JP2001122233A - ラベル貼付機のラベル供給装置 - Google Patents

ラベル貼付機のラベル供給装置

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JP2001122233A
JP2001122233A JP30827199A JP30827199A JP2001122233A JP 2001122233 A JP2001122233 A JP 2001122233A JP 30827199 A JP30827199 A JP 30827199A JP 30827199 A JP30827199 A JP 30827199A JP 2001122233 A JP2001122233 A JP 2001122233A
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tension
wound
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Manabu Yaegashi
学 八重樫
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Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表巻き、あるいは裏巻きのラベル連続体
1、2のいずれが装填されてもこれらに必要な張力をか
け、ラベル連続体1、2がサーマルプリンターなどによ
り別途印字されたものかあるいは直接装填されるものか
に関係なくラベル連続体1、2を供給可能なラベル貼付
機のラベル供給装置を提供すること。 【解決手段】 表巻き、あるいは裏巻きのラベル連続体
1、2のいずれが装填されても、ラベル連続体1、2の
移送路ないし移送方向を変換すること、テンション機構
の近傍に方向切替えローラー42などの方向切替え部材
を設けることに着目し、ラベル保持機構13の下流側に
設けるとともにラベル連続体1、2に上流側への張力を
かけるテンション機構14と、テンション機構14の近
傍に設けるとともにラベル連続体1、2の移送方向を変
更可能に案内する方向切替え部材42と、を有すること
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラベル貼付機のラベ
ル供給装置にかかるもので、とくに表巻き状態あるいは
裏巻き状態のラベル連続体がいずれの場合であっても兼
用可能なラベル貼付機のラベル供給装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来からラベル連続体としては、表巻き
のものおよび裏巻きのものがある。図4は、一般的な表
卷きのラベル連続体1の側面図、図5は、一般的な裏卷
きのラベル連続体1の側面図であって、表巻きのラベル
連続体1あるいは裏巻きのラベル連続体2は、いずれも
帯状の台紙3およびこの台紙3上に仮着した複数枚のラ
ベル片4を有し、供給用巻芯5にロール状に巻いてあ
る。
【0003】表巻きのラベル連続体1は、その外側(表
側)にラベル片4が位置し、裏巻きのラベル連続体2
は、そのロールの内側(裏側)にラベル片4が位置する
ようにロール状に巻いてある。表巻きのラベル連続体1
は主に、あらかじめ印刷を施したラベル片4を巻いてあ
り、貼付機に装填してラベル片4を剥離し物体(被貼付
体)に貼付することが多く、ロール形状に沿ってラベル
片4がカールするため、物体に貼付した際にその貼付状
態が安定しやすいようにしてある。裏巻きのラベル連続
体2は主に、プリンターなどにより所定内容の印字を行
ったのち貼付することが多く、印字前のラベル片4を埃
や汚れから保護することができる。
【0004】図6は、任意のプリンター(たとえばサー
マルプリンター6)の概略側面図であって、サーマルプ
リンター6は供給用巻芯5から帯状に繰り出した裏巻き
のラベル連続体2を印字機構7において印字するように
なっている。印字機構7は、サーマルヘッド8およびプ
ラテンローラー9を有し、所定の印字を行う。印字後、
ただちにラベル片4を台紙3から剥離して貼付作業を行
う場合にはあまり問題がないが、印字終了後のラベル連
続体2をロール状に巻き取った上でラベル貼付機に別途
装填して機械的に貼付する場合に問題がある。すなわ
ち、巻取り用巻芯10にラベル連続体2を巻き取る操作
時にラベル連続体2を裏巻きのラベル連続体2として巻
くか、表巻きのラベル連続体1として巻くかは、操作者
次第であることが多い。
【0005】図7は、ラベル貼付機11の一例の側面図
である。ラベル貼付機11は、メインブラケット12
と、ラベル保持機構13と、テンション機構14と、ラ
ベル案内機構15と、ラベル剥離機構16と、台紙案内
機構17と、台紙巻取り機構18と、ラベル貼付機構1
9と、を有する。
【0006】メインブラケット12には、上記ラベル保
持機構13、テンション機構14、ラベル案内機構1
5、ラベル剥離機構16、台紙案内機構17、台紙巻取
り機構18およびラベル貼付機構19を組み付けるとと
もに、物体Mを搬送してくるベルトコンベアBなどに沿
ってこれを配置してある。
【0007】ラベル保持機構13は、メインブラケット
12に立てた保持用フレーム20と、保持用フレーム2
0の上部に回転可能に設けて供給用巻芯5あるいは巻取
り用巻芯10をセット可能なラベル保持軸21と、ラベ
ル側面支持プレート22と、を有し、上記供給用巻芯5
に巻いてある、あるいは巻取り用巻芯10に巻き取った
表巻きのラベル連続体1あるいは裏巻きのラベル連続体
2(実線で示す図示の例では表巻きのラベル連続体1)
をラベル保持軸21に装填可能としてある。このラベル
保持軸21から表巻きのラベル連続体1を下流側のテン
ション機構14に帯状に繰り出す。
【0008】テンション機構14は、保持用フレーム2
0に設けた揺動軸23と、揺動軸23のまわりに揺動可
能なテンションレバー24と、テンションレバー24の
好ましくは先端部に取り付けるとともに表巻きのラベル
連続体1を卷き掛けて案内するテンションローラー25
と、テンションレバー24をテンション方向に付勢する
テンションスプリング26と、を有する。テンションロ
ーラー25は、その円周部のとくに上流側においてでき
るだけ長い範囲ないし距離にわたって表巻きのラベル連
続体1を巻き掛けることにより、テンションスプリング
26による付勢力で図中時計方向に揺動するようにした
テンションレバー24とともに、テンション方向すなわ
ち、表巻きのラベル連続体1に対して上流側に張力を掛
ける方向に表巻きのラベル連続体1を付勢可能とする。
【0009】ラベル案内機構15は、テンションローラ
ー25に続く第1の案内ローラー27と、第2の案内ロ
ーラー28と、第3の案内ローラー29と、を有し、テ
ンション機構14からラベル剥離機構16に表巻きのラ
ベル連続体1を案内する。
【0010】ラベル剥離機構16は、剥離板30を有
し、剥離板30の先端部分で表巻きのラベル連続体1の
台紙3のみを転向させることによりラベル片4をラベル
貼付機構19の下方部に剥離突出させるとともに、台紙
3を台紙案内機構17を介して台紙巻取り機構18によ
り巻き取る。
【0011】台紙案内機構17は、第1の案内ローラー
31と、第2の案内ローラー32と、第3の案内ローラ
ー33と、を有し、台紙巻取り機構18に台紙3を案内
する。
【0012】台紙巻取り機構18は、台紙巻取り軸34
を有し、所定の張力で台紙3を巻き取り、ラベル剥離機
構16におけるラベル片4の剥離を行う。台紙巻取り軸
34による下流側への巻取り張力は、テンション機構1
4における上流側への張力より大きく、かつテンション
機構14における上流側への張力としては、ラベル剥離
機構16でのラベル片4の剥離を可能とするようなバッ
クテンションが必要である。
【0013】ラベル貼付機構19は、吸引駆動部35
と、吸引パッド36と、貼付駆動部37と、を有し、ラ
ベル剥離機構16において剥離されたラベル片4を吸引
パッド36が吸引し、この吸引したままの状態で貼付駆
動部37が物体Mの方向に移動してラベル片4をベルト
コンベアB上の物体Mに貼付する。なお、ラベル貼付機
11におけるラベル貼付機構としては、吸引式の上述の
ようなラベル貼付機構19以外にも、ローラー押付け方
式の貼付機構(図示せず)など任意のものがある。
【0014】こうした構成のラベル貼付機11におい
て、ラベル保持機構13にセットするラベル連続体が表
巻きのラベル連続体1の場合には、ラベル貼付機11が
本来表巻のラベル連続体1用に製作されており、図示の
ようなテンション機構14の構成で特別な問題ない。し
かしながら、ラベル保持機構13にセットされるものが
裏巻きのラベル連続体2の場合には、図7の仮想線に示
すように、テンション機構14のテンションローラー2
5に対して裏巻きのラベル連続体2が鈍角的に当接する
ように入路し、テンションローラー25との接触円周部
分(とくに上流側での接触円周部分)が短くなるため、
必要な上流側へのテンションをかけることができず、台
紙巻取り軸34による下流側への張力とのバランスを適
正に維持することができなくなって、換言すれば必要な
バックテンションが得られず、ラベル剥離機構16にお
けるラベル片4の剥離に支障が生ずるという問題があ
る。
【0015】この問題は、ラベル保持機構13に表巻き
のラベル連続体1を常にセットすれば解消されずはずで
はあるが、既述のように、サーマルプリンター6(図
6)の操作者による巻取り用巻芯10への巻取り時に表
巻きのラベル連続体1として巻き取るか、裏巻きのラベ
ル連続体2として巻き取るかによってしまうので、ラベ
ル貼付機11としてはラベル保持機構13およびテンシ
ョン機構14の部分で問題が生じてしまうことになる。
【0016】さらに、サーマルプリンター6用として裏
巻きのラベル連続体2を入手しても、たとえばラベル片
4への印字内容が日付その他の簡単な内容の場合には、
サーマルプリンター6を使用することなく、まずラベル
貼付機11により物体Mにラベル片4を貼付してからス
タンプなど(図示せず)によりあとで印字を行うような
場合もある。この場合にもラベル貼付機11のラベル保
持機構13に表巻きのラベル連続体2ではなく裏巻きの
ラベル連続体1が装填されることになり、上述と同様の
問題が発生することになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、表巻きのラベル連続
体あるいは裏巻きのラベル連続体のいずれが装填されて
もこれらに必要な張力をかけることができるようにした
ラベル貼付機のラベル供給装置を提供することを課題と
する。
【0018】また本発明は、表巻きのラベル連続体ある
いは裏巻きのラベル連続体にも兼用して使用することが
できるようにしたラベル貼付機のラベル供給装置を提供
することを課題とする。
【0019】また本発明は、装填するラベル連続体が表
巻きのラベル連続体かあるいは裏巻きのラベル連続体か
を事前にいちいち気にすることなく、ないしは選択する
ことなく操作することができるラベル貼付機のラベル供
給装置を提供することを課題とする。
【0020】また本発明は、装填するラベル連続体がサ
ーマルプリンターなどにより別途印字されたものかある
いは直接装填されるものかをいちいち気にすることな
く、ないしは選択することなくラベル連続体を供給する
ことができるラベル貼付機のラベル供給装置を提供する
ことを課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、表巻
きのラベル連続体あるいは裏巻きのラベル連続体のいず
れのラベル連続体が装填されても、これに応じてラベル
連続体の移送路ないし移送方向を変換することができる
ようにすること、そのためにはテンション機構の近傍に
方向切替えローラーあるいは方向切替え板などの方向切
替え部材を設ければよいことに着目したもので、帯状の
台紙およびこの台紙上に仮着した複数枚のラベル片を有
するラベル連続体をロール状に保持するラベル保持機構
を有し、このラベル保持機構から上記ラベル連続体を帯
状に繰り出し、上記台紙から上記ラベル片を剥離して、
所望の物体に貼付するためのラベル貼付機のラベル供給
装置であって、上記ラベル保持機構の下流側に設けると
ともに上記ラベル連続体に上流側への張力をかけるテン
ション機構と、このテンション機構の近傍に設けるとと
もに上記ラベル連続体の移送方向を変更可能に案内する
方向切替え部材と、を有することを特徴とするラベル貼
付機のラベル供給装置である。
【0022】上記テンション機構は、揺動軸のまわりに
揺動可能なテンションレバーと、このテンションレバー
に取り付けるとともに上記ラベル連続体を卷き掛けて案
内するテンションローラーと、このテンションレバーを
テンション方向に付勢するテンションスプリングと、を
有することができる。
【0023】上記ラベル連続体は、表巻きあるいは裏巻
きのいずれかであって、表巻きである上記ラベル連続体
を上記テンション機構のみに巻き掛けて案内し、裏巻き
である上記ラベル連続体を上記テンション機構とともに
上記方向切替え部材に巻き掛けて案内することができ
る。
【0024】上記方向切替え部材は、これを上記テンシ
ョン機構の上流側に設けることができる。
【0025】上記方向切替え部材は、これを上記テンシ
ョン機構の下流側に設けることができる。
【0026】上記方向切替え部材は、上記ラベル連続体
を上記テンション機構に所定の接触抵抗で当接させるこ
とができる。この接触抵抗とは、とくにテンション機構
(テンションローラー)に対して上流側から鋭角的にラ
ベル連続体が進入し、テンションローラーとの間で上流
側における接触当接部分が多くなることが好ましい。
【0027】上記方向切替え部材は、これを上記ラベル
連続体の移送方向を円弧状に切り替え可能として、移送
方向の急激な変更を回避し、台紙からラベル片が剥離し
ないようにすることができる。
【0028】本発明によるラベル貼付機のラベル供給装
置においては、方向切替えローラーなどの方向切替え部
材をテンション機構の上流側あるいは下流側のいずれか
の近傍に設けることにより、ラベル連続体が表巻きのと
きには、方向切替え部材を用いず、ラベル連続体が裏巻
きのときには、方向切替え部材を用いてラベル連続体の
移送方向ないし移送路を変更し、テンション機構による
テンション付与機能を維持することができるので、表巻
きのラベル連続体あるいは裏巻きのラベル連続体のいず
れが装填された場合であっても、上流側への必要な張力
を発生させ、ラベル剥離機構におけるラベル片の剥離機
能を適正に維持することができる。したがって、ラベル
貼付機に装填するラベル連続体が表巻か裏巻かであって
も一台のラベル貼付機で兼用することができ、汎用性を
高めるとともに、コスト低減および作業性向上を期待す
ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施の形態による
ラベル供給装置を装備したラベル貼付機について図1な
いし図3にもとづき説明する。ただし、図4ないし図7
と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省
略する。図1は、ラベル貼付機40の側面図、図2は、
同、ラベル連続体(実線で示す図示の例では表巻きのラ
ベル連続体1)の移送方向からみた正面図であって、ラ
ベル貼付機40は、前述のラベル貼付機11(図7)と
同様に、メインブラケット12、ラベル保持機構13、
テンション機構14、ラベル案内機構15、ラベル剥離
機構16、台紙案内機構17、台紙巻取り機構18およ
びラベル貼付機構19を有するとともに、ラベル供給装
置41を有する。
【0030】ラベル供給装置41は、ラベル保持機構1
3と、テンション機構14と、方向切替えローラー42
(方向切替え部材)と、を有する。
【0031】方向切替えローラー42は、ラベル保持機
構13の保持用フレーム20に回転可能にこれを取り付
け、テンション機構14のテンションレバー24より上
流側であって揺動軸23の近傍に位置している。
【0032】こうした構成のラベル貼付機40およびラ
ベル供給装置41において、とくに図1に示すように、
表巻きのラベル連続体1をラベル保持機構13に装填し
た場合には、そのラベル保持軸21にセットした表巻き
のラベル連続体1を帯状に繰り出して方向切替えローラ
ー42に巻き掛けることなく、テンション機構14のテ
ンションローラー25に表巻きのラベル連続体1を直接
巻き掛け、ラベル案内機構15、ラベル剥離機構16お
よび台紙案内機構17にセットして台紙巻取り機構18
において台紙3を巻き取り可能とする。
【0033】ラベル保持機構13から繰り出された表巻
きのラベル連続体1はテンションローラー25に鋭角的
に進入するため上流側における所定円周範囲の長さにわ
たって所定の接触抵抗ないし摩擦力で当接するので、上
流側への必要なテンションをかけることができる。
【0034】ラベル連続体として裏巻きのラベル連続体
2がラベル保持機構13に装填された場合には、図3に
実線で示すように、ラベル保持機構13から繰り出した
裏巻きのラベル連続体2をまず方向切替えローラー42
に巻き掛け、ついで所定の鋭角度をもってテンション機
構14のテンションローラー25に巻き掛けることがで
きるので、裏巻きのラベル連続体2も表巻きのラベル連
続体1と同様にテンションローラー25に上流側におい
て所定円周範囲の長さにわたって当接し、上流側への必
要なバックテンションをかけることができる。
【0035】なお方向切替え部材としては、表巻のラベ
ル連続体1あるいは裏巻きのラベル連続体2の移送方向
を円弧状に切り替えて移送方向の変更にともなうラベル
片4の剥離を回避可能であれば、上記方向切替えローラ
ー42以外にも円弧状の接触部を有する板材であっても
よい。
【0036】なお本発明においては、とくに図3に仮想
線で示すように、方向切替えローラー42をテンション
機構14(テンションローラー25)の下流側に位置し
て設け、テンションローラー25のつぎに方向切替えロ
ーラー42に巻き掛けるようにすることも可能である。
ただしこの場合には、テンションローラー25に対して
上流側からできるだけ鋭角的に裏巻のラベル連続体2が
進入することができるように、テンションレバー24を
図3に図示の状態より反時計方向に位置するように取り
付けることが望ましいとともに、ラベル案内機構15に
おける第1の案内ローラー27に表巻のラベル連続体1
の場合とは逆な方向から巻き掛ける必要がある。
【0037】この構成においても、裏巻きのラベル連続
体2の場合に、まず裏巻きのラベル連続体2をテンショ
ン機構14のテンションローラー25に巻き掛け、つい
で方向切替えローラー42に巻き掛ければ、テンション
ローラー25の上流側における円周部の長い範囲にわた
って裏巻きのラベル連続体2が当接し、上流側への必要
なバックテンションを掛けることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テンショ
ン機構とともに方向切替えローラーなどの方向切替え部
材を設けたので、ラベル貼付機にセットされる表巻きの
ラベル連続体あるいは裏巻きのラベル連続体にかかわら
ず必要なテンションを常にかけてラベル剥離機構での確
実かつ適正な剥離作用を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるラベル供給装置41
を装備したラベル貼付機40の側面図であって、表巻の
ラベル連続体1を装填した場合を示す。
【図2】同、表巻きのラベル連続体1の移送方向からみ
た正面図である。
【図3】同、裏巻のラベル連続体2を装填した場合の、
図1と同様の、ラベル貼付機40の側面図である。
【図4】一般的な表卷きのラベル連続体1の側面図であ
る。
【図5】一般的な裏卷きのラベル連続体1の側面図であ
る。
【図6】任意のプリンター(たとえばサーマルプリンタ
ー6)の概略側面図である。
【図7】ラベル貼付機11の一例の側面図である。
【符号の説明】
1 表巻きのラベル連続体(図1、図4) 2 裏巻きのラベル連続体(図3、図5) 3 帯状の台紙 4 ラベル片 5 供給用巻芯 6 サーマルプリンター(図6) 7 印字機構 8 サーマルヘッド 9 プラテンローラー 10 巻取り用巻芯 11 ラベル貼付機(図7) 12 メインブラケット 13 ラベル保持機構 14 テンション機構 15 ラベル案内機構 16 ラベル剥離機構 17 台紙案内機構 18 台紙巻取り機構 19 ラベル貼付機構 20 保持用フレーム 21 ラベル保持軸 22 ラベル側面支持プレート 23 揺動軸 24 テンションレバー 25 テンションローラー 26 テンションスプリング 27 第1の案内ローラー 28 第2の案内ローラー 29 第3の案内ローラー 30 剥離板 31 第1の案内ローラー 32 第2の案内ローラー 33 第3の案内ローラー 34 台紙巻取り軸 35 吸引駆動部 36 吸引パッド 37 貼付駆動部 40 ラベル貼付機(図1、図3) 41 ラベル貼付機40のラベル供給装置(実施の形
態、図1、図2、図3) 42 方向切替えローラー(方向切替え部材) M 物体(被貼付体) B ベルトコンベア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の台紙およびこの台紙上に仮着し
    た複数枚のラベル片を有するラベル連続体をロール状に
    保持するラベル保持機構を有し、 このラベル保持機構から前記ラベル連続体を帯状に繰り
    出し、前記台紙から前記ラベル片を剥離して、所望の物
    体に貼付するためのラベル貼付機のラベル供給装置であ
    って、 前記ラベル保持機構の下流側に設けるとともに前記ラベ
    ル連続体に上流側への張力をかけるテンション機構と、 このテンション機構の近傍に設けるとともに前記ラベル
    連続体の移送方向を変更可能に案内する方向切替え部材
    と、 を有することを特徴とするラベル貼付機のラベル供給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記テンション機構は、 揺動軸のまわりに揺動可能なテンションレバーと、 このテンションレバーに取り付けるとともに前記ラベル
    連続体を卷き掛けて案内するテンションローラーと、 このテンションレバーをテンション方向に付勢するテン
    ションスプリングと、を有することを特徴とする請求項
    1記載のラベル貼付機のラベル供給装置。
  3. 【請求項3】 前記ラベル連続体は、表巻きあるいは
    裏巻きのいずれかであって、 表巻きである前記ラベル連続体を前記テンション機構の
    みに巻き掛けて案内し、 裏巻きである前記ラベル連続体を前記テンション機構と
    ともに前記方向切替え部材に巻き掛けて案内することを
    特徴とする請求項1記載のラベル貼付機のラベル供給装
    置。
  4. 【請求項4】 前記方向切替え部材は、これを前記テ
    ンション機構の上流側に設けたことを特徴とする請求項
    1記載のラベル貼付機のラベル供給装置。
  5. 【請求項5】 前記方向切替え部材は、これを前記テ
    ンション機構の下流側に設けたことを特徴とする請求項
    1記載のラベル貼付機のラベル供給装置。
  6. 【請求項6】 前記方向切替え部材は、前記ラベル連
    続体を前記テンション機構に所定の接触抵抗で当接させ
    ることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付機のラベ
    ル供給装置。
  7. 【請求項7】 前記方向切替え部材は、これを前記ラ
    ベル連続体の移送方向を円弧状に切り替え可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のラベル貼付機のラベル供
    給装置。
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