JP5626784B2 - シート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

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本発明はシート剥離装置及び剥離方法に係り、更に詳しくは、被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを接着し、当該剥離用テープを介して接着シートを剥離することができるシート剥離装置及び剥離方法に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と称する場合がある)の処理工程では、ウエハはその回路面に保護用の接着シートが貼付され、裏面研削等、種々の処理が行われ、ダイシング前にこの接着シートは剥離される。このような接着シートの剥離装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。同文献において、ウエハから接着シートを剥離する工程は、押圧ヘッドによって剥離用テープを接着シートに押圧して貼付した後、剥離用テープを掛け回すローラをウエハに対して移動することにより行われる。そして、剥離された接着シートは、剥離用テープと共に回収ローラに巻回されて回収される。
特開2007−36111号公報
しかしながら、特許文献1の剥離装置にあっては、接着シート等を巻回する回収ローラが円筒状となるため、当該回収ローラを設置するために広いスペースが必要になるという不都合がある。このため、装置全体が大型化してしまい、工場等において設置スペースを確保するための負担をユーザに強いる場合がある、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明の目的は、剥離された接着シート等を回収するためのスペースの縮小化を図ることで、装置全体の大型化を抑制することができるシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、被着体の一方の面に貼付された接着シートを剥離用テープを介して剥離するシート剥離装置であって、
前記接着シートの一端側に剥離用テープを貼付する貼付手段と、前記接着シートに貼付された剥離用テープに張力を付与して当該接着シートを一端側から他端側に向けて前記被着体から剥離する張力付与手段と、前記剥離用テープ及び接着シート一端側の少なくとも一方を接着シートにおける他端側に貼付して前記剥離された接着シートを折り畳み可能な折畳手段と、前記接着シート同士が近付く厚み方向に圧力を付与することで、当該接着シート同士が接着する領域を前記折畳手段で貼付された領域よりも大きくする圧接手段とを備える、という構成を採っている。
本発明において、前記張力付与手段は剥離用テープを把持可能な駆動機器を備え、前記折畳手段は折畳ローラを備え、前記圧接手段は圧接ローラを備え、
前記折畳ローラおよび圧接ローラは、張力付与手段で剥離された接着シートの他端側を挟持可能に設けられ、
前記折畳ローラは、前記駆動機器の接近により前記剥離用テープ及び接着シート一端側の少なくとも一方を接着シートにおける他端側に貼付して前記剥離された接着シートを折り畳み、
前記圧接ローラは、当該折り畳まれた接着シートを前記折畳ローラとの間を通過させ、当該接着シート同士が近付く厚み方向に圧力を付与することで、当該接着シート同士が接着する領域を前記駆動機器と折畳ローラとで貼付された領域よりも大きくする、という構成を採っている
また、前記折畳手段により折り畳まれた接着シートに厚み方向の圧力を付与可能な圧接手段を備える、という構成が好ましくは採用される。
更に、前記折畳手段により接着シートを折り畳むときに、当該接着シートの折り畳み位置に外力を付与可能な折畳補助手段を備える、という構成を採ってもよい。
また、本発明の剥離方法は、被着体の一方の面に貼付された接着シートを剥離用テープを介して剥離するシート剥離方法であって、
前記接着シートの一端側に剥離用テープを貼付する工程と、
前記接着シートに貼付された剥離用テープに張力を付与して当該接着シートを一端側から他端側に向けて前記被着体から剥離する工程と、
前記剥離用テープ及び接着シート一端側の少なくとも一方を接着シートにおける他端側に貼付して前記剥離された接着シートを折り畳む工程と、
前記接着シート同士が近付く厚み方向に圧力を付与することで、当該接着シート同士が接着する領域を前記接着シートを折り畳む工程で貼付された領域よりも大きくする工程とを備える、という方法を採っている。
本発明によれば、剥離された接着シートを折り畳むので、当該剥離された接着シートを回収するための広い回収スペースを必要とせず、省スペース化を図ることができる。これにより、装置全体の大型化を抑制して剥離装置の設置スペースを狭くすることができ、工場内の他のスペースをより有効に利用することが可能となる。
また、剥離用テープ及び接着シート一端側の少なくとも一方を接着シートにおける他端側の接着剤層に貼付するので、当該貼付によって接着シートが折り畳まれた状態を維持することができる。これにより、折り畳み後の接着シートが回収スペース内で折り畳み状態が解除されて嵩張ることを防止することが可能となる。
更に、折り畳まれた接着シートに厚み方向の圧力を付与する場合、折り畳まれて対向する面の間に空間を介在させることなく当該接着シートを折り畳むことができるので、折り畳み後の接着シートが回収スペース内で嵩張ることを防止することが可能となる。
また、接着シートの折り畳み位置に外力を付与可能な折畳補助手段を有する場合、当該折り畳み位置を一定に保つことができ、これによっても、剥離された接着シートの省スペース化を図ることが可能となる。
実施形態に係るシート剥離装置の概略正面図。 (A)〜(D)は、剥離用テープの貼付動作説明図。 (A)〜(C)は、接着シートの折り畳み動作説明図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1〜図3において、シート剥離装置10は、回路面(図1中上面)に接着シートSが貼付された被着体としてのウエハWを保持する支持手段11と、帯状の剥離用テープPTを繰り出す繰出手段12と、剥離用テープPTを接着シートSの外縁側に貼付する貼付手段13と、接着シートSに貼付された剥離用テープPTに張力を付与して当該接着シートSをウエハWから剥離する張力付与手段14と、支持手段11の上方に設けられた折畳手段15、圧接手段16及び折畳補助手段17と、前記各手段11〜17の動作を制御する制御手段18とを備えて構成されている。なお、剥離用テープPTは感熱接着性の接着テープを採用している。また、本実施形態における接着シートSは、基材シートの一方の面に接着剤層を有し、この接着剤層を介してウエハWに貼付されている。
前記支持手段11は、リングフレームRFの開口内部に配置され回路面の反対面(図1中下面)側からダイシングシートDSを介して当該リングフレームRFと一体化されるとともに、回路面に接着シートSが貼付されたウエハWを図1中上面で吸着して保持するテーブルからなる。
前記繰出手段12は、図示しないフレームに支持されて巻回された剥離用テープPTを繰出可能に支持する支持軸19と、駆動機器としてのモータM1を介して回転可能な駆動ローラ20と、当該駆動ローラ20との間に剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ21と、剥離用テープPTを図1中下方から支持する板状のガイド部材23と、このガイド部材23とで剥離用テープPTを挟み込む回転自在なプレスローラ25と、このプレスローラ25を昇降させる駆動機器としての昇降用シリンダ26とを備えて構成されている。ガイド部材23は、駆動機器としてのシリンダ27を介して図1中左右方向に移動可能に設けられ、図2(A)に示されるように、プレスローラ25で挟み込んだ剥離用テープPTのリード端領域を後述するチャック61により把持できる位置に導くことが可能となっている。
前記貼付手段13は、駆動機器としての直動モータ49と、当該直動モータ49によって上下方向に進退可能に設けられたヒータ50Aを有する押圧ヘッド50とを備えている。この貼付手段13は、後述するチャック47により接着シートSの上面側に繰り出された剥離用テープPTを押圧ヘッド50で押圧して加熱することで、剥離用テープPTを接着シートSの一端側(図1中右端側)に接着するようになっている。貼付手段13の図1中左側には、カッター刃53と、このカッター刃53の下方に設けられた凹部を有するテープ受け板54と、カッター刃53を図1中紙面直交方向及び上下方向に移動させる駆動機器としてのシリンダ55及び56とにより構成されたテープ切断手段52が設けられている。
前記張力付与手段14は、支持手段11を図1中左右方向に移動させるための駆動機器としての直動モータ59及びそのスライダ60と、貼付手段13の下方に設けられ、剥離用テープPTを把持部材61Aで把持可能な駆動機器としてのチャック61とを備えている。チャック61は、図示しない駆動機器を介して図1中左右方向に移動可能に構成されている。
前記折畳手段15は、図2(D)に示されるように、接着シートSの基材シート側に当接しつつ、図示しない駆動機器によって回転可能な折畳ローラ64と、この折畳ローラ64を同図中上下方向に変位可能な駆動機器としての直動モータ65と、この直動モータ65に連結され、支持手段11の上方で当該直動モータ65を同図中左右方向に移動可能な図示しない駆動機器とを備えている。
前記圧接手段16は、剥離された接着シートSの接着剤側に当接しつつ当該接着シートSを折畳ローラ64とで挟み込み可能な圧接ローラ68と、この圧接ローラ68を同図中上下方向に変位可能な駆動機器としての直動モータ69と、この直動モータ69に連結され、支持手段11の上方で当該直動モータ69を同図中左右方向に移動可能な図示しない駆動機器とを備えている。
前記折畳補助手段17は、剥離された接着シートSに対し、空気等の気体を吐出可能なノズル70を含み、当該ノズル70からの空気の吐出により、接着シートSに下向きの外力が付与されて折り畳み位置を設定することが可能となる。なお、ノズル70は、図3中紙面直交方向に延びるライン状の空気を吐出可能に設けられ、折畳補助手段17の下方位置には、剥離された接着シートSを回収するための回収ボックス72が設けられている。
前記制御手段18は、シーケンサやパーソナルコンピュータ等で構成することができる。制御手段18には、操作パネル等からなる図示しない入力手段が接続され、この入力手段により前記各駆動機器の作動条件やデータ等を入力可能となっている。また、制御手段18は、前記各駆動機器の動作方向、動作量、動作速度等の条件を決定し、これらを制御する機能を備えている。
次に、前記シート剥離装置10による接着シートSの剥離方法について説明する。
初めに、支持軸19から剥離用テープPTを引き出し、駆動ローラ20及びピンチローラ21の間を通過させた後、剥離用テープPTのリード端側がガイド部材23の先端からはみ出た状態としつつ、プレスローラ25とガイド部材23とで剥離用テープPTを挟み込んだ状態とする。
そして、図示しない搬送手段を介して、支持手段11の上面にリングフレームRFと一体化されるとともに、回路面に接着シートSが貼付されたウエハWを支持させると、接着シートSの図1中右側外縁位置が押圧ヘッド50の直下で停止するように、直動モータ59が支持手段11を移動させる。
次いで、図2(A)に示されるように、シリンダ27を介してガイド部材23を同図中右方向に進行させると同時に、モータM1を作動して駆動ローラ20を回転させて剥離用テープPTを繰り出す。これにより、チャック61の把持部材61A間にガイド部材23及び剥離用テープPTのリード端側が位置する。そして、プレスローラ25が上方へ退避し、ガイド部材23を後退させると、把持部材61A間に剥離用テープPTが残されてチャック61の動作によって把持される。その後、図示しない駆動機器によってチャック61を図2(A)の二点鎖線で示される位置に移動させて剥離用テープPTを引き出し、押圧ヘッド50の下方で接着シートSに対向するように剥離用テープPTを位置させる。
次に、図2(B)に示されるように、押圧ヘッド50を直動モータ49によって下方へ移動させると、剥離用テープPTが押し下げられて接着シートSに当接し、剥離用テープPTがヒータ50Aによって加熱されて接着シートSの一端側(同図中右端側)に接着する。その後、プレスローラ25とガイド部材23とで剥離用テープPTを挟み込み、シリンダ55、56を作動させてテープ受け板54上でカッター刃53により剥離用テープPTを切断する。
剥離用テープPT切断後、図2(C)に示されるように、接着シートSの同図中右端近傍に、図示しない駆動機器を介して折畳ローラ64及び圧接ローラ68を移動させ、剥離テープPTを挟み込む。
次に、図示しない駆動機器によってチャック61を左方向に移動させ、ウエハW上の接着シートSに剥離用テープPTが対向するように折り返す。そして、接着シートSに貼付された剥離用テープPTと支持手段11とが反対方向に相対移動するように、制御手段18が直動モータ59等を介して、チャック61を図2中左方向へ、支持手段11を図2中右方向へ同速で移動させる。このとき、折畳ローラ64は、直動モータ65によって接着シートSをウエハWに押圧する位置に保たれ、圧接ローラ68は、直動モータ69によってウエハWの回路面に接触することのない位置に保たれる。これにより、剥離された接着シートSと、未剥離の接着シートSとが対向するように折り返され、当該接着シートSがウエハWから剥離される。
接着シートSの剥離を終えると、図3(A)に示されるように、チャック61で剥離用テープPTを把持しつつ、接着シートSの他端側(同図中右端側)が折畳ローラ64及び圧接ローラ68により挟持される。その後、剥離された接着シートSにノズル70から空気を吐出し、接着シートSの折り畳み位置に当該折り畳みのきっかけとなる外力を付与する。次に、図示しない駆動機器を作動し、チャック61と、折畳ローラ64及び圧接ローラ68とを接近させる。これにより、図3(B)に示されるように、接着シートSが折り畳まれ、且つ、折畳ローラ64に掛け回される接着シートS他端側の接着剤層に対し、剥離用テープPTが貼付され、折り畳み縁SEが形成される。また、図示しない加熱手段によって剥離用テープPTに熱を加えて接着シートSに貼付するようにしてもよい。
次いで、チャック61による剥離用テープPTの把持を解除して退避した後、折畳ローラ64が図示しない駆動機器によって図3(B)の矢印方向に回転される。これにより、図3(C)に示されるように、折畳ローラ64及び圧接ローラ68の間を折り畳まれた接着シートSが通過し、下方に位置していた折り畳み縁SEが徐々に引き上げられ、折り畳まれた接着シート同士がその厚み方向に圧力が付与され、折り畳まれて対向する面の間に空間Vを介在させることなく接着シートSを折り畳むことができる。そして、折畳ローラ64及び圧接ローラ68の回転を継続することにより、折り畳まれた接着シートSが回収ボックス72内に落下して回収される。
接着シートSが剥離されたウエハWは、図示しない搬送手段により次工程に搬送される。そして、支持手段11、折畳ローラ64、圧接ローラ68及びチャック61が初期位置に復帰した後、上記同様の動作が繰り返されることとなる。
従って、このような実施形態によれば、折畳ローラ64等によって剥離された接着シートSを折り畳むので、当該接着シートSをコンパクトにして回収でき、また、接着シートSをローラに巻回する場合に比べて広い回収スペースが必要となることを抑制することができる。これにより、シート剥離装置10全体の小型化に寄与することができ、設置スペースを縮小して工場内に他の装置を設置し得る等、有効スペースの拡大化を図ることが可能となる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記折畳補助手段17は、接着シートSの折り畳み位置に当接して押圧可能な板状体等としてもよい。
また、図3(B)において、接着シートS他端側の接着剤層に貼付される領域は、接着シートSの一端側としたり、当該一端側及び剥離用テープPTの両方としたりしてもよい。
更に、本発明における被着体としては、半導体ウエハに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハであってもよい。
また、剥離用テープPTは、感熱接着性の接着テープ以外に感圧接着性の接着テープを採用してもよい。
更に、接着シートSの剥離動作は、チャック61の図中左右方向の動作を停止させ、折畳ローラ64、圧接ローラ68及び支持手段11を移動させてもよいし、支持手段11の図中左右方向の動作を停止させ、折畳ローラ64、圧接ローラ68及びチャック61を移動させるように制御手段18で制御してもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
更に、前記接着シートSは、紫外線等のエネルギー線によってその接着力が低下するエネルギー線硬化型の接着剤を有するものであってもよく、接着シートSを剥離する前段で、当該接着シートSに図示しないエネルギー線照射手段によってエネルギー線を照射してもよい。このような場合、接着シートSにエネルギー線が照射されたとしても、全く接着力がなくなるわけではないので、折り畳まれて対向する面の間に空間Vを介在させることなく接着シートSを折り畳むことができる。このとき、剥離用テープPTを感圧接着性の接着テープとすれば、剥離用テープPTをウエハW他端側に接着し易くなる。
また、前記実施形態では、折畳手段が接着シートSを1回だけ折り畳む例を示したが、図示しない駆動機器等を介して、接着シートSを2回以上折り畳むように構成してもよい。
更に、前記実施形態では、折畳手段によって接着シートSの接着剤面同士を合わせ面として折り畳んだが、基材シート面同士を合わせ面として折り畳んでもよいし、接着シートSを捻るようにして接着剤面と基材シート面とを合わせ面として折り畳んでもよい。
10 シート剥離装置
13 貼付手段
14 張力付与手段
15 折畳手段
16 圧接手段
17 折畳補助手段
PT 剥離用テープ
S 接着シート
W 半導体ウエハ(被着体)

Claims (4)

  1. 被着体の一方の面に貼付された接着シートを剥離用テープを介して剥離するシート剥離装置であって、
    前記接着シートの一端側に剥離用テープを貼付する貼付手段と、前記接着シートに貼付された剥離用テープに張力を付与して当該接着シートを一端側から他端側に向けて前記被着体から剥離する張力付与手段と、前記剥離用テープ及び接着シート一端側の少なくとも一方を接着シートにおける他端側に貼付して前記剥離された接着シートを折り畳み可能な折畳手段と、前記接着シート同士が近付く厚み方向に圧力を付与することで、当該接着シート同士が接着する領域を前記折畳手段で貼付された領域よりも大きくする圧接手段とを備えていることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 前記張力付与手段は剥離用テープを把持可能な駆動機器を備え、前記折畳手段は折畳ローラを備え、前記圧接手段は圧接ローラを備え、
    前記折畳ローラおよび圧接ローラは、張力付与手段で剥離された接着シートの他端側を挟持可能に設けられ、
    前記折畳ローラは、前記駆動機器の接近により前記剥離用テープ及び接着シート一端側の少なくとも一方を接着シートにおける他端側に貼付して前記剥離された接着シートを折り畳み、
    前記圧接ローラは、当該折り畳まれた接着シートを前記折畳ローラとの間を通過させ、当該接着シート同士が近付く厚み方向に圧力を付与することで、当該接着シート同士が接着する領域を前記駆動機器と折畳ローラとで貼付された領域よりも大きくすることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
  3. 前記折畳手段により接着シートを折り畳むときに、当該接着シートの折り畳み位置に外力を付与可能な折畳補助手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート剥離装置。
  4. 被着体の一方の面に貼付された接着シートを剥離用テープを介して剥離するシート剥離方法であって、
    前記接着シートの一端側に剥離用テープを貼付する工程と、
    前記接着シートに貼付された剥離用テープに張力を付与して当該接着シートを一端側から他端側に向けて前記被着体から剥離する工程と、
    前記剥離用テープ及び接着シート一端側の少なくとも一方を接着シートにおける他端側に貼付して前記剥離された接着シートを折り畳む工程と、
    前記接着シート同士が近付く厚み方向に圧力を付与することで、当該接着シート同士が接着する領域を前記接着シートを折り畳む工程で貼付された領域よりも大きくする工程とを備えていることを特徴とするシート剥離方法。
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