JP4784675B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドを有する記録装置に関する。
インクジェットプリンタが有するインクジェットヘッドには、印刷用紙等の記録媒体にインク滴を吐出する複数のノズルが形成されている。このようなインクジェットヘッドにおいては、ノズル内のインクが時間の経過に伴って増粘し、インク吐出特性が変化したり吐出不良が発生したりすることがある。これを防止するため、所定期間経過する毎に、記録媒体に対して全てのノズルからインク滴が吐出されるように、記録媒体において印刷すべき画像が形成される領域以外の領域にフラッシングドットを形成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、記録媒体を無駄に消費することなくノズル内のインクが増粘するのを防止することができる。
特開2007−136722号公報(図6)
上述した技術では、複数の記録媒体に対して連続印刷を行ったとき、特定の記録媒体にのみフラッシングドットが形成されるため、フラッシングドットが形成された記録媒体のみ印刷品質が低下してしまう。
本発明の目的は、記録媒体を無駄に消費することなく吐出口内の液体の粘度が高くなるのを抑制しつつ、記録媒体間の記録品質を均一化する記録装置を提供することにある。
本発明の記録装置は、記録媒体を搬送する搬送機構と、前記搬送機構に搬送されている前記記録媒体に液滴を吐出する複数の吐出口が形成された液体吐出ヘッドと、前記記録媒体の搬送方向の印刷解像度に対応した単位距離だけ前記記録媒体が前記搬送機構によって搬送されるのに要する時間である記録周期毎に、前記複数の吐出口のそれぞれに前記記録媒体に画像を形成するための液体の吐出量を割り当てた駆動データを記憶する駆動データ記憶手段と、前記液体吐出ヘッドによって画像が形成されるべき記録媒体の数である記録数を記憶する記録数記憶手段と、前記記録数記憶手段に記憶された前記記録数だけの記録媒体が連続して搬送されるように前記搬送機構を制御する搬送制御手段と、前記搬送機構によって搬送される前記記録数の記録媒体のそれぞれに前記画像を構成する一又は複数の画像ドットが形成されるように、前記駆動データ記憶手段に記憶された前記駆動データに基づいて前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を制御すると共に、前記記録数の記録媒体において前記画像ドットが形成されない領域内の少なくとも1つの位置に前記画像を構成しないフラッシングドットが形成され、且つ、前記記録数より小さい所定数毎の前記記録媒体の記録又は前記所定数以下である前記記録数の記録媒体の記録が完了するまでに前記複数の吐出口のそれぞれが少なくとも1つの前記画像ドット又は前記フラッシングドットを形成するように、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を制御するヘッド制御手段と、記録媒体に関して前記フラッシングドットとなり得る一又は複数のフラッシングドット候補によって構成されたフラッシングパターンに係るフラッシングデータを記憶するフラッシングデータ記憶手段とを備えている。前記所定数は、前記吐出口内の液体が変質することで、前記吐出口から吐出された液滴の速度が基準となる基準速度から当該基準速度に対して所定の割合の速度に低下するまでの時間内に、前記搬送機構によって搬送される前記記録媒体の最大数以下の数であり、前記フラッシングデータは、一又は複数の前記フラッシングパターンからなる複数のフラッシングパターン群を含んでおり、且つ、前記フラッシングパターン群のそれぞれにおいて前記フラッシングパターンの数は前記所定数以下であり、前記フラッシングデータは、一又は複数の前記フラッシングパターンからなる複数のフラッシングパターン群を含んでおり、且つ、前記フラッシングパターン群のそれぞれにおいて前記フラッシングパターンの数は前記所定数以下であり、前記ヘッド制御手段は、前記複数のフラッシングパターン群のうち、前記記録数より小さい前記所定数又は前記所定数以下である前記記録数の前記フラッシングパターンからなるフラッシングパターン群に係る前記フラッシングパターンに基づいて、前記フラッシングドットが形成されるように、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を制御する
本発明によると、記録数の記録媒体のそれぞれにおいて画像ドットと共にフラッシングドットを形成可能となっているため、フラッシングドットが特定の記録媒体に集中して形成されるのが抑制され、記録媒体間の記録品質を均一化することができる。また、液滴の吐出速度が基準速度に対して所定の割合の速度に低下する前に各吐出口から記録媒体に液滴が吐出されるため、記録媒体を無駄に消費することなく液滴の吐出特性が変化したり吐出不良が発生したりするのを防止することができる。さらに、フラッシングデータ記憶手段に予め記憶されたフラッシングパターンに基づいて記録媒体にフラッシングドットを形成するため、フラッシングドットを形成するための制御が容易になる。加えて、フラッシングデータは、複数のフラッシングドット候補を含むフラッシングパターンに係るデータであるため、吐出口内の液体が増粘するのを抑制しつつ、各記録媒体に関するフラッシングドット候補の数を少なくすることができる。これにより、記録媒体に形成されるフラッシングドットの数を低減して記録品質が低下するのを抑制することができると共に、フラッシングドットを形成するための電力及び液体の消費を抑制することができる。
このとき、前記フラッシングデータ記憶手段は、前記記録数が複数のとき、各フラッシングパターンに含まれる前記フラッシングドット候補の数の差が1以下である前記フラッシングデータを記憶していることがより好ましい。これによると、各記録媒体に関するフラッシングドット候補の数の差が小さいため、連続記録を行った記録媒体間の記録品質をさらに均一化することができる。
本発明においては、前記ヘッド制御手段は、前記所定数番目以前、且つ、前記フラッシングパターン群に係る前記フラッシングパターンの数番目より後に記録される記録媒体については、前記フラッシングドットが形成されないように、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を制御してもよい。
本発明においては、前記フラッシングデータ記憶手段は、少なくとも最初に画像が形成される前記記録媒体に関する前記フラッシングデータとして、前記記録数が1のときと同じデータを記憶していることが好ましい。これによると、記録数に関わらず、最初に画像が形成される記録媒体に対して、全ての吐出口から液滴が吐出されるため、吐出口内のインクの粘度が高くなるのを確実に抑制することができる。
このとき、前記フラッシングデータ記憶手段は、最初から前記所定数+1番目以降に画像が形成される前記記録媒体に関する前記フラッシングデータとして、当該最大数以下の数で全ての前記フラッシングドット候補を分割して構成した複数の前記フラッシングドット候補による前記フラッシングパターンに係るデータを記憶していることが好ましい。これによると、記録数が所定数を超えている場合であっても、吐出口内の液体の粘度が高くなるのを確実に抑制することができる。
また、本発明においては、前記液体吐出ヘッドを複数備えており、前記フラッシングデータ記憶手段は、複数の前記液体吐出ヘッドのそれぞれについて、複数の前記液体吐出ヘッドに係る前記搬送方向の直交方向に関して同じ位置にある複数のフラッシングドット候補が、前記搬送方向に沿って互いに異なる位置にある前記フラッシングデータを記憶していることが好ましい。これによると、記録媒体においてフラッシングドット同士が重なることがないため、フラッシングドットの面積が大きくなるのが抑制される。
さらに、本発明においては、前記液体吐出ヘッドを複数備えており、前記フラッシングデータ記憶手段は、複数の前記液体吐出ヘッドのそれぞれに関して、複数の前記液体吐出ヘッドに係る前記搬送方向の直交方向に関して同じ位置にある複数のフラッシングドット候補が、前記搬送方向に沿って互いに同じ位置にある前記フラッシングデータを記憶していることが好ましい。これによると、記録媒体に形成されるフラッシングドットの数が少なくなるため、記録品質が低下するのを抑制することができる。
本発明によると、記録数の記録媒体のそれぞれにおいて画像ドットと共にフラッシングドットを形成可能となっているため、フラッシングドットが特定の記録媒体に集中して形成されるのが抑制され、記録媒体間の記録品質を均一化することができる。また、液滴の吐出速度が基準速度に対して所定の割合の速度に低下する前に各吐出口から記録媒体に液滴が吐出されるため、記録媒体を無駄に消費することなく液滴の吐出特性が変化したり吐出不良が発生したりするのを防止することができる。
本発明の一実施形態によるインクジェットプリンタの断面図である。 図1に示すインクジェットヘッドの幅方向に沿った断面図である。 図2に示すIII-III線に関する断面図である。 図3に示す一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。 図1に示す制御装置の機能ブロック図である。 図5に示すフラッシングデータ記憶部に記憶されたフラッシングパターンの概略図である。 図5に示すフラッシングデータ記憶部に記憶されたフラッシングパターンの概略図である。 図5に示すフラッシングデータ記憶部に記憶されたフラッシングパターンの概略図である。 図5に示すフラッシングデータ記憶部に記憶されたフラッシングパターンの概略図である。 図5に示すヘッド制御部の動作を説明するための印刷結果の一例である。 図5に示す制御装置の動作手順を示すフローチャートである。 変形例に係るフラッシングパターンの概略図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ101は、図1に示すように、直方体形状の筐体1aを有している。また、筐体1aの上部には、排紙部31が設けられている。さらに、筐体1a内は、上から順に3つの空間A、B、Cに区分されている。空間Aには、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクをそれぞれ吐出する4つのインクジェットヘッド1、及び、搬送ユニット20が配置されている。空間B、Cはそれぞれ、筐体1aに対して着脱可能な給紙ユニット1b及びインクタンクユニット1cが配置される空間である。なお、本実施形態において、副走査方向とは搬送ユニット20で用紙Pを搬送するときの搬送方向と平行な方向であり、主走査方向とは副走査方向に直交する方向であって水平面に沿った方向である。
インクジェットプリンタ101の内部には、給紙ユニット1bから排紙部31に向けて、用紙Pが搬送される用紙搬送経路が形成されている(図1中太矢印)。給紙ユニット1bは、複数枚の用紙Pを収納することが可能な給紙トレイ23と、給紙トレイ23に取り付けられた給紙ローラ25とを有している。給紙ローラ25は、給紙トレイ23に積層して収納された複数の用紙Pのうち、最も上方にある用紙Pを送り出す。給紙ローラ25によって送り出された用紙Pは、ガイド27a、27bによりガイドされ且つ送りローラ対26によって挟持されつつ搬送ユニット20へと送られる。
搬送ユニット20は、2つのベルトローラ6、7と、両ローラ6、7間に架け渡されるように巻回されたエンドレスの搬送ベルト8と、テンションローラ10とを有している。テンションローラ10は、搬送ベルト8の下側ループにおいて、その内周面に接触しつつ下方に付勢されることで搬送ベルト8にテンションを付加している。ベルトローラ7は、駆動ローラであって、搬送モータMから2つのギアを介して駆動力が与えられることで、図1中時計回りに回転する。ベルトローラ6は、従動ローラであって、ベルトローラ7の回転により搬送ベルト8が走行するのに伴って、図1中時計回りに回転する。
搬送ベルト8の外周面8aにはシリコーン処理が施されており、粘着性を有している。用紙搬送経路上において搬送ベルト8を挟んでベルトローラ6と対向する位置には、ニップローラ4が配置されている。ニップローラ4は、給紙ユニット1bから送り出された用紙Pを搬送ベルト8の外周面8aに押さえ付ける。外周面8aに押さえ付けられた用紙Pは、その粘着力によって外周面8a上に保持されつつ、図1右方へと搬送される。
また、用紙搬送経路上において搬送ベルト8を挟んでベルトローラ7と対向する位置には、剥離プレート5が設けられている。剥離プレート5は、用紙Pを外周面8aから剥離する。剥離された用紙Pは、ガイド29a,29bによりガイドされ且つ二組の送りローラ対28によって挟持されつつ搬送され、筐体1a上部の開口30から排紙部31へと排出される。
4つのインクジェットヘッド1は、フレーム3を介して筐体1aに支持されている。また、4つのインクジェットヘッド1は、それぞれ主走査方向に沿って延在し、副走査方向には互いに平行に配置されている。フレーム3を介して筐体1aに支持されている。すなわち、インクジェットプリンタ101は、主走査方向に延びる吐出領域が形成されたライン式のカラーインクジェットプリンタである。各インクジェットヘッド1の下面は、インク滴が吐出される吐出面2aである。
搬送ベルト8のループ内には、4つのインクジェットヘッド1と対向して、プラテン19が配置されている。プラテン19の上面は、搬送ベルト8の上側ループの内周面と接触しており、搬送ベルト8の内周側からこれを支持している。これにより、搬送ベルト8の上側ループの外周面8aとインクジェットヘッド1の下面、即ち吐出面2aとが対向しつつ平行になり、且つ、画像形成に適した所定間隔の隙間が形成されている。当該隙間は、用紙搬送経路の一部を構成する。搬送ベルト8によって搬送されてきた用紙Pが4つのヘッド1のすぐ下方を通過する際に、各ヘッド1から用紙Pの上面に向けて各色のインクが順に吐出され、用紙P上に所望のカラー画像が形成される。
インクジェットヘッド1はそれぞれ、空間Cのインクタンクユニット1cに装着されたインクタンク49と接続されている。すなわち、4つのインクタンク49には、それぞれ対応するインクジェットヘッド1の吐出するインクが貯留されている。そして、各インクタンク49からチューブ(図示せず)等を介してインクジェットヘッド1にインクが供給される。
次に、図2、図3を参照しつつインクジェットヘッド1について詳細に説明する。なお、図3においては、下筐体82が省略されている。
図2に示すように、インクジェットヘッド1は、リザーバユニット71と、流路ユニット9及びアクチュエータユニット21を含むヘッド本体2と、一端がアクチュエータユニット21に接続されていると共にドライバIC52が実装されたCOF(Chip On Film:平型柔軟基板)50と、COF50の他端が接続された制御基板54とを有している。さらに、インクジェットヘッド1は、リザーバユニット71及び流路ユニット9を包囲する箱体を形成する上筐体81及び下筐体82と、上筐体81の上方において制御基板54を包囲するヘッドカバー55とを有している。
リザーバユニット71は、ヘッド本体2の上面に固定されていると共にヘッド本体2にインクを供給する流路形成部材である。また、リザーバユニット71は、プレート91〜94の4枚のプレートが互いに位置合わせされて積層された積層体であり、その内部に、図示しないインク流入流路、インクリザーバ72、及び、10個のインク流出流路73が互いに連通するように形成されている。なお、図2においては、1つのインク流出流路73のみが表れている。インク流入流路は、インクタンク49からのインクが流入する流路である。インクリザーバ72は、インク流入流路から流入したインクを一時的に貯溜するインク溜である。インク流出流路73は、インクリザーバ72からのインクが流出する流路であって、流路ユニット9の上面に形成されたインク供給口105bに連通している。インクタンク49からのインクは、インク流入流路を介してインクリザーバ72に流入し、インク流出流路73を通過して、インク供給口105bから流路ユニット9に供給される。
また、プレート94の下面には、凹部94aが形成されている。凹部94は、流路ユニット9の上面との間で空隙90を形成している。空隙90には、流路ユニット9上の4つのアクチュエータユニット21が、流路ユニット9の長手方向に沿って等間隔で配列されている。また、積層体の側面には、リザーバユニット71の長手方向に沿って、空隙90の4つの開口90aが千鳥状に等間隔で形成されている。
また、プレート94の下面は、凸部(凹部94a以外の部分)が流路ユニット9と接着されている。凸部内には、インク流出流路73が形成されている。
COF50は、その一方端部近傍がアクチュエータユニット21の上面に接続されている。さらに、COF50は、アクチュエータユニット21の上面から水平方向に延在して開口90aを通過した後、上方に向かって略直角に湾曲して折り曲げられ、上筐体81及び下筐体82の内壁面に形成された切欠き53を通過してリザーバユニット71の上方に引き出されている。また、COF50は、リザーバユニット71の上方において、図2中左方に延在した後に、上筐体81に形成されたスリット81aから上筐体81の上方に引き出されている。そして、上筐体81の上方において、COF50の他方端部がコネクタ54aを介して制御基板54に接続されている。COF50の途中部には、ドライバIC52が実装されている。ドライバIC52は、リザーバユニット71の上面に貼り付けられており、リザーバユニット71と熱的に結合されている。これにより、ドライバIC52から発生した熱が、リザーバユニット71に伝達してドライバIC52を冷却する一方で、リザーバユニット71内のインクを温めることによってインクの粘度が高くなるのを抑制している。
制御基板54は、上筐体81の上方に配置されており、COF50のドライバIC52を介してアクチュエータユニット21の駆動を制御する。ドライバIC52は、アクチュエータユニット21を駆動する駆動信号を生成するものである。
さらに、図3及び図4を参照しつつ、ヘッド本体2について説明する。なお、図4では説明の都合上、アクチュエータユニット21の下方にあって破線で描くべき圧力室110、アパーチャ112及び吐出口108を実線で描いている。
ヘッド本体2は、図3に示すように、流路ユニット9の上面9aに4つのアクチュエータユニット21が固定された積層体である。図3及び図4に示すように、流路ユニット9は、圧力室110等を含むインク流路が内部に形成されている。アクチュエータユニット21は、各圧力室110に対応した複数のアクチュエータを含んでおり、圧力室110内のインクに選択的に吐出エネルギーを付与する機能を有する。
流路ユニット9は、リザーバユニット71のプレート94とほぼ同じ平面形状を有する直方体形状となっている。流路ユニット9の上面9aには、リザーバユニット71のインク流出流路73(図2参照)に対応して、計10個のインク供給口105bが開口している。流路ユニット9の内部には、図3に示すように、インク供給口105bに連通するマニホールド流路105、マニホールド流路105から分岐した副マニホールド流路105a、さらに副マニホールド流路105aから分岐した多数の個別インク流路が形成されている。流路ユニット9の下面には、図4に示すように、吐出面2aが形成されており、多数の吐出口108がマトリクス状に配置されている。流路ユニット9の上面9a(アクチュエータユニット21の固定面)にも、圧力室110がマトリクス状に多数配列されている。
本実施形態では、流路ユニット9の長手方向に等間隔に並ぶ圧力室110の列が、幅方向に互いに平行に16列配列されている。各圧力室列に含まれる圧力室110の数は、後述のアクチュエータユニット21の外形形状(台形形状)に対応して、その長辺側(下底側)から短辺側(上底側)に向かって次第に少なくなるように配置されている。吐出口108も、これに対応した配置がされている。
流路ユニット9は、ステンレス鋼からなる複数の金属製のプレートを互いに位置合わせしつつ積層することによって、流路ユニット9内に、マニホールド流路105から圧力室110を経て吐出口108に至る流路が形成される。
流路ユニット9におけるインクの流れについて説明する。図3〜図4に示すように、リザーバユニット71からインク供給口105bを介して流路ユニット9内に供給されたインクは、マニホールド流路105から副マニホールド流路105aに分配される。副マニホールド流路105a内のインクは、各個別インク流路に流れ込み、圧力室110を介して吐出口108に至る。
アクチュエータユニット21は、強誘電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系のセラミックス製圧電シートから構成されたユニモルフ型のアクチュエータであり、駆動信号が入力されることによって、圧力室110内のインクに選択的に圧力(吐出エネルギー)を付与し、吐出口108からインク滴を吐出させる。
次に、図5を参照しつつ、制御装置16について説明する。制御装置16は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するプログラム及びこれらプログラムに使用されるデータを書き替え可能に記憶するEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)と、プログラム実行時にデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)とを含んでいる。制御装置16を構成する各機能部は、これらハードウェアとEEPROM内のソフトウェアとが協働して構築されている。図5に示すように、制御装置16は、インクジェットプリンタ101全体を制御するものであり、画像データ記憶部41と、フラッシングデータ記憶部42と、連続印刷枚数記憶部43と、ヘッド制御部44と、搬送制御部45とを有している。
画像データ記憶部41は、用紙Pに印刷すべき画像に関する画像データ(駆動データ)を記憶するものである。画像データは、各インクジェットヘッドに係わる各吐出口108のそれぞれについて、吐出すべきインク滴の体積を印刷周期毎に割り当てたデータであって、このデータに基づいてインク滴が吐出されて、所望の画像を構成する各画像ドットが用紙P上に形成される。印刷周期は、用紙Pの搬送方向に印刷解像度に対応した単位距離だけ用紙Pが搬送されるのに要する時間である。なお、本実施形態においては、画像ドットを形成するために吐出口108から吐出されるインク滴は、3種類の体積(大滴、中滴、小滴)から選択されたいずれかである。また、画像データは、用紙Pをデータ空間において表した、主走査方向及び用紙Pの搬送方向に複数の画素がマトリクス配置された仮想用紙P’(図6〜図9参照)において、用紙Pに形成される画像ドットの位置を示している。
フラッシングデータ記憶部42は、用紙P上でフラッシングドットが描くフラッシングパターンに関するフラッシングデータを色毎に記憶するものである。フラッシングデータは、各インクジェットヘッドに係わる各吐出口108のそれぞれについて、フラッシングのためにインク滴を吐出するか否かを指示するデータであって、このデータに基づいてインク滴が吐出されて、フラッシングパターンで配置されたフラッシングドットが用紙P上に形成される。フラッシングデータには、複数のフラッシングパターンに係わるデータが含まれる。フラッシングパターンは、フラッシングドットが形成され得る複数のフラッシングドット候補で構成され、フラッシングドットの用紙P上における配置形態に相当する。つまり、フラッシングデータは、仮想用紙P’におけるフラッシングドット候補の位置を示している。
図6〜図9をさらに参照しつつ、フラッシングデータ記憶部42が記憶しているフラッシングデータに係るフラッシングパターンについて詳細に説明する。なお、図6〜図9においては、インクジェットヘッド1の吐出口108が主走査方向に関して24個配列されている場合のフラッシングパターンがそれぞれ描かれている。なお、24個の吐出口108は、主走査方向に所定の等間隔で配置され、副走査方向にも順に等間隔で配置され、それぞれ4個ずつの組を作っている。全体として、3個置きに副走査方向の位置が同じとなるように、各吐出口108が配列されている。主走査方向に関して、一方端から数えて4つ毎に選択された6つの吐出口108を1つのグループとして、4つの吐出口グループG1〜G4が形成されている。各吐出口グループG1〜G4は、主走査方向に所定の等間隔毎にずれて配置されている。
図中Kのドットは、ブラックのインクジェットヘッド1の吐出口108に関するフラッシングドット候補を示しており、図中Mのドットは、マゼンタのインクジェットヘッド1の吐出口108に関するフラッシングドット候補を示しており、図中Cのドットは、シアンのインクジェットヘッド1の吐出口108に関するフラッシングドット候補を示しており、図中Yのドットは、イエローのインクジェットヘッド1の吐出口108に関するフラッシングドット候補を示している。
図5に示すように、フラッシングデータ記憶部42には、各インクジェットヘッド1に関するフラッシングデータに含まれる4つのフラッシングパターン群F1〜F4が記憶されている。図6に示すように、フラッシングパターン群F1には、各インクジェットヘッド1について1つのフラッシングパターンF1aが含まれている。なお、図6においては、各インクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF1aを重ね合わせた状態が示されている。
各インクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF1aにおいては、仮想用紙P’上に、1つの吐出口グループG1〜G4に属する吐出口108に対応するフラッシングドット候補が主走査方向に沿って配列されて1つの列をつくり、4つの吐出口グループG1〜G4に対応した4つのフラッシングドット候補の列が、図中上方から下方に向かって順に主走査方向にずれながら配置されている。このとき、4つのインクジェットヘッド1間において同一の吐出口グループG1〜G4に関するフラッシングドット候補の列が、用紙Pの搬送方向(副走査方向)に沿って配列されている。4つの列の配列順は、図中上方から下方に向かって、ブラック→マゼンタ→シアン→イエローの順である。つまり、各インクジェットヘッド1の主走査方向に関して同じ位置にある吐出口108に対応する4つのフラッシングドット候補が、互いに1印刷周期に対応する距離(印刷の解像度に対応する距離)以上離隔しつつ、用紙Pの搬送方向に沿って互いに異なる位置にある。そして、フラッシングパターン群F1においては、各インクジェットヘッド1に係る全てのフラッシングドット候補が、対応するフラッシングパターンF1aに含まれている。
図7に示すように、フラッシングパターン群F2には各インクジェットヘッド1について2つのフラッシングパターンF2a、F2bが含まれている。なお、図7においては、4つのインクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF2a、F2bを重ね合わせた状態がそれぞれ示されている。各インクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF2aにおいては、1つの吐出口グループG1、G2に属する各吐出口108に対応するフラッシングドット候補が主走査方向に沿って配列されて1つの列をつくり、2つの吐出口グループG1、G2に対応した2つのフラッシングドット候補の列が、図中上方から下方に向かって順に配置されている。各インクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF2bにおいては、1つの吐出口グループG3、G4に属する各吐出口108に対応するフラッシングドット候補が主走査方向に沿って配列されて1つの列をつくり、2つの吐出口グループG3、G4に対応した2つのフラッシングドット候補の列が、図中上方から下方に向かって順に配置されている。このとき、4つのインクジェットヘッド1間において同一の吐出口グループG1〜G4に関するフラッシングドット候補の列が、用紙Pの搬送方向に沿って配列されている。4つの列の配列順は、図中上方から下方に向かって、ブラック→マゼンタ→シアン→イエローの順である。つまり、各インクジェットヘッド1の主走査方向に関して同じ位置にある吐出口108に対応する4つのフラッシングドット候補が、用紙Pの搬送方向に沿って互いに異なる位置にある。そして、フラッシングパターン群F2においては、各インクジェットヘッド1に係る全てのフラッシングドット候補が、フラッシングパターンF2aを構成するフラッシングドット候補と、フラッシングパターンF2bを構成するフラッシングドット候補との2つに分割されている。この場合、互いに同数のフラッシングドット候補によって、2つに分割されている。
図8に示すように、フラッシングパターン群F3には各インクジェットヘッド1について3つのフラッシングパターンF3a〜F3cが含まれている。フラッシングパターンF3a、F3cは、フラッシングパターンF2aと同じであり、フラッシングパターンF3bは、フラッシングパターンF2bと同じである。フラッシングパターンF3a、F3cは、吐出口グループG1、G2に対応し、フラッシングパターンF3bは、吐出口グループG3、G4に対応する。また、フラッシングパターン群F3においては、各インクジェットヘッド1に係る全てのフラッシングドット候補が、フラッシングパターンF3a、F3cを構成するフラッシングドット候補と、フラッシングパターンF3bを構成するフラッシングドット候補との2つに分割されている。この場合も、互いに同数のフラッシングドット候補によって、2つに分割されている。
図9に示すように、フラッシングパターン群F4には各インクジェットヘッド1について4つのフラッシングパターンF4a〜F4dが含まれている。なお、図9においては、4つのインクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF4a〜F4dを重ね合わせた状態がそれぞれ示されている。各インクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF4aにおいては、吐出口グループG1の各吐出口108に対応するフラッシングドット候補が主走査方向に沿って配列されている。各インクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF4bにおいては、吐出口グループG2の各吐出口108に対応するフラッシングドット候補が主走査方向に沿って配列されている。各インクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF4cにおいては、吐出口グループG3の各吐出口108に対応するフラッシングドット候補が主走査方向に沿って配列されている。各インクジェットヘッド1に関するフラッシングパターンF4dにおいては、吐出口グループG4の各吐出口108に対応するフラッシングドット候補が主走査方向に沿って配列されている。そして、フラッシングパターン群F4においては、各インクジェットヘッド1に係る全ての吐出口108に対応するフラッシングドット候補が、フラッシングパターンF4aを構成するフラッシングドット候補と、フラッシングパターンF4bを構成するフラッシングドット候補と、フラッシングパターンF4cを構成するフラッシングドット候補と、フラッシングパターンF4dを構成するフラッシングドット候補との4つに分割されている。4つのフラッシングパターンF4a〜F4dは、互いに同数のフラッシングドット候補によって構成されている。
本実施形態においては、各フラッシングパターンF1a、F2a、F2b、F3a〜F3c、F4a〜F4dに含まれるフラッシングドット候補が、仮想用紙P’の上端近傍に配置されているが、各フラッシングドット候補は、仮想用紙P’の任意の位置に配置されていてもよい。また、本実施形態においては、フラッシングパターン群F2〜F4を構成するフラッシングパターンF2a及びF2b、F3a〜F3c、F4a〜F4dのそれぞれは、いずれも互いが同数のフラッシングドット候補の集合同士からなっている。なお、フラッシングドットを用紙P間で均一に分散させるという観点からは、各フラッシングパターン群において各フラッシングパターンに含まれるフラッシングドット候補の数同士の差が1以下であることが好ましい。
図5に戻って、連続印刷枚数記憶部43は、連続して画像の印刷を行う用紙Pの枚数である連続印刷枚数(記録数)を記憶するものである。搬送制御部45は、連続印刷枚数記憶部43に記憶された連続印刷枚数だけ用紙Pが連続搬送されるように搬送ユニット20のモータMを制御するものである。
ヘッド制御部44は、搬送された各用紙Pに画像ドット及びフラッシングドットが形成されるように、制御基板54を介してインクジェットヘッド1の吐出口108からのインク滴の吐出を制御するものである。
具体的には、印刷が開始されると、ヘッド制御部44は、連続印刷枚数記憶部43に記憶された連続印刷枚数が1であればフラッシングデータ記憶部42に記憶されたフラッシングデータからフラッシングパターン群F1を、連続印刷枚数が2であればフラッシングパターン群F2を、連続印刷枚数が3であればフラッシングパターン群F3を、連続印刷枚数が4以上であればフラッシングパターン群F4を選択する。
そして、ヘッド制御部44は、搬送ユニット20によって用紙Pが搬送される毎に、画像データ記憶部41に記憶された画像データを読み出すと共に、選択したフラッシングパターン群F1〜F4に含まれるフラッシングパターンF1a、F2a及びF2b、F3a〜F3c、F4a〜F4dを順に読み出す。つまり、ヘッド制御部44は、連続印刷枚数が1のときはフラッシングパターンF1aを、連続印刷枚数が2のときはフラッシングパターンF2a→フラッシングパターンF2bを順に、連続印刷枚数が3のときはフラッシングパターンF3a→フラッシングパターンF3b→フラッシングパターンF3cを順に、連続印刷枚数が4のときはフラッシングパターンF4a→フラッシングパターンF4b→フラッシングパターンF4c→フラッシングパターンF4dを順に読み出す。なお、連続印刷枚数が5以上のときは、ヘッド制御部44は、フラッシングパターンF4a〜F4dを繰り返し読み出す。
そして、ヘッド制御部44は、図10に示すように、読み出した画像データに係る画像ドットと、読み出したフラッシングパターンF1a、F2a及びF2b、F3a〜F3c、F4a〜F4dに係るフラッシングドット候補のうち、仮想用紙P’において主搬送方向に関して画像ドットと同じ位置にないフラッシングドット候補に対応するフラッシングドットが形成されるように、各インクジェットヘッド1の吐出口108からのインク滴の吐出を制御する。なお、図10においては、ブラックの画像ドット及びフラッシングドットのみを示している。これにより、連続印刷枚数が1のときは、1枚の用紙Pに対する印刷が完了するときまでに、各インクジェットヘッド1の全ての吐出口108から少なくとも1回はインク滴が吐出される。連続印刷枚数が2及び3のときは、2枚の用紙Pに対する印刷が完了するときまでに、各インクジェットヘッド1の全ての吐出口108から少なくとも1回はインク滴が吐出される。連続印刷枚数が4以上のときは、4枚の用紙Pに対する印刷が完了するときまでに、各インクジェットヘッド1の全ての吐出口108から少なくとも1回はインク滴が吐出される。
画像データの内容にかかわらず各インクジェットヘッド1の全ての吐出口108からインク滴を吐出させるために必要な印刷枚数である吐出完了枚数(所定数)は、各フラッシングパターン群F1〜F4において、全てのインクジェットヘッド1に係る全ての吐出口108に対応するフラッシングドット候補が分割された数によって決定される。本実施形態では、吐出完了枚数が最大となるのは、全てのフラッシングドット候補が4つに分割されたフラッシングパターン群F4が選択された場合であり、このときの吐出完了枚数は4である。この吐出完了枚数は、吐出口108内の液体が乾燥などにより変質することで、吐出口108から吐出されたインク滴の速度が基準となる基準速度から当該基準速度に対して所定の割合の速度に低下するまでの時間内に、搬送ユニット20によって搬送される用紙Pの最大数(例えば10)以下の数である。
次に、図11を参照しつつ、制御装置16の動作手順について説明する。上位のコンピュータから印刷開始指令を受けると、図11に示すように、連続印刷枚数記憶部43に連続印刷枚数が記憶される(ステップS101:以下、S101と称す。他のステップも同様)。そして、ヘッド制御部44が、連続印刷枚数記憶部43に記憶された連続印刷枚数が1か否かを判断する(S102)。連続記録枚数が1である場合は(S102:YES)、ヘッド制御部44がフラッシングデータ記憶部42に記憶されたフラッシングデータからフラッシングパターン群F1を選択する(S103)。連続記録枚数が1でない場合は(S102:NO)、ヘッド制御部44が、連続印刷枚数が2か否かを判断する(S104)。連続記録枚数が2である場合は(S104:YES)、ヘッド制御部44がフラッシングデータからフラッシングパターン群F2を選択する(S105)。連続記録枚数が2でない場合は(S104:NO)、ヘッド制御部44が、連続印刷枚数が3か否かを判断する(S106)。連続記録枚数が3である場合は(S106:YES)、ヘッド制御部44がフラッシングデータからフラッシングパターン群F3を選択する(S107)。連続記録枚数が3でない場合、すなわち、連続印刷枚数が4以上の場合は(S106:NO)、ヘッド制御部44が、フラッシングデータからフラッシングパターン群F4を選択する(S108)。
その後、ヘッド制御部44は、画像データ記憶部41に記憶された画像データを読み出すと共に、選択したフラッシングパターン群F1〜F4に含まれる最初のフラッシングパターンF1a、F2a、F3a、F4aを読み出す(S109)。さらに、ヘッド制御部44は、読み出した画像データに係る画像ドットと、読み出したフラッシングパターンF1a、F2a、F3a、F4aに係るフラッシングドット候補のうち、仮想用紙P’において主搬送方向に関して画像ドットと同じ位置にないフラッシングドット候補に対応するフラッシングドットとが形成されるように、各インクジェットヘッド1の吐出口108からインク滴を吐出させ、搬送ユニット20に搬送された最初の用紙Pに対する印刷を行う(S110)。
制御装置16は、連続印刷枚数の用紙Pに対する印刷が完了したか否かを判断する(S111)。連続印刷枚数の用紙Pに対する印刷が完了していない場合は、ヘッド制御部44が、画像データ記憶部41に記憶された画像データを読み出すと共に、選択したフラッシングパターン群F1〜F4に含まれる次のフラッシングパターンF2b、F3b、F4bを読み出し(S109)、次の用紙Pに対する印刷を行う(S110)。この処理を、連続印刷枚数の用紙Pに対する印刷が完了するまで繰り返す。連続印刷枚数の用紙Pに対する印刷が完了すれば図11のフローチャートを終了する。
以上のように、本実施形態によるインクジェットヘッド1によると、連続印刷枚数の用紙Pのそれぞれにおいて画像ドット及びフラッシングドットを形成可能となっているため、フラッシングドットが特定の用紙Pに集中して形成されるのが抑制され、用紙P間の印刷品質を均一化することができる。また、吐出口108内のインクが増粘する前に各吐出口108から用紙Pにインク滴が吐出されるため、用紙Pを無駄に消費することなく、インク吐出特性が変化したり吐出不良が発生したりするのを防止することができる。
また、フラッシングデータ記憶部42に予め記憶されたフラッシングパターンに基づいて用紙Pにフラッシングドットを形成するため、フラッシングドットを形成するための制御が容易になる。
さらに、フラッシングパターン群F2〜F4のそれぞれにおいて、各フラッシングパターンF2a及びF2b、F3a〜F3d、F4a〜F4dのぞれぞれは、いずれも互いが同数のフラッシングドット候補の数の集合同士からなっているため、複数枚連続印刷を行うときの用紙P間の印刷品質を均一化することができる。
加えて、フラッシングパターン群F2〜F4のそれぞれにおいて、各フラッシングパターンF2a及びF2b、F3a〜F3d、F4a〜F4dが、全てのインクジェットヘッド1に係る全ての吐出口108に対応するフラッシングドット候補が最大数以下の数で分割されたフラッシングドット候補によって構成されているため、吐出口108内のインクが増粘するのを抑制しつつ、フラッシングドット候補の数を少なくすることができる。これにより、用紙Pに形成されるフラッシングドットの数を低減して印刷品質が低下するのをさらに抑制することができると共に、フラッシングドットを形成するための電力及びインクの消費を抑制することができる。
さらに、各フラッシングパターンF1a、F2a、F2b、F3a〜F3c、F4a〜F4dが、主走査方向に関する一方から4つ毎に選択された吐出口108からなる、4つの吐出口グループG1〜G4の少なくともいずれかに対応するフラッシングドット候補の組み合わせによって形成されているため、フラッシングドット候補を、主走査方向に関して効率よく分散させることができる。これにより、フラッシングドットが認識されにくくなり、印刷品質の低下が抑制される。
加えて、連続印刷枚数が5以上のときは、ヘッド制御部44が、フラッシングパターンF4a〜F4dを繰り返し読み出すため、連続印刷枚数が最大数を超えている場合であっても、吐出口内のインクの粘度が高くなるのを抑制することができる。
また、副走査方向に関して同じ位置にある各インクジェットヘッド1の吐出口108に対応する4つのフラッシングドット候補が、用紙Pの搬送方向に沿って互いに異なる位置に形成されるようなフラッシングパターンF1a、F2a、F2b、F3a〜F3c、F4a〜F4dがフラッシングデータに含まれているため、用紙Pにおいてフラッシングドット同士が重なることがなく、フラッシングドットの面積が大きくなるを抑制することができる。
<変形例1>
上述した実施形態においては、連続印刷枚数によって選択されたフラッシングパターン群F1〜F4に含まれるフラッシングパターンF1a、F2a及びF2b、F3a〜F3c、F4a〜F4dに基づいてフラッシングドットが形成される構成であるが、吐出口108内のインクが増粘する前に、すなわち、搬送ユニット20によって最大枚数の用紙Pが搬送されるまでの間に全ての吐出口108からインク滴を吐出することができるのであれば、任意のフラッシングパターンに基づいてフラッシングドットが形成されてもよい。
例えば、連続印刷枚数に関わらず、最初に搬送される用紙Pに対してフラッシングパターンFa1に基づいたフラッシングドットが形成されてもよい。これによると、連続印刷枚数に関わらず、最初に搬送された用紙Pの印刷が完了するときまでに全ての吐出口108から少なくとも1回はインク滴が吐出されるため、吐出口108内のインクの粘度が高くなるのを確実に抑制することができる。このとき、連続印刷枚数が最大枚数以上である場合、最大枚数以下の所定枚数毎にフラッシングパターンF1aに基づいてフラッシングドットを形成すればよい。
全ての用紙Pに対してフラッシングパターンFa1に基づいたフラッシングドットが形成されてもよい。これによると、各用紙Pの印刷が完了するときまでに全ての吐出口108から少なくとも1回はインク滴が吐出されるため、吐出口108内のインクの粘度が高くなるのをより確実に抑制することができる。
<変形例2>
上述した実施形態においては、副走査方向に関して同じ位置にある各インクジェットヘッド1の吐出口108に対応する4つのフラッシングドット候補が、用紙Pの搬送方向に沿って互いに異なる位置に形成されるようなフラッシングパターンF1a、F2a及びF2b、F3a〜F3c、F4a〜F4dがフラッシングデータに含まれる構成であるが、図12に示すように、4つのフラッシングドット候補が、用紙Pの搬送方向に関して同じ位置に形成されるようなフラッシングパターンがフラッシングデータに含まれていてもよい。これによると、用紙Pに形成されるフラッシングドットの数が少なくなるため、印刷品質が低下するのを抑制することができる。
ここで、いずれの実施形態においても、フラッシングデータによって吐出されるインク滴の量は、用紙P上でドットを目立ちにくくするという観点から、画像ドットにおける小滴より少ない量に設定されている。フラッシングにおいては、液滴が吐出されればよいので、吐出可能な最小液滴量としてもよい。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。上述の実施形態では、予め決定されたフラッシングデータがフラッシングデータ記憶部42に記憶される構成であるが、1又は複数の用紙Pに対する印刷が開始される毎に、フラッシングデータを生成する構成であってもよい。
また、上述の実施形態では、フラッシングパターン群F2〜F4のそれぞれにおいて、各フラッシングパターンF2a及びF2b、F3a〜F3d、F4a〜F4dに含まれるフラッシングドット候補の数の差が1以下となる構成であるが、各フラッシングパターンの間で、フラッシングドット候補の数の差が2以上になっていてもよい。
さらに、上述の実施形態では、各フラッシングパターンF1a及びF2a、F2b、F3a〜F3c、F4a〜F4dが、主走査方向に関する一方から4つ毎に選択された吐出口108からなる、4つの吐出口グループG1〜G4の少なくともいずれかに対応するフラッシングドット候補の組み合わせによって形成される構成であるが、各フラッシングパターンにおいてフラッシングドット候補の位置が副走査方向に関して任意の位置に配置されていてもよい。
加えて、上述の実施形態においては、印刷される全ての用紙Pに対してフラッシングドットを形成可能な構成であるが、全ての吐出口108からインク滴が吐出された後から最大数までの用紙Pに対してフラッシングドットを形成しない構成であってもよい。これによると、インクの消費をさらに抑制することができる。
連続印刷枚数が3のときは、フラッシングパターンF3a→フラッシングパターンF3b→フラッシングパターンF3cの順に選択され、1枚目と3枚目とが同じパターンでフラッシングドットが形成される。常にこの順である必要はなく、繰り返されるパターンがフラッシングパターンF3a(F3c)の場合とフラッシングパターンF3bの場合とを繰り返すようにしてもよい。このとき、先の印刷処理時に繰り返されたパターンのタイプを記憶しておき、次の印刷処理時には、この記憶されたタイプと異なるパターンを1枚目のフラッシングパターンに設定する。これにより、ノズルグループ間におけるフラッシングの効果に差がなくなる。
連続印刷枚数が5以上のときは、4つのフラッシングパターンF4a〜F4dを少なくとも一巡した後、フラッシングパターンF4a〜F4dのいずれかでフラッシングドットを形成して一連の印刷処理を完了することになる。このとき、先の印刷処理時に最後に選択されたパターンを記憶しておき、次の印刷処理時には、この記憶されたパターンの次のパターンを1枚目のフラッシングパターンに設定してもよい。これにより、ノズルグループ間におけるフラッシングの効果に差がなくなる。
また、圧電素子をアクチュエータに用いた場合について説明したが、本発明は、アクチュエータの種類によらず適用可能である。例えば、静電方式のアクチュエータ、加熱して生じる気泡によってインク滴を吐出させるタイプのアクチュエータなどが適用範囲に含まれる。
本発明は、インク以外の液体を吐出する記録装置にも適用可能である。さらに、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機などにも適用可能である。
1 インクジェットヘッド
2 ヘッド本体
2a 吐出面
9 流路ユニット
16 制御装置
20 搬送ユニット
21 アクチュエータユニット
41 画像データ記憶部
42 フラッシングデータ記憶部
43 連続印刷枚数記憶部
44 ヘッド制御部
45 搬送制御部
101 インクジェットプリンタ
108 吐出口
110 圧力室
F1〜F4 フラッシングパターン群
F1a、F2a、F2b、F3a〜F3c、F4a〜F4d フラッシングパターン
P 用紙

Claims (7)

  1. 記録媒体を搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構に搬送されている前記記録媒体に液滴を吐出する複数の吐出口が形成された液体吐出ヘッドと、
    前記記録媒体の搬送方向の印刷解像度に対応した単位距離だけ前記記録媒体が前記搬送機構によって搬送されるのに要する時間である記録周期毎に、前記複数の吐出口のそれぞれに前記記録媒体に画像を形成するための液体の吐出量を割り当てた駆動データを記憶する駆動データ記憶手段と、
    前記液体吐出ヘッドによって画像が形成されるべき記録媒体の数である記録数を記憶する記録数記憶手段と、
    前記記録数記憶手段に記憶された前記記録数だけの記録媒体が連続して搬送されるように前記搬送機構を制御する搬送制御手段と、
    前記搬送機構によって搬送される前記記録数の記録媒体のそれぞれに前記画像を構成する一又は複数の画像ドットが形成されるように、前記駆動データ記憶手段に記憶された前記駆動データに基づいて前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を制御すると共に、前記記録数の記録媒体において前記画像ドットが形成されない領域内の少なくとも1つの位置に前記画像を構成しないフラッシングドットが形成され、且つ、前記記録数より小さい所定数毎の前記記録媒体の記録又は前記所定数以下である前記記録数の記録媒体の記録が完了するまでに前記複数の吐出口のそれぞれが少なくとも1つの前記画像ドット又は前記フラッシングドットを形成するように、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を制御するヘッド制御手段と、
    記録媒体に関して前記フラッシングドットとなり得る一又は複数のフラッシングドット候補によって構成されたフラッシングパターンに係るフラッシングデータを記憶するフラッシングデータ記憶手段とを備えており、
    前記所定数は、前記吐出口内の液体が変質することで、前記吐出口から吐出された液滴の速度が基準となる基準速度から当該基準速度に対して所定の割合の速度に低下するまでの時間内に、前記搬送機構によって搬送される前記記録媒体の最大数以下の数であり、
    前記フラッシングデータは、一又は複数の前記フラッシングパターンからなる複数のフラッシングパターン群を含んでおり、且つ、前記フラッシングパターン群のそれぞれにおいて前記フラッシングパターンの数は前記所定数以下であり、
    前記ヘッド制御手段は、前記複数のフラッシングパターン群のうち、前記記録数より小さい前記所定数又は前記所定数以下である前記記録数の前記フラッシングパターンからなるフラッシングパターン群に係る前記フラッシングパターンに基づいて、前記フラッシングドットが形成されるように、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を制御することを特徴とする記録装置。
  2. 前記フラッシングデータ記憶手段は、前記記録数が複数のとき、各フラッシングパターンに含まれる前記フラッシングドット候補の数の差が1以下である前記フラッシングデータを記憶していることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  3. 前記フラッシングデータ記憶手段は、少なくとも最初に画像が形成される前記記録媒体に関する前記フラッシングデータとして、前記記録数が1のときと同じデータを記憶していることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記ヘッド制御手段は、前記所定数番目以前、且つ、前記フラッシングパターン群に係る前記フラッシングパターンの数番目より後に記録される記録媒体については、前記フラッシングドットが形成されないように、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記フラッシングデータ記憶手段は、最初から前記所定数+1番目以降に画像が形成される前記記録媒体に関する前記フラッシングデータとして、当該最大数以下の数で全ての前記フラッシングドット候補を分割して構成した複数の前記フラッシングドット候補による前記フラッシングパターンに係るデータを記憶していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記液体吐出ヘッドを複数備えており、
    前記フラッシングデータ記憶手段は、複数の前記液体吐出ヘッドのそれぞれについて、複数の前記液体吐出ヘッドに係る前記搬送方向の直交方向に関して同じ位置にある複数のフラッシングドット候補が、前記搬送方向に沿って互いに異なる位置にある前記フラッシングデータを記憶していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記液体吐出ヘッドを複数備えており、
    前記フラッシングデータ記憶手段は、複数の前記液体吐出ヘッドのそれぞれに関して、複数の前記液体吐出ヘッドに係る前記搬送方向の直交方向に関して同じ位置にある複数のフラッシングドット候補が、前記搬送方向に沿って互いに同じ位置にある前記フラッシングデータを記憶していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の記録装置。
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