JP4786608B2 - 磁界検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁界検出を間欠的に行う磁界検出装置、及び当該磁界検出装置を有する電子機器に関する。
磁界検出装置の一つにホール素子を利用したホールICがある。また、ホールICには、低消費電力化のために間欠動作機能を備えたものがある(非特許文献1参照)。
図16は、間欠動作機能を備えたホールIC10を示すブロック図である。図16に示すように、ホールIC10は、電源端子11と、GND端子13と、出力端子15と、発振器101と、制御ロジック回路103と、磁界検出回路105と、NMOS109及びPMOS111が直列接続された出力インバータ回路113とを備える。NMOS109のゲート及びPMOS111のゲートは共通であり、磁界検出回路105の出力は当該共通ゲートに接続されている。また、NMOS109及びPMOS111の共通ドレインには出力端子15が接続されている。
図17は、(a)ホールIC10周辺の磁束密度Bと、(b)発振器101から出力されるクロック信号と、(c)制御ロジック回路103の出力信号と、(d)出力端子15から出力される出力信号とを示す図である。以下、図16及び図17を参照して、図16に示したホールIC10が備える各構成要素について説明する。
発振器101は、図17(b)に示した一定周期Tclkのクロック信号を出力する。制御ロジック回路103は、当該クロック信号を分周し、ロジック合成を行って、図17(c)に示した一定周期(Ts)の信号を出力する。この信号の周期は、クロック信号の周期Tclkのn倍であり、1周期中に、Hレベルの時間Tonと、Lレベルの時間Toffとが含まれる。時間Tonは1周期に対して非常に短く、1周期の大部分が時間Toffである。
制御ロジック回路103から出力された上記信号は、磁界検出回路105に供給される。磁界検出回路105は、制御ロジック回路103から供給された信号に応じて通電し、時間Tonで通電し、時間Toffの間は通電しない。したがって、磁界検出回路105は間欠動作を行う。その結果、低消費電力化が実現される。
磁界検出回路105は、ホール素子121と、アンプ123と、ヒステリシス付きコンパレータ(以下「ヒステリシスコンパレータ」という。)125と、ラッチ回路127とを有する。ホール素子121は、その周辺の磁束密度B(又は磁界)に応じたホール電圧を出力する。アンプ123は、ホール素子121から出力されたホール電圧を増幅し、その出力をヒステリシスコンパレータ125に入力する。
ヒステリシスコンパレータ125は、増幅されたホール電圧と基準電圧を比較して、その大小関係及びヒステリシスに応じたレベルの信号、すなわち、Hレベル又はLレベルの信号を出力する。ラッチ回路127は、上記時間Tonで得られたヒステリシスコンパレータ125の出力を、上記時間Toffの間保持する。ラッチ回路127の出力電圧は出力インバータ回路113の共通ゲートに印加される。
出力端子15からは、磁束密度Bに応じて、Hレベル電圧の信号又はLレベル電圧の信号が出力される。例えば、ホール素子121周辺の磁束密度が図17(a)に示した磁束密度Bである場合、出力端子15からは図17(d)に示した電圧レベルの信号が出力される。
「商品別カタログ ホールICシリーズ アプリケーションノート」松下電器産業株式会社 半導体社、2004年
上記説明したホールIC10によれば、磁界(磁束密度B)の検出を間欠的に行うことによって低消費電力化を実現できるが、ホールICの検査時間は長くなる。すなわち、図17(c)に示したように、磁界の検出は周期Ts間隔で時間Tonのときだけ行われるため、磁界検出を複数回行う検査中、ホールIC10及び検査装置は、時間Toffの間は待機状態となる。その結果、ホールIC一個当たりの検査時間が長くなる。
ホールICの検査時間を短縮するために、図17(c)に示した時間Toff及び周期Tsを通常モードよりも短くしたテストモードを追加する方法が考えられる。しかし、ホールICが極小チップであること、また、モード切替のための入力ピンがないことなどの理由により、テストモードの追加及び設定は非常に困難であった。
本発明の目的は、チップサイズや端子数の増加なく、短時間で検査を行うことのできる消費電力が小さい磁界検出装置を提供することである。
本発明は、入力信号の電位レベルに応じて通電し、周辺の磁界に応じて2つの異なる電位レベルの信号の内のいずれか一方を出力する磁界検出部と、クロック信号及び当該クロック信号を分周又は逓倍した信号を用いて、前記磁界検出部が通電するタイミングを示す周期的な通電制御信号を生成し、当該通電制御信号を前記磁界検出部に供給する通電制御部と、前記磁界検出部の出力信号の電位レベルを反転する第1の反転部と、前記磁界検出部の出力信号の電位レベル、及び当該出力信号の電位レベルが前記第1の反転部によって反転された信号の電位レベルに応じて、前記通電制御信号の周期を制御する周期制御信号を前記通電制御部に供給する通電周期制御部と、を備え、前記通電制御部は、前記通電周期制御部から供給された前記周期制御信号の電位レベルに応じて、前記磁界検出部が通電しない期間及び周期がそれぞれ異なる2つの通電制御信号の内のいずれか一方を前記磁界検出部に供給し、当該磁界検出装置の動作モードとして、当該磁界検出装置の動作が検査されるときのテストモード、及び当該磁界検出装置を通常動作させるときの通常モードが用意され、前記テストモード時の前記通電制御信号の非通電期間及び周期は、前記通常モード時の前記通電制御信号の非通電期間及び周期よりも短く、前記通電周期制御部には、前記磁界検出部の出力信号の電位レベルに応じた信号、及び当該出力信号の電位レベルが前記第1の反転部によって反転された信号の電位レベルに応じた信号が入力され、前記通常モード時に、前記通電周期制御部に入力されるこれら2つの信号の電位レベルが一定時間だけ強制的に同電位とされたとき、前記通電周期制御部は、前記通常モード時の周期制御信号の電位レベルとは異なる電位レベルの周期制御信号を前記通電制御部に供給して、当該磁界検出装置が前記通常モードから前記テストモードに移行する磁界検出装置を提供する。
上記磁界検出装置では、前記通電制御部は、当該磁界検出装置が前記テストモードに移行してから経過した時間を計測するカウンタを有し、所定時間が経過したとき、前記通電周期制御部を初期化する。
上記磁界検出装置では、前記通電周期制御部は、当該通電周期制御部に入力される前記2つの信号の電位レベルが同電位とされたときにHレベル信号を出力する論理ゲートと、入力端子に前記論理ゲートの出力信号が入力される第1のフリップフロップと、前記第1のフリップフロップの出力信号の電位レベルを反転する第2の反転部と、リセット端子を有し、クロック端子に前記第1のフリップフロップの出力信号が入力され、入力端子には常にHレベル信号が入力される第2のフリップフロップと、を有し、前記周期制御信号は、前記第2のフリップフロップの出力信号である。
上記磁界検出装置では、前記通電周期制御部は、当該通電周期制御部に入力される前記2つの信号の電位レベルが同電位とされたときにHレベル信号を出力する論理ゲートと、入力端子に前記論理ゲートの出力信号が入力される第1のフリップフロップと、前記第1のフリップフロップの出力信号の電位レベルを反転する第2の反転部と、入力端子に前記第1のフリップフロップの出力信号が入力される第2のフリップフロップと、リセット端子を有し、クロック端子に前記第2のフリップフロップの出力信号が入力され、入力端子には常にHレベル信号が入力される第3のフリップフロップと、を有し、前記周期制御信号は、前記第3のフリップフロップの出力信号である。
上記磁界検出装置では、前記通電制御部による前記通電制御信号の生成は、前記第1のフリップフロップの出力信号の電位レベルが前記第2の反転部によって反転された信号の電位レベルに応じて、初期化又は初期化が解除される。
上記磁界検出装置では、前記論理ゲートはNORゲート又はANDである。
本発明は、上記磁界検出装置を備えたことを特徴とする電子機器を提供する。
本発明によれば、チップサイズや端子数の増加なく、短時間で検査を行うことのできる消費電力が小さい磁界検出装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、磁界検出装置の一例としてホールICを例に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のホールICを示すブロック図である。なお、図1において、背景技術で説明した図16のホールIC10が備える構成要素と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。図1に示すように、第1の実施形態のホールIC100は、電源端子11と、GND端子13と、出力端子15と、発振器101と、制御ロジック回路151と、磁界検出回路105と、モード切替回路153と、NMOS109及びPMOS111が直列接続された出力インバータ回路113と、インバータ155と、NMOS157及びPMOS159が直列接続された出力インバータ回路161とを備える。
NMOS109のゲート及びPMOS111のゲートは共通であり、磁界検出回路105の出力は当該共通ゲートに接続されている。また、出力インバータ回路113は、NMOS109及びPMOS111の共通ドレイン構成を有し、当該共通ドレインには出力端子15及びモード切替回路153が接続されている。
NMOS157のゲート及びPMOS159のゲートも共通であり、磁界検出回路105の出力はインバータ155を介して当該共通ゲートに接続されている。また、出力インバータ回路161も、NMOS157及びPMOS159の共通ドレイン構成を有し、当該共通ドレインにはモード切替回路153が接続されている。
図2は、ホールIC100が通常モードのときの、(a)発振器101から出力されるクロック信号と、(b)制御ロジック回路151によってクロック信号が分周比1/2で分周された第1の分周信号と、(c)制御ロジック回路151によってクロック信号が分周比1/4で分周された第2の分周信号と、(d)クロック信号、第1の分周信号及び第2の分周信号の論理積演算出力信号とを示す図である。また、図3は、ホールIC100が通常モード又はテストモードに設定されているときの、(a)クロック信号と、(b)モード切替回路153から出力されるモード設定信号と、(c)モード設定信号に応じた制御ロジック回路151の出力信号とを示す図である。以下、図1〜図3を参照して、図1に示した第1の実施形態のホールIC100が備える各構成要素について説明する。
発振器101は、図2(a)及び図3(a)に示した一定周期Tclkのクロック信号を出力する。制御ロジック回路151は、当該クロック信号を分周又は逓倍し、ロジック合成を行って、図2(d)に示した一定周期(Ts)の信号を出力する。以下、制御ロジック回路151によるクロック信号の分周又は逓倍及びロジック合成を「タイミング生成ロジック処理」という。制御ロジック回路151から出力される信号の周期Tsは、クロック信号の周期Tclkのn倍(nは分周比又は逓倍比)であり、1周期に、Hレベルの時間Tonと、Lレベルの時間Toffとが含まれる。
例えば、ホールIC100が通常モードのとき、制御ロジック回路151は、図2に示すように、クロック信号を分周比1/2、1/4でそれぞれ分周して得られた2つの分周信号及びクロック信号の論理積演算を行い、クロック信号の周期Tclkの4倍の周期Tsの信号を出力する。この出力信号の1周期には、Hレベルの時間Ton(=Tclk/2)と、Lレベルの時間Toff(=7n×Tclk/8)とが含まれる。
制御ロジック回路151は、後述するモード切替回路153からHレベルのモード設定信号が入力されている間、テストモードとなる。テストモード時の制御ロジック回路151は、通常モード時に用いられる分周比又は逓倍比とは異なる分周比又は逓倍比でクロック信号を分周又は逓倍し、ロジック合成を行って、図2(d)及び図3(c)に示した周期Tsより短い周期Ts′の信号を出力する。例えば、図3(c)に示した例では、テストモード時に制御ロジック回路151が出力する信号の周期Ts′は、クロック信号の周期Tclkに等しく、Hレベルの時間Ton′及びLレベルの時間Toff′は、それぞれクロック信号の半周期(Tclk/2)に等しい。
このように、テストモード時には、制御ロジック回路151が出力する信号のLレベルの時間Toff′が、通常モード時のLレベルの時間Toffよりも短縮される。その結果、テストモード時に制御ロジック回路151が出力する信号の周期Ts′は、通常モード時の周期Tsよりも短くなる。なお、通常モードとは、本実施形態のホールIC100を通常動作させる動作モードであり、テストモードとは、当該ホールIC100の動作が検査されるときの動作モードである。
制御ロジック回路151から出力された上記信号は、磁界検出回路105に供給される。磁界検出回路105は、制御ロジック回路151から供給された信号の電位レベルに応じて通電し、Hレベルの時間Tonで通電し、Lレベルの時間Toffの間は通電しない。したがって、磁界検出回路105は間欠動作を行う。磁界検出回路105は、ホール素子121と、アンプ123と、ヒステリシス付きコンパレータ(以下「ヒステリシスコンパレータ」という。)125と、ラッチ回路127とを有する。ホール素子121は、その周辺の磁束密度B(又は磁界)に応じたホール電圧を出力する。ホール電圧Vhは、ホール素子121に流れる電流Ihallに比例するため、次式で表わされる。
Vh=k×B×Ihall(kは、比例定数)
アンプ123は、ホール素子121から出力されたホール電圧を増幅し、その出力をヒステリシスコンパレータ125に入力する。ヒステリシスコンパレータ125は、増幅されたホール電圧と基準電圧を比較して、その大小関係及びヒステリシスに応じたレベルの信号、すなわちHレベル又はLレベルの信号を出力する。ラッチ回路127は、上記時間Ton又はTon′で得られたヒステリシスコンパレータ125の出力を、上記時間Toff又はToff′の間保持する。ラッチ回路127の出力信号は、出力インバータ回路113の共通ゲート及びインバータ155に入力される。
出力インバータ回路113の共通ドレインに接続された出力端子15からは、磁束密度Bに応じて、Hレベル電圧の信号又はLレベル電圧の信号が出力される。図4は、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧の磁束密度Bに応じた特性を示す図である。図4に示すグラフの縦軸は出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧を示し、横軸は磁束密度Bを示す。磁界検出回路105が有するヒステリシスコンパレータ125のヒステリシス機能によって、当該共通ドレイン電圧は図4に示す特性を有する。なお、出力インバータ回路113の共通ドレインにはモード切替回路153が接続されているため、モード切替回路153には当該共通ドレイン電圧が印加される。
一方、出力インバータ回路161の共通ゲートには、ラッチ回路127の出力電圧がインバータ155によって反転された電圧が印加される。図5は、出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の磁束密度Bに応じた特性を示す図である。図5に示すグラフの縦軸は出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧を示し、横軸は磁束密度Bを示す。図5に示すように、出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧は、図4に示した出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧と相反する。なお、出力インバータ回路161の共通ドレインにはモード切替回路153が接続されているため、モード切替回路153には当該共通ドレイン電圧が印加される。
図6は、モード切替回路153の内部構成を中心に第1の実施形態のホールIC100の一部を示すブロック図を示す。
図6に示すように、モード切替回路153は、NORゲート(以下、単に「NOR」という。)171と、第1のDフリップフロップ(以下「第1DFF」という。)173と、インバータ175と、第2のDフリップフロップ(以下「第2DFF」という。)177とを有する。なお、第2のDFF177は、リセット端子を有する。NOR171の2つの入力電位は、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧及び出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧である。
NOR171の出力信号は第1DFF173に入力され、第1DFF173の出力信号はインバータ175及び第2DFF177のクロック端子に入力される。インバータ175によって反転された第1DFF173の出力信号は、ロジックリセット信号として制御ロジック回路151に提供される。第2DFF177の入力にはHレベル電位が常時印加される。第2DFF177の出力信号は、モードの設定を指示するモード設定信号として制御ロジック回路151に提供される。なお、通常モード時のモード設定信号はLレベルであり、テストモード時のモード設定信号はHレベルである。
第2DFF177に設けられたリセット端子には、制御ロジック回路151の内部に設けられたカウンタ163からの信号が入力される。カウンタ163は、制御ロジック回路151がHレベルのモード設定信号を受け取った後経過した時間を計測し、所定の時間が経過したときにHレベル信号を出力する。リセット端子にHレベル信号が入力されると、第2DFF177はリセットされる。
以下、通常モードからテストモードに移行し、再び通常モードに復帰する際の図6に示したモード切替回路153の動作について説明する。
通常モード時のNOR171の2つの入力電位は互いに相反しているため、NOR171の出力信号はLレベルである。
テストモードに移行するため、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧及び出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の双方を強制的にLレベルにする。なお、本実施形態のホールIC100には上記説明したインバータ155が設けられているため、これら共通ドレイン電圧が同電位となることは通常ない。これら共通ドレインを接地して強制的にLレベルに設定したとき、NOR171の2つの入力電位は同電位となるため、NOR171の出力信号がLレベルからHレベルに切り替わる。すると、第1DFF173の出力がLレベルからHレベルになり、ロジックリセット信号はHレベルからLレベルとなる。
Lレベルのロジックリセット信号を受け取った制御ロジック回路151では、磁界検出回路105に提供する信号を生成するためのタイミング生成ロジック処理が初期化される。すなわち、制御ロジック回路151は、テストモードに移行するための準備状態となる。一方、第2DFF177の出力、すなわちモード設定信号は、第2DFF177のクロック端子に入力される第1DFF173の出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がるため、LレベルからHレベルに切り替わる。
次に、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧及び出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の双方をLレベルとする設定を解除すると、NOR171の出力信号がHレベルからLレベルに切り替わる。すると、第1DFF173の出力がHレベルからLレベルになり、ロジックリセット信号はLレベルからHレベルとなる。Hレベルのロジックリセット信号を受け取った制御ロジック回路151では、タイミング生成ロジック処理の初期化が解除され、かつモード設定信号はHレベルのままであるため、テストモード時のタイミング生成ロジック処理を開始する。Hレベルのモード設定信号を受け取った制御ロジック回路151は、上記説明したテストモード時の周期Ts′の信号を生成し、磁界検出回路105に提供する。
Hレベルのモード設定信号を出力する第2DFF177は、制御ロジック回路151内部のカウンタ163からリセット端子にHレベルの信号が入力されるまで、Hレベルのモード設定信号を出力し続ける。リセット端子にHレベルの信号が入力され、第2DFF177がリセットされると、モード設定信号はHレベルからLレベルに切り替わるため、通常モードに復帰する。
以上説明したように、本実施形態のホールIC100によれば、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧及び出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の双方が同電位となることは通常なく、これら共通ドレイン電圧の双方を強制的にLレベルに設定し、当該設定を解除すれば、通常モード時よりも間欠動作周期が短いため短時間での検査が可能なテストモードに移行することができる。また、本実施形態のホールIC100は、図16に示したホールIC10と比較して、チップサイズに大きな変更はなく、端子数も変わらない。さらに、通常モード時は、テストモード時よりも周期の長い間欠動作を行うため、ホールICの消費電力は小さい。また、テストモードから通常モードへの復帰は、テストモードへの移行から所定時間後に行われるため、検査過程の効率を向上できる。
他の実施形態として、図7に示すように、本実施形態のホールIC100に設けられた出力インバータ回路161の共通ドレインに接続された出力端子17を設けても良い。出力端子17からは、出力端子15から出力される信号の反転信号が出力される。
また、本実施形態の出力インバータ回路113,161は、NMOS及びPMOSが直列接続された構成を有するが、NMOSだけでも良い。また、MOSの代わりにバイポーラトランジスタでも良い。但し、サイズの大きなMOSはホールIC100への大電流の逆流防止を実現できるため、サージ防止等の効果がある。
また、ホールIC100が備えるモード切替回路は、図8に示す構成であっても良い。図8は、他の形態のモード切替回路253の内部構成を中心に第1の実施形態のホールIC100の一部を示すブロック図を示す。なお、図8において、図6と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。図8に示すモード切替回路253は、NOR171と、第1DFF173と、第3のDフリップフロップ(以下「第3DFF」という。)179と、インバータ175と、第2DFF177とを有する。なお、第2のDFF177は、リセット端子を有する。NOR171の2つの入力電位は、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧及び出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧である。
NOR171の出力信号は第1DFF173に入力され、第1DFF173の出力信号はインバータ175及び第3DFF179に入力される。インバータ175によって反転された第1DFF173の出力信号は、ロジックリセット信号として制御ロジック回路151に提供される。第3DFF179の出力信号は、第2DFF177のクロック端子に入力される。第2DFF177の入力にはHレベル電位が常時印加される。第2DFF177の出力信号は、モードの設定を指示するモード設定信号として制御ロジック回路151に提供される。なお、通常モード時のモード設定信号はLレベルであり、テストモード時のモード設定信号はHレベルである。
第2DFF177に設けられたリセット端子には、制御ロジック回路151の内部に設けられたカウンタ163からの信号が入力される。カウンタ163は、Hレベルのテスト信号を受け取った後経過した時間を計測し、所定の時間が経過したときにHレベル信号を出力する。リセット端子にHレベル信号が入力されると、第2DFF177はリセットされる。
第3DFF179は、第1DFF173の出力を保持するラッチ回路としての役割を果たす。すなわち、テストモードに移行するため、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧及び出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の双方を強制的にLレベルにすると、NOR171の出力信号がLレベルからHレベルに切り替わるため、第1DFF173の出力がLレベルからHレベルになり、ロジックリセット信号はHレベルからLレベルとなる。第1DFF173の出力信号は第3DFF179に入力され、第3DFF179は、クロック信号の1周期が経過した時点で、第1DFF173の出力信号と同レベルの信号を出力する。このため、制御ロジック回路151にロジックリセット信号が入力されるタイミングは、制御ロジック回路151にモード設定信号が入力されるタイミングよりも必ず先である。第2DFF177の動作は図6に示したモード切替回路153と同様である。
このように、第1DFF173と第2DFF177の間に第3DFF179を設置することによって、ロジックリセット信号によるタイミング生成ロジック処理の初期化タイミングよりも、モード設定信号によるテストモードでのタイミング生成ロジック処理の開始タイミングが後となる。このため、ロジックリセット信号とモード設定信号とが前後することによって発生し得る予期せぬ事態を回避できる。
図6及び図8に示したモード切替回路153,253はNOR171を有するが、図9及び図10に示すように、NOR171の代わりにANDゲート271であっても良い。但し、テストモードに移行する際には、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧及び出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の双方を強制的に「H」レベルにする。このとき、ANDゲート271の出力信号はLレベルからHレベルに切り替わり、以降の動作は図6及び図8に示したモード切替回路153,253と同様である。
(第2の実施形態)
図11は、第2の実施形態のホールIC200を示すブロック図である。第2の実施形態のホールIC200が第1の実施形態のホールIC100と異なる点は、出力インバータ回路161の共通ドレインに接続された出力端子を備える点、インバータ155を備えていない点、及び磁界検出回路205がS極の磁束密度(又は磁界)に応じたホール電圧(以下「S極ホール電圧」という。)とN極の磁束密度(又は磁界)に応じたホール電圧(以下「N極ホール電圧」という。)とに分けて出力し、S極ホール電圧が出力インバータ回路113の共通ゲートに印加され、S極ホール電圧が出力インバータ回路161の共通ゲートに印加される点である。この点以外は第1の実施形態と同様であり、図11において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
なお、磁界検出回路205が有するホール素子221には、S極検出フェーズとN極検出フェーズがあり、2つのフェーズを切り替えることによって、S極検出フェーズのときには出力インバータ回路113の共通ゲートにS極ホール電圧が印加され、N極検出フェーズのときには出力インバータ回路161の共通ゲートにN極ホール電圧が印加される。
図12は、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧の磁束密度に応じた特性を示す図である。また、図13は、出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の磁束密度に応じた特性を示す図である。図12及び図13に示すグラフの縦軸は共通ドレイン電圧を示し、横軸は磁束密度Bを示す。なお、横軸の正方向がS極、負方向がN極である。磁界検出回路205が有するヒステリシスコンパレータ125のヒステリシス機能によって、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧は図12に示す特性を有し、出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧は図13に示す特性を有する。
本実施形態のホールIC200によれば、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧及び出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の双方が同電位となることは通常ないため、第1の実施形態のように、これら共通ドレイン電圧の双方を強制的にLレベルに設定し、当該設定を解除すれば、通常モード時よりも間欠動作周期が短いため短時間での検査が可能なテストモードに移行することができる。
なお、本実施形態においても、出力インバータ回路113,161を構成するトランジスタはMOSであってもバイポーラであっても良い。また、モード切替回路153内の、出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧及び出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧が印加される論理ゲートはNORであってもANDであっても良い。
また、モード切替回路153は、第1の実施形態と同様に、図6に示した構成に限らず、図8〜図10に示した構成であっても良い。
(第3の実施形態)
図14は、第3の実施形態のホールIC300を示すブロック図である。図14に示すように、第3の実施形態のホールIC300は、第1の実施形態と同様の電源端子11、GND端子13、出力端子15、発振器101、制御ロジック回路151、磁界検出回路105及び出力インバータ回路113、並びに、モード切替回路353及び基準電圧発生部301を備える。第3の実施形態のホールIC300はインバータ155を備えておらず、出力インバータ回路113の共通ドレインにモード切替回路353は接続されていない。
図15は、第3の実施形態のホールIC300が備えるモード切替回路353を示す回路図である。図15に示すように、本実施形態のモード切替回路353は、電源端子11から印加された電源電圧Vccを分圧する抵抗401,402と、ヒステリシス付きコンパレータ(以下「ヒステリシスコンパレータ」という。)403とを有する。ヒステリシスコンパレータ403の非反転入力端子(+)には、抵抗401,402による分圧で得られた分圧電位Vaが印加され、反転入力端子(−)には、基準電圧発生部301で発生した基準電位Vbが印加される。
ヒステリシスコンパレータ403は、分圧電位Vaと基準電位Vbを比較して、その大小関係及びヒステリシスに応じたレベルの信号、すなわちHレベル又はLレベルの信号を出力する。ヒステリシスコンパレータ403の出力信号は制御ロジック回路151に送られ、制御ロジック回路151はこの信号のレベルに応じてモードを切り替える。具体的には、制御ロジック回路151は、この信号がLレベルのときは、磁界検出間欠動作の周期が長い通常モードに設定し、Hレベルのときは、当該間欠動作の周期が短いテストモードに設定する。
本実施形態では、通常モードでは、Va<Vbの関係を満たすよう、電源電圧値、抵抗401,402の分圧比及び基準電位Vbが設定される。Va<Vbのとき、ヒステリシスコンパレータ403はLレベルの信号を出力する。
本実施形態のホールIC300をテストモードに切り替えるときは、電源端子11に印加する電源電圧Vccを上げていく。電源電圧Vccを上げてVa>Vbになると、ヒステリシスコンパレータ403はHレベルの信号を出力するため、制御ロジック回路151は、磁界検出の間欠動作の周期をテストモードに設定する。ヒステリシスコンパレータ403がHレベルの信号を出力している状態のとき、ヒステリシスコンパレータ403は、(Va+Vo)>Vbの関係を満たす範囲では、ヒステリシスの働きによりHレベル出力を保持する。一方、電源電圧Vccを下げていき、(Va+Vo)<Vbの関係になると、ヒステリシスコンパレータ403はLレベルの信号を出力するため、制御ロジック回路151は、磁界検出の間欠動作の周期を通常モードに設定する。
以上説明したように、本実施形態のホールIC300によれば、電源端子に印加する電源電圧Vccのレベルを調整することによって間欠動作の周期が異なるモードに切り替えることができる。このため、第1の実施形態と同様に、チップサイズや端子数が従来と同じ構成で、短時間での検査が可能なテストモードに移行することができる。
上記説明した第1〜第3の実施形態のホールICは、携帯電話等の電子機器に搭載される。
本発明に係る磁界検出装置は、短時間で検査を行うことのできる消費電力が小さいホールIC等として有用である。
第1の実施形態のホールIC100を示すブロック図 ホールIC100が通常モードのときの、(a)発振器101から出力されるクロック信号と、(b)制御ロジック回路151によってクロック信号が分周比1/2で分周された第1の分周信号と、(c)制御ロジック回路151によってクロック信号が分周比1/4で分周された第2の分周信号と、(d)クロック信号、第1の分周信号及び第2の分周信号の論理積演算出力信号とを示す図 ホールIC100が通常モード又はテストモードに設定されているときの、(a)クロック信号と、(b)モード切替回路153から出力されるモード設定信号と、(c)モード設定信号に応じた制御ロジック回路151の出力信号とを示す図 出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧の磁束密度Bに応じた特性を示す図 出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の磁束密度Bに応じた特性を示す図 モード切替回路153の内部構成を中心に第1の実施形態のホールIC100の一部を示すブロック図 他の実施形態のホールICを示すブロック図 他の形態のモード切替回路153の内部構成を中心に第1の実施形態のホールIC100の一部を示すブロック図 他の形態のモード切替回路153の内部構成を中心に第1の実施形態のホールIC100の一部を示すブロック図 他の形態のモード切替回路153の内部構成を中心に第1の実施形態のホールIC100の一部を示すブロック図 第2の実施形態のホールIC200を示すブロック図 出力インバータ回路113の共通ドレイン電圧の磁束密度に応じた特性を示す図 出力インバータ回路161の共通ドレイン電圧の磁束密度に応じた特性を示す図 第3の実施形態のホールIC300を示すブロック図 第3の実施形態のホールIC300が備えるモード切替回路353を示す回路図 間欠動作機能を備えたホールIC10を示すブロック図 (a)ホールIC10周辺の磁束密度Bと、(b)発振器101から出力されるクロック信号と、(c)制御ロジック回路103の出力信号と、(d)出力端子15から出力される出力信号とを示す図
符号の説明
11 電源端子
13 GND端子
15 出力端子
101 発振器
151 制御ロジック回路
105,205 磁界検出回路
153,353 モード切替回路
109,157 NMOS
111,159 PMOS
113,161 出力インバータ回路
155 インバータ
121,221 ホール素子
123 アンプ
125 ヒステリシスコンパレータ
127 ラッチ回路
163 カウンタ
171 NOR
173 第1DFF
175 インバータ
177 第2DFF
179 第3DFF
271 AND
301 基準電圧発生部
401,402 抵抗
403 ヒステリシスコンパレータ

Claims (7)

  1. 入力信号の電位レベルに応じて通電し、周辺の磁界に応じて2つの異なる電位レベルの信号の内のいずれか一方を出力する磁界検出部と、
    クロック信号及び当該クロック信号を分周又は逓倍した信号を用いて、前記磁界検出部が通電するタイミングを示す周期的な通電制御信号を生成し、当該通電制御信号を前記磁界検出部に供給する通電制御部と、
    前記磁界検出部の出力信号の電位レベルを反転する第1の反転部と、
    前記磁界検出部の出力信号の電位レベル、及び当該出力信号の電位レベルが前記第1の反転部によって反転された信号の電位レベルに応じて、前記通電制御信号の周期を制御する周期制御信号を前記通電制御部に供給する通電周期制御部と、を備え、
    前記通電制御部は、前記通電周期制御部から供給された前記周期制御信号の電位レベルに応じて、前記磁界検出部が通電しない期間及び周期がそれぞれ異なる2つの通電制御信号の内のいずれか一方を前記磁界検出部に供給し、
    当該磁界検出装置の動作モードとして、当該磁界検出装置の動作が検査されるときのテストモード、及び当該磁界検出装置を通常動作させるときの通常モードが用意され、
    前記テストモード時の前記通電制御信号の非通電期間及び周期は、前記通常モード時の前記通電制御信号の非通電期間及び周期よりも短く、
    前記通電周期制御部には、前記磁界検出部の出力信号の電位レベルに応じた信号、及び当該出力信号の電位レベルが前記第1の反転部によって反転された信号の電位レベルに応じた信号が入力され、
    前記通常モード時に、前記通電周期制御部に入力されるこれら2つの信号の電位レベルが一定時間だけ強制的に同電位とされたとき、前記通電周期制御部は、前記通常モード時の周期制御信号の電位レベルとは異なる電位レベルの周期制御信号を前記通電制御部に供給して、当該磁界検出装置が前記通常モードから前記テストモードに移行する磁界検出装置。
  2. 請求項に記載の磁界検出装置であって、
    前記通電制御部は、当該磁界検出装置が前記テストモードに移行してから経過した時間を計測するカウンタを有し、所定時間が経過したとき、前記通電周期制御部を初期化する磁界検出装置。
  3. 請求項に記載の磁界検出装置であって、
    前記通電周期制御部は、
    当該通電周期制御部に入力される前記2つの信号の電位レベルが同電位とされたときにHレベル信号を出力する論理ゲートと、
    入力端子に前記論理ゲートの出力信号が入力される第1のフリップフロップと、
    前記第1のフリップフロップの出力信号の電位レベルを反転する第2の反転部と、
    リセット端子を有し、クロック端子に前記第1のフリップフロップの出力信号が入力され、入力端子には常にHレベル信号が入力される第2のフリップフロップと、を有し、
    前記周期制御信号は、前記第2のフリップフロップの出力信号である磁界検出装置。
  4. 請求項に記載の磁界検出装置であって、
    前記通電周期制御部は、
    当該通電周期制御部に入力される前記2つの信号の電位レベルが同電位とされたときにHレベル信号を出力する論理ゲートと、
    入力端子に前記論理ゲートの出力信号が入力される第1のフリップフロップと、
    前記第1のフリップフロップの出力信号の電位レベルを反転する第2の反転部と、
    入力端子に前記第1のフリップフロップの出力信号が入力される第2のフリップフロップと、
    リセット端子を有し、クロック端子に前記第2のフリップフロップの出力信号が入力され、入力端子には常にHレベル信号が入力される第3のフリップフロップと、を有し、
    前記周期制御信号は、前記第3のフリップフロップの出力信号である磁界検出装置。
  5. 請求項又はに記載の磁界検出装置であって、
    前記通電制御部による前記通電制御信号の生成は、前記第1のフリップフロップの出力信号の電位レベルが前記第2の反転部によって反転された信号の電位レベルに応じて、初期化又は初期化が解除される磁界検出装置。
  6. 請求項又はに記載の磁界検出装置であって、
    前記論理ゲートはNORゲート又はANDである磁界検出装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の磁界検出装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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