JP4867402B2 - 圧電アクチュエータ及び液滴吐出装置及び圧電アクチュエータ製造方法 - Google Patents

圧電アクチュエータ及び液滴吐出装置及び圧電アクチュエータ製造方法 Download PDF

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本発明は、圧力室に供給された液体を加圧して、圧力室と連通するノズルから液体を吐出させる圧電アクチュエータ、その圧電アクチュエータを備えた液滴吐出装置及びその圧電アクチュエータを製造する圧電アクチュエータ製造方法に関する。
圧電素子を使用したカイザー型の従来のインクジェットヘッドに用いられる圧電アクチュエータにおいて、インク吐出効率を高める構造として、構造の簡単さから、圧電素子と金属又はセラミック等の剛性部材(以下、振動板という)を層状に組み合わせることで、変形量を増大させるユニモルフ構造が広く用いられている。
しかしながら、ノズルの高密度化を行う場合、前記圧電素子と振動板は少ない電力で大きな変形を得るために、どちらも薄く形成されることが望まれてきている。しかしながら、圧電素子や振動板を薄くすると、製造プロセス中の取り扱いにより容易に破損してしまうため、問題となる。
上記問題を解決するために、シリコンを熱処理し、薄い酸化膜を形成し、その上に圧電体を形成し、その後、前記酸化膜を残して、圧力室をエッチングにより形成する方法も提案されているが、前記熱酸化膜の熱による残留応力の問題により、振動板が変形してしまうため、製造プロセス上、大きな問題となる。
また、別基板に圧電体を形成しその上に振動板を形成、これを圧力室側に接着して、前記圧電体を形成した基板をエッチング等により除去、さらに圧電素子を個別化加工する方法も提案されているが、工程が複雑化するため、低コスト化の点で大きな問題となる。
そこで、圧電体のシェアモード(d15)を利用して、圧電アクチュエータを形成することで、振動板を使用しない構成が提案されている(特許文献1参照)。
また、振動板を使用しない圧電アクチュエータとしては、特許文献2に開示される圧電アクチュエータが提案されている。
特許文献2の圧電アクチュエータでは、電気−機械変換機能を有する板の上面及び下面に大きさの異なる電極が設けられている。これにより、電気−機械変換機能を有する板は、圧力室側に膨出するように変形し、圧力室内のインクを加圧し、圧力室を連通するノズルからインク滴を吐出させる。
特開平3−49957号公報 特開平3−178447号公報
ところで、インクジェット記録装置では、画像の高解像化が要求されており、そのためには、ノズル及び各ノズルと連通する圧力室を高密度に配置する必要がある。これに伴い、圧力室内のインクを加圧してノズルからインク滴を吐出させる圧電アクチュエータの構造の高密度化が求められる。
本発明は、上記事実を考慮し、圧電アクチュエータの高密度化を図ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る圧電アクチュエータは、液体が供給される圧力室の上壁に形成され、下方へ膨出変形することにより、前記圧力室内の液体を加圧して、前記圧力室と連通するノズルから前記液体を吐出させる圧電素子駆動部と、前記圧力室の側壁に形成され、内側に倒れ込んで前記圧電素子駆動部の変形量を増大する変形量増大部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、液体が供給される圧力室の上壁に形成された圧電素子駆動部が、下方へ膨出変形することにより、圧力室内の液体を加圧して、圧力室と連通するノズルから液体を吐出させる。圧力室の側壁に形成された変形量増大部が、内側に倒れ込んで圧電素子駆動部の変形量を増大する。これにより、液体の吐出効率が高まる。
本発明の請求項1の構成では、変形量増大部が圧力室の側壁に形成されているため、圧力室の上壁に形成された圧電素子駆動部に対して、変形量増大部は、下方(縦方向)の位置に配置されることなる。これにより、圧電素子駆動部に対して変形量増大部が横方向に配置される構成に比べ、圧力室の横幅を小さくでき、また、圧力室及び圧電素子駆動部を高密度に配置できるため、圧電アクチュエータの高密度化が可能となる。
本発明の請求項7に係る圧電アクチュエータは、前記圧電素子駆動部の駆動方向は、分極方向と同一であることを特徴とする。
駆動方向と分極方向が異なる構成では、駆動による分極度の消失などの問題が発生するが、請求項7の構成によれば、そのような問題は発生せず、圧電素子駆動部の特性が長期的に安定して得ることができる。
本発明の請求項5に係る圧電アクチュエータは、前記共通電極は、前記個別電極と同一面に形成された上面電極と接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、プリント基板(電源)等への電気接続が、同一面でとれるので、製造性を向上させることができる。
本発明の請求項8に係る液滴吐出装置は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧電アクチュエータを備えたことを特徴とする。
本発明は、上記構成としたので、圧電アクチュエータの高密度化を図ることができる。
以下に、圧力室に供給された液体を加圧して、圧力室と連通するノズルから液体を吐出させる本発明の圧電アクチュエータ及びその圧電アクチュエータを備えた液滴吐出装置に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
本実施形態では、液滴を吐出する液滴吐出装置として、インク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置について説明する。
まず、図1を用いて、インクジェット記録装置10の概要を説明する。なお、記録媒体は記録紙Pとして説明する。また、図1では、インクジェット記録装置10における記録紙Pの搬送方向を副走査方向として矢印Sで表し、その搬送方向と直交する方向を主走査方向として矢印Mで表す。
図1に示すように、本実施形態に係るインクジェット記録装置10は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各インクジェット記録ヘッド30を搭載するキャリッジ12を備えている。キャリッジ12は、記録紙Pの搬送方向上流側に一対のブラケット14が突設されており(図では片側のブラケット14のみを示している)、この一対のブラケット14にそれぞれ形成された円形孔14Aには、主走査方向に架設されたシャフト20が挿通されている。
キャリッジ12に対し主走査方向の両端側には、主走査機構を構成する駆動プーリー(図示省略)と従動プーリー(図示省略)が配設されている。これらの駆動プーリーと従動プーリーとに巻回されて、主走査方向に走行するタイミングベルト22の一部がキャリッジ12に固定されている。これにより、キャリッジ12は、駆動プーリーの回転駆動によってタイミングベルト22が主走査方向に走行すると、一対のブラケット14がシャフト20にガイドされて主走査方向に往復移動する。
インクジェット記録装置10の前側下部には、画像記録前の記録紙Pを束状にして収納しておく給紙トレイ26が設けられている。この給紙トレイ26の上方には、上記各色のインクジェット記録ヘッド30によって画像が記録された記録紙Pが排出される排紙トレイ28が設けられている。また、キャリッジ12及びシャフト20の下方には、給紙トレイ26から1枚ずつ給紙された記録紙Pを所定のピッチで副走査方向へ搬送する搬送ローラー及び排出ローラーからなる副走査機構18が設けられている。
その他、このインクジェット記録装置10には、画像記録時において各種設定を行うコントロールパネル24や、メンテナンスステーション(図示省略)等が設けられている。メンテナンスステーションは、キャップ部材、吸引ポンプ、ダミージェット受け、クリーニング機構等を含んで構成されており、吸引回復動作、ダミージェット動作、クリーニング動作等のメンテナンス動作を行うようになっている。
また、各色のインクジェット記録ヘッド30の下面(インク吐出面)には、記録紙Pと対向するように、インク滴を吐出する複数のノズル38(図2参照)が形成されている。
本実施形態に係るインクジェット記録装置10は、以上のように構成された所謂、Partial Width Array(PWA)タイプのインクジェット記録装置であり、以下のように動作する。
すなわち、本実施形態に係るインクジェット記録装置10では、インクジェット記録ヘッド30が主走査機構によって主走査方向に移動しながら、インクジェット記録ヘッド30のノズル38から記録紙Pへ選択的にインク滴を吐出することにより、所定のバンド領域に対して画像データに基づく画像の一部が記録される。
そして、主走査方向への1回の移動が終了すると、記録紙Pは、副走査機構18によって副走査方向に所定ピッチ搬送され、再びインクジェット記録ヘッド30が主走査方向(前述とは反対方向)に移動しながら、次のバンド領域に対して画像データに基づく画像の一部が記録されるようになっており、このような動作を複数回繰り返すことによって、記録紙Pに画像データに基づく全体画像がフルカラーで記録される。
次に、本実施形態に係るインクジェット記録装置10に搭載されたインクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)30について説明する。
インクジェット記録ヘッド30は、図2及び図3に示すように、ノズルプレート32、流路プレート34、圧力室42が形成された圧電アクチュエータ36を備えている。ノズルプレート32、流路プレート34、圧電アクチュエータ36は、この順で積層され、互いが接合されている。なお、ノズルプレート32は、ポリイミド等で形成され、流路プレート34は、SUS(ステンレス)等で形成されている。
ノズルプレート32には、円形貫通孔からなるノズル38が形成されており、このノズル38は、所定方向に沿って複数配置されている。
流路プレート34には、ノズルプレート32の各ノズル38に対応する上方位置に、ノズル径よりも大径の円形貫通孔からなる連通路40がそれぞれ形成されている。この連通路40は、一端部がノズル38と連通し、他端部が圧電アクチュエータ36の各圧力室42と連通する。これにより、連通路40を介して、各圧力室42からノズル38へインクが流通可能となっている。
また、流路プレート34には、圧電アクチュエータ36の各圧力室42にインクを供給する個別供給路44が形成されている。さらに、流路プレート34には、一端部が各個別供給路44と連通し、他端部がインクタンク(図示省略)と連通する共通供給路46が形成されている。これにより、共通供給路46及び個別供給路44を介して、インクタンク(図示省略)から圧力室42へインクが供給可能となっている。
ここで、本実施形態に係る圧電アクチュエータ36について説明する。
圧電アクチュエータ36は、図3及び図4(A)に示すように、圧電素子で形成された一枚の圧電素子基板により形成されており、インクが供給される圧力室42の上壁にそれぞれ形成された圧電素子駆動部48を備えている。
各圧電素子駆動部48の上面には、個別電極50が圧電素子駆動部48の上面の全面を被覆するように、それぞれ個別に形成されている。
各圧電素子駆動部48の下面を含む圧力室42の内壁面及び、圧電アクチュエータ36の下面には、一体で形成された共通電極52が設けられ、各圧電素子駆動部48を駆動するための電極の分極方向が上下方向(縦方向)となっている。
この共通電極52は、圧電アクチュエータ36の側面に形成された側面電極54を介して、圧電アクチュエータ36の上面に形成された上面電極56に接続されている。
この上面電極56は、半田58により接合されて、フレキシブルプリント配線基板60上に形成された配線パターン(図示省略)に電気的に接続されている(図3参照)。
また、個別電極50も、同様に、半田58により接合されて、フレキシブルプリント配線基板60上に形成された配線パターン(図示省略)に電気的に接続されている(図3参照)。個別電極50及び上面電極56は、圧電アクチュエータ36の上面で、同一面に形成されており、フレキシブルプリント配線基板60上に形成された配線パターン(図示省略)への接続がしやすい構成となっている。
フレキシブルプリント配線基板60上に形成された配線パターンは、フレキシブルプリント配線基板60上に設けられた駆動IC(図示省略)に電気的に接続されている。
この駆動ICは、外部(ヘッド制御部)から制御信号(画像記録命令)が入力され、その制御信号に基づいて、各圧電素子駆動部48に電気信号(駆動信号)を送信し、各圧電素子駆動部48をそれぞれ所定のタイミングで駆動させる。これにより、各圧電素子駆動部48は、後述するように、下方へ膨出変形をする。なお、図2においては、フレキシブルプリント配線基板60、各電極50、52、54、56を省略して図示している。
また、圧力室42の側壁には、図3及び図4(B)に示すように、内側に倒れ込んで、圧電素子駆動部48の変形量を増大する変形量増大部(低剛性部)62が形成されている。
圧力室42毎に圧電素子駆動部48を区画する溝部74を、圧電素子駆動部48の厚さ(高さ方向の長さ)よりも深く、圧力室42の側壁上部に形成することにより、この変形量増大部62は、圧電素子駆動部48と一体に形成されている。
このように、変形量増大部62を圧電素子駆動部と一体的に形成することにより、部品点数が低減でき、また、変形量増大部と圧電素子駆動部とを接合するなどの加工工程が不要となり、製造性が向上する。
また、変形量増大部62は、厚さ(横方向の長さ)と高さ(縦方向の長さ)の比が1以上とされている。すなわち、変形量増大部62の厚さは、変形量増大部62の高さと同じか、変形量増大部62の高さより厚くされている。これにより変形量増大部の強度を高く保て、圧電アクチュエータの信頼性を向上できる。
次に、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッド30による画像記録(インク吐出)動作について説明する。
インクジェット記録ヘッド30による画像記録では、まず、インクプールに貯留されたインクが、共通供給路46及び個別供給路44を通して圧力室42に供給され、さらに、圧力室42から連通路40を通してノズル38まで充填される。
ここで、圧電素子駆動部48は、個別電極50と共通電極52間に電気信号が加えられないと、図4(B)に示されるように、変形せずに断面矩形状のまま形状が保たれる。
また、画像記録命令によって、個別電極50と共通電極52間に電気信号が加えられると、圧電素子駆動部48は充電されて、圧電横効果(d31)により、分極方向と垂直方向(図4(C)において矢印d31方向)に歪みを生じさせる。
これにより、圧電素子駆動部48は、下方へ膨出変形しようとする。特に、本実施形態では、圧電素子駆動部48の上面に形成された個別電極50の幅L1が、共通電極52のうち圧電素子駆動部48の下面に形成された電極部分の幅L2よりも広く、圧電素子駆動部48の上面側で生じる圧縮変形量が、圧電素子駆動部48の下面側で生じる圧縮変形量よりも大きいため、圧電素子駆動部48は、下方へ膨出変形しやすい。
圧電素子駆動部48が下方へ膨出変形すると、変形量増大部62は、内側に倒れ込んで、圧電素子駆動部48の変形量を増大する。
これにより、圧力室42内のインクは、効率よく加圧され、圧力室42と連通路40を介して連通するノズル38からインク滴として吐出される。
続いて、個別電極50と共通電極52間への電気信号の印加を停止し、圧電素子駆動部48に蓄積された電荷を放電すると、圧電素子駆動部48は、図4(C)の状態から図4(B)に示される元の断面矩形状に戻る。そしてこれに伴い、ノズル38内に形成されたメニスカスの復帰力によって、吐出された分のインクがインクプールから共通供給路46及び個別供給路44を通して圧力室42内に供給される。
このインク吐出動作を繰り返すことにより、インクジェット記録ヘッド30のノズル38からインク滴が連続的に吐出されて、用紙等に画像記録される。
本実施形態では、変形量増大部62が、圧電素子駆動部48に対して、圧力室42の並び方向(横方向)ではなく、圧力室42の並び方向と直交する方向(縦方向、詳細には、下方)に設けられているため、圧力室42の間隔、若しくは、圧力室42自体の横幅を小さくでき、圧力室42及び圧電素子駆動部48を高密度に配置でき、圧電アクチュエータ36の高密度化が可能となる。
また、本実施形態の構成によれば、圧電素子駆動部48は下方に膨出変形するため、圧電素子駆動部48の駆動方向が上下方向(縦方向)となり、分極方向と一致する。駆動方向と分極方向が異なる構成では、駆動による分極度の消失などの問題が発生するが、本実施形態では、そのような問題は発生せず、圧電素子駆動部の特性が長期的に安定して得ることができる。また、分極作業が圧電アクチュエータの製造の最終過程で行えるので、製造プロセス中の温度を気にせず、圧電アクチュエータの製造が可能となる。
なお、圧電アクチュエータ36は、上記のように、一枚の圧電素子基板で形成されていたが、複数枚の圧電素子基板で形成されていてもよい(図6(F)、(G)参照、後述の第2製造方法参照)。また、変形量増大部62は、圧電素子駆動部48と一体で形成される場合に限られず、別体で形成されていてもよい(図6(F)、(G)参照、後述の第2製造方法参照)。
また、圧電アクチュエータ36は圧電素子基板で形成されていたが、圧電素子以外で形成された基板上に、スパッタ又は蒸着により圧電体を形成し、その圧電体を圧電素子駆動部48及び変形量増大部62としてもよい(図7(E)、(F)及び図8(E)、(F)参照、後述の第3製造方法及び第4製造方法参照)。
この場合においては、共通電極52を圧電体と基板との間に形成してもよい(図7(E)、(F)参照、後述の第3製造方法参照)。また、圧力室42の側壁上部が内側に張り出すように形成して、変形量増大部62が内側に倒れ込みやすくなるようにしてもよい(図7(E)、(F)及び図8(E)、(F)参照、後述の第3製造方法及び第4製造方法参照)。これにより、圧電素子駆動部48の変形量をさらに増大し、吐出効率を向上させる。
また、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドは、圧電アクチュエータを適用する一例であって、他の方式によるインクジェット記録ヘッドに圧電アクチュエータを適用してもよい。
また、本実施形態に係るインクジェット記録装置は、所謂、Partial Width Array(PWA)タイプであったが、本発明に係る液滴吐出装置としては、有効な記録領域が記録用紙の幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(S)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッドによって、フルカラーの画像を記録する、所謂、Full Width Array(FWA)タイプでもよい。
また、本実施形態では、液滴を吐出する液滴吐出装置として、インク滴を吐出して画像を記録するインクジェット記録装置について説明し、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドとして、インクを吐出して画像を記録するインクジェット記録ヘッドについて説明した。しかし、本発明に係る液滴吐出装置としては、記録用紙上へ画像を記録するものに限定されるものではなく、また、吐出する液体もインクに限定されるものではない。
例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成する装置、溶接状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成する装置など、工業的に用いられる液滴吐出装置及びその液滴吐出装置に用いられる液滴吐出ヘッド全般に対して、本発明を適用することができる。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変形、変更、改良が可能である。
次に、圧電アクチュエータ36を製造する圧電アクチュエータ製造方法について説明する。
〔第1製造方法〕
まず、第1工程では、圧電素子で形成された板状の圧電素子基板70(図5(A)参照)の上面に、図5(B)に示すように、電極72を形成する。この電極72は、例えば、厚さ3μmで印刷され、焼成されることにより、圧電素子基板70の上面に形成される。なお、圧電素子基板70の厚さは、例えば、0.5mmとされている。また、電極72の材質は、例えば、AgPdとされている。
次に、第2工程では、図5(C)に示すように、電極72の上面から圧電素子基板70の上部に達する溝部74を所定間隔で複数形成する。これにより、電極72が分離されて、圧電素子基板70の上面の端部(図5(C)において、右端部)に上面電極56が形成されると共に、個別電極50が形成される。個別電極50は、次の第3工程で形成される各圧力室42の上壁の上面に位置するように形成されている。
また、溝部74の深さは、次の第3工程で形成される圧電素子駆動部48の厚さよりも深くなるように形成され、例えば、60μmの深さとされている。なお、溝部74は、例えば、ダイシング加工により形成される。
次に、第3工程では、図5(D)に示すように、圧電素子基板70の下面であって、かつ、溝部74の間に(溝部74の内側に)、凹部76を複数形成する。
これにより、圧力室42が複数形成される。また、圧力室42の上壁には、圧電素子駆動部48が形成され、圧力室42の側壁には、変形量増大部62が形成される(図5(F)参照)。
圧電素子駆動部48の厚さ(高さ方向の長さ)は、例えば、30μmとなる。変形量増大部62の厚さ(横方向の長さ)及び変形量増大部62の高さ(縦方向の長さ)は、例えば、30μmとなる。なお、凹部76は、例えば、サンドブラスト加工により形成される。
次に、第4工程では、図5(E)に示すように、圧電素子駆動部48の下面を含む凹部76(圧力室42の内壁面)及び圧電素子基板70の下面に共通電極52を形成し、圧電素子基板70の側面に側面電極54を形成する。共通電極52及び側面電極54は、一体的に形成され、共通電極52、側面電極54及び上面電極56は電気的に接続される。
この共通電極52及び側面電極54は、例えば、スパッタにより形成され、共通電極52及び側面電極54の厚さは、例えば、0.2μmとされている。また、共通電極52及び側面電極54の材質は、例えば、IrOxとされる。
以上のように、圧力室に供給された液体を加圧して、圧力室と連通するノズルから液体を吐出させる圧電アクチュエータが形成される。
従来の構成では、駆動部を大きく変形させてインクの吐出効率を高めるために、薄い部材(例えば、圧電素子や振動板)を積層することにより、圧電アクチュエータを形成していたため、製造プロセスにおいて、構成部材の取り扱いが面倒であった。
これに対して、第1製造方法によれば、一つの圧電素子基板から圧電アクチュエータを製造するため、薄い部材を使用することなく、薄い圧電素子駆動部を有する圧電アクチュエータを形成することができ、製造性が改善される。また、振動板を形成する必要がないので製造性が向上する。
〔第2製造方法〕
次に、圧電アクチュエータ36を製造する第1製造方法の他の例として、第2製造方法を説明する。
まず、第1工程では、図6(A)、(B)に示すように、圧力室42となる開口80が形成された圧力室プレート82を圧電素子基板84の下面に接合する。これにより、圧力室42が複数形成される。
圧力室プレート82及び圧電素子基板84は、圧電素子で形成され、圧力室プレート82の厚さは、例えば、0.2mmとされ、圧電素子基板84の厚さは、例えば、0.1mmとされている。
次に、第2工程では、図6(C)に示すように、圧電素子基板84の上面を研磨して、圧電素子基板70を薄くする。これにより、圧力室42の上壁に、圧電素子駆動部48が形成される。
圧電素子基板84は、例えば、厚さ30μmになるまで研磨される。また、圧電素子基板84の研磨は、例えば、片面ラップ研磨により行われる。
次に、第3工程では、図6(D)に示すように、研磨された圧電素子基板84の上面に電極86を形成する。
この電極86は、例えば、スパッタ法により形成され、電極86の厚さは、例えば、0.2μmとされる。また、電極86の材質は、例えば、IrOxとされる。
次に、第4工程では、図6(E)に示すように、電極86の上面から圧力室42の側壁上部に達する溝部74を所定間隔で複数形成する。これにより、電極86を分離されて、圧力室42の上壁の上面に個別電極50が形成されると共に、圧電素子基板70の上面の端部(図6(E)において、右端部)に上面電極56が形成される。
また、溝部74の深さは、圧電素子駆動部48の厚さよりも深くなるように形成され、例えば、60μmの深さとされている。なお、溝部74は、例えば、ダイシング加工により形成される。
これにより、圧力室42の側壁に、変形量増大部62が形成される(図6(G)参照)。変形量増大部62の厚さ(横方向の長さ)及び変形量増大部62の高さ(縦方向の長さ)は、例えば、30μmとなる。
次に、第5工程では、図5(F)に示すように、圧電素子駆動部48の下面を含む圧力室42の内壁面及び圧電素子基板70の下面に共通電極52を形成し、圧電素子基板70の側面に側面電極54を形成する。共通電極52及び側面電極54は、一体的に形成され、共通電極52、側面電極54及び上面電極56は電気的に接続される。
この共通電極52及び側面電極54は、例えば、スパッタにより形成され、共通電極52及び側面電極54の厚さは、例えば、0.2μmとされている。また、共通電極52及び側面電極54の材質は、例えば、IrOxとされる。
以上のように、圧力室に供給された液体を加圧して、圧力室と連通するノズルから液体を吐出させる圧電アクチュエータが形成される。
従来の構成では、駆動部を大きく変形させてインクの吐出効率を高めるために、薄い部材(例えば、圧電素子や振動板)を積層することにより、圧電アクチュエータを形成していたため、製造プロセスにおいて、構成部材の取り扱いが面倒であった。
これに対して、第2製造方法によれば、薄い部材を使用することなく、薄い圧電素子駆動部を有する圧電アクチュエータを形成するため、製造性が改善される。また、振動板を形成する必要がないので製造性が向上する。
また、変形量増大部62が形成される圧力室プレート82の材料を、圧電素子基板84よりも、疲労強度が高い材料とすることにより、圧電アクチュエータの長期信頼性を確保することができる。
〔第3製造方法〕
次に、圧電アクチュエータ36を製造する第1製造方法の他の例として、第3製造方法を説明する。
まず、第1工程では、図7(A)に示すように、基板90の上面に凹み92を所定間隔で複数形成する。これにより、基板90の上面に凸部93が形成され、この凸部93と凹み92とで、基板90上が凹凸となる。
基板90としては、例えば、Si基板が用いられる。凹み92は、例えば、エッチング加工により形成され、凹み92の深さは、例えば、10μmとされている。
次に、第2工程では、図7(B)に示すように、凹み92の内面及び基板90の上面(凸部93)に、略均一に共通電極53を形成する。この共通電極53は、例えば、スパッタ法により形成されており、また、共通電極53には、例えば、Pt/Ti/Ptが用いられる。
なお、共通電極53は、基板90に形成された凹凸上に、略均一に形成されるため、上下面に凹部53A、53Bが交互に連続する形状とされている。
次に、第3工程では、図7(C)に示すように、共通電極53の上面に圧電体94を形成する。これにより、第5工程で形成される圧力室42の上壁に、圧電素子駆動部48が形成される。また、第5工程で形成される圧力室42の側壁に、変形量増大部62が形成される(図7(F)参照)。
圧電体94は、例えば、蒸着法又はスパッタ法により形成される。また、圧電体94は、略均一の厚さとされ、その厚さ、例えば、5μmとされている。
なお、圧電体94は、上下面に凹部53A、53Bが交互に連続する形状された共通電極53上に、略均一に形成されるため、共通電極53と同様に、上下面に凹部94A、94Bが交互に連続する形状とされている。
次に、第4工程では、図7(D)に示すように、圧電体94の圧電素子駆動部48の上面に個別電極50を形成する。
個別電極50は、例えば、スパッタ法により形成した後、圧電素子駆動部48毎に分離加工することにより形成してもよく、また、パターンニングにより形成してもよい。個別電極50の材質は、例えば、IrOxとされる。
次に、第5工程では、図7(E)に示すように、基板90の下面から共通電極53に達する凹部76を、凹み92の間の位置に形成することにより、圧力室42を複数形成する。凹部76は、基板90の凸部93の幅Wよりも幅広に形成し、基板90の凸部93より広幅で基板90を除去する。これにより、変形量増大部62が形成された圧力室42の側壁上部が、圧力室42の内側に張り出し、圧力室42の内壁面には、角部42Aが形成される。これにより、変形量増大部62が内側に倒れ込みやすくなり、圧電素子駆動部48の変形量をさらに増大し、吐出効率を向上させる。凹部76は、例えば、エッチング加工により形成される。
以上のように、圧力室に供給された液体を加圧して、圧力室と連通するノズルから液体を吐出させる圧電アクチュエータが形成される。
従来の構成では、駆動部を大きく変形させてインクの吐出効率を高めるために、薄い部材(例えば、圧電素子や振動板)を積層することにより、圧電アクチュエータを形成していたため、製造プロセスにおいて、構成部材の取り扱いが面倒であった。
これに対して、第3製造方法によれば、薄い部材を使用することなく、薄い圧電素子駆動部を有する圧電アクチュエータを形成するため、製造性が改善される。また、振動板を形成する必要がないので製造性が向上する。
また、圧電体の分離加工を必要としないため、製造性を向上できる。また、圧電体を蒸着法又はスパッタ法により形成するので、第1製造方法や第2製造方法に比べ、より薄い圧電素子(圧電素子駆動部)を精度よく形成することができる。
〔第4製造方法〕
次に、圧電アクチュエータ36を製造する第1製造方法の他の例として、第4製造方法を説明する。
まず、第1工程では、図8(A)に示すように、基板95の上面に凹み96を所定間隔で複数形成する。これにより、基板95の上面に凸部97が形成され、この凸部97と凹み96とで、基板95上が凹凸となる。
基板95としては、例えば、MgO基板が用いられる。凹み96は、例えば、エッチング加工により形成され、凹み96の深さは、例えば、10μmとされている。
次に、第2工程では、図8(B)に示すように、凹み96の内面及び基板95の上面(凸部97)に圧電体98を形成する。これにより、第4工程で形成される圧力室42の上壁に、圧電素子駆動部48が形成される。また、第4工程で形成される圧力室42の側壁に、変形量増大部62が形成される(図8(F)参照)。
圧電体98は、例えば、蒸着法又はスパッタ法により形成される。また、圧電体98は、略均一の厚さとされ、その厚さ、例えば、5μmとされている。
なお、圧電体98は、基板95に形成された凹凸上に、略均一に形成されるため、上下面に凹部98A、98Bが交互に連続する形状とされている。
次に、第3工程では、図8(C)に示すように、圧電体98の圧電素子駆動部48の上面に個別電極50を形成すると共に、圧電体98の上面の端部(図8(D)において、右端部)に上面電極56が形成される。
個別電極50及び上面電極56は、例えば、スパッタ法により形成した後、圧電素子駆動部48毎に分離加工することにより形成してもよく、また、パターンニングにより形成してもよい。個別電極50及び上面電極56の材質は、例えば、IrOxとされる。
次に、第4工程では、図8(D)に示すように、基板95の下面から圧電体98に達する凹部76を、凹み96の間の位置に形成することにより、圧力室42を複数形成する。凹部76は、基板95の凸部97の幅Wよりも幅広に形成し、基板95の凸部97より広幅で基板95を除去する。これにより、変形量増大部62が形成された圧力室42の側壁上部が、圧力室42の内側に張り出し、圧力室42の内壁面には、角部42Aが形成される。これにより、変形量増大部62が内側に倒れ込みやすくなり、圧電素子駆動部48の変形量をさらに増大し、吐出効率を向上させる。凹部76は、例えば、エッチング加工により形成される。
次に、第5工程では、図8(E)に示すように、圧電素子駆動部48の下面を含む圧力室42の内壁面及び基板95の下面に共通電極52を形成し、基板95の側面に側面電極54を形成する。共通電極52及び側面電極54は、一体的に形成され、共通電極52、側面電極54及び上面電極56は電気的に接続される。
この共通電極52及び側面電極54は、例えば、スパッタにより形成される。また、共通電極52及び側面電極54の材質は、例えば、IrOxとされる。
以上のように、圧力室に供給された液体を加圧して、圧力室と連通するノズルから液体を吐出させる圧電アクチュエータが形成される。
従来の構成では、駆動部を大きく変形させてインクの吐出効率を高めるために、薄い部材(例えば、圧電素子や振動板)を積層することにより、圧電アクチュエータを形成していたため、製造プロセスにおいて、構成部材の取り扱いが面倒であった。
これに対して、第3製造方法によれば、薄い部材を使用することなく、薄い圧電素子駆動部を有する圧電アクチュエータを形成するため、製造性が改善される。また、振動板を形成する必要がないので製造性が向上する。
また、圧電体の分離加工を必要としないため、製造性を向上できる。また、圧電体を蒸着法又はスパッタ法により形成するので、第1製造方法や第2製造方法に比べ、より薄い圧電素子(圧電素子駆動部)を精度よく形成することができる。
また、個別電極50と、共通電極52と接続されている上面電極56は、同一面で電気接続することができるので製造性を向上することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を示す斜視図である。 図2は、インクジェット記録ヘッドの内部構成を部分破断にて示す斜視図である。 図3は、図2の3−3線断面図を示す図である。 図4は、本実施形態に係る圧電アクチュエータを示す断面図である。(A)は、圧電アクチュエータの全体図であり、(B)は、(A)の4B部を拡大して、圧電素子駆動部が未変形状態にあるときを示し、(C)は、(A)の4B部を拡大して、圧電素子駆動部が変形状態にあるときを示す。 図5は、本実施形態に係る圧電アクチュエータを製造する第1製造方法を示す図である。 図6は、本実施形態に係る第1製造方法の他の例としての第2製造方法を示す図である。 図7は、本実施形態に係る第1製造方法の他の例としての第3製造方法を示す視図である。 図8は、本実施形態に係る第1製造方法の他の例としての第4製造方法を示す図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置
36 圧電アクチュエータ
42 圧力室
48 圧電素子駆動部
50 個別電極
52 共通電極
56 上面電極
62 変形量増大部
74 溝部

Claims (8)

  1. 液体が供給される圧力室の上壁に形成され、下方へ膨出変形することにより、前記圧力室内の液体を加圧して、前記圧力室と連通するノズルから前記液体を吐出させる圧電素子駆動部と、
    前記圧力室毎に前記圧電素子駆動部を区画する溝部を、前記圧電素子駆動部の厚さより
    も深く、前記圧力室の側壁上部に形成することにより、前記溝部と前記圧力室の側壁上部の間に形成され、内側に倒れ込んで前記圧電素子駆動部の変形量を増大する変形量増大部と、
    を備え、
    前記変形量増大部が形成された前記圧力室の側壁上部が、前記圧力室の内側に張り出し、前記圧力室の内壁面には、角部が形成されることを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 前記変形量増大部は、圧電体により前記圧電素子駆動部と一体的に形成され、
    前記側壁上部の下側部分は、前記圧電体とは別体の基板により形成され、
    各前記圧電素子駆動部の上面には、個別電極が個別に形成され、
    前記各圧電素子駆動部の下面、各前記圧力室における前記変形量増大部の内壁面、及び前記圧電体と前記下側部分との間には、共通電極が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  3. 前記変形量増大部は、圧電体により前記圧電素子駆動部と一体的に形成され、
    前記側壁上部の下側部分は、前記圧電体とは別体の基板により形成され、
    各前記圧電素子駆動部の上面には、個別電極が個別に形成され、
    前記各圧電素子駆動部の下面を含む各前記圧力室の内壁面、及び前記下側部分の下面には、共通電極が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  4. 前記圧電体は、スパッタ又は蒸着により、前記基板上に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の圧電アクチュエータ。
  5. 前記共通電極は、前記個別電極と同一面に形成された上面電極と接続されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の圧電アクチュエータ。
  6. 前記変形量増大部は、厚さ≧高さの関係を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧電アクチュエータ。
  7. 前記圧電素子駆動部の駆動方向は、分極方向と同一であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧電アクチュエータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧電アクチュエータを備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
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