JP5168335B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の吐出口から液体を吐出する液体吐出ヘッドを有する液体吐出装置に関する。
特許文献1には、用紙の搬送方向に直交する直交方向に関して配列された複数の吐出口を有するインクジェットヘッドを有するインクジェットプリンタが記載されている。このインクジェットプリンタは、印刷中において、用紙の搬送方向に関する長さが足りないことが検知されたときに、全ての吐出口について同時にインク滴の吐出を停止させ、印刷を中断する。
特開2007−276147号公報
直交方向に係る印刷解像度を高くするために、直交方向に配列された複数の吐出口から成る吐出口列が搬送方向に複数配列されている場合、印刷が中断されると、当該用紙における最後にインク滴が吐出された領域の一部において、ドットを形成することが可能であるにもかかわらず、当該トッドに対応する吐出口からのインク滴の吐出が停止されることで、印刷画像の一部にかすれが生じることがある。
本発明の目的は、記録を中断したときに、記録画像の一部にかすれが生じるのを防止することができる液体吐出装置を提供することにある。
本発明の液体吐出装置は、記録媒体を搬送する搬送機構と、記録媒体の搬送方向に直交する直交方向に配列された複数の吐出口から成る複数の吐出口列を有し、前記複数の吐出口列は前記搬送方向に配列されており、互いに隣接する複数の前記吐出口列に属する複数の前記吐出口は前記直交方向に関して互いに異なる位置に配置されている液体吐出ヘッドと、前記搬送方向に関して前記液体吐出ヘッドよりも上流にある所定位置を、記録媒体の前記搬送方向に関する後端が通過したことを検知する検知手段と、記録媒体に記録されるべき画像データであって、マトリックス配置された複数の画素のそれぞれについて形成されるドットに関するドットデータを有する画像データを記憶する画像データ記憶手段と、所定の吐出タイミングで前記吐出口から液滴を吐出させるように、前記液体吐出ヘッドを制御する制御手段と、前記検知手段の検知結果から、当該記録媒体に前記画像データに関する全てのドットを形成することができない異常状態が発生したと判断したときに、前記複数の吐出口のうち前記搬送方向に関する最も上流側に位置する前記吐出口と対向する位置に記録媒体の前記後端が到達する前に、前記吐出口からの液滴の吐出を停止させる停止信号を出力する停止信号出力手段とを備えている。前記制御手段は、前記画像データに係る前記直交方向に配列された複数の前記画素の前記ドットデータから成る複数のラインデータのそれぞれから複数の前記吐出口に対応する第1ドットパターンデータを形成し、形成した前記第1ドットパターンのうち、同一の吐出タイミングで吐出すべき前記第1ドットパターンの一部同士を足し合わせることによって第2ドットパターンデータを生成する生成手段と、前記第2ドットパターンデータに従って前記吐出口から液滴が吐出されるように、前記吐出タイミング毎に、当該吐出タイミングで吐出すべき前記第2ドットパターンデータを前記液体吐出ヘッドに送信する送信手段と、前記停止信号出力手段から前記停止信号が出力された時に、前記生成手段による前記第1ドットパターンの形成を停止させると共に、前記生成手段が既に形成を完了している前記第1ドットパターンの一部に前記吐出口からの液滴の吐出を伴わないドットパターンを足し合わせることによって生成した前記第2ドットパターンを前記送信手段に送信する停止処理実行手段とを有している。
本発明によると、異常状態が発生することにより停止信号が出力されたときに、形成を完了しているラインデータに対応する第1ドットパターンの一部に吐出口からの液滴の吐出を伴わないドットパターンを足し合わせることによって生成された第2ドットパターンに従って、吐出口から液滴が吐出される。このため、ラインデータ単位で記録が中断されることになり、記録を中断したときに、記録画像の一部にかすれが生じるのを防止することができる。
また、本発明においては、前記停止信号出力手段が、記録媒体の前記後端が前記所定位置を通過したことを前記検知手段が検知したときに、前記液体吐出ヘッドに送信されていない前記第2ドットパターンデータに対応する前記ラインデータの数が、当該記録媒体における記録可能な残余の範囲に対応する前記ラインデータの数よりも多いときに、前記異常状態が発生したと判断することが好ましい。これによると、簡単な処理で異常状態か否かを判断することができる。
また、本発明においては、前記液体吐出ヘッドが、圧力室を経て前記吐出口に至る複数の個別液体流路が形成された流路ユニットと、圧電層、前記圧力室と対向するように前記圧電層の表面に配置された複数の個別電極、及び、前記個別電極との間で前記圧電層を挟持しつつ基準電位が付与されている共通電極を含み、前記流路ユニットの表面に固定されたアクチュエータとを有しており、前記制御手段は、記録媒体への記録が完了した後に、前記複数の個別電極に前記基準電位を付与してもよい。これによると、アクチュエータを保護することができる。
または、前記液体吐出ヘッドが、圧力室を経て前記吐出口に至る複数の個別液体流路が形成された流路ユニットと、圧電層、前記圧力室と対向するように前記圧電層の表面に配置された複数の個別電極、及び、前記個別電極との間で前記圧電層を挟持しつつ基準電位が付与されている共通電極を含み、前記流路ユニットの表面に固定されたアクチュエータとを有しており、前記制御手段は、記録媒体への記録が完了した後に、前記吐出口から液滴が吐出されない範囲で前記圧電層を変位させる不吐出駆動信号を、前記複数の個別電極に供給してもよい。これによると、液体を消費することなく、吐出口内の液体が増粘するのを防止することができる。
或いは、前記制御手段は、記録媒体への記録が完了した後に、前記複数の吐出口から液滴を予備吐出させてもよい。これによると、吐出口内の液体が増粘するのを確実に防止することができる。
本発明によると、異常状態が発生することにより停止信号が出力されたときに、形成を完了しているラインデータに対応する第1ドットパターンの一部に吐出口からの液滴の吐出を伴わないドットパターンを足し合わせることによって生成された第2ドットパターンに従って、吐出口から液滴が吐出される。このため、ラインデータ単位で記録が中断されることになり、記録を中断したときに、記録画像の一部にかすれが生じるのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの概略平面図である。 図1に示すインクジェットヘッドに係るヘッド本体の平面図である。 図2に示す一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。 図3に示すヘッド本体の部分断面図である。 図4に示すアクチュエータユニットの部分断面図である。 図1に示す制御装置の機能ブロック図である。 図6に示すドットパターン生成部の機能を説明するための図である。 図6に示す停止処理実行部の機能を説明するための図である。 図1に示すインクジェットプリンタの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
インクジェットプリンタ101は、図1に示すように、図1上方から下方に向かって用紙Pを搬送する搬送ユニット20と、搬送ユニット20によって搬送された用紙Pに、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローのインク滴をそれぞれ吐出する4つのインクジェットヘッド1と、インクジェットプリンタ101全体を制御する制御装置16とを有している。なお、本実施形態において、副走査方向とは搬送ユニット20で用紙Pを搬送するときの搬送方向と平行な方向であり、主走査方向とは副走査方向に直交する方向であって水平面に沿った方向である。
搬送ユニット20は、2つのベルトローラ6、7と、両ローラ6、7間に架け渡されるように巻回されたエンドレスの搬送ベルト8とを有している。ベルトローラ7は、駆動ローラであって、図示しない搬送モータから駆動力が与えられることで回転する。ベルトローラ6は、従動ローラであって、ベルトローラ7の回転により搬送ベルト8が走行するのに伴って回転する。搬送ベルト8の外周面に載置された用紙Pは、図1下方へと搬送される。また、搬送ベルト8の外周面の一部には、幅方向に延在するフラッシング領域が形成されている。
4つのインクジェットヘッド1は、それぞれ主走査方向に沿って延在し、副走査方向には互いに平行に配置されている。すなわち、インクジェットプリンタ101は、ライン式のカラーインクジェットプリンタである。各インクジェットヘッド1の下面は、複数の吐出口108が開口する吐出面2aとなっている(図3、図4参照)。
搬送ベルト8の上側ループの外周面と吐出面2aとが対向しつつ平行となっている。搬送ベルト8によって搬送されてきた用紙Pが4つのインクジェットヘッド1の下方を通過する際に、各インクジェットヘッド1から用紙Pの上面に向けて各色のインク滴が順に吐出され、用紙P上に所望のカラー画像が形成される。
4つのインクジェットヘッド1の搬送方向に関する上流側に、用紙Pを検知する用紙センサ11が配置されている。用紙センサ11は、用紙Pの搬送方向に関する先端及び後端が用紙センサ11の下方を通過したことを検知することができる。
インクジェットヘッド1は、ヘッド本体2を有している。図2〜図4を参照しつつ、ヘッド本体2について説明する。なお、図3では説明の都合上、アクチュエータユニット21の下方にあって破線で描くべき圧力室110、アパーチャ112及び吐出口108を実線で描いている。
ヘッド本体2は、図2〜図4に示すように、流路ユニット9と、流路ユニット9の上面に固定された4つのアクチュエータユニット21を有している。流路ユニット9は、圧力室110等を含むインク流路が内部に形成されている。アクチュエータユニット21は、各圧力室110に対応した複数のユニモルフ型のアクチュエータを含んでおり、圧力室110内のインクに選択的に吐出エネルギーを付与する機能を有する。
流路ユニット9は、ステンレス鋼からなる複数の金属製のプレート122〜130を互いに位置合わせした積層体である。流路ユニット9の上面には、図示しないインクタンクからインクが供給されるインク供給口105bが開口している。流路ユニット9の内部には、インク供給口105bに連通するマニホールド流路105、及び、マニホールド流路105に含まれる複数の副マニホールド流路105aが形成されている。さらに、流路ユニット9の内部には、各副マニホールド流路105aから分岐しつつ、圧力室110を介して吐出面2aに開口する吐出口108に至る複数の個別インク流路132が形成されている。吐出面2aにおいては、複数の吐出口108が主走査方向に配列された吐出口列が複数形成されており、複数の吐出口列は、副走査方向に配列されている。これにより、吐出口列間において、吐出口108同士が副走査方向に関して互いに異なる位置に配置されている。また、全ての吐出口108が、主走査方向に関して互いに異なる位置に配置されている。
流路ユニット9におけるインクの流れについて説明する。インク供給口105bに供給されたインクは、マニホールド流路105の副マニホールド流路105aに分配される。副マニホールド流路105a内のインクは、アパーチャ112及び圧力室110を経由して各個別インク流路132に流れ込み、圧力室110を介して吐出口108に至る。
次に、アクチュエータユニット21について説明する。図5に示すように、アクチュエータユニット21は、強誘電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系のセラミックス材料からなる3枚の圧電層141〜143から構成されているピエゾ式アクチュエータである。最上層の圧電層141はその厚み方向に分極されている。また、圧電層141の上面には、複数の個別電極135が形成されている。圧電層141とその下側の圧電層142との間にはシート全面に形成された共通電極134が介在している。複数の個別電極135と共通電極134とが圧電層141を挟持している。
個別電極135は、圧力室110と対向している。個別電極135の先端には個別電極135と電気的に接続された個別ランド136が設けられている。個別電極135を共通電極134と異なる電位にして圧電層141に分極方向の電界が印加されると、圧電層141における電界印加部分が圧電効果により歪む駆動活性部として働く。これに対応して、個別電極135と圧力室110とで挟まれた部分が、個別のアクチュエータとして働く。つまり、アクチュエータユニット21は、圧力室110の数に対応した複数のアクチュエータが作り込まれた圧電素子である。
共通電極134は、すべての圧力室110に対応する領域において等しくグランド電位が付与されている。一方、個別電極135には駆動信号が供給される。
ここで、アクチュエータユニット21の駆動方法について述べる。例えば、分極方向と電界の印加方向とが同じであれば、駆動活性部は分極方向に直交する方向(平面方向)に縮む。ここで、アクチュエータユニット21は、圧力室110から離れた上側1枚の圧電層141を駆動活性部が含まれる層とし、且つ圧力室110に近い下側2枚の圧電層142、143を非活性層とした、いわゆるユニモルフタイプのアクチュエータである。圧電層141〜143は圧力室110を画定するプレート122の上面に固定されているため、電界印加部分(駆動活性部)が平面方向に縮んでその下方の圧電層142、143との間で平面方向への歪みに差が生じると、圧電層141〜143全体が圧力室110側へ凸になるように変形(ユニモルフ変形)する。これにより圧力室110内のインクに圧力(吐出エネルギー)が付与され、吐出口108からインク滴が吐出される。
なお、本実施形態においては、予め個別電極135に所定の電位を付与しておき、吐出要求があるごとに一旦個別電極135をグランド電位にした後、所定のタイミングで再び個別電極135に所定の電位を付与するような駆動信号が供給される。この場合、個別電極135がグランド電位となるタイミングで圧電層141〜143が元の状態に戻り、圧力室110の容積は初期状態(予め電圧が印加された状態)と比較して増加し、副マニホールド流路105aから個別インク流路132へとインクが吸い込まれる。その後、再び個別電極135に所定の電位が付与されたタイミングで圧電層141〜143において活性領域と対向する部分が圧力室110側に凸となるように変形し、圧力室110の容積低下によりインクの圧力が上昇し、吐出口108からインク滴が吐出される。
次に、図6を参照しつつ、制御装置16について説明する。制御装置16は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するプログラム及びこれらプログラムに使用されるデータを書き替え可能に記憶するEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)と、プログラム実行時にデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)とを含んでいる。制御装置16を構成する各機能部は、これらハードウェアとEEPROM内のソフトウェアとが協働して構築されている。図6に示すように、制御装置16は、搬送制御部41と、画像データ記憶部44と、停止信号出力部43と、ヘッド制御部45とを有している。
搬送制御部41は、用紙Pが搬送方向に沿って所定の速度で搬送されるように搬送ユニット20の搬送モータを制御する。
画像データ記憶部44は、用紙Pに印刷されるべき画像データであって、マトリックス配置された複数の画素のそれぞれについて用紙Pに形成されるドットに関するドットデータを有する画像データを記憶する。画像データは、主走査方向に配列された複数の画素のドットデータから成る複数のラインデータ(LD1〜LD3:図7参照)を有している。
停止信号出力部43は、用紙センサ11が用紙Pの搬送方向に関する後端が通過したことを検知した時に、用紙Pに印刷されていないドットに対応するラインデータの数(インクジェットヘッド1に送信されていない後述の第2ドットパターンデータに対応するラインデータの数)が、当該用紙Pにおける印刷可能な残余の範囲に対応するラインデータの数よりも多ければ、異常状態が発生したと判断する。ここで、用紙Pにおける印刷可能な残余の範囲とは、用紙P係る予め設定された余白領域を除いた範囲である。つまり、異常状態とは、用紙Pに印刷されるべき画像データに関するドットのすべてが、搬送ユニット20によって搬送された用紙Pに印刷されない状態である。停止信号出力部43は、異常状態が発生したと判断したとき、停止信号を出力する。なお、停止信号を出力するタイミングは、用紙Pに係る予め設定された余白領域を除く印刷領域の搬送方向に関する後端が、搬送方向に関する最も上流側に位置する吐出口108と対向する位置に到達する前となっている。
ヘッド制御部45は、4つのインクジェットヘッド1からのインク滴の吐出を制御する。ヘッド制御部45は、ドットパターン生成部46と、ドットパターン送信部47と、停止処理実行部48とを有している。以下、ヘッド制御部45の動作について詳細に説明するが、図7に示すように、説明を簡略化するため、吐出面2aには主走査方向に配列された複数の吐出口108から成る3つの吐出口列を形成しているものとする。また、各吐出口列は副走査方向に関して等間隔に配列されているものとする。そして、用紙Pが当該間隔の距離だけ搬送される時間が、吐出タイミングを決定する吐出周期となっている。
図7に示すように、ドットパターン生成部46は、各インクジェットヘッド1について、次の吐出タイミングからインク滴の吐出が開始されるドットデータを含むラインデータLD1〜LD3を画像データから抽出する。抽出したラインデータLD1〜LD3のそれぞれに含まれる各ドットデータを、対応する吐出口列(吐出タイミングt1〜t5)毎に配列して第1ドットパターンデータ51を形成する。つまり、ラインデータLD1〜LD3のそれぞれに含まれる各ドットデータを、吐出口108の配置に対応するように展開して、ラインデータLD1〜LD3のそれぞれに対応する第1ドットパターンデータ51a〜51cを形成する。各第1ドットパターンデータ51a〜51cのうちの同一の吐出口列に属する吐出口108に対応する各ドットデータは、同一の吐出タイミングt1〜t5に対応する。なお、本実施形態において、ラインデータLD1に対応する第1ドットパターンデータ51は、吐出タイミングt1〜t3に対応する3つの部分ドットパターンデータを有する。また、ラインデータLD2に対応する第1ドットパターンデータ51は、吐出タイミングt2〜t4に対応する3つの部分ドットパターンデータを有する。
さらに、ドットパターン生成部46は、形成した第1ドットパターンデータ51から、同一の吐出タイミングt1に対応するドットデータで構成される部分ドットパターンデータ52を抽出する。さらに、ドットパターンデータ生成部46は、同一の吐出タイミングt2〜t5についても、それぞれ、部分ドットパターンデータ52を抽出する。つまり、ドットパターン生成部46は、形成した第1ドットパターンデータ51のそれぞれから、同一の吐出タイミングt1〜t5に対応するドットデータで構成される部分ドットパターンデータ52をそれぞれ抽出する。抽出した各部分ドットパターンデータ52は、対応する吐出口列及び吐出タイミングt1〜t5に関連付けられて記憶される。ドットパターン生成部46は、同一の吐出タイミングt1〜t5のそれぞれについて、1つのインクジェットヘッド1に係る各吐出口列に対応する部分ドットパターンデータ52(図7においては、3つの部分ドットパターンデータ52)を足しあわせることによって第2ドットパターンデータ53を生成する。このように、第2ドットパターンデータ53は、各吐出タイミングt1〜t5について、1つのインクジェットヘッド1に係る全ての吐出口列に対応する部分ドットパターンデータ52が足し合わされているため、第2ドットパターンデータ53には、各吐出タイミングt1〜t5におけるインクジェットヘッド1の全ての吐出口108に関するドットデータが含まれる。
ドットパターン送信部47は、吐出タイミングt1〜t5毎に、当該吐出タイミングt1〜t5に対応する第2ドットパターンデータ53をインクジェットヘッド1に送信する。これにより、各吐出口108から、第2ドットパターンデータ53に従った体積のインク滴が吐出される。
図8に示すように、停止処理実行部48は、停止信号出力部43から停止信号が出力されたとき、すなわち、異常状態が発生したとき、ドットパターン生成部46による第1ドットパターンデータ51の形成を停止する。図8においては、吐出タイミングt2と吐出タイミングt3との間で異常状態が発生している。そして、停止処理実行部48は、次の吐出タイミングt3、t4に関してドットパターン生成部46が抽出を完了していない部分ドットパターンデータ52の替りに、各吐出口108についてインク滴の吐出を伴わないドットデータから成るダミー部分ドットパターン54を形成する。そして、停止処理実行部48は、当該吐出タイミングt3、t4に対応するドットパターン生成部46が既に抽出を完了している部分ドットパターンデータ52に、形成したダミー部分ドットパターン54を足し合わせることによって、第2ドットパターンデータ53を生成する。停止処理実行部48が生成した第2ドットパターンデータ53は、ドットパターン送信部47により、当該第2ドットパターンデータ53に対応する吐出タイミングt3、t4に、インクジェットヘッド1に送信される。
また、停止処理実行部48は、各ラインデータの印刷処理が順に実行されることによって、印刷処理が行われていない残りのラインデータの数が0になったとき、上述の異常状態が発生した場合の処理と同様に、吐出タイミング毎に、ダミー部分ドットパターン54を形成すると共に、当該吐出タイミングに対応するドットパターン生成部46が既に抽出を完了している部分ドットパターンデータ52に、形成したダミー部分ドットパターン54を足し合わせることによって第2ドットパターンデータ53を生成する。停止処理実行部48が生成した第2ドットパターンデータ53は、ドットパターン送信部47により、当該第2ドットパターンデータ53に対応する吐出タイミングで、インクジェットヘッド1に送信される。
異常状態が発生すると同時に、印刷処理を停止させる従来のインクジェットプリンタの場合、従来の印刷結果に示すように、印刷結果にかすれが生じることになる。つまり、異常状態が発生して停止信号が出力されると、印刷処理が停止される、つまり、インク滴の吐出が停止される。すると、ラインデータに含まれる各ドットデータの一部に基づいて、インク滴が吐出されないままインク滴の吐出が停止されることになり、印刷結果にかすれが生じる。言い換えれば、ラインデータから抽出された一部の部分ドットパターンデータ52に対応するドットが形成された状態でインク滴の吐出が停止されることになる。これに対して、本発明のインクジェットプリンタ101によると、停止信号が出力されるとラインデータに含まれる全ての部分ドットパターンデータ52がダミー部分ドットパターン54と共にインクジェットヘッド1に送信される。このため、どのようなタイミングで印刷処理を停止したとしても、ラインデータ単位でドットが形成されることになり、かすれが生じることがない。
図9を参照しつつ、インクジェットプリンタ101の印刷動作について説明する。図9に示すように、印刷動作が開始されると、停止信号出力部43は、残りのラインデータ数Lを、画像データから取得したラインデータの数に初期化する(S101)。ドットパターン生成部46が、画像データから次の吐出タイミングからインク滴の吐出が開始されるラインデータを抽出する。そして、ドットパターン生成部46が、抽出したラインデータから第1ドットパターンデータ51を形成すると共に、形成した第1ドットパターンデータ51から、同一の吐出タイミングに対応するドットデータで構成される部分ドットパターンデータ52を抽出する。さらに、同一の吐出タイミングについて、1つのインクジェットヘッド1に係る各吐出口列に対応する部分ドットパターンデータ52を足しあわせることによって第2ドットパターンデータ53を生成する。このとき、残りのラインデータ数Lをデクリメントする(S102)。ドットパターン送信部47が、生成された第2ドットパターンデータ53をインクジェットヘッド1に送信する。これにより、第2ドットパターンデータ53に従って、吐出口108からインク滴が吐出される(S103)。
次に、残りのラインデータ数Lが0でなければ(S104:NO)、停止信号出力部43が、用紙センサ11が用紙Pの後端を検知したか否かを判断する(S105)。用紙センサ11が用紙Pの後端を検知していなければ(S105:NO)、次のラインデータについて処理を行う(S102)。用紙センサ11が用紙Pの後端を検知していれば(S105:YES)、停止信号出力部43が、残りのラインデータ数Lが、用紙Pの後端まで印刷可能な残余の範囲に対応するラインデータ数Pを超えているか否かを判断する(S106)。停止信号出力部43は、残りのラインデータ数Lが、印刷可能なラインデータ数Pを超えていないと判断すれば(S106:NO)、次のラインデータについて処理を行う(S102)。
停止信号出力部43は、残りのラインデータ数Lが、印刷可能なラインデータ数Pを超えていると判断すれば(S106:YES)、異常状態が発生したと判断する。停止信号出力部43は、異常状態が発生したと判断すると、設定情報により印刷を即停止するか否かを決定する(S107)。ここで、設定情報は、印刷処理を実行する前にユーザにより設定されるものであって、異常状態が発生した場合に、印刷を即停止するか否かが定められた設定情報である。ユーザは、異常状態が発生した場合に、用紙Pに印刷されるべき画像のうちの所定値以上が印刷される場合には、印刷を即停止せず、用紙Pに印刷されるべき画像のうちの所定値未満しか印刷されない場合には、印刷を即停止すると設定する。本実施形態において、所定値は半分と設定されるが、任意の値でよい。印刷を即停止すると設定されている場合には(S107:YES)、残りのラインデータ数Lを0にし(S108)、次のラインデータについて処理を行う(S102)。異常状態が発生した場合に、印刷が即停止されるので、インクの無駄を少なくすることができる。一方、停止信号出力部43は、印刷を即停止しないと設定されている場合には(S107:NO)、残りのラインデータ数Lを、印刷可能なラインデータ数Pから予め設定された余白領域のデータライン数Yを引いた数にし(S109)、次のラインデータを取得する(S102)。残りのラインデータ数Lを、印刷可能なラインデータ数Pから予め設定された余白領域のデータライン数Yを引いた数にすることにより、異常状態が発生した場合であっても、印刷は即停止されず、用紙Pの余白領域を除く領域に画像が印刷される。用紙Pの余白領域を除く領域に印刷される画像は、用紙Pに印刷されるべき画像の一部ではあるが、当該画像の一部をユーザが必要とする場合には、ユーザは印刷のやり直しをする必要がなく、用紙の無駄を少なくすることができる。なお、データライン数Yは任意の数を選択することが可能となっている。
そして、先のステップにおいて、残りのラインデータ数Lが0であれば(S104:YES)、停止処理実行部48が、カウンタiを、各インクジェットヘッド1に割り当てられている1つのラインデータに関して吐出口108から吐出される吐出タイミング数D(本実施形態においては、吐出口列数と同じであり、上述の例では3)に初期化する(S110)。そして、停止信号出力部43は、ダミー部分ドットパターン54を形成し、次の吐出タイミングに対応するドットパターン生成部46が既に抽出を完了している部分ドットパターンデータ52に、当該ダミー部分ドットパターン54を足し合わせることによって、第2ドットパターンデータ53を生成する。そして、停止信号出力部43は、カウンタiをデクリメントする(S111)。停止処理実行部48が生成した第2ドットパターンデータ53は、ドットパターン送信部47により、当該第2ドットパターンデータ53に対応する吐出タイミングに、インクジェットヘッド1に送信される。これにより、第2ドットパターンデータ53に従って、吐出口108からインク滴が吐出される(S112)。上述の処理を、カウンタiが0になるまで繰り返す(S113:NO)。カウンタiが0になれば、印刷動作を終了する(S114)。
制御装置16は、連続印刷を行うか否かを判断し(S115)、連続印刷を行う場合は(S115:YES)、各インクジェットヘッド1の全ての吐出口108から、搬送ベルト8のフラッシング領域にインク滴を吐出するフラッシング動作が行われるように、インクジェットヘッド1を制御する(S116)。そして、次の用紙Pに対する印刷動作を実行するべく、上述の処理を繰り返す(S101以降)。
一方、連続印刷を行わない場合は(S115:NO)、制御装置16が、アクチュエータユニット21の個別電極135にグランド電位を付与することによって、圧電層141〜143の活性を解除し、アクチュエータユニット21を休止させる(S117)。そして、図9のフローチャートを終了する。
以上のように、本実施形態のインクジェットプリンタ101によると、異常状態が発生したとき、停止処理実行部48が、次の吐出タイミングに係るドットパターン生成部46が抽出を完了していない部分ドットパターンデータ52と、吐出口108からのインク滴の吐出を伴わないダミー部分ドットパターン54とを足し合わせることによって第2ドットパターンデータ53を生成するため、異常状態で印刷を中断したときに、ラインデータ単位で印刷が中断されることになり、印刷画像の一部にかすれが生じるのを防止することができる。
また、本発明においては、停止信号出力部43が、用紙センサ11が用紙Pの搬送方向に関する後端が通過したことを検知したときに、用紙Pに印刷されていないラインデータの数が、当該用紙Pにおける印刷可能な残余の範囲に対応するラインデータの数よりも多いときに、異常状態が発生したと判断するため、簡単な処理で異常状態か否かを判断することができる。
さらに、本発明においては、制御装置16が、用紙Pへの印刷動作が完了した後に、連続印刷を行うのでなければ、アクチュエータユニット21を休止させるため、アクチュエータユニット21の圧電層141〜143の劣化を抑制することができる。
また、制御装置16が、用紙Pへの印刷動作が完了した後に、フラッシング動作を行うため、吐出口108内のインクが増粘してインク吐出特性が低下するのを確実に防止することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態及び変形例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。上述の実施形態では、停止信号出力部43が、用紙Pに印刷されていないラインデータの数が、当該用紙Pにおける印刷可能な残余の範囲に対応するラインデータの数よりも多いときに、異常状態が発生したと判断する構成である。用紙Pにおける印刷可能な残余の範囲とは、用紙Pに係る予め設定された余白領域を除いた範囲であるが、用紙Pにおける印刷可能な残余の範囲は、用紙Pに係る予め設定された余白領域を含んだ範囲であってもよい。
また、上述の実施形態においては、制御装置16が、用紙Pへの印刷動作が完了した後に、連続印刷を行うのでなければ、アクチュエータユニット21を休止させる構成であるが、アクチュエータユニット21を休止させない構成であってもよい。
また、制御装置16が、用紙Pへの印刷動作が完了した後に、フラッシング動作を行う構成であるが、フラッシング動作を行わない構成であってもよいし、吐出口108からインク滴が吐出されない範囲でアクチュエータユニット21を駆動する不吐出フラッシングを行う構成であってもよい。これによると、インクを消費することなく、吐出口108内のインクが増粘するのを防止することができる。
さらに、ヘッド制御部45の動作について、図7に基づいて、各インクジェットヘッド1について、吐出口列が副走査方向に関して等間隔に配列された場合について説明したが、吐出口列が副走査方向に関して異なる間隔で配列された場合にも適応できる。吐出口列が副走査方向に関して異なる間隔で配列された場合には、第1ドットパターンデータ51に含まれる各部分ドットパターンデータ52の吐出タイミングは、等間隔ではなく、異なる間隔の吐出タイミングに対応する。つまり、上述の実施形態において、吐出口列が副走査方向に関して等間隔で配列されていたため、ラインデータLD1に対応する第1ドットパターンデータ51は、等間隔である吐出タイミングt1〜t3に対応する3つの部分ドットパターンデータ52を有していた。吐出口列が副走査方向に関して異なる間隔で配列された場合には、ラインデータLD1に対応する第1ドットパターンデータ51は、異なる間隔の吐出タイミングに対応する吐出口列の数に対応する複数の部分ドットパターンデータを有することになる。吐出タイミングは、用紙Pの搬送速度及び、隣接する吐出口列の副走査方向における間隔に基づいて決まる。
加えて、上述の実施形態においては、各インクジェットヘッド1の全ての吐出口108が主走査方向に関して互いに異なる位置に配置されている構成であるが、少なくとも一部の吐出口同士が主走査方向に関して同じ位置に配置されていてもよい。
また、上述の実施形態においては、アクチュエータユニット21がユニモフル型の圧電アクチュエータとなっているが、アクチュエータユニットは、バイモルフ型の圧電アクチュエータであってもよいし、発熱素子を備えたサーマル方式の液体吐出装置などであってもよい。
本発明は、インク以外の液体を吐出する記録装置にも適用可能である。さらに、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機などにも適用可能である。
1 インクジェットヘッド
11 用紙センサ
16 制御装置
20 搬送ユニット
21 アクチュエータユニット
41 搬送制御部
42 用紙サイズ記憶部
43 停止信号出力部
44 画像データ記憶部
45 ヘッド制御部
46 ドットパターン生成部
47 ドットパターン送信部
48 停止処理実行部
51 第1ドットパターンデータ
52 部分ドットパターンデータ
53 第2ドットパターンデータ
54 ダミー部分ドットパターン
101 インクジェットプリンタ
108 吐出口

Claims (5)

  1. 記録媒体を搬送する搬送機構と、
    記録媒体の搬送方向に直交する直交方向に配列された複数の吐出口から成る複数の吐出口列を有し、前記複数の吐出口列は前記搬送方向に配列されており、互いに隣接する複数の前記吐出口列に属する複数の前記吐出口は前記直交方向に関して互いに異なる位置に配置されている液体吐出ヘッドと、
    前記搬送方向に関して前記液体吐出ヘッドよりも上流にある所定位置を、記録媒体の前記搬送方向に関する後端が通過したことを検知する検知手段と、
    記録媒体に記録されるべき画像データであって、マトリックス配置された複数の画素のそれぞれについて形成されるドットに関するドットデータを有する画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    所定の吐出タイミングで前記吐出口から液滴を吐出させるように、前記液体吐出ヘッドを制御する制御手段と、
    前記検知手段の検知結果から、当該記録媒体に前記画像データに関する全てのドットを形成することができない異常状態が発生したと判断したときに、前記複数の吐出口のうち前記搬送方向に関する最も上流側に位置する前記吐出口と対向する位置に記録媒体の前記後端が到達する前に、前記吐出口からの液滴の吐出を停止させる停止信号を出力する停止信号出力手段とを備えており、
    前記制御手段は、
    前記画像データに係る前記直交方向に配列された複数の前記画素の前記ドットデータから成る複数のラインデータのそれぞれから複数の前記吐出口に対応する第1ドットパターンデータを形成し、形成した前記第1ドットパターンのうち、同一の吐出タイミングで吐出すべき前記第1ドットパターンの一部同士を足し合わせることによって第2ドットパターンデータを生成する生成手段と、
    前記第2ドットパターンデータに従って前記吐出口から液滴が吐出されるように、前記吐出タイミング毎に、当該吐出タイミングで吐出すべき前記第2ドットパターンデータを前記液体吐出ヘッドに送信する送信手段と、
    前記停止信号出力手段から前記停止信号が出力された時に、前記生成手段による前記第1ドットパターンの形成を停止させると共に、前記生成手段が既に形成を完了している前記第1ドットパターンの一部に前記吐出口からの液滴の吐出を伴わないドットパターンを足し合わせることによって生成した前記第2ドットパターンを前記送信手段に送信する停止処理実行手段とを有していることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記停止信号出力手段は、記録媒体の前記後端が前記所定位置を通過したことを前記検知手段が検知したときに、前記液体吐出ヘッドに送信されていない前記第2ドットパターンデータに対応する前記ラインデータの数が、当該記録媒体における記録可能な残余の範囲に対応する前記ラインデータの数よりも多いときに、前記異常状態が発生したと判断することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記液体吐出ヘッドが、
    圧力室を経て前記吐出口に至る複数の個別液体流路が形成された流路ユニットと、
    圧電層、前記圧力室と対向するように前記圧電層の表面に配置された複数の個別電極、及び、前記個別電極との間で前記圧電層を挟持しつつ基準電位が付与されている共通電極を含み、前記流路ユニットの表面に固定されたアクチュエータとを有しており、
    前記制御手段は、記録媒体への記録が完了した後に、前記複数の個別電極に前記基準電位を付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記液体吐出ヘッドが、
    圧力室を経て前記吐出口に至る複数の個別液体流路が形成された流路ユニットと、
    圧電層、前記圧力室と対向するように前記圧電層の表面に配置された複数の個別電極、及び、前記個別電極との間で前記圧電層を挟持しつつ基準電位が付与されている共通電極を含み、前記流路ユニットの表面に固定されたアクチュエータとを有しており、
    前記制御手段は、記録媒体への記録が完了した後に、前記吐出口から液滴が吐出されない範囲で前記圧電層を変位させる不吐出駆動信号を、前記複数の個別電極に供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  5. 前記制御手段は、記録媒体への記録が完了した後に、前記複数の吐出口から液滴を予備吐出させることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
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