビライザが、挿入方向である前後方向に沿った姿勢で、かつ前記本体部の外面から切り起こされた形態で形成され、前記スタビライザが前記キャビティの内壁の所定位置で前後方向に沿って形成されたガイド溝に嵌って案内されつつ挿入される端子金具において、前記スタビライザは、前後方向において互いに間隔を開けて複数に分割されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記本体部が略角筒状をなし、分割された各スタビライザは、互いに異なった側面から切り起こされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記本体部が略角筒状をなし、分割された各スタビライザは同じ側面から切り起こされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記本体部が略角筒状をなし、その底板の先端から弾性接触片が本体部内に折り返し形成されてなる雌側の端子金具であって、前記本体部内に前方から進入した相手の雄側の端子金具に対して、前記弾性接触片は前記折り返し部が曲げ変形し、かつ先端が前記底板に摺接して弾性的に接触可能となっているとともに、前記スタビライザが、前記本体部の底板から切り起こされて一側板の下縁から突出した形態で形成されているものであって、前記スタビライザが間隔を開けて前後方向に分割され、分割されたスタビライザの間の領域が、前記弾性接触片の先端の位置と対応する設定となっているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記本体部の外面における前記スタビライザが切り起こされた跡に形成された開口の内側には、この開口を塞ぐ内壁が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
スタビライザを全体としては長く形成しながらも、切り起こした跡の開口は分断された小さいものに留めることができる。そのため、開口から他の端子金具のスタビライザやその他の異物が侵入し難くなる。その結果例えば、端子金具を固着した電線を束ねた場合等に端子金具同士が絡まることが防止される。また、本体部内に弾性接触片が設けられた雌端子金具の場合には、弾性接触片が異物等で突かれて塑性変形することが防止できる。
<請求項2の発明>
開口が異なった側面に分散して設けられることで、一側面が極端に強度低下することが避けられ、本体部全体の形状保持強度が高められる。
<請求項3の発明>
分割された各スタビライザが同じ側面から切り起こされるのであるから、一列に整列して形成しやすい。
<請求項4の発明>
本体部の底板のうち、第2の支点となる弾性接触片の先端と対応する部分が広範囲に残されるから、同先端の受け強度が確保できて支点としての機能を確実に果たすことができる。併せて弾性接触片の先端が外部から隠されることとなって、異物が突き当たる等により塑性変形することから防止される。
<請求項5の発明>
スタビライザが切り起こされた跡の開口が内壁で塞がれるから、開口から本体部内に異物が侵入することがより確実に防がれる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図12によって説明する。本実施形態では、雌側の端子金具を例示している。
先に、雌端子金具20が収容されるコネクタハウジング10について説明する。コネクタハウジング10は合成樹脂製であり、図11及び図12に示すように、内部には前後方向に貫通する複数のキャビティ11が形成されている。各キャビティ11内の前端側には、その底壁に沿って前方へ片持ち状に延出したランス12が形成されている。また各キャビティ11の底壁には、背面から見た右隅の位置に、後記する雌端子金具20のスタビライザ30を嵌めて案内する前後方向に沿ったガイド溝13が、キャビティ11の入口からランス12の付け根位置付近まで形成されている。
コネクタハウジング10の図11の上面側には、雌端子金具20を二重係止するリテーナ15が装着されているとともに、前面には前面板17が取り付けられ、図示しない相手の雄コネクタに装着された雄端子金具50のタブ51が、前方から前面板17のタブ挿入口17Aを貫通してキャビティ11内に進入するようになっている。コネクタハウジング10の下面には、相手の雄コネクタとの間を嵌合状態にロックするロックレバー18が設けられている。
次に、雌端子金具20について説明する。
雌端子金具20は、図10に示すように所定形状に打ち抜いた金属板材に曲げ加工、切り起こし加工等を施して形成されたものであり、図1に示すように、全体として前後方向に細長く、前半部分が角筒状をなす本体部21となっているともとに、後半部分がオープンバレル状の電線接続部22となっており、電線接続部22には電線W(図11参照)の端末が圧着により導通可能に接続されている。
本体部21は、前後方向に細長い底板24と、底板24の左右両側縁からほぼ直角に立ち上がる一対の側板25,26と、正面から見た右側板26の立ち上がり端縁における全領域から、底板24と平行に左側板25側へ延出する天板27とにより、前後方向に貫通した形態に形成されている。
底板24における前端寄りの位置には、その全幅にわたって方形状をなすランス孔28が開口されている。このランス孔28の前縁が、上記したランス12の抜止め突起12Aに係止する係止縁28Aとなっており、この係止縁28Aは板厚分内方に叩き出され、掛かり代が稼がれている。
さて、本体部21における上記のランス孔28よりも後方位置には、図7に示すように、底板24の正面から見た左側縁の位置から、前後方向に長く延びたスタビライザ30が、左側板25と面一に所定寸法下方に突出して形成されている。
詳細にはスタビライザ30は、前部スタビライザ31Aと後部スタビライザ31Bとに小間隔を開けて分割して形成されている。前部スタビライザ31Aは、後部スタビライザ31Bよりも少し長く、底板24の左側縁から延出して左側板25の下縁部から切り出され、90度下向きに起こされた形態で形成されている。左側板25における前部スタビライザ31Aが切り起こされた跡には、側面孔部32Aが形成される。
一方の後部スタビライザ31Bは、左側板25の下縁から延出して底板24の左側縁部から切り出され、本体部21の組み付けに際して左側板25が直角曲げされることに伴い、底板24に対して90度切り起こされた形態で形成されている。底板24における後部スタビライザ31Bが切り起こされた跡には、底面孔部32Bが形成される。
本体部21が組み付けられた際には、図3及び図4に示すように、前部スタビライザ31Aと後部スタビライザ31Bとは、同じ突出高さで、かつ前後に整列して配される。なお、前部スタビライザ31Aの突出端の後縁には、詰め部33が後方に向けて突設されており、突出端側において前後のスタビライザ31A,31Bの間隔が詰められている。
天板27の延出端縁(左端縁)の前端部、後端部及び中間部は、左側板25の上端縁に上から当接されており、天板27の延出端縁のうち左側板25の上端縁に当接していない前後2つの領域からは、左側板25の内面に沿って(重なるように)下方へ延出する前後2枚の内板35,36が形成されている。
前部内板35は全体として長方形をなし、その下端縁は本体部21のほぼ中央高さに位置し、この下端縁が前部規制部37Aとなっている。後部内板36は、全体として前部内板35よりも大きい長方形をなし、上記した前部スタビライザ31Aを切り起こした跡の側面孔部32Aを塞ぐように機能する。この後部内板36の下端縁は、本体部21における低い位置(底板24に近い位置)に配され、この下端縁の前後方向のやや後方に寄った位置には切欠孔が形成され、その上縁が後部規制部37Bとなっている。
一方、右側板26には、前部内板35の前部規制部37Aと対応する略方形の前部係止孔38Aと、後部内板36の後部規制部37Bと対応する略方形の後部係止孔38Bが開口されている。
本体部21内には、相手の雄端子金具50のタブ51と接触する弾性接触片40が収容されている。弾性接触片40は、底板24の前端から折り返されて後方へ片持ち状に延出し、前後方向に細長い形状となっている。ただし弾性接触片40は、図6に示すように、幅方向において、正面から見た右側に偏心しており、弾性接触片40の幅方向の中心は、右側板26と内板35,36との間隔の中心とほぼ一致している。
弾性接触片40は、図5に示すように、底板24の前端に連なる略半円弧状をなす屈曲部41と、この屈曲部41から後方へなだらかな山形をなして延出する延出部42とからなる。弾性接触片40が弾性変位していない自由状態では、弾性接触片40の自由端40A(延出部42の後端)は底板24に対して上方の非接触位置にあり、屈曲部41側から片持ちの支持状態となっている。弾性接触片40は、屈曲部41を支点とし、主に屈曲部41を曲げ変形させつつ上下方向へ弾性変位し得るようになっており、下方へ弾性変位したときには、弾性接触片40の自由端40Aが底板24の内面に当接することで、弾性接触片40が前後両端において支持された状態となる。
延出部42の山の頂点部には、ドーム状に上方へ叩き出された接点44が形成されているとともに、天板27における接点44と対応した領域には、挟持部45が下方に叩き出し形成されている。また、弾性接触片40は、図6に示すように、延出部42の後側の傾斜部42Aにおける長さ方向の中央部分が、他に比べて幅狭に形成されている。
さらに、弾性接触片40の左右両側縁部には、前後一対ずつの突起47,48が幅方向の外側へ面一状に張り出して形成されている。左右の前部突起47は互いに対称であり、接点44よりも僅かに前方の位置に配されている。この前部突起47は、前後方向において前部内板35の前部規制部37Aと、右側板26の前部係止孔38Aとに対応するように位置し、弾性接触片40が弾性変位していない自由状態では、図8に示すように、左右の前部突起47の上面が、対応する前部規制部37Aまたは前部係止孔38Aの上縁よりも少し下方の非接触の位置にある。
一方、後部突起48は、弾性接触片40の自由端40Aに配されている。この後部突起48は、前後方向において後部内板36の後部規制部37Bと、右側板26の後部係止孔38Bとに対応するように位置し、弾性接触片40が弾性撓みしていない自由状態では、左右の後部突起48の上面が、対応する後部規制部37Bまたは後部係止孔38Bの上縁よりも少し下方の非接触の位置にある。
次に、本実施形態の作用を説明する。
雌端子金具20は上記した形状に組み立てられ、電線接続部22を圧着することでそれぞれ電線Wの端末に接続される。ここで、スタビライザ30が前後方向に長い寸法を持ち、しかも本体部21の外面から切り起こして形成されているため、本来であれば本体部21の外面に大きな孔が開くことになる。しかしながら本実施形態では、スタビライザ30が、前部スタビライザ31Aと後部スタビライザ31Bとに分割され、かつ左側板25と底板24とから分けて切り起こされている。そのため、切り起こされた跡の孔部32A,32Bとしては、分断されてそれぞれ小さくなり、しかも本体部21の別の面に分かれて配されることになる。また、大きい方の側面孔部32Aの内側には、後部内板36が配されて塞がれている。
一方、上記のように雌端子金具20を端末に接続した電線Wは、複数本が束ねられてコネクタハウジング10への挿入現場へと搬送される。ここで上記したように、スタビライザ31A,31Bを切り起こした跡にできた孔部32A,32Bはそれぞれ小さく留められ、しかも底板24と左側板25といった別の側面に開いているのであるから、一緒に束ねられた他の雌端子金具20のスタビライザ等が孔部32A,32Bから入り込んで絡まることが防止される。また、相手の雄端子金具50のタブ51や、他の異物も同様に侵入し難くなり、そのため内部に配された弾性接触片40を突いてこれを塑性変形させることが防がれる。
また、側面孔部32Aは相対的に大きくて、底面孔部32Bと比べれば異物が侵入する可能性が高く、しかも弾性接触片40の第2の支点となる自由端40Aを外部に開放する位置に形成されているから、異物の侵入があると同自由端40Aを変形させることが懸念される。その点、側面孔部32Aは、その内側に後部内板36が配されて塞がれているから、側面孔部32Aからの異物の侵入はより確実に防がれる。
なお、ランス孔28も比較的大きく開口しているため、異物が侵入して弾性接触片40を無理に押し上げる可能性がある。この場合は、前部突起47が、前部規制部37Aと前部係止孔38Aの上縁に対して下から当接し、また後部突起48が、後部規制部37Bと後部係止孔38Bの上縁に同じく下から当接することにより、タブ51の進入空間側(上方)への変位が規制される。しかも、規制部37A,37Bと係止孔38A,38Bは、ランス孔28よりも前方と後方の2箇所に配されているから、異物の押圧力を受けたときに弾性接触片40が前傾姿勢または後傾姿勢になるおそれはない。そのため、弾性接触片40の第1の支点である屈曲部41が塑性変形することが防止される。
雌端子金具20をコネクタハウジング10に装着する場合は、図11の鎖線に示すように、リテーナ15が仮係止位置に保持された状態において、雌端子金具20が対応するキャビティ11に後方から挿入される。このときの雌端子金具20の正規姿勢は、スタビライザ30を下に向けた姿勢であり、スタビライザ30をキャビティ11の底壁並びにリテーナ15に設けられたガイド溝13,15Aに沿って摺動させつつ押し込まれる。
雌端子金具20が上下逆向きの姿勢で挿入されると、挿入途中において、リテーナ装着孔16により形成されたキャビティ11の切断端面のうちの上側の口縁部分11Aにスタビライザ30が当たってそれ以上の挿入が規制され、それにより雌端子金具20の逆挿入が検知される。ただ、雌端子金具20が上下逆向きの場合であって、前下がりの姿勢で挿入されると、スタビライザ30が係止されるべき口縁部分11Aの下に潜り込むおそれがあるが、スタビライザ30が長い寸法を持っているから、潜り込んだのちの比較的早期にスタビライザ30が食い込むようになって、それ以上の挿入が規制され、逆挿入が確実に検知される。
雌端子金具20が正規姿勢の場合は、長い寸法のスタビライザ30がガイド溝13に沿って案内されることで安定して挿入される。挿入の終盤近くになると、ランス12を弾性撓みさせつつ押し込まれ、正規位置まで挿入されると、ランス12が上方へ弾性復帰して抜止め突起12Aがランス孔28内に進入し、係止縁28Aに係止していわゆる一次係止される。そののちリテーナ15を図11の実線に示す本係止位置に押し込むことで、雌端子金具20は抜け止め状に二重係止される。
コネクタハウジング10への雌端子金具20の収容が完了したら、相手の雄コネクタと嵌合され、同コネクタに装着された雄端子金具50のタブ51が、前面板17のタブ挿入口17Aを通して、キャビティ11内に収容された雌端子金具20の本体部21内に進入し、弾性接触片40を弾性変位させつつ接点44と挟持部45との間に割って入って両者から弾性的に挟み付けられ、雌雄の端子金具20,50間の電気的導通が採られることになる。
以上説明したように本実施形態によれば、スタビライザ30を全体としては長く形成しながらも、切り起こした跡の孔部32A,32Bは分断された小さいものに留められる。そのため、孔部32A,32Bから他の雌端子金具20のスタビライザ30やその他の異物が侵入し難くなる。その結果例えば、雌端子金具20を固着した電線Wを束ねた場合等に雌端子金具20同士が絡まることが防止される。また、本体部21内に設けられた弾性接触片40が突かれて塑性変形することが防止できる。
その上、孔部32A,32Bが本体部21の異なった側面である左側板25と底板24とに分散して設けられるために、異物等がより侵入し難くなり、また一側面が極端に強度低下することが避けられ、本体部21全体の形状保持強度を高めることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図13ないし図16によって説明する。
この実施形態2の雌端子金具60では、スタビライザ61を前後に分割して設けたことは、実施形態1の雌端子金具20と同様であるが、その形成構造が異なっており、以下主に相違部分について説明する。
本体部21におけるランス孔28よりも後方位置には、底板24の正面から見た左側縁の位置から、前部スタビライザ62Aと後部スタビライザ62Bとが、前後方向に所定の間隔を開けて、左側板25と面一に所定寸法下方に突出して形成されている。
詳細には、前部スタビライザ62Aは、突出高さよりも少し長い程度の短寸に形成され、後部スタビライザ62Bは、前部スタビライザ62Aの2倍強の長さを持つ長寸に形成されており、両スタビライザ62A,62Bの間には、後部スタビライザ62Bの長さに匹敵する間隔Sが取られている。両スタビライザ62A,62Bの間の領域64の前後方向の位置は、弾性接触片40の自由端40Aの位置と対応している。
前後のスタビライザ62A,62Bは、ともに左側板25の下縁から延出して底板24の左側縁部から切り出され、本体部21の組み付けに際して左側板25が直角曲げされることに伴い、底板24に対して90度切り起こされた形態で形成されている。底板24における前後のスタビライザ62A,62Bが切り起こされた跡には、それぞれ前後の孔部63A,63Bが形成される。上記したように、両スタビライザ62A,62Bの間の領域64の位置は、弾性接触片40の自由端40Aの位置と対応しているから、図15に示すように、両孔部63A,63Bの間では、底板24がほぼ全幅にわたって残った状態にある。
本体部21が組み付けられた際には、図14及び図15に示すように、前部スタビライザ62Aと後部スタビライザ62Bとは、同じ突出高さで、かつ前後に所定間隔を開けて整列して配される。
その他の構造については実施形態1と同様であって、同一機能を有する部位については同一符号を付すことで、重複した説明は省略する。
この実施形態2の雌端子金具60では、スタビライザ61を全体としては長く形成しながらも、切り起こした跡の孔部63A,63Bは分断された小さいものに留められるから、孔部63A,63Bから他の端子金具のスタビライザやその他の異物が侵入し難くなる。
特に実施形態2では、前後のスタビライザ62A,62Bが、本体部21の同じ側面である底板24から切り出されており、しかも両スタビライザ62A,62B自体は曲げられてはいないから、両スタビライザ62A,62Bを一列に整列して形成しやすい。
また両スタビライザ62A,62Bとも、本体部21の底板24から切り起こされ、ともに孔部63A,63Bが開けられるのであるが、両スタビライザ62A,62Bの間の領域64の位置を弾性接触片40の自由端40Aの位置と対応させたことにより、第2の支点となる弾性接触片40の自由端40Aと対応する部分では、孔が開けられることなく底板24が広範囲に残される。その結果、弾性接触片40の自由端40Aを当てる際の受け強度が確保できて、第2の支点としての機能を確実に果たすことができる。併せて弾性接触片40の自由端40Aが外部から隠されることとなって、異物が突き当たる等により塑性変形することから防止される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)スタビライザの分割個数は、3以上であってもよい。分割の数が多くなるほどスタビライザを切り起こした跡の孔部は小さくできるから、異物の侵入がよりし難くなる。
(2)スタビライザを切り起こす面は、スタビライザを立てる位置や、弾性接触片の位置等の条件に応じて適宜に選択できる。
(3)本願は、上記実施形態に例示した雌端子金具に限らず、スタビライザを備えた雄端子金具にも適用することが可能である。
(4)また、端子金具の本体部は、上記実施形態に例示した角筒状に限らず、円筒等の他の形状であってもよい。
本発明の実施形態1に係る雌端子金具の右側面図 雌端子金具の本体部の平面図 同左側面図 同底面図 同縦断面図 図5のVI−VI線断面図 雌端子金具の正面図 図5のVIII−VIII線断面図 図5のIX−IX線断面図 雌端子金具の展開図 雌端子金具が挿入されたコネクタハウジングの縦断面図 コネクタハウジングの背面図 実施形態2に係る雌端子金具の右側面図 本体部の左側面図 同底面図 雌端子金具の展開図
符号の説明
10…コネクタハウジング
11…キャビティ
13…ガイド溝
20…雌端子金具
21…本体部
24…底板
25…左側板
30,31A,31B…スタビライザ
32A,32B…孔部
40…弾性接触片
40A…自由端(先端)
41…屈曲部(折り返し部)
50…雄端子金具
51…タブ
60…雌端子金具
61,62A,62B…スタビライザ
63A,63B…孔部
64…領域

Claims (5)

  1. コネクタハウジングのキャビティ内にほぼ緊密に挿入される本体部の外面には、スタビライザが、挿入方向である前後方向に沿った姿勢で、かつ前記本体部の外面から切り起こされた形態で形成され、前記スタビライザが前記キャビティの内壁の所定位置で前後方向に沿って形成されたガイド溝に嵌って案内されつつ挿入される端子金具において、
    前記スタビライザは、前後方向において互いに間隔を開けて複数に分割されていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記本体部が略角筒状をなし、分割された各スタビライザは、互いに異なった側面から切り起こされていることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
  3. 前記本体部が略角筒状をなし、分割された各スタビライザは同じ側面から切り起こされていることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
  4. 前記本体部が略角筒状をなし、その底板の先端から弾性接触片が本体部内に折り返し形成されてなる雌側の端子金具であって、前記本体部内に前方から進入した相手の雄側の端子金具に対して、前記弾性接触片は前記折り返し部が曲げ変形し、かつ先端が前記底板に摺接して弾性的に接触可能となっているとともに、前記スタビライザが、前記本体部の底板から切り起こされて一側板の下縁から突出した形態で形成されているものであって、
    前記スタビライザが間隔を開けて前後方向に分割され、分割されたスタビライザの間の領域が、前記弾性接触片の先端の位置と対応する設定となっていることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
  5. 前記本体部の外面における前記スタビライザが切り起こされた跡に形成された開口の内側には、この開口を塞ぐ内壁が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の端子金具。
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