JP4791174B2 - ラベル貼付装置及びラベル貼付方法 - Google Patents

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本発明は、ラベル貼付装置及びラベル貼付方法に係り、更に詳しくは、複数種のラベルから選択したラベルを被着体に貼付することができるラベル貼付装置及びラベル貼付方法に関する。
従来より、被着体にラベルを貼り付ける装置として、例えば、特許文献1に開示されるタイプのものが知られている。同文献の装置は、被着体の搬送方向に沿って複数台の貼付装置を備えており、各貼付装置は、原反と、当該原反を支持する支持手段と、原反を繰り出す繰出手段と、繰り出される原反を折り返してラベルを剥離するピールプレートとをそれぞれ備えている。また、各貼付装置は、移動装置にそれぞれ連結されており、当該移動装置を介して搬送される被着体にラベルの貼り付けを行える位置と、当該貼り付けを待機する位置との間で移動し、被着体の種類に応じて貼り付けるラベルを選択できるようになっている。
特開2003−221021号公報
しかしながら、特許文献1の装置にあっては、複数台の貼付装置や移動装置を並べて設置する必要があるため、装置全体の複雑化や大型化を招来し、設備コストが上昇するという不都合がある。特に、貼付するラベルの種類を増やす場合、それに応じて貼付装置も増設しなければならず、前記不都合がより一層顕出することとなる。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、構成を簡単にするとともに、複数の原反から選択的にラベルを貼付することができるラベル貼付装置及びラベル貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、帯状シートからなる剥離紙の一方の面にラベルが仮着された複数の原反を各原反の繰出方向が略平行となるように支持する支持手段と、この支持手段に支持された前記原反に繰り出し力を付与する繰出手段と、この繰出手段により繰り出された前記原反からラベルを順次剥離する単一の剥離手段とを備え、前記剥離手段から剥離されたラベルを所定の被着体に貼付するラベル貼付装置であって、
前記剥離手段は、前記複数の原反のうち一の原反のラベルを選択的に剥離可能に設けられ
前記原反の繰出方向に略直交する方向に複数の原反と剥離手段とを相対移動可能な第1の移動手段を備える、という構成を採っている。
また、前記剥離手段は、第2の移動手段によりラベルを剥離可能な位置と、原反から離れた位置との間で、各原反に対して相対移動可能に設けられる、という構成を採用してもよい。
更に、前記ラベル剥離中の剥離手段近傍には、ラベルを検知する単一のラベル検知手段が設けられ、このラベル検知手段の出力信号を介して前記繰出手段の繰り出しが制御される、という構成を採用することが好ましい。
また、前記繰出手段は、駆動源に連結されたドライブローラと、このドライブローラとの間に原反を挟み込むピンチローラとを備え、これらドライブローラ及びピンチローラは、前記複数の原反のうち一の原反だけを選択的に挟み込んで繰り出し可能に設けられる、という構成を採ることができる。
また、本発明のラベル貼付方法は、帯状シートからなる剥離紙の一方の面にラベルが仮着された複数の原反を各原反の繰出方向が略平行となるように支持する支持手段と、この支持手段に支持された前記原反に繰り出し力を付与する繰出手段と、この繰出手段により繰り出された前記原反からラベルを順次剥離する単一の剥離手段とを用いて当該剥離手段から剥離されたラベルを所定の被着体に貼付するラベル貼付方法であって、
前記原反の繰出方向に略直交する方向に複数の原反と剥離手段とを相対移動し、前記剥離手段により、前記複数の原反のうち一の原反のラベルを選択的に剥離する、という方法を採っている。
本発明によれば、複数の原反を支持手段により支持するとともに、剥離手段によって複数の原反のうち一の原反のラベルを選択的に剥離でき、一台のラベル貼付装置によって複数種類のラベルを貼付可能となる。これにより、従来のように複数台の貼付装置を並べて設置する必要性を排除することができ、装置全体の小型化、簡略化を達成することが可能となる。しかも、ラベルの種類が増えた場合、支持手段に支持させる原反を増加させるだけでよいので、特に有利となる。
また、前記第1及び第2の移動手段を介して剥離手段と各原反とを相対移動可能としたので、剥離手段によってラベルを剥離する原反の切り替えを迅速且つ容易に行うことができる。
更に、ラベル剥離位置近傍にラベル検知手段を設けた場合、ラベルの繰出制御を一のラベル検知手段で行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書において、手前、後方、前後という表現は、図1を基準とし、当図における紙面直交方向の位置関係を表す。
図1には、本実施形態に係るラベル貼付装置の概略正面図が示され、図2には、その概略斜視図が示されている。これらの図において、ラベル貼付装置10は、複数(本実施形態では二つ)の原反Mを支持する支持手段11と、各原反Mに繰り出し力を付与可能に設けられた繰出手段12と、原反Mから後述するラベルLを順次剥離する剥離手段14と、繰り出された原反Mを巻き取る巻取装置15とを備えて構成されている。
前記各原反Mは、帯状シートからなる剥離紙Sの一方の面に所定ピッチでラベルLがその接着剤によって仮着されてそれぞれ構成されている。手前の原反MのラベルLと後方の原反MのラベルLは、サイズや印刷内容等が異なっており、これにより、ラベル貼付装置10に複数種類のラベルLが搭載されることとなる。
前記支持手段11は、各原反Mの紙筒17を貫通する支持軸18によって構成され、各原反をその繰出方向が略平行となるように前後に並べて支持している。各原反Mは、支持軸18の軸線方向に移動しないように図示しない規制部材によって所定位置に回転可能に保持されている。貫通軸18は、略クランク状の第1スタンド19の上端側に支持されている。
前記第1スタンド19の面内には、複数のガイドローラ20が設けられ、これらガイドローラ20によって各原反Mが並んで下方に案内される。第1スタンド19は、右上方に傾斜した移動プレート22に連結されている。また、移動プレート22の第1スタンド19の反対側下方には、第2スタンド23が設けられ、その面内に複数のガイドローラ24が設けられている。これらガイドローラ24は、前記ガイドローラ20によって下方に案内された原反Mを、上方に位置する前記巻取装置15に案内するようになっている。
前記移動プレート22は、第1の移動手段26を介して図1中紙面直交方向(原反Mの繰出方向に略直交する方向)に移動可能に設けられている。この第1の移動手段26は、移動プレート22の下面に固定された左右一対のスライダ27と、各スライダ27を案内する一対のレール28と、当該レール28を下側から支持するとともに、後方端側がベースプレート29に支持される一対のレール受け30と、各スライダ27間における移動プレート22の下面に固定されたナット部材32と、このナット部材32に螺合して前記ベースプレート29を貫通するねじ軸33と、ベースプレート29の後方でねじ軸33に連結される従動プーリ34と、この従動プーリ34の下方に設けられてモータ36の出力軸に固定された主動プーリ37と、これらプーリ34,37間に掛け回されたベルト38とを備えて構成されている。ねじ軸33は、前記モータ36の回転によって主動プーリ37、ベルト38及び従動プーリ34を介して回転し、当該回転によりナット部材32及び移動プレート22をレール28に沿って前後に移動させるようになっている。なお、移動プレート22の右端側には、巻取装置15に巻き取られる直前の剥離紙Sをガイドするガイドローラ39が設けられている。
前記繰出手段12は、前記ベースプレート29の裏側に位置するモータ(駆動源)45に連結されたドライブローラ46と、このドライブローラ46との間に剥離紙Sを挟み込み可能なピンチローラ47と、前記第1スタンド19の裏側に位置するモータ41に連結された繰出ローラ42と、この繰出ローラ42との間に原反Mを挟み込み可能なピンチローラ43とを備えて構成されている。前記ピンチローラ43,47は、同時に複数の原反Mを挟み込むことなく何れか一の原反Mを挟み込み可能な幅に設定されるとともに、支持アーム49,50を介してそれぞれ回転可能に支持されている。各支持アーム49,50は、ベースプレート29の後方に位置するピンチローラ用シリンダ51,52にそれぞれ連結され、当該ピンチローラ用シリンダ51,52を介して各ピンチローラ43,47が繰出ローラ42、ドライブローラ46と離遠接近する方向に移動可能となっている。
前記剥離手段14は、本実施形態では、単一のピールプレート54により構成されている。このピールプレート54の幅は、同時に複数の原反Mに掛かることなく何れか一の原反Mのみを折り返せるように設定されている。ピールプレート54は、前記ベースプレート29に支持板55を介して支持されたシリンダ59からなる第2の移動手段56に連結されている。第2の移動手段56は、図1中二点鎖線で示される位置と同図中実線で示される位置との間でピールプレート54を移動させる。具体的には、ピールプレート54により原反Mを急激に反転させて剥離紙SからラベルLを剥離する剥離位置(図中二点鎖線)と、原反Mからピールプレート54が離れた待機位置(図中実線)との間で移動させるようになっている。ここで、前記剥離位置のピールプレート54近傍には、ラベル検知手段57が設けられている。このラベル検知手段57は、ピールプレート54によって剥離される直前のラベルLの位置を検出可能なセンサにより構成されるとともに、L字状の棒材58を介してベースプレート29に支持されている。
前記巻取装置15は、ラベルLが剥離された各剥離紙Sを巻取方向が略平行となるように前後に並べた状態で巻き取る巻取ローラ60と、当該巻取ローラ60に接続された剥離紙Sに当接して巻き取り力を付与可能な巻取駆動ローラ61と、この巻取駆動ローラ(駆動ローラ)61を図1中矢印R1,R2方向に移動可能に設けられたローラ旋回装置62と、巻取駆動ローラ61を回転させるための巻取駆動手段63とを備えて構成されている。
前記巻取ローラ60は、前記支持手段11と類似した構成をなし、剥離紙Sの本数に応じて(本実施形態では二つ)設けられた筒状の回転部材65(図3参照)と、第3スタンド64の上端側に支持されて各回転部材65を貫通する巻取軸66とを備えている。回転部材65には、各剥離紙Sのリード端側が固定されている一方、巻取軸66は、回転部材65同士の独立した回転を許容するように保持している。
前記ローラ旋回装置62は、軸68を介して巻取駆動ローラ61を旋回可能に支持する第1のアーム69と、この第1のアーム69の下端側に連なるとともに、前記ベースプレート29を貫通する筒状体70と、この筒状体70をベースプレート29に回転可能に保持するベアリングケース72と、前記筒状体70の第1のアーム69の反対端側に連なって下方に延びる第2のアーム73とを備え、この第2のアーム73の下端部にシリンダ74が連結されて構成されている。シリンダ74は、ベースプレート29の後面側に連結された支持台75を介して支持されている。また、シリンダ74は、そのロッドを進退させることにより第2のアーム73、筒状体70、第1のアーム69を介して巻取駆動ローラ61を図1中矢印R1,R2方向(巻取ローラ60に離遠接近する方向)に旋回することとなる。
前記巻取駆動手段63は、ベースプレート29の後面側に設けられたモータ77に固定される主動プーリ78と、この主動プーリ78にベルト79を介して連結される第1従動プーリ80と、この第1従動プーリ80に前記筒状体70を挿通する連結軸82を介して連結される第2従動プーリ83と、前記軸部材68に固定されるとともに、第2従動プーリ83に丸ベルト84を介して連結された第3従動プーリ85とを備えて構成されている。前記連結軸82は、筒状体70の内面側に設けられたベアリング86を介して回転可能に支持されている。前記モータ77の出力軸を回転させると、ベルト79及び丸ベルト84を介して各プーリ78,80,83,85が回転し、巻取駆動ローラ61が回転するようになっている。
なお、前述した剥離位置のピールプレート54の下方には、被着体Cを図1中左右方向に沿って順次搬送する図示しない搬送手段が設けられ、この搬送手段としては、ベルトコンベア、ローラコンベア、ロボット搬送装置等が例示できる。
また、前述した各モータ36,41,45,77、ピンチローラ用シリンダ51,52、第2の移動手段56、ラベル検知手段57、シリンダ74及び前記搬送手段(図示省略)等は、図示しない制御手段を介して全体的に制御される。
次に、本実施形態におけるラベル貼付装置10の全体的な動作について説明する。
先ず、支持手段11の支持軸18に二つの原反Mを保持させる。次いで、それぞれの原反Mを所定長さ引き出し、各ガイドローラ20,24及びローラ39に掛け回すとともに、繰出ローラ42とピンチローラ43との間及び、ドライブローラ46とピンチローラ47との間を通して各原反Mのリード端側を巻取装置15側に配置する。そして、各原反Mのリード端を巻取ローラ60の回転部材65にそれぞれ接続する。これにより、二つの原反Mが図1中奥行き方向に並んだ状態で支持手段11から巻取装置15まで掛け回されて準備作業が完了する。
この準備作業後、図2に示される状態から手前の原反MのラベルLを貼付する場合、各ピンチローラ用シリンダ51,52を作動して手前の原反Mだけを繰出ローラ42,ドライブローラ46と各ピンチローラ43,47間に挟み込む。その後、繰出ローラ42を回転させて手前の原反Mを繰り出しながら、第2の移動手段56によりピールプレート54を前記剥離位置(図1及び図2中二点鎖線位置)に移動する。そして、繰出ローラ42によって当該繰出ローラ42とドライブローラ46間の原反Mに所定の張力が加えられつつドライブローラ46がラベル繰出方向に回転し、ピールプレート54の先端からラベルLが少しはみ出した位置でラベル検知手段57がラベルLを検知して繰出しを停止し、貼付姿勢となる。このとき、後方の原反Mは、各ピンチローラ43,47及びピールプレート54と非接触となる。
この状態で、図示しない搬送手段により被着体Cが搬送されると、図示しないセンサが被着体Cを検出し、その信号によって所定のタイミングで繰出ローラ42、ドライブローラ46が回転してラベル検知手段57の監視のもと被着体MにラベルLを1枚貼付する。このように、ラベル検知手段57の出力信号を介して繰出手段12の作動を制御し、手前の原反Mを間欠的に繰り出してラベルLを順次剥離し、前記搬送手段を介して搬送される被着体Cに貼付する。
ラベルLが剥離された後の剥離紙Sは、巻取装置15の巻取ローラ60によって巻き取られる。具体的には、巻取ローラ60の回転部材65に固定された手前の剥離紙Sに巻取駆動ローラ61が当接し、剥離紙Sが巻取ローラ60及び巻取駆動ローラ61の間に挟み込まれ、この状態で、巻取駆動ローラ61を回転することにより、剥離紙Sに巻き取り力が付与されて巻取ローラ60が追従回転することで、当該巻取ローラ60に剥離紙Sが巻き取られる。この剥離紙Sの巻き取りによる巻取径の増大に従って巻取駆動ローラ61はシリンダ74の付勢力に抗して図1中矢印R1方向に旋回するので、巻取径の増大による巻取トルク不足を生じることはない。なお、モータ77は常時回転し、第2従動プーリ83、丸ベルト84間で滑りが生じた状態となっており、ドライブローラ46で送られた分だけ剥離紙Sを巻き取るようになっている。
ここで、貼付するラベルLを切り替える、すなわち、手前の原反MのラベルLを貼付している状態から後方の原反MのラベルLを貼付する場合、先ず、第2の移動手段56のシリンダ59を作動させ、ピールプレート54を原反Mから離れた待機位置に復帰させつつ、繰出ローラ42を作動して手前の原反Mに弛みがないように当該原反Mを繰出し方向とは反対方向へ巻き取り、停止する。次に、各ピンチローラ43,47及び巻取駆動ローラ61における原反Mの挟み込みを解除する。次いで、第1の移動手段26のモータ36を作動させ、レール28に沿って移動プレート22が手前に移動する。そして、第1及び第2のピンチローラ43,47、ピールプレート54及び巻取駆動ローラ61が後方の原反Mに対向したときに、第1の移動手段26の作動を停止する。その後、図4及び図5に示されるように、前述した手前の原反Mと同様の要領で後方の原反Mだけの繰り出し、巻き取り及びラベルLの貼付を行うことが可能となる。
なお、後方の原反MのラベルLを貼付した状態から前方の原反MのラベルLを貼付する場合も、第1の移動手段26の移動方向を後方に変えるだけで前述と同様の要領で行うことができる。これにより、単一のピールプレート54により、複数の原反Mのうち一の原反MのラベルLが選択的に剥離され、また、巻取駆動ローラ61によって、巻取ローラ60に接続された複数の剥離紙Sのうち一の剥離紙Sに選択的に当接して巻き取り力を付与することが可能となる。
従って、このような実施形態によれば、複数の原反MからラベルLを剥離する一の原反Mを簡単に切り替えることができ、各原反Mから必要に応じて一の原反Mを選択し、そのラベルLを剥離して被着体Cに貼付することが可能となる。しかも、各原反Mを前後に並べて配置し、共通したガイドローラ20,24や繰出手段12、ピールプレート54により各原反Mの繰り出しや剥離を行えるようにしたので、構成の簡略化や装置全体のコンパクト化を図ることが可能となる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施の形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、原反Mの設置数は、更に増設してもよく、この場合、支持手段11に支持させたり、巻取ロール60に接続する原反Mを前後に並べて増やせばよい。
また、第1の移動手段26は、支持手段11や巻取ロール60、各原反Mと、剥離手段14や各ピンチローラ43,47、巻取駆動ローラ61とを前後に相対移動させる限りにおいて種々の変更が可能である。
更に、第2の移動手段56は、前述の剥離位置と待機位置に剥離手段14を配置可能とすればよく、剥離手段14及び原反Mの少なくとも一方を移動し、それらを相対移動させればよい。
また、剥離手段14は、ピールプレートに限定されるものでなく、繰り出される原反Mの剥離紙Sから順次ラベルLを剥離可能な種々の構成を採用することが可能である。
実施形態に係るラベル貼付装置の概略正面図。 図1の概略斜視図。 巻取装置の概略拡大縦断面図。 図2の状態から繰り出す原反の位置を変えた説明図。 図3の状態から巻き取る剥離紙を変えた説明図。
符号の説明
10 ラベル貼付装置
11 支持手段
12 繰出手段
14 剥離手段
26 第1の移動手段
41,45 モータ(駆動源)
42 繰出ローラ
43 ピンチローラ
46 ドライブローラ
47 ピンチローラ
56 第2の移動手段
57 ラベル検知手段
C 被着体
L ラベル
M 原反
S 剥離紙(帯状シート)

Claims (5)

  1. 帯状シートからなる剥離紙の一方の面にラベルが仮着された複数の原反を各原反の繰出方向が略平行となるように支持する支持手段と、この支持手段に支持された前記原反に繰り出し力を付与する繰出手段と、この繰出手段により繰り出された前記原反からラベルを順次剥離する単一の剥離手段とを備え、前記剥離手段から剥離されたラベルを所定の被着体に貼付するラベル貼付装置であって、
    前記剥離手段は、前記複数の原反のうち一の原反のラベルを選択的に剥離可能に設けられ
    前記原反の繰出方向に略直交する方向に複数の原反と剥離手段とを相対移動可能な第1の移動手段を備えていることを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記剥離手段は、第2の移動手段によりラベルを剥離可能な位置と、原反から離れた位置との間で、各原反に対して相対移動可能に設けられていることを特徴とする請求項記載のラベル貼付装置。
  3. 前記ラベル剥離中の剥離手段近傍には、ラベルを検知する単一のラベル検知手段が設けられ、このラベル検知手段の出力信号を介して前記繰出手段の繰り出しが制御されることを特徴とする請求項1又は2記載のラベル貼付装置。
  4. 前記繰出手段は、駆動源に連結されたドライブローラと、このドライブローラとの間に原反を挟み込むピンチローラとを備え、これらドライブローラ及びピンチローラは、前記複数の原反のうち一の原反だけを選択的に挟み込んで繰り出し可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないしの何れかに記載のラベル貼付装置。
  5. 帯状シートからなる剥離紙の一方の面にラベルが仮着された複数の原反を各原反の繰出方向が略平行となるように支持する支持手段と、この支持手段に支持された前記原反に繰り出し力を付与する繰出手段と、この繰出手段により繰り出された前記原反からラベルを順次剥離する単一の剥離手段とを用いて当該剥離手段から剥離されたラベルを所定の被着体に貼付するラベル貼付方法であって、
    前記原反の繰出方向に略直交する方向に複数の原反と剥離手段とを相対移動し、前記剥離手段により、前記複数の原反のうち一の原反のラベルを選択的に剥離することを特徴とするラベル貼付方法。
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