JP5558840B2 - シート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

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本発明は、シート剥離装置及び剥離方法に係り、更に詳しくは、被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを接着し、当該剥離用テープを介して接着シートを剥離することができるシート剥離装置及び剥離方法に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と称することがある)の処理工程では、ウエハはその回路面に保護用の接着シートが貼付され、裏面研削等、種々の処理が行われた後、この接着シートは剥離される。このような接着シートの剥離装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。同文献において、ウエハから接着シートを剥離する工程は、帯状の剥離用テープを接着シート上に繰り出し、接着シートに剥離用テープを貼り付けた後、剥離用テープとウエハとを相対移動することにより行われる。
特開2004−165570号公報
しかしながら、特許文献1の剥離装置にあっては、採用される剥離用テープが1本であるため、接着シートの性質や材質によって、剥離用テープが接着し難い場合、剥離用テープを都度交換しなければならず、そのために余計な労力が必要になる、という不都合がある。また、採用される剥離用テープが1本では、近年大径化されるウエハの平面サイズに対応した接着シートに比べて剥離用テープの幅が小さくなり、剥離時に剥離用テープが延びたり切断したりして剥離不良が多発する、という不都合がある。この場合、剥離用テープの幅が大きなものを採用したり、材質を変更して延び難いものや切断され難いものとすることが考えられるが、この場合でも、剥離対象となるウエハの平面サイズが変更される度に剥離用テープも変更しなければならないため、当該変更に伴う手間が負担となる、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明の目的は、種々の性質、材質及び平面サイズの接着シートの剥離に難なく対応できるシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、被着体の一方の面に貼付された接着シートを剥離用テープを介して当該被着体から剥離するシート剥離装置において、
前記剥離用テープを支持する支持手段と、前記剥離用テープを繰り出す繰出手段と、前記剥離用テープを接着シートに押圧して貼付する貼付手段と、前記接着シートに貼付された剥離用テープを前記被着体に対して相対移動させることで接着シートを剥離する移動手段とを備え、
前記支持手段は、複数の剥離用テープを支持可能に設けられ、
前記貼付手段は、複数の剥離用テープを1の接着シートに貼付する、という構成を採っている。
本発明において、前記繰出手段は、複数の剥離用テープの内、少なくともの剥離用テープを選択して繰り出し可能に設けられる、という構成を採ることが好ましい。
また、前記貼付手段は、前記繰出手段で繰り出された剥離用テープの内、少なくとも2の剥離用テープを選択して前記接着シートに貼付可能に設けられる、という構成も好ましくは採用される。
更に、前記各剥離用テープの残量を検出可能な検出手段を備え、
前記繰出手段は、前記検出手段による何れかの剥離用テープの残量の検出結果が所定量となったときに、前記何れかの剥離用テープの繰り出しを停止して他の剥離用テープを繰り出し可能に設けられる、という構成を採ってもよい。
また、本発明の剥離方法は、被着体の一方の面に貼付された接着シートを剥離用テープを介して当該被着体から剥離するシート剥離方法において、
複数の剥離用テープを支持する工程と、
1の繰出動作によって複数の剥離用テープを繰り出す工程と、
1の貼付動作によって複数の剥離用テープを1の接着シートに貼付する工程と、
前記被着体に貼付された複数の剥離用テープを当該被着体に対して相対移動させ、被着体から接着シートを剥離する工程とを備える、という方法を採っている。
本発明によれば、支持手段が複数の剥離用テープを支持可能に設けられているので、例えば、性質や材質が異なる複数剥離用テープを予め装置内に用意しておくことができる。
また、複数の剥離用テープの内、少なくとも2の剥離用テープを選択して繰出可能としたので、例えば、性質や材質が異なる剥離用テープを複数用意しておき、その中から接着シートの性質や材質によって、剥離用テープが接着し易いものを選択して使用することができる。これにより、接着シートの性質や材質によって剥離用テープを都度交換しなければならないといった不都合を解消することができる。
また、複数の剥離用テープの内、少なくとも2の剥離用テープを選択して接着シートに貼付可能としたので、例えば、被着体が大径化した接着シートであっても、複数の接着シートを介して当該接着シートを剥離することができる。これにより、大型化されたウエハの平面サイズ対応した接着シートに比べて剥離用テープの幅が小さくなり、剥離時に剥離用テープが延びたり切断したりして剥離不良が多発するといった不都合を解消することができる。しかも、ウエハのサイズに応じて剥離用テープを貼付する本数を変える、或いは、幅が異なる剥離用テープの何れかを選択的に貼付することが可能となる。これにより、ウエハの平面サイズが変更されても、剥離用テープの使用量や幅を適当に保って剥離用テープの無駄を抑制しつつ、従来のような剥離用テープ変更に伴う負担を軽減でき、汎用性を向上させることができる。
更に、繰出手段によって複数繰り出された剥離用テープの内、少なくとも2を選択して前記接着シートに貼付可能としたことで、繰り出されただけで接着シートに貼付しなかった剥離用テープは、次回の剥離対象となる接着シートに貼付することができるので、接着シートの剥離時間を短縮して処理能力を向上させることができる。
また、何れかの剥離用テープの残量を検出した結果により他の剥離用テープを繰り出すようにした場合、何れかの剥離用テープがなくなって掛け替え作業を行っている間に、他の剥離用テープを用いて剥離を継続することができ、剥離の処理効率が低下することを防止することができる。
実施形態に係るシート剥離装置の概略斜視図。 図1の一部断面視した正面図。 (A)〜(C)は、接着シートの剥離動作説明図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
また、以降において特に明示しない限り、「上」、「下」、「左」、「右」は、図2を基準として用いる。
図1〜図3において、シート剥離装置10は、被着体としてのウエハWを保持する保持手段Tと、剥離用テープPTを支持する支持手段11と、帯状の剥離用テープPTを繰り出す繰出手段12と、ウエハWの回路面(上面)に貼付された接着シートSの外縁側に剥離用テープPTを貼付する貼付手段14と、接着シートSに貼付された剥離用テープPTと保持手段Tに保持されたウエハWとを相対移動させる移動手段15とを備えて構成されている。なお、剥離用テープPTは、本実施形態では、感熱接着性の接着テープが採用され、Y軸方向に2本並設されている。前記ウエハWは、リングフレームRFの開口内部に配置されて回路面の反対面(下面)側からダイシングシートDSを介して当該リングフレームRFと一体化されている。
前記保持手段Tは、リングフレームRFと一体化されたウエハWをダイシングシートDS側から上面で吸着して保持するテーブル18と、このテーブル18をY軸方向に移動可能に支持する駆動手段19とを備えている。
前記支持手段11は、図示しないフレームに支持され、巻回された2本の剥離用テープPTをそれぞれ独立して繰り出し可能に支持する支持軸21と、支持軸21から繰り出される剥離用テープPTが掛け回される2個のガイドローラ22A、22Bとを備えている。
前記繰出手段12は、図示しないフレームに支持され、剥離用テープPTの幅方向すなわちY軸方向に並設された2体の繰出ユニット24と、図示しない駆動手段を介してX軸方向へ移動可能に設けられると共に、2本の剥離用テープPTを把持部材47Aで同時に把持可能なチャック47とを備えている。
前記各繰出ユニット24は、剥離用テープPTを検出する検出手段26と、略水平方向に向けられた板状のガイド部材27と、このガイド部材27上に剥離用テープPTを押さえ付ける回転自在なプレスローラ28と、このプレスローラ28を昇降させる昇降用シリンダ29とをそれぞれ備えている。
前記検出手段26は、図2に示されるように、支持軸21より上方で巻回された剥離用テープPTの有無を検出する第1センサ31と、支持軸21とガイドローラ22Aとの間の剥離用テープPTの有無を検出する第2センサ32とを備えている。検出手段26では、第1センサ31で剥離用テープPTが無いと検出すると、その剥離用テープPTの残量が一定量以下と認識でき、更に、第2センサ32で剥離用テープPTが無いと検出すると、支持軸21に巻回された剥離用テープPTが無いと認識可能となる。
前記ガイド部材27は、シリンダ33のスライダ33Aに取り付けられ、X軸方向に移動可能に設けられている。これにより、ガイド部材27は、図3(A)に示されるように、プレスローラ28で押え付けられる剥離用テープPTを下から支持し、そのリード端領域をチャック47の把持部材47Aで把持できる位置に導くことが可能となっている。
前記貼付手段14は、Y軸方向に並設された2体の貼付ユニット35を有する。各貼付ユニット35は、直動モータ36と、当該直動モータ36によって上下方向に進退可能に設けられたヒータ37Aを有する押圧ヘッド37とをそれぞれ備えている。貼付ユニット35は、チャック47により接着シートSの上面側に繰り出された剥離用テープPTを押圧ヘッド37で接着シートSに押圧して加熱することで、剥離用テープPTを接着シートSに接着するようになっている。
貼付手段14の図2中左側には、テープ切断手段39が設けられている。このテープ切断手段39は、カッター刃40と、このカッター刃40の下側に設けられ、凹部を上面に有するテープ受け板41と、カッター刃40をY軸方向に移動させるシリンダ42と、同カッター刃40をZ軸方向に移動させるシリンダ43とにより構成されている。
前記移動手段15は、直動モータ45からなり、そのスライダ46が駆動手段19の下方に取り付けられて保持手段TをX軸方向に移動可能に設けられている。
次に、シート剥離装置10による接着シートSの剥離方法について説明する。
初めに、支持軸21から各剥離用テープPTをそれぞれ引き出し、ガイドローラ22A、22Bを掛け回してから各繰出ユニット24を通過させ、各剥離用テープPTのリード端側が各ガイド部材27の先端からはみ出た状態としつつ、各プレスローラ28により各ガイド部材27上に剥離用テープPTを押さえ付けた状態とする。
そして、図示しない搬送手段を介して、テーブル18の上面にリングフレームRFと一体化されたウエハWを保持させる。次いで、直動モータ45を介して保持手段Tを移動させつつ、図示しないセンサを介して接着シートSの図2中右側外縁を検知し、当該外縁位置が押圧ヘッド37の直下で停止するように直動モータ45を制御する。
次いで、2本の剥離用テープPTの両方を用いて接着シートSを剥離する場合、図3(A)に示されるように、各シリンダ33を介して各ガイド部材27を同図中右方向に進行させて各剥離用テープPTを同時に繰り出す。これにより、チャック47の把持部材47A間に各ガイド部材27及び各剥離用テープPTのリード端側が位置する。そして、各プレスローラ28が上方へ退避し、各ガイド部材27を後退させると、把持部材47A間に各剥離用テープPTが残されてチャック47の動作によって把持される。その後、図示しない駆動手段を介してチャック47を図3(A)の二点鎖線で示される位置に移動させて各剥離用テープPTをそれぞれ引き出し、各押圧ヘッド37の下方で接着シートSに対向するように各剥離用テープPTを位置させる。
次に、図3(B)に示されるように、各ヒータ37Aにより加熱された各押圧ヘッド37を各直動モータ36によって下方へ移動させ、各剥離用テープPTを接着シートSに加熱して同時に接着させる。その後、各プレスローラ28により各ガイド部材27上に各剥離用テープPTを押さえ付け、シリンダ42、43を作動することで、テープ受け板41上でカッター刃40により2本の剥離用テープPTが切断される。
その後、図3(C)に示されるように、接着シートSに貼付された各剥離用テープPTと保持手段Tとが反対方向に相対移動するように、直動モータ45等を介して、チャック47及び保持手段Tを移動させる。これにより、接着シートSがウエハWから剥離される。
接着シートSの剥離を終えると、図示しない搬送手段によりウエハWが次工程に搬送され、接着シートSとそれに貼付された各剥離用テープPTは図示しない回収手段によって回収させる。そして、保持手段T及びチャック47が初期位置に復帰した後、上記同様の動作が繰り返されることとなる。
ここで、各剥離用テープPTの幅を異なるものを採用したり、接着シートSの性質や材質に合わせて、それらに貼付し易い性質や材質の異なる剥離用テープPTを採用した場合には、接着シートSの平面サイズや接着シートSの性質や材質に応じて何れか一方の剥離用テープPTを選択して貼付してもよい。この場合、何れか一方の剥離用テープPTだけを前述と同様に繰り出し、他方の剥離用テープPTの繰り出しは行わない制御とすることで実現できる。具体的には、一方のシリンダ33を介して一方のガイド部材27を図3(A)中右方向に進行させて一方の剥離用テープPTだけを繰り出す。これにより、チャック47の把持部材47A間に一方のガイド部材27及び一方の剥離用テープPTのリード端側が位置する。そして、一方の剥離用テープPTだけをチャック47により把持させ、一方の押圧ヘッド37だけを作動して前述のように剥離用テープPTを接着シートSに接着させる。この接着の前において、作動する押圧ヘッド37の直下に、接着シートSの図2中右側外縁位置が停止するように直動モータ45及び駆動手段19が制御される。そして、剥離用テープPTの接着後、前述と同様に剥離用テープPTの切断、剥離用テープPTと保持手段Tとの相対移動が行われ、接着シートSが剥離される。なお、ウエハWの平面サイズに応じ、全ての剥離用テープPTを用いたり、1本の剥離用テープPTを用いたりする等、利用する剥離用テープPTの本数を変えてもよい。
また、同様の剥離用テープPTを採用し、一方の剥離用テープPTで前述と同様の剥離動作を繰り返し行い、当該一方の剥離用テープPTがなくなった後、又は、なくなる直前に、他方の剥離用テープPTを用いて前述した剥離を行ってもよい。この場合、第1センサ31で一方の剥離用テープPTが所定の残量になったことが検出されたり、第2センサ32で一方の剥離用テープPTがないことが検出されたりすると、それまで採用されていた一方の繰出ユニット24及び貼付ユニット35の作動を停止させ、他方の剥離用テープPTの繰出ユニット24や貼付ユニット35等を作動させて同様の剥離動作を行うようにする。なお、剥離用テープPTの変更に応じ、駆動手段19によりテーブル18をY軸方向に変位して位置調整することが好ましい。
従って、このような実施形態によれば、剥離に利用する剥離用テープPTを使用本数、幅、性質や材質の異なるものに簡単に変更することができ、剥離不良を防止しつつ、接着シートSの性質や材質並びに平面サイズの変更に容易に対応することが可能となる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、支持手段11が2本の剥離用テープPTを支持する構成を図示して説明したが、支持手段11は、3本以上の剥離用テープPTを支持可能な構成としてもよい。
更に、前記実施形態では、支持手段11が支持した剥離用テープPTの数(2本)に合わせて繰出ユニット24が2体の場合を図示して説明したが、繰出ユニット24は、1体でもよいし、支持手段11が支持した剥離用テープPTが3体以上の場合、その数に応じて3体以上であってもよい。つまり、繰出ユニット24は、支持手段11が支持した複数の剥離用テープPTの内、少なくとも1の剥離用テープPTを選択的にチャック47の把持部材47Aで把持できる位置に導くことが可能であれば足りる。
また、本発明における被着体としては、半導体ウエハに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
更に、剥離用テープPTは、感熱接着性の接着テープ以外に感圧接着性の接着テープを採用してもよい。なお、剥離用テープPTに感圧接着性の接着テープを採用した場合、押圧ヘッド37の加熱は行わなくてもよい。また、剥離用テープPTに感圧接着性の接着テープを採用した場合、ガイド部材27にフッ素樹脂コート等の不接着処理を施したり、チャック47がガイド部材27に接着した剥離用テープPTを剥離する動作を加えたりしてもよい。また、剥離用テープPTの接着剤層側に剥離シートが仮着されたものを採用し、当該剥離用テープPTを接着シートSに貼付する前段で、この剥離シートを除去するような剥離シート除去手段を設けてもよい。
また、接着シートSの剥離動作は、前述のように剥離を行える限りにおいて、チャック47のX軸方向の動作を停止させ、保持手段Tを移動させてもよいし、逆に保持手段TのX軸方向の動作を停止させ、チャック47を移動させてもよい。
更に、チャック47を剥離用テープPTの数だけ設け、複数の剥離用テープPTを繰り出しておき、その中から一部の剥離用テープPTを選択して接着シートSに貼付するように構成すれば、次の剥離対象となる接着シートSに対して先の貼付で選択されなかった別の剥離用テープPTを選択して貼付することができ、次回以降において、剥離用テープPTの繰出動作と剥離用テープPTの剥離動作とをオーバラップさせて接着シートSの剥離を行うことができるので、接着シートSの剥離時間を短縮し、シート剥離装置の処理能力を向上させることができる。
また、駆動手段19により、テーブル18をY軸方向に変位して剥離用テープPTの接着シートSへの接着位置を任意に選択できるようにしたり、支持手段11、繰出手段12、貼付手段14等をY軸方向に変位可能に設け、剥離用テープPTの接着シートSへの接着位置を任意に選択できるようにしたりしてもよい。
10 シート剥離装置
11 支持手段
12 繰出手段
14 貼付手段
15 移動手段
21 支持軸(支持手段)
26 検出手段
PT 剥離用テープ
S 接着シート
W 半導体ウエハ(被着体)

Claims (4)

  1. 被着体の一方の面に貼付された接着シートを剥離用テープを介して当該被着体から剥離するシート剥離装置において、
    前記剥離用テープを支持する支持手段と、前記剥離用テープを繰り出す繰出手段と、前記剥離用テープを接着シートに押圧して貼付する貼付手段と、前記接着シートに貼付された剥離用テープを前記被着体に対して相対移動させることで接着シートを剥離する移動手段とを備え、
    前記支持手段は、複数の剥離用テープを支持可能に設けられ、
    前記貼付手段は、複数の剥離用テープを1の接着シートに貼付することを特徴とするシート剥離装置。
  2. 前記貼付手段は、前記繰出手段で繰り出された剥離用テープの内、少なくとも2の剥離用テープを選択して前記接着シートに貼付可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のシート剥離装置。
  3. 前記各剥離用テープの残量を検出可能な検出手段を備え、
    前記繰出手段は、前記検出手段による何れかの剥離用テープの残量の検出結果が所定量となったときに、前記何れかの剥離用テープの繰り出しを停止して他の剥離用テープを繰り出し可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート剥離装置。
  4. 被着体の一方の面に貼付された接着シートを剥離用テープを介して当該被着体から剥離するシート剥離方法において、
    複数の剥離用テープを支持する工程と、
    1の繰出動作によって複数の剥離用テープを繰り出す工程と、
    1の貼付動作によって複数の剥離用テープを1の接着シートに貼付する工程と、
    前記被着体に貼付された複数の剥離用テープを当該被着体に対して相対移動させ、被着体から接着シートを剥離する工程とを備えていることを特徴とするシート剥離方法。
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