JP3509806B2 - 電源装置 - Google Patents
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Description
自己の消費電流の低減化を図って電力の無駄を省き、全
体として電力の変換効率の向上を図るようにした電源装
置に関する。
ージポンプ方式のDC/DCコンバータやスイッチング
レギュレータなどが知られている。チャージポンプ方式
のDC/DCコンバータは、コンデンサの充放電を利用
して入力電圧を所定の出力電圧に変換するものである。
スイッチングし、その入力電圧を所定の出力電圧に変換
するものである。
ンプ方式のDC/DCコンバータは、最大負荷時を想定
して設計し動作させるようにしているので、負荷などの
状態が変動しても、自己の消費電流が同じであった。こ
のため、重負荷時には電力の無駄がないが、軽負荷時に
は能力が過剰となり電力の無駄があり、全体として電力
の変換効率が低下するという不具合がある。
の消費電流が大きいが電力の変換効率が高いので、重負
荷時にはその高い電力の変換効率が有効となるが、軽負
荷時には自己の消費電流が大きなために、全体として電
力の変換効率が低下するという不具合がある。そこで、
本発明の目的は、上記の点に鑑み、軽負荷時における自
己の消費電流の低減化を図るようにし、全体として電力
の変換効率を向上するようにした電源装置を提供するこ
とにある。
明の目的を達成するために、請求項1〜請求項11に記
載の各発明は、以下の様に構成した。すなわち請求項1
に記載の発明は、入力電圧を所定の出力電圧に変換する
第一の回路と、前記入力電圧を入力するとともに、自己
の出力電圧が所定電圧となるようにその出力電圧を制御
するシリーズレギュレータとを備え、前記第一の回路
と、前記シリーズレギュレータとを、負荷の大小に応じ
て選択的に動作させて前記第一の回路と前記シリーズレ
ギュレータとの少なくともいずれか一方の出力電圧を取
り出すと共に、前記第一の回路における動作開始時と動
作終了時とのいずれか一方のタイミングにおいて、前記
第一の回路と前記シリーズレギュレータの両方が動作し
ている期間が存在することを特徴とするものである。
の電源装置において、前記第一の回路と前記シリーズレ
ギュレータとを、前記負荷の大小に応じて選択的に動作
させて前記第一の回路と前記シリーズレギュレータとの
少なくともいずれか一方の出力電圧を取り出すための信
号を外部から入力するようにし、そのための制御入力端
子を備えるようにしたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の電源装置において前記負荷が大きな場
合には前記第一の回路を動作させ、前記負荷が小さな場
合には前記シリーズレギュレータを動作させるようにな
っていることを特徴とするものである。
の出力電圧に変換する第一の回路と、前記入力電圧を入
力するとともに、自己の出力電圧が所定電圧となるよう
にその出力電圧を制御するシリーズレギュレータとを備
え、前記第一の回路と前記シリーズレギュレータとを、
予測または予定される負荷の変化に基づいて事前に生成
される動作指令信号に従って選択的に動作させ、前記第
一の回路と前記シリーズレギュレータとの少なくともい
ずれか一方の出力電圧を取り出すと共に、前記第一の回
路における動作開始時と動作終了時とのいずれか一方の
タイミングにおいて、前記第一の回路と前記シリーズレ
ギュレータの両方が動作している期間が存在することを
特徴とするものである。
の電源装置において前記第一の回路と前記シリーズレギ
ュレータの選択的な動作は、前記動作指令信号の他に、
負荷の大小を検出することにより得られる負荷検出信号
を使用して行うようになっていることを特徴とするもの
である。
請求項5に記載の電源装置において前記負荷が大きな場
合には前記第一の回路を動作させ、前記負荷が小さな場
合には前記シリーズレギュレータを動作させるようにな
っていることを特徴とするものである。
の出力電圧に変換する第一の回路と、前記入力電圧を入
力するとともに、自己の出力電圧が所定電圧となるよう
にその出力電圧を制御するシリーズレギュレータとを備
え、前記シリーズレギュレータを常時動作させるととも
に、前記第一の回路を負荷の大小に応じて動作させるよ
うになっていることを特徴とするものである。
の出力電圧に変換する第一の回路と、前記入力電圧を入
力するとともに、自己の出力電圧が所定電圧となるよう
にその出力電圧を制御するシリーズレギュレータとを備
え、前記シリーズレギュレータを常時動作させるととも
に、前記第一の回路の動作の制御を、予測または予定さ
れる負荷の変化に基づいて事前に生成される動作制御信
号に従って行うようになっていることを特徴とするもの
である。
の電源装置前記第一の回路の動作の制御は、前記動作制
御信号の他に、負荷の大小を検出することにより得られ
る負荷検出信号を使用して行うようになっていることを
特徴とするものである。
9記載のいずれかの電源装置において、入力電圧を所定
の出力電圧に変換する第一の回路が、コンデンサの充放
電を利用して前記入力電圧を所定の出力電圧に変換する
チャージポンプ方式のDC/DCコンバータであること
を特徴とするものである。
9記載のいずれかの電源装置において、入力電圧を所定
の出力電圧に変換する第一の回路が、前記入力電圧をス
イッチングし、前記入力電圧を所定の出力電圧に変換す
るスイッチングレギュレータであることを特徴とするも
のである。
施形態について、図1を参照しながら説明する。この電
源装置の第1実施形態は、図1に示すように、それぞれ
性質の異なる、チャージポンプ式の降圧型DC/DCコ
ンバータ1と、シリーズレギュレータ2とを備え、軽負
荷判定信号S1に基づいて、降圧型DC/DCコンバー
タ1とシリーズレギュレータ2とを選択的に動作させ、
その動作側の出力電圧を出力端子7から取り出すように
なっている。
ンサの充放電を利用して入力端子4に入力される入力電
圧Vinを所定の出力電圧Voutに変換するものであ
り、降圧型チャージポンプ回路11と、この降圧型チャ
ージポンプ回路11を駆動する駆動回路12とから構成
されている。降圧型チャージポンプ回路11は、例えば
図2に示すように、スイッチ用のMOSトランジスタQ
1〜Q4およびコンデンサC1からなる第1チャージポ
ンプ回路11Aと、スイッチ用のMOSトランジスタQ
11〜Q14およびコンデンサC2からなる第2チャー
ジポンプ回路12Aと、第1チャージポンプ回路11A
と第2チャージポンプ回路12Aとを接続自在なスイッ
チ用のMOSトランジスタQ5と、出力用のコンデンサ
C3と、から構成されている。
1は、そのソースが入力端子4に接続され、そのドレイ
ンがコンデンサC1を介してMOSトランジスタQ3の
ソースに接続されている。MOSトランジスタQ3のド
レインは、出力端子7に接続されている。また、MOS
トランジスタQ2は、そのソースがMOSトランジスタ
Q1のドレインに接続され、そのドレインが出力端子7
に接続されている。さらに、MOSトランジスタQ4
は、そのドレインがMOSトランジスタQ3のソースと
MOSトランジスタQ5のソースにそれぞれ接続される
とともに、そのソースが接地されている。出力端子7と
接地間には、コンデンサC3が接続されている。
が入力端子4に接続され、そのドレインがコンデンサC
2を介してMOSトランジスタQ13のソースに接続さ
れるとともに、MOSトランジスタQ5のドレインに接
続されている。MOSトランジスタQ13のドレイン
は、出力端子7に接続されている。また、MOSトラン
ジスタQ12は、そのソースがMOSトランジスタQ1
1のドレインに接続され、そのドレインが出力端子7に
接続されている。さらに、MOSトランジスタQ14
は、そのドレインがMOSトランジスタQ13のソース
に接続されるとともに、そのソースが接地されている。
14の各ゲートには、図1に示す駆動回路12から所定
の駆動信号が入力され、この各駆動信号によりMOSト
ランジスタQ1〜Q5、Q11〜14はオンオフ制御さ
れるようになっている。駆動回路12は、設定モード端
子5から入力される設定モード信号S2で設定されるモ
ードに応じて、降圧型チャージポンプ回路11の各MO
SトランジスタQ1〜Q5、Q11〜Q14を駆動する
駆動信号を発振回路(図示せず)の発振信号に基づいて
生成するものである。
きる設定モードは、降圧型チャージポンプ回路11を相
補駆動または非相補駆動させること、および入力電圧の
降圧倍率(例えば1/1倍、1/2倍、2/3倍など)
である。また、駆動回路12は、制御入力端子6から入
力される軽負荷判定信号S2をインバータ3で反転した
反転信号S3に基づき、その動作が停止またはその出力
が禁止されるようになっている。
nを入力するとともに、自己の出力電圧Voutが所定
電圧となるようにその出力電圧Voutを連続的に制御
するものであり、例えば図3に示すような構成からな
る。すなわち、このシリーズレギュレータ2は、入力端
子4と出力端子7との間にMOSトランジスタQ21が
接続されるとともに、出力端子7と接地間には、抵抗R
1、抵抗R2、およびスイッチSW1が直列に接続され
ている。誤差増幅器21は、出力電圧Voutを抵抗R
1、R2で分圧した分圧電圧を基準電圧と比較し、その
比較に応じた出力電圧をMOSトランジスタQ21のゲ
ートに印加し、MOSトランジスタQ21のオン抵抗の
制御を行い、これにより所定の出力電圧が得られるよう
になっている。
される軽負荷判定信号S1によりその出力電圧がオンオ
フ制御されるようになっている。また、スイッチSW1
は、軽負荷判定信号S1によりその開閉が制御されるよ
うになっている。次に、このような構成からなる第1実
施形態の動作について、図面を参照して説明する。
は、軽負荷判定信号S1が例えば「L」レベルとなる。
このため、軽負荷判定信号S1は、そのままシリーズレ
ギュレータ2の誤差増幅回路21とスイッチSW1にそ
れぞれ入力されるとともに、インバータ3で「H」レベ
ルに反転されて降圧型DC/DCコンバータ1の駆動回
路12に入力される。
側では、駆動回路12が動作状態または駆動信号の出力
が可能な状態となる。従って、駆動回路12からは、設
定モード信号S2で設定されているモードに応じた所定
の各駆動信号が、MOSトランジスタQ1〜Q5、Q1
1〜Q14の対応するゲートに入力される。このため、
降圧型チャージポンプ回路11は、その設定モードに応
じた動作をし、所定の出力電圧Vout発生し、これが
出力端子7に出力される。
差増幅器21の出力が禁止されるとともに、スイッチS
W1は開いた状態になるので、シリースレギュレータ2
は動作せず、出力電圧が発生しない。次に、第1実施形
態の負荷が軽負荷の場合には、軽負荷判定信号S1が例
えば「H」レベルとなる。このため、軽負荷判定信号S
1は、そのままシリーズレギュレータ2の誤差増幅器2
1とスイッチSW1にそれぞれ入力されるとともに、イ
ンバータ3で「L」レベルに反転されて降圧型DC/D
Cコンバータ1の駆動回路12に入力される。
側では、駆動回路12が動作の停止状態または駆動信号
の出力が禁止される状態となる。従って、駆動回路12
からは、各駆動信号が出力されないので、降圧型チャー
ジポンプ回路11は動作を停止し、出力電圧が発生しな
い。一方、シリーズレギュレータ2側では、誤差増幅器
21の出力電圧が出力される状態になるとともに、スイ
ッチSW1が閉じて状態になるので、シリースレギュレ
ータ2は動作状態となり、その出力電圧が出力端子7に
出力される。
設定モード信号S2で設定されるモードに応じて動作す
る場合の例について、図4、図5を参照して説明する。
まず、相補動作であって、降圧電圧が1/1倍のモード
が設定された場合について、図4を参照して説明する。
この場合には、第1と第2のチャージポンプ回路11
A、11Bは、第1の期間では図4(A)で示すような
状態になり、第2の期間では図4(B)で示すような状
態になり、この第1の期間と第2の期間の動作を交互に
繰り返す。
ポンプ回路11Aは、駆動回路12によりMOSトラン
ジスタQ2、Q4のみがオンとなり、前回の第2の期間
のコンデンサC1の充電電圧が出力電圧Voutとなる
(図4(A)参照)。また、同じ第1の期間では、第2
チャージポンプ回路11Bは、駆動回路12によりMO
SトランジスタQ11、Q14のみがオンとなり、入力
電圧VinによりコンデンサC2が充電される(図4
(A)参照)。
ージポンプ回路11Aは、駆動回路12によりMOSト
ランジスタQ1、Q4のみがオンとなり、入力電圧Vi
nによりコンデンサC2が充電される(図4(B)参
照)。また、同じ第2の期間では、第2チャージポンプ
回路11Bは、駆動回路12によりMOSトランジスタ
Q12、Q14のみがオンとなり、第1の期間のコンデ
ンサC2の充電電圧が出力電圧Voutとなる(図4
(B)参照)。
2倍のモードが設定された場合について、図5を参照し
て説明する。この場合には、第1と第2のチャージポン
プ回路11A、11Bは、第1の期間では図5(A)で
示すような状態になり、第2の期間では図5(B)で示
すような状態になり、この第1の期間と第2の期間の動
作を交互に繰り返す。なお、ここでは、その詳細な説明
は省略する。
の負荷が重負荷時には、チャージポンプ式の降圧型DC
/DCコンバータ1を動作するようにした。降圧型DC
/DCコンバータ1は、自己の消費電流が例えば100
μAというように大きいものの、入力電力に対する出力
電力の変換効率(電力変換の効率)が例えば90%とい
うように高い。このため、重負荷時には、負荷電流が増
加するので、電力変換の効率が高い降圧型DC/DCコ
ンバータ1の使用が効果的であり、自己の消費電流は負
荷電流が大きなために無視することができる。
レギュレータ2を動作するようにした。シリーズレギュ
レータ2は、自己の消費電流が例えば1μAというよう
に小さいものの、電力の変換効率が例えば60%という
ように低い。このため、軽負荷時には、シリーズレギュ
レータ2を使用しても、自己の消費電流が小さいため
に、その電力変換の効率の低さを無視できる。
荷時には重負荷時に比べて自己の消費電流の低減化が図
れるので、重負荷と軽負荷の双方で使用する場合に、全
体として電力の変換効率の向上が図れる。このため、特
に、電池で動作する電子機器を使用する場合であって、
待機状態で動作するような場合には、電池の無駄な消費
を防止でき、長時間にわたって電池を使用できる。
型DC/DCコンバータ1とシリーズレギュレータ2と
を選択的に動作させ、その動作側の出力電圧を取り出す
ようにしたので、その動作を切り換えるときに出力電圧
の発生がない期間が生じるのを防止する必要があるの
で、この点の工夫について説明する。まず、降圧型DC
/DCコンバータ1の動作からシリーズレギュレータ2
の動作に切り換わる場合について説明する。
「L」レベルから「H」レベルに変化するので、これに
より、直ちにシリーズレギュレータ2側の誤差増幅器2
1の出力電圧が出力される状態になるとともに、スイッ
チSW1が閉じるようにする。この結果、シリーズレギ
ュレータ2は直ちに動作を開始する。一方、軽負荷判定
信号S1のその変化を適宜手段で検出し、これを検出す
るとタイマ(図示せず)が起動して所定時間を計数し、
その計数の終了後に終了信号を生成するようにする。そ
して、この終了信号により、降圧型DC/DCコンバー
タ1側の駆動回路12が動作の停止状態または駆動信号
の出力が禁止される状態となるようにする。これによ
り、降圧型DC/DCコンバータ1は、シリーズレギュ
レータ2の動作が安定になった後に、その動作を停止す
る。
コンバータ1の動作からシリーズレギュレータ2の動作
に切り換わる際に、出力電圧の発生がない期間が生じる
のを防止できる。次に、逆に、シリーズレギュレータ2
の動作から降圧型DC/DCコンバータ1の動作状態に
切り換わる場合について説明する。
「H」レベルから「L」レベルに変化し、これがインバ
ータ3で変換されて降圧型DC/DCコンバータ1側の
駆動回路12に入力するようにする。このため、駆動回
路12は、直ちに動作状態または駆動信号の出力可能な
状態に移行し、降圧型DC/DCコンバータ1は直ちに
動作を開始する。
宜手段で検出し、これを検出するとタイマが起動して所
定時間を計数し、その計数の終了後に終了信号を生成す
るようにする。そして、この終了信号により、シリーズ
レギュレータ2側の誤差増幅器21の出力電圧が出力さ
れない状態になるとともに、スイッチSW1が開くよう
にする。これにより、シリーズレギュレータ2は、降圧
型DC/DCコンバータ1の動作が安定になった後に、
その動作が停止する。
ータ2の動作から降圧型DC/DCコンバータ1の動作
に切り換わる際に、出力電圧の発生がない期間が生じる
のを防止できる。次に、本発明の電源装置の第2実施形
態について、図6を参照しながら説明する。
すように、それぞれ性質の異なる、降圧型スイッチング
レギュレータ8と、シリーズレギュレータ2とを備え、
軽負荷判定信号S1に基づいて、降圧型スイッチングレ
ギュレータ8とシリーズレギュレータ2とを選択的に動
作させ、この動作側の出力電圧を出力端子3から取り出
すようになっている。
3に示すシリーズレギュレータ2と同様のものである。
降圧型スイッチングレギュレータ8は、入力電圧をスイ
ッチングし、入力電圧を所定の出力電圧に変換するもの
であり、たとえば図7に示すような構成からなる。
タ8は、入力端子4と出力端子7との間にMOSトラン
ジスタQ31とコイルL1が直列に接続されている。ま
た、コイルL1の一端はダイオードD1を介して接地さ
れ、コイルL1の他端はコンデンサC4介して接地され
ている。制御回路31は、出力電圧Voutの大きさに
応じてパルスの周波数またはパルス幅が変化するスイッ
チング信号を生成し、このスイッチング信号によりMO
SトランジスタQ31のオンオフ制御を行い、これによ
り所望の出力電圧が得られるようになっている。
ら入力される軽負荷判定信号S1をインバータ3で反転
した反転信号S3に基づき、その動作が停止またはその
出力が禁止されるようになっている。次に、このような
構成からなる第2実施形態における動作について、図面
を参照して説明する。
は、軽負荷判定信号S1が例えば「L」レベルとなる。
このため、軽負荷判定信号S2は、そのままシリーズレ
ギュレータ2の誤差増幅器21とスイッチSW1にそれ
ぞれ入力されるとともに、インバータ3で「H」レベル
に反転されてその反転信号S3が、降圧型スイッチング
レギュレータ8の制御回路31に入力される。
タ8側では、制御回路31が動作状態またはその出力が
可能な状態となる。従って、降圧型スイッチングレギュ
レータ8は動作状態になり、所望の出力電圧が得られ
る。一方、シリーズレギュレータ2側では、誤差増幅器
21の出力電圧が出力されないとともに、スイッチSW
1は開いた状態になるので、シリースレギュレータ2は
出力電圧を発生しない。
には、軽負荷判定信号S1が例えば「H」レベルとな
る。このため、軽負荷判定信号S1は、そのままシリー
ズレギュレータ2の誤差増幅器21とスイッチSW1に
それぞれ入力されるとともに、インバータ3で「L」レ
ベルに反転されてその反転信号S3が降圧型スイッチン
グレギュレータ8の制御回路31に入力される。この結
果、降圧型スイッチングレギュレータ8側では、制御回
路31が動作の停止状態または駆動信号の出力が禁止さ
れる状態となる。従って、制御回路31からは、スイッ
チング信号が出力されないので、降圧型スイッチングレ
ギュレータ8は動作を停止し、出力電圧が出力されな
い。
差増幅器21の出力電圧が出力される状態になるととも
に、スイッチSW1が閉じた状態になるので、シリース
レギュレータ2は動作状態となり、その出力電圧が出力
端子7に出力される。以上のように、この第2実施形態
では、その負荷が重負荷時には、降圧型スイッチングレ
ギュレータ8を動作させるようにした。降圧型スイッチ
ングレギュレータ8は、自己の消費電流が例えば100
μAというように大きいものの、入力電力に対する出力
電力の変換効率(電力変換の効率)が例えば90%とい
うように高い。このため、重負荷時には、負荷電流が増
加するので、電力変換の効率が高い降圧型スイッチング
レギュレータ8の使用が効果的であり、自己の消費電流
は負荷電流が大きなために無視することができる。
レギュレータ2を動作させるようにした。シリーズレギ
ュレータ2は、自己の消費電流が例えば1μAというよ
うに小さいものの、電力の変換効率が例えば60%とい
うように低い。このため、軽負荷時には、シリーズレギ
ュレータ2を使用しても、自己の消費電流が小さいため
に、その電力変換の効率の低さを無視できる。
荷時には重負荷時に比べて自己の消費電流の低減化が図
れるので、重負荷と軽負荷の双方で使用するときに、全
体として電力の変換効率の向上が図れる。このため、特
に、電池で動作する電子機器を使用する場合であって、
待機状態で動作するような場合には、電池の無駄な消費
を防止でき、長時間にわたって電池を使用できる。
型スイッチングレギュレータ8とシリーズレギュレータ
2を選択的に動作させ、この動作側の出力電圧を取り出
すようにしたので、その動作を切り換えるときに出力電
圧の発生がない期間が生じるのを防止する必要があるの
で、この点の工夫について説明する。まず、降圧型スイ
ッチングレギュレータ8の動作からシリーズレギュレー
タ2の動作に切り換わる場合について説明する。
「L」レベルから「H」レベルに変化するので、これに
より、直ちにシリーズレギュレータ2側の誤差増幅器2
1が出力状態になるとともに、スイッチSW1が閉じる
ようにする。これにより、シリーズレギュレータ2は直
ちに動作を開始する。一方、軽負荷判定信号S1のその
変化を適宜手段で検出し、これを検出するとタイマが起
動して所定時間を計数し、その計数の終了後に終了信号
を生成するようにする。そして、この終了信号により、
降圧型スイッチングレギュレータ8側の制御回路31が
動作の停止状態または駆動信号の出力が禁止される状態
となるようにする。これにより、降圧型スイッチングレ
ギュレータ8は、シリーズレギュレータ2の動作が安定
になった後に、その動作が停止する。
グレギュレータ8の動作からシリーズレギュレータ2の
動作に切り換わる際に、出力電圧の発生がない期間が生
じるのを防止できる。次に、逆に、シリーズレギュレー
タ2の動作から降圧型スイッチングレギュレータ8の動
作に切り換わる場合について説明する。
「H」レベルから「L」レベルに変化し、これがインバ
ータ3で変換されて降圧型スイッチングレギュレータ8
の制御回路31に入力される。これにより、制御回路3
1は、直ちに動作状態または駆動信号の出力可能な状態
に移行するようにする。このため、降圧型スイッチング
レギュレータ8は直ちに動作を開始する。
宜手段で検出し、これを検出するとタイマが起動して所
定時間を計数し、その計数の終了後に終了信号を生成す
るようにする。そして、この終了信号により、シリーズ
レギュレータ2側の誤差増幅器21の出力電圧が出力さ
れない状態になるとともに、スイッチSW1が開くよう
にする。これにより、シリーズレギュレータ2は、降圧
型スイッチングレギュレータ8の動作が安定になった後
に、その動作が停止する。
ータ2の動作から降圧型スイッチングレギュレータ8の
動作に切り換わる際に、出力電圧の発生がない期間が生
じるのを防止できる。次に、本発明の電源装置の第3実
施形態について、図8を参照しながら説明する。
すように、それぞれ性質の異なる、チャージポンプ式の
降圧型DC/DCコンバータ1と、シリーズレギュレー
タ2とを備え、制御端子44に入力される動作指令信号
S11と負荷検出回路42からの負荷検出信号S12に
基づいて、降圧型DC/DCコンバータ1とシリーズレ
ギュレータ2とを選択的に動作させ、その動作側の出力
電圧を出力端子7から取り出すようになっている。
せず)が接続されるとともに、その負荷は、例えば、図
示しないマイクロコンピュータ(プロセッサ)により所
定のプログラムにより所定の制御がされるようになって
いる。このため、その負荷の制御に際しては、負荷の変
化状態が事前にわかっているかまたは予測できるので、
例えば上記のプログラム中に、予測または予定される負
荷の変化状態に応じて降圧型DC/DCコンバータ1と
シリーズレギュレータ2とを選択的に動作させる動作指
令信号S11を生成するプログラムを含めるようにして
いる。
コンピュータが、負荷の制御中にその動作指令信号S1
1を生成し、この生成した動作指令信号S11がオア回
路(オアゲート)41に入力されるようになっている。
また、そのオア回路41には、上記の動作指令信号S1
1の他に、負荷検出回路42が負荷の大小を検出するこ
とにより出力する負荷検出信号S12が入力されるよう
になっている。さらに、オア回路41の出力信号は、降
圧型DC/DCコンバータ1の駆動回路12に供給され
るとともに、インバータ43を介してシリーズレギュレ
ータ2に供給されるようになっている。
予定される負荷の変化に応じて事前に生成される動作指
令信号S11と、負荷検出回路42からの負荷検出信号
S12がオア回路41で論理和処理され、その処理結果
に基づいてチャージポンプ式の降圧型DC/DCコンバ
ータ1と、シリーズレギュレータ2とを選択的に動作す
るようになっている。
は、図1〜図3に示す第1実施形態と実質的に同様であ
るので、同一の構成要素には同一符号を付してその詳細
な説明は省略する。次に、このような構成からなる第3
実施形態の動作について、図8および図9を参照して説
明する。
負荷が図示しないマイクロコンピュータにより制御さ
れ、その負荷の状態が、図9(A)に示すように変化す
る場合について説明する。この負荷の変化は予めわかっ
ているので、これに対応する図9(B)に示すような動
作指令信号S11が、マイクロコンピュータからオア回
路41に入力されるものとする。
(B)に示すように、重負荷動作を指令するときには
「H」レベルで、軽負荷動作を指令するときには「L」
レベルであるものとする。いま、図9(B)に示すよう
に、時刻t1において動作指令信号S11が「L」レベ
ルから「H」レベルになると、オア回路41の出力が図
9(D)に示すように「L」レベルから「H」レベルに
変化し、インバータ43の出力が図9(E)に示すよう
に「H」レベルから「L」レベルに変化する。
DC/DCコンバータ1が動作状態になる一方、シリー
ズレギュレータ2が停止状態に切り換わり、降圧型DC
/DCコンバータ1の出力電圧が出力端子7から出力さ
れるようになる。したがって、降圧型DC/DCコンバ
ータ1は、動作が安定した状態で重負荷を待機すること
ができる。
2おいて負荷が、軽負荷から重負荷に切り換わると、動
作の安定した降圧型DC/DCコンバータ1により重負
荷を駆動することができる。図9(C)に示すように、
時刻t3において、負荷検出回路42が検出する負荷検
出信号S12が、「L」レベルから「H」レベルに変化
するが、このとき、動作指令信号S11は「H」レベル
である。このため、降圧型DC/DCコンバータ1とシ
リーズレギュレータ2は、その動作状態が変化しない。
4おいて負荷が、重負荷から軽重負荷に切り換わるが、
このとき、動作指令信号S11は「H」レベルである。
このため、降圧型DC/DCコンバータ1とシリーズレ
ギュレータ2は、その動作状態が変化しない。図9
(B)に示すように、時刻t5において、動作指令信号
S11が、「H」レベルから「L」レベルに変化する
と、オア回路41の出力が図9(D)に示すように
「H」レベルから「L」レベルに変化し、インバータ4
3の出力が図9(E)に示すように「L」レベルから
「H」レベルに変化する。
降圧型DC/DCコンバータ1が停止状態に切り換わる
一方、シリーズレギュレータ2が動作状態に切り換わ
り、シリーズレギュレータ2の出力電圧が出力端子7に
出力されるようになる。なお、時刻t5では、負荷検出
回路42が検出する負荷検出信号S12が、「H」レベ
ルから「L」レベルに変化する。このため、時刻t5に
おいて、動作指令信号S11が正常でない場合であって
も、負荷に応じた動作ができる。
り、負荷の状態に応じて降圧型DC/DCコンバータ1
とシリーズレギュレータ2が選択的に動作する。以上の
ように、この第3実施形態によれば、第1実施形態と同
様に、軽負荷時に消費電流の低減化が図れ、全体として
電力の変換効率を向上できる。また、この第3実施形態
では、降圧型DC/DCコンバータ1とシリーズレギュ
レータ2とを、予測また予定される負荷の変化に応じて
事前に生成される動作指令信号S11を使用して選択的
に動作させ、その動作側の出力電圧を取り出すようにし
た。このため、降圧型DC/DCコンバータ1とシリー
ズレギュレータ2を、負荷の変化に応じて適切に選択し
て動作させることができる。
DCコンバータ1とシリーズレギュレータ2の選択的な
動作の制御を、動作指令信号S11の他に、負荷検出信
号S12を使用して行うようにした。このため、動作指
令信号S11だけを使用する場合に比べて、より確実で
安定な動作をさせることができる。次に、本発明の電源
装置の第4実施形態について、図10を参照しながら説
明する。
示すように、それぞれ性質の異なる、降圧型スイッチン
グレギュレータ8と、シリーズレギュレータ2とを備
え、制御端子44に入力される動作指令信号S11と負
荷検出回路42が検出する負荷検出信号S12に基づい
て、降圧型スイッチングレギュレータ8とシリーズレギ
ュレータ2とを選択的に動作させ、その動作側の出力電
圧を出力端子7から取り出すようにしたものである。
態の場合と同様に、図示しないマイクロコンピュータ
が、負荷の制御中に上記と同様の動作指令信号S11を
生成し、この生成した動作指令信号S11がオア回路4
1に入力されるようになっている。また、そのオア回路
41には、上記の動作指令信号S11の他に、負荷検出
回路42が負荷の大小を検出することにより出力する負
荷検出信号S12が入力されるようになっている。さら
に、オア回路41の出力信号は、降圧型スイッチングレ
ギュレータ8にされるとともに、インバータ43を介し
てシリーズレギュレータ2に供給されるようになってい
る。
予定される負荷の変化に応じて事前に生成される動作指
令信号S11と、負荷検出回路42からの負荷検出信号
S12がオア回路41で論理和処理され、その処理結果
に基づいて降圧型スイッチングレギュレータ8と、シリ
ーズレギュレータ2とを選択的に動作するようになって
いる。
は、図6および図7に示す第2実施形態と実質的に同様
であるので、同一の構成要素には同一符号を付してその
詳細な説明は省略する。次に、このような構成からなる
第4実施形態の動作について、図10および図11を参
照して説明する。
負荷が図示しないマイクロコンピュータにより制御さ
れ、その負荷の状態が、図11(A)に示すように変化
する場合について説明する。この負荷の変化は予めわか
っているので、これに対応する図11(B)に示すよう
な動作指令信号S11が、マイクロコンピュータからオ
ア回路41に入力されるものとする。
(B)に示すように、重負荷動作を指令するときには
「H」レベルで、軽負荷動作を指令するときには「L」
レベルであるものとする。いま、図11(B)に示すよ
うに、時刻t1において動作指令信号S11が「L」レ
ベルから「H」レベルになると、オア回路41の出力が
図11(D)に示すように「L」レベルから「H」レベ
ルに変化し、インバータ43の出力が図11(E)に示
すように「H」レベルから「L」レベルに変化する。
タ8が動作状態になる一方、シリーズレギュレータ2が
停止状態に切り換わり、降圧型スイッチングレギュレー
タ8の出力電圧が出力端子7に出力されるようになる。
したがって、降圧型スイッチングレギュレータ8は、動
作が安定した状態で重負荷を待機できる。その後、図1
1(A)に示すように、時刻t2おいて負荷が、軽負荷
から重負荷に切り換わると、動作の安定した降圧型スイ
ッチングレギュレータ8は重負荷を駆動することができ
る。
いて、負荷検出回路42が検出する負荷検出信号S12
が、「L」レベルから「H」レベルに変化するが、この
とき、動作指令信号S11は「H」レベルである。この
ため、降圧型スイッチングレギュレータ8は、その動作
状態が変化しない。その後、図11(A)に示すよう
に、時刻t4おいて負荷が重負荷から軽重負荷に切り換
わるが、このとき、動作指令信号S11は「H」レベル
である。このため、降圧型スイッチングレギュレータ8
とシリーズレギュレータ2は、その動作状態が変化しな
い。
いて、動作指令信号S11が、「H」レベルから「L」
レベルに変化すると、オア回路41の出力が図9(D)
に示すように「H」レベルから「L」レベルに変化し、
インバータ43の出力が図11(E)に示すように
「L」レベルから「H」レベルに変化する。このため、
降圧型スイッチングレギュレータ8が停止状態に切り換
わる一方、シリーズレギュレータ2が動作状態に切り換
わり、シリーズレギュレータ2の出力電圧が出力端子7
から出力されるようになる。
検出する負荷検出信号S12が、「H」レベルから
「L」レベルに変化する。このため、時刻t5におい
て、動作指令信号S11が正常でない場合であっても、
負荷に応じた動作ができる。以後、このような動作を繰
り返すことにより、負荷の状態に応じて降圧型スイッチ
ングレギュレータ8とシリーズレギュレータ2が選択的
に動作する。
ば、第2実施形態と同様に、軽負荷時に消費電流の低減
化が図れ、全体として電力の変換効率を向上できる。ま
た、この第4実施形態では、降圧型スイッチングレギュ
レータ8とシリーズレギュレータ2とを、予測または予
定される負荷の変化に応じて事前に生成される動作指令
信号S11を使用して選択的に動作させ、その動作側の
出力電圧を取り出すようにした。このため、降圧型スイ
ッチングレギュレータ8とシリーズレギュレータ2を、
負荷の変化に応じて適切に選択して動作できる。
チングレギュレータ8とシリーズレギュレータ2の選択
的な動作の制御を、動作指令信号S11の他に、負荷検
出信号S12を使用して行うようにした。このため、動
作指令信号S11を使用するだけの場合に比べて、より
確実で安定な動作をさせることができる。次に、本発明
の電源装置の第5実施形態について、図12を参照しな
がら説明する。
示すように、それぞれ性質の異なる、チャージポンプ式
の降圧型DC/DCコンバータ1と、シリーズレギュレ
ータ2Aとを備え、シリーズレギュレータ2Aを常時動
作させるとともに、降圧型DC/DCコンバータ1を、
制御端子に入力される負荷判定信号S21に従って動作
させるようにしたものである。このため、負荷判定信号
S21が、降圧型DC/DCコンバータ1の駆動回路1
2に供給されるようになっている。
小に応じた信号であり、例えば負荷が大きな場合には
「H」レベル、負荷が小さな場合には「L」レベルレベ
ルである信号である。降圧型DC/DCコンバータ1
は、図1に示す降圧型DC/DCコンバータ1と同様に
構成されている。シリーズレギュレータ2Aは、図3に
示すシリーズレギュレータ2と実質的に同一である。た
だし、図3のスイッチSW1が省略され、図3の誤差増
幅器21に対する軽負荷判定信号S1の供給が省略され
ている点が異なる。
DC/DCコンバータ1は、常時動作するシリーズレギ
ュレータ2Aの出力電圧が、必要に応じて動作される降
圧型DC/DCコンバータ1の出力電圧に比べてわずか
に小さくなるように構成されている。例えば、降圧型D
C/DCコンバータ1の出力電圧が3.0〔V〕の場合
には、シリーズレギュレータ2Aの出力電圧が3.0
〔V〕から数10〔mV〕程度小さくなるように構成さ
れている。この理由については、後述の動作の中で説明
する。
態の動作について、図3および図12を参照して説明す
る。まず、負荷判定信号S21が、負荷が重負荷である
旨を示す「H」レベルから、軽負荷である旨を示す
「L」レベルに切り換わり、降圧型DC/DCコンバー
タ1の動作が停止し、シリーズレギュレータ2Aのみの
動作に切り換わる場合について説明する。降圧型DC/
DCコンバータ1は、例えば設定値である3.0Vを出
力しているものとする。
は常時動作しているので、図3に示す誤差増幅器21も
動作している。シリーズレギュレータ2Aの出力の設定
値は、3.0Vから数10mV小さくなるように設定さ
れている。このため、図3に示した誤差増幅器21は、
動作しているものの出力用のMOSトランジスタQ21
をオフしたままで待機している。
「L」レベルに変わると、降圧型DC/DCコンバータ
1は動作を停止し、出力電圧Voutがシリーズレギュ
レータ2Aの設定値まで低下すると、誤差増幅器21が
MOSトランジスタQ21をオンしてシリーズレギュレ
ータ2Aはその出力設定値を維持する。このように、誤
差増幅器21は常に動作をしているので、起動から安定
するまでの時間が極めて短く、出力の落ち込みを防止で
きる。
ルから「H」レベルに切り換わり、降圧型DC/DCコ
ンバータ1の動作が開始される場合について説明する。
このように、降圧型DC/DCコンバータ1が起動する
と、出力電圧Voutがシリーズレギュレータ2Aの設
定値(3.0Vから数10mV小さくなるように設定し
た値)を越えるまでシリーズレギュレータ2Aは動作し
ている。しかし、降圧型DC/DCコンバータ1がその
出力を3Vまで上昇させる過程でその設定値を越える
と、シリーズレギュレータ2Aは誤差増幅器21によっ
て自動的にMOSトランジスタQ21をオフにすること
ができる。
1の起動から出力を安定化するまでの期間をシリーズレ
ギュレータ2Aの動作で補うことで、出力の落ち込みを
解消している。以上のように、この第5実施形態によれ
ば、第1実施形態と同様に、軽負荷時に消費電流の低減
化が図れ、全体として電力の変換効率を向上できる。
DC/DCコンバータがその動作を開始または停止する
際に、その出力の落ち込みを防止できる。次に、本発明
の電源装置の第6実施形態について、図13を参照しな
がら説明する。この電源装置の第6実施形態は、図13
に示すように、それぞれ性質の異なる、降圧型スイッチ
ングレギュレータ8と、シリーズレギュレータ2Aとを
備え、シリーズレギュレータ2Aを常時動作させるとと
もに、降圧型スイッチングレギュレータ8を、制御端子
45に入力される負荷判定信号S21に従って動作させ
るようにしたものである。このため、第5実施形態と同
様の負荷判定信号S21が、降圧型スイッチングレギュ
レータ8に供給されるようになっている。
7に示す降圧型スイッチングレギュレータ8と同様に構
成されている。シリーズレギュレータ2Aは、第5実施
形態形態のシリーズレギュレータ2Aと同様に構成され
る。また、シリーズレギュレータ2Aと降圧型スイッチ
ングレギュレータ8は、常時動作するシリーズレギュレ
ータ2Aの出力電圧が、必要に応じて動作される降圧型
スイッチングレギュレータ8の出力電圧に比べてわずか
に小さくなるように構成されている。例えば、降圧型ス
イッチングレギュレータ8の出力電圧が3.0〔V〕の
場合には、シリーズレギュレータ2Aの出力電圧が3.
0〔V〕から数10〔mV〕程度小さくなるように構成
されている。この理由については、後述の動作の中で説
明する。
態の動作について、図3および図13を参照して説明す
る。まず、負荷判定信号S21が、負荷が重負荷である
旨を示す「H」レベルから、軽負荷である旨を示す
「L」レベルに切り換わり、降圧型スイッチングレギュ
レータ8の動作が停止し、シリーズレギュレータ2Aの
みの動作に切り換わる場合について説明する。降圧型ス
イッチングレギュレータ8は、例えば設定値である3.
0Vを出力しているものとする。
は常時動作しているので、図3に示す誤差増幅器21も
動作している。シリーズレギュレータ2Aの出力の設定
値は、3.0Vから数10mV小さくなるように設定さ
れている。このため、図3に示した誤差増幅器21は、
動作しているものの出力用のMOSトランジスタQ21
をオフしたままで待機している。
「L」レベルに変わると、降圧型スイッチングレギュレ
ータ8は動作を停止し、出力電圧Voutがシリーズレ
ギュレータ2Aの設定値まで低下すると、誤差増幅器2
1はMOSトランジスタQ21オンしてシリーズレギュ
レータ2Aはその出力設定値を維持する。このように、
誤差増幅器21は常に動作をしているので、起動から安
定するまでの時間が極めて短く、出力の落ち込みを防止
できる。
ルから「H」レベルに切り換わり、降圧型スイッチング
レギュレータ8の動作が開始される場合について、以下
に説明する。このように、降圧型スイッチングレギュレ
ータ8が起動すると、出力電圧Voutがシリーズレギ
ュレータ2Aの設定値(3.0Vから数10mV小さく
なるように設定した値)を越えるまでシリーズレギュレ
ータ2Aは動作している。しかし、降圧型スイッチング
レギュレータ8がその出力を3Vまで上昇させる過程で
その設定値を越えると、シリーズレギュレータ2Aは誤
差増幅器21によって自動的にMOSトランジスタQ2
1をオフにすることができる。
ータ8の起動から出力を安定化するまでの期間をシリー
ズレギュレータ2Aの動作で補うことで、出力の落ち込
みを解消している。以上のように、この第6実施形態に
よれば、第2実施形態と同様に、軽負荷時に消費電流の
低減化が図れ、全体として電力の変換効率を向上でき
る。
スイッチングレギュレータがその動作を開始または停止
する際に、その出力の落ち込みを防止できる。次に、本
発明の電源装置の第7実施形態について、図14を参照
しながら説明する。この電源装置の第7実施形態は、図
14に示すように、それぞれ性質の異なる、チャージポ
ンプ式の降圧型DC/DCコンバータ1と、シリーズレ
ギュレータ2Aとを備え、シリーズレギュレータ2Aを
常時動作させるとともに、降圧型DC/DCコンバータ
1の動作の制御を、制御端子53に入力される動作制御
信号S31と負荷検出回路52からの負荷判定信号S3
2に従って行うようにしたものである。
示す降圧型DC/DCコンバータ1と同様に構成されて
いる。また、シリーズレギュレータ2Aは、第5実施形
態のシリーズレギュレータ2Aと同様に構成されてい
る。さらに、シリーズレギュレータ2Aと降圧型DC/
DCコンバータ1は、第5実施形態と同様に構成されて
いる。
せず)が接続されるとともに、その負荷は、例えば、図
示しないマイクロコンピュータ(プロセッサ)により所
定のプログラムにより所定の制御がされるようになって
いる。このため、その負荷の制御に際しては、負荷の変
化状態が事前にわかっているかまたは予測できるので、
例えば上記のプログラム中に、予測または予定される負
荷の変化状態に応じて降圧型DC/DCコンバータ1を
オンオフ動作させる動作制御信号S31を生成するプロ
グラムを含めるようにしている。
コンピュータが、負荷の制御中にその動作制御信号S3
1を生成し、この生成した動作制御信号S31がオア回
路51に入力されるようになっている。また、そのオア
回路51には、上記の動作制御信号S11の他に、負荷
検出回路52が負荷の大小を検出することにより出力す
る負荷検出信号S32が入力されるようになっている。
さらに、オア回路51の出力信号は、降圧型DC/DC
コンバータ1の駆動回路12に供給されるようになって
いる。
予定される負荷の変化に応じて事前に生成される動作制
御信号S31と、負荷検出回路52からの負荷検出信号
S32がオア回路51で論理和処理され、その処理結果
に基づいてチャージポンプ式の降圧型DC/DCコンバ
ータ1を制御動作するようになっている。次に、このよ
うな構成からなる第7実施形態の動作について、図14
および図15を参照して説明する。
態では、シリーズレギュレータ2Aは常時動作状態とな
る。一方、降圧型DC/DCコンバータ1は、動作制御
信号S31と負荷検出信号S32に従ってその動作が制
御されるので、以下にその動作について説明する。この
例では、第7実施形態(電源装置)の負荷が図示しない
マイクロコンピュータにより制御され、その負荷の状態
が、図15(A)に示すように変化する場合について説
明する。この負荷の変化は予めわかっているので、これ
に対応して図15(B)に示すような動作制御信号S3
1が、マイクロコンピュータからオア回路51に入力さ
れるものとする。
(B)に示すように、重負荷動作を指令するときには
「H」レベルで、軽負荷動作を指令するときには「L」
レベルであるものとする。いま、図15(B)に示すよ
うに、時刻t1において動作制御信号S31が「L」レ
ベルから「H」レベルになると、オア回路51の出力が
図15(D)に示すように「L」レベルから「H」レベ
ルに変化する。
DC/DCコンバータ1が動作状態になる。したがっ
て、降圧型DC/DCコンバータ1は、動作が安定した
状態で重負荷を待機することができる。その後、図15
(A)に示すように、時刻t2おいて負荷が、軽負荷か
ら重負荷に切り換わると、動作の安定した降圧型DC/
DCコンバータ1は、その重負荷を駆動できる。
いて、負荷検出回路52が検出する負荷検出信号S32
が、「L」レベルから「H」レベルに変化するが、この
とき、動作制御信号S31は「H」レベルである。この
ため、降圧型DC/DCコンバータ1は、その動作状態
が変化しない。その後、図15(A)に示すように、時
刻t4おいて負荷が、重負荷から軽重負荷に切り換わる
が、このとき、動作制御信号S31は「H」レベルであ
る。このため、降圧型DC/DCコンバータ1は、その
動作状態が変化しない。
いて、動作制御信号S31が、「H」レベルから「L」
レベルに変化すると、オア回路51の出力が図15
(D)に示すように「H」レベルから「L」レベルに変
化変化する。このため、駆動回路12の動作が停止して
降圧型DC/DCコンバータ1が停止状態に切り換わ
り、シリーズレギュレータ2Aの出力電圧が出力端子7
に出力されるようになる。
検出する負荷検出信号S32が、「H」レベルから
「L」レベルに変化する。このため、時刻t5におい
て、動作制御信号S31が正常でない場合であっても、
負荷に応じた動作ができる。以後、このような動作を繰
り返すことにより、負荷の状態に応じて降圧型DC/D
Cコンバータ1が動作したり、停止したりする。
ば、第1実施形態と同様に、軽負荷時に消費電流の低減
化が図れ、全体として電力の変換効率を向上できる。ま
た、この第7実施形態では、降圧型DC/DCコンバー
タ1の動作の制御を、予測また予定される負荷の変化に
応じて事前に生成される動作制御信号S31を使用して
行うようにした。このため、降圧型DC/DCコンバー
タ1の制御動作を、負荷の変化に応じて適切に動作させ
ることができる。
DCコンバータ1の制御動作を、動作制御信号S31の
他に、負荷検出信号S32を使用して行うようにした。
このため、動作制御信号S31だけを使用する場合に比
べて、より確実で安定な動作をさせることができる。次
に、本発明の電源装置の第8実施形態について、図16
を参照しながら説明する。
示すように、それぞれ性質の異なる、降圧型スイッチン
グレギュレータ8と、シリーズレギュレータ2Aとを備
え、シリーズレギュレータ2Aを常時動作させるととも
に、降圧型スイッチングレギュレータ8の動作の制御
を、制御端子53に入力される動作制御信号S31と、
負荷検出回路52からの負荷判定信号S32とに従って
行うようにしたものである。
7に示す降圧型スイッチングレギュレータ8と同様に構
成されている。また、シリーズレギュレータ2Aは、第
5実施形態のシリーズレギュレータ2Aと同様に構成さ
れている。さらに、シリーズレギュレータ2Aと降圧型
スイッチングレギュレータ8は、第6実施形態と同様に
構成されている。
態の場合と同様に、マイクロコンピュータが、負荷の制
御中に上記と同様の動作制御信号S31を生成し、この
生成した動作制御信号S31がオア回路51に入力され
るようになっている。また、そのオア回路51には、上
記の動作制御信号S11の他に、負荷検出回路52が負
荷の大小を検出することにより出力する負荷検出信号S
32が入力されるようになっている。さらに、オア回路
51の出力信号は、降圧型スイッチングレギュレータ8
に供給されるようになっている。
予定される負荷の変化に応じて事前に生成される動作制
御信号S31と、負荷検出回路52からの負荷検出信号
S32がオア回路51で論理和処理され、その処理結果
に基づいて降圧型スイッチングレギュレータ8の動作を
制御するようになっている。次に、このような構成から
なる第8実施形態の動作について、図16および図17
を参照して説明する。
態では、シリーズレギュレータ2Aは常時動作状態とな
る。一方、降圧型スイッチングレギュレータ8は、動作
制御信号S31と負荷検出信号S32に従ってその動作
が制御されるので、以下にその動作について説明する。
この例では、第8実施形態(電源装置)の負荷が図示し
ないマイクロコンピュータにより制御され、その負荷の
状態が、図17(A)に示すように変化する場合につい
て説明する。この負荷の変化は予めわかっているので、
これに対応して図17(B)に示すような動作制御信号
S31が、マイクロコンピュータからオア回路51に入
力されるものとする。
(B)に示すように、重負荷動作を指令するときには
「H」レベルで、軽負荷動作を指令するときには「L」
レベルであるものとする。いま、図17(B)に示すよ
うに、時刻t1において動作制御信号S31が「L」レ
ベルから「H」レベルになると、オア回路51の出力が
図17(D)に示すように「L」レベルから「H」レベ
ルに変化する。
タ8が動作状態になる。したがって、降圧型スイッチン
グレギュレータ8は、動作が安定した状態で重負荷を待
機することができる。その後、図17(A)に示すよう
に、時刻t2おいて負荷が、軽負荷から重負荷に切り換
わると、動作の安定した降圧型スイッチングレギュレー
タ8は、その重負荷を駆動できる。
いて、負荷検出回路52が検出する負荷検出信号S32
が、「L」レベルから「H」レベルに変化するが、この
とき、動作制御信号S31は「H」レベルである。この
ため、降圧型スイッチングレギュレータ8は、その動作
状態が変化しない。その後、図17(A)に示すよう
に、時刻t4おいて負荷が、重負荷から軽重負荷に切り
換わるが、このとき、動作制御信号S31は「H」レベ
ルである。このため、降圧型スイッチングレギュレータ
8は、その動作状態が変化しない。
いて、動作制御信号S31が、「H」レベルから「L」
レベルに変化すると、オア回路51の出力が図17
(D)に示すように「H」レベルから「L」レベルに変
化変化する。このため、降圧型スイッチングレギュレー
タ8が停止状態に切り換わり、シリーズレギュレータ2
Aの出力電圧が出力端子7に出力されるようになる。
検出する負荷検出信号S32が、「H」レベルから
「L」レベルに変化する。このため、時刻t5におい
て、動作制御信号S31が正常でない場合であっても、
負荷に応じた動作ができる。以後、このような動作を繰
り返すことにより、負荷の状態に応じて降圧型スイッチ
ングレギュレータ8が動作したり、停止したりする。
ば、第2実施形態と同様に、軽負荷時に消費電流の低減
化が図れ、全体として電力の変換効率を向上できる。ま
た、この第8実施形態では、降圧型スイッチングレギュ
レータ8の制御動作を、予測また予定される負荷の変化
に応じて事前に生成される動作制御信号S31を使用し
て行うようにした。このため、降圧型スイッチングレギ
ュレータ8の制御動作を、負荷の変化に応じて適切に行
うことができる。
チングレギュレータ8の制御動作を、動作制御信号S3
1の他に、負荷検出信号S32を使用して行うようにし
た。このため、動作制御信号S31だけを使用する場合
に比べて、より確実で安定な動作をさせることができ
る。
軽負荷時に消費電流の低減化が図れ、全体として電力の
変換効率が向上する電源装置を提供できる。
すブロック図である。
示す回路図である。
回路図である。
る説明図である。
明する説明図である。
すブロック図である。
構成を示す回路図である。
すブロック図である。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 入力電圧を所定の出力電圧に変換する第
一の回路と、 前記入力電圧を入力するとともに、自己の出力電圧が所
定電圧となるようにその出力電圧を制御するシリーズレ
ギュレータとを備え、 前記第一の回路と、前記シリーズレギュレータとを、負
荷の大小に応じて選択的に動作させ、前記第一の回路と
前記シリーズレギュレータとの少なくともいずれか一方
の出力電圧を取り出すと共に、 前記第一の回路における動作開始時と動作終了時とのい
ずれか一方のタイミングにおいては、前記第一の回路と
前記シリーズレギュレータとが共に動作している期間が
存在することを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】 前記第一の回路と前記シリーズレギュレ
ータとを、前記負荷の大小に応じて選択的に動作させ、
前記第一の回路と前記シリーズレギュレータとの少なく
ともいずれか一方の出力電圧を取り出すための信号を外
部から入力するようにし、そのための制御入力端子を備
えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電源
装置。 - 【請求項3】 前記負荷が大きな場合には前記第一の回
路を動作させ、前記負荷が小さな場合には前記シリーズ
レギュレータを動作させるようになっていることを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の電源装置。 - 【請求項4】 入力電圧を所定の出力電圧に変換する第
一の回路と、 前記入力電圧を入力するとともに、自己の出力電圧が所
定電圧となるようにその出力電圧を制御するシリーズレ
ギュレータとを備え、 前記第一の回路と前記シリーズレギュレータとを、予測
または予定される負荷の変化に基づいて事前に生成され
る動作指令信号に従って選択的に動作させ、前記第一の
回路と前記シリーズレギュレータとの少なくともいずれ
か一方の出力電圧を取り出すと共に、 前記第一の回路における動作開始時と動作終了時とのい
ずれか一方のタイミングにおいては、前記第一の回路と
前記シリーズレギュレータとが共に動作している期間が
存在することを特徴とする電源装置。 - 【請求項5】 前記第一の回路と前記シリーズレギュレ
ータの選択的な動作は、前記動作指令信号の他に、負荷
の大小を検出することにより得られる負荷検出信号を使
用して行うようになっていることを特徴とする請求項4
に記載の電源装置。 - 【請求項6】 前記負荷が大きな場合には前記第一の回
路を動作させ、前記負荷が小さな場合には前記シリーズ
レギュレータを動作させるようになっていることを特徴
とする請求項4または請求項5に記載の電源装置。 - 【請求項7】 入力電圧を所定の出力電圧に変換する第
一の回路と、 前記入力電圧を入力するとともに、自己の出力電圧が所
定電圧となるようにその出力電圧を制御するシリーズレ
ギュレータとを備え、 前記シリーズレギュレータを常時動作させるとともに、
前記第一の回路を負荷の大小に応じて動作させるように
なっていることを特徴とする電源装置。 - 【請求項8】 入力電圧を所定の出力電圧に変換する第
一の回路と、 前記入力電圧を入力するとともに、自己の出力電圧が所
定電圧となるようにその出力電圧を制御するシリーズレ
ギュレータとを備え、 前記シリーズレギュレータを常時動作させるとともに、
前記第一の回路の動作の制御を、予測または予定される
負荷の変化に基づいて事前に生成される動作制御信号に
従って行うようになっていることを特徴とする電源装
置。 - 【請求項9】 前記第一の回路の動作の制御は、前記動
作制御信号の他に、負荷の大小を検出することにより得
られる負荷検出信号を使用して行うようになっているこ
とを特徴とする請求項8に記載の電源装置。 - 【請求項10】 請求項1乃至請求項9記載のいずれか
の電源装置において、入力電圧を所定の出力電圧に変換
する第一の回路が、コンデンサの充放電を利用して前記
入力電圧を所定の出力電圧に変換するチャージポンプ方
式のDC/DCコンバータであることを特徴とする電源
装置。 - 【請求項11】 請求項1乃至請求項9記載のいずれか
の電源装置において、入力電圧を所定の出力電圧に変換
する第一の回路が、前記入力電圧をスイッチングし、前
記入力電圧を所定の出力電圧に変換するスイッチングレ
ギュレータであることを特徴とする電源装置。
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