JP4782892B2 - シート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

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Description

本発明はシート剥離装置及び剥離方法に係り、更に詳しくは、被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを接着し、当該剥離用テープを介して接着シートを剥離することに適したシート剥離装置及び剥離方法に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と称する)は、その回路面に保護用の接着シートが貼付され、裏面研削等、種々の工程を経た後に接着シートが剥離される。このような接着シートの剥離装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。同文献において、ウエハは、そのハンドリング性を確保するため、マウント用テープを介してリングフレームに一体化されている。ウエハから接着シートを剥離する工程は、剥離用テープを接着シートの外縁側に貼付した後、当該剥離用テープと、リングフレームと共にウエハを支持するテーブルとを相対移動させることにより行われる。
特開2007−43047号公報
しかしながら、このような構成にあっては、剥離用テープを貼付するときに、ウエハの外縁からはみ出た接着シートがマウント用テープに接着し易くなる、という不都合を招来する。特に、図6に示されるように、外周が曲面Rとなるように面取りされたウエハWのような場合、外縁に沿って接着シートSを切断した後、当該ウエハWを裏面研削すると、前記はみ出しHが大きくなるため、前記不都合が顕出することとなる。この結果、接着シートがマウント用テープに接着してしまい、このような状態で接着シートを剥離しようとすると、マウント用テープが剥離用テープに引っ張られ、ウエハが損傷するという不都合が発生する。
一般に、接着シートに対する剥離用テープの貼付位置は、接着シートの初期段階の剥離を行い易くするため、ウエハの外縁に近くなる程好ましい。そこで、接着シートの外縁位置をセンサで検出し、当該検出位置を剥離用テープの貼付位置として制御することが考えられるが、この場合、ウエハの外縁から接着シートがはみ出ていると、当該はみ出た部分がマウント用テープに接着して前述の不都合を招来する。従って、剥離用テープの貼付位置をウエハの外縁に近付けつつ、はみ出た接着シートが他の部分に接着することを防止できるシート剥離装置及び剥離方法の出現が望まれていた。
[発明の目的]
本発明は、このような要請に応じて案出されたものであり、その目的は、剥離用テープの貼付により、被着体の外縁からはみ出た接着テープが他の部位に接着することを防止して剥離を行うことができるシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを介して前記接着シートを被着体から剥離するシート剥離装置において、
前記被着体を保持する保持手段と、前記剥離用テープを繰り出す繰出手段と、剥離用テープを接着シートに押圧して貼付する貼付手段と、接着シートに貼付された剥離用テープと前記保持手段とを相対移動させて接着シートを剥離する移動手段と、前記被着体に貼付された接着シートの外縁位置を検知し、その信号を出力する検知手段と、移動手段を所定制御するための補正値であって被着体外縁からの接着シート外縁のはみ出し量を入力する入力手段と、前記検知手段の出力信号と前記補正値とに基づいて接着シートへの剥離用テープの押圧位置を決定し、当該押圧位置で貼付を行うように移動手段を制御する制御手段とを備える、という構成を採っている。
本発明において、前記制御手段は、前記押圧位置を決定するときに、移動手段による保持手段の移動量を前記はみ出し量分調整することが好ましい。
また、前記貼付手段は、剥離用テープを加熱可能な加熱手段を有する、という構成も好ましくは採用される。
また、本発明の剥離方法は、被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを介して前記接着シートを被着体から剥離するシート剥離方法において、
前記被着体を保持手段で保持する工程と、
前記被着体に貼付された接着シートの外縁位置を検知する工程と、
前記検知された外縁位置と入力手段によって入力された補正値であって被着体外縁からの接着シート外縁のはみ出し量に基づいて接着シートへの剥離用テープの押圧位置を決定する工程と、
前記剥離用テープを繰り出す工程と、
前記決定された押圧位置に剥離用テープを貼付する工程と、
前記接着シートに貼付された剥離用テープと前記保持手段とを相対移動させて接着シートを剥離する工程とを備える、という方法を採っている。
更に、本発明の剥離方法において、前記押圧位置を決定するときに、保持手段の移動量を前記はみ出し量分調整することが好ましい。
本発明によれば、検知した接着シートの外縁位置に対し、剥離用テープの押圧位置を補正して接着シートに貼付することができる。これにより、被着体の外縁から接着テープがはみ出た場合であっても、接着シートが押圧されてマウント用テープ等に接着することを防止することが可能となる。この結果、接着シートの剥離を難なく行えるようになる他、剥離動作によりマウント用テープ等が引っ張られ、ウエハ等の被着体が破損することを回避可能となる。しかも、剥離用テープの押圧位置を被着体の外縁に近付けることができ、剥離初期段階における剥離をスムースに行うことができる。
実施形態に係るシート剥離装置の概略正面図。 ピンチローラの説明図。 検知手段が接着シート外縁を検知した状態の説明図。 貼付手段が剥離用テープを貼付した状態の説明図。 接着シートを剥離している状態の説明図。 ウエハが裏面研削されて、はみ出しが形成された状態を示す説明図。
符号の説明
10 シート剥離装置
11 保持手段
12 繰出手段
14 貼付手段
15 移動手段
17 検知手段
18 入力手段
19 制御手段
34A ヒータ(加熱手段)
PT 剥離用テープ
S 接着シート
W 半導体ウエハ(被着体)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、実施形態に係るシート剥離装置の概略正面図が示されている。この図において、シート剥離装置10は、被着体としてのウエハWを上面で吸着して保持するテーブルからなる保持手段11と、ウエハWの回路面(上面)に貼付された保護用の接着シートSに接着される帯状の剥離用テープPTを繰り出す繰出手段12と、剥離用テープPTのリード端側を接着シートSの外縁側に貼付する貼付手段14と、前記保持手段11を図1中左右方向に移動させるための直動モータ15A及びそのスライダ15Bからなる移動手段15と、接着シートSの外縁位置を検知可能な検知手段17と、後述する補正値を入力するための入力手段18と、保持手段11、繰出手段12、貼付手段14及び移動手段15を所定制御する制御手段19とを備えて構成されている。
前記ウエハWは、リングクレームRFの開口内部に配置されている。また、ウエハWは、回路面の反対面(下面)に貼付されたマウント用テープMTを介してリングクレームRFと一体化され、この一体化された状態で保持手段11に保持されている。更に、本実施形態では、前述したように、ウエハWを極薄化した関係上、ウエハWの外縁から接着シートSの外縁がはみ出た状態となっている(図6参照)。
前記繰出手段12は、巻回された剥離用テープPTを支持する支持軸21と、剥離用テープPTが掛け回される複数のガイドローラ22と、モータM1を介して回転可能に設けられた駆動ローラ26と、当該駆動ローラ26との間に剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ27と、これら駆動ローラ26及びピンチローラ27の左側に設けられ、上下方向に移動して相互に離間、接近可能な上、下チャック28A、28Bからなるチャック28とを備えている。なお、チャック28は、図示しない駆動装置を介して図1中左右方向に移動可能に構成されている。
前記支持軸21は、モータM2を介してフレームFに回転可能に支持されている。ピンチローラ27は、図2に示されるように、3分割とされ、回転軸27Bに取り付けられてクリアランス27Aを形成し、各クリアランス27Aは、略水平方向に向けられた軸状のガイド部材30が挿通可能に設けられている。各ガイド部材30は、シリンダ31を介して進退可能に設けられ、駆動ローラ26及びピンチローラ27の図1中左側に出没するようになっている。これにより、ガイド部材30は、図1の二点鎖線で示されるように、駆動ローラ26及びピンチローラ27の左側に繰り出される剥離用テープPTを下から支持し、そのリード端領域をチャック28により把持できる位置に導くことが可能となる。
前記貼付手段14は、直動モータ33と、当該直動モータ33によって上下方向に進退可能に設けられた加熱手段としてのヒータ34Aを有する押圧ヘッド34とを備えている。この貼付手段14は、前記チャック28により接着シートSの上面側に繰り出された剥離用テープPTを前記押圧ヘッド34で押圧して加熱することで、剥離用テープPTを接着シートSに溶着して両者を連結するように構成されている。
貼付手段14の右側には、テープ切断手段36が設けられている。このテープ切断手段36は、カッター刃37と、このカッター刃37を図1中紙面直交方向に移動させる切断用シリンダ38と、この切断用シリンダ38を同図中上下方向に移動させる上下用シリンダ39とにより構成されている。
前記検知手段17は、ピンチローラ27の右側におけるフレームFの下部に設けられるセンサからなる。検知手段17は、移動手段15によるウエハWの移動中に、当該検知手段17の直下を通過する接着シートSの外縁位置を検知し、その位置信号を制御手段19に出力可能に設けられている。
前記入力手段18は、制御手段19に電気的に接続されるタッチパネル等からなる。入力手段18は、移動手段15による保持手段11の移動量の補正値の他、制御手段19を介して制御される各手段の作動条件やデータを入力し、制御手段19に出力可能となっている。
前記制御手段19は、検知手段17が検知して出力する位置信号を入力する機能と、入力手段18で入力された補正値等のデータを記憶する機能と、検知手段17の出力信号と、前記入力手段18の補正値とに基づいて接着シートSへの剥離用テープPTの押圧位置を決定する機能と、当該押圧位置で貼付を行うように移動手段15の移動量及び貼付手段14の押圧のタイミングを制御する機能とを備えている。
次に、前記シート剥離装置10による接着シートSの剥離方法について説明する。
初めに、支持軸21から剥離用テープPTを引き出して各ガイドローラ22に掛け回した後、剥離用テープPTのリード端側を駆動ローラ26及びピンチローラ27の間を通過させた状態とする。また、入力手段18を介して、前記補正値としてウエハW外縁からの接着シートS外縁のはみ出し量H(図3参照)を入力する。更に、検知手段17から押圧ヘッド34までの水平距離H1(図4参照)を制御手段19に予め記憶する。なお、はみ出し量Hは、接着シートSの切断半径とウエハWの研削量の関係から、算出することができる。
先ず、図示しない搬送手段を介して、保持手段11の上面にリングクレームRFと一体化されたウエハWを保持させる。次いで、図3の二点鎖線で示されるように、接着シートSの同図中右側の外縁が検知手段17より右側に位置するように移動手段15を介して保持手段11を移動させる。その後、検知手段17によるセンシングを行いつつ、保持手段11を左方向に移動させ、図3の実線で示されるように、検知手段17の直下位置に接着シートSの右側の外縁が移動したときに、これを検知手段17が検知し、その座標位置を信号として制御手段19に出力する。
次に、検知手段17が接着シートSの右側外縁を検知した位置から、押圧ヘッド34により剥離用テープPTを押圧すべく保持手段11を停止して待機する位置までの保持手段11の移動距離H2を、以下の式(1)によって制御手段19により求めて移動手段15を制御する。
移動距離H2=水平距離H1−はみ出し量H・・・(1)
これにより、移動手段15による保持手段11の移動量が、前記水平距離H1に対し、はみ出し量H分ずらすように調整されて剥離用テープPTの押圧位置が決定することとなる。
次いで、モータM1を作動して駆動ローラ26を回転させ、駆動ローラ26及びピンチローラ27の左側に所定長さの剥離用テープPTを繰り出す。その後、シリンダ31を作動してガイド部材30を図1中二点鎖線で示される位置に進行させ、図示しない駆動手段を作動して上、下チャック28A、28B間にガイド部材30及び剥離用テープPTを位置させる。そして、ガイド部材30が後退して、上、下チャック28A、28Bが接近することで剥離用テープPTを把持する。その後、当該チャック28を左方向に移動させて剥離用テープPTを引き出し、押圧ヘッド34の下方に剥離用テープPTを位置させる。
次に、図4に示されるように、ヒータ34Aにより加熱された押圧ヘッド34を直動モータ33によって下方へ移動させ、剥離用テープPTを接着シートSに加熱しつつ押圧して貼付する。このとき、前述した貼付位置を設定する工程を行ったので、接着シートSが押圧ヘッド34に押圧されてマウント用テープMTに接着するようなことはなく、剥離用テープPTの貼付位置をウエハWの外縁にできるだけ近付けることが可能となる。
剥離用テープPTが接着シートSに貼付された後、チャック28による剥離用テープPTの把持を解除し、モータM1によって駆動ローラ26の回転をロックさせる。そして、図5に示されるように、接着シートSに貼付された剥離用テープPTと保持手段11とが同図中左右方向に相対移動するように、移動手段15を介して支持手段11を右方向に移動させる。これにより、接着シートSがウエハW上で折り返されるようになり、同図中右側の外縁から接着シートSが剥離される。このとき、剥離用テープPTの貼付位置を前述のように設定したので、マウント用テープMTが剥離用テープPTによって引っ張られることなく、ウエハWを破損するような不具合は発生しない。
接着シートSの剥離が終えると、剥離用テープPTに貼付された接着シートSが駆動ローラ26及びピンチローラ27の左側で垂れ下がった状態となる。この状態で、ガイド部材30を進行させてシリンダ38、39を作動することで、ガイド部材30上で剥離用テープPTが切断される。そして、保持手段11が左の位置に戻って図示しない搬送手段によってリングフレームRFと共にウエハWが所定位置に搬送され、新たなリングフレームRF付のウエハWが保持手段11上に載置されて以降上記同様の動作が行われる。
従って、このような実施形態によれば、ウエハWの外縁に押圧ヘッド34により剥離用テープPTを押圧でき、ウエハWの外縁から接着シートSの外縁がはみ出しても、当該はみ出た接着シートSを押圧することを防止することができる。これにより、接着シートSがマウント用テープMTに接着することを回避でき、接着シートSの剥離時にウエハWが破損することを防止することが可能となる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、制御手段19における押圧ヘッド34の押圧位置を決定する演算方法は、前記式(1)に限定されるものでなく、検知手段17の出力信号と入力手段18の補正値とに基づいて演算し、前記押圧位置をウエハW外縁に近付けつつ、はみ出た接着シートSが他の部分に接着することを防止できる限りにおいて種々の変更が可能である。具体的には、前記入力手段18の補正値を前記移動距離H2とし、当該移動距離H2と検知手段17の出力信号とに基づいて押圧ヘッド34による剥離用テープPTの押圧位置を決定してもよい。
また、本発明における被着体としては、半導体ウエハに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
更に、剥離用テープPTは、感熱接着性の接着テープ以外に感圧接着性の接着テープを採用してもよい。
また、剥離用テープPTと保持手段11との相対移動は、保持手段11が停止した状態で、剥離用テープPTを図5中左側へ移動するようにしたり、両者が離れる方向に移動するように構成してもよい。
更に、検知手段17を構成するセンサは、光電管、エリアセンサ、カメラ等であってよい。
また、制御手段19は、シーケンサやパーソナルコンピュータ等で構成することができる。

Claims (5)

  1. 被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを介して前記接着シートを被着体から剥離するシート剥離装置において、
    前記被着体を保持する保持手段と、前記剥離用テープを繰り出す繰出手段と、剥離用テープを接着シートに押圧して貼付する貼付手段と、接着シートに貼付された剥離用テープと前記保持手段とを相対移動させて接着シートを剥離する移動手段と、前記被着体に貼付された接着シートの外縁位置を検知し、その信号を出力する検知手段と、移動手段を所定制御するための補正値であって被着体外縁からの接着シート外縁のはみ出し量を入力する入力手段と、前記検知手段の出力信号と前記補正値とに基づいて接着シートへの剥離用テープの押圧位置を決定し、当該押圧位置で貼付を行うように移動手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 記制御手段は、前記押圧位置を決定するときに、移動手段による保持手段の移動量を前記はみ出し量分調整することを特徴とする請求項1記載のシート剥離装置。
  3. 前記貼付手段は、剥離用テープを加熱可能な加熱手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のシート剥離装置。
  4. 被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを介して前記接着シートを被着体から剥離するシート剥離方法において、
    前記被着体を保持手段で保持する工程と、
    前記被着体に貼付された接着シートの外縁位置を検知する工程と、
    前記検知された外縁位置と入力手段によって入力された補正値であって被着体外縁からの接着シート外縁のはみ出し量に基づいて接着シートへの剥離用テープの押圧位置を決定する工程と、
    前記剥離用テープを繰り出す工程と、
    前記決定された押圧位置に剥離用テープを貼付する工程と、
    前記接着シートに貼付された剥離用テープと前記保持手段とを相対移動させて接着シートを剥離する工程とを備えていることを特徴とするシート剥離方法。
  5. 記押圧位置を決定するときに、保持手段の移動量を前記はみ出し量分調整することを特徴とする請求項4記載のシート剥離方法。
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