JP4576199B2 - 降圧電圧出力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路に用いられる降圧電圧出力回路に関する。
図7〜図9を参照して、従来例のチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路について説明する。図7は、従来例のチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の構成を示すブロック図である。
図7において、従来例のチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路は、所定の周波数で発振しクロック信号V1を出力する発振回路1、クロック信号V1を入力信号とする制御ロジック2、Pチャネル型MOSトランジスタM1、Nチャネル型MOSトランジスタM2、Nチャネル型MOSトランジスタM3、Nチャネル型MOSトランジスタM4(夫々、以下、単に「M1」、「M2」、「M3」、「M4」と記す)、容量C1のコンデンサ7、電源電圧印加端子9(以下、「Vcc端子9」と記す)、降圧電圧出力端子10(以下、「Vsub端子10」と記す)を有する。なお、Vcc端子9に印加される電源電圧をVcc、Vsub端子10から出力される降圧電圧をVsubとする。
発振回路1は入力端をVcc端子9に、出力端を制御ロジック2に夫々接続する。制御ロジック2は、1つの入力端をVcc端子9に、他の入力端を発振回路1の出力端に、1つの出力端をM1のゲートに、他の出力端をM2のゲートに、更に別の出力端をM3及びM4のゲートに夫々接続する。M1は、ゲートを制御ロジック2の1つの出力端に、ソースをVcc端子9に、ドレインをコンデンサ7の一端に夫々接続する。M2は、ゲートを制御ロジック2の他の出力端に、ソースをグラウンド(以下、「GND」と記す)に、ドレインをコンデンサ7の他端に夫々接続する。M3は、ゲートを制御ロジック2の更に別の出力端に、ソースをコンデンサン7の一端に、ドレインをGNDに夫々接続する。M4は、ゲートを制御ロジック2の更に別の出力端に、ソースをVsub端子10に、ドレインをコンデンサ7の他端に夫々接続する。コンデンサ7は、一端をM1のドレイン及びM3のソースに、他端をM2のドレイン及びM4のドレインに夫々接続する。
制御ロジック2は、例えば、図8に示すように構成され、発振回路1から制御ロジック入力70を介してクロック信号V1を入力し、M1、M2、M3及びM4のオン(動作状態/ソース−ドレイン間が導通状態)/オフ(動作していない状態/ソース−ドレイン間が遮断状態)を夫々制御する信号V2、V3及びV4を、制御ロジック出力71、制御ロジック出力72及び制御ロジック73から夫々出力する。
図9は、従来例のチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の動作のタイミングを示す図である。図9において、信号V2がLow、信号V3がHigh、信号V4がLowとなる期間を期間T1、信号V2がHigh、信号V3がLow、信号V4がHighとなる期間を期間T2、信号V2がHigh、信号V3がLow、信号V4がLowとなる期間を期間T3とする。図7のように構成された降圧電圧出力回路において、これら期間T1〜T3を、T3→T1→T3→T2→T3で1サイクル構成とする動作タイミングで繰り返すことによって、Vsub端子10から降圧電圧出力電圧Vsubを発生させる。以下、期間T1、T2及びT3の夫々について、図7〜図9を参照して説明する。
先ず、発振回路1は、入力端に電源電圧Vccが印加されると、自己発振を始め、クロック信号V1を出力する。制御ロジック2は、クロック信号V1を入力信号とし、M1、M2、M3及びM4のオン/オフを制御するための信号V2、V3及びV4を出力する。
期間T1において、信号V2がLow、信号V3がHigh、信号V4がLowであるため、M1はオン、M2はオン、M3及びM4はオフとなる。
この状態においては、コンデンサ7の一端はVcc端子9、他端はGNDに接続される。コンデンサ7は、M1のオン抵抗(M1がオンである時のドレイン−ソース間の抵抗)RONM1とコンデンサ7の容量C1とによって決定される時定数により充電される。(以下、コンデンサ7に充電されている電圧をVCとする。)電圧VCは電源電圧Vccに等しくなるように制御されることが好ましいため、上記の時定数は、期間T1より充分短くなるよう、M1のトランジスタサイズを決定しておく必要がある。
期間T2において、信号V2がHigh、信号V3がLow、信号V4がHighであるため、M1はオフ、M2はオフ、M3及びM4はオンとなる。
この状態においては、コンデンサ7の一端はGND、他端はVsub端子10に接続されるので、期間T1でコンデンサ7に充電された電圧VCが放電され、Vsub端子10からは、−VC、つまり−Vccが出力される。
期間T3においては、信号V2がHigh、信号V3がLow、信号V4がLowであるため、M1、M2、M3及びM4は全てオフとなる。
V2がオフとなる期間T1と、V4がオンとなる期間T2とが近接する場合、M1及びM3のゲート電極と基板との間に構成される寄生容量の影響により、V2のLow→Highへの変化及びV4のHigh→Lowへの変化が遅れ、M1及びM3が同時にオンし、Vcc−GND間に貫通電流が流れる。
従来例のチャージポンプを用いた降圧電圧出力回路は、期間T1と期間T2との間に、全てのトランジスタを一旦オフさせる期間T3を設ける構成とする事で、上記貫通電流の発生を防止することができる。
なお、期間T3は、図8に示した制御ロジック2における抵抗21とコンデンサ22とで決定される、クロック信号V1の遅延時間によって決定される。
半導体集積回路において、このような降圧電圧出力回路を内蔵し、基板電位をVsub端子10から供給する場合、Vsub端子10に接続された負荷回路は、プラス電源電圧Vccのみならず、マイナス電源電圧−Vccの供給を受ける事が出来る。例えば、負荷としてVsub端子10にオーディオ回路を接続した場合、Vcc及び−Vccのプラスマイナス電源を電源電圧とするオーディオ回路の出力ダイナミックレンジは、Vcc及びGNDを電源電圧とする場合に較べて2倍となる。
特開平5−29360号公報
しかしながら、上述した従来例のチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路は、Vsub端子10を基板電位に接続した場合、Vcc端子9から入力される電源電圧Vccが立ち上がってから発振回路1が所定の振幅でクロック信号V1を出力するまでに遅延時間がある。電源電圧Vccが立ち上がってから、発振回路1が所定の振幅でクロック信号V1を出力し、クロック信号V1に従ってチャージポンプ回路が完全に動作するまでの間、Vsub端子10に発生する降圧電圧出力は、GND電位に近い低い電圧となる。この間、Vsub端子10はM4のドレインに接続されているので、Vsub端子10の出力インピーダンスがハイインピーダンスとなり、Vsub端子10に接続される基板電位が不安定になる。これに起因して、起動時に、Vsub端子10に接続された負荷回路上の寄生素子で構成されるサイリスタが動作し、回路の破壊に至る、いわゆるラッチアップ現象が起きやすい、という問題があった。
また、Vsub端子10からの降圧電圧出力をオンからオフへ(−Vcc電位からGND電位へ)状態移行させる時に、基板電位が急激に変化するため、Vsub端子10に接続された負荷回路に負担がかかる、という問題があった。
本発明の降圧電圧出力回路は、上記問題を解決するためになされたものであり、電源が立ち上がってから、チャージポンプ回路が完全に動作を始めるまでの間において、負荷回路のラッチアップ現象を防止するとともに、降圧電圧出力をオンからオフへ状態移行させる時に、基板電位の急激な変化を防止する降圧電圧出力回路を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
本発明に係る降圧電圧出力回路は、発振回路前記発振回路の出力信号を入力とする制御ロジック回路と、前記制御ロジックにより制御されかつ電源電圧入力端子からの電源電圧を降圧して降圧電圧出力端子を介して降圧電圧を出力するチャージポンプ回路を有する降圧電圧出力回路において、前記発振回路の前記出力信号を入力し、前記発振回路の周波数に応じてタイマー時間が設定され、第1のレベルを有する制御信号が入力されている期間、前記第1のレベルを有する制御信号が入力されてから前記タイマー時間が経過するまではロウレベルを有する信号を出力し、前記タイマー時間経過後はハイレベルを有する信号を出力し、前記第1のレベルとは異なる第2のレベルを有する制御信号が入力されている期間、ロウレベルを有する信号を出力するタイマー回路と、前記降圧電圧出力端子に接続されたソースと、接地電位に接続されたドレインと、抵抗を介して前記電源電圧入力端子に接続されたゲートとを有する第1のNチャネル型MOSトランジスタと、前記降圧電圧出力端子に接続されたソースと、前記第1のNチャネル型MOSトランジスタのゲートに接続されたドレインと、前記タイマー回路の出力端に接続されたゲートとを有する第2のNチャネル型MOSトランジスタと、を備えたことを特徴とする。
制御信号は、例えば、High及びLowの2値の制御信号である。
発振回路の周波数は、発振回路の構成要素によって任意に設定することが可能である。また、タイマー時間は、電源が立ち上がってからチャージポンプ回路が完全に動作を始めるまでの時間に応じて、発振回路の周波数やタイマー回路の構成要素等によって任意に設定することが可能である。
この発明によれば、電源が立ち上がってからチャージポンプ回路が完全に動作を始めるまでの間において、チャージポンプ回路の出力端を接地電位に短絡させることによって負荷回路のラッチアップ現象を防止するとともに、降圧電圧出力をオンからオフへ状態移行させる時に、前記チャージポンプ回路の出力端の電圧を自然放電させることにより基板電位の急激な変化をも防止できる。
上記降圧電圧出力回路において、前記タイマー回路の出力信号がロウレベルである期間、前記タイマー回路の出力を前記第2のNチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧より低くかつ前記閾値電圧に近接した所定の電圧を出力する制御電圧調整部をさらに備えたことを特徴とする。
前記タイマー回路の出力がLowである期間、上記所定の電圧に調整して出力することにより、第2のNチャネル型MOSトランジスタのゲートに印加されるLow極性の制御電圧を調整する。所定の電圧は、制御電圧調整部内の構成要素によって任意に調整する事が可能である。この発明によれば、第2のNチャネル型MOSトランジスタのゲートに印加されるLow極性の制御電圧を、第2のNチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧より低い、かつ、第2のNチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧に近接した値に設定することによって、降圧電圧出力をオンからオフへ状態移行させる時の基板電位の変化量をさらに小さくすることができる。この発明は、例えば、本発明の降圧電圧出力回路を音声用途に用いた場合の過渡音対策として特に有効である。
本発明の降圧電圧出力回路によれば、電源が立ち上がってから、チャージポンプ回路が完全に動作を始めるまでの間において、負荷回路のラッチアップ現象を防止するとともに、降圧電圧出力をオンからオフへ状態移行させる時の基板電位の急激な変化をも防止できる。
以下本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施の形態について、図面とともに記載する。
《実施の形態1》
図1〜図4、図8及び図9を参照して、本発明の実施の形態1における降圧電圧出力回路について説明する。図1は、本実施の形態における、チャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の構成を示すブロック図である。
図1において、本実施の形態における降圧電圧出力回路は、発振回路1、制御ロジック2、Pチャネル型MOSトランジスタM1、Nチャネル型MOSトランジスタM2、Nチャネル型MOSトランジスタM3、Nチャネル型MOSトランジスタM4、Nチャネル型MOSトランジスタM5、Nチャネル型MOSトランジスタM6(夫々、以下、単に「M1」、「M2」、「M3」、「M4」、「M5」、「M6」と記す)、容量C1のコンデンサ7、第1の抵抗8、電源電圧印加端子9(以下、「Vcc端子9」と記す)、降圧電圧出力端子10(以下、「Vsub端子10」と記す)、タイマー回路11、及び、発振回路1及びタイマー回路11の動作或いは停止を制御するための制御信号を入力する入力端子13(以下、「Vctl端子13」)を有する。なお、Vcc端子9に印加される電源電圧をVcc、Vsub端子10から出力される降圧電圧をVsubとする。
発振回路1は1つの入力端をVcc端子9に、別の入力端をVctl端子13に、出力端を制御ロジック2及びタイマー回路11に夫々接続する。制御ロジック2は、1つの入力端をVcc端子9に、他の入力端を発振回路1の出力端に、1つの出力端をM1のゲートに、他の出力端をM2のゲートに、更に別の出力端をM3及びM4のゲートに夫々接続する。タイマー回路11は、1つの入力端をVcc端子9に、別の入力端をVctl端子13に、更に別の入力端を発振回路1の出力端に、出力端をM6のゲートに夫々接続する。
M1は、ゲートを制御ロジック2の1つの出力端に、ソースをVcc端子9に、ドレインをコンデンサ7の一端に夫々接続する。M2は、ゲートを制御ロジック2の他の出力端に、ソースをグラウンド(以下、「GND」と記す)に、ドレインをコンデンサ7の他端に夫々接続する。M3は、ゲートを制御ロジック2の更に別の出力端に、ソースをコンデンサン7の一端に、ドレインをGNDに夫々接続する。M4は、ゲートを制御ロジック2の更に別の出力端に、ソースをVsub端子10に、ドレインをコンデンサ7の他端に夫々接続する。
M5は、ゲートをM6のドレインに、ソース(一方のN型拡散層)をVsub端子10に、ドレイン(他方のN型拡散層)をGNDに夫々接続する。M6は、ゲートをタイマー回路11の出力端に、ソース(一方のN型拡散層)をVsub端子10に、ドレイン(他方のN型拡散層)をM5のゲートに夫々接続する。第1の抵抗8は、一端をVcc端子9に、他端をM5のゲートとM6のドレインとの接続点に夫々接続する。コンデンサ7は、一端をM1のドレイン及びM3のソースに、他端をM2のドレイン及びM4のドレインに夫々接続する。
発振回路1は、所定の周波数で自己発振し、クロック信号V1を出力する。発振回路1は、Vcc端子9から電源電圧Vccが印加され、かつ、Vctl端子13からHigh(例えば、Vcc電位)が入力されている期間、クロック信号V1を出力し、Vcc端子9から電源電圧Vccが印加されていない、あるいは、Vctl端子13からLow(例えば、GND電位)が入力されている期間、クロック信号V1を出力しない(常にLowを出力する)。
制御ロジック2は、例えば、図8に示すように構成され、発振回路1から制御ロジック入力70を介してクロック信号V1を入力し、M1、M2、M3及びM4のオン(動作状態/ソース−ドレイン間が導通状態)/オフ(動作していない状態/ソース−ドレイン間が遮断状態)を夫々制御する信号V2、V3及びV4を、制御ロジック出力71、制御ロジック出力72及び制御ロジック73から夫々出力する。図8において、インバータ回路INV23及びINV24、NAND回路25、バッファ回路BUF26及びBUF30、及びOR回路29から構成されるブロック18は、Vcc電位をHigh、GND電位をLowとして制御される。インバータ回路INV27、INV28及びINV31から構成されるブロック19は、Vcc電位をHigh、−Vcc電位をLowとして制御される。
タイマー回路11は、例えば、図2に示すように、複数段(例えば、4段)のD型フリップフロップ回路35〜38によって構成される。タイマー回路11は、発振回路1からタイマー回路入力32を介して入力したクロック信号V1を基準クロックとして、Vctl端子13からタイマー回路入力31を介して入力した制御信号Vctlを所定のタイマー時間後に、タイマー回路出力33から出力信号V5として出力する(以下、「タイマー動作」と記す)。タイマー回路11は、Vcc端子9から電源電圧Vccが印加され、かつ、Vctl端子13からHigh(Vcc電位)が入力されている期間、タイマー動作し、Vcc端子9から電源電圧Vccが印加されていない、あるいは、Low(GND電位)が入力されている期間、タイマー動作しない(常にLowを出力する)。
図9は、従来例のチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の動作のタイミングを示す図である。図9において、信号V2がLow、信号V3がHigh、信号V4がLowとなる期間を期間T1、信号V2がHigh、信号V3がLow、信号V4がHighとなる期間を期間T2、信号V2がHigh、信号V3がLow、信号V4がLowとなる期間を期間T3とする。図1のように構成された降圧電圧出力回路において、これら期間T1〜T3を、T3→T1→T3→T2→T3で1サイクル構成とする動作タイミングで繰り返すことによって、Vsub端子10から降圧電圧出力電圧Vsubを発生させる。以下、期間T1、T2及びT3の夫々について、図1、図8及び図9を参照して説明する。
先ず、発振回路1は、入力端に電源電圧Vccが印加された状態において、Vctl端子13からHighを入力されると、自己発振を始め、クロック信号V1を出力する。制御ロジック2は、クロック信号V1を入力信号とし、M1、M2、M3及びM4のオン/オフを制御するための信号V2、V3及びV4を出力する。
期間T1において、信号V2がLow、信号V3がHigh、信号V4がLowであるため、M1はオン、M2はオン、M3及びM4はオフとなる。
この状態においては、コンデンサ7の一端はVcc端子9、他端はGNDに接続される。コンデンサ7は、M1のオン抵抗(M1がオンである時のドレイン−ソース間の抵抗)RONM1とコンデンサ7の容量C1とによって決定される時定数により充電される。(以下、コンデンサ7に充電されている電圧をVCとする)電圧VCは電源電圧Vccに等しくなるように制御されることが好ましいので、上記の時定数は、期間T1より充分短くなるよう、M1のトランジスタサイズを決定しておく必要がある。
期間T2において、信号V2がHigh、信号V3がLow、信号V4がHighであるため、M1はオフ、M2はオフ、M3及びM4はオンとなる。
この状態においては、コンデンサ7の一端はGND、他端はVsub端子10に接続されるので、期間T1でコンデンサ7に充電された電圧VCが放電され、Vsub端子10からは、−VC、つまり−Vccが出力される。
期間T3においては、信号V2がHigh、信号V3がLow、信号V4がLowであるため、M1、M2、M3及びM4は全てオフとなる。期間T1と期間T2との間に、全てのトランジスタを一旦オフさせる期間T3を設ける構成とする事で、従来例のチャージポンプを用いた降圧電圧出力回路と同様に、M1及びM3が同時にオンすることによるVcc−GND間の貫通電流の発生を防止する。
なお、期間T3は、図8に示した制御ロジック2における抵抗21とコンデンサ22とによって決定される、クロック信号V1の遅延時間によって決定される。
次に、図3及び図4を用いて、本実施の形態におけるチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の特徴である、M5、M6及びタイマー回路11の動作について説明する。
図3は、本実施の形態におけるチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路において、電源電圧Vcc印加時(降圧電圧出力Vsubがオフからオン(GND電位から−Vcc電位)に状態移行する時)の動作タイミングを示す図である。図3において、初期状態では、電源電圧Vccはゼロ、制御信号Vctl、クロック信号V1及び信号V5はLow、降圧電圧出力VsubはGND電位である。
まず、Vcc端子9にVcc電圧が印加される(点P1)。この時、制御信号VctlはLow(GND電位)であるため、発振回路1及びタイマー回路11は動作を停止している。
次に、Vcc電圧が印加された状態で、制御信号VctlをLow(GND電位)からHigh(Vcc電位)に変化させる(点P2)。発振回路1は、所定の周波数で自己発振を開始する。タイマー回路11は、タイマー動作を開始する。制御信号VctlがHighとなってから所定のタイマー時間T4が経過するまでの間、タイマー回路11によって、信号V5はLow(GND電位)のままに維持される。M6のゲートには信号V5のLow極性であるGND電位が印加され、ソースにはVsub端子10のGND電位が印加されるため、M6はオフである。また、M5のゲートには第1の抵抗8を解してVcc電位が印加され、ソースにはVsub端子10のGND電位が印加されるため、M5はオンである。Vsub端子10は、M5のソース−ドレイン間を介してローインピーダンスのGNDに短絡され、Vsub端子10からはGND電位が出力される。所定のタイマー時間T4が経過するまでの間に、発振回路1は所定の振幅で発振し、チャージポンプ回路は安定して動作できる状態となる。
所定のタイマー時間T4の経過後、タイマー回路11は、High(Vcc電位)の信号V5を出力する(点P3)。従って、M6のゲートには信号V5のHigh極性であるVcc電位が印加され、ソースにはVsub端子10のGND電位が印加されるため、M6はオンとなる。また、M5のゲートにはM6のソース−ドレイン間を介してVsub端子10のGND電位が印加され、ソースにもVsub端子10のGND電位が印加されるため、M5はオフとなる。Vsub端子10からは、コンデンサ7の充電電圧である−Vccが出力される(点P4)。
なお、所定のタイマー時間T4は、制御信号Vctlの立ち上がりからチャージポンプ回路が完全に動作を始めるまでの期間に応じて任意に設定される時間である。所定のタイマー時間T4は、発振回路1の発振周波数や、タイマー回路11のD型フリップフロップの接続数、言い換えると、クロック信号V1の何分周信号を使用するかによって、容易に設定変更可能である。
以上のように、電源立ち上がり後、所定のタイマー時間T4が経過するまでの間、Vsub端子10の出力インピーダンスをローインピーダンスに維持する。これにより、半導体集積回路において、このような降圧電圧出力回路を内蔵し、基板電位をVsub端子10から供給する場合、電源立ち上がり時に、Vsub端子10に接続された負荷回路にラッチアップが発生することを防止する。
図4は、本実施の形態におけるチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路において、降圧電圧出力Vsubをオンからオフへ(−Vcc電位からGND電位へ)状態移行する時の動作タイミングを示す図である。
まず、制御信号VctlをHigh(Vcc電位)からLow(GND電位)に変化させる(点P10)。これに伴い、発振回路1及びタイマー回路11は動作を停止するので、クロック信号V1及び信号V5はLow(GND電位)となる(点P11及び点P12)。
この時点で、M6のゲートには信号V5のLow極性であるGND電位が印加され、ソースにはVsub端子10の−Vcc電位が印加されるが、ゲート−ソース間の電位差がM6の閾値電圧Vthsよりも大きいため、M6はオンのままである。従って、M5はオフのままである。
発振回路1及びタイマー回路11による、T3→T1→T3→T2→T3で1サイクル構成とする、Vsub端子10に−Vccを出力するための動作タイミングサイクルが停止しているため、降圧電圧出力Vsubは、Vsub端子10に接続された負荷回路を通じて自然放電し、−VccレベルからGNDレベルに向かって緩やかに電位上昇を始める(点P13)。
M6のソースに印加される降圧電圧出力Vsubが上昇し、やがてM6のゲートに印加されるGND電位との差電圧がM6の閾値電圧Vthsよりも小さくなると(つまり、GND電位−Vsub<Vthsが成り立つと)、M6がオフとなり、M5がオンとなる。これにより、Vsub端子10はローインピーダンスのGNDに再び短絡され、Vsub端子10からはGND電位が出力される(点P13)。
以上のように、降圧電圧出力Vsubをオンからオフへ(−Vcc電位からGND電位へ)状態移行する時、降圧電圧出力Vsubは、自然放電によって緩やかに−VccからGND電位に向かって上昇する。これにより、半導体集積回路において、このような降圧電圧出力回路を内蔵し、基板電位をVsub端子10から供給する場合、Vsub端子10に接続された負荷回路へ供給される電圧が急激に変化することを防止する。
本発明の降圧電圧出力回路によれば、電源が立ち上がってからチャージポンプ回路が完全に動作を始めるまでの間において、Vsub端子をGNDに短絡させることにより負荷回路のラッチアップ現象を防止するとともに、降圧電圧出力Vsubをオンからオフへ状態移行させる時、降圧電圧出力Vsubの自然放電を利用して基板電位の急激な変化を防止することができる。
《実施の形態2》
図3、図5及び図6を参照して、本発明の実施の形態2のチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路について説明する。図5は、本実施の形態におけるチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における降圧電圧出力回路は、スイッチング制御電圧調整回路(制御電圧調整部)80を有する点においてのみ、図1に示す実施の形態1の降圧電圧出力回路とは異なる。それ以外の点においては、実施の形態1と同様であり、同一または均等な構成要素については同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
スイッチング制御電圧調整回路80は、M6のゲートと、タイマー回路11の出力端との間に設けられ、かつ、Vcc端子9と第1の抵抗8との間の接続点に接続される。スイッチング制御電圧調整回路80は、タイマー回路11から信号V5を入力し、信号V5のLow極性の電圧を制御した後、M6のオン(動作状態/ソース−ドレイン間が導通状態)/オフ(動作していない状態/ソース−ドレイン間が遮断状態)を制御する信号V6を出力する。
スイッチング制御電圧調整回路80は、例えば、インバータ回路81、Pチャネル型MOSトランジスタM7、Nチャネル型MOSトランジスタM8(夫々、以下、単に「M7」、「M8」と記す)、第2の抵抗82、第3の抵抗83、第4の抵抗84を有する。
M7は、ゲートに印加される電圧がHigh(例えば、Vcc電位)である時にオフ、ゲートに印加される電圧がLow(例えば、GND電位)である時にオンとなる。
第2の抵抗82、第3の抵抗83及び第4の抵抗84は、Vcc端子9と第1の抵抗8との間の接続点とGND電位との間に順に直列に接続され、第3の抵抗83及び第4の抵抗84の接続点はM6のゲートに接続される。インバータ回路81は、入力端をタイマー回路11の出力端に接続する。M7は、ソースをVcc端子9と第1の抵抗8との間の接続点に、ドレインをM6のゲートに、ゲートをインバータ回路81の出力端に夫々接続する。M8は、ソースをGND電位に、ドレイン及びゲートを第2の抵抗82及び第3の抵抗83の接続点に夫々接続する。
信号V5がHigh(Vcc電位)の時、スイッチング制御電圧調整回路80はインバータ回路81によって信号V5の極性を反転し、M7のゲートには信号V5のLow極性であるGND電位が印加されるため、M7はオンである。この時、M6のゲートには、M7のソース−ドレインを介してVcc端子9のVcc電位が印加される。
信号V5がLow(GND電位)の時、スイッチング制御電圧調整回路80はインバータ回路81によって信号V5の極性を反転し、M7のゲートには信号V5のHigh極性であるVcc電位が印加されるため、M7はオフである。この時、M6のゲートには、スイッチング制御電圧調整回路80を介して下記の式(1)で決定される電圧VLが印加される。
なお、以下の式において、第2の抵抗82の抵抗値をR、第3の抵抗83の抵抗値をR、第4の抵抗84の抵抗値をR、M8のオン抵抗をRONM8とする。また、電圧VLは、M6の閾値電圧Vthsより低く、かつ、M6の閾値電圧Vthsに近接する電圧値となるように、予め各抵抗の値が決定される。
Figure 0004576199
図3は、本実施の形態におけるチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路において、電源電圧Vcc印加時(降圧電圧出力Vsubがオフからオン(GND電位から−Vcc電位)に状態移行する時)の動作タイミングを示す図である。図3において、初期状態では、電源電圧Vccはゼロ、制御信号Vctl、クロック信号V1及び信号V5はLow、降圧電圧出力VsubはGND電位である。
まず、Vcc端子9にVcc電圧が印加される(点P1)。この時、制御信号VctlはLow(GND電位)であるため、発振回路1及びタイマー回路11は動作を停止している。
次に、Vcc電圧が印加された状態で、制御信号VctlをLow(GND電位)からHigh(Vcc電位)に変化させる(点P2)。発振回路1は、所定の周波数で自己発振を開始する。タイマー回路11は、タイマー動作を開始する。制御信号VctlがHighとなってから所定のタイマー時間T4が経過するまでの間、タイマー回路11によって、信号V5はLow(GND電位)のままに維持される。この時、インバータ回路81によって、M7のゲートには信号V5のHigh極性であるVcc電位が印加されるため、M7はオフである。M6のゲートには電圧VLが印加され、ソースにはVsub端子10のGND電位が印加される。電圧VLはM6の閾値電圧Vthsよりも低くなるように設定されているため、M6はオフである。M5のゲートには第1の抵抗8を介してVcc電位が印加され、ソースにはVsub端子10のGND電位が印加されるため、M5はオンである。Vsub端子10は、M5のソース−ドレイン間を介してローインピーダンスのGNDに短絡され、Vsub端子10からはGND電位が出力される。この間、発振回路1は所定の振幅で発振し、チャージポンプ回路は安定して動作できる状態となる。
所定のタイマー時間T4の経過後、タイマー回路11は、High(Vcc電位)の信号V5を出力する(点P3)。インバータ回路81によって、M7のゲートには信号V5のLow極性であるGND電位が印加されるため、M7はオンである。M6のゲートにはM7のソース−ドレイン間を介してVcc電位が印加され、ソースにはVsub端子10のGND電位が印加されるため、M6はオンとなる。M5のゲートにはM6のソース−ドレイン間を介してVsub端子10のGND電位が印加され、ソースにもVsub端子10のGND電位が印加されるため、M5はオフとなる。Vsub端子10からは、コンデンサ7の充電電圧である−Vccが出力される(点P4)。
図6は、本実施の形態におけるチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路において、降圧電圧出力Vsubをオンからオフへ(−Vcc電位からGND電位へ)状態移行する時の動作タイミングを示す図である。
まず、制御信号VctlをHigh(Vcc電位)からLow(GND電位)に変化させる(点P10)。これに伴い、発振回路1及びタイマー回路11は動作を停止するので、クロック信号V1及び信号V5はLow(GND電位)となる(点P11及び点P12)。
この時点で、インバータ回路81によって、M7のゲートには信号V5のHigh極性であるVcc電位が印加されるため、M7はオフである。M6のゲートには電圧VLが印加され、ソースにはVsub端子10の−Vcc電位が印加されるが、ゲート−ソース間の電位差がM6の閾値電圧Vthsよりも大きいため、M6はオンのままである。従って、M5はオフのままである。
発振回路1及びタイマー回路11による、T3→T1→T3→T2→T3で1サイクル構成とする、Vsub端子10に−Vccを出力するための動作タイミングサイクルが停止しているため、降圧電圧出力Vsubは、Vsub端子10に接続された負荷回路を通じて自然放電し、−VccレベルからGNDレベルに向かって緩やかに電位上昇を始める(点P13)。
M6のソースに印加される降圧電圧出力Vsubが上昇し、やがてM6のゲートに印加されるVL電位との差電圧がM6の閾値電圧Vthsよりも小さくなると(つまり、VL電位−Vsub<Vthsが成り立つと)、M6がオフとなり、M5がオンとなる。これにより、Vsub端子10はローインピーダンスのGNDに再び短絡され、Vsub端子10からはGND電位が出力される(点P63)。
電圧VLは、第2の抵抗82、第3の抵抗83、第4の抵抗84の各抵抗値R、R、R、及びM8のオン抵抗RONM8によって任意に調整する事ができるので、電圧VLをM6の閾値電圧Vthsより低く、かつ、M6の閾値電圧Vthsに近接する電圧値となるように設定することにより、降圧電圧出力Vsubをオンからオフへ(−Vcc電位からGND電位へ)状態移行させる時の基板電位の変化量をさらに小さくすることができる。
以上のように、降圧電圧出力Vsubをオンからオフへ(−Vcc電位からGND電位へ)状態移行する時、降圧電圧出力Vsubは、自然放電によって緩やかに−VccからGND電位に向かって上昇する。これにより、半導体集積回路において、このような降圧電圧出力回路を内蔵し、基板電位をVsub端子10から供給する場合、Vsub端子10に接続された負荷回路へ供給される電圧が急激に変化することを防止する。
本発明の降圧電圧出力回路によれば、降圧電圧出力Vsubをオンからオフへ(−Vcc電位からGND電位へ)状態移行させる時、M6のゲートに印加されるLow極性の制御電圧をM6の閾値電圧に近い電圧に調整することによって、基板電位の変化量をさらに小さくすることができる。
なお、本実施の形態において、スイッチング制御電圧調整回路80は、図7に示した構成を例に取って説明したが、この構成に限らず、M6のゲートに印加されるLow極性の制御電圧を所定の電圧に調整する構成であれば他の構成でも良く、本実施の形態と同様の効果を有する。
本発明は、例えば、半導体集積回路に用いることができる。
本発明の実施の形態1における、チャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における、タイマー回路11の具体的な構成の一例を示す回路図 本発明の実施の形態1における、チャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の電源投入時(降圧電圧出力オフからオンへ移行する時)の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態1における、チャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の降圧電圧出力オンからオフへ移行する時の動作を示すタイミング図 本発明の実施の形態2における、チャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における、チャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の降圧電圧出力オンからオフへ移行する時の動作を示すタイミング図 従来例のチャージポンプ回路を用いた降圧電圧出力回路の構成を示すブロック図 制御ロジック2の具体的な構成の一例を示す回路図 降圧電圧出力回路の動作を示すタイミング図
符号の説明
1 発振回路
2 制御ロジック
7 コンデンサ
8 第1の抵抗
9 電源電圧端子
10 降圧電圧出力端子
11 タイマー回路
13 制御信号入力端子
M1、M7 Pチャネル型MOSトランジスタ
M2、M3、M4、M5、M6、M8 Nチャネル型MOSトランジスタ
80 スイッチング制御電圧調整回路(制御電圧調整部)
81 インバータ回路
82 第2の抵抗
83 第3の抵抗
84 第4の抵抗

Claims (2)

  1. 発振回路前記発振回路の出力信号を入力とする制御ロジック回路と、前記制御ロジックにより制御されかつ電源電圧入力端子からの電源電圧を降圧して降圧電圧出力端子を介して降圧電圧を出力するチャージポンプ回路を有する降圧電圧出力回路において、
    前記発振回路の前記出力信号を入力し、前記発振回路の周波数に応じてタイマー時間が設定され、第1のレベルを有する制御信号が入力されている期間、前記第1のレベルを有する制御信号が入力されてから前記タイマー時間が経過するまではロウレベルを有する信号を出力し、前記タイマー時間経過後はハイレベルを有する信号を出力し、前記第1のレベルとは異なる第2のレベルを有する制御信号が入力されている期間、ロウレベルを有する信号を出力するタイマー回路と、
    前記降圧電圧出力端子に接続されたソースと、接地電位に接続されたドレインと、抵抗を介して前記電源電圧入力端子に接続されたゲートとを有する第1のNチャネル型MOSトランジスタと、
    前記降圧電圧出力端子に接続されたソースと、前記第1のNチャネル型MOSトランジスタのゲートに接続されたドレインと、前記タイマー回路の出力端に接続されたゲートとを有する第2のNチャネル型MOSトランジスタと、
    を備えたことを特徴とする降圧電圧出力回路。
  2. 前記タイマー回路の出力信号がロウレベルである期間、前記タイマー回路の出力を前記第2のNチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧より低くかつ前記閾値電圧に近接した所定の電圧を出力する制御電圧調整部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の降圧電圧出力回路。
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