JP4408945B1 - 両面印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】裏面が糊面とされた被印刷材とこの被印刷材の裏面に貼付された剥離紙とで形成された長尺素材に対し、被印刷材の裏面及び表面に印刷する場合であって且つ正送りと逆送りとを交互に切り換える間欠印刷方法を採用しつつ、被印刷材裏面の印刷位置と被印刷材表面の印刷位置との位置関係をより正確にできる。
【解決手段】長尺素材Wを被印刷材Lを剥離紙Sから剥離する位置に設けられる入口ローラ15と、被印刷材Lを剥離紙Sに再貼付する位置に設けられるニップローラ18との間で被印刷材Lを一直線に搬送しつつ裏面を印刷する裏面印刷部3と、長尺素材Wを一直線に搬送する表面印刷部4とを有し、且つ裏面印刷部3での被印刷材Lの搬送方向と表面印刷部4での長尺素材Wの搬送方向とを、略同一直線上で連続する配置にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、両面印刷装置に関するものである。
裏面に所定領域又は所定パターンの糊面を有したラベル等を製造する方法として、まず、ラベル等の素材となる紙又はフィルムの裏面略全面に糊を塗布して糊面に形成し、次にこの裏面の一部(粘着力を不要とする部分)にインクやニスを印刷したり、場合によっては別のフィルムを貼り付けたりすることで、部分的に糊の粘着力を消失させる方法がある(本明細書では、このような目的で用いるインク、ニス、フィルムなどを「糊殺し剤」と言う)。
具体的には、帯状に連続したラベル等の素材(紙やフィルム等であって、以下、「被印刷材」と言う)に対してその裏面略全面を糊面に形成すると共に、この被印刷材の裏面に、同じく帯状に連続した剥離紙を貼り付けることにより、長尺素材を形成し、この長尺素材をロール状態に巻き取って一次製品としておく。
そして、このロール状態の長尺素材を巻き出しながら、一旦、被印刷材を剥離紙から剥離し、被印刷材の裏面に糊殺し剤を印刷し、その後、被印刷材を剥離紙に再貼付して長尺素材の状態に戻す。そして、この長尺素材を複数のフリーローラに巻き掛けながらその搬送方向を複数回屈曲させ、表面印刷機へと誘導して被印刷材の表面に印刷をし、その後、ロール状態に巻き取るという方法が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
ところで、この種、長尺素材を印刷するに際して、非印刷となる余白部分を可及的に少なくさせる(印刷ピッチを可及的に詰めて素材の歩留まりを良好にさせる)ことができる間欠印刷方法が知られている。この間欠印刷方法は、版胴の1回転のなかで印刷が終わるたびに(版胴が印刷開始点まで回転するまでの間に)、長尺素材の搬送を逆送りさせる印刷方法である(例えば、特許文献2等参照)。
この間欠印刷方法において、正送り時には、長尺素材を巻き出す巻出部より印刷後の長尺素材を巻き取る巻取部を速く正回転させることで長尺素材に所定のテンションを生じさせ、逆送り時には、巻取部より巻出部を速く逆回転させることで長尺素材に所定のテンションを生じさせるようにしている。
なお、従来公知の間欠印刷方法でも、表面印刷機へ長尺素材を誘導する部分で複数のフリーローラを配置したものがあった(特許文献2)。
特開2004−226547号公報 特開2004−338833号公報
長尺素材を一旦、被印刷材を剥離紙から剥離し、被印刷材の裏面に糊殺し剤を印刷する工程を含んだ被印刷材の製造方法(特許文献1)では、被印刷材を剥離紙に再貼付した長尺素材を複数のフリーローラに巻き掛けて、その搬送方向を複数回屈曲させるようにしている。
そのため、もし、この被印刷材の製造で間欠印刷方法(長尺素材を正逆送りする方法)を採用したとすると、被印刷材の裏面に印刷した糊殺し剤による印刷位置と、表面印刷機によって被印刷材の表面に印刷した印刷位置との間に位置ズレが発生するおそれがある。これは、送り方向を正逆送りに切り換えるたびに、各フリーローラに生ずる回転の慣性が原因となって、長尺素材の送りにバラツキが生ずるためであると予測される。
なお、従来公知の間欠印刷方法において複数のフリーローラを有した装置を使用する場合、大柄な印刷パターンや高精度を必要としない印刷パターンであれば殊更問題は生じないものの、繊細な印刷パターンや高精度を要求される印刷パターンでは、やはり印刷位置の位置ズレが大きな問題となっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、被印刷材の裏面(糊面)及び表面に印刷する場合であって且つ正送りと逆送りとを交互に切り換えるようにする間欠印刷方法を採用しつつ、被印刷材裏面(糊面)の印刷位置と被印刷材表面の印刷位置との位置関係をより正確にできる両面印刷装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る両面印刷装置は、裏面が糊面とされた被印刷材とこの被印刷材の裏面に貼付された剥離紙とで形成された長尺素材を上流側駆動ローラで巻き出す巻出部と、この巻出部から巻き出される前記長尺素材を被印刷材と剥離紙とに分離して前記被印刷材の裏面を裏面印刷機で印刷しその後に被印刷材に剥離紙を再貼付する裏面印刷部と、この裏面印刷部を経た前記長尺素材に対して被印刷材表面に表面印刷機で印刷する表面印刷部と、この表面印刷部を経た前記長尺素材を下流側駆動ローラで巻き取る巻取部とを有し、前記裏面印刷部は、前記長尺素材の被印刷材から剥離紙を剥離する位置で剥離紙に接して剥離方向に導く入口ローラと、被印刷材を剥離紙に再貼付する位置で被印刷材と剥離紙とを合流させるニップローラとが設けられていると共にこれら入口ローラとニップローラとが両ローラ間で前記被印刷材を一直線に搬送する配置とされ、前記表面印刷部は前記ニップローラから前記下流側駆動ローラ側へ前記長尺素材を一直線に搬送する状態に表面印刷機が配置され、これら裏面印刷部及び表面印刷部では、前記裏面印刷部での被印刷材搬送方向と前記表面印刷部での長尺素材搬送方向とを略同一直線上で連続させる配置とされており、前記巻出部の上流側駆動ローラと前記巻取部の下流側駆動ローラとに印刷用正送りと印刷余白減少用逆送りとを行わせ且つその正逆両送り時に前記上流側駆動ローラの周速と前記下流側駆動ローラの周速との速度差で前記長尺素材にテンションを加える制御部を備えているものである。
このように、裏面印刷部での被印刷材の搬送方向と、表面印刷部での長尺素材の搬送方向とを共に一直線とし、尚かつ、これら両方の搬送方向をも略一直線に連続させる構成とすれば、長尺素材の搬送方向に対し、フリーローラにより屈曲誘導させる箇所を可及的に少なくできる。
そのため、巻出部から巻取部にわたって長尺素材のテンションを調整しながら正逆方向に間欠送りをしても、フリーローラを原因とした慣性が長尺素材に悪影響を及ぼす可能性は低下又は解消されることになる。
これにより、被印刷材の裏面(糊面)及び表面に印刷する場合であって且つ正送りと逆送りとを交互に切り換えるようにする間欠印刷方法を採用しつつ、被印刷材裏面(糊面)の印刷位置と被印刷材表面の印刷位置との間に位置ズレを少なくすることができる。
前記長尺素材は前記上流側駆動ローラから前記ニップローラを介して前記下流側駆動ローラまで略水平同一直線上に配置とされていることができる。
前記裏面印刷部に設けられる前記ニップローラは、前記長尺素材を挟持する一対のフリーローラによる平行組み合わせ構造、又は少なくとも1本の駆動ローラを含んだ2本のローラの平行組み合わせ構造とされているものとするのがよい。
前記裏面印刷部は、前記被印刷材の裏面側に接する版胴を備えると共にこの版胴に対応する配置で前記被印刷材の表面側に接する圧胴を備えており、前記表面印刷部は、前記長尺素材の被印刷材側に接する版胴を備えると共にこの版胴に対応する配置で剥離紙側に接する圧胴を備えているものとすることがよい。
前記裏面印刷部には、前記入口ローラから前記ニップローラまでの間を前記被印刷材から剥離された状態で搬送される剥離紙に対して前記被印刷材との伸び量を合わせる伸び補正部が設けられているものとするのがよい。
前記伸び補正部は、前記剥離紙を巻き掛けて溜め部を形成させる溜め部ローラと、この溜め部ローラを移動して巻き掛けた前記剥離紙の溜め量を増減させるアクチュエータとを有していることとするのがよい。
前記裏面印刷部では、前記入口ローラと前記ニップローラとの間で略水平の一直線に搬送される前記被印刷材の下方にて剥離状態の剥離紙を前記裏面印刷機の下方で回遊させる
ように誘導するガイドローラと、剥離紙の下方回遊部分に配置された前記伸び補正部とを有していることとするのがよい。
本発明に係る両面印刷装置では、被印刷材の裏面(糊面)及び表面に印刷する場合であって且つ正送りと逆送りとを交互に切り換えるようにする間欠印刷方法を採用しつつ、被印刷材裏面(糊面)の印刷位置と被印刷材表面の印刷位置との位置関係をより正確にできる。
本発明に係る両面印刷装置における一実施形態を示した側面図である。 図1のA部拡大図である。 図2のB部拡大図である。 図2のC部拡大図である。 図2のD部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図5は、本発明に係る両面印刷装置1の一実施形態を示している。図1に示すように、この両面印刷装置1は巻出部2と裏面印刷部3と表面印刷部4と巻取部5とを有しており、これらが一連に並んで配置されている。
なお、長尺素材Wは、裏面が糊面とされた帯状の被印刷材(紙やフィルム等)Lと、この被印刷材Lの裏面に貼付された帯状の剥離紙Sとで形成されており、巻出部2ではこの長尺素材Wがロール状態でセットされて巻き出されるようになる。また巻取部5では、長尺素材Wが再びロール状態に巻き取られるようになっている。
巻出部2は、巻出ローラ、蛇行補正機、テンションローラ、上流側駆動ローラ11が長尺素材Wの上流側から下流側にかけてこの順番で巻出機枠6に設置されている。なお、巻出ローラは、一次製品である長尺素材Wを巻き掛けたものであり、蛇行補正機は長尺素材Wの蛇行を補正するものである。
上流側駆動ローラ11は、裏面印刷部3の上流側で長尺素材Wに駆動をかけるものであって、上下一対の2本のローラを有し、且つ上下2本のローラが互いに外周面を当接させた平行組み合わせ構造とされたものである、また、上流側駆動ローラ11は、上下ローラ間で長尺素材Wを挟持しながら正逆回転駆動することで長尺素材Wに正逆送り方向の力を与えており、上下ローラの回転速度及び周速は制御部60によってコントロールされている。
巻取部5は、下流側駆動ローラ12、テンションローラ、巻取ローラが長尺素材Wの上流側から下流側にかけてこの順番で巻取機枠9に設置されている。巻取ローラは長尺素材Wを巻き取るものである。
なお、巻取部5は、長尺素材Wをモニタリングする装置や、長尺素材Wの表面側にラミネートフィルムなどを貼り合わせる装置や、長尺素材Wに型抜き(ラベルごとに必要形状に切れ目を入れる)を施す装置や、型抜き後の滓取り(ラベル以外の枠状部分を剥ぎ取る)を行う装置などを設置してもよい。
下流側駆動ローラ12は、表面印刷部4の下流側で長尺素材Wに駆動をかけるものであって、上流側駆動ローラ11と同様に、上下一対の2本のローラが互いに外周面を当接させた平行組み合わせ構造とされ、上下ローラ間で長尺素材Wを挟持しながら正逆回転駆動することで長尺素材Wに正逆送り方向の力を与えており、その回転速度及び周速は制御部60によってコントロールされている。
巻出部2と巻取部5とは、巻出部2での巻出速度と巻取部5での巻取速度との速度差で長尺素材Wにテンションを付与しつつ、間欠送り(一定間隔で逆送りを挟む搬送)をする。
ここで、間欠送りとは、被印刷材Lに印刷する正送りと、被印刷材Lの各印刷済み部間の余白部分を可及的に少なくさせる逆送りとを交互に行うことをいう。
また、巻出部2の上流側駆動ローラ11と巻取部5の下流側駆動ローラ12とは、正送
り時では上流側駆動ローラ11より下流側駆動ローラ12を僅かに速く正回転させて、逆送り時では下流側駆動ローラ12より上流側駆動ローラ11を僅かに速く逆回転させることで、正・逆送り時に上流側駆動ローラ11の周速と下流側駆動ローラ12の周速との間で速度差をつけて長尺素材Wに所定のテンションを生じさせるように、制御部60によってコントロールされている。
なお、巻出部2及び巻取部5の各テンションローラは、上下動可能であって、上流側駆動ローラ11と下流側駆動ローラ12とが正逆回転を切り替えた際に、上流側駆動ローラ11よりも上流側と下流側駆動ローラ12よりも下流側とに生じる弛みやショックを吸収している。
図2に示すように、裏面印刷部3は、入口ローラ15、裏面印刷機16、乾燥機17、ニップローラ18がこの順番で一列配置に裏面印刷機枠7に設置された構成となっている。
入口ローラ15は、長尺素材Wに対して剥離紙Sと接するように設けられており、当該剥離紙Sを下方へ向けて導いて、長尺素材Wの被印刷材Lから剥離紙Sを剥離する(長尺素材Wを被印刷材Lと剥離紙Sとに分離する)ようになっている。これに対して被印刷材Lは、入口ローラ15を通過後も略水平状態を維持して搬送されるようになっている。そのため、長尺素材Wがこの入口ローラ15を通過することで、剥離紙Sが被印刷材Lに対する剥離方向へと誘導されることになる。
なお、図3に示すように、本実施形態において入口ローラ15は、その回転を保持するベアリング等の軸受具が軸受ケース23に収納され、この軸受ケース23がローラブラケット24によって所定高さに支持される構造となっている。軸受ケース23は、入口ローラ15の回転方向に沿ってローラブラケット24に対する取付角度を可変とされているが、この角度可変とする軸心P2に対して偏心する位置に、入口ローラ15(軸受具)の回転軸心P1が設けられている。
従って、ローラブラケット24に対する軸受ケース23の取付角度を変更することで、入口ローラ15の支持高さを変更調節できるものとなっている。
なお、入口ローラ15を駆動式とすることで、上流側駆動ローラ11と兼用させてもよい。
裏面印刷機16は、略水平状態に維持された被印刷材Lの下方に配置されており、被印刷材Lの裏面側(図2では被印刷材Lの下面側の相当)に接する版胴25と、この版胴25に対応する配置で被印刷材Lの表面側に接する圧胴26とを有している。版胴25には、裏面の一部(粘着力を不要とする部分)にインクやニス等の糊殺し剤を印刷するためのパターンが設けられており、このパターンに対して転写等により糊殺し剤が供給される。
また、圧胴26は、その回転を保持する軸受ケースが印刷機本体30に支持される部分で、圧胴26と軸受ケースとが偏心関係とされ、これによって軸受ケースの取付角度を変更することで、圧胴26の支持高さ(印刷圧)を微調整できるものとなっている。
この裏面印刷機16において、版胴25、圧胴26、及び版胴25へ糊殺し剤を供給するローラ組構造などは、1つのフレームに組み込まれたユニットとされ、版胴25が下配置となり圧胴26が上配置となっている。なお、この裏面印刷機16は、後述する表面印刷機50に用いる版胴及び圧胴と同タイプの版胴及び圧胴が使用されており、部品を共用化することによって装置構造の簡潔化、低コスト化が図られたものとなっている。
乾燥機17は、裏面印刷機16によって被印刷材Lの裏面に印刷された糊殺し剤に対し、紫外線を照射し、迅速に乾燥させるようになっている。なお、場合によっては加熱乾燥や風乾燥などを行う装置と置換又は併用するようにしてもよい。
ニップローラ18は、一対(2本)のフリーローラ32、33を有し、且つこれら2本のフリーローラ32、33が互いに外周面を当接させた平行組み合わせ構造とされたものであって、これら両フリーローラ32、33間で長尺素材Wを挟持するようになっている。従ってこのニップローラ18では、入口ローラ15によって剥離され且つ各別に搬送された被印刷材Lと剥離紙Sとについて、これらを合流させて再貼付し、長尺素材Wに戻すようになっている。
図4に示すように、本実施形態においてニップローラ18は、長尺素材Wの被印刷材Lに当接する側(上配置)のフリーローラ32(以下、「被印刷材側ローラ32」と言う)が小径ローラとされ、剥離紙Sに当接する側(下配置)のフリーローラ33(以下、「剥離紙側ローラ33」と言う)が大径ローラとされている。また、被印刷材側ローラ32の回転軸心P3に対し、剥離紙側ローラ33の回転軸心P4が搬送方向の下流側に少し寄った配置とされている。
このようなことから、ニップローラ18の吸い込み側で被印刷材Lと剥離紙Sとが可及的に平行状態となり易く、合流による貼り合わせが確実になる利点が得られる。また、被印刷材Lと剥離紙Sとが一旦、ニップローラ18に吸い込まれ貼り合わされても、間欠印刷の特徴として、逆送りに伴う剥離をする場合もあるが、このような場合の被印刷材Lと剥離紙Sとの剥離も確実且つ容易に行われるという利点に繋がる。
なお、剥離紙側ローラ33をあまりにも大径にすることで重くし過ぎると、回転に過剰な慣性が作用するようになってしまい、間欠印刷に伴って送り方向(回転方向)を正逆に切り換える場合に応答性が低下するので、注意を要する。
この剥離紙側ローラ33については、その回転を保持する軸受ケース34がローラブラケット35に支持される部分で、剥離紙側ローラ33と軸受ケース34とが偏心関係とされ、これによって軸受ケース34の取付角度を変更することで、剥離紙側ローラ33の支持高さを微調整できるものとなっている。
これに対し、被印刷材側ローラ32は、その回転軸32aをコイルバネ36で剥離紙側ローラ33へ向けて押圧付勢する構造にしてある。そのため、被印刷材側ローラ32は常に剥離紙側ローラ33の支持高さの変更に追従するようになり、被印刷材側ローラ32と剥離紙側ローラ33との外接状態(ニップローラ18として長尺素材Wを挟持する状態)が常時、所定圧に保持されるようになっている。
このようなニップローラ18は、入口ローラ15との間で被印刷材Lを略水平なまま、一直線に搬送する配置として設けられている。
剥離紙Sは、入口ローラ15の略下方に設けられたガイドローラ37を介して、被印刷材L下方を回遊するように誘導された後、後述するガイドローラ41を経て、ニップローラ18の略下方に設けられた蛇行調整ローラ38を介してニップローラ18へと送り出される。
すなわち、剥離紙Sは、ガイドローラ37と後述するガイドローラ41によって、略水平一直線に搬送される被印刷材Lの下方に配置された裏面印刷機16のさらに下方にて回遊される。
なお、ガイドローラ37は、正送り時に被印刷材Lを剥離紙Sから剥離しやすくなるように、入口ローラ15の真下からやや上流寄りに配置されている。
蛇行調整ローラ38は、逆送り時に被印刷材Lを剥離紙Sから剥離しやすくなるように、ニップローラ18の真下からやや下流寄りに配置されている。また、蛇行調整ローラ38の回転軸は、剥離紙Sの搬送方向に対して揺動可能となっており、剥離紙Sが蛇行を修正することができる。
図1に示すように、表面印刷部4は、裏面印刷部3を経た長尺素材Wに対して被印刷材Lの表面に印刷する少なくとも1つ(本実施形態では、4つ)の表面印刷機50と、型抜き装置とが一列配置に表面印刷機枠8a、8bに設置されている。
なお、型抜き装置は、長尺素材Wに型抜き(ラベルごとに必要形状に切れ目を入れる)を施すものであり、型抜き装置のかわりに被印刷材Lの表面側にラミネートフィルムなどを貼り合わせる装置等を設けてもよく、型抜き装置を設けなくともよい。また、表面印刷機枠8aは表面印刷機50など2つの装置を設置でき、表面印刷機枠8bは装置1つを設置できるものである。
各表面印刷機50は、裏面印刷部3の下流側から巻取部5に至るまでの長尺素材W(少なくともニップローラ18から送り出されて最も下流側にある表面印刷機50を通過するまで)を一直線に搬送する状態に配置されている。
またこの表面印刷部4は、その全体として、長尺素材Wを一直線搬送する方向と裏面印
刷部3での被印刷材Lの一直線搬送方向とを、完全同一な水平直線上に又はニップローラ18にて僅かに折れ曲がったように連続させるように、配置されている。
表面印刷機50は、長尺素材Wの被印刷材L側に接する版胴51を備えると共に、この版胴51に対応する配置で剥離紙S側に接する圧胴52を備えている。この表面印刷機50において、版胴51及び圧胴52等はユニット化されており、版胴51が上配置となり圧胴52が下配置となっている。
なお、巻出部2と裏面印刷部3と表面印刷部4と巻取部5とは、互いの接続部材の位置、構造等が対応しており、裏面印刷部3と表面印刷部4とは、印刷機本体30全体として被印刷材Lの搬送方向に沿った位置変更が可能となっている。
以上、詳説したところから明らかなように、本発明に係る両面印刷装置1では次のように動作する。
すなわち、巻出部2にてロール状態でセットされた長尺素材Wが裏面印刷部3へ向け巻き出されると、長尺素材Wはまず、この裏面印刷部3の入口ローラ15により、裏面が糊面とされた被印刷材Lとこの被印刷材Lの裏面に貼付された剥離紙Sとに剥離される。
そして、被印刷材Lは略水平一直線を保持しつつ搬送されて、裏面印刷機16にて裏面側に糊殺し剤が印刷され、次に乾燥機17によって糊殺し剤が乾燥される。また剥離紙Sは、被印刷材Lの下方へ回遊される。
そして糊殺し剤の印刷及び乾燥が完了した被印刷材Lと、送り量が調整された剥離紙Sとがニップローラ18にて合流され、再貼付される。これによって再び長尺素材Wの状態に戻され、略水平一直線の搬送状態を保持したまま、次の表面印刷部4へと送り出される。
表面印刷部4では、略水平一直線の搬送状態を保持したまま、少なくとも1台の表面印刷機50(使用する色数に合わせて複数台とする)により、長尺素材Wの被印刷材L側に所定の印刷が施される。その後、必要に応じて乾燥又はラミネート、型抜き、滓取り等を施すか又は施さないで、巻取部5にて再びロール状態に巻き取られる。
なおこの間、各表面印刷機50の版胴51が1回転するなかで、印刷を終えた版胴51が次の印刷開始点まで回転するまでの間に、長尺素材Wの搬送を逆送りさせる間欠印刷を実施する。
このように、本実施形態は、裏面印刷部3での被印刷材Lの搬送方向と、表面印刷部4での長尺素材Wの搬送方向とを共に一直線とし、尚かつ、これら両方の搬送方向をも略一直線に連続させる構成である。一方、これら両方の搬送方向をニップローラ18で折れ曲がる構成(例えば上方にカーブした)にした場合には、カーブの内側つまり被印刷材Lの表面側は搬送方向に縮むようにテンションがかかり、カーブの外側つまり被印刷材Lの裏面側は搬送方向に伸びるようにテンションがかかり、被印刷材Lの表面側又は裏面側のいずれかだけにテンションが内在した状態で被印刷材Lが剥離紙Sに貼り合わされる。
したがって、裏面印刷部3における被印刷材Lの一直線搬送方向と表面印刷部4における長尺素材Wの一直線搬送方向とを略同一直線上で連続させることで、被印刷材Lの表面側と裏面側とで掛かるテンションの差が小さくなる。
よって、巻出部2から巻取部5にわたって間欠送りをしても、被印刷材Lの表面側又は裏面側のいずれかだけにテンションが内在した状態で、被印刷材Lが剥離紙Sに貼り合わされるということがない。
従って、ラベル等の被印刷材Lの使用時にあって、被印刷材Lを剥離紙Sから剥がした途端に被印刷材Lが表面側又は裏面側のいずれかにカールするといったことがなく、被印刷材Lの使用が困難となったり使用不可となったりすることを防止できる。また被印刷材Lの製造に間欠印刷方法を採用できるので、素材(長尺素材W)の非印刷となる余白部分を可及的に少なくでき、製造コストの低コスト化が図れる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、上流側駆動ローラ11の周速と下流側駆動ローラ12の周速との速度差によるテンションや、裏面印刷機16、乾燥機17の影響等によって被印刷材L又は剥離紙Sに
伸びが生じる場合には、裏面印刷部3においてニップローラ18の下方(略真下となる位置)に伸び補正部19を配置してもよい。
従って図2、5に示すように、剥離紙Sは、入口ローラ15の略下方に設けられたガイドローラ37を介して、被印刷材L下方を回遊するように誘導された後、この伸び補正部19へと導入される。また、この伸び補正部19を通過した剥離紙Sは、ニップローラ18の略下方に設けられた蛇行調整ローラ38を介してニップローラ18へと送り出される。
すなわち、剥離紙Sは、ガイドローラ37と後述するガイドローラ41によって、略水平一直線に搬送される被印刷材Lの下方に配置された裏面印刷機16のさらに下方にて回遊され、伸び補正部19は剥離紙Sの下方回遊部分に配置される。
この伸び補正部19は、溜め部ローラ40と、この溜め部ローラ40への剥離紙Sの巻き掛け及び巻き出しをガイドするガイドローラ41、42とを有し、また溜め部ローラ40に対してアクチュエータ43が設けられたものとなっている。
ガイドローラ41、42は、裏面印刷部3に固定的に設けられた定置ブラケット45に対し、上下方向に所定間隔をおいた縦並び配置で、それぞれ回転自在に設けられている。
これに対して溜め部ローラ40は、定置ブラケット45に対して近接離反するように、長手方向を左右方向へ向けたガイドレール46に沿って移動自在に設けられた可動ブラケット47に、回転自在に設けられている。この溜め部ローラ40は、上下両ガイドローラ41、42の上下中間位置となる配置とされている。
アクチュエータ43は、本実施形態ではエアシリンダを採用してあり、ロッド43aのロッド端を可動ブラケット47に接続してある。またこのアクチュエータ43は、ロッド43aを収縮させた状態でのシリンダ内圧が所定圧を保持するようになっており、エアの供給や排気は積極的には行わない構成としてある。そのため、収縮状態にあるロッド43aを引っ張り出そうとする(伸長させる)外力に対して、ロッド43aを引き戻そうとする(収縮させる)反力が、シリンダ内圧に基づいて発生する。
剥離紙Sは、下位のガイドローラ41に巻き掛けられた後、溜め部ローラ40に巻き掛けられてUターン状に誘導され、更に上位のガイドローラ42に巻き掛けられることによって、上方のニップローラ18へ向け送り出されるようになる。溜め部ローラ40がガイドローラ41、42から離反した状態(アクチュエータ43においてロッド43aが収縮した状態)が、裏面印刷部3としての初期設定状態(印刷開始時)とされる。
このようなことから、被印刷材Lと剥離紙Sとを剥離した後に被印刷材Lが剥離紙Sよりも伸びた場合、正送り時にはニップローラ18にて再貼付されるときに被印刷材Lが伸びた分だけ剥離紙Sがニップローラ18側に引っ張られ(逆送り時には入口ローラ15側に引っ張られ)、剥離紙Sが巻き掛けられた溜め部ローラ40はガイドローラ41、42へ近接する方向へ移動することになる。このとき溜め部ローラ40にはアクチュエータ43による引張圧が移動方向とは逆向きに付加されているから、この溜め部ローラ40を介して剥離紙Sにもその長手方向に沿って引張圧が付加されることになる。その結果、剥離紙Sには適度なテンションが保たれたまま、剥離紙Sの溜め量は徐々に短くなってゆくことになる。
なお、被印刷材Lが伸びた際に剥離紙Sを引っ張る力は、上流側駆動ローラ11及び下流側駆動ローラ12の周速の差によるテンションによって生じている。
なお反対に、被印刷材Lと剥離紙Sとを剥離した後に剥離紙Sが被印刷材Lよりも伸びた場合、正逆送り時共にニップローラ18にて再貼付されるときに剥離紙Sが伸びた分だけ剥離紙Sが緩む。このとき溜め部ローラ40にはアクチュエータ43による引張圧が移動方向とは逆向きに付加されているから、剥離紙Sが緩んだ分だけ溜め部ローラ40がガイドローラ41、42から離反する方向へ移動することになる。よって、剥離紙S自体に緩みが生じることなく、剥離紙Sには適度なテンションが保たれたまま、剥離紙Sの溜め量は徐々に長くなってゆくことになる。
このように、溜め部ローラ40の移動によって、剥離紙Sの溜め量がアクチュエータ43による引張圧の付加を受けながら自動的に変位する状態に保持される(原則としては溜
め量が短くなる方向へ制御される)。かくして、この伸び補正部19により、入口ローラ15とニップローラ18との間で被印刷材L又は剥離紙Sに発生する伸び量に対し、ニップローラ18に吸い込まれる剥離紙Sの送り量を合わせることができるものである。
なお、伸び補正部19において、アクチュエータ43は引張圧を利用するものに限らず、溜め部ローラ40に対するアクチュエータ43の取付向きを上記実施形態とは逆向きとすることにより、押出圧を利用する構成に変更することが可能である。
本発明に係る両面印刷装置1に伸び補正部19を設けた場合は、次のように動作する。
すなわち、巻き出された長尺素材Wが裏面印刷部3の入口ローラ15により、裏面が糊面とされた被印刷材Lとこの被印刷材Lの裏面に貼付された剥離紙Sとに剥離された後、剥離紙Sは、被印刷材Lの下方へ回遊されて、この回遊部分に設けられた伸び補正部19で伸び量(溜め量)の調整を受ける。
なお、剥離紙Sは、必ずしも伸び補正部19を経由させなくてもよい。
また、伸び補正部19のアクチュエータ43を、コイルバネ(引張バネ又は収縮バネ)などの他の付勢機構に変更することも可能である。
さらに、アクチュエータ43は、被印刷材Lの伸び量や、上流側駆動ローラ11及び下流側駆動ローラ12の周速の差によるテンションに応じて溜め部ローラ40を移動させるモータ等の原動機であってもよい。
ニップローラ18は、少なくとも1本の駆動ローラを含んだ2本のローラの平行組み合わせ構造(2本とも駆動ローラとする場合を含む)としてもよい。また、剥離した被印刷材Lが剥離紙Sよりも伸びた場合は、被印刷材側ローラ32を剥離紙側ローラ33よりも速く回転駆動させる等してもよい。
巻出部2と巻取部5との間で連続して一方向へ長尺素材Wを搬送しながら印刷する場合にも、本発明を実施することが可能である。
裏面印刷機16と表面印刷機50とは、オフセット方式、フレキソ方式又はスクリーン方式による印刷機であってもよく、それぞれが互いに異なる印刷方式であってもよい。
1 両面印刷装置
L 被印刷材
S 剥離紙
W 長尺素材
2 巻出部
3 裏面印刷部
4 表面印刷部
5 巻取部
11 上流側駆動ローラ
12 下流側駆動ローラ
15 入口ローラ
16 裏面印刷機
18 ニップローラ
50 表面印刷機

Claims (7)

  1. 裏面が糊面とされた被印刷材(L)とこの被印刷材(L)の裏面に貼付された剥離紙(S)とで形成された長尺素材(W)を上流側駆動ローラ(11)で巻き出す巻出部(2)と、
    この巻出部(2)から巻き出される前記長尺素材(W)を被印刷材(L)と剥離紙(S)とに分離して前記被印刷材(L)の裏面を裏面印刷機(16)で印刷しその後に被印刷材(L)に剥離紙(S)を再貼付する裏面印刷部(3)と、
    この裏面印刷部(3)を経た前記長尺素材(W)に対して被印刷材(L)表面に表面印刷機(50)で印刷する表面印刷部(4)と、
    この表面印刷部(4)を経た前記長尺素材(W)を下流側駆動ローラ(12)で巻き取る巻取部(5)とを有し、
    前記裏面印刷部(3)は、前記長尺素材(W)の被印刷材(L)から剥離紙(S)を剥離する位置で剥離紙(S)に接して剥離方向に導く入口ローラ(15)と、被印刷材(L)を剥離紙(S)に再貼付する位置で被印刷材(L)と剥離紙(S)とを合流させるニップローラ(18)とが設けられていると共にこれら入口ローラ(15)とニップローラ(18)とが両ローラ間で前記被印刷材(L)を一直線に搬送する配置とされ、
    前記表面印刷部(4)は前記ニップローラ(18)から前記下流側駆動ローラ(12)側へ前記長尺素材(W)を一直線に搬送する状態に表面印刷機(50)が配置され、
    これら裏面印刷部(3)及び表面印刷部(4)では、前記裏面印刷部(3)での被印刷材(L)搬送方向と前記表面印刷部(4)での長尺素材(W)搬送方向とを略同一直線上で連続させる配置とされており、
    前記巻出部(2)の上流側駆動ローラ(11)と前記巻取部(5)の下流側駆動ローラ(12)とに印刷用正送りと印刷余白減少用逆送りとを行わせ且つその正逆両送り時に前記上流側駆動ローラ(11)の周速と前記下流側駆動ローラ(12)の周速との速度差で前記長尺素材(W)にテンションを加える制御部(60)を備えていることを特徴とする両面印刷装置。
  2. 前記長尺素材(W)は前記上流側駆動ローラ(11)から前記ニップローラ(18)を介して前記下流側駆動ローラ(12)まで略水平同一直線上に配置とされていることを特徴とする請求項1に記載の両面印刷装置。
  3. 前記裏面印刷部(3)に設けられる前記ニップローラ(18)は、前記長尺素材(W)を挟持する一対のフリーローラ(32、33)による平行組み合わせ構造、又は少なくとも1本の駆動ローラを含んだ2本のローラの平行組み合わせ構造とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の両面印刷装置。
  4. 前記裏面印刷部(3)は、前記被印刷材(L)の裏面側に接する版胴(25)を備えると共にこの版胴(25)に対応する配置で前記被印刷材(L)の表面側に接する圧胴(26)を備えており、
    前記表面印刷部(4)は、前記長尺素材(W)の被印刷材(L)側に接する版胴(51)を備えると共にこの版胴(51)に対応する配置で剥離紙(S)側に接する圧胴(52)を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の両面印刷装置。
  5. 前記裏面印刷部(3)には、前記入口ローラ(15)から前記ニップローラ(18)までの間を前記被印刷材(L)から剥離された状態で搬送される剥離紙(S)に対して前記被印刷材(L)との伸び量を合わせる伸び補正部(19)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の両面印刷装置。
  6. 前記伸び補正部(19)は、前記剥離紙(S)を巻き掛けて溜め部を形成させる溜め部ローラ(40)と、この溜め部ローラ(40)を移動して巻き掛けた前記剥離紙(S)の溜め量を増減させるアクチュエータ(43)とを有していることを特徴とする請求項5に記載の両面印刷装置。
  7. 前記裏面印刷部(3)では、前記入口ローラ(15)と前記ニップローラ(18)との間で略水平の一直線に搬送される前記被印刷材(L)の下方にて剥離状態の剥離紙(S)を前記裏面印刷機(16)の下方で回遊させるように誘導するガイドローラ(37、41)と、剥離紙(S)の下方回遊部分に配置された前記伸び補正部(19)とを有していることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の両面印刷装置。
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