JP6437333B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内部電源電圧生成回路を備えた半導体装置に関する。
半導体装置において、外部電源電圧を装置内部で必要とする電圧値に降圧して用いること(内部降圧)が行われている(例えば、特許文献1)。かかる装置においては、例えば内部電源電圧生成回路が外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を生成し、これを半導体装置内部のコア回路に供給する。
特開平10−289576号公報
このような半導体装置において、クロック同期型のコア回路は、休止期間と動作期間とを切り替えつつ動作を行う。休止モードから動作モードに切り替わる際、コア回路の各部が一斉に動作を開始することにより、内部電源電圧生成回路を介して外部電源電圧にノイズが重畳され、内部電源電圧生成回路を構成する基準電圧発生回路の出力電圧が低下する場合がある。このため、基準電圧発生回路の出力電圧の低下により、内部電源電圧の電圧値がコア回路の動作保証範囲よりも低下し、目標とするコア回路の性能を得ることが困難になるという問題があった。
また、コア回路が動作モードに切り替わった直後には、内部電源電圧生成回路から電圧が十分に供給されず、内部電源電圧の電圧値が急激に低下して、動作保証範囲を下回ってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、内部電源電圧がコア回路の動作保証範囲から外れることを防ぐことが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、スタンバイ信号に応じて休止期間と動作期間とを繰り返して動作するコア回路と、内部電源電圧を生成して前記コア回路に供給する内部電源電圧生成回路と、を有する半導体装置であって、前記内部電源電圧生成回路は、外部電源電圧の供給を受ける第1端子と、前記外部電源電圧に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記第1端子を介して前記外部電源電圧の印加を受け、前記基準電圧に基づいて第1内部電源電圧を生成し、前記コア回路に供給する第1レギュレータ回路と、を含み、前記基準電圧生成回路は、前記コア回路の動作を保証する動作保証範囲の中心値に対応する中心基準電圧よりも高い電圧を設定値として、前記基準電圧を生成し、前記第1レギュレータ回路は、前記コア回路の前記動作保証範囲の中心値よりも高く上限値よりも低い電圧値を設定値として、前記第1内部電源電圧を生成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、内部電源電圧がコア回路の動作保証範囲から外れることを防ぐことが可能となる。
実施例1における内部電源電圧生成回路10及びコア回路11の構成を示すブロック図である。 実施例1における基準電圧生成回路12及び第1レギュレータ回路13の構成を示す図である。 実施例1におけるスタンバイ信号の反転信号、基準電圧VREF、内部電源電圧VDDを示すタイムチャートである。 実施例2における内部電源電圧生成回路10及びコア回路11の構成を示すブロック図である。 実施例2における第1レギュレータ回路13及び第2レギュレータ回路14の構成を示す図である。 実施例2におけるスタンバイ信号の反転信号、基準電圧VREF、内部電源電圧VDDを示すタイムチャートである。 実施例3における内部電源電圧生成回路10及びコア回路11の構成を示すブロック図である。 実施例3におけるスタンバイ信号の反転信号、基準電圧VREF、内部電源電圧VDDを示すタイムチャートである。 実施例4における内部電源電圧生成回路10及びコア回路11の構成を示すブロック図である。 実施例4におけるスタンバイ信号の反転信号、基準電圧VREF、内部電源電圧VDDを示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係る内部電源電圧生成回路10及びコア回路11を示すブロック図である。内部電源電圧生成回路10及びコア回路11は、半導体ICに形成されている。
内部電源電圧生成回路10は、外部から電源端子T1を介して電源電位VCCの供給を受け、内部電源電圧VDDを生成して、これをコア回路11に供給する。内部電源電圧生成回路10は、基準電圧生成回路12及び第1レギュレータ回路13を含む。
コア回路11は、例えばクロック同期型の回路であり、内部電源電圧VDDの供給を受け、スタンバイ信号STBYの供給に応じて、動作モードと休止モードとを切り替えつつ動作を行う。スタンバイ信号STBYは、コア回路11の動作モードと休止モードを指定する論理レベル“0”及び“1”を繰り返して、コア回路11の動作モードと休止モードを指定する2値のパルス信号である。コア回路11は、論理レベル“1”のスタンバイ信号STBYが供給されている間(以下、休止モード期間SPと称する)、休止モードとなり、動作を休止する。一方、コア回路11は、論理レベル“0”のスタンバイ信号STBYが供給されている間(以下、動作モード期間OPと称する)、動作モードとなり、通常動作を行う。
基準電圧生成回路12は、図2(a)に示すように、接地電位GNDと電源電位VCCとの間に直列接続されたツェナーダイオードD1及び抵抗R0を含む。基準電圧生成回路12は、電源電位VCCに基づいて基準電圧VREFを生成し、これを第1レギュレータ回路13に供給する。
第1レギュレータ回路13は、電源電位VCC及び基準電圧VREFの供給を受け、内部電源電圧VDDを生成して、これをコア回路11に供給する。第1レギュレータ回路13は、図2(b)に示すように、オペアンプ21、トランジスタ22、抵抗R1及びR2を含む。
オペアンプ21は、非反転入力端子に基準電圧VREFが入力され、反転入力端子が抵抗R1及びR2の間に接続されている。オペアンプ21は、基準電圧生成回路12から供給された基準電圧VREFの振幅を、抵抗R1及びR2の抵抗比(R1/R2)に対応した利得で増幅した増幅信号をトランジスタ22のゲートに出力する。
トランジスタ22は、Pチャネル型MOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタである。トランジスタ22のゲートにはオペアンプ21の出力電圧が印加され、ソースには電源電位VCCが印加されている。トランジスタ22のドレインは抵抗R1の一端と接続されている。
抵抗R1及びR2は直列接続され、抵抗R2の他端には接地電位GNDが印加されている。
次に、基準電圧生成回路12が生成する基準電圧VREF及び第1レギュレータ回路13が生成する内部電源電圧VDDについて、図3のタイムチャートを参照して説明する。
コア回路11は、論理レベル“1”のスタンバイ信号STBYの供給を受け、休止モードとなる。すなわち、休止モード期間SPの間、コア回路11には、論理レベル“1”のスタンバイ信号STBYが供給されている。また、コア回路11は、論理レベル“0”のスタンバイ信号STBYの供給を受け、動作モードとなる。すなわち、動作モード期間OPにおいて、コア回路11には、論理レベル“0”のスタンバイ信号STBYが供給されている。したがって、スタンバイ信号STBYを反転した反転信号は、図3に示すように、休止モード期間SPにおいて論理レベル“0”、動作モード期間OPにおいて論理レベル“1”を有する。
動作保証範囲GRは、コア回路11の動作が保証される内部電源電圧VDDの範囲を示すものである。上限電位UVは動作保証範囲GRの上限値、下限電位DVは動作保証範囲GRの下限値、中心電位CVは動作保証範囲GRの中心値の電位を示す。
中心基準電圧RCVは、中心電位CVに対応する基準電圧を示す。すなわち、第1レギュレータ回路13は、仮に基準電圧VREFの代わりに中心基準電圧RCVを与えられた場合、中心電位CVに相当する電圧値の内部電源電圧VDDを生成する。
基準電圧生成回路12は、中心基準電圧RCVよりも所定電位dVRだけ高い電圧値を設定値として、基準電圧VREFを生成する。基準電圧VREFの出力値は、休止モード期間SPにおいては、設定値とほぼ同じ値に維持される。一方、動作モード期間OPにおいては、コア回路11の動作に起因して電源電位VCCに重畳されるノイズにより、基準電圧VREFの出力値は、設定値よりも低下する。
第1レギュレータ回路13は、動作保証範囲GRの中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を設定値として内部電源電圧VDDを生成し、これをコア回路11に供給する。内部電源電圧VDDの出力値は、休止モード期間SPにおいては、設定値とほぼ同じ値に維持される。一方、動作モード期間OPにおいては、基準電圧VREFの出力値の低下の影響により、内部電源電圧VDDの出力値も低下する。また、休止モード期間SPから動作モード期間OPへの移行直後には、コア回路11への十分な内部電源電圧VDDの供給が間に合わないため、内部電源電圧VDDの出力値が急激に低下する。
しかしながら、本実施例における第1レギュレータ回路13は、中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を設定値として内部電源電圧VDDを生成しているため、内部電源電圧VDDの出力値は、動作モード期間OPにおいて基準電圧VREFの出力値の低下に応じて電圧値が低下しても、動作保証範囲GRの下限電位DVを下回らない。また、休止モード期間SPにおける電圧値を高く設定することにより、コア回路11が動作を開始した際の内部電源電圧VDDの電圧値のマージンを広くとることができるため、休止モード期間SPから動作モード期間OPへの移行直後に電圧値の急激な低下が生じても、内部電源電圧VDDの出力値は、動作保証範囲GRの下限電位DVを下回らない。
すなわち、本実施例における内部電源電圧生成回路10は、基準電圧生成回路12において、中心基準電圧RCVよりも所定電位dVRだけ高い電圧値を設定値として基準電圧VREFを生成する。また、この基準電圧VREFと電源電位VCCとに基づいて、第1レギュレータ回路13において、中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を設定値として、内部電源電圧VDDを生成する。内部電源電圧VDDの設定値が所定電位dVC分のマージンを有するため、動作モード期間OPにおいて電圧値が低下した場合であっても、内部電源電圧VDDの出力値が動作保証範囲GRから外れるのを防止することができる。
図4は、本実施例における内部電源電圧生成回路10及びコア回路11を示すブロック図である。内部電源電圧生成回路10は、基準電圧生成回路12、第1レギュレータ回路13、第2レギュレータ回路14及びインバータ15を含む。
基準電圧生成回路12は、外部から電源端子T1を介して供給された電源電位VCCに基づいて基準電圧VREFを生成し、これを第1レギュレータ回路13及び第2レギュレータ回路14に供給する。
インバータ15は、端子TSを介して供給されたスタンバイ信号STBYを反転させ、反転信号を第2レギュレータ回路14に供給する。
第1レギュレータ回路13は、図5(a)に示すように、オペアンプ23、トランジスタ24、トランジスタ25、抵抗R3及びR4を含む。
オペアンプ23は、非反転入力端子に基準電圧VREFが入力され、反転入力端子は抵抗R3及びR4の間に接続されている。オペアンプ23は、基準電圧生成回路12から供給された基準電圧VREFの振幅を、抵抗R3及びR4の抵抗比(R3/R4)に対応した利得で増幅した増幅信号をトランジスタ24のゲートに出力する。
トランジスタ24は、Pチャネル型MOSトランジスタである。トランジスタ24のゲートにはオペアンプ23の出力電圧が印加され、ソースには電源電位VCCが印加されている。トランジスタ24のドレインは抵抗R3の一端と接続されている。
抵抗R3及びR4は直列接続され、抵抗R4の他端はトランジスタ25のドレインと接続されている。
トランジスタ25は、Nチャネル型MOSトランジスタである。トランジスタ25のゲートには、スタンバイ信号STBYが印加される。したがって、トランジスタ25はスタンバイ信号STBYが論理レベル“1”の場合にオン状態(すなわち、導通状態)となり、スタンバイ信号STBYが論理レベル“0”の場合にオフ状態(すなわち、非道通状態)となる。
第2レギュレータ回路14は、図5(b)に示すように、オペアンプ26、トランジスタ27、トランジスタ28、抵抗R5及びR6を含む。
オペアンプ26は、非反転入力端子に基準電圧VREFが入力され、反転入力端子は抵抗R5及びR6の間に接続されている。オペアンプ26は、基準電圧生成回路12から供給された基準電圧VREFの振幅を、抵抗R5及びR6の抵抗比(R5/R6)に対応した利得で増幅した増幅信号をトランジスタ27のゲートに出力する。
トランジスタ27は、Pチャネル型MOSトランジスタである。トランジスタ27のゲートにはオペアンプ26の出力電圧が印加され、ソースには電源電位VCCが印加されている。トランジスタ27のドレインは抵抗R5の一端と接続されている。
抵抗R5の他端はR6の一端と接続され、抵抗R6の他端はトランジスタ28のドレインと接続されている。また、抵抗R5及びR6の抵抗比(R5/R6)は、抵抗R3及びR4の抵抗比(R3/R4)よりも小さい。
トランジスタ28は、Nチャネル型MOSトランジスタである。トランジスタ28のゲートには、スタンバイ信号STBYの反転信号がインバータ15から供給される。したがって、トランジスタ28はスタンバイ信号STBYが論理レベル“0”(反転信号が論理レベル“1”)の場合にオン状態(すなわち、導通状態)となり、スタンバイ信号STBYが論理レベル“1”(反転信号が論理レベル“0”)の場合にオフ状態(すなわち、非導通状態)となる。
第1レギュレータ回路13及び第2レギュレータ回路14は、スタンバイ信号STBYの論理レベルが“0”か“1”かに応じて相補的に動作する。すなわち、スタンバイ信号STBYが論理レベル“1”の場合、トランジスタ25がオン状態(すなわち、導通状態)となり、第1レギュレータ回路13は内部電源電圧VDD1を生成する。スタンバイ信号STBYが論理レベル“0”の場合、トランジスタ28がオン状態(すなわち、導通状態)となり、第2レギュレータ回路14は内部電源電圧VDD2を生成する。
また、上記の通り、第1レギュレータ回路13における抵抗分圧比R3/R4は、第2レギュレータ回路14における抵抗分圧比R5/R6よりも大きい。したがって、第1レギュレータ回路13が生成する内部電源電圧VDD1は、第2レギュレータ回路14が生成する内部電源電圧VDD2よりも大きい。
図6は、本実施例におけるスタンバイ信号STBYの反転信号、基準電圧VREF、内部電源電圧VDD(VDD1及びVDD2)を示すタイムチャートである。
基準電圧生成回路12は、中心基準電圧RCVよりも所定電位dVRだけ高い電圧値を設定値として、基準電圧VREFを生成する。基準電圧VREFの出力値は、休止モード期間SPにおいて設定値とほぼ同じ値に維持される。一方、動作モード期間OPにおいては、基準電圧VREFの出力値は、設定値よりも低下する。
第1レギュレータ回路13は、休止モード期間SPにおいて、動作保証範囲GRの中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を有する内部電源電圧VDD1を生成する。
第2レギュレータ回路14は、動作モード期間OPにおいて、休止モード期間SPにおける内部電源電圧VDD1よりも低い中心電位CVを設定値として、内部電源電圧VDD2を生成する。内部電源電圧VDD2の出力値は、動作モード期間OPにおける基準電圧VREFの低下により、設定値よりも低い電圧値となる。また、休止モード期間SPから動作モード期間OPへの移行直後には、コア回路11への十分な内部電源電圧VDDの供給が間に合わないため、内部電源電圧VDDの出力値が急激に低下する。
しかしながら、本実施例においては、第1レギュレータ回路13が、休止モード期間SPにおいて動作保証範囲GRの中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を設定値として内部電源電圧VDD1を生成している。このため、休止モード期間SPから動作モード期間OPへの移行時に内部電源電圧がVDD2からVDD1へと切り替わった際、電圧値の低下が生じても、内部電源電圧VDD2は動作保証範囲GRの下限電位DVを下回らない。
また、動作モード期間OPから休止モード期間SPに移行すると、コア回路11は動作を停止する。この際、内部電源電圧がVDD2からVDD1に切り替わった直後、コア回路11の各部が一斉に動作を停止することに起因して、VDD1が一時的に設定値を上回る「オーバーシュート」の状態が生じる。
しかしながら、本実施例の第2レギュレータ回路14は、動作モード期間OPにおいて、内部電源電圧VDD1の設定値よりも低い、動作保証範囲GRの中心電位CVを設定値として内部電源電圧VDD2を生成しているため、内部電源電圧VDD1の電圧値は、オーバーシュートしたとしても動作保証範囲GRの上限電位UVを上回らない。
したがって、本実施例の内部電源電圧生成回路10によれば、内部電源電圧VDDの電圧値が動作保証範囲GRから外れるのを防止することができる。
図7は、本実施例における内部電源電圧生成回路10及びコア回路11を示すブロック図である。内部電源電圧生成回路10は、第1基準電圧生成回路12、第1レギュレータ回路13、第2基準電圧生成回路16、第3レギュレータ回路17、発振回路18及びPLL(Phase Locked Loop)回路19を含む。
コア回路11は、例えばフリップフロップ等を含み、発振回路18からクロック信号CK1、PLL回路19からの逓倍クロック信号CK2の供給を受け、これに同期して所定の動作を行う。
第1基準電圧生成回路12は、電源端子T1を介して供給された第1電源電位VCC1に基づいて第1基準電圧VREF1を生成し、これを第1レギュレータ回路13に供給する。
第1レギュレータ回路13は、第1基準電圧生成回路12から供給された基準電圧VREF1に基づいて内部電源電圧VDDを生成し、これをコア回路11に供給する。
第2基準電圧生成回路16は、電源端子T2を介して供給された第2電源電位VCC2に基づいて第2基準電圧VREF2を生成し、これを第3レギュレータ回路17に供給する。
第3レギュレータ回路17は、第2基準電圧生成回路16から供給された第2基準電圧VREF2に基づいてPLL電源電圧VDD_PLLを生成し、これを発振回路18及びPLL回路19に供給する。
発振回路18は、PLL電源電圧VDD_PLLの供給を受け、クロック信号CK1を生成して、これをPLL回路19及びコア回路11に供給する。
PLL回路19は、PLL電源電圧VDD_PLLの供給を受け、クロック信号CK1を逓倍して逓倍クロック信号CK2を生成して、これをコア回路11に供給する。
図8は、本実施例におけるスタンバイ信号STBYの反転信号、第1基準電圧VREF1、内部電源電圧VDD、第2基準電圧VREF2及びPLL電源電圧VDD_PLLを示すタイムチャートである。
第1基準電圧生成回路12は、第1電源電位VCC1の供給を受け、中心基準電圧RCVよりも所定電位dVRだけ高い電圧値を設定値として第1基準電圧VREF1を生成し、これを第1レギュレータ回路13に供給する。第1基準電圧VREF1の出力値は、休止モード期間SPにおいて設定値とほぼ同じ値に維持され、動作モード期間OPにおいて設定値よりも低下する。
第2基準電圧生成回路16は、第2電源電位VCC2の供給を受け、中心基準電圧RCVと同電位を設定値として第2基準電圧VREF2を生成し、これを第1レギュレータ回路13に供給する。したがって、第2基準電圧VREF2の設定値は、第1基準電圧VREF1の設定値よりも小さい。また、第2基準電圧VREF2は、コア回路11の各部が動作することにより第1電源電位VCC1に重畳されるノイズの影響を受けないため、動作モード期間OP及び休止モード期間SPを通じて出力値が設定値とほぼ同じ値に維持される。
第1レギュレータ回路13は、動作保証範囲GRの中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を設定値として内部電源電圧VDDを生成し、これをコア回路11に供給する。内部電源電圧VDDの出力値は、休止モード期間SPにおいて設定値とほぼ同じ値に維持される一方、動作モード期間OPにおいては、第1基準電圧VREF1の低下により電圧値が低下する。また、休止モード期間SPから動作モード期間OPへの移行直後には、コア回路11への十分な内部電源電圧VDDの供給が間に合わないため、内部電源電圧VDDの出力値が急激に低下する。
第3レギュレータ回路17は、動作保証範囲GRの中心電位CVを設定値として、PLL電源電圧VDD_PLLを生成する。第2基準電圧VREF2の設定値が、動作モード期間OP及び休止モード期間SPを通じてほぼ同じ値に維持されるため、PLL電源電圧VDD_PLLの出力値も、動作モード期間OP及び休止モード期間SPを通じて設定値とほぼ同じ値に維持される。
本実施例において、第1レギュレータ回路13は、中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を設定値として内部電源電圧VDDを生成している。このため、電圧値の低下が生じても、内部電源電圧VDDの出力値は、動作保証範囲GRの下限電位DVを下回らない。
また、PLL電源電圧VDD_PLLは、コア回路11の動作保証範囲GRの中心電位CVを設定値として生成され、出力値もこれとほぼ同じ値に維持される。このため、例えば電圧値の大きい電源電圧がPLL回路19に供給されることによりフリップフロップが高速動作する等の事態が生じないため、コア回路11内のフリップフロップのホールドマージンを十分に確保することができる。
また、発振回路18及びPLL回路19は、電源電位VCC2に基づいて生成されたPLL電源電圧VDD_PLLに応じて、夫々クロック信号CK1及びCK2を生成する。したがって、コア回路11の動作時に第1電源電位VCCに重畳されるノイズの影響を受けないため、ノイズに起因してクロック信号CK1及びCK2にジッタが発生することを防止することができる。また、これにより、コア回路11内のフリップフロップのセットアップマージン及びホールドマージンを十分に確保することができる。
図9は、本実施例における内部電源電圧生成回路10及びコア回路11を示すブロック図である。内部電源電圧生成回路10は、第2基準電圧生成回路16、第1レギュレータ回路13、第3レギュレータ回路17、発振回路18及びPLL回路19を含む。
第1レギュレータ回路13は、電源端子T1を介して供給された第1電源電位VCC1及び第2基準電圧生成回路16から供給された第2基準電圧VREF2に基づいて、内部電源電圧VDDを生成し、これをコア回路11に供給する。
第2基準電圧生成回路16は、電源端子T2を介して供給された第2電源電位VCC2に基づいて第2基準電圧VREF2を生成し、これを第1レギュレータ回路13及び第3レギュレータ回路17に供給する。
第3レギュレータ回路17は、電源端子T2を介して供給された第2電源電位VCC2及び第2基準電圧生成回路16から供給された第2基準電圧VREF2に基づいてPLL電源電圧VDD_PLLを生成し、発振回路18及びPLL回路19に供給する。
発振回路18は、PLL電源電圧VDD_PLLの供給を受け、クロック信号CK1を生成して、これをPLL回路19及びコア回路11に供給する。
PLL回路19は、PLL電源電圧VDD_PLLの供給を受け、クロック信号CK1を逓倍した逓倍クロック信号CK2を生成して、これをコア回路11に供給する。
図10は、本実施例におけるスタンバイ信号STBYの反転信号、第2基準電圧VREF2、内部電源電圧VDD及びPLL電源電圧VDD_PLLを示すタイムチャートである。
第2基準電圧生成回路16は、第2電源電位VCC2の供給を受け、中心基準電圧RCVと同電位を設定値として第2基準電圧VREF2を生成し、これを第1レギュレータ回路13に供給する。第2基準電圧VREF2は、コア回路11の各部が動作することにより第1電源電位VCC1に重畳されるノイズの影響を受けないため、動作モード期間OP及び休止モード期間SPを通じて出力値が設定値とほぼ同じ値に維持される。
第1レギュレータ回路13は、動作保証範囲GRの中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を設定値として内部電源電圧VDDを生成し、これをコア回路11に供給する。本実施例では、第2基準電圧VREF2の設定値が、動作モード期間OP及び休止モード期間SPを通じてほぼ同じ値に維持されるため、基準電圧の低下による内部電源電圧VDDの出力値の低下は生じない。
一方、休止モード期間SPから動作モード期間OPへの移行直後には、コア回路11への十分な内部電源電圧VDDの供給が間に合わないため、内部電源電圧VDDの出力値が急激に低下する。しかし、第1レギュレータ回路13は、中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を設定値として内部電源電圧VDDを生成しているため、電圧値の低下が生じても、内部電源電圧VDDの出力値は、動作保証範囲GRの下限電位DVを下回らない。
また、PLL電源電圧VDD_PLLは、コア回路11の動作保証範囲GRの中心電位CVを設定値として生成され、出力値もこれとほぼ同じ値に維持される。このため、実施例3と同様、電圧値の大きい電源電圧がPLL回路に供給されることによりフリップフロップが高速動作する等の事態が生じないため、コア回路11内のフリップフロップのホールドマージンを十分に確保することができる。
また、第1レギュレータ回路13は第2基準電圧生成回路16からの基準電圧VREF2の供給を受けて、内部電源電圧VDDを生成する。一方、第3レギュレータ回路17も、第2基準電圧生成回路16からの基準電圧VREF2の供給を受けて、PLL電源電圧VDD_PLLを生成する。このように、共通の基準電圧を用いて内部電源電圧VDD及びPLL電源電圧VDD_PLLを成生成しているため、コア回路11と発振回路18及びPLL回路19との電気的特性を合致させることができる。また、第2基準電圧生成回路16を複数設ける必要がないため、内部電源電圧生成回路10の回路面積を小さく抑えることができる。
なお、上記実施例では、第1レギュレータ回路13が、動作保証範囲GRの中心電位CVよりも所定電位dVCだけ高い電圧値を設定値として内部電源電圧VDDを生成するとして説明した。しかし、休止モード期間SPにおける内部電源電圧VDDの電圧値は、一定値に限られない。例えば、休止モード期間SPの間、動作保証範囲GRの中心電位CVから上限電位UVまでの間の範囲で時間とともに増加する電圧値を設定値として、内部電源電圧VDDを生成してもよい。要するに、第1レギュレータ回路13は、動作保証範囲GRの中心電位CVよりも高く、上限電位UVよりも低い電圧値を設定値として、内部電源電圧VDDを生成すればよい。
10 内部電源電圧生成回路
11 コア回路
12 基準電圧生成回路
13 第1レギュレータ回路
14 第2レギュレータ回路
15 インバータ
16 第2基準電圧生成回路
17 第3レギュレータ回路
18 発振回路
19 PLL回路
21 オペアンプ
22 トランジスタ
23 オペアンプ
24、25 トランジスタ
26 オペアンプ
27、28 トランジスタ

Claims (6)

  1. スタンバイ信号に応じて休止期間と動作期間とを繰り返して動作するコア回路と、内部電源電圧を生成して前記コア回路に供給する内部電源電圧生成回路と、を有する半導体装置であって、
    前記内部電源電圧生成回路は、
    外部電源電圧の供給を受ける第1端子と、
    前記外部電源電圧に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記第1端子を介して前記外部電源電圧の印加を受け、前記基準電圧に基づいて第1内部電源電圧を生成し、前記コア回路に供給する第1レギュレータ回路と、
    を含み、
    前記基準電圧生成回路は、前記コア回路の動作を保証する動作保証範囲の中心値に対応する中心基準電圧よりも高い電圧を設定値として、前記基準電圧を生成し、
    前記第1レギュレータ回路は、前記コア回路の前記動作保証範囲の中心値よりも高く上限値よりも低い電圧値を設定値として、前記第1内部電源電圧を生成する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記内部電源電圧生成回路は、前記外部電源電圧と前記基準電圧とに基づいて、前記動作保証範囲の中心値以上且つ前記第1内部電源電圧の電圧値未満の電圧値を設定値として第2内部電源電圧を生成し、前記動作期間において前記コア回路に供給する第2レギュレータ回路を含み、
    前記第1レギュレータ回路は、前記休止期間において前記第1内部電源電圧を前記コア回路に供給する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1レギュレータ回路は、論理レベル“0”及び“1”が繰り返される前記スタンバイ信号の供給を受け、前記スタンバイ信号が前記コア回路の休止を指定する論理レベル“1”である期間にオン状態となる第1トランジスタを含み、
    前記第2レギュレータ回路は、前記スタンバイ信号の論理レベルを反転した反転信号の供給を受け、前記反転信号が前記コア回路の動作を指定する論理レベル“1”である期間にオン状態となる第2トランジスタを含み、
    前記第1レギュレータ回路及び前記第2レギュレータ回路は、前記スタンバイ信号の論理レベルに応じて、相補的に動作することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記内部電源電圧生成回路は、
    第2外部電源電圧の供給を受ける第2端子と、
    クロック信号を生成して前記コア回路に供給する発振回路と、
    前記クロック信号を逓倍して逓倍クロック信号を生成するPLL回路と、
    前記第2外部電源電圧に基づいて、前記基準電圧の設定値よりも低い電圧値を有する第2基準電圧を生成する第2基準電圧生成回路と、
    前記第2外部電源電圧と前記第2基準電圧とに基づいて、前記動作保証範囲の中心値を設定値としてPLL用内部電源電圧を生成し、前記発振回路と前記PLL回路とに供給する第3レギュレータ回路と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記内部電源電圧生成回路は、
    第2外部電源電圧の供給を受ける第2端子と、
    クロック信号を生成して前記コア回路に供給する発振回路と、
    前記クロック信号を逓倍して逓倍クロック信号を生成するPLL回路と、
    前記第2外部電源電圧と前記基準電圧とに基づいて、前記動作保証範囲の中心値を設定値としてPLL用内部電源電圧を生成し、前記発振回路と前記PLL回路とに供給する第3レギュレータ回路と、 を含み、
    前記基準電圧生成回路は、前記第2外部電源電圧に基づいて前記基準電圧を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記第1レギュレータ回路は、前記休止期間の間、前記動作保証範囲の中心値と上限値との間の範囲で時間とともに電圧値が増加する前記第1内部電源電圧を生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の半導体装置。
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