JP2006073603A - ウエハのアライメント方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウエハの外周部分にテープ類がはみ出していても、ウエハの外周のみを認識でき、精度のよいアライメントを行うことができ、しかも、ウエハを破損させたりゴミを生じることなくアライメントできるウエハのアライメント方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも表面に保護テープ2が貼り付けられたウエハ1を吸着回転テーブル21で保持して回転させ、赤外線照射ユニット22の赤外線発光素子23とCCDカメラ24を用い、上記ウエハ1の外周部を赤外線によって非接触で検出してアライメントする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体ウエハ等をアライメントする方法、更に詳しくは、半導体ウエハ等の外周にはみ出した保護テープ等に影響を受けずにウエハの外周部分のみを検出してアライメントする方法に関する。
半導体ウエハの処理工程には、半導体ウエハを薄型化するための裏面研削工程、裏面研削後のウエハをダイシングフレームにマウントし、ウエハをパターンに沿ってダイシングするダイシング工程等がある。
また、最近では、ウエハをダイシングフレームにマウントする前に、ウエハの裏面にダイボンドテープを貼り付けておき、ダイシング後のチップをリードフレームにダイボントしたり、複数のチップを重ね合わせて積層するスタックドパッケージ化も行われている。
上記ウエハに対して裏面研削工程を行う前には、ウエハの表面に形成された回路パターンを保護するために、ウエハ外径よりも広幅の保護テープをウエハに貼り付け、ウエハの外周に沿って保護テープをカッターでくり抜いて、表面に保護テープを形成するか、もしくは、予めウエハの形状より小さく切断された保護テープをウエハに貼り付けている。
図8は、ウエハ1とこれに貼り付けた保護テープ2及びダイボンドテープ3の外径の異なったパターンを示し、図8(a)は保護テープ2とダイボンドテープ3の外径が共にウエハ1よりも大径となり、図8(b)は保護テープ2がウエハ1よりも小径でダイボンドテープ3の外径がウエハ1よりも大径となり、図8(c)は保護テープ2とダイボンドテープ3の外径が共にウエハ1よりも小径となり、図8(d)は保護テープ2がウエハ1よりも大径でダイボンドテープ3の外径がウエハ1よりも小径となっている。
上記したウエハ1の裏面にダイボンドテープ3を貼り付ける場合は、ウエハ1を吸着テーブル上で120℃前後の温度に加熱しながら、広幅のダイボンドテープ3を上向きの裏面に貼り付け、ウエハ1の外周に沿ってカッターで切り抜いた後、ウエハ1を180℃前後に本加熱してウエハ1の裏面にダイボンドテープ3を定着させ、収納容器に収納又は次のダイシングフレームへのマウント工程へ直接供給される。
上記のように、保護テープの貼り付けられたウエハをダイシングフレームへマウントする場合には、アライメントを行い、ウエハの位置決めを行う必要がある。
また、ウエハの裏面にダイボンドテープを貼り付ける場合にも、同様にウエハのアライメントを行う必要がある。
更に、このダイボンドテープが貼り付けられたウエハをダイシングフレームへマウントする場合にも、同様にアライメントを行う必要がある。
このウエハ1には、図9と図10で示すように、結晶方位を示すオリフラもしくはノッチ4がインゴットの段階で形成されており、アライメント時にはこのオリフラもしくはノッチ4を可視光を用いた光学センサ又は物理的な方法で検出してアライメントを行うと共に、ウエハの外周端からウエハの中心を求めるアライメントがなされている(例えば、特許文献1と2参照)。
ところで、上記のように、ウエハの外周に沿ってテープ類をカッターでくり抜く場合には、ウエハの外周部分にテープ類がはみ出すことになる。
また、オリフラウエハでは、オリフラに沿ってテープ類も切断するが、この場合も同様にウエハの外周部分にテープ類がはみ出すことになる。
更に、ノッチ4付きウエハ1の場合には、図9と図10に示すように、通常ノッチ4の部分のテープ類はノッチ形状に切り抜かず、ウエハ1の外周に沿ってのみ切り抜かれているために、ノッチ4の部分をテープ類が覆うことになる。
また、予めウエハ1の形状に切り抜かれたテープ類をウエハ1に貼り付ける場合もあるが、その場合においても、位置決め精度が悪いと、テープ類がウエハ1の外周にはみ出すことになる。
図11と図12は、従来のアライメント方法を示し、回転と水平移動可能な吸着回転テーブル5と、可視光照射ユニット6の可視光発光素子7、CCDカメラ8を用いた光学式検出機構9を使用し、図11(a)のように、表面に保護テープ2が貼り付けられたウエハ1を吸着ハンド10で吸引し、これを吸着回転テーブル5上に供給して吸着保持し、図11(b)のように、光学式検出機構9を前記ウエハ1の外周部に接近移動させ、図11(c)と図12(a)のように、光学式検出機構9の可視光発光素子7から照射した可視光11をCCDカメラ8で受光し、回転させたウエハ1の外周を検出するようにしている。
また、上記光学式検出機構9として、図12(b)のように、可視光発光素子7と受光素子12をフレーム13の上下に対向して取付け、一体に移動するようにした機構を用いることもできる。
特開2000−332084号公報(第3頁、第4頁、図1) 特開平11−121592号公報(第1頁、第2頁、図1)
上記のように、ウエハ1の外周端もしくはノッチ4の部分に保護テープ2やダイボンドテープ3等のテープ類がはみ出していた場合、アライメントを行うのに従来の可視光を用いた光学式検出機構9を使用した場合には、テープ類が光を透過しないため、図12のように、テープ類のエッジ部分をウエハ1の外周端と認識したり、ノッチ4付きウエハ1の場合には、図9と図10のように、ノッチ4の部分のテープ類は通常切断されていないため、テープ類がノッチ4の部分を覆い、ノッチ4を検出できない場合がある。
また、特許文献2のように、ノッチ4の検出にノッチ押さえピンをノッチに押し当て、ウエハ1外周押さえピンとで挟み込んで位置決めする方法は、ウエハ外周と押さえピンが接触するため、ウエハが破損したりゴミが発生する場合があり、特に、最近の薄型ウエハ(100μm以下)では、特に破損し易くなっている。
更に、図9や図10で示されるウエハ1の表面に形成された回路パターン14や、別途設けたアライメントマークを認識する方法も行われているが、パターンが変わるごとに認識パターンを変更しなければならないという煩雑さや、別途アライメントマークを形成するためにコストが高くなる等の問題があり、しかも、パターン面側からしか認識することができないという問題もある。
そこで、この発明の課題は、ウエハの外周部分にテープ類がはみ出していても、ウエハの外周のみを認識でき、精度のよいアライメントを行うことができ、しかも、ウエハを破損させたりゴミを生じることなく、かつ、アライメントマークを別途設置せずともアライメントでき、ウエハのパターンに依存することがないため、ウエハの何れの面からでもアライメントできるウエハのアライメント方法を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この発明は、少なくとも表面に保護テープが貼り付けられたウエハを保持して回転させ、このウエハの外周部を赤外線を用いて非接触で検出してアライメントする構成を採用したものである。
上記ウエハの外周部を、赤外線発光素子とCCDカメラを用いて赤外線で検出したり、同じく上記ウエハの外周部を、赤外線発光素子と赤外線受光素子を用いて赤外線で検出するようにできる。
また、これらアライメント方法において、例えばベルヌーイ吸着パットを用いた非接触式ハンドにてウエハを吸着保持しながら行うこともできる。
この発明によると、ウエハの外周部を赤外線を用いて非接触で検出してアライメントするようにしたので、保護テープ等がウエハの外周部分にはみ出していても、赤外線が保護テープ等を透過することでウエハの外周のみを認識でき、精度のよいアライメントを行うことが可能になる。
また、保護テープ等による影響を受けないのでウエハの外周部分を連続的に検出することも可能になる。
また、ウエハの外周部を物理的な手段を用いずに赤外線を用いて非接触で検出してアライメントするようにしたので、ウエハを破損することなくアライメントでき、ゴミ等も発生することがない。
更に、ウエハのパターンに依存することがないため、パターン形成面側からでなくともアライメントでき、また、アライメントマークを別途設置せずともアライメントできるので、ウエハの製造コストを高くすることがない。
更にまた、ウエハの位置決めに非接触ハンドを採用し、この発明のアライメント方法と併用することでウエハに対して非接触でアライメントすることが可能となり、ウエハを汚染することがなくなる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1と図2に示す第1の実施形態のアライメント方法は、予め回路パターンを形成した表面に保護テープ2が貼り付けられたウエハ1を、このウエハ1よりも小径となる吸着回転テーブル21で吸着保持して回転させ、このウエハ1の外周部を赤外線を用いて非接触で検出してアライメントするようにしたものである。
上記吸着回転テーブル21はアライメントポジションに回転可能となるよう配置され、その上面で保護テープ2を下にしたウエハ1を吸着保持するようになっており、この吸着回転テーブル21の周囲で外側位置に、赤外線照射ユニット22が、吸着回転テーブル21に対して接近又は離反動するように配置されている。
上記赤外線照射ユニット22は、赤外線発光素子23とCCDカメラ24の組み合わせからなり、赤外線発光素子23から照射される赤外線25をCCDカメラ24が検出するように上下に所定の間隔で対向状に配置されている。
ウエハ1のアライメントを行うには、図1(a)のように、ストック位置のウエハ1を吸着ハンド26で取出して吸着回転テーブル21上に供給し、次に、図1(b)のように、ウエハ1を吸着保持した吸着回転テーブル21に対して、赤外線照射ユニット22を外周部に接近させ、図1(c)と図2(a)のように、吸着回転テーブル21を回転させると共に、ウエハ1の外周部に対して赤外線発光素子23とCCDカメラ24を上下に位置させる。
この状態で、図2(a)のように、赤外線照射ユニット22の赤外線発光素子23からCCDカメラ24に向けて赤外線25を発光すれば、赤外線25はウエハ1によって遮断されると共に、ウエハ1の外周に突出する保護テープ2は透過するので、CCDカメラ24の受光状態を見ることで、ウエハ1の外周端部を非接触で正確に検出してアライメントすることができる。
このようにしてウエハ1のアライメントが完了すると、吸着回転テーブル21の回転を止めてウエハ1の吸着を解き、このウエハ1を吸着ハンド26で取出して次のダイボンドテープ貼り付け部に移送する。
図2(b)は、上記赤外線照射ユニット22の他の例を示し、コ字状となるセンサフレーム27の先端部上下に、赤外線発光素子23と赤外線受光素子28を対向するように配置したものであり、上述した赤外線発光素子23とCCDカメラ24の場合と同様に、ウエハ1の外周端部を非接触で正確に検出してアライメントすることができる。
次に、図3に示す第2の実施形態のアライメント方法は、予め表面に保護テープ2が貼り付けられたウエハ1を、このウエハ1よりも小径となる非接触ハンド29で保持して回転させ、このウエハ1の外周部を赤外線25を用いて非接触で検出してアライメントするようにしたものである。
上記非接触ハンド29は、図6と図7のように、円板30の下面に多数のベルヌーイ吸着パッド31と、外周部の複数箇所に弾性体からなるストッパー32を設け、ベルヌーイ吸着パッド31に設けられた孔からウエハ1に向けてエアを噴き付けることにより、円板30の下面とウエハ1の上面との間のエアの流れで負圧を生じさせることでウエハ1を非接触ハンド29側に引きつけて浮上させ、ウエハ1の上面がストッパー32に当接する状態で保持することができる構造になっている。
このような非接触ハンド29は、ウエハ1が円板30の周囲に点在して設けた複数の軸状ストッパー32に当接するだけであるので、実質的に略非接触の状態でウエハ1を保持することができ、ウエハ1を汚染することがないという利点がある。
上記非接触ハンド29は、搬送用アーム33の先端に水平状態で回転可能となるよう取り付けられ、搬送用アーム33によって上下動と水平動とが可能となり、搬送用アーム33に設けた回転モータ34によって回転が付与されるようになっている。
アライメントポジションに位置する非接触ハンド29の周囲で外側位置に、第1の実施の形態と同様の赤外線照射ユニット22が固定配置されている。
ウエハ1のアライメントを行うには、図3(a)のように、ストック位置の保護テープ2を下にしたウエハ1を非接触ハンド29で取出してアライメント位置に搬送し、ウエハ1が赤外線発光素子23とCCDカメラ24間の高さになるよう位置調整し、次に、図3(b)のように、非接触ハンド29を水平移動させてウエハ1の外周部に赤外線照射ユニット22を接近させ、ウエハ1の外周部を赤外線発光素子23とCCDカメラ24の間に位置させ、図3(c)のように、非接触ハンド29を回転させる共に、赤外線照射ユニット22の赤外線発光素子23からCCDカメラ24に向けて赤外線25を発光すれば、ウエハ1の外周端部を非接触で正確に検出してアライメントすることができる。
このようにしてウエハ1のアライメントが完了すると、非接触ハンド29の回転を止め、搬送用アーム33の作動によってウエハ1を次のダイボンドテープ貼り付け部に移送するものである。
なお、この時、非接触ハンド29の回転モータ34を使用してウエハ1の移送時にウエハ1をアライメントされた所定の方向に向けることができるようようになっている。
なお、何れの実施形態においても、赤外線照射ユニット22の赤外線発光素子23による赤外線の波長は、850ナノメータ〜950ナノメータの範囲のものを使用すれば、保護テープ2やダイボンドテープ3の材質に左右されることなく、ウエハ1のアライメントが確実に行えることになる。
図4と図5は、第2の実施形態のアライメント方法を適用したダイボンドテープ貼り付け装置の例を示し、基台35の手前側で一端寄りに、貼り付け前ウエハの収納部36と、他端側にダイボンドテープ貼り付け済みウエハ収納部37を設け、基台35の後方で貼り付け前ウエハの収納部36と対向する位置にダイボンドテープ貼り付け部38と、同じくダイボンドテープ貼り付け済みウエハ収納部37と対向する位置に本加熱部39を設け、更にダイボンドテープ貼り付け部38と本加熱部39の間にカバーシート剥離部40が設けられている。
上記貼り付け前ウエハの収納部36とダイボンドテープ貼り付け部38の間の途中がアライメントポジション41となり、貼り付け前ウエハの収納部36とダイボンドテープ貼り付け部38の外側にアライメント装置42が設置され、基台35の中央にはダイボンドテープ貼り付け部38からダイボンドテープ貼り付け済みウエハ収納部37の間に順次ウエハ1を移送する移送ロボット43が設けられ、更に、貼り付け前ウエハの収納部36とダイボンドテープ貼り付け済みウエハ収納部37の間にスペーサ搬送機構44が配置されている。
上記貼り付け前ウエハの収納部36は、予め表面に保護テープ2を貼り付けた多数のウエハ1を、保護テープ2が下になるよう、ウエハ収納容器45内にスペーサ46を介して積み重ね状に収納し、また、ダイボンドテープ貼り付け済みウエハ収納部37は、ダイボンドテープ貼り付け済みのウエハ1を、ウエハ収納容器47内にスペーサ46を介して積み重ね状に収納する。
上記スペーサ搬送機構44は、レール48に沿った横移動と昇降シリンダ49による昇降動が可能となる移動部材50の下面に吸着テーブル51を設け、貼り付け前ウエハの収納部36からウエハ1が取出されると、この貼り付け前ウエハの収納部36内のスペーサ46を吸着し、これをダイボンドテープ貼り付け済みウエハ収納部37のダイボンドテープ貼り付け済みのウエハ1上に搬送する動作を行うようになっている。
上記ダイボンドテープ貼り付け部38は、アライメント後に供給されたウエハ1に吸着加熱テーブル上で、広幅のダイボンドテープ3から離型紙を剥離しながら上向きの裏面に120℃前後の温度に吸着加熱テーブルを加熱して貼り付け、ウエハ1の外周に沿ってカッターで切り抜くことで、ウエハ1の裏面にダイボンドテープ3を貼り付けるものである。
上記カバーシート剥離部40は、図示省略したが、ダイボンドテープ3に積層されているカバーシートをダイボンドテープ3から剥離する部分であり、また、本加熱部39は、ダイボンドテープ3が貼り付けられたウエハ1を吸着加熱テーブル上に吸着して180℃前後に加熱することでウエハ1の裏面にダイボンドテープ3を定着させる部分である。
上記アライメント装置42は、レール52に沿って適宜な駆動機構(図示せず)で移動するスライダ53の固定枠54に昇降シリンダ55で上下動する屈伸可能な搬送用アーム33を設け、この搬送用アーム33の先端下部に上記非接触ハンド29を回転モータ34で回転するように取り付け、アライメントポジション41に赤外線照射ユニット22が固定配置した構造になっており、貼り付け前ウエハの収納部36にあるウエハ1を非接触ハンド29で保持し、これをアライメントポジション41に搬送し、非接触ハンド29の回転と赤外線照射ユニット22の作用でウエハ1のアライメントを行い、アライメント後のウエハ1をダイボンドテープ貼り付け部38に供給することになる。
また、移送ロボット43は、屈伸と旋回及び昇降動が可能となるロボットアーム56の先端に、上記アライメント装置42の非接触ハンド29と同じ機構の非接触ハンド57を設けて形成され、ウエハ1をダイボンドテープ貼り付け部38から、カバーシート剥離部40、本加熱部39、ダイボンドテープ貼り付け済みウエハ収納部37に順次搬送するものである。
上記ダイボンドテープ貼り付け装置は、ウエハ1に対するダイボンドテープ貼り付けのための移送を非接触ハンド29によって行い、かつ、ウエハ1をダイボンドテープ貼り付け部38に供給するときのアライメントを、赤外線照射ユニット22によって非接触で行うことにより、ウエハ1を汚染することがなく、物理的な手段を用いないため、ウエハ1を破損することなくアライメントでき、ゴミ等も発生することがないと共に、ウエハ1のパターンに依存することがないため、パターン形成面側からでなくともアライメントでき、また、アライメントマークを別途設置せずともアライメントできるので、ウエハ1の製造コストを高くすることがない。
なお、この発明のアライメント方法は、上記のようなウエハ1の裏面にダイボンドテープ3を貼り付ける場合以外に、保護テープ2の貼り付けられたウエハ1をダイシングフレームへマウントする場合や、ダイボンドテープ3が貼り付けられたウエハ1をダイシングフレームへマウントする場合のアライメントに使用することができる。
(a)乃至(c)は、ウエハのアライメント方法を実施する第1の実施の形態のアライメント工程を順番に示す縦断面図 (a)図1の赤外線照射ユニットの拡大した縦断面図、(b)は赤外線照射ユニットの他の例を示す縦断面図 (a)乃至(c)は、ウエハのアライメント方法を実施する第2の実施の形態のアライメント工程を順番に示す縦断面図 第2の実施の形態のアライメント方法を適用したダイボンドテープ貼り付け装置の平面図 図4の矢印V−V方向の縦断面図 非接触ハンドの底面図 非接触ハンドの正面図 (a)乃至(d)は、ウエハとこれに貼り付けた保護テープ及びダイボンドテープの外径の異なったパターンを示す縦断した説明図 (a)は保護テープが外周にはみ出したノッチウエハの平面図、(b)は同縦断面図、(c)はノッチ部分の拡大した平面図 (a)は保護テープが内周に貼り付けられたノッチウエハの平面図、(b)は同縦断面図、(c)はノッチ部分の拡大した平面図 (a)乃至(c)は、従来のアライメント方法のアライメント工程を順番に示す縦断面図 (a)は図11の光学式検出機構の拡大した縦断面図、(b)は光学式検出機構の他の例を示す縦断面図
符号の説明
1 ウエハ
2 保護テープ
3 ダイボンドテープ
4 ノッチ
5 吸着回転テーブル
6 可視光照射ユニット
7 可視光発光素子
8 CCDカメラ
9 光学式検出機構
10 吸着ハンド
11 可視光
12 受光素子
13 フレーム
14 回路パターン
21 吸着回転テーブル
22 赤外線照射ユニット
23 赤外線発光素子
24 CCDカメラ
25 赤外線
26 吸着ハンド
27 センサーフレーム
28 赤外線受光素子
29 非接触ハンド
30 円板
31 ベルヌーイ吸着パッド
32 ストッパー
33 搬送用アーム
34 回転モータ
35 基台
36 貼り付け前ウエハの収納部
37 ダイボンドテープ貼り付け済みウエハ収納部
38 ダイボンドテープ貼り付け部
39 本加熱部
40 カバーシート剥離部
41 アライメントポジション
42 アライメント装置
43 移送ロボット
44 スペーサ搬送機構
45 ウエハ収納容器
46 スペーサ
47 ウエハ収納容器
48 レール
49 昇降シリンダ
50 移動部材
51 吸着テーブル
52 レール
53 スライダ
54 固定枠
55 昇降シリンダ
56 ロボットアーム
57 非接触ハンド

Claims (4)

  1. 少なくとも表面に保護テープが貼り付けられたウエハを保持して回転させ、このウエハの外周部を赤外線を用いて非接触で検出してアライメントするウエハのアライメント方法。
  2. 上記ウエハの外周部を、赤外線発光素子とCCDカメラを用いて赤外線で検出する請求項1に記載のウエハのアライメント方法。
  3. 上記ウエハの外周部を、赤外線発光素子と赤外線受光素子を用いて赤外線で検出する請求項1に記載のウエハのアライメント方法。
  4. ウエハを非接触式ハンドにて吸着保持しながらアライメントを行う請求項1乃至3の何れかの項に記載のウエハのアライメント方法。
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