JP4973680B2 - ノズルプレート、ノズルプレートの製造方法及び液体吐出ヘッド - Google Patents
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以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図9を参照しつつ、本発明に係る第2実施形態のインクジェットヘッドについて説明する。なお、第1実施形態と同一の部材については、同一の符号を付して、その説明を省略する。図9(a)に示すように、ノズルプレート230の裏面には、平面視において各吐出口108の副走査方向(長手方向と直交する方向)に関する両側に一対の凹部231が形成されている。プレート122〜230の積層方向から見たときに、貫通孔129aのノズルプレート230側の開口が、吐出口108及び一対の凹部231を内部に収容している。
2 ヘッド本体
2a 吐出面
9 流路ユニット
63 撥水膜
81 基台
82 ストリッパ
82a ガイド孔
82b 凸部
83 パンチ
85 ワイパ
101 インクジェットプリンタ
107 貫通孔
108 吐出口
110 圧力室
122〜129 プレート
129a 貫通孔
130、230 ノズルプレート
130a 突出部
130’ プレート
131、231 凹部
132 個別インク流路
S 矩形領域
Claims (13)
- 複数のプレートの積層体であり、液体を吐出する複数の吐出口と、前記吐出口を一端として圧力室に繋がる部分流路を含む個別インク流路とが形成された液体吐出ヘッドにおいて、前記部分流路の一部分である貫通孔が形成された第1プレートに隣接するノズルプレートであって、
液滴を吐出する複数の前記吐出口が形成された吐出面を有する板状の基材と、
前記吐出面において少なくとも前記吐出口の周囲に形成されている撥水膜とを備えており、
前記基材に係る前記吐出面の反対側の面である裏面に、平面視において少なくとも各吐出口の両側近傍に凹部が形成されていると共に、
前記吐出口及び前記凹部が、前記積層体の積層方向から見たときに、前記貫通孔の前記ノズルプレート側の開口の内部に収容されるように形成されていることを特徴とするノズルプレート。 - 前記凹部が、平面視において前記吐出口と同心の環状になっていることを特徴とする請求項1に記載のノズルプレート。
- 前記凹部は、前記吐出口の径方向に関して、前記吐出口よりも前記貫通孔を画定する側壁の近くとなるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のノズルプレート。
- 前記凹部が、前記吐出口の中心を通過する直線に直交すると共に、前記吐出口の直径以上の長さで直線状に延在していることを特徴とする請求項1又は2に記載のノズルプレート。
- 2つの前記凹部を対向する2辺とする矩形領域内に前記吐出口が収まっていることを特徴とする請求項4に記載のノズルプレート。
- 前記基材は、平面視で一方向を長手方向とする矩形形状を有しており、
前記凹部は、前記一方向に沿って延在しており、
前記吐出口の中心を通過する前記一方向に直交する直線が、前記一方向に関する前記凹部の中心を横切ることを特徴とする請求項4又は5に記載のノズルプレート。 - 前記凹部の深さが、前記基材の厚みの半分以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のノズルプレート。
- 液滴を吐出する複数の吐出口が形成された吐出面を有する板状の基材、及び、前記吐出面において少なくとも前記吐出口の周囲に形成されている撥水膜を含むノズルプレートと、前記ノズルプレートに係る前記吐出面の反対側の面である裏面に隣接する第1プレートを含む複数の積層プレートとが積層された積層体であって、前記積層体の内部に前記吐出口を一端として圧力室に繋がる部分流路を含んだ複数の個別インク流路が形成された流路ユニットを備えており、
前記第1プレートには、前記部分流路の一部を構成し、前記吐出口にそれぞれ連通する複数の貫通孔が形成されており、
前記ノズルプレートの裏面には、平面視において少なくとも各吐出口の両側近傍に前記凹部が形成されており、
前記積層体の積層方向から見たときに、前記貫通孔の前記ノズルプレート側の開口が前記吐出口及び前記凹部を内部に収容していることを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記積層体の積層方向から見たときに、前記吐出口の径方向に関して、前記吐出口の中心から前記凹部の中心までの距離が、前記吐出口の中心から前記貫通孔の開口端までの距離の半分以上であることを特徴とする請求項8に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記開口が、前記吐出口と同心に配置されており、
前記凹部が、前記積層体の積層方向から見たときに、前記吐出口と同心の環状になっていることを特徴とする請求項8又は9に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記凹部が、前記吐出口の中心を通過する直線に直交すると共に、前記吐出口の直径以上の長さで直線状に延在していることを特徴とする請求項8又は9に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記基材は、一方向を長手方向とする平面視で矩形形状を有しており、
前記凹部は、前記一方向に沿って延在しており、
前記吐出口の中心を通過する前記一方向に直交する直線が、前記一方向に関する前記凹部の中心を横切ることを特徴とする請求項11に記載の液体吐出ヘッド。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載のノズルプレートの製造方法であって、
前記基材に係る前記裏面に固定部材を当接させることによって、前記基材を固定すると共に、前記固定部材の前記裏面に当接する面に形成された突起によって、前記裏面に前記凹部を形成する凹部形成工程と、
前記固定部材によって固定された前記基材にパンチを押圧することによって、前記吐出口に対応する位置に貫通孔を形成する貫通孔形成工程とを備えており、
前記固定部材は、前記吐出口に対応した位置に前記パンチをガイドするガイド孔を有し、
前記突起が、前記第1プレートに設けられた前記貫通孔の前記ノズルプレート側の開口の内部に収容されるように前記ガイド孔の外側に形成されていることを特徴とするノズルプレートの製造方法。
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