JP4781221B2 - キッチン内電気機器電力制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えばシステムキッチンにおいて、一つのブレーカを介して電力供給される複数のキッチン内電気機器への供給可能電力を指令する電力指令装置を備えたキッチン内電気機器電力制御システムに関する。
従来より、一つのブレーカを介して複数のキッチン内電気機器(例えば、複数の誘導加熱調理器)へ電力供給するようにしたものが知られている。このようなものにおいて、200V電圧の家庭用の加熱調理機器である誘導加熱調理機器は、その最大使用電力量が4800W(または5800W)と火災予防条例で定められている。このため、複数の誘導加熱調理器をそのまま同時使用すると、最大使用電力量が4800W(または5800W)を超えてしまい、ブレーカが落ちてしまう。そこで、複数の誘導加熱調理機器の使用時の総消費電力を、1台分の最大出力以下に制御する出力制御装置を設けて、複数の誘導加熱調理器の同時使用を可能としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−110033号公報(第4図)
このように従来は、複数の誘導加熱調理機器の使用時の総消費電力を、1台分の最大出力以下となるように単に機械的に電力制御することで、ブレーカ容量を超えないようにして、ブレーカが落ちるのを防止している。しかしながら、システムキッチンに設置されるキッチン内電気機器は、誘導加熱調理機器の一種類に限られるものでなく、他に炊飯器、グリル調理器、電子レンジ、食器洗浄乾燥機等、様々な種類の電気機器が設置されるのが一般的であり、これらの電気機器が一つのブレーカを介して接続されるようになっている。
したがって、これら各種のキッチン内電気機器を、ブレーカ容量を超えないように単に機械的に電力制限したのでは各種のキッチン内電気機器の特性を無視することになり、作業性が損なわれ、美味しく調理できない問題が発生する。例えば、炊飯器は、吸水工程後の沸騰工程で大電力を投入して一気に炊き上げると美味しいご飯ができるが、沸騰工程で投入電力が制限されてしまうと、一気に炊き上げることができず美味しいご飯ができない。また、例えば電子レンジでの調理は短時間で完了し、誘導加熱調理器での調理はそれよりも長い時間を必要とする。電子レンジ使用時に、誘導加熱調理器の電力を制限してしまうと、誘導加熱調理器での調理時間が更に長引き、電子レンジで調理したものは完成しても、誘導加熱調理器での調理は完成が遅れ、電子レンジ調理物が冷めてしまう問題が発生する。
本発明の技術的課題は、調理性能や調理作業性を損なわずに一つのブレーカを介して接続されたキッチン内電気機器への電力供給を、ブレーカ容量を超えないように制御できるようにすることにある。
本発明に係るキッチン内電気機器電力制御システムは、一つのブレーカを介して電力が供給される複数のキッチン内電気機器と、各々のキッチン内電気機器が使用できる最大電力を指令する電力指令装置とを備え、各キッチン内電気機器は、前記電力指令装置へ要求電力を送信するとともに、前記電力指令装置から送信される前記最大電力を超えないように電力制御する使用電力制御手段を備え、電力指令装置は、各キッチン内電気機器の使用電力制御手段からの前記要求電力を合計する要求電力加算器と、要求電力加算器が加算した合計電力とブレーカ容量とを比較する比較器と、比較器の比較結果から合計電力の超過量を判定し、出力する要求電力超過量判定手段と、要求電力超過量判定手段からの合計電力の超過量と予め定めた優先順位に従って、各キッチン内電気機器に対する使用電力の削減幅を決定し、これら各キッチン内電気機器の使用電力制御手段に前記最大電力を返信する使用電力削減幅決定手段とを備え、各キッチン内電気機器の使用電力制御手段は、前記要求電力より前記最大電力の方が小さいとき、前記最大電力を超えないように使用電力を削減して機器の運転をするとともに、その使用電力削減量に応じて対応する機器の運転時間を延長するものである。
また、本発明に係るキッチン内電気機器電力制御システムは、一つのブレーカを介して電力が供給される複数のキッチン内電気機器と、各々のキッチン内電気機器が使用できる最大電力を指令する電力指令装置とを備え、各キッチン内電気機器は、前記電力指令装置へ要求電力を送信するとともに、前記電力指令装置から送信される前記最大電力を超えないように電力制御する使用電力制御手段と、電力供給優先ボタンをそれぞれ備え、電力指令装置は、各キッチン内電気機器の使用電力制御手段からの前記要求電力を合計する要求電力加算器と、要求電力加算器が加算した合計電力とブレーカ容量とを比較する比較器と、比較器の比較結果から合計電力の超過量を判定し、出力する要求電力超過量判定手段と、要求電力超過量判定手段からの合計電力の超過量と予め定めた優先順位もしくは電力供給優先ボタンが押されることによって変更された優先順位に従って、各キッチン内電気機器に対する使用電力の削減幅を決定し、これら各キッチン内電気機器の使用電力制御手段に前記最大電力を返信する使用電力削減幅決定手段と、を備えるものである。
本発明のキッチン内電気機器電力制御システムにおいて、キッチン内にはこの種のシステムに必ず設置される誘導加熱調理器への電力供給用に200V30Aの配線がされており、最大5800Wまでの電力が使用できるようになっている。炊飯器や電子レンジ、グリル調理器、食器洗浄乾燥機も通常の100Vではなく、200Vを使用することでハイパワー化が図れるが、この場合には誘導加熱調理器への電力供給用の配線とは別に200Vの配線を行なうことが必要となるため、コストがかかってしまう。誘導加熱調理器用の200V30Aの配線に他のキッチン内電気機器(炊飯器や電子レンジ、グリル調理器、食器洗浄乾燥機など)を接続することで、新たな配線を準備する必要はなくなるが、この場合、誘導加熱調理器と他のキッチン内電気機器とを同時使用すると、ブレーカ容量を超え、ブレーカが働き、電力を遮断してしまう可能性が高くなる。
本発明のように、複数のキッチン内電気機器の使用電力制御手段からの要求電力の合計電力がブレーカの容量を超えないように、予め定めた優先順位に従って各キッチン内電気機器に対する使用電力の削減幅を決定することで、使用電力がブレーカ容量を超えないように制御できることはもとより、例えば調理性能や調理作業性に基づいて優先順位を決めておけば、機械的に電力制限する場合と異なり、調理性能、調理作業性を維持するための電力を必要とするキッチン内電気機器に優先して供給することができる。加えて、各キッチン内電気機器の使用電力制御手段が、前記要求電力より電力指令装置の使用電力削減幅決定手段より返信された最大電力の方が小さいとき、前記最大電力を超えないように使用電力を削減するとともに、その使用電力削減量に応じて対応する機器の運転時間を延長するので、使用電力を削減されても従来と同じ仕上がりとなる。
また、加えて、各キッチン内電気機器に電力供給優先ボタンを設けて、電力供給優先ボタンが押されたキッチン内電気機器への電力の確保が最優先となるようにすることで、使用者の要求するキッチン内電気機器に最優先で電力を供給させることができ、使用者の作業性を損なうことがない。
実施の形態1.
以下、図示実施形態により本発明を説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図、図2は本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムを組み込んだシステムキッチンを示す斜視図であり、図1中、太線は交流200Vの電源線、細線は信号線、矢印は信号の方向を示している。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、図1及び図2のようにシステムキッチン10に組み込まれている。すなわち、システムキッチン10には、キッチン内電気機器として、複数の加熱口1a,1b,1cを有する誘導加熱調理器1と、炊飯器2と、グリル調理器3と、電子レンジ4と、食器洗浄乾燥機5(以下、これらを総称して「キッチン内電気機器」という)が組み込まれており、これらキッチン内電気機器1〜5は一つのブレーカ7を介して交流200V電源と接続されている。また、システムキッチン10には、各キッチン内電気機器1〜5と信号線で接続された電力指令装置6Aが組み込まれており、各キッチン内電気機器1〜5の各使用電力制御手段8a,8b,8c,8d,8eと電力指令装置6Aとの間で、要求電力、各調理器の調理状況や使用許可電力等の情報伝達が行われ、電力指令装置6Aが許可した使用電力内で各使用電力制御手段8a〜8eが各キッチン内電気機器1〜5の電力を制御するようになっている。
これを更に詳述すると、誘導加熱調理器1は、電源スイッチで1dと、加熱口1a,1b,1cの電力調整用のダイヤル1e,1f,1gとを有しており、使用者は、電源スイッチ1dを投入して調理状況にあわせて電力調整ダイヤル1e,1f,1gを操作して調理を行うようになっている。
炊飯器2は、炊飯開始ボタン2aを有しており、周知のように炊飯開始ボタン2aが押されると自動的に炊飯をスタートし、吸水工程を経て沸騰工程で一気に炊き上げ、飯を造る調理器である。
グリル調理器3は、スタートボタン3aと、加熱パワー調整用のダイヤル3bと、加熱時間設定用のダイヤル(タイマ)3cとを有しており、ダイヤル3bにて加熱パワーを調整し、タイマ3cを設定し、スタートボタン3aを押すと、設定されたパワーを設定時間出力して調理を完了する調理器である。
電子レンジ4は、スタートボタン4aと、加熱パワー調整用のダイヤル4bと、加熱時間設定用のダイヤル(タイマ)4cとを有しており、ダイヤル4bにて加熱パワーを調整し、タイマ4cを設定し、スタートボタン4aを押すと、設定されたパワーを設定時間出力して調理を完了する調理器である。
食器洗浄乾燥機5は、スタートボタン5aを有しており、スタートボタン5aが押されると洗い工程、すすぎ工程、乾燥工程を経て終了する電気機器である。
電力指令装置6Aは、各キッチン内電気機器1〜5の各使用電力制御手段8a〜8eからの要求電力を合計する要求電力加算器61と、要求電力加算器61が加算した合計電力とブレーカ容量(5800W)とを比較する比較器62と、比較器62の比較結果から合計電力の超過量を判定し、合計電力が5800W以内であれば出力せず、合計電力が5800W以上であれば超過量を出力する要求電力超過量判定手段63と、要求電力超過量判定手段63からの出力がなければ(=超過量が0)、要求電力と同じ使用可能電力を各キッチン内電気機器1〜5の使用電力制御手段8a〜8eに対し返信し、超過量の出力があれば、この合計電力の超過量と予め定めた優先順位に従って、各キッチン内電気機器1〜5に対する使用電力の削減幅を決定し、これら各キッチン内電気機器1〜5の使用電力制御手段8a〜8eに返信する使用電力削減幅決定手段64と、メモリから予め登録されている優先順位を読み、使用電力削減幅決定手段64に設定する優先順位設定手段65とから構成されている。
すなわち使用電力削減幅決定手段64は、ブレーカ容量(5800W)を超えないようにかつ優先順位の低いキッチン内電気機器の使用電力制御手段へは使用電力を減らすように電力要求のあった各キッチン内電気機器に対する使用電力の削減幅を決定するものである。
優先順位とは、限られたブレーカ容量(5800W)内で、調理性能、調理作業性を維持するための電力を必要とするキッチン内電気機器に優先して供給するための順位であり、電力を削減しても使用者への影響が少ないキッチン内電気機器ほど順位が低くなるように予め登録したもので、ここでは炊飯器2、誘導加熱調理器1、グリル調理器1、電子レンジ4、食器洗浄乾燥機5の順で電力確保の優先度が定められており、これによって使用者の作業性が損なわれるのを防止している。
次に、以上の構成を有する本実施形態のキッチン内電気機器システムの動作について図1及び図2に基づき説明する。まず、各キッチン内電気機器1〜5が使用者の操作により動作を開始すると、各キッチン内電気機器1〜5から操作に対応した動作を行うために必要とする電力が電力指令装置6Aに対し出力(要求)される。電力指令装置6Aでは、各キッチン内電気機器1〜5からの電力要求があると、要求電力加算器61にてこれらの要求電力が集計され、集計された合計電力が比較器62にてブレーカ容量(5800W)と比較され、比較結果が要求電力超過量判定手段63に対し出力される。要求電力超過量判定手段63では合計電力が5800W以内(=超過量が0)であれば出力せず、合計電力が5800W以上であれば超過量が使用電力削減幅決定手段64に対して出力される。使用電力削減幅決定手段64では、要求電力超過量判定手段63からの出力がなければ、要求電力と同じ使用可能電力を各キッチン内電気機器1〜5の使用電力制御手段8a〜8eに対し返信し、超過量の出力があれば、この合計電力の超過量と優先順位設定手段65により設定された優先順位に従って、各キッチン内電気機器1〜5に対する使用電力の削減幅を決定し、これら各キッチン内電気機器1〜5の使用電力制御手段8a〜8eに対し返信する。使用電力制御手段8a〜8eでは、電力指令装置6Aが許可した使用電力内で各キッチン内電気機器1〜5の電力を制御し、また電力指令装置6Aから使用電力削減指令があると、これに従って使用電力を削減し、この削減した使用電力内で各キッチン内電気機器1〜5の電力を制御する。
このように、本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいては、各キッチン内電気機器1〜5の使用電力制御手段8a〜8eからの要求電力の合計電力がブレーカの容量を超えないように、電力指令装置6Aによって、予め定めた優先順位に従って各キッチン内電気機器1〜5に対する使用電力の削減幅を決定して各キッチン内電気機器1〜5の使用電力制御手段8a〜8eに指令するようにしているので、使用電力がブレーカ容量を超えないように制御することができる。そして、調理性能や調理作業性に基づいて優先順位を決めておくことで、従来のような機械的に電力制限する場合と異なり、調理性能、調理作業性を維持するための電力を必要とするキッチン内電気機器1〜5に優先して供給することができる。
また、電力指令装置6Aによって、優先順位の低いキッチン内電気機器へは使用電力を減らすように指令しているので、調理性能、調理作業性を維持することができる。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図であり、図中、前述の実施形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、図3のように電力指令装置6Aが、複数のキッチン内電気機器1〜5のうちの一つである誘導加熱調理器1の本体内に搭載されている点が前述の実施形態1のものと異なっており、それ以外の構成は実施形態1のものと同様であり、実施形態1の持つ機能を全て備えているものである。
交流200Vの電源を用いる例えばシステムキッチンの場合、一般に誘導加熱調理器が必ず設置される。したがって、本実施形態のように、電力指令装置6Aを各キッチン内電気機器1〜5のうちの一つである誘導加熱調理器1の本体内に組み込むことにより、本発明をシステムキッチンに容易に適用することができ、かつ新たに電力指令装置を設置するスペースを確保する必要がなくなって、省スペース化が図れる。
実施の形態3.
図4は本発明の実施の形態3に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図であり、図中、前述の実施形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。なお、ここでは説明にあたって前述の図1及び図2を参照するものとする。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、図4のように電力指令装置6B内に、複数のキッチン内電気機器1〜5のうちの一つである炊飯器2の使用電力制御手段8bからの要求電力をブレーカ容量(5800W)から差し引いて比較器62に出力する減算器66を設け、比較器62は炊飯器2の使用電力制御手段からの要求電力を差し引いた電力を新たなブレーカ容量として、炊飯器2を除く他のキッチン内電気機器1,3〜5の各使用電力制御手段8a,8c〜8eからの要求電力の合計電力と比較するようにした点が前述の実施形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
既述したように、炊飯器2は、その炊飯開始ボタン2aが押されると炊飯をスタートし、吸水工程を経て大電力を投入して沸騰工程で一気に炊き上げることで、美味しいご飯を炊くことができる。換言すれば、沸騰工程で投入電力が制限されてしまうと、一気に炊き上げることができず、美味しいご飯ができない。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいては、電力指令装置6Bが炊飯器2の要求電力に対して優先順位を最も高くして、炊飯器2の要求電力を最優先で確保するようにしているので、ブレーカ容量が5800Wを超えそうになっても、沸騰工程においても電力が削減されることがなく、美味しいご飯を炊くことができる。
なお、本実施形態の電力指令装置6Bも前述の実施形態2のように誘導加熱調理器1の本体内に搭載してもよいことは言うまでもない。
実施の形態4.
図5は本発明の実施の形態4に係るキッチン内電気機器電力制御システムの要部構成を示すブロック図であり、図中、前述の実施形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。なお、ここでも説明にあたって前述の図1及び図2を参照するものとする。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、電力指令装置6Aの使用電力削減幅決定手段64を、要求電力超過量判定手段63から合計電力の超過量の入力があると、食器洗浄乾燥機5の使用電力制御手段80e(図5)に対し、洗い工程に必要な電力を下回らないように電力を確保した上で使用電力を削減するように指令する構成としている。
また、食器洗浄乾燥機5の使用電力制御手段80eを、図5のように使用電力削減幅決定手段64から使用電力削減指令があると、その使用電力削減指令と要求電力とを比較する比較器81と、比較器81の比較結果から使用電力削減量を判定して出力する使用電力削減量判定手段82と、使用電力削減量判定手段82からの使用電力削減量に応じてすすぎ工程時間を延長させるすすぎ工程時間延長指令手段83と、使用電力削減量判定手段82からの使用電力削減量に応じて乾燥工程時間を延長させる乾燥工程時間延長指令手段84とから構成したものであり、それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいて、食器洗浄乾燥機5は、スタートボタン5aが押されると洗い工程、すすぎ工程、乾燥工程を経て終了する。電力指令装置6Aは、食器洗浄乾燥機5の要求に対しては、最も優先順位を低くし、ブレーカ容量が5800Wを超えそうになった場合、洗い工程に必要な電力を下回らないように、食器洗浄乾燥機5への使用許可電力を削減する。一方、食器洗浄乾燥機5では、すすぎ工程、乾燥工程中に電力削減された場合、削減電力に応じてすすぎ工程時間、乾燥工程時間を延長する。
食器洗浄乾燥機5は、洗い工程中に電力が削減されると、洗浄ノズルから噴射される水流が弱くなり、米粒等の汚れが落ちにくくなる。本実施形態においては、洗い工程に必要な電力量を下回らないように電力を削減するので、洗い工程中はノズルからの噴射水流を確保でき、汚れ落ち性能を損なわない。また、電力削減した分、すすぎ工程時間と乾燥工程時間を延長するので、従来と同じ仕上がりとなる。食器洗浄乾燥機5は、仕上がり完了時間が延びても使用者への影響は最も少ない電気機器であるので、使用者の作業性を損なうことはない。
なお、ここでは電力削減した分、すすぎ工程時間と乾燥工程時間の両方を延長するようにしたものを例に挙げて説明したが、いずれか一方の時間のみ(例えば、すすぎ工程時間のみ)を延長するようにしてもよい。
また、本実施形態の電力指令装置も前述の実施形態2のように誘導加熱調理器1の本体内に搭載してもよいことは言うまでもない。
実施の形態5.
図6は本発明の実施の形態5に係るキッチン内電気機器電力制御システムの要部構成を示すブロック図であり、図中、前述の実施形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。なお、ここでも説明にあたって前述の図1及び図2を参照するものとする。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、電子レンジ4の使用電力制御手段80dを、図6のように使用電力削減幅決定手段64から使用電力削減指令があると、その使用電力削減指令と要求電力とを比較する比較器81と、比較器81の比較結果から使用電力削減量を判定して出力する使用電力削減量判定手段82と、使用電力削減量判定手段82からの使用電力削減量に応じて調理時間を延長させる調理時間延長指令手段85Aとから構成している。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいて、電子レンジ4は、ダイヤル4bにより加熱パワーを、ダイヤル4cにより加熱時間を設定し、スタートボタン4aを押すと、設定されたパワーを設定時間出力して調理を完了する。電力指令装置6Aは、電子レンジ4よりも優先順位の低いキッチン内電気機器の使用電力を削減する指令を送っても、ブレーカ容量が5800Wを超えそうになった場合、電子レンジ4の使用許可電力を削減する指令を送る。これにより、電子レンジ4は使用電力を削減するとともに、電力削減量に応じて、調理時間を延長する。
電子レンジ4は、調理時間が短く、本実施形態のように使用電力を削減して調理時間が延びても使用者への影響は少なく、使用者の作業性を損なうことがない。
なお、本実施形態の電力指令装置も前述の実施形態2のように誘導加熱調理器1の本体内に搭載してもよいことは言うまでもない。
実施の形態6.
図7は本発明の実施の形態6に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図であり、図中、前述の実施形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。なお、ここでも説明にあたって前述の図2を参照するものとする。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、図7のように電力指令装置6C内に、加熱口数削減決定手段67を設け、電力指令装置6Cの使用電力削減幅決定手段64に要求電力超過量判定手段63から合計電力の超過量の入力があると、加熱口数削減決定手段67が、複数のキッチン内電気機器1〜5のうちの一つである複数の加熱口1a,1b,1cを有する誘導加熱調理器1の使用電力制御手段8aに対し、少なくとも一つの加熱口の使用電力の供給停止または削減をするように指令する構成とした点が前述の実施形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいて、使用者の操作により各キッチン内電気機器1〜5が動作を開始し、各電気機器1〜5からの要求電力がブレーカ容量5800Wを超えそうになると、複電力指令装置6Cの加熱口数削減決定手段67が、誘導加熱調理器1の使用電力制御手段8aに対し、例えば一つの使用許可電力をゼロにすることで使用禁止とする。
誘導加熱調理器1は、複数の加熱口1a,1c,1bを有しているため、本実施形態のようにその一つを使用禁止としても、使用者の作業性を損なうことがない。
なお、本実施形態の電力指令装置6Cも前述の実施形態2のように誘導加熱調理器1の本体内に搭載してもよいことは言うまでもない。
実施の形態7.
図8は本発明の実施の形態7に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図であり、図中、前述の実施形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。なお、ここでも説明にあたって前述の図2を参照するものとする。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、図8のように電力指令装置6D内に、加熱口使用電力一律削減決定手段68を設け、電力指令装置6Dの使用電力削減幅決定手段64に要求電力超過量判定手段63から合計電力の超過量の入力があると、加熱口使用電力一律削減決定手段68が、複数のキッチン内電気機器1〜5のうちの一つである複数の加熱口1a,1b,1cを有する誘導加熱調理器1の使用電力制御手段8aに対し、すべての加熱口1a,1b,1cの使用電力を一律に削減するように指令する構成とした点が前述の実施形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
誘導加熱調理器1は、各加熱口1a,1c,1bの元々のパワーが3000Wと比較的大きい。したがって、本実施形態のように各加熱口1a,1c,1bの使用電力を一律、例えば各加熱口1a,1c,1bのパワーがともに2000Wとなるように削減しても、ガス調理器並みの出力が得られ、使用者の作業性を損なうことがない。
なお、本実施形態の電力指令装置6Dも前述の実施形態2のように誘導加熱調理器1の本体内に搭載してもよいことは言うまでもない。
実施の形態8.
図9は本発明の実施の形態8に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図、図10はその要部構成を示すブロック図であり、図中、前述の実施形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。なお、ここでも説明にあたって前述の図2を参照するものとする。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、図10のように複数のキッチン内電気機器1〜5のうちの一つであるグリル調理器3の使用電力制御手段80c内に、電力指令装置6Eの使用電力削減幅決定手段64から使用電力削減指令があると、その使用電力削減指令と要求電力とを比較する比較器81と、比較器81の比較結果から使用電力削減量を判定して出力する使用電力削減量判定手段82と、使用電力削減量判定手段82からの使用電力削減量に応じてグリル調理時間を延長させる調理時間延長指令手段85Bと、調理時間延長指令手段85Bからの調理時間延長指令を受けて調理残り時間を報知する調理残り時間報知手段86Aとを設けているとともに、図9のように電力指令装置6E内に、グリル調理器3の使用電力制御手段80c内の調理残り時間報知手段86Aから知らせられた調理残り時間の情報に基づいて、グリル調理完了直前であるか否かを判断するグリル調理残り時間判定手段71と、グリル調理残り時間判定手段71によりグリル調理完了直前であることが判定されると、グリル調理器3への電力の確保が最優先となるように優先順位設定手段65に対して優先順位を変更するよう指令するグリル順位変更指令手段72を設けた点が前述の実施形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいて、グリル調理器3は、ダイヤル3bにより加熱パワー、ダイヤル3cにより加熱時間を設定し、スタートボタン3aを押すと、設定されたパワーを設定時間出力して調理を完了する。電力指令装置6Eでは、各キッチン内電気機器1〜5からの要求電力がブレーカ容量5800Wを超えそうになると、グリル調理器3の要求電力に対して削減した電力を使用許可電力としてグリル調理器3に指示する。グリル調理器3は、電力削減量に応じて、設定調理時間を延長する。また、グリル調理器3が調理完了時間に近づくと、調理完了が近いことを電力指令装置6Eに連絡する。電力指令装置6Eは、この信号を受け取ると、グリル調理器3の優先順位を上げて、グリル調理器3の要求電力を確保できるように他の電気機器の電力を削減する。
このように、本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいては、各キッチン内電気機器1〜5からの要求電力がブレーカ容量5800Wを超えそうになると、電力指令装置6Eが、グリル調理器3の要求電力に対して削減した電力を使用許可電力としてグリル調理器3に指示するので、ブレーカ容量5800Wを超えないように制御することができる。
また、グリル調理器3は、電力削減量に応じて、設定調理時間を延長し、調理完了時間に近づくと、調理完了が近いことを電力指令装置6Eに連絡し、電力指令装置6Eにてこの信号を受け取ると、グリル調理器3の優先順位を上げ、他のキッチン内電気機器の電力を削減し、調理仕上げ段階でグリル調理器3の要求電力を確保できるようにしているので、従来と同等のグリル調理の焼き上がりが確保でき、調理性能を損なうことがない。
なお、本実施形態の電力指令装置6Eも前述の実施形態2のように誘導加熱調理器1の本体内に搭載してもよいことは言うまでもない。
実施の形態9.
図11は本発明の実施の形態9に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図、図12はその要部構成を示すブロック図であり、各図中、前述の実施の形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。なお、ここでは説明にあたって前述の図2及び図10を参照するものとする。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、複数のキッチン内電気機器1〜5のうちの幾つかは調理機器であり、電力指令装置6Fは、これら調理機器による調理の仕上がり時間(ここではグリル調理と電子レンジ調理の仕上がり時間)が略同一になるように電力制御するものである。
これを更に詳述すると、本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、図11のようにグリル調理器3の使用電力制御手段80cが前述の実施形態8で説明した使用電力制御手段80c(図10)と同一構成を有している。したがって、ここでは使用電力制御手段80cの説明は省略する。電子レンジ4の使用電力制御手段800dも基本的に使用電力制御手段80cと同様の構成を有している。すなわち、電子レンジ4の使用電力制御手段800d内には、図12のように電力指令装置6Fの使用電力削減幅決定手段64から使用電力削減指令があると、その使用電力削減指令と要求電力とを比較する比較器81と、比較器81の比較結果から使用電力削減量を判定して出力する使用電力削減量判定手段82と、使用電力削減量判定手段82からの使用電力削減量に応じて電子レンジ調理時間を延長させる調理時間延長指令手段85Cと、調理時間延長指令手段85Cからの調理時間延長指令を受けて調理残り時間を報知する調理残り時間報知手段86Bとが設けられている。
また、図11のように電力指令装置6F内に、図10のグリル調理器3の使用電力制御手段80c内の調理残り時間報知手段86Aから知らせられた調理残り時間の情報に基づいて、グリル調理残り時間を判断するグリル調理残り時間判定手段71Aと、電子レンジ4の使用電力制御手段800d内の調理残り時間報知手段86Bから知らせられた調理残り時間の情報に基づいて、電子レンジ調理残り時間を判断するする電子レンジ調理残り時間判定手段73と、グリル調理残り時間判定手段71Aからのグリル調理残り時間と電子レンジ調理残り時間判定手段73からの電子レンジ調理残り時間とを比較する比較器81と、比較器81の比較結果、つまりこれらの間の時間差を電子レンジ出力値に換算して出力する電子レンジ出力換算手段75と、使用電力削減幅決定手段64によって決定された電子レンジに対する使用電力の削減幅を、グリル調理器3と電子レンジ4の両者の調理仕上がり時間が同一になるように電子レンジ出力換算手段75から出力された電子レンジ出力値を用いて補正し、電子レンジ4の使用電力制御手段800dに返信する電子レンジ使用電力削減幅補正手段76と、を設けた点が前述の実施形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいて、グリル調理器3は、ダイヤル3bにより加熱パワー、ダイヤル3cにより加熱時間を設定し、スタートボタン3aを押すと、設定されたパワーを設定時間出力して調理を完了する。また、電子レンジ4は、ダイヤル4bにより加熱パワー、ダイヤル4cにより加熱時間を設定し、スタートボタン4aを押すと、設定されたパワーを設定時間出力して調理を完了する。電力指令装置6Fでは、各キッチン内電気機器1〜5からの要求電力がブレーカ容量5800Wを超えそうになると、グリル調理器3の要求電力に対して削減した電力を使用許可電力としてグリル調理器3の使用電力制御手段80cに指示するとともに、電子レンジ4の要求電力に対して削減した電力を使用許可電力として電子レンジ4の使用電力制御手段800dに指示する。これにより、グリル調理器3と電子レンジ4とは、それぞれの電力削減量に応じて、設定調理時間を延長するとともに、電力指令装置6Fに対して、それぞれの調理残り時間を知らせる。
電力指令装置6Fでは、グリル調理器3と電子レンジ4からそれぞれの調理残り時間が知らせられると、グリル調理と電子レンジ調理の仕上がり時間の時間差を求めて、求めた時間差を電子レンジ出力値に換算し、この電子レンジ出力値によって電子レンジ使用電力削幅を補正(加熱パワーを落とし)してから、電子レンジ4の使用電力制御手段800dに返信して、グリル調理器3と電子レンジ4の両者の調理仕上がり時間が同一になるようにする。
このように、本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいては、両者の調理仕上がり時間が同一になるようにかつブレーカ容量5800Wを超えないように電力を制御するので、使用者の作業性を損なうことがない。
なお、本実施形態の電力指令装置6Fも前述の実施形態2のように誘導加熱調理器1の本体内に搭載してもよいことは言うまでもない。
実施の形態10.
図13は本発明の実施の形態10に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図、図14は本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムを組み込んだシステムキッチンを示す斜視図であり、各図中、前述の実施の形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、各キッチン内電気機器1〜5に、それぞれ電力供給優先ボタン9a,9b,9c,9d,9eを設けるとともに、電力指令装置6Gに、電力供給優先ボタン9a〜9eのいずれかが押されたものと判断すると、電力供給優先ボタンが押されたキッチン内電気機器への電力の確保が最優先となるように優先順位を変更させる優先順位変更指令手段77を設けた点が前述の実施形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムにおいて、各キッチン内電気機器1〜5の電力供給優先ボタン9a〜9eのいずれかが押されると、優先順位変更指令手段77は優先順位設定手段65に対して電力供給優先ボタンが押されたキッチン内電気機器への電力の確保が最優先となるように優先順位を変更させるよう指令する。これにより、優先順位が変更され、この変更された優先順位が使用電力削減幅決定手段64に設定される。そして、使用電力削減幅決定手段64は、変更された優先順位に基づいて各キッチン内電気機器1〜5に対する使用電力の削減幅を決定する。この優先順位は、当該電力供給優先ボタンが押されたキッチン内電気機器の動作が終了すれば、キャンセルされ、リセットされる。
このように、本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムによれば、各キッチン内電気機器1〜5に電力供給優先ボタン9a〜9eを設けて、電力供給優先ボタン押されたキッチン内電気機器への電力の確保が最優先となるようにしたので、使用者の要求するキッチン内電気機器に最優先で電力を供給させることができ、使用者の作業性を損なうことがない。
なお、本実施形態の電力指令装置6Gも前述の実施形態2のように誘導加熱調理器1の本体内に搭載してもよいことは言うまでもない。
実施の形態11.
図15は本発明の実施の形態11に係るキッチン内電気機器電力制御システムの要部である表示部の表示状態を示す図である。なお、ここでも説明にあたって前述の図1及び図2を参照するものとする。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムは、電力指令装置6Aと信号線で結ばれて電力指令装置6Aによる制御状況を知らせる報知手段すなわち液晶表示装置90を電力指令装置部または、キッチン内の任意の場所に設置したものである。
液晶表示装置90には、キッチン内電気機器1〜5の使用電力制御手段8a〜8eからの要求電力に対して電力指令装置6Aから使用電力削減幅が返信されると、当該キッチン内電気機器が電力制限中であることを例えば図15(a)の通常表示状態(文字色を統一して電力供給の優先順位の高い順に電気機器の名前を表示しいてる状態)から図15(b)の電子レンジ及び食器洗浄乾燥機の表記部分90aのように色分け表示等によって報知できるようにしたものである。
本実施形態のキッチン内電気機器電力制御システムによれば、液晶表示装置90によって使用者が電力制限中であることが分かるので、使用者が状況にあわせて、優先ボタンを操作したり、他の電気機器の電力を調整することができて、利便性が増す。
本発明の実施の形態1に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るキッチン内電気機器電力制御システムを組み込んだシステムキッチンを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係るキッチン内電気機器電力制御システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5に係るキッチン内電気機器電力制御システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態6に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態7に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図組み込んだシステムキッチンを示す斜視図である。 本発明の実施の形態8に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態8に係るキッチン内電気機器電力制御システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態9に係るキッチン内電気機器電力制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態9に係るキッチン内電気機器電力制御システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態10に係るキッチン内電気機器電力制御システム気機器システムの制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態10に係るキッチン内電気機器電力制御システムを組み込んだシステムキッチンを示す斜視図である。 本発明の実施の形態11に係るキッチン内電気機器電力制御システムの要部である表示部の表示状態を示す図である。
符号の説明
1 誘導加熱調理器(キッチン内電気機器)、1a,1b,1c 加熱口、2 炊飯器(キッチン内電気機器)、3 グリル調理器(キッチン内電気機器)、4 電子レンジ(キッチン内電気機器)、5 食器洗浄乾燥機(キッチン内電気機器)、6A〜6G 電力指令装置、7 ブレーカ、8a〜8e,80c,80d,800d 使用電力制御手段、9a〜9e 電力供給優先ボタン、61 要求電力加算器、62,74 比較器、63 要求電力超過量判定手段、64 使用電力削減幅決定手段、65 優先順位設定手段、66 減算器、67 加熱口数削減決定手段、68 加熱口使用電力一律削減決定手段、71,71A グリル調理残り時間判定手段、72 グリル順位変更指令手段、73 電子レンジ調理残り時間判定手段、75 電子レンジ出力換算手段、76 電子レンジ使用電力削減幅補正手段、77 優先順位変更指令手段、82 使用電力削減量判定手段、83 すすぎ工程時間延長指令手段、84 乾燥工程時間延長指令手段、85A,85B,85C 調理時間延長指令手段、86A,86B 調理残り時間報知手段、90 液晶表示装置(報知手段)。

Claims (14)

  1. 一つのブレーカを介して電力が供給される複数のキッチン内電気機器と、
    各々のキッチン内電気機器が使用できる最大電力を指令する電力指令装置とを備え、
    各キッチン内電気機器は、前記電力指令装置へ要求電力を送信するとともに、前記電力指令装置から送信される前記最大電力を超えないように電力制御する使用電力制御手段を備え、
    電力指令装置は、
    各キッチン内電気機器の使用電力制御手段からの前記要求電力を合計する要求電力加算器と、
    前記要求電力加算器が加算した合計電力とブレーカ容量とを比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果から合計電力の超過量を判定し、出力する要求電力超過量判定手段と、
    前記要求電力超過量判定手段からの前記合計電力の超過量と予め定めた優先順位に従って、各キッチン内電気機器に対する使用電力の削減幅を決定し、これら各キッチン内電気機器の前記使用電力制御手段に前記最大電力を返信する使用電力削減幅決定手段とを備え、
    各キッチン内電気機器の使用電力制御手段は、前記要求電力より前記最大電力の方が小さいとき、前記最大電力を超えないように使用電力を削減して機器の運転をするとともに、その使用電力削減量に応じて対応する機器の運転時間を延長することを特徴とするキッチン内電気機器電力制御システム。
  2. 一つのブレーカを介して電力が供給される複数のキッチン内電気機器と、
    各々のキッチン内電気機器が使用できる最大電力を指令する電力指令装置とを備え、
    各キッチン内電気機器は、
    前記電力指令装置へ要求電力を送信するとともに、前記電力指令装置から送信される前記最大電力を超えないように電力制御する使用電力制御手段と、電力供給優先ボタンをそれぞれ備え、
    電力指令装置は、
    各キッチン内電気機器の使用電力制御手段からの前記要求電力を合計する要求電力加算器と、
    前記要求電力加算器が加算した合計電力とブレーカ容量とを比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果から合計電力の超過量を判定し、出力する要求電力超過量判定手段と、
    前記要求電力超過量判定手段からの前記合計電力の超過量と予め定めた優先順位もしくは前記電力供給優先ボタンが押されることによって変更された優先順位に従って、各キッチン内電気機器に対する使用電力の削減幅を決定し、これら各キッチン内電気機器の前記使用電力制御手段に前記最大電力を返信する使用電力削減幅決定手段と、
    を備えることを特徴とするキッチン内電気機器電力制御システム。
  3. 前記電力指令装置の前記使用電力削減幅決定手段は、前記ブレーカ容量を超えないようにかつ優先順位の低いキッチン内電気機器の使用電力制御手段へは使用電力を減らすように前記電力要求のあった各キッチン内電気機器に対する使用電力の削減幅を決定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  4. 前記電力指令装置は、前記複数のキッチン内電気機器のうちの一つである誘導加熱調理器の本体内に搭載されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  5. 複数のキッチン内電気機器は、炊飯器、誘導加熱調理器、グリル調理器、電子レンジ、及び食器洗浄乾燥機からなり、炊飯器、誘導加熱調理器、グリル調理器、電子レンジ、食器洗浄乾燥機の順で電力確保の前記優先順位が定められていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  6. 前記電力指令装置は、前記複数のキッチン内電気機器のうちの一つである炊飯器の使用電力制御手段からの要求電力を前記ブレーカ容量から差し引いて前記比較器に出力する減算器をさらに設け、前記比較器は前記炊飯器の使用電力制御手段からの要求電力を差し引いた電力を新たなブレーカ容量として、炊飯器を除く他のキッチン内電気機器の各使用電力制御手段からの要求電力の合計電力と比較することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  7. 前記電力指令装置の前記使用電力削減幅決定手段は、前記要求電力超過量判定手段から前記合計電力の超過量の入力があると、前記複数のキッチン内電気機器のうちの一つである食器洗浄乾燥機の使用電力制御手段に対し、洗い工程に必要な電力を下回らないように使用電力を削減するように指令し、該食器洗浄乾燥機の使用電力制御手段は、前記使用電力削減指令に従って使用電力を削減するとともに、その使用電力削減量に応じてすすぎ工程時間または乾燥工程時間の少なくとも一方の時間を延長することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  8. 前記電力指令装置の前記使用電力削減幅決定手段は、前記要求電力超過量判定手段から前記合計電力の超過量の入力があると、前記複数のキッチン内電気機器のうちの一つである電子レンジの使用電力制御手段に対し、使用電力を削減するように指令し、該電子レンジの使用電力制御手段は、前記使用電力削減指令に従って使用電力を削減するとともに、その使用電力削減量に応じて調理時間を延長することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  9. 前記電力指令装置は、加熱口数削減決定手段をさらに備え、
    前記電力指令装置の前記使用電力削減幅決定手段に前記要求電力超過量判定手段から前記合計電力の超過量の入力があると、前記加熱口数削減決定手段は、前記複数のキッチン内電気機器のうちの一つである複数の加熱口を有する誘導加熱調理器の使用電力制御手段に対し、少なくとも一つの加熱口の使用電力の供給停止または削減をするように指令することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  10. 前記電力指令装置は、加熱口使用電力一律削減決定手段をさらに備え、
    前記電力指令装置の前記使用電力削減幅決定手段に前記要求電力超過量判定手段から前記合計電力の超過量の入力があると、加熱口使用電力一律削減決定手段は、前記複数のキッチン内電気機器のうちの一つである複数の加熱口を有する誘導加熱調理器の使用電力制御手段に対し、すべての加熱口の使用電力を一律に削減するように指令することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  11. 前記電力指令装置は、前記複数のキッチン内電気機器のうちの一つであるグリル調理器の使用電力制御手段が使用電力削減指令に従って削減した使用電力量に応じて延長した調理時間に基づいて、グリル調理完了直前であると判断すると、グリル調理器への電力の確保が最優先となるように優先順位を変更するグリル順位変更指令手段をさらに備え、
    前記電力指令装置の前記使用電力削減幅決定手段は、前記要求電力超過量判定手段から前記合計電力の超過量の入力があると、前記グリル調理器の前記使用電力制御手段に対し、使用電力を削減するように指令し、前記グリル順位変更指令手段が前記優先順位を変更すると、前記変更された優先順位に基づいて前記グリル調理器の要求電力が確保できるように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  12. 複数のキッチン内電気機器のうちの幾つかは調理機器であり、電力指令装置は、これら調理機器の仕上がり時間が略同一になるように電力制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  13. 前記電力指令装置による制御状況を知らせる報知手段を設け、前記キッチン内電気機器の前記使用電力制御手段からの要求電力に対して前記電力指令装置から使用電力削減幅が返信されると、当該キッチン内電気機器が電力制限中であることを報知することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
  14. 前記報知手段は、電力供給の優先順位の高い順に電気機器の名前を表示し、電力制限中であることを色分け表示によって報知することを特徴とする請求項13記載のキッチン内電気機器電力制御システム。
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